JP5280902B2 - プリズムシート用表面保護シート - Google Patents

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Description

本発明はプリズムシート用表面保護シートに関する。
従来から、光学デバイス、金属板、塗装した金属板、樹脂板、ガラス板等、種々の部材の表面を、運搬、加工又は養生等する際のゴミの付着及び傷等を防止する目的、すなわち表面保護の目的で、表面保護シートが広く用いられている。このような表面保護シートは、一般的に、シート状の基材層の片面に粘着剤層が積層された構造を有し、被保護部材(被着体)の表面に貼り付けて用いられる。
特に、光学分野においては、光拡散シート及びプリズムシート等のように表面に凹凸を有する光学シートが光学デバイスとして用いられているが、このような凹凸は、その形状に起因して、比較的損傷しやすい。このため、このような凹凸に損傷を与えないように、表面保護シートによって、当該光学シートの使用時まで、その表面(特に凹凸の外表面)を保護することが特に重要である。
表面保護シートは、被保護部材(被着体)を運搬、加工又は養生等する際、すなわち、表面保護シートとしての使用中には、部材からの浮き、および剥がれが無いことが要求される。また、その使用後には、剥離除去されるので、スムーズな剥離性及び糊残りによる被着体汚染が無いことも要求される。特に、プリズムシートでは、その凹凸に起因して、表面保護シートを高粘着力にする必要があるが、そうすると剥離の際に糊残りが生じやすい、また、粘着力が低いと浮き、または剥がれ生じやすい。
一方、一般に、表面保護シートは、長尺状のシートをロール状に巻回した巻回体として工業的に製造されている。このような巻回体とした表面保護シートでは、使用時における巻回体の巻戻しに必要な力(展開力)が小さいこと、すなわち巻回体の巻戻しが容易にできること、すなわち展開性に優れることが求められる。
特許文献1には、被着体への密着性と剥離性が良好な表面保護シートとして、スチレン/イソブチレン共重合体、軟化剤、および粘着付与樹脂を所定の混合比で含有する粘着剤の層を有する表面保護シートが開示されている。
一方、特許文献2には、粘着力等に優れる粘着剤として、所定のトリブロック共重合体と所定のジブロック共重合体とからなる重合体組成物を含有する粘着剤、およびそれを用いた粘着剤製品が記載されている。
国際公開第2006/075745号パンフレット 特許第3107491号明細書
しかし、特許文献1に記載の粘着剤製品をプリズムシートの凹凸面に用いると、剥離後に、糊残りによる被着体汚染を起こす恐れがある。一方、特許文献2の表面保護シートを、プリズムシートの凹凸面に用いると、搬送、加工又は養生の際に表面保護フィルムが端部から浮き剥がれてしまう恐れがある。
したがって、本発明は、適当な粘着力を有しながら、(1)展開性に優れ、(2)被着体に対して貼付け後の浮きが無く、(3)被着体からの剥離後の糊残りが無く、かつ(4)被着体から剥がしやすい(剥離作業性に優れる)プリズムシート用表面保護シートを提供することを課題とする。
本発明者らは、
スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有し、
前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の重量比が、95:5〜50:50であり、かつ
前記粘着付与剤の含有量が、前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の総量100重量部に対して、4〜30重量部の割合である
ことを特徴とする粘着剤層を用いることにより、前記課題を解決できることを見出し、さらなる研究の結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記[1]〜[7]に記載のプリズムシート用表面保護シート(本明細書中、本発明のプリズムシート用表面保護シート、または単に本発明の表面保護シートと称する場合がある。)等を提供するものである。
[1]
ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層、
所望による中間層、および
スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する粘着剤層を有し、
当該基材層、当該所望による中間層、および当該粘着剤層がこの順で積層されている表面保護シートであって、
前記粘着剤層における、前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の重量比が、95:5〜50:50であり、かつ
前記粘着剤層における、前記粘着付与剤の含有量が、前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の総量100重量部に対して、4〜30重量部である
ことを特徴とするプリズムシート用表面保護シート。
[2]
前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体との総量に対するスチレン含有率が、10重量%〜50重量%であり、かつ前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体とが、それぞれ20000〜500000の重量平均分子量を有することを特徴とする前記[1]に記載のプリズムシート用表面保護シート。
[3]
前記粘着付与剤が、脂肪族系共重合体、テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂またはそれらの混合物であることを特徴とする前記[1]または前記[2]に記載のプリズムシート用表面保護シート。
[4]
前記中間層を有することを特徴とする前記[1]〜前記[3]のいずれか1項に記載のプリズムシート用表面保護シート。
[5]
前記中間層が、ポリオレフィン系樹脂、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する
ことを特徴とする前記[4]に記載のプリズムシート用表面保護シート。
[6]
前記中間層の厚みが0.1μm〜50μmである
ことを特徴とする前記[4]または前記[5]に記載のプリズムシート用表面保護シート。
[7]
前記基材層と前記所望により有する中間層と前記粘着剤層とを共押出成形法により同時に押出して積層することにより製造される前記[1]〜前記[6]のいずれか1項に記載のプリズムシート用表面保護シート。
本発明によれば、適当な粘着力を有しながら、(1)展開性に優れ、(2)被着体に対して貼付け後の浮きが無く、(3)被着体からの剥離後の糊残りが無く、かつ(4)被着体から剥がしやすい(剥離作業性に優れる)表面保護シートを提供することができる。
本発明の表面保護シートは、
ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層、
所望による中間層、および
スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する粘着剤層が
この順で積層されている。
すなわち、本発明の表面保護シートの一態様は、
ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層と、
当該の基材層の一方の表面上に積層された、粘着付与剤を含有する粘着剤層と
を有する。
また、本発明の表面保護シートの別の一態様は、
ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層と、
当該基材層の一方の表面上に積層された中間層と
当該中間層の前記基材層とは反対側の表面上に積層された、粘着付与剤を含有する粘着剤層と
を有する。
なお、本明細書中、数値範囲を表す記号「〜」は、通常の意味の通り、当該数値範囲が記号「〜」の両端の数値を包含することを意図して用いられる。
(基材層)
本発明の表面保護シートにおける基材層は、ポリオレフィン樹脂を主体として含有する。
ここで「主体として含有する」とは、ポリオレフィン樹脂が主成分であり、基材層の全成分中で最も多重量を占めることを意味し、好ましくは、基材層全体の50重量%以上であることを意味する。
当該基材層は、本発明の表面保護シートを支持する支持体として機能し、被保護部材の表面をゴミの付着及び傷等から保護する役割を主に担う。
当該ポリオレフィン樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレンーエチルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンーメチルアクリレート共重合体、エチレン−n−ブチルアクリレート共重合体、およびポリプロピレン(ホモポリマー、ランダムコポリマー、ブロックコポリマー)等から選択される1種、又は2種以上の混合物が用いられる。
当該基材層は、所望により、ポリオレフィンフィルムに用いることができる添加剤を含有してもよい。このような添加剤の含有量の上限は、好ましくは、基材層全体に対して20重量%である。
このような添加剤としては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤等の光安定剤、帯電防止剤等の公知のものが挙げられる。
基材層の厚みは、表面保護シートの用途等によって適宜調整することができ、一般に10〜80μm程度に設定される。
(中間層)
本発明の表面保護シートは、所望により、中間層を有する。本発明の表面保護シートが中間層を有する場合、後記で説明する粘着剤層は、当該中間層を介して前記基材層の一方の表面上に積層される。当該中間層の役割は、例えば、前記基材層と前記粘着剤層との間の結合を強化すること等である。
前記所望による中間層が存在する場合、すなわち、本発明の表面保護シートが、
ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層と、
当該基材層の一方の表面上に積層された中間層と
当該中間層の前記基材層とは反対側の表面上に積層された、粘着付与剤を含有する粘着剤層と
を有する場合、当該中間層の厚みは、通常、0.1μm〜50μm、好ましくは、5μm〜40μmである。中間層が厚すぎると、本発明の表面保護シートが全体として柔らかくなりすぎて、被保護部材を保護する効果が不十分になる恐れがある。一方、中間層の厚みの下限は、特に限定されるものではないが、0.1μm未満の中間層は、一般に、製造が困難である。
前記中間層は、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する。
当該ポリオレフィン系樹脂としては、前記基材層について例示したものと同様のものが挙げられる。特に、当該ポリオレフィン系樹脂は、前記基材層において用いられるものと同じものを用いることが好ましい。
当該スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、当該スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および当該粘着付与剤としては、それぞれ、後記粘着材層について例示するものと同様のものが挙げられる。特に、当該スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、当該スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および当該粘着付与剤は、それぞれ、後記粘着材層において用いられるものと同じものを用いることが好ましい。
このような中間層は、前記基材層および前記粘着剤層の両方に強固に結合する。これによって、当該中間層を有する本発明の表面保護シートを加熱したり、または屋外に放置したりしても基材層と粘着剤層との間に剥離が生じにくい。
また、このような中間層は、後述のように本発明の表面保護シートの製造時に生じる、通常であれば廃棄される部分を原料として使用して製造することができるので、環境への負荷の軽減の観点から、好ましい。
前記中間層における、ポリオレフィン系樹脂の含有量は、前記基材層および前記粘着剤層の両方との十分な結合の強さの観点から、中間層全体に対して、好ましくは、80重量%〜99.9重量%であり、より好ましくは、85重量%〜95重量%である。
前記中間層における、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤の含有量の合計は、前記基材層および前記粘着剤層の両方との十分な結合の強さの観点から、中間層全体に対して、好ましくは、0.1重量%〜20重量%であり、より好ましくは、5重量%〜15重量%である。
前記中間層におけるスチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤の含有量が、中間層全体に対して、20重量%を超えると表面保護シートが全体として柔らかくなりすぎて、被保護部材を保護する効果が不十分になる恐れがある。また、中間層全体に対して、0.1重量%より低くなると環境への負荷の軽減効果が小さくなる。
(粘着剤層)
本発明の表面保護シートにおける前記粘着剤層は、
スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する。
当該粘着剤層は、本発明の表面保護シートを被保護部材に粘着させる役割を担う。
前記粘着剤層は、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体とスチレン−イソブチレンブロック共重合体とを主体として含有する。
ここで「主体として含有する」とは、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体およびスチレン−イソブチレンブロック共重合体が主成分であり、その混合物が、全成分中で最も多重量を占めることを意味し、好ましくは、これらの含有量の合計が、粘着剤層全体の50重量%以上であることを意味する。
本発明で用いられる用語「スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体」は、スチレン共重合体(A)とイソブチレン共重合体(B)からなるA−B−A型ブロック共重合体を意味する。
当該スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体におけるスチレン含有率は、10〜50重量%であることが好ましく、15〜35重量%であることがより好ましい。当該スチレン含有率は、前記粘着剤の凝集力に関連し、当該スチレン含有率を高くすると、当該粘着剤の凝集力も高くなる。
なお、本明細書中、スチレン含有率(St含有率)とは、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体とスチレン−イソブチレン共重合体の総量に対する、スチレン(St)モノマー単位の含有率(重量%)を意味する。
表面保護シートを被着体から剥がす際の糊残りを抑制する観点からは、当該スチレン含有率は、凝集力を強くするため、10重量%以上が好ましく、15重量%以上がより好ましい。
一方、例えば、搬送、加工又は養生中に表面保護シートが被着体から剥がれてしまうことを防止するために使用時の十分な粘着力を得る観点からは、当該スチレン含有率は、凝集力を弱くするため、50重量%以下であることが好ましく、35重量%以下であることがより好ましい。
このようなスチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体は、市販品にて入手可能であり、その例としては、SIBSTAR102T(商品名、カネカ社製)などが挙げられる。
本発明で用いられる用語「スチレン−イソブチレンブロック共重合体」は、スチレン共重合体(A)とイソブチレン共重合体(B)からなるA−B型ブロック共重合体を意味する。このようなスチレン−イソブチレンブロック共重合体は、市販品にて入手可能であり、その例としては、例えばSIBSTAR042D(商品名、カネカ社製)などが挙げられる。
前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体は、好ましくは、20000〜500000の重量平均分子量を有する。なお、本明細書中、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体の重量平均分子量とは、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により測定されたポリスチレン換算の重量平均分子量を意味する。上記重量平均分子量は、より好ましくは、40000〜100000の範囲内である。表面保護シートを剥離する際の被着体への糊残りを防止する観点からは、当該重量平均分子量は、20000以上が好ましく、40000以上がより好ましい。一方、適当な粘着力を確保する観点からは、500000以下であることが好ましく、100000以下であることがより好ましい。
前記粘着剤層における前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の重量比は、95:5〜50:50であり、好ましくは、90:10〜60:40である。
前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の比率が低すぎると、粘着剤として凝集力が強くなり、搬送、加工又は養生の際に表面保護シートが端部から浮き剥がれてしまう恐れがあり、一方、高すぎると、粘着剤として凝集力が弱くなり表面保護シートを被着体から剥離する際に、糊残りを生じる恐れがある。
前記粘着剤層における前記粘着付与剤の含有量は、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体とスチレン−イソブチレンブロック共重合体の総量100重量部に対し、4〜30重量部であり、好ましくは5〜20重量部である。
当該重量比が4重量部未満であると、搬送、加工または養生の際に表面保護フィルムが端部から浮き剥がれてしまう恐れがある。一方、30重量部を超えると、粘着力が強くなるため、表面保護シートを被着体から剥がす際に糊残りを生じる恐れがある。
前記粘着剤層の厚みは、0.5〜30μm程度であり、好ましくは1〜20μmであり、さらに好ましくは2〜10μmである。この範囲の厚みとすることにより、表面保護シートとして比較的容易に作製することができる。また、粘着剤層が、プリズムシートのように表面に凹凸表面を有する被着体に適用される場合においても、その凹凸表面への粘着剤層の食い込みを低減することができ、表面保護シートを剥離する際に、凹凸表面への糊残りを最小限に止めることができる。
前記粘着付与剤としては、例えば、脂肪族系共重合体(例、脂環族飽和炭化水素)、芳香族系共重合体、脂肪族・芳香族系共重合体系や脂環式系共重合体等の石油系樹脂、クマロン−インデン系樹脂、テルぺン系樹脂(例、水添テルペン樹脂、テルぺンフェノール樹脂)、重合ロジン等のロジン系樹脂、(アルキル)フェノール系樹脂、キシレン系樹脂またはこれらの水添物などの、一般的に粘着剤に使用されるものが挙げられる、なかでも、脂肪族系共重合体、およびテルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂が好ましく、脂環族飽和炭化水素、および水添テルペン樹脂がより好ましい。
前記粘着付与剤としては、90〜140℃の軟化点を有するものが好ましい。これらの粘着付与剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なお、剥離性及び耐候性を高める観点からは、水添系の粘着付与剤を用いることがより好ましい。また、オレフィン樹脂とのブレンド物として市販されている粘着付与剤を用いてもよい。なお、本発明での粘着付与剤とは、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体中のイソブチレンソフトセグメントと相溶し、粘着力をコントロールするものである。
粘着剤層には、粘着力の制御等を目的に、前記粘着付与剤に加えて、必要に応じて、例えば、オレフィン系樹脂、シリコーン系ポリマー、液状アクリル系共重合体、リン酸エステル系化合物、軟化剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、顔料、接着昂進防止剤、スチレン系ブロック補強剤等の公知の添加剤を適宜添加してもよい。
軟化剤は、通例、接着力の向上に有効である。軟化剤としては、例えば、低分子量のジエン系ポリマー、ポリイソブチレン、水添ポリイソプレン、水添ポリブタジエン、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイル、ひまし油、トール油、天然油、液体ポリイソブチレン樹脂、ポリブテン、またはこれらの水添物などの一般的に粘着剤に使用されるものを特に制限なく、使用することができる。これらの軟化剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なお、ここで例示した軟化剤の中には、前記粘着付与剤としても機能しうるものが存在する。
スチレン系ブロック補強剤は、粘着剤層の接着昂進を抑制するために用いられる。
スチレン系ブロック補強剤は、例えば、モノマー単位として、スチレン及びα−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン、クロロメチルスチレン、tert−ブチルスチレン、p−エチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系化合物に由来するモノマー単位を有するものが挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。つまり、スチレン系ブロック補強剤は、これらモノマーを重合することによって得ることができる。2種以上のモノマーからなる共重合体の場合は、ブロック共重合体であってもよいし、ランダム共重合体であってもよい。なかでも、スチレン系ブロック補強剤は、100℃程度以上の軟化点を有するものが好ましく、150℃以上がより好ましい。具体的には、イーストマンケミカル社製、商品名「ENDEX155」(軟化点155℃)、「ENDEX160」(軟化点160℃)等が好適に使用される。
スチレン系ブロック補強剤は、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体とスチレン−イソブチレンブロック共重合体の総量の100重量部に対し、スチレン含有率が10〜50重量%の範囲を外れない範囲で好適に用いることができる。0〜40重量部が好ましく、好ましくは、0〜15重量部である。40重量部を超えると、粘着剤の凝集力が高くなり粘着力が発現しにくくなるため、搬送中に表面保護シートが被着体から剥がれてしまう恐れがある。
スチレン系ブロック補強剤を用いることにより、スチレン共重合体ブロックにおけるスチレン(St)層に相溶して、粘着剤層の凝集力を向上させることができる。これにより、ポリオレフィン基材層の外表面から接着された表面保護シートを容易に剥離することができ、巻回体を無理なく巻き戻すことができる。また、表面保護シートを被着体から剥離する際の糊残りを防止でき、比較的小さい力で剥離することが可能となる。
酸化防止剤としては、特に限定されず、例えば、フェノール系(モノフェノール系、ビスフェノール系、高分子型フェノール系)酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤等の通常使用されるものが挙げられる。
光安定化剤としては、ヒンダードアミン系化合物が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、特に限定されず、例えば、サリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤等が挙げられる。
接着昂進防止剤としては、脂肪酸アミド、ポリエチレンイミンの長鎖アルキルグラフト物、大豆油変性アルキド樹脂(例えば、荒川化学社製、商品名「アラキード251」等)、トール油変性アルキド樹脂(例えば、荒川化学社製、商品名「アラキード6300」等)などが挙げられる。
これらの添加剤は、単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、巻回体として容易に巻き戻すためには、例えば、50mm幅の巻回体を20m/分の速度で巻き戻すときに要する力が2.0N以下であることが好ましく、さらに、1.5N以下であることが好ましい。このような巻き戻し力であることにより、例えば、巻回体の幅が1000mmを超える場合においても、引出作業性を確保することができる。
(表面保護シート)
本発明の表面保護シートは、ポリオレフィン基材層を有する積層シートの製造に通常用いられる方法によって製造することができるが、基材層と前記所望により有する中間層と粘着剤層とを共押出成形またはインフレーション法で、積層一体化して製造することが好ましい。
このようにして得られたシートをそのまま巻き取って巻回体にした場合、端部での厚み差や幅方向の寸法差が累積して良好な巻き状態のものが得られない場合があり得る。したがって、良好な巻き状態を得るために、好ましくはシートの両端部を一定幅で切り落としてから巻回体にされる。
このようにして取り除かれた部分は、基材と前記所望により有する中間層と粘着剤層の構成樹脂の混合物であり、一般用の原料の回収品として混合することは問題があり、通常は、廃棄される。
しかし、本発明の表面保護シートが中間層を有する場合、このような取り除かれた部分を当該中間層の原料として利用することができる。
本発明の表面保護シートが適用されるプリズムシートは、特に限定されものではないが、表面に、実質的に3角柱のプリズムを複数備えており、隣り合うプリズムの中心距離(ピッチ)が10〜1000μm程度(好ましくは、10〜500μm程度、通常100μm)、頂角が15〜90°程度のものが好ましい。なお、3角柱の高さは、プリズムのピッチ及び頂角で決定される。プリズムシートの厚みは、特に限定されず、25〜1000μm程度、さらに50〜200μm程度が例示される。
本発明の表面保護シートは、プリズムシートの凹凸面(レンズ面)に好適に適用されるが、当業者に明らかなように、その他の凹凸を有する表面(例、拡散シートの表面)にも、同様に好適に適用される。このような凹凸の形状としては、上述の好ましいプリズムシートのものと同様のものが好ましい。
凹凸表面のある被着体を形成する材料は、特に限定されるものではなく、どのようなものを用いてもよい。例えば、透光性を有する樹脂、特に、アクリル系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられる。
本発明の表面保護シートを、プリズムシートの凹凸面に貼付することにより、当該表面を保護することができる。
すなわち、
ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層と、
当該基材層の一方の表面上に積層された粘着剤層と
からなるシートであって、
前記粘着剤層が、
スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有し、
前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の重量比が、95:5〜50:50であり、かつ
前記粘着付与剤の含有量が、前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の総量100重量部に対して、4〜30重量部の割合である
ことを特徴とするシートを、
プリズムシートの表面に貼付することを特徴とする
当該プリズムシートの表面を保護する方法もまた、
本発明の一態様である。
以下に、本発明の表面保護シートを、実施例及び比較例に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体(カネカ社製 SIBSTAR072T)95重量部、スチレン−イソブチレンブロック共重合体(カネカ社製 SIBSTAR042D)5重量部に、粘着付与剤として軟化点100℃の脂環族飽和炭化水素を30重量部、酸化防止剤としてイルガノックス1010(チバスペシャルティケミカルズ社製)1重量部、紫外線吸収剤として、チヌビン326(チバスペシャルティケミカルズ社製)0.5重量部を添加し、混練することにより粘着剤組成物を得た。
ポリプロピレン(プライムポリマー社製 J715)からなる基材と前記粘着剤組成物とをTダイ法により共押出し、35μmの厚みのポリプロピレン基材層と、10μmの厚みの粘着剤層とが積層一体化された表面保護シートを形成し、内径3インチの紙芯に巻き取った巻回体を得た。またシートの両端部を各10cmずつ切り落して回収原料とした。
(実施例4〜7、比較例1〜8)
表1に示す組成比で、粘着剤組成物を調製し、実施例1と同様の方法で表面保護シートの巻回体を得た。
(実施例2、3)
表1に示す組成比で、粘着付与剤として軟化点105℃の水添テルペン樹脂を用い、粘着剤組成物を調製し、実施例1と同様の方法で表面保護シートの巻回体を得た。
(実施例8、9)
表1に示す組成比で、粘着付与剤として軟化点115℃のテルペンフェノール樹脂を用い、粘着剤組成物を調製し、実施例1と同様の方法で表面保護シートの巻回体を得た。
(実施例10)
表1に示す組成比で、粘着剤組成物を調製し、粘着剤組成物を得た。
実施例1で得られた回収原料を中間層用組成物として使用し、ポリプロピレン(プライムポリマー社製 J715)からなる基材と粘着剤組成物とともに、Tダイで共押出成形し、厚みが基材15μm、中間層20μm、粘着剤層10μmの3層からなる表面保護シートを得た。
(評価)
前記のようにして得られた各表面保護シートについて、以下の項目を評価した。
それらの結果を表1に示す。
(1)粘着力
実施例及び比較例の各表面保護シートを、凹凸表面を有するプリズムシートのレンズ面に、当該レンズ面を覆うように貼り付けた。プリズムシートとしては、厚みが130μmのアクリル樹脂からなり、プリズムの中心距離50μm、高さ30μmであるものを用意した。貼り付け条件は、室温23℃及び相対湿度50%の環境下、それぞれ2kgの圧着ゴムローラーを用いて、300mm/分の速度を採用した。その状態で30分間放置した後、JIS Z0237に準拠し、25mm幅における稜線方向の180度剥離強度を300mm/分の速度で測定した。このようにして測定された剥離強度を粘着力とした。
結果を表1に示す。剥離強度が0.02以上0.3N/25mm未満の場合を優、0.3以上0.4N/25mm未満の場合を良、0.02N/25mm未満または0.4N/25mm以上の場合を不良と評価した。
(2)浮き評価
前記「(1)粘着力」の試験と同様の方法で、各表面保護シートを、プリズムシートのレンズ面に、当該レンズ面を覆うように貼り付けた。その状態で30分間放置した後、プリズムシートからの表面保護シートの浮きの有無を目視評価した。浮きが見られない場合を良、浮きが見られた場合を不良と評価した。
(3)糊残り評価
前記「(1)粘着力」の試験と同様の方法で、各表面保護シートを、プリズムシートのレンズ面に、当該レンズ面を覆うように貼り付けた。その状態で30分間放置した後、JIS Z0237に準拠し、25mm幅における稜線方向の180度剥離強度を300mm/分の速度で剥離した後、プリズムシートのレンズ面をデジタルマイクロスコープ(キーエンス社製VHX−200)で目視観察し、糊残りが見られない場合を良、糊残りが見られた場合を不良と評価した。
(4)展開力
実施例及び比較例の各表面保護シートの50mm幅の巻回体をJIS Z0237に準拠し、巻戻し速度を20m/分の速度で測定した。
結果を表1に示す。展開力が1.0N/50mm以下の場合を優、1.0を超え、2.0N/50mm以下の場合を良として記載し、展開力が2.0N/50mmを超える場合を不良と記載した。
Figure 0005280902
表1から明らかなように、実施例の表面保護シートは、適当な粘着力を有しながら、(1)展開性に優れ、(2)被着体に対して貼付け後の浮きが無く、(3)被着体からの剥離後の糊残りが無く、かつ(4)被着体から剥がしやすいという優れた性質を有する。
本発明の表面保護シートは、適当な粘着力を有しながら、(1)展開性に優れ、(2)被着体に対して貼付け後の浮きが無く、(3)被着体からの剥離後の糊残りが無く、かつ(4)被着体から剥がしやすいという優れた性質を有し、プリズムシートの表面保護に好適に用いることができる。

Claims (7)

  1. ポリオレフィン系樹脂を主体として含有する基材層、
    所望による中間層、および
    スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する粘着剤層を有し、
    当該基材層、当該所望による中間層、および当該粘着剤層がこの順で積層されている表面保護シートであって、
    前記粘着剤層における、前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の重量比が、95:5〜50:50であり、かつ
    前記粘着剤層における、前記粘着付与剤の含有量が、前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体の総量100重量部に対して、4〜30重量部である
    ことを特徴とするプリズムシート用表面保護シート。
  2. 前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体との総量に対するスチレン含有率が、10重量%〜50重量%であり、かつ前記スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体と前記スチレン−イソブチレンブロック共重合体とが、それぞれ20000〜500000の重量平均分子量を有することを特徴とする請求項1に記載のプリズムシート用表面保護シート。
  3. 前記粘着付与剤が、脂肪族系共重合体、テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂またはそれらの混合物であることを特徴とする請求項1または2に記載のプリズムシート用表面保護シート。
  4. 前記中間層を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリズムシート用表面保護シート。
  5. 前記中間層が、ポリオレフィン系樹脂、スチレン−イソブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレンブロック共重合体、および粘着付与剤を含有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のプリズムシート用表面保護シート。
  6. 前記中間層の厚みが0.1μm〜50μmである
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のプリズムシート用表面保護シート。
  7. 前記基材層と前記所望により有する中間層と前記粘着剤層とを共押出成形法により同時に押出して積層することにより製造される請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリズムシート用表面保護シート。
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