JPH018570Y2 - - Google Patents

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JPH018570Y2
JPH018570Y2 JP1984022233U JP2223384U JPH018570Y2 JP H018570 Y2 JPH018570 Y2 JP H018570Y2 JP 1984022233 U JP1984022233 U JP 1984022233U JP 2223384 U JP2223384 U JP 2223384U JP H018570 Y2 JPH018570 Y2 JP H018570Y2
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JP
Japan
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long
protrusions
platform
protrusion
group
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Application number
JP1984022233U
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English (en)
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JPS59147717U (ja
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Publication of JPS59147717U publication Critical patent/JPS59147717U/ja
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  • Road Paving Structures (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は安全側と危険側を区別するために危険
区域を有する歩行場所に貼着して、盲人が危険側
に不用意に入り、特にプラツトホームの端部から
軌道内に転落することを予防する盲人用のプラツ
トホーム端部ブロツクに関するもので、固形化す
る材質であつて長方形基板の上面に安全側から危
険側へかけて、即ちプラツトホームの内方から線
路側にかけて長方形基板の上面と、該上面に突設
した長突条群の頂面に接する接線とが角度を付す
如く、各長突条の高さを長方形基板の危険側端部
へかけて次第に高く形成すると共に、危険側へ近
づく程度さが略倍づつ段階的に変化し、順次長く
なる各長突条群を常に足裏で異なつた高さと長さ
として感知できる配列とし、且つ危険側の端部に
は各長突条の巾より巾広の長突条を突設し、然も
各長突条間に溝を形成する如く、複数の長突条を
接近させて成る長突条群を長方形基板上に一定間
隔を保持して突設したことを特徴とする。
而して、盲人用プラツトホーム端部ブロツク上
を歩行する盲人には足裏からの触覚、または所持
している白杖からの感覚により長突条の長さの変
化を知覚させて線路上への転落事故を防止するこ
とと、接近して設けられた長突条間に溝が形成さ
れるため足裏から違和感を感知し易くすること、
並びに長突条上を歩行しても滑らないように安定
感を増すことを目的とし、併せて各長突条の頂部
に接する接線は長方形基板の上面に対し危険側へ
向かつて僅かな上に勾配が付され、該接線を水平
となるように設置すると、長方形基板の上面が危
険側(プラツトホーム端部側)に向かつて下り勾
配となり、長方形基板上の水はけを良好にするか
ら基板上面に水が溜まらずスリツプや転倒事故を
防止して安全に歩行できることを目的とする。
以下に本考案の実施例を図面によつて詳述する
と、第1図乃至第5図に示すように、固形化する
材質から成る長方形の基板1上に安全側たるプラ
ツトホームの内方側から危険側たる線路側へかけ
て短小で、且つ背丈の低い長突条2を2条づつ接
近させてそれぞれの長突条間に溝を形成する如く
一対にすると共に、各一対の長突条2,2を一定
間隔を保持して、その長手方向を線路方向と平行
させて多数個突設する。
次いで、上記長突条2の2倍強の長さと、長突
条2よりも稍背高く形成した一対の長突条3,3
を一定間隔を保持し、且つその長手方向を線路方
向と平行させて前記長突条2…に隣り合つて多数
個突設すると共に、該長突条3の2倍強の長さ
と、長突条3よりも稍背高く形成した一対の長突
条4,4を一定間隔を保持し、且つ長手方向を線
路方向と平行させて前記長突条3…に隣り合つて
多数個突設する。
基板1の危険側の側縁部には、長突条4の巾よ
り巾広で、且つ頂部を黄色(危険色)に着色した
長突条5を前記長突条4に接近させて各長突条間
に溝を形成する如く突設すると共に、各長突条の
周縁を欠落して丸味を付しておく。
基板1の底面には、路線方向と直交する方向
に、該方向の基板1の長さよりも若干短い長さと
成した3条で一対とした長突条6…を一定間隔を
保持して多数個突設して成るものである。
而して、本考案ブロツクは第6図に示すよう
に、プラツトホームの端部に接着剤などを用いて
表面の各長突条の長手方向を線路と平行させ、且
つ各長突条の頂部に接する接線(第1図において
一点鎖線にて示す)が水平となるよう貼着する。
本考案はこのようにして成るから、本考案ブロ
ツク上を歩行する盲人は足裏からの触覚または白
杖からの知覚によつて安全側は長突条の長さ及び
高さが短く低く、また危険側は長く高く形成され
ているため容易に安全側と危険側を確認でき、ま
た足裏からの感覚によつて常に異なつた長さの長
突条を触覚できるため危険側を予知できると共
に、高低の差によりプラツトホーム端部までの距
離を予知できる。更には側縁部に長突条2,3,
4の巾より巾広の長突条5を突設しているからプ
ラツトホーム端部の位置を確実に覚知できる。従
つて、従来のようにプラツトホーム端部を白杖で
叩打して確かめる場合に誤つて線路側へのめり転
落するような事故を完全に防止できる。
而して、各長突条の頂部に接する接線は、長方
形基板の上面に対し危険側へ向かつて僅かな上り
勾配が付されているから、該接線が水平となるよ
うにブロツクを設置すると、基板1の上面は線路
側に対して下り勾配となり、且つ表面の各長突条
の側面と基板1の上面には空間があるため、基板
1上の水はかかる空間をつたつて線路軌道内へ排
除され、該上面には水が溜まらず水はけが良好で
あつて、降雨時においてもプラツトホーム端を支
障なく歩行できる。更に、本考案ブロツクを多数
個連続して貼着するとき、ブロツク相互の側面に
目地詰めを施すのであるが、基板1の両側上面に
は前記空間があり平坦に形成されているから目地
詰めに手間がかからず施工が容易である。
而して、基板1の底面に突設した長突条6…
は、接着剤との親和を高め接着を強固に成すと共
に、ブロツクの天地を反転して長突条6…を上面
にあるようにしてスロープに貼着すると、滑り止
め効果を奏したスロープとすることができる。
また、各長突条間に形成される溝によつて耐摩
耗度が倍増すると共に、足裏から違和感を感知し
易く、更に滑り止め効果を発揮するためプラツト
ホーム端で滑り転倒する恐れがなく、進入してく
る列車に誤つて接触するような事故を未然に防止
できる。
プラツトホームの端部に位置する長突条5は、
その巾を広く形成し、且つ頂部を黄色に着色して
いるため、正眼者に対してもプラツトホームの端
部を認識させ危険を予知させるのである。また、
長突条5及び4により形成されるプラツトホーム
の端部に位置する長突条群の内方側縁を盲人が白
杖で叩打したとき、その反作用で身体は安全側へ
傾くため線路側へのめる恐れがない。
このように本考案の構造は堅牢で耐久性に富
み、然も社会福止に貢献する有用考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は同平面図、第3図は同右側面図、第
4図は同左側面図、第5図は同底面図、第6図は
本考案ブロツクをプラツトホーム端縁に設置した
状態を示す斜視図である。 1……基板、2,3,4,5,6……長突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各長突条間に溝を形成する如く複数の長突条を
    接近させて成る長突条群が、長方形基板の上面に
    一定間隔を保持し、且つ危険区域と平行に突設さ
    れ、しかも長方形基板の上面と前記各長突条群の
    頂面に接する接線とが角度を付す如く各長突条の
    高さを長方形基板の危険側端部へかけて次第に高
    く形成すると共に、危険側へ近づく程長さが略倍
    づつ段階的に変化し順次長くなる各長突条群を常
    に足裏で異なつた高さと長さとして感知できる配
    列とし、該長突条群の頂面に接する接線を水平に
    設置し、長方形基板の上面をプラツトホーム端縁
    側へ僅かな下り勾配と成すことを特徴とする盲人
    用プラツトホーム端部ブロツク。
JP1984022233U 1984-02-16 1984-02-16 盲人用ブロツク Granted JPS59147717U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984022233U JPS59147717U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 盲人用ブロツク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984022233U JPS59147717U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 盲人用ブロツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59147717U JPS59147717U (ja) 1984-10-02
JPH018570Y2 true JPH018570Y2 (ja) 1989-03-08

Family

ID=30153337

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JP1984022233U Granted JPS59147717U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 盲人用ブロツク

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JPS59147717U (ja) 1984-10-02

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