JP5281545B2 - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、成長用基板の上に複数の半導体層を積層して半導体発光素子を製造する半導体発光素子の製造方法であって、特に、レーザリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)によって積層した半導体層から成長用基板を剥離する工程を有する製造方法に関する。
従来から、AlxInyGazN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)を半導体膜の主材料とする半導体発光素子の分野において、結晶成長には、低価格であり、AlInGaNのエピタキシャル成長が可能であり、且つ高品質な半導体膜を結晶成長することができる異種基板が用いられている。例えば、当該異種基板としては、サファイア基板が用いられる。しかしながら、青色発光に対するサファイア基板の光屈折率は半導体膜の光屈折率よりも低いため、活性層から放射された青色発光の一部が再び活性層内部に反射されてしまい、半導体発光素子の光取り出し効率の低下に繋がっていた。
このような問題を解決するために、近年においては、半導体膜の結晶成長に使用した成長用基板が除去された、いわゆる縦型の半導体発光素子が注目され且つその研究が盛んに行われている。また、成長用基板の除去には、レーザリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)、研削・研磨、又はドライエッチングが用いられている。例えば、特許文献1及び2には、レーザリフトオフを用いた半導体発光素子の製造方法が開示されている。
特開2006−73619号公報 特開2007−134415号公報
レーザリフトオフを用いた半導体発光素子の製造方法においては、レーザリフトオフを施す前に、レーザリフトオフ時に発生するNガスをウエハの外部に放出させるための分離溝が一般に形成される。当該分離溝は、成長用基板上に結晶成長した半導体膜を貫通するようにドライエッチングにより形成され、スクライブラインとしての機能もある。しかしながら、ドライエッチングのプラズマは半導体膜に損傷を与えるため、半導体膜の一部であるpクラッド層の側面部分(分離溝から露出する面)は高抵抗化し、半導体膜の一部である活性層の側面部分(分離溝から露出する面)は発光機能を喪失し、半導体発光素子の発光出力の低下を招く問題が生じる。また、ドライエッチング中に飛散した不純物、及びその後の工程で混入した埃が露出した活性層の側面部分に付着するとリークの原因になり、半導体発光素子の歩留まりを低下させる問題も生じる。
上述した不具合を避けるために、分離溝を設けずに成長用基板の除去を行うことが考えられるが(例えば、特許文献2)、レーザリフトオフ時に発生するNガス及びGaの体積膨張により半導体膜にクラックが発生してしまい、半導体発光素子の歩留まりが著しく低下してしまう。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、その目的は、レーザリフトオフを用いた半導体発光素子の製造方法において、歩留まり及び発光出力の向上を図ることができる製造方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、半導体発光素子の製造方法であって、成長用基板の第1主面上に第1の導電型を有する第1半導体層、活性層及び第2の導電型を有する第2半導体層を順次積層して半導体成長層を形成する工程と、第2半導体層の上に互いに離間した複数の接合電極と、第2半導体層に接合電極の各々を囲む格子状の誘導溝と、を形成する工程と、接合電極を介して支持体と半導体成長層とを接合する工程と、成長用基板の第2主面側からレーザを照射して成長用基板を剥離する工程と、半導体成長層の一部を半導体成長層を貫通するように除去して半導体成長層を半導体発光素子の素子領域ごとに分割する工程と、半導体成長層の除去領域に沿って支持体を切断して半導体発光素子ごとに分離する工程と、有し、除去領域は誘導溝が形成された領域を含み、誘導溝によって形成される第2半導体層の側壁は、誘導溝の交差部において面取りされた形状を有することを特徴とする。
本発明の半導体発光素子の製造方法においては、第2半導体層に接合電極の各々の囲む格子状の誘導溝を形成するため、その後に施されるレーザリフトオフ時に発生するクラックの発生箇所を制御することが可能になる。また、第2半導体層にのみ誘導溝を形成するため、溝形成時における半導体成長層への損傷を最小限にすることが可能になる。
更に、本発明の半導体成長層の一部を除去する工程においては、誘導溝が形成された領域も除去するため、溝形成時における損傷部分が除去され、高い歩留まり及び高い信頼性を有する半導体発光素子を製造することが可能になる。
更に、誘導溝によって形成される第2半導体層の側壁は誘導溝の交差部において面取りされた形状を有するため、レーザリフトオフ時に発生するガスの圧力を分散することが可能になる。これにより、成長用基板を高い精度且つ容易に剥離することが可能になる。
以上のように、本願発明により、レーザリフトオフを用いた半導体発光素子の製造方法において、歩留まり及び発光出力の向上を図ることができる製造方法を提供することができる。
本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法における各製造工程を示す断面図である。 サファイア基板上に結晶成長した半導体成長層を示す断面図である。 図1(c)に示された製造工程を示す平面図である。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法における各製造工程を示す断面図である。 (a)はレーザリフトオフ時におけるレーザ照射方法を説明するための概略構成図であり、(b)はレーザ照射回数を説明するための概略構成図である。 (a)は本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法によってサファイア基板が剥離した後の剥離面の顕微鏡写真であり、(b)は図6(a)の誘導溝の交差部分の拡大写真である。 (a)は本発明の実施例1に係る製造方法とは異なる方法でレーザリフトオフを施した後の剥離面の顕微鏡写真であり、(b)は図7(a)の誘導溝の交差部分の拡大写真である。 本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法において形成される誘導溝の変形例を示す平面図である。 本発明の実施例2に係る半導体発光素子の製造方法において形成される誘導溝の平面図である。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1乃至図5を参照しつつ、本発明の実施例1に係る半導体発光素子の製造方法について詳細に説明する。
(成長用基板準備工程)
本実施例においては、有機金属気相成長法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)によりAlxInyGazN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)からなる半導体成長層を形成することができる基板(成長用基板)としてC面サファイア基板11(以下、単にサファイア基板11と称する)を準備する。なお、成長用基板としては、本実施例のC面サファイア基板に限らず、R面サファイア基板、MgAl又はSiC等の基板を用いることもできる。
(半導体成長層形成工程)
次に、MOCVDにより、成長用基板11の第1主面上に、AlxInyGazN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)からなる半導体成長層12を形成する(図1(a)、図2)。ここで、半導体成長層12を構成する各半導体層は、MOCVD法によりウルツ鉱型結晶構造のC軸方向に沿って、サファイア基板11の上に順次積層される。具体的には、以下のような処理を経て半導体成長層12が形成される。
先ず、サファイア基板11をMOCVD装置に投入し、約摂氏1000度(1000℃)の水素雰囲気中において、約10分間の加熱(サーマルクリーニング)をサファイア基板11に施す。続いて、基板温度(成長温度)を約500℃に調整して、TMG(トリメチルガリウム)(流量:10.4μmol/min)及びNH(流量:3.3LM)を約3分間供給することにより、GaN層からなる低温バッファ層13Aを形成する。その後、基板温度を約1000℃まで昇温し、かかる状態を約30秒間保持することで低温バッファ層13Aを結晶化する。続いて、基板温度を約1000℃に保持し、TMG(流量:45μmol/min)及びNH(流量:4.4LM)を約20分間供給することにより、膜厚約1μm程度の下地GaN層13Bを形成する。次に、基板温度を約1000℃に保持し、TMG(流量:45μmol/min)、NH(流量:4.4LM)及びドーパントガスとしてSiH(流量:2.7×10-9mol/min)を約120分間供給することにより、膜厚約7μm程度のn型GaN層からなるn型半導体層13を形成する。
続いて、n型半導体層13の上に活性層14を形成する。本実施例では、活性層14には、InGaN/GaNからなる多重量子井戸構造を適用し、InGaN/GaNを1周期として5周期の成長が行われる。具体的には、基板温度が約700℃の状態において、TMG(流量:3.6μmol/min)、TMI(トリメチルインジウム)(流量:10μmol/min)、NH(流量4.4LM)を約33秒間供給することにより、膜厚約2.2nmのInGaN井戸層を形成する。続いて、TMG(流量:3.6μmol/min)、NH(流量:4.4LM)を約320秒間供給することにより、膜厚約15nmのGaN障壁層を形成する。かかる処理を5周期分繰り返すことにより、活性層14が形成される。
次に、基板温度を約870℃まで昇温して、TMG(流量:8.1μmol/min)、TMA(トリメチルアルミニウム)(流量:7.5μmol/min)、NH(流量:4.4LM)及びドーパントとしてCP2Mg(ビスシクロペンタディエニルマグネシウム:bis-cyclopentadienyl Mg)(流量:2.9×10-7μmol/min)を約5分間供給することにより、膜厚約40nmのp型AlGaNクラッド層15Aを形成する。続いて、基板温度を約870℃に保持したままで、TMG(流量:18μmol/min)、NH(流量:4.4LM)及びドーパントとしてCP2Mg(流量:2.9×10-7μmol/min)を約7分間供給することにより、膜厚約150nmのp型GaN層からなるp型半導体層(GaN層)15を形成する。
以上の処理が行われることにより、低温バッファ層13A、下地GaN層13B、n型半導体層13、活性層14、p型AlGaNクラッド層15A及びp型半導体層15が順次積層された積層構造体である半導体成長層12が形成される(図2参照)。なお、低温バッファ層13A、下地GaN層13B、及びp型AlGaNクラッド層15Aは他の層と比較して非常に薄いため、図1及び図4の断面図においては省略する。また、本実施例においては、成長用基板に六方晶であるサファイア基板11が用いられている。このため、サファイア基板11の上に成長する半導体成長層12は、ウルツ鉱型(六方晶)の結晶構造を持つIII族窒化物半導体結晶である。
(p電極形成工程)
次に、p型半導体層15の表面の所望の領域に、p電極(接合電極)16及び絶縁保護層17を形成する(図1(b))。より具体的には、p電極16の周囲を絶縁保護層17が包囲するように、p電極16及び絶縁保護層17を形成する。具体的な工程としては、先ず、p型半導体層15の上にレジストを塗布する。続いて、フォトリソグラフィによって当該レジストをパターニングする。パターニングされたレジストの開口部分に真空蒸着法又はスパッタ法等の公知の成膜技術により、SiOを堆積する。その後、当該レジストを除去し、絶縁保護層17を形成する(リフトオフ法)。次に、p型半導体層15及び絶縁保護層17を覆うようにレジストを塗布する。続いて、フォトリソグラフィによって当該レジストをパターニングする。パターニングされたレジストの開口部分に電子ビーム蒸着により、Pt(1nm)、Ag(150nm)、Ti(100nm)、Pt(100nm)、Ti(25nm)、W(100nm)、Ti(25nm)、Pt(10nm)、Au(200nm)を順次堆積する。その後、当該レジストを除去し、p電極16を形成する。なお、本実施例においては、p電極16の周囲を絶縁保護層17が包囲するように各レジストのパターニングが施される。また、p電極16は、上述した構造により、p型半導体層15との優れた密着性及びオーミック性、後述する支持体との優れた接合特性を備えている。更に、p電極16は、活性層14からの放出される光を効率よく反射し、堆積した金属の拡散を高精度で防止(特に、半導体成長層12への混入防止)することができる。
(誘導溝形成工程)
次に、p型半導体層15の表面に、幅が約5μm、深さが約100nmの誘導溝18を形成する(図1(c))。具体的な工程としては、先ず、p電極16及び絶縁保護層17を覆うようにレジスト19を塗布する。続いて、フォトリソグラフィによってレジスト19をパターニングする。次に、レジスト19が塗布された状態のサファイア基板11を、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)装置に投入する。続いて、ClとArの混合ガスをエッチングガスに用いたドライエッチングにより、p型半導体層15の表面に誘導溝18を形成する。その後、レジスト19を除去する。
誘導溝18は、活性層14に到達することがなく、p型半導体層15のみに形成されている。これにより、ドライエッチング中のプラズマよる半導体成長層12の損傷を最小限に抑えることができる。なお、誘導溝18の断面形状は、深くなるにつれて溝の面積が小さくなるようなV字型である。なお、V字型に限られることなく、矩形状であっても良い。
また、誘導溝18をレジスト19の形成面側から目視した場合の平面図を、図3に示す。図3に示されているように、誘導溝18は、p型半導体層15の表面上において格子状に形成されている。また、誘導溝18が交差する領域の側面の形状は、面取りされた形状となっており、曲面形状である。特に、図5(a)に示されているように、p型半導体層15の表面内において、誘導溝18の交差部の側面は1/4円形状である。なお、レジスト19は、図3で示されているような誘導溝18を形成することができるように、略正方形であり且つ各頂点部分が曲面状に面取りされた形状になるようにパターニングが施される。特に、p型半導体層15の表面内において、レジスト19の各頂点部分の形状は円弧状(1/4円形状)である。以上のことから、誘導溝18によって形成されるp型半導体層15の側壁は、誘導溝の交差部において曲面状に面取りされている。誘導溝18及びp型半導体層15の側壁の形状を上述した形状にする理由は、後述するサファイア基板11の剥離時における発生ガス等による圧力の分散及び後述するクラックが形成される部分の体積を増加させるためであるが、詳細な内容については後述する。
なお、誘導溝18の深さは、10〜120nmに調整することが好ましい。これは、深さが10nm未満になると、後述するレーザリフトオフによるクラック発生領域を制御することが困難になり、深さが120nmよりも大きくなると、p型半導体層15を貫通して活性層14に損傷を与えるからである。つまり、p型半導体層15の厚みを30nm以上残すことが好ましい。また、誘導溝18の幅は1〜10μmの範囲で調整することが好ましい。これは、幅が1μm未満になると、後述するレーザリフトオフによるクラック発生領域を制御することが困難になり、幅が10μmよりも大きくなると、半導体発光素子の取り数(生産数)が少なくなり、コスト増に繋がるからである。
(貼り合わせ工程)
誘導溝18が形成された後に、上記工程で経て得られたウエハ(すなわち、半導体成長層12が形成された状態のサファイア基板11)と、準備した支持体20と、を貼り合わす(図1(d))。
より具体的な工程としては、先ず、導電性支持基板(例えば、ホウ素が添加されたシリコン基板)、電極層及び半田層からなる支持体20を準備する。より具体的な構造としては、導電性支持基板の表面(第1の主面)上には、スパッタリングによって電極層が形成されている。電極層は、例えば、チタン及び白金から構成される多層膜である。ここで、チタンの膜厚は約25nmであり、白金の膜厚は約100nmである。また、導電性支持基板の第1の主面に対向した面(第2の主面)には、Ni、Au、AuSnの順番で積層された半田層が、スパッタリングによって形成されている。半田層を構成するNiには、AuSnの溶融時において、Snを吸収する役割がある。また、Niには、AuSnの溶融後の再固化時における剥離を抑制する効果がある。更に、Niの膜厚は、AuSnに対する濡れ性を高め且つ剥離を抑制する観点から、約100nm以上であることが望ましい。なお、Pt又はPd(パラジウム)もAuSnの溶融後の再固化時における剥離を抑制する効果があるため、Niに代えてPt又はPdからなる層を形成しても良い。半田層を構成するAuには、AuSnの濡れ性向上及びNiの酸化を防止する効果がある。Auの膜厚は、例えば、約30nmである。また、半田層を構成するAuSnのAuとSnとの組成比は、例えば、重量比で約8:2、原子数比で約7:3である。AuSnの膜厚は、例えば、約600nmである。
次に、支持体20の半田層と、サファイア基板11の上に形成されたp電極16と、を対向した状態で密着する。その後、密着したサファイア基板11及び支持体20を窒素雰囲気下で熱圧着する。
熱圧着の条件は、例えば、圧力が約300〜500N/cm、温度が約280℃〜370℃、圧着時間が約10分間である。この熱圧着によってAuSnが溶融し、Au及びNiが溶融しているAuSnに溶解する。更に、Au及びSnが拡散し、Niに吸収される。続いて、溶融したAuSnが固化することにより、p電極16と支持体との接合(貼り合わせ)が完了する。
(成長用基板剥離工程)
次に、レーザリフトオフ(Laser Lift Off:LLO)により、サファイア基板11を半導体成長層12から剥離する(図4(a))。より具体的には、サファイア基板11の第2主面(半導体成長層12が形成されていない面)側からレーザを照射することにより、レーザ光のエネルギーがサファイア基板11と半導体成長層12との間で吸収される。更に、吸収されたエネルギーが熱に変換されることにより、サファイア基板11の上に形成されているGaN層が金属Ga及びNガスに分解される。このため、n型半導体層13又は下地GaN層13B内で上記分解が起り、サファイア基板11を剥離した後には、n型半導体層13又は下地GaN層13Bが表出する。いずれの場合においても、サファイア基板11の剥離後に表出する最表面はC−面(N面)になる。また、発生した金属Ga及びNガスによる圧力により、誘導溝18に沿い且つ誘導溝18から半導体成長層12を貫く方向にクラック41が発生する。クラック41は、誘導溝18に連なって、誘導溝18の直下に形成される。なお、このようにクラック41が発生する理由は後述する。本実施例におけるレーザリフトオフにおいて使用されるレーザは、エキシマレーザ(波長:266nm)である。
次に、図5(a)、(b)を参照しつつレーザ照射の方法を詳細に説明する。図5(a)はp型半導体層15とp電極16との界面における断面図であり、図5(b)は5(a)の拡大図である。
図5(a)において、破線5Aで囲まれた領域は、1回のレーザ照射領域である。また、破線5Bで挟まれた領域は、後述する素子分離工程におけるスクライブラインである。更に、p型半導体層15内における斜線領域5Cは、半導体発光素子形成領域である。図5(a)に示されているように、1回のレーザ照射領域は1つの半導体発光素子形成領域よりも大きく、当該レーザ照射は隣接する半導体発光素子形成領域及びそれを囲むように位置するp型半導体層15(すなわち、誘導溝18が形成されていないp型半導体層15)には及ばない。すなわち、1回のレーザ照射領域の端部は、誘導溝18の形成領域に位置する。
1つの半導体発光素子形成領域に対してのレーザ照射が完了すると、隣接する半導体発光素子形成領域に対してレーザが照射される。このように隣接する半導体発光素子形成領域に対してレーザが照射されると、図5(b)に示すように、誘導溝18の中央部においてはレーザが2回(2重)に照射され、誘導溝18の交差する部分においてはレーザが4回(4重)に照射される。図5(b)においては、2重にレーザが照射される領域を斜線領域5Dで示し、4重にレーザが照射される領域を斜線領域5Eで示す。なお、斜線領域5D及び斜線領域5E以外の領域においてのレーザ照射は、1回のみである。
このように、レーザ照射が複数回行われる領域(斜線領域5D及び斜線領域5E)では、金属Ga及びNガスの発生量が多く、レーザ照射が1回のみ行なわれる領域よりもクラック41が発生しやすくなる。更に、レーザ照射が複数回行われる領域は、誘導溝18が形成されていることから、誘導溝18が形成されていない領域よりもクラック41が発生しやすくなるため、半導体発光素子形成領域へのクラックの伝播を防ぐことができる。以上のことから、誘導溝18に沿い且つ誘導溝18から半導体成長層12を貫く方向にクラック41が発生する。また、レーザ照射が複数回行われる領域は、半導体発光素子形成領域(斜線領域5C)よりも離間しているため、半導体発光素子形成領域内にクラック41が発生する可能性が低下する。
(n電極形成工程)
次に、n型半導体層13を覆うようにレジストを塗布する。続いて、フォトリソグラフィによって当該レジストをパターニングする。パターニングされたレジストの開口部分に電子ビーム蒸着により、Ti(25nm)、Pt(100nm)、Au(800nm)を順次堆積する。その後、当該レジストを除去し、n電極42を形成する。n型半導体層13の露出面は光放出面となるため、n電極42が半導体発光素子の実装時におけるワイヤボンディングに最低限必要な面積を有するように、n電極42を形成することが好ましい。本実施例においては、n電極42が各半導体発光素子のn型半導体層13の中央部に位置するようにレジストがパターニングされている。なお、半導体発光素子の光取り出し効率を向上させるために、本工程の前後のいずれかにおいて、n型半導体層13の露出面をKOH等のアルカリ溶液でエッチング処理を施し、その露出面に凹凸構造を形成しても良い。
(半導体成長層の分割工程)
次に、ウエットエッチングにより半導体成長層12を個々の半導体発光素子ごとに分割する(区画する)。より具体的には、n型半導体層13及びn電極42を覆うようにレジスト43を塗布する。続いて、フォトリソグラフィによってレジスト43をパターニングする。更に、上述した工程を経たウエハ(すなわち、p電極16、半導体成長層12、n電極42及びレジスト43が積層された状態の支持体20)を水酸化カリウム(KOH)等のアルカリ溶液に浸し、レジスト43の開口部分にウエットエッチングを施す。これにより、レジスト43の開口部分に対応する半導体成長層12が除去され、半導体成長層12が個々の半導体発光素子ごとに分割される。半導体成長層12の除去領域は、誘導溝18の形成領域に沿って、誘導溝18の形成領域を包含する領域に設定される。そのため、半導体成長層12の除去後には、誘導溝18及びクラック41も残存していない。
上述したウエットエッチングよる半導体成長層12の除去は、ドライエッチングによるスクライブライン形成と比較して半導体成長層12に与える損傷及び飛散物の付着を低減することができ、半導体発光素子の発光効率及び歩留まり向上に繋がる。
また、上述した半導体成長層形成工程により形成される半導体成長層12は、成長方向側(サファイア基板11から見てp型半導体層15側の表面)が常に安定したGa極性(C+面又C+成長とも称する)であり、KOH等のアルカリ溶液を用いたウエットエッチングでは半導体成長層12を除去することが困難である。一方、サファイア基板11を除去して露出するn型半導体層13の露出面はN極性(C−面又はC−成長とも称する)であり、化学的に不安定でKOH、TMAH等のアルカリ溶液に溶ける性質を有する。更に、誘導溝18に沿ってクラック41が発生しているため、KOHが侵入しやすく、エッチング時間を短縮することが可能になる。
また、半導体成長層12の除去領域の幅は、誘導溝18の幅(本実施例では5μm)よりも大きい。このように除去領域の幅を設定することで、誘導溝18の形成時におけるp型半導体層15の損傷領域を除去することができる。これにより、半導体発光素子に損傷領域が残存することがなくなり、半導体発光素子の信頼性及び歩留まりの向上に繋がる。更に、誘導溝18を面取りした形状として、クラック41が誘導溝18の直下に発生するため、半導体成長層12の除去領域内に、発生したクラック41を納めることができる。
(素子分離工程)
次に、ダイシングにより支持体20を切断し、半導体成長層12が分割された状態のウエハを半導体発光素子ごとに個片化(チップ化)する。個片化の方法はダイシングに限らず、ポイントスクライブ/ブレイキング、レーザスクライブ等を用いることができる。
以上の各工程を経て本実施例に係る半導体発光素子100が完成する。
次に、図5乃至図7を参照しつつ、誘導溝18及び誘導溝18によって形成されるp型半導体層15の側壁の形状により得られる効果を説明する。
本実施例における製造方法においては、従来ように半導体成長層を貫通する貫通溝が形成されていないため、レーザリフトオフによって発生する金属Ga及びNガスが外部に放出されにくく、誘導溝18に発生するクラック41を介してガスの一部が放出される。このため、本実施例においては、ガスを効率よくウエハの外部に放出するために、誘導溝18が交差する領域の側面の形状を曲面形状とし、誘導溝18によって形成されるp型半導体層15の側壁を曲面状に面取りした。このような誘導溝18及びp型半導体層15の側壁の形状により、クラック41の発生しやすい空間(すなわち、体積)を増加することができ、クラックを介してガスを効率よくウエハ外部に放出することが可能になる。
また、上述したように、レーザリフトオフにおけるレーザの照射は、半導体発光素子ごとに行われている。これにより、誘導溝18の中央部にはレーザが2回照射され(図5(b)の斜線領域5D)、誘導溝18の交差する部分にはレーザが4回照射される(図5(b)の斜線領域5E)される。このため、誘導溝18の交差する部分において発生する金属Ga及びNガスの量は多く、誘導溝18を単純な格子状とすると、角部(すなわち、誘導溝18の交差する部分)で金属Ga及びNガスによる圧力が集中し易くなる。このような圧力の集中が起こる部分においては、意図しない領域(例えば、半導体発光素子領域5C)にクラックが発生する可能性が高くなる。本実施例においては、金属Ga及びNガスによる圧力を分散させるために、誘導溝18が交差する領域の側面の形状を曲面形状とし、誘導溝18によって形成されるp型半導体層15の側壁を曲面状に面取りした。
図6(a)、(b)は、本実施例の製造方法により製造されたサンプルの顕微鏡写真及び誘導溝18が交差する部分の拡大写真であり、図7(a)は、誘導溝の形状を単純な格子状にした場合(すなわち、面取り形状となっていない。なお、深さ及び溝断面形状は、本実施例の誘導溝18と同一。)の顕微鏡写真及び誘導溝が交差する部分の拡大写真である。なお、誘導溝の形状を単純な格子状にした場合は、サファイア基板を剥離することができず、サファイア基板を含むサンプルの写真である。図6(a)、(b)から判るように本実施例の製造方法により製造されたサンプルにおいて、クラック41は誘導溝18の形成領域以外に発生しなかった。一方、図7(a)、(b)から判るように、誘導溝を単純な格子状にしたサンプルでは、半導体成長層全体にクラックが分布していた。以上の結果から、誘導溝18の交差部を曲線状にすることで、金属Ga及びNガスによる圧力を分散することができ、サファイア基板11の剥離の容易化並びに半導体発光素子の歩留まり及び信頼性の向上を図ることが可能になる。
なお、誘導溝18によって形成されるp型半導体層15の側壁は、誘導溝18の交差部において曲面状に面取りされた形状に限られず、平坦面状に面取りされた形状を有しても良い。すなわち、誘導溝18の交差部分の形状は、図8に示されているような平坦面状で合っても良い。かかる場合にも、発生する金属Ga及びNガスの圧力を十分に分散することができると考えられる。
また、上述した誘導溝18の形成は、半導体成長層12の形成工程後(図1(a))〜支持体20との貼り合わせ工程(図1(d))前であれば、いつ行なっても良い。例えば、誘導溝18を形成後に、p電極16及び絶縁保護膜17を形成しても良い。
以上のように、本発明の半導体発光素子の製造方法においては、p型半導体層にp電極の各々の囲む格子状の誘導溝を形成するため、その後に施されるレーザリフトオフ時に発生するクラックの発生箇所を制御することが可能になる。また、p型半導体層にのみ誘導溝を形成するため、溝形成時における半導体成長層への損傷を最小限にすることが可能になる。
更に、本発明の半導体成長層の一部を除去する工程においては、誘導溝が形成された領域も除去するため、溝形成時における損傷部分が除去され、高い歩留まり及び高い信頼性を有する半導体発光素子を製造することが可能になる。
更に、誘導溝によって形成されるp型半導体層の側壁は誘導溝の交差部において面取りされた形状を有するため、レーザリフトオフ時に発生するガスの圧力を分散することが可能になる。これにより、成長用基板を高い精度且つ容易に剥離することが可能になる。
すなわち、本願発明により、レーザリフトオフを用いた半導体発光素子の製造方法において、歩留まり及び発光出力の向上を図ることができる製造方法を提供することができる。
レーザリフトオフによって発生するクラックを半導体素子形成領域に伸長させないために、誘導溝の交差部分に開口溝を形成しても良い。図9を参照しつつ、当該開口溝について説明する。なお、実施例1と同一部分については、その説明を省略し且つ同一符号を付する。
図9に示されているように、誘導溝18の交差部分のみに開口溝90が形成されている。開口溝90は誘導溝18よりも深く、半導体成長層12を貫通するように形成されている。また、開口溝90は、p型半導体層15の表面に平行な面内における断面が四角形の形状を有し、その対角線が誘導溝18の伸長方向に沿っている。本実施例においては、当該断面が正方形であるが、例えば、菱形、長方形であっても良い。このような開口溝90を設けることにより、レーザリフトオフ時に発生する金属Ga及びNガスによる圧力が矢印9Aの方向に加わり、誘導溝18の伸長方向にクラックが発生しやすくなる。更に、開口溝90は、発生した金属Ga及びNガスのウエハ外部に排出するための排出経路にもなると考えられる。
誘導溝18が交差する部分においては、4回レーザ照射が行なわれるため(図5(b)参照)、他の領域よりクラックが発生しやすい。従って、このようなクラックが発生しやすい箇所に開口溝90を設けることで、クラックの伸長方向の制御を効率よく行えると考えられる。また、誘導溝18が交差する部分は、他の誘導溝18の領域よりも半導体発光素子形成領域5Cから離間しているため、開口溝90の形成時における半導体成長層12の損傷を抑制することができる。
次に、開口溝90の形成工程に説明をする。先ず、誘導溝18の形成後に、誘導溝18の形成用のレジスト19を除去し、p電極16、絶縁保護層17、誘導溝18を覆うようにレジストを塗布する。続いて、フォトリソグラフィによって当該レジストをパターニングする。ここでは、誘導溝18の交差部分のみに開口が位置するようにパターニングが施される。その後、ClとArの混合ガスをエッチングガスに用いたドライエッチングにより、開口溝90を形成する。なお、その他の製造工程は実施例1と同一であるため、その説明は省略する。
なお、開口溝90は、半導体成長層12の成長方向に対して誘導溝18よりも深く形成されていれば、半導体成長層12を貫通していなくても良い。この場合においても、クラックの発生位置の制御を十分に行えると考えられる。
11 サファイア基板
12 半導体成長層
13 n型半導体層
14 活性層
15 p型半導体層
16 p電極
17 絶縁保護層
18 誘導溝
41 クラック
90 開口溝
100 半導体発光素子

Claims (6)

  1. 半導体発光素子の製造方法であって、
    成長用基板の第1主面上に第1の導電型を有する第1半導体層、活性層及び第2の導電型を有する第2半導体層を順次積層して半導体成長層を形成する工程と、
    前記第2半導体層の上に互いに離間した複数の接合電極と、前記第2半導体層に前記接合電極の各々を囲む格子状の誘導溝と、を形成する工程と、
    前記接合電極を介して支持体と前記半導体成長層とを接合する工程と、
    前記成長用基板の第2主面側からレーザを照射して前記成長用基板を剥離する工程と、
    前記半導体成長層の一部を前記半導体成長層を貫通するように除去して前記半導体成長層を前記半導体発光素子の素子領域ごとに分割する工程と、
    前記半導体成長層の除去領域に沿って前記支持体を切断して前記半導体発光素子ごとに分離する工程と、有し、
    前記除去領域は前記誘導溝が形成された領域を含み、
    前記誘導溝によって形成される前記第2半導体層の側壁は、前記誘導溝の交差部において面取りされた形状を有することを特徴とする製造方法。
  2. 前記面取りされた形状は、曲面状であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記半導体成長層の除去には、アルカリ溶液を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記誘導溝を形成した後に、前記交差部の中央に前記誘導溝よりも深い開口溝を更に形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の製造方法。
  5. 前記開口溝は、前記半導体成長層を貫通することを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記開口溝は、前記第2半導体層の表面に平行な面内における断面が四角形の形状を有し、その対角線が前記誘導溝の伸長方向に沿っていることを特徴とする請求項4又は5に記載の製造方法。
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