JP6072541B2 - 窒化物半導体素子の製造方法 - Google Patents

窒化物半導体素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、窒化物半導体素子の製造方法、特にレーザリフトオフ技術を用いた窒化物半導体素子の製造方法に関する。
GaN(ガリウム・窒素)等の窒化物半導体を用いた半導体発光素子は、紫外光ないし青色光を発光することができ、さらに蛍光体を利用することにより白色光を発光することができる。このような半導体発光素子は、たとえば照明などに用いられる。
窒化物半導体を成長させるための基板として、一般的にサファイア基板が用いられる。しかし、サファイア基板は、熱伝導率が比較的低く放熱性が劣るため、照明などに利用されるような大電流が投入される発光デバイスの支持基板には相応しくない。
近年、サファイア基板に窒化物半導体を成長させた後、当該窒化物半導体を放熱性に有利なシリコン基板などに接着して、サファイア基板をレーザリフトオフ技術により除去する方法が開発されている。レーザリフトオフとは、サファイア基板側から窒化物半導体にレーザ光を照射し、サファイア基板と接する窒化物半導体の一部を熱分解して、サファイア基板と窒化物半導体とを分離する技術である。
サファイア基板上に成長した窒化物半導体のサイズが大きい、たとえば10mm□以上である場合、窒化物半導体全面に一様にレーザ光を照射して、サファイア基板から窒化物半導体を分離することは困難である。このような場合、サファイア基板上に成長した窒化物半導体を、レーザ光が一度に照射できるサイズに分割した後、その分割された窒化物半導体各々にレーザ光を照射していき、個々の窒化物半導体をサファイア基板から順次分離していく方法がある(たとえば特許文献1,2)。また、窒化物半導体を分割せず、窒化物半導体の一部の領域を照射するレーザ光を走査して、窒化物半導体全面にレーザ光を照射していき、窒化物半導体全体をサファイア基板から一挙に分離する方法がある(たとえば特許文献3)。
特表2007−534164号公報 特開2007−134415号公報 特許4948629号公報
従来のレーザリフトオフ技術では、レーザ光照射による光半導体積層の熱分解により、成長基板と光半導体積層とを分離する。
本発明の1つの目的は、レーザリフトオフ技術を利用した窒化物半導体素子の製造方法であって、従来の分離メカニズムとは異なる分離メカニズムに基づいて、成長基板と光半導体積層とを分離する窒化物半導体素子の製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、比較的大きいサイズを有する窒化物半導体素子の製造方法であって、従来よりも信頼性が高い窒化物半導体素子の製造方法を提供することにある。
本発明の1つの観点によれば、a)窒化物半導体を含み発光性を有する光半導体積層を成長した成長基板と、支持基板とが、該光半導体積層を挟んで対向するサンドウィッチ構造体を準備する工程と、b)前記光半導体積層に、前記成長基板側から、1パルス照射では前記光半導体積層が分解せず、2パルス照射で前記光半導体積層が分解する条件を有するパルスレーザ光を照射し、前記光半導体積層全面に2パルス未満で照射される領域が残らないように前記パルスレーザ光を走査し、前記成長基板に接する前記光半導体層の界面部全面を分解して、前記成長基板と前記光半導体積層とを分離する工程と、を含む窒化物半導体素子の製造方法、が提供される。
従来の分離メカニズムとは異なる分離メカニズムに基づくレーザリフトオフ技術を利用し、従来よりも信頼性が高い窒化物半導体素子を得ることができる。
図1Aおよび図1Bは、実施例によるウエハを示す斜視図、および、ウエハを複数に分割した1つのチップを示す平面図である。 図2A〜図2Eは、実施例によるウエハないしチップを製造する様子を示す断面図である。 図3Aは、実施例による支持体を示す平面図であり、図3B〜図3Dは、実施例による支持体を製造する様子を示す断面図である。 図4Aは、実施例による半導体発光素子を示す平面図であり、図4Bおよび図4Cは、実施例による半導体発光素子を製造する様子を示す断面図である。 図5は、本発明者が行った実験の結果を示すテーブルである。 図6A〜図6Fは、レーザリフトオフ工程におけるパルスレーザ光の照射方法を示す平面図である。 図7Aおよび図7Bは、光半導体積層の成長基板との界面を示す顕微鏡写真である。 図8A〜図8Cは、レーザリフトオフ工程におけるパルスレーザ光の照射方法の他の例を示す平面図である。 図9A〜図9Cは、レーザリフトオフ工程におけるパルスレーザ光の照射方法の他の例を示す平面図である。
以下、本発明の実施例による窒化物半導体素子、具体的には窒化物半導体を含む半導体発光素子の製造方法について説明する。
図1Aおよび図1Bは、製造したウエハ100を示す概略斜視図、および、ウエハ100を複数に分割した1つのチップ101を示す平面図である。
ウエハ100は、図1Aに示すように、オリエンテーションフラット1aを有する成長基板1上に、発光構造体101aを形成した構成を有する。発光構造体101aは、発光性を有する光半導体積層2、および、その光半導体積層2に電流を注入するための電極7を含む構成である。ウエハ100のサイズは、直径約50mm程度である。
ウエハ100を複数に分割した1つのチップ101は、図1Bに示すように、成長基板1上に、少なくともn型半導体層,活性層,p型半導体層が積層する光半導体積層2が成長し、さらにその上に、電極4,5を形成した構成を有する。光半導体積層2表面には、複数の土手部2aおよび溝部2bが形成されており、土手部2a各々の上に電極4が、1つの溝部2b上に電極5が形成されている(図中では溝部2bが点線により示されている)。チップ101のサイズは、約10mm□程度である。
以下、図2A〜図2Eを参照して、ウエハ100ないしチップ101を製造する工程を説明する。なお、図2A〜図2Eは、ウエハ100ないしチップ101を製造する様子を示す断面図である。また、図中に示す各構成要素の相対的なサイズは、実際のものと異なっている。
まず、図2Aに示すように、成長基板であるウエハ状のC面サファイア基板1を準備し、有機金属化学気相成長(MOCVD)法を用いて窒化物系半導体からなる光半導体積層2を形成する。具体的には、例えば、厚さ430μmのサファイア基板1をMOCVD装置に投入後、サーマルクリーニングを行い、GaNバッファ層20を成長した後に、Si等をドープしたn型GaN層21,InGaN井戸層およびGaN障壁層を含む多重量子井戸発光層(活性層)22,Mg等をドープしたp型AlGaNクラッド層23およびp型GaN層24を順次成長させる。
実施例では、GaNバッファ層20を、トリメチルガリウム・ガス流量:10.4μmol/min,アンモニア・ガス流量:3.3L/min,基板温度:500℃,成長時間:3min,の条件で作製した。その後、基板温度を1000℃まで昇温し、その温度を30秒間保持して、GaNバッファ層20を結晶化させた。
また、膜厚5μm程度のn型GaN層21を、トリメチルガリウム・ガス流量:45μmol/min,アンモニア・ガス流量:4.4L/min,シラン・ガス流量:2.7×10−9mol/min,基板温度:1000℃,成長時間:100min,の条件で作製した。
また、膜厚2.2nm程度のInGaN井戸層を、トリメチルガリウム・ガス流量:3.6μmol/min,トリメチルインジウム・ガス流量:10μmol/min,アンモニア・ガス流量:4.4L/min,基板温度:700℃,成長時間:33sec,の条件で、膜厚15nm程度のGaN障壁層を、トリメチルガリウム・ガス流量:3.6μmol/min,アンモニア・ガス流量:4.4L/min,基板温度:700℃,成長時間:320sec,の条件で、作製した。そして、これらを5周期繰り返して活性層22を作製した。
また、膜厚40nm程度のp型AlGaN層23を、トリメチルガリウム・ガス流量:8.1μmol/min,トリメチルアルミニウム・ガス流量:7.5μmol/min,アンモニア・ガス流量:4.4L/min,CP2Mg(ビスシクロペンタジエニエルマグネシウム)・ガス流量:2.9×10−7mol/min,基板温度:870℃,成長時間:5min,の条件で作製し、膜厚150nm程度のp型GaN層24を、トリメチルガリウム・ガス流量:18μmol/min,アンモニア・ガス流量:4.4L/min,CP2Mg(ビスシクロペンタジエニエルマグネシウム)・ガス流量:2.9×10−7mol/min,基板温度:870℃,成長時間:7min,の条件で作製した。
なお、サファイア基板1は、GaNのエピタキシャル成長が可能な格子定数を有する単結晶基板であり、後工程においてレーザリフトオフによる基板剥離を可能にするよう、GaNの吸収端波長である362nmの光に対して透明なものから選択される。サファイア以外に、スピネル、ZnO等を用いても良い。
次に、図2Bに示すように、レジストマスク及び塩素ガスを用いたドライエッチング法などにより、光半導体積層2にn型GaN層21まで到達する複数の溝部2bを形成する。溝部2bはサファイア基板1に向かって徐々に幅が狭くなる形状を有している。なお、光半導体積層2において、エッチングされない領域は土手部2aを構成する。
次に、図2Cに示すように、フォトリソグラフィ法などにより、たとえばSiOからなる絶縁層3を、光半導体積層2における土手部2aの側面および溝部2bの底面一部を覆うように形成する。土手部2b上面および溝部2aの底面一部には、それぞれn型GaN層21およびp型GaN層24が露出している。
次に、図2Dに示すように、光半導体積層2および絶縁層3上に、電子ビーム蒸着法などにより、たとえばPt(膜厚1nm)/Ag(たとえば膜厚150nm)/Ti(膜厚100nm)/Au(膜厚200nm)を順次堆積し、リフトオフ法等によりパターニングして、光半導体積層2における土手部2aの上面(絶縁膜3から露出するp型GaN層23表面)に、p側電極4を形成する。
次に、図2Eに示すように、光半導体積層2および絶縁層3上に、電子ビーム蒸着法などにより、たとえばTi(膜厚25nm)/Pt(膜厚100nm)/Au(膜厚1000nm)を順次堆積し、リフトオフ法等によりパターニングして、光半導体積層2における溝部2bの底面一部(絶縁膜3から露出するn型GaN層20表面)に、n側電極5を形成する。
以上により、ウエハ100(図1A参照)が完成する。その後、ダイシングにより、ウエハ100を複数に分割し、チップ101(図1B参照)を形成する。
図3Aは、図1Bに示すチップ101と接着する支持体102を示す平面図である。支持体102は、表面に絶縁膜9が形成された支持基板10上に、第1および第2の接続電極7a,7bが形成され、さらにその上に、厚み方向にのみ導電性を有する異方性導電性接着剤8が塗布された構成を有する。
以下、図3B〜図3Dを参照して、支持体102を製造する工程を説明する。なお、図3B〜図3Dは、支持体102を製造する様子を示す断面図である。
まず、図3Bに示すように、支持基板であるシリコン基板10を用意し、熱酸化処理を行って、表面に絶縁膜(熱酸化SiO膜)9を形成する。支持基板10は熱膨張係数がサファイア(7.5×10−6/K)やGaN(5.6×10−6/K)に近く、熱伝導率が高い材料が好ましい。例えば、Si、AlN、Mo、W、CuW等を用いることができる。絶縁膜9の膜厚は、絶縁性を確保する目的を達成できる厚さであればよい。
次に、図3Cに示すように、絶縁膜9上に、電子ビーム蒸着法などにより、たとえばTi(膜厚25nm)/Pt(膜厚100nm)/Au(膜厚1000nm)を順次堆積し、リフトオフ法等によりパターニングして、第1および第2の接続電極7a,7bを形成する。第1および第2の接続電極7a,7bは、チップ101(図1B参照)と貼り合わせた際に、それぞれp側電極4およびn側電極5に対応する位置に形成される。
次に、図3Dに示すように、絶縁膜9ならびに第1および第2の接続電極7a,7b上に、厚み方向にのみ導電性を有する異方性導電性接着剤8を塗布し、約60℃で熱処理を行う。なお、接着剤8は、チップ101(図1B参照)と貼り合せる際に、チップ101と重なる領域に塗布されていればよい。
以上により、支持体102が完成する。
図4Aは、図1Bに示すチップ101と図3Aに示す支持体102とを接着した後、チップ101のサファイア基板1を除去して形成した半導体発光素子103を示す平面図である。第1および第2の接続電極7a,7bから電力を供給することにより、光半導体積層2から光が放出される。
以下、図4Bおよび図4Cを参照して、半導体発光素子103を製造する工程を説明する。なお、図4B〜図4Cは、半導体発光素子103を製造する様子を示す断面図である。
まず、図4Bに示すように、事前に準備したチップ101と支持体102とを、異方性導電性接着剤9を介して、p側電極4と第1の接続電極7aとが対向し、かつ、n側電極5と第2の接続電極7bとが対向するように、貼り合わせる。そして、圧力800N/mで加圧した状態で300℃に加熱する。なお、異方性導電性接着剤9は、チップ101と支持体102との間に間隙が形成されないように変形する。これにより、サファイア基板1と支持基板10とが、光半導体積層2を挟んで対向するサンドウィッチ構造体が完成する。
その後、波長248nmのUVエキシマレーザLeをサファイア基板1側から照射し、GaN層(光半導体積層2,特にGaNバッファ層20)を分解することで、レーザリフトオフによるサファイア基板1の剥離を行う。なお、エキシマレーザLeの照射条件および照射方法の詳細については後述する。
次に、図4Cに示すように、レーザリフトオフにより発生したGaを塩酸などで除去する。これにより、n型GaN層21が露出する。表面処理には窒化物半導体をエッチングできるものであればよく、リン酸、硫酸、KOH、NaOHなどの酸やアルカリなどの薬剤も用いることができる。また、表面処理はArプラズマや塩素系プラズマを用いたドライエッチングや、研磨などで行ってもよい。
以上により、半導体発光素子103が完成する。
本発明者は、図4Bに示すレーザリフトオフ工程において、特定の条件を有するレーザ光Leを光半導体積層2に照射することにより、光半導体積層2に特異な現象が生じることを見出した。
図5は、本発明者が行った実験結果を示すテーブルである。本発明者は、レーザリフトオフ工程において、1パルスにおける光照射時間が約2.5nsecであるパルスレーザ光(エキシマレーザ,波長248nm・エネルギ約5eV)の照射エネルギ密度を、図5に示すように、800mJ/cm〜830mJ/cmに変化させて、サファイア基板1側から光半導体積層2(特にGaNバッファ層20)に照射する実験を行った。
その結果、パルスレーザ光の照射エネルギ密度が830mJ/cm以上である場合には、1パルス照射しただけで光半導体積層2が成長基板1から完全に分離することがわかった。
また、パルスレーザ光の照射エネルギ密度が825mJ/cmである場合には、1パルス照射しただけでは光半導体積層2が成長基板1から完全に分離せず、同じ領域に再度1パルス照射する、つまり計2パルス照射することにより光半導体積層2が成長基板1から完全に分離することがわかった。
また、パルスレーザ光の照射エネルギ密度が815mJ/cmである場合には、1パルス照射しただけでは光半導体積層2が成長基板1から全く分離せず、同じ領域に再度1パルス照射する、つまり計2パルス照射することにより光半導体積層2が成長基板1から完全に分離することがわかった。さらに、このとき、光半導体積層2と成長基板1との完全な分離は、1回目のパルス照射から2回目のパルス照射までの時間に依存しないことがわかった。
また、パルスレーザ光の照射エネルギ密度が800mJ/cm以下ある場合には、2回ないしそれ以上パルス照射しても光半導体積層2が成長基板1から完全に分離しないことがわかった。
一般的なレーザリフトオフ工程では、光半導体積層(特にGaNバッファ層)の光吸収による発熱を利用して、光半導体積層を成長基板から分離する。つまり、レーザ光照射により、光半導体積層の成長基板との界面部を加熱・熱分解し、光半導体積層を成長基板から分離する。
この分離メカニズムによれば、パルスレーザ光の照射エネルギ密度が、光半導体積層の熱分解に要するエネルギ密度に達していなければ、何回パルス照射しても光半導体積層が分解することはない。逆に、パルスレーザ光の照射エネルギ密度が、光半導体積層の熱分解に要するエネルギ密度に達していれば、1パルス照射しただけで光半導体積層は分解する。また、1パルスにおける照射時間が極めて短いような場合には、光吸収により昇温した光半導体積層が完全に降温する前に、繰り返しパルス照射することにより、光半導体積層はいずれ熱分解に要する温度に達し、分解する。
この発熱による分解メカニズムに基づけば、たとえば、照射エネルギ密度が815mJ/cmであるパルスレーザ光を光半導体積層に照射した場合、1パルス照射しても光半導体積層が分解していないため、同じ領域に何回パルス照射しても光半導体積層は分解しないと推察される。しかしながら、実験結果によれば、同じ領域に2パルス照射すると光半導体積層が完全に分解することがわかった。しかも、この分解は、1回目のパルス照射から2回目のパルス照射までの時間に依存せず、1回目のパルス照射により昇温した光半導体積層が完全に降温しても、2回目のパルス照射を行うことにより、光半導体積層が分解することがわかった。このような分解メカニズムは、これまでの発熱による分解メカニズムでは説明できず、光半導体積層と成長基板とは、これまでの分離メカニズムとは異なる分離メカニズムに基づいて分離するものと考えられる。
実験結果から、このような1パルス照射しただけでは光半導体積層を分解せず、2パルス照射すると光半導体積層を分解するパルスレーザ光の照射エネルギ密度は、800mJ/cm〜825mJ/cm程度であると考えられる。また、パルスレーザ光の波長は、光半導体積層が光吸収する波長であればよいと考えられる。
次に、このような特異な現象を利用した、レーザリフトオフ工程におけるパルスレーザ光の照射方法について説明する。
図6A〜図6Fは、図4Bに示すレーザリフトオフ工程において、光半導体積層2の成長基板1との界面(つまりGaNバッファ層20)に、パルスレーザ光を照射する様子を示す平面図である。図6A〜図6Cは、パルスレーザ光を走査して、GaNバッファ層20全面を順次照射していく1回目の走査工程を示し、図6D〜図6Fは、パルスレーザ光を走査して、再度、GaNバッファ層20全面を順次照射していく2回目の走査工程を示す。正方形状のGaNバッファ層20(ないし光半導体積層2)の1つの辺に沿う方向をx軸とし、GaNバッファ層20(ないし光半導体積層2)平面においてx軸に直交する方向をy軸とするxy直交座標系を定義する。
なお、図中では、GaNバッファ層20において、パルスレーザ光により1パルス照射された領域をピッチが相対的に広い斜線模様で示し、パルスレーザ光により2パルス以上照射された領域をピッチが相対的に狭い斜線模様で示している。また、パルスレーザ光が直近に照射した領域を実線で示し、それよりも以前に照射した領域を点線で示している。
GaNバッファ層20を照射するパルスレーザ光は、波長が248nm、照射エネルギ密度が815mJ/cm、1パルスあたりの光照射時間が0.2秒の条件である。パルスレーザ光が1パルスでGaNバッファ層20を照射する単位照射領域のサイズを、250μm□に設定する。
まず、図6Aに示すように、GaNバッファ層20の角部近傍にパルスレーザ光を1パルス照射する。このときパルスレーザ光が1パルス照射する領域を単位照射領域A11と呼ぶこととする。単位照射領域A11は、たとえば約250μm四方である。その後、x軸正方向に沿って、単位照射領域A11から150μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射する。このときパルスレーザ光が1パルス照射する領域を単位照射領域A12と呼ぶこととする。
単位照射領域A11および単位照射領域A12は、相互に部分的に重なり合う領域を有している。この領域は2パルス照射されたことになり、この領域のGaN層は分解され、成長基板1と分離する。単位照射領域A11と単位照射領域A12とが重なる領域の幅は、100μmであるが、実際にGaN層が分解された領域の幅は、100μm以下であった。これは、単位照射領域のエッジ部分の照射エネルギ密度が、設定した照射エネルギ密度よりも低くなっているためだと考えられる。なお、2パルス照射された領域以外の領域のGaN層は、成長基板1と接合した状態である。
このように、パルスレーザ光が照射する単位照射領域が、GaNバッファ層20の一端側から他端側まで配列するように、x軸正方向にパルスレーザ光照射を繰り返す。この際、パルスレーザ光は、隣接する単位照射領域が重なり合うように照射される。
次に、図6Bに示すように、単位照射領域A11から、y軸正方向に沿って150μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射する。このときパルスレーザ光が1パルス照射する領域を単位照射領域A21と呼ぶこととする。その後、x軸正方向に沿って、単位照射領域A21から150μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射する。このときパルスレーザ光が1パルス照射する領域を単位照射領域A22と呼ぶこととする。
単位照射領域A11,A12および単位照射領域A21,22は、相互に部分的に重なり合う領域を有している。この領域は少なくとも2パルス以上照射されることになり、この領域のGaN層は分解され、成長基板1と分離する。なお、2パルス以上照射された領域以外の領域のGaN層は、成長基板1と接合した状態である。
このように、パルスレーザ光が照射する単位照射領域が、GaNバッファ層20全面において、行列状に配置されるように、パルスレーザ光照射を繰り返す。つまり、相互に隣接する単位照射領域が部分的に重なるように、パルスレーザ光をラスター走査する。すると、図6Cに示すように、GaNバッファ層20全面において、パルスレーザ光が2パルス以上照射される多重照射領域Amが網状(ないし格子状)に形成されることになる。多重照射領域Amは、成長基板1および光半導体積層2の側端面にまで連続して形成される。そして、網状の多重照射領域Am以外の領域は、パルスレーザ光が1パルス照射される単発照射領域Asとなる。単発照射領域Asは、多重照射領域Amに囲まれる形状となる。
次に、パルスレーザ光が1パルスでGaNバッファ層20を照射する単位照射領域のサイズを、150μm□に設定する。そして、図6D〜図6Fに示すように、パルスレーザ光を、GaNバッファ層20の角部近傍に位置する単発照射領域Asから順次照射していき、GaNバッファ層20全面を照射する。つまり、GaNバッファ層20全面において、2パルス未満で照射される領域が残らないように、パルスレーザ光を走査する。これにより、GaNバッファ層20全面が2パルス以上で照射されることになり、光半導体積層2と成長基板1とが全面的に分離する。
GaN層(光半導体積層2,特にGaNバッファ層20)が分解すると、窒素ガスが発生する。たとえば、図6Aにおいて、単位照射領域A11,A12に、GaNバッファ層を熱分解するのに十分なエネルギ密度を有するパルスレーザ光(つまり照射エネルギ密度が830mJ/cm以上のパルスレーザ光)を照射する場合を想定する。このとき、単位照射領域A11,A12が全面的に分解されるため、GaN層と成長基板1との界面に、相対的に大量の窒素ガスが発生する。そして、相対的に大量に発生する窒素ガスの圧力により、特にパルスレーザ光が照射された領域と照射されていない領域との境界部分のGaN層(特に光半導体積層2)に、過剰なストレスが加わる可能性がある。これにより、GaN層(特に光半導体積層2)に、クラックが発生する可能性がある。
単位照射領域A11,A12に、実施例で示したように、GaN層を1パルス照射しただけでは分解せず、2パルス以上照射すると分解する条件を有するパルスレーザ光を照射する場合、単位照射領域A11と単位照射領域A12とが重なり合う領域のみが分解される。このため、GaN層と成長基板1との界面には、相対的に少量の窒素ガスしか発生しない。したがって、窒素ガスによりGaN層(特に光半導体積層2)に加えられるストレスは、限定されると考えられる。
また、図6D〜図6Fに示すように、比較的大きい面積を有する単発照射領域Asを分解する場合、発生する窒素ガスは、GaN層が分解されている多重照射領域Amを通って、側端面から外部へ放出される。このため、窒素ガスによりGaN層(特に光半導体積層2)に加えられるストレスは、抑制されると考えられる。
以上より、実施例で示したパルスレーザ光の照射方法は、GaN層を熱分解するのに十分なエネルギ密度を有するパルスレーザ光を順次照射していく方法よりも、GaN層(特に光半導体積層2)に加えられるストレスを抑制することができ、製造される半導体発光素子の信頼性を向上させることができると考えられる。
図7Aおよび図7Bは、図6Cおよび図6Fに示す状態のGaNバッファ層の成長基板との界面を示す顕微鏡写真である。図7Aにおいて、灰色で示される網状(ないし格子状)の領域が多重照射領域であり、GaNバッファ層と成長基板とが分離している領域である。また、多重照射領域の網目部分を占める黒色で示されている領域が、単発照射領域であり、GaNバッファ層と成長基板とが接合している領域である。図7Bにおいては、全面が灰色に示されている、つまりGaNバッファ層と成長基板とが全面的に分離している。
図7Aから、パルスレーザ光の1回目の走査(図6A〜図6Cに示す工程)により、GaNバッファ層に網状の多重照射領域(分解領域)とその網目部分を占める単発照射領域(接合領域)とが形成されていることがわかる。また、図7Bから、パルスレーザ光の2回目の走査(図6D〜図6Fに示す工程)により、GaNバッファ層と成長基板とが全面的に分離していることがわかる。
2パルス照射するとGaN系結晶を分解するパルスレーザ光の照射エネルギ密度の範囲は、実施例においては、概ね800mJ/cm〜825mJ/cmの範囲である。しかしながら、成長基板の厚み、光半導体積層の成長条件等により、その照射エネルギ密度の範囲が変化することが本発明者の検討によりわかっている。実施例で示した半導体発光素子の製造条件以外の条件で半導体発光素子を製造した場合には、光半導体積層(ないしGaNバッファ層)に照射エネルギ密度を変化させながらパルスレーザ光を照射し、顕微鏡等により光半導体積層(ないしGaNバッファ層)の分解状態を確認すれば、その製造条件における好適な照射エネルギ密度の範囲を決定することができるであろう。
図8A〜図8Cは、実施例で示したパルスレーザ光の照射方法の他の例を示す平面図である。図8A〜図8Cは、特に、2回目の走査に係るパルスレーザ光の照射方法を示す。
この例では、GaNバッファ層20に網状の多重照射領域Amと、その網目部分を占める単発照射領域Asとを形成した(図8A)後に、図8Bに示すように、GaNバッファ層20の周縁より内側に位置する単発照射領域Asを照射していく。これにより、光半導体積層2の内側部分は成長基板1と分離するが、その周縁部分は成長基板1と接合した状態となる。そして、その後、図8Cに示すように、GaNバッファ層20の周縁に位置する単発照射領域Asを照射していき、光半導体積層2と成長基板1とを全面的に分離する。
図6D〜図6Fに示す工程のように、パルスレーザ光をGaN層の角部近傍に位置する単発照射領域Asから照射していくと、GaN層の成長基板1と分離した部分が浮いた状態となり、GaN層の分解に係る窒素ガスの流れ方によっては、その浮いた部分が反る・撓むなどして、GaN層(特に光半導体積層2)にストレスが加わる可能性がある。図8A〜図8Cに示す工程のように、GaN層の内側部分に位置する単発照射領域Asから先にパルスレーザ光を照射していけば、反り・撓みによるGaN層(特に光半導体積層2)へのストレスは低減されると考えられる。
図9A〜図9Cは、実施例で示したパルスレーザ光の照射方法の他の例を示す平面図である。図9A〜図9Cは、特に、1回目の走査に係るパルスレーザ光の照射方法を示す。
まず、図9Aに示すように、GaNバッファ層20の第1の角部近傍にパルスレーザ光を1パルス照射する(単位照射領域A11)。その後、x軸正方向に沿って、単位照射領域A11から150μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射する。このように、パルスレーザ光が照射する単位照射領域が、GaNバッファ層20の一端側から他端側まで配列するように、x軸正方向にパルスレーザ光照射を繰り返す。
次に、図9Bに示すように、単位照射領域A11から、y軸正方向に沿って150μmピッチ、x軸負方向に沿って75μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射する(単位照射領域A21)。その後、x軸正方向に沿って、単位照射領域A21から150μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射する。このように、パルスレーザ光が照射する単位照射領域が、GaNバッファ層20の一端側から他端側まで配列するように、x軸正方向にパルスレーザ光照射を繰り返す。
そして、図9Cに示すように、単位照射領域A21から、y軸正方向に沿って150μmピッチ、x軸正方向に沿って75μmピッチずらした位置に、パルスレーザ光を1パルス照射し(単位照射領域A31)、パルスレーザ光が照射する単位照射領域が、GaNバッファ層20界面の一端側から他端側まで配列するように、x軸正方向にパルスレーザ光照射を繰り返す。このようなパルスレーザ光によるラスター走査により、GaNバッファ層20全面において、パルスレーザ光が2パルス以上照射される多重照射領域Amが網状に形成されることになる。
図6A〜図6Cに示す工程において、たとえば、単位照射領域A11,A12および単位照射領域A21、A22が重なる領域では、パルスレーザ光が4重に照射されることになる。パルスレーザ光をGaN層の同じ領域に4パルスないしそれ以上照射すると、分離したGaN層と成長基板1とが再び接着してしまう可能性があることが本発明者により確認されている。したがって、GaN層に照射されるパルス回数はより少ない方が好ましい。
図9A〜図9Cに示す工程のように、行列状に配列する単位照射領域の奇数行成分と、偶数行成分とをx軸方向にずらすことにより、4パルス照射される領域がなくなり、多くても3パルス照射される領域しか残らなくなる。このようなパルスレーザ光の照射方法を用いることにより、GaN層に照射されるパルス回数を少なくすることができる。
なお、光半導体積層2を構成するGaN系結晶は、六方晶構造を有する。そして、C面サファイア基板1に平行なC面を有している。六方晶構造のM面はへき開しやすいため、パルスレーザ光をエッジライン方向(x軸方向およびy軸方向)、ないし、行列状に配列する単位照射領域の行方向および列方向は、光半導体積層2(GaN系結晶)のM面に沿う方向から、たとえば10°〜15°程度ずれていることが好ましい。
以上、実施例および変形例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。たとえば、実施例では窒化物半導体を含む半導体発光素子の製造方法について説明したが、窒化物半導体を含む他の電子デバイスにも適用可能である。その他にも、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
1…成長基板、2…光半導体積層(GaN系発光部)、3…絶縁層、4…p側電極、5…n側電極、7…接続電極、8…異方性導電性接着剤、9…絶縁層、10…支持基板、100…ウエハ、101…チップ、102…支持体、103…半導体発光素子。

Claims (5)

  1. a)窒化物半導体を含み発光性を有する光半導体積層を成長した成長基板と、支持基板とが、該光半導体積層を挟んで対向するサンドウィッチ構造体を準備する工程と、
    b)前記光半導体積層に、前記成長基板側から、1パルス照射では前記光半導体積層が分解せず、2パルス照射で前記光半導体積層が分解する条件を有するパルスレーザ光を照射し、前記光半導体積層全面に2パルス未満で照射される領域が残らないように前記パルスレーザ光を走査し、前記成長基板に接する前記光半導体層の界面部全面を分解して、前記成長基板と前記光半導体積層とを分離する工程と、
    を含む窒化物半導体素子の製造方法。
  2. 前記工程b)は、
    b1)前記パルスレーザ光が前記光半導体積層の界面部を1パルスで照射する領域を単位照射領域としたとき、相互に隣接する前記単位照射領域が部分的に重なるように、前記パルスレーザ光をラスター走査して、前記光半導体積層の界面部全面に、2パルス以上照射され、網状もしくは格子状の全体的平面形状を有する多重照射領域と、1パルス照射され、前記多重照射領域を除く領域に画定される単発照射領域と、を形成する工程と、
    b2)前記単発照射領域に、前記パルスレーザ光を照射する工程と、
    を含む請求項1記載の窒化物半導体素子の製造方法。
  3. 前記サブ工程b2)において、前記光半導体積層の界面部の周縁より内側に位置する単発照射領域に、前記パルスレーザ光を照射した後に、前記光半導体積層の界面部の周縁に位置する単発照射領域に、前記パルスレーザ光を照射する請求項2記載の窒化物半導体素子の製造方法。
  4. 前記光半導体積層は、前記成長基板表面と平行する平面にC面を有する六方晶構造を有し、
    前記サブ工程b1)において、前記パルスレーザ光のエッジライン方向は、前記光半導体積層のM面に沿う方向からずれている請求項2または3記載の窒化物半導体素子の製造方法。
  5. 前記光半導体積層は、GaN系結晶を含み、
    前記パルスレーザ光は、前記光半導体積層が光吸収する波長であり、照射エネルギ密度が800mJ/cm より大きく825mJ/cm 以下の範囲内である請求項1〜4いずれか1項記載の窒化物半導体素子の製造方法。
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