JP5280053B2 - 建築物開口部用の単一軌道積重ね式パネルカバー - Google Patents

建築物開口部用の単一軌道積重ね式パネルカバー Download PDF

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Description

本発明は、特に実質的に床から天井まで伸張している扉及び窓の様な建築物開口部用の、垂直に垂れ下がっているパネル張りのカバーに関する。より具体的には、本発明は、開いたときには、カバーを構成している個々のパネルが開口部の2つの側方の内の一方に垂直に垂れ下がっている積重ねを形成し、閉じたときには、個々のパネルがそれらの垂直軸の回りに回転することができないようになっている種類のカバーに関している。
関連する米国特許技術には、少なくとも数例、この一般的な型式のカバーに関するものがある。
Pipeへの米国特許第3,260,303号は、構造要素のシステムによって相互接続されている複数の垂直に支持されたパネルを有する多重パネル滑動扉を示しており、この構造要素は、この構造を何れかの端部から開くときに、パネルが同時進行滑動運動を起こして、1つのパネルが他のパネルの後に重なるように動かす。
Cailletへの米国特許第3,342,245号は、船のハッチの様な、水平方向又は実質的に水平方向の開口部を閉鎖するための引込式カバーを示している。カバーは、複数の相互に接続されたパネルを備えており、カバーを開くとき、パネルは、カバーの自由端で次々に上に積み重ねられる。閉じるとき、カバーは、重い荷重を支えることができる。
Fordへの米国特許第3,348,603号は、縦方向に伸張し、横方向に間隔を空けて配置され、外方向に開いている複数の経路を有する細長い天井軌道手段を備えている可動パネルアッセンブリを示している。軌道手段に沿って縦方向に運動させるために、細長いキャリアが、経路内へと伸張して、そこに支持されている。キャリアは、それぞれが、外方向に伸張する壁部分を有しており、壁部分は、パネルを取り付けることのできる取り付け面を呈しているので、パネルをキャリアに取り付けて、キャリアと共に縦方向に運動させることができる。パネルは、普通は、幅が、取り付け面の長さと等しく、相当な剛性を有していて、キャリア上に、たるんだり、折り曲がることなく支持できるようになっているのが望ましい。パネルは、それぞれが、それぞれのキャリアに支持されており、平坦でひだが無いので、垂れ下がっているタペストリーと同様の効果を生み出す。キャリアを位置決めし、キャリアが一方向に互いを通り越してしまうのを防ぐために、軌道の一端に停止手段が設けられているので、キャリアは、完全に重なった状態で位置決めされ、最も前のパネルだけが見えるように整列する。
Schindlauerへの米国特許第3,574,887号は、滑動体用の走行溝を有するカーテンホルダーを示している。ホルダーには、カーテンと滑動体の上部を隠すためのフェイスパネルが組み込まれている。フェイスパネルは、スナップ式接合装着により、ホルダーに取り外し可能に取り付けられている。フェイスパネルをホルダーの両端に貼り付け、摩擦挿入手段を用いてフェイスパネルの両端をホルダーに取り付けるのを支援するようにしてもよい。
Malferrariへの米国特許第3,911,991号は、複数のモジュール要素と2つの端部部品によって形成され、長手方向ガイドチャネル又は長手方向下側溝を備えた走行路が設けられている固定支持装置を備えたカーテンを示している。カーテンは、更に、長手方向走行路の幾つかに滑動可能に取り付けられた複数のボックス様の細長い部材と、それぞれが長い布又は他のしなやかな積層材で形成され、ボックス様部材の1つによって支持されている複数のパネルを有している。固定支持装置の端部部品は、固定支持装置の相対する端部を伸縮自在に、必要な分だけ受け入れるようになっており、一方、各ボックス様部材は、長い布の上縁部を解除可能な方法で係止するようになっている第1複合バーによって、該当パネルを支持する。長い布の、有用な布部を超えた下側部分は、巻き上げられて、第2複合バーの内側に収納され、2つの隣接するパネルの間の相対運動を、重なり合う関係から実質的に整列する関係に移行させ、その後、連続する要素としてパイロットパネルによって引っ張られて調和して動かされ、2つの隣接するパネルの垂直方向の縁部が所望の調節可能な程度に互いに重なるようにすることができる手段を有している。
Barkemeyerへの米国特許第4,221,255号は、複数の軌道を受け入れ、維持する垂れ幕板を有する装飾パネルアッセンブリを示している。軌道は、装飾パネルに接続されているローラーを受け入れる。パネルと垂れ幕板には、モールディングとしての役目を果たすか、又は装飾カバーを固定するのに用いられる縁部クランプが設けられている。第1照明源は、光をパネルに投じるため、垂れ幕板のパネルの正面に設けられている。第2光源は、間接的な照明又は幻影効果を作り出すために、端部パネルの後ろに垂直方向に配置されている。必要に応じて、ばね付勢されたカーテンロッドホルダーを、垂れ幕板内のパネルの後ろに保持してもよい。
Tortorellaらへの米国特許第5,109,910号は、複数の大きく幅が広い極めて装飾的なパネルを備えた窓やスライドガラス扉などを覆うための垂直カーテンパネルアッセンブリを示している。パネルアッセンブリは、可動キャリアが中に配置された複数のチャネルを有する複数の相互接続可能なフレームユニットを含んでおり、1つのキャリアに取り付けられている1つの引っ張り紐を使用することによって、装飾的なパネルが伸張する基部となっている複数のキャリアを、最も外側に固定されているパネルの後ろに全てのパネルが隠される開位置と、各パネルが露出して指定の領域を覆う閉じた窓カバー位置との間で、容易に動かすことができるように配置されている。
米国特許第3,260,303号 米国特許第3,342,245号 米国特許第3,348,603号 米国特許第3,574,887号 米国特許第3,911,991号 米国特許第4,221,255号 米国特許第5,109,910号
本発明は、建築物開口部用の単一軌道積重式パネルカバーである。この特徴によって示唆されているように、カバーは、単一軌道に並進運動可能に取り付けられ、単一の軌道から吊り下げられた複数のパネルを有している。
より具体的には、単一軌道積重式パネルカバーは、カバーを、窓又は扉の様な建築物開口部の上方且つ前方に取り付けるためのヘッドレールを備えている。ヘッドレールは、長手方向と、第1及び第2端部と、長手方向に走る単一の軌道を有している。
単一の軌道に複数のキャリアが配置されている。キャリアは、カバーを開閉するためにヘッドレールの長手方向に並進運動させることができる。
複数のパネルは、ヘッドレールの下方に吊り下げられている。1つのパネルが各キャリアから吊り下げられており、各パネルは、ヘッドレールの長手方向に対して実質的に一定の斜角に向けられている。
更に、各パネルを隣接するパネルに滑動可能に連接するための手段が含まれているので、パネルは、カバーを開くときに1つのパネルを次のパネルの背後に滑動させることによって、ヘッドレールの2つの端部の一方に、重ね合わせて積み重ねられた列を形成する。
或る好適な実施形態では、単一軌道積重式パネルカバーは、カバーを、建築物開口部の上方且つ前方に取り付けるためのヘッドレールを備えている。この実施形態では、ヘッドレールは、長手方向と、内側と、第1端部及び第2端部と、長手方向に、互いに平行に走る第1レールと第2レールを有する単一の軌道と、を有している。
複数のキャリアは、単一の軌道の第1及び第2レールのそれぞれに配置されている。キャリアは、カバーを開閉するために、ヘッドレールの第1及び第2レールに沿って、長手方向に並進運動させることができる。第1レール上の各キャリアは互いに連接されているので、第1キャリアが第1レールに沿って動かされると、そのキャリアは、次のキャリアを動かし、結果的に他のキャリアを順次動かし、カバーを閉じる。
第1及び第2端部を有する複数のハンガーは、第1レールのキャリアを、第2レールのキャリアに接続する。ハンガーの第1端部は、より具体的には、第1レールのキャリアに取り付けられ、ハンガーの第2端部は、第2レールのキャリアに取り付けられるので、2つのレールのキャリアが一つに連接される。
複数のパネルが、複数のハンガーからヘッドレールの下方に吊り下げられており、1つのパネルが、各ハンガーから吊り下げられている。各パネルは、ヘッドレールの長手方向に対して実質的に一定の斜角に向けられている。全パネルは、幅と、底部及び上部を有している。
コード案内部材は、ヘッドレールの第1端部と第2端部それぞれに配置されている。各コード案内部材は、ヘッドレールの内側と連通している第1穴と第2穴を有している。
コードは、第1レールのキャリアの1つに取り付けられている第1端部と第2端部を有しており、カバーを開閉するのに用いられる。コードは、ヘッドレール内のキャリアの第1端部から伸びており、ヘッドレールの第1端部でコード案内部材の第1穴を通って外に向かい、その後、ヘッドレールの第1端部でコード案内部材の第2穴からヘッドレールに入り、ヘッドレールを通って伸びて、ヘッドレールの第2端部でコード案内部材の第1穴を通って外に向かい、次に、ヘッドレールの第2端部でコード案内部材の第2穴を通ってヘッドレールに再び入り、キャリアの第2端部まで伸びている。コードは、ヘッドレールの第1端部と第2端部の一方でループを形成している。ループの一方の側又は他方の側を引っ張ると、キャリアは、第1レールに沿って、一方又は他方に引っ張られ、カバーを開閉する。
別の好適な実施形態では、先に述べたのと同様に、単一の軌道の第1及び第2レールのそれぞれに、複数のキャリアが配置されている。キャリアは、カバーを開閉するため、この場合も、ヘッドレールの第1及び第2レールに沿って長手方向に並進運動させることができる。第1レールの幾つかのキャリアは、互いに連接され第1群のキャリアを形成し、第1レールの残りのキャリアは、互いに連接されて第2群のキャリアを形成する。
この実施形態では、第1レールの第1群のキャリアの1つに取り付けられている第1及び第2端部を有するコードを使って、カバーを開閉する。コードは、ヘッドレール内でキャリアの第1端部から伸びており、ヘッドレールの第1端部でコード案内部材の第1開口部を通って外に出て、第1端部でコード案内部材の第2開口部を通ってヘッドレールに入り、ヘッドレールを通って第2端部に向かって伸びており、コードは、ハンガーによって、第1レールの第2群のキャリアに接続されている第2レールのキャリアに取り付けられており、ヘッドレールを通って端から端まで続いており、ヘッドレールの第2端部でコード案内部材の第1開口部を通って外に出て、その後、ヘッドレールの第2端部でコード案内部材の第2穴を通ってヘッドレールに再び入り、第1群のキャリアの第2端部まで伸びている。この様に、コードは、「中央引き」カバーを提供するように動かされる場合、2つの群のキャリアを反対方向に動かす。
本発明について、図面の簡単な説明の項に示す図面を頻繁に参照しながら更に詳しく説明する。
さて図面を見てゆくが、図1と図2は、本発明のカバー10を、それぞれ閉じ及び開いたときの平面図である。カバー10は、通常、窓、滑動扉又は他の建築物開口部の上部に亘って取り付けられているヘッドレール12を備えている。カバー10は、開口部の特性によって指定されたように、開口部の上部から、底部の下方、又は、床から上方の好都合な距離まで伸張している。
カバー10は、複数の個別のパネル14を含んでおり、そのパネル14は、以下に説明する手段によって、ヘッドレール12の下方に垂下し、吊り下げられている。パネル14自体は、窓のシェード及びブラインドの製造に用いられている何らかの材料及び型式の織布で作られる。代わりに、パネルを、所望の程度に孔を開けることができるアルミニウムシートの様な金属シート材料で作ってもよいし、これも孔を開けることができるプラスチックシートで作ってもよい。プラスチックシートでは、パネル14用にプラスチックシートを提供するのに、全ての色と透明度を使用することができる。
図1と図2では、カバー10が6つのパネル14を含んでいることに注目頂きたい。本発明によるカバー10を製造するのに、幅が狭いパネル14をもっと数多く、又は幅が広いパネル14をもっと数少なく、同様に用いることができるのもと理解されたい。
各パネル14の底部は、パネルの幅だけ伸張しているバー16である。バー16は、その重量と剛性によって、特にパネルが布で作られている場合は、パネル14をピンと張って、垂直に吊り下げて適切な整列を維持する働きをし、カバーを開閉するときにあまり揺れないようにしている。更に、隣接するパネル14のバー16は、以下に論じる手段によって一体に連接され、各パネル14が個別に揺れ、隣のパネルと絡むのを防ぎ、カバー10を完全に開いたとき、及び完全に閉じたときに、パネル14同士の平行関係を維持することによって、全体としてカバー10の好ましい外観を保証する。
棒18は、以下に具体的に述べるように、構成要素の外側に取り付けられており、そこから、カバー10の一番右又は左のパネル14が吊り下げられ、カバー10を開閉できるようになっている。図1と図2に示している様に、カバー10は、棒18を右へ引っ張ることによって開く。そのようにすると、各パネル14とバー16は、図面で右へ向かってその背後に滑動する。パネル14は、完全に開くと、重ね合せて積み重ねられ、各パネル14は、積み重ねの中の前方のパネルの下から、積重距離と呼ばれる一定量だけ外向きに伸張する。積重距離は、必要に応じて、1.0インチ(2.5cm)、2.0インチ(5.1cm)、或いは他の選択された量である。棒18を図2で左に、図1に示している位置まで引っ張ることによってカバーが完全に閉じているときは、各パネル14は、その左に少し、多分1.0インチ(2.5cm)だけ重なっているので、カバー10が配置されている建築物開口部は、カバー10のまん前から見ると、完全に遮蔽されている。
図1と図2で、カバー10は、一番左の棒18を使って開閉される。一番右にあるパネル14は、基本的に固定位置にあり、残りのパネル14は、カバーが開くときは部分的に背後に滑動し、カバー10が閉じられるときは背後から外へ滑動する。代わりに、一番左にあるパネル14を、一番右にあるパネルに代えて固定し、カバー10を、一番右のパネル14の右端にある棒18を使って開閉してもよいものと理解頂きたく、これも本発明の範囲に含まれる。この代替案では、カバーが開かれるときに、各パネル14は、左に向けて部分的にパネルを覆って滑動するので、開いているカバー10は、重ね合わせて積み重ねられたパネル14を図2の左側に有することになる。
さて本発明の第1の実施形態に戻るが、図3は、カバー10のヘッドレール12を図1の左側から見た端面図である。ヘッドレール12は、アルミニウム又はプラスチックから一体押し出し成型され、一般的に、軌道20を形成する逆U字形を有しており、軌道は2つのレール22を有している。面24は、図1と図2の視認者に向けられた面である。チャネル26も、軌道20内に設けられている。
図1の左端部から見て、1つのパネル14のキャリア28が、レール22に載せられている。キャリア28は、後方ホルダー30、前方ホルダー32、及び2つのホルダー30と32を接合する接続バー34を備えている。図3で、後方ホルダー30は、視認者からは、前方ホルダー32より幾らか遠い。各ホルダー30、32は、ホイール36を有しており、ホイールは、各レール22の上を走る。接続バー34は、チャネル20を横切って対角線状に向けられており、その長手方向に対して僅かな角度を成す。
ホルダー30、32は、一般的にVELCROファスナーと呼ばれる様々なフック・アンド・ループファスナーの2つの部品の一方であるファスナーの半分38を更に含んでいる。各ファスナーの他方の半分は、パネル14の互いに反対側の上側角部に取り付けられるので、それぞれが、キャリア28から、ホルダー30、32から取り付けられている。その結果、パネル14は、長手方向に対する角度は接続バー34によって作られる角度より幾らか小さいが、やはりチャネル20を横切って対角線状に向けられる。
複数のホルダー28、即ち、1つのパネル14に1つのホルダーが、ヘッドレール12内に配置されているものと理解されたい。しかしながら、図3では、1つのホルダー28が見えるだけであり、他のはその後に隠れている。しかしながら、各ホルダー28は、ストラップ40で次のホルダーに滑動可能に連接され、ストラップの1つがチャネル26の1つの中に見える。ストラップ40は、図3の視認者からは遠いが、開口部42と同じ、後方ホルダー30の側部の開口部を通過する。ストラップ40は、フック44で終端しており、フック44は、開口部42で捕捉されており、引き出されることは無い。各ホルダー28は、この様にして次のホルダーに連接されている。その結果、一番端のホルダー28は、全てのホルダー28と、最後のパネルを除く全てのパネル14を、ヘッドレール12に亘って順次引っ張り、棒18を使ってカバー10を閉じることができる。
2つのファスナーの半分38同士を、ヘッドレール12を横切って横方向に分離する間隙「G」があることに注目して頂きたい。図3には示していないがパネル14と、そのファスナーの半分は或る厚さを有しているので、各パネル14とその隣りのパネルとの重なり部分における間隙は「G」より幾らか小さいが、この実施形態では、パネル14の取り付け点同士は、チャネル28を横切って横方向に常に一定の距離離れているので、間隙は一定である。
図4は、図2に示している様にカバー10が開いているときに、ヘッドレール12の一部分を下から見た概略図である。一番左のホルダー32に付いている棒18は、分かり易くするために省略されている。パネル14は、ホルダー32に、ファスナーの半分38、46で取り付けられている。勿論、ファスナーの半分46は、パネル14に取り付けられており、パネルを取り付けるか、又はホルダー30、32から吊り下げる手段である。ファスナーの半分38、46は、先に述べた様に、一般的にVELCROファスナーとして知られているフック・アンド・ループファスナーの相互連結部分である。
ホルダー32は、全てが共通の幅であり、カバー10を開いて、パネル14が重なり合った積重ねを形成しているときに、1つのパネル14が別のパネルを越えて伸張する量である積重距離「X」であることが分かる。図4に呈示されている拡大概略図では、ホルダー32の面48、並びに、図示されていないホルダー30の面が、ヘッドレール12の長手方向に対して或る角度で傾斜していることに注目頂きたい。この傾斜の目的は、カバー10を開いているときに噛み付くこと無く、1つのパネル14が、次のパネルの後方又は前方に確実に滑動できるようにすることである。パネル14とファスナーの半分38、46は、一体となって所定の厚さ「T」を有しているものと理解されたい。従って、カバー10を開くときに、パネル14が、噛み付くことなく積み重なるためには、角度θは、その正弦がT/Xになる。或いは、
θ=arcsinT/X
である。
従って、積重距離が1.0インチ(2.5cm)であり、パネル14とファスナーの半分38、46が0.025インチ(0.063cm)の組み合わせ厚さを有している場合は、sinθは0.025であり、θは約1.4°である。勿論、積重距離と厚さが異なる場合は、角度θは、上記の関係に従って変わる。
次に、本発明の第2の実施形態を見てゆくが、図5は、図1の右側から見たヘッドレール50の端面図である。図示の様に、ヘッドレール50は、押し出し成形されたアルミニウム部材で組み立てられているが、アルミニウム又はプラスチックで一体成形してもよい。
ヘッドレール50は、上側レール52と下側レール54を備えており、共に基本的にチャネルであって一方の上に他方が乗っており、上側レール52は上に向き、下側レール54は下に向いている。上側レール52は、パンタグラフ56を乗せ、その中心リンクは、それぞれが、ホイール58を上側レール52内に維持するフランジを有するホイール58を有している。ヘッドレール50内で、パンタグラフ56の内側リンクは、水平方向部材62の内側表面と接触することによってパンタグラフ56の水平を維持するスライダー60を含んでいる。外側リンク64の様な選択された外側リンクは、水平方向ワイヤー66によって、下側レール54内に配置されているホイール68に接続されている。ホイール68も、ホイールを下側レール54内に保持するフランジを有している。ホイール68は、外側リング64より、図5の視認者から遠くにある。その結果、ワイヤー66は、外側リンク64からホイール68まで、視認者から対角線状に遠ざかる向きに配置されている。
ワイヤー66は、この第2の実施形態では、パネル14を吊り下げ又は懸垂するのに用いられる。従って、パネル14は、ワイヤー66上に折り畳まれ、その回りに固定される。代わりに、パネル14を、1つの中心位置か、2つの角で、又は当業者が想起する任意の他の配置で、ワイヤー66に取り付けてもよい。何れにしても、パネル14の重量は、パンタグラフ56を、図5で見て時計回り方向に回転させる傾向にあり、そのため、スライダー60を設けて、パンタグラフ56を水平状態に維持することが必要になる。
先に述べた様に、選択された外側リンク64は、外側リンクからホイール68まで下側レール54内を通って伸びるワイヤー66を有している。その様な外側リンク64の数は、パネル14の数と幅で決まる。例えば、5番目毎の外側リンク64にその様なワイヤー66を設けて、カバー10が完全に開かれてパンタグラフ56が縮小するときには、パネル14は、重ね合わせて積重距離1.0インチ(2.5cm)で積み重ねられ、カバー10が完全に閉じられてパンタグラフ56が伸張するときには、パネル14は少しだけ互いに重なっているので、カバー10は、カバーが前方に取り付けられている開口部を完全に遮蔽するようにしてもよい。棒18は、一番端のパネル14に隣接するパンタグラフ56の外側リンク64から吊り下げられている。
パンタグラフについてある程度よく知っている当業者には理解頂けるように、パンタグラフ56が一杯に縮小すると、カバー10が完全に開き、パネル14は、ヘッドレール50の一端に重ね合わせて積み重ねられ、ヘッドレール50の長手方向に対して或る角度で、互いに平行に向けられる。カバー10が閉じられる際には、最も左又は最も右の端にあるパネル以外のパネル14は、徐々に調和してヘッドレール50に亘って動き、パンタグラフ56が一杯に伸張するにつれ、長手方向に対する角度が徐々に小さくなる。その結果、本発明の第1の実施形態の閉じられたカバーを側面から見たときに見える間隙は、この第2の実施形態では小さい。
上記に示唆されている様に、カバー10の最も左端又は最も右端のパネル14は、カバー10が開閉される際に、相対的に停止したままである。これは、それが、パンタグラフ56の最初の外側端部だけに取り付けられており、その端部は、ヘッドレール50に固定されているその第1中心リンクに隣接しているためである。その結果、パンタグラフ56が動いても、ヘッドレール50の長手方向に対するそのパネル14の角度は殆ど変わらない。
従って、カバー10が開閉されるときに、パネル14によって作られるヘッドレール50の長手方向に対する角度方向の僅かな変化は、パンタグラフ56の伸張又は縮小と、パネル14が吊り下げられているワイヤー66がそこに取り付けられている方式と、によって生じるものと理解されたい。更に、パネル14は、ワイヤー66に対する回転を許容しない方式で、それらの各ワイヤー66に固定的に取り付けられているものと理解されたい。言い換えると、カバーが完全に閉まっているときの様に、カバー10が静止しているときには、個々のパネル14は、その垂直軸周りに回転することはできず、カバー10が開き状態と閉じ状態の間で、又はその逆に動かされているときは、僅かに回転する。
パネル14によって作られる僅かな角度変化を、図6と図7に概略的に示している。図6は、この第2の実施形態のカバー10が完全に開いている状態にあるときの、パネル14の間の相対的な空間関係の概略図である。パネル14は、図の左側に重ね合わせて積み重ねられ、積重距離「X」が示されている。パネル14の後方角部70は、上記の方式で、図6と図7には図示されていないがパンタグラフ56の選択された外側リンクに接続されているのに対して、最も左のパネル14の後方角部72は、パンタグラフ56が天井レール50内に固定されていてそこから伸張及び縮小するようになっている中央リンクに隣接するパンタグラフ56の最終リンクに接続されている。従って、最も左のパネル14は、カバー10が開閉されるときには最小限の動きをし、その動きは、主に、ヘッドレール50に対する角度方向の変化である。パネル14の前方角部74は、全て、上記方式で、下側レール54内に配置されているホイール68に接続されているので、パンタグラフ56が伸張又は縮小する際には、パネル14の前方角部74は、ヘッドレール50の上側レール54に沿って滑動し、最も左のパネル14は、パンタグラフ56が伸張又は縮小する際には最終外側リンクはヘッドレール50の方向に最小限に動くだけなので、やはり最小限に動くだけである。
図7は、この第2の実施形態のカバー10が完全に閉じた状態にあるときの、パネル14の間の相対的な空間関係の概略図である。図示されていないパンタグラフ56は完全に伸張しているので、各パネル14は、ヘッドレール50の長手方向に更に近く傾斜しており、側面から見て、先に論じた第1の実施形態の一定の間隙特性と比べると相当に小さい間隙Gによって分離されている。最も左のパネル14は、図7では、図6とほぼ同じ位置にあり、違いは、他のパネル14に合わせた角度方向の変化だけである。
図8と図9に概略的に示している本発明の第3の実施形態では、パネル14は、ばね付勢連結器の単一点でヘッドレール50から吊り下げられている。先ず図8に示すように、ばね付勢連結器78は、上からの概略図で、ヘッドレール80に滑動可能に取り付けられている。パネル14は、ヘッドレール80の下方に、ばね付勢連結器78から吊り下げられており、ばね付勢連結器は、当業者が垂直に吊り下げられるブラインドの溝に対して行う何らかの手段によって、ヘッドレール80に亘って並進運動できるようになっている。
本発明のこの第3の実施形態によれば、ばね付勢連結器78は、図9の概略図で上から見て、パネル14を時計回りに回転させる。ばね付勢連結器78を図9の右へ引っ張ることによってカバー82が閉じられる際に、パネル14は、右へ動くにつれて図示の方向に回転する空間が与えられるに従って、その方向に回転する。カバー82が完全に閉じられると、1つのパネルが次のパネルに少し重なっているので、パネル14は、前方に位置する人の視線から、建築物開口部を完全に遮蔽する。更に、パネル14が最終的に互いに対して接近したとき、或る角度に立っている視認者には、殆ど間隙が見えない。
先に述べた様に、各パネル14の底部には、パネルの幅に亘ってバー16が伸張している。バー16は、重量と剛性があるので、パネル14をピンと張った状態に保つだけでなく、カバー10が開閉されるときに、互いに絡まないようにする。更に、バー16は、次から次に連接されており、カバーが完全に開き或いは閉じているときに、パネル14が互いに確実に平行になるようにするので、好ましい外観を呈する。
パネル14を一体に連接するには、少なくとも2つの方法があり、他にも当業者には想起されるであろう。
図10は、2つの隣接するパネル14の後側の、一部透視図にしている斜視図で、後側は、カバー10が前方に配置されている建築物開口部に向いている側である。バー16の後側にはワイヤー84が付いており、バー16の端部から近い2つの位置86、88の間をその表面に平行に伸張している。隣接するパネル14のバー16の前側には、ガイドループ90があり、その中をワイヤー84が通過している。ワイヤー84とガイドループ90は、2つのパネル14を一体に連接する。更に、カバー10が完全に開いたとき、ガイドループ90は、点86でワイヤー84に当たるが、その点86は、パネル14の縁部から積重距離Xに等しい距離にある。この当接によって、カバー10が完全に開いたときに、パネル14は互いに平行に吊り下がった状態に保たれる。同様に、カバー10が完全に閉じたとき、ガイドループ90は、点88でワイヤー84に当たるが、その点88は、パネル14の縁部から、カバーが完全に閉じられたときにパネル14が重なる量に等しい距離にある。この当接によって、カバー10が完全に閉じたときに、パネル14は互いに平行に吊り下がった状態に保たれる。
図11は、図10に示した実施形態の変更例の、2つのパネル14の後側の、一部透視図にしている斜視図である。バー16は、バー16の後側の点94で終端するワイヤー92を有している。ガイドループ96は、バー16の端部に取り付けられており、ストッパ100でワイヤー92に連結している伸張部98を含んでいる。先の通り、ガイドループ96は、カバー10が完全に開いたときに、ストッパ100に当たり、パネル14を、見た目が好ましい平行関係に維持する。同様に、ガイドループ96は、カバー10が完全に閉じたときに、点94でワイヤー92の端部に当たり、パネル14を互いに平行に吊り下げられた状態に保つ。
図12と図13は、パネル14を一体に連接するための代替方法を示しており、図13は図12に示す線に沿う断面図である。図12は、2つの隣接するパネル14の後側の、一部透視図にしている斜視図で、後側は、ここでも、カバー10が前方に配置されている建築物開口部に向いている側である。図12の右側のパネル14は、カバーが開いているときも閉じているときも基本的に静止したままの端部パネルである。右側のパネル14のバー16の最も外側の端部にストッパ102があり、各パネル14のバー16の反対側の端部にストッパ104がある。最終的に、最も右のパネル14を除く各パネル14のバー16は、チャネル106を有しており、その内の1つを、図12では透視図で、図3では断面で示している。チャネル106は、バー16の、ストッパ104とは反対側の端部に配置されている。
ストッパ102、104とチャネル106は、以下の様に機能する。第一に、図13に最も分かり易く示している様に、チャネル106は上部が開いているので、必要があれば、バー16をチャネルから容易に取り外して、パネル14を互いに分離させることができる。第二に、カバーが完全に閉じられると、ストッパ104は、カットアウト点108で隣接するパネル14のバー16のチャネル106に当たり、カバーが完全に閉じているときは、パネル14が、確実に互いに平行になるようにする。最後に、カバー10が完全に開いているときは、各バー16のチャネル106は、互いに、そしてストッパ102に当接しているので、重ね合わせて積み重ねられたパネル14は、チャネル106の長手方向長さに等しい所望の積重距離で、互いに平行になり、カバーが完全に開いているときは、好ましい外観を呈する。
本発明の第4の実施形態を、図14から図34に示している。図14は、建築物開口部用のカバー110の立面図である。図14に示している様に、カバー110は、ヘッドレール112を含んでおり、カバーは、ヘッドレールによって、建築物開口部の上部に亘って取り付け又は吊り下げられる。図14に示している建築物開口部は、基本的には床から天井までの高さの窓又は滑動扉である。しかしながら、これは、本発明を、この型式の建築物開口部に用いられるカバー110に制限するものではなく、全ての高さと幅の窓と扉に等しく適用可能であるものと理解されたい。
カバー110は、図14に示すように、ヘッドレール112から吊り下げられた複数の個別のパネル114を備えている。カバー110が開いているとき、パネル114は、建築物開口部の左側に積み重ねられた列を形成する。しかしながら、本発明をこの点で限定する意図は無く、代わりに、カバー110は、開いているときに、建築物開口部の右側に積み重ねられた列を形成するように作ってもよい。先に論じた第1の実施形態の様に、パネル114は、ヘッドレール112の長手方向に対して一定の斜角に向けられている。
ヘッドレール112の各端部には、コード案内部材116と端部キャップ118があり、コード案内部材の構造と機能について、以下に徹底的に詳しく述べる。図14のヘッドレール112の右側端部のコード案内部材116と端部キャップ118の間から、コード120のループ140が垂れ下がっており、これを使ってカバー110を開閉する。
図15は、図14の左側端部から見たカバー110の立面図である。端部キャップ118は、コード案内部材116を覆っており、図14の最も左のパネル114の一部分が、下方に吊り下げられているのが示されており、パネルは、先に述べた様にヘッドレール112の長手方向に対して或る斜角に向けられているので、急角度で見ても、図14に見えるパネル114の側部が見えるようになっている。図15の端部キャップ118を取り外すと、図16に示すように、コード案内部材116が現れる。
図16の立面図で分かるように、コード案内部材116は、2つの穴122を有しており、その中には、コード案内部材116をヘッドレール112に取り付けるのに用いられるスクリュー124又は同様のものが入っているが、これについては後で詳しく述べる。コード案内部材116には、別の穴126も設けられており、中にスクリュー128又は同様のものが配置され、図14の一番左のパネル114をヘッドレール112の左側の端部に固定するのに用いられている。その結果、パネル114は、カバー110が開いているとき、ヘッドレール112のこの端部に積み重ねられた列を形成する。
図16のコード120は、図16では見えないが、コード案内部材116で隠れているヘッドレール112の中で、穴130を通って外向きに出て、132を通って再び入る。穴130、132の間にはローラー134があり、ローラーは代わりにプーリーでもよい。ローラー134は、垂直軸の回りに回転可能で、図14の右側のコード120のループ140を操作してカバー110を開閉するときに、コード120が、穴130を出て穴132に入り、又はその逆に、容易に通れるようにする。
コード案内部材116は、更に、ローラー136、138を有しており、ローラーは、代わりにプーリーでもよく、それぞれ、穴130、132の下方に配置されている。ローラー136、138の目的は、以下の図17の説示で明らかになるであろう。
図16でローラー134の回りにループを作っているコード120は、ローラー134で把持され、穴130、132から引っ張り出されて、図17に示すループ140を形成する。その様にすると、元々は図14でカバー110の右側に現れているループ140は、左側に「移され」、最終的に、カバー110に、図19にあるような外観を与える。その様な状況で、ローラー136、138は、図19に示しているように、左側からカバー110を開閉するのに、ループ140を使ってコード120を容易に操作できるようにする。ヘッドレール112の右側端部のコード案内部材116は、同じやり方で操作できるものと理解されたい。
図18は、端部キャップ118が図17のコード案内部材116の上に戻されているときの、カバー110を左端から見た立面図である。
図20は、図14のカバー110をヘッドレール112の上方から見た図であり、ヘッドレール112の両端で、端部キャップ118がコード案内部材116から外されている。図20に仮想線で示されている様に、コード120は、ヘッドレール112の左端から右端まで直接ヘッドレール112内を走っている部分を有しており、右端でループ140を形成している。左端からコード120を1回引っ張ると、ループ140を形成しているコード120の全てを、ヘッドレール112を通して引っ張り、ループ140を左側に「動かす」ことができる。以下に更に徹底的に論じる様に、コード120の両端は、図20に図示されていないヘッドレール112内の機構に固定され、複数のパネル114の動きを直接制御するので、コード120が一方に引っ張られると、カバー110は閉じ、コード120が他方に引っ張られると、カバー110は開く。
各端部キャップ118は、柱142を有しており、柱は、干渉嵌めによってコード案内部材116の穴122の中に保持され、コード案内部材116に蓋をする。コード120は、ヘッドレール112の中からコード案内部材116の穴130、132を通って出てくる。端部キャップ118が所定の位置にあるときは、穴130、132は窪み146の中にあり、コード120を自由に操作することができる。窪み146は、更に、スクリュードライバーの様なツールを、コード案内部材116と端部キャップ118の間に挿入する空間を提供し、コード案内部材116から端部キャップ118を取り外して、図16に示している様なコード120への接近路を作り、ループ140の場所を、カバー110の一方の端部から他方の端部へ変えることができる。その様に、本発明のこの実施形態は、複雑で時間が掛かる解体を行うこと無く、また、装着されている建築物開口部の上方から取り外すこと無く、建築物開口部用のカバーを操作するのに用いられるコードループの場所を変えるための、直接的で簡単な方法を提供する。
次に図21を見ると、右側にコード120のループ140を備えている図14に示しているカバー110が開かれており、建築物開口部の左側に、重なり合ったパネル114の積重ねが作られている。静止しているか、固定されたままの最も左のパネル114を除いて、各パネル114は、開放作動中に左側のパネルの背後に滑動し、前方のパネルの背後から外向きに、恐らく1又は2インチの公称量だけ伸張している。図14では明らかではないが、パネル114は、前方のパネルの背後から、ここでも恐らく1又は2インチ(2.5又は6.3cm)の公称量だけ重なっている。図14では明らかではないが、パネル114は、カバー110が閉じられると、ここでも公称量だけ重なるので、カバー110の真正面では、観察者には隙間は見えない。
図22は、図21に示す線に沿うヘッドレール112の断面図である。ヘッドレール112は、ここでも単一の軌道を構成しており、2つのレール148を含んでいる。各レール148には内側区画150が付帯しており、各区画150は、内壁152によって他の区画から分離されている。レール148は、内側区画150内へと伸張しているフランジ154によって、更に具体的に画定されている。内壁152と各レール148の間には、棚部156がある。図16と図17を見ると直ぐに明らかになるように、棚部156は、コード案内部材116の穴130、132と整列しており、その結果、棚部156は、分かり易くするために図22からは省略されているが、コード120をヘッドレール112内で支持している。
ヘッドレール112の上部外側には、フランジ158があり、ヘッドレールは、そのフランジによって、建築物開口部の上方に取り付けのために装備されている適切なハードウェアに取り付けられる。更に、チャネル160があり、再び図16と図17を見ると理解頂けるように、このチャネルはコード案内部材116の穴122と整列している。コード案内部材116を、ヘッドレール112の端部に取り付けるために、スクリュー124などが、チャネル160にねじ込まれる。
図23は、図21に示す線に沿うヘッドレール112の断面図である。図21で最も右のパネル114は、ここでも急角度に見えるが、この場合は、図21の見晴らしの利く地点から遠くに向いている側が見える。パネル114は、ヘッドレール112の長手方向に対して或る斜角に向けられており、その結果、その左側は、その右側よりも、図23の視認者に近くなっている。
各内側区画150内には、フランジ154上のレール148に沿って滑動可能に、キャリア162が配置され、各レール148に1つずつ合計2つのキャリアが、各パネル114に必要である。キャリア162の側面図を、図24Aに示している。この図では、2つの特徴が注目に値し、面164の左側にはスクリュー166又は類似物とタブ168があり、その機能については、以下に説明する。図24Bは、図24Aの右から見たキャリア162の右端面図であり、図23の左側レール148内のキャリア162を示す図でもある。図24Bで分かる様に、タブ168は、間隙170によって、面164から幾らか離れている。更に、肩部172は、キャリア162の面に沿って伸びているので、フランジ154によって支持され、その上をレール148に沿って滑動する。最後に、端面174は穴176を有している。
図24Cは、図24Aの左から見たキャリア162の左端面図であり、図23の右側レール148内のキャリア162を示す図でもある。図23の右のキャリア162は、図24Aから24Dには含まれていない追加要素、即ち、面180に固定されているコード固定部材178を有していることに留意されたい。分かり易くするために図23には示していないが、ヘッドレール112の左右の端部から伸びているコード120の2つの端部は、それぞれ終端し、コード固定部材178の穴182で縛られている。コード120がループ140で適切に操作されると、コード固定部材178は、取り付けられているキャリア162を、ヘッドレール112に沿って一方向又は他方向に動かし、カバー110を開閉する。図23に示している図は、最も右のパネル114用のキャリア162を示していることを考えると、右側レール148のキャリア162だけが、中にコード固定部材178を有していることが理解頂けよう。他の全てのキャリア162は、図24Aから24Dに示す外観を有している。勿論、代わりに、カバー110を開閉する際に使用するために、右側レール148のキャリア162に棒を取り付け、コード120を省いてもよいことを理解頂けるであろう。
最後に図24Dは、図24Aの下から見たキャリア162の底面図であり、キャリア162が、可撓性アーム186とラッチングタブ188を有するラッチ機構184を含んでいることに留意されたい。ラッチ機構184は、パネル114をキャリア162に接合さることができる。
図25は、ハンガー190の平面図であり、ハンガーは、比較的撓まない金属又はプラスチックのシート材である。ハンガー190は、主に、カバー110の幅と、中に含まれているパネル114の数次第で、どの様な所望の長さでもよい。一般に、1枚のパネル114に1つのハンガー190があり、各パネル114毎に、レール140当たり1つで合計2つのキャリア162がある。パネル114は、強力な接着剤を使って、カバー110が装着される室内の、望ましくはハンガー190の視認者とは反対側に取り付けられる。具体的に、図15から図18で、パネル114は、ハンガー190の、視認者から見えない側に取り付けられており、一方、図23では、パネル114はハンガー190を覆っている。
図25に戻るが、ハンガー190は、2つの反対側に向いているフック様部材192を有している。ハンガー190とパネル114をキャリア162に取り付けるために、フック様部材192が、ラッチ機構184に下方から挿入され、そこでラッチングタブ188は、フック様部材192の平坦な部分194の下でカチッと留まる。2つのレール148のキャリア162は、図23にはっきり示している様に反対方向に向いており、ハンガー190は、互いに反対側のレール148内のキャリア162によって、両端が確実に固定される。
図26は、ヘッドレール112を、図14の左端部の後ろから見た破断図である。キャリア162は、コード案内部材116の穴126の中に、そして最終的には図24Bに示しているキャリア162の穴176に通るスクリュー128などによって、コード案内部材116に固定されているので、静止している。スクリュー166は、ストラップ196をキャリア162に固定するのに用いられる。
ストラップ196を、図27に平面図で示している。ストラップ196は、金属又はプラスチックシートの可撓性の条片であり、段200を始点として急に拡がっている部分198を除き、幅は一様である。末端部分202は、ストラップ196によって形成されている平面から僅かに上向きに曲がっており、その理由を以下に明らかにする。
ストラップ196の反対の端部には、一連の等間隔の切り込み204が設けられている。ストラップ196は、カバー110が閉じているときに、隣接するパネル114が互いに重なる量を確立する手段である。さしあたり、ストラップ196は、図26では、切り込み204から端部までの部分が破断又は切断されているので、図27で示している図と比べて短くなっていることに留意されたい。スクリュー166は、ストラップ196を、最後の切り込み204でスライダー162に固定するのに用いられる。
図28は、2つのパネル114が重なる地点で後ろから見たヘッドレール112の破断図である。右側ストラップ196の段200は、図示のようにタブ168の後ろに捉えられているので、キャリア162がそれ以上左へ動かないようになっている。左側のストラップ196は、図26に示している方式でスライダー162に取り付けられている。図28で分かるように、末端部分202は、スクリュー166と干渉しないように、外向きに曲がっている。更に、末端部分202がこの様に外向きに曲がっているので、ストラップ196が、別のキャリア162のタブ168に干渉するのが防止される。
図29は、カバー110が閉じられている途中にあるときの、ヘッドレール112を、最も右のパネル114の後ろから見た破断図である。コード120は、その地点では、キャリア162を、図29の左に向かって引っ張っている。結び目206は、図14に示すカバーの左端からのコード120が縛られている端部である。コード120によって引っ張られているキャリア162は、図29には示していないが、今度は次のキャリア162を右へ引っ張ることになり、それは、ストラップ196の段200がタブ168の後ろで係合してキャリア162を次のキャリアに連接しているからである。
次に、カバー110の底部の特徴であるが、図14、19、21に示しているカバー110の各パネル114は、下側レール208に取り付けられており、下側レールは、パネル114をピンと張り、垂直に垂れ下がらせ、僅かな空気の動きで揺れないだけの重量を提供している。更に、下側レール208は、以下に更に具体的に示す様に、パネル114を互いに接続させて、揺動を減衰し、より好ましい外観を提供する。
図30は、どのパネル114にでも取り付けられている下側レール208の断面図である。下側レール208は、図14、19、21の視認者に向いた滑らかな面210を有している。下側レール208は、更に、上方V字型チャネル212と、下方V字型チャネル214を有しており、それぞれ、その開口部で互いに向かって伸張するフック様部材216を有している。
パネル114は、図30の断面で分かる様に、上方V字型チャネル212内に、プラスチック材料の条片218によって固定されている。パネル114は、下向きに、上方V字型チャネル212内へと伸張し、条片218の下から、条片の裏側220に回り込み、そこで接着剤によって固定されている。フック様部材216は、パネル114と条片218が、上向きに引っ張り出されるのを防いでいる。
下側レール208の後面は、断面が略長方形のチャネル222を有している。チャネル222は、開口部の各側にフランジ224を有し、チャネル内のフランジ224の反対側にレール226を有している。チャネル222は、各パネル114をその隣のパネルに接続するのに用いられる。
図31は、2つの隣接するパネル114を後ろから見た平面図であり、1つの下側レール208と次の下側レールの接続を示している。図31の左側の下側レール208の端部には、略長方形の開口部230を有する連結部材228がある。連結部材228は、可動パネル114、即ち、図14、19、21の一番左にあるパネルを除く全てのパネル114の各下側レール208の、隠されている端部に配置されている。図32は、図31の下側レール208に挿入される連結部材228の端部の平面図である。挿入部材232は、チャネル222内に、下側レール208のフランジ224の後ろにぴったりと嵌り、レール226を収納するための切除部234を有している。
連接部材236を、図33に側面図で示している。連接部材236は、連接部材236の各側の溝238内に嵌るフランジ224によって、そしてレール226に相対して案内され、下側レール208のチャネル222に沿って滑動することができる。弾性係止部材240は、長方形開口部230内にスナップ嵌合して、1つのパネル114をその後ろのパネルに接合する。
図14、19、21の下側レール208の見える端部は、図31に示している様に、端部キャップ242を有している。端部キャップ242の平面図を、図34に示している。端部キャップ242の挿入部材244は、チャネル222内の2つのフランジ224の一方とレール226の間の空間にぴったりと嵌る。反対方向に向いた2つの端部キャップ242が、下側レール208の端部を覆うのに必要である。
本発明の第5の実施形態を、図35から図52に示している。図35は、建築物開口部用のカバー310の立面図である。図35に示している様に、カバー310は、ヘッドレール312を含んでおり、カバーは、ヘッドレールによって、建築物開口部の上部に亘って取り付けられ、又は吊り下げられる。図35に示されている建築物開口部は、基本的に床から天井までの高さの窓又は滑動扉である。しかしながら、先に示した様に、本発明は、この型式の建築物開口部に用いられるカバー310に限定されるものではなく、全ての高さと幅の窓及び扉にも等しく適用できるものと理解されたい。
更に、以下のカバー310に関する説明は、図14から図34に示しているカバー110に容易に適用できる幾つかの新しい特徴を含んでいる。要するに、当該特徴は、先に説明したカバー110にも等しく適用できるので、カバー310だけに組み込めるものと解釈すべきではない。直ちに理解できるであろうが、同じ理由で、先に述べた幾つかの特徴は、カバー310にも用いることができる。
図35に戻るが、カバー310は、ヘッドレール312から吊り下げられている複数の個別のパネル314を備えている。その様な6つのパネル314を図示しているが、発明人は、本発明をこの点で限定する意図は無い。カバー310が開いているとき、パネル314は、図36に示している様に、1つは建築物開口部の左側、もう1つは右側に、2つの積み重ねられた列を形成している。この様に、カバー310は、「中央引き」式で、カバー310は、左又は右側からではなく中央から開くことを意味している。しかしながら、先の例と同じく、パネル314は、ヘッドレール312の長手方向に対して一定の斜角に向いている。
ヘッドレール312の各端部には、図35と図36でコード案内部材316を覆っている端部キャップ318があり、その構造と機能について、以下に徹底的に詳しく述べる。コード案内部材316と端部キャップ318は、カバー110のコード案内部材116と端部キャップ118とは、端部キャップ318が、コード案内部材316が建築物開口部の上方に一旦取り付けられると、カバー310を見ている人の視野からコード案内部材316を実際に覆う点で異なっている。その結果、必要なのは、端部キャップ318の色をヘッドレール312の色と合わせてこれらの構成要素に好ましい概観を提供するだけであり、コード案内部材は視野からは隠れているので、そのの色はそれほど重要ではない。
図35と図36のヘッドレール312の右端で端部キャップ318の下に伸張しているのは、ループ322を形成しているコード320である。先に述べた第4の実施形態と同じく、コード320は、カバー310を開閉するのに用いられ、ループ322の一方の側を引っ張るとカバーが開き、ループの他方の側を引っ張るとカバーが閉まる。
図37は、カバー310を、図35と図36のヘッドレール312の左端から、端部キャップ318を外した状態で見た立面図である。図35と図35の最も左のパネル314の部分は、図示のようにヘッドレール312の下に吊り下げられており、先に述べた様に、ヘッドレール312の長手方向に対して或る斜角に向けられているので、図35と図36に見るパネル314の側部は、急角度ではあるが、これが見える
コード案内部材316は、更に以下に示す様に、コード案内部材316をヘッドレール312に取り付けるのに用いられるスクリュー326又は同様な物のための2つの穴324を有している。上記の先の実施形態とは対照的に、コード案内部材316は、後で端部キャップ318によって完全に覆われるので、ヘッドレール312を完全に覆ってはいない。コード案内部材316は、別の穴328を有しており、その中には鋼のスラグ330が配置されている。鋼のスラグ330は、干渉嵌め、クリップ331などによって穴328内に保持され、穴328の遠方側を通って突き出ている。鋼のスラグ330は、図35と図36で最も左のパネル314を動かなくするために用いられる。本実施形態では、ヘッドレール312の右端のコード案内部材316も、最も右のパネル314を同じ方式で動かなくするために鋼のスラグ330を含んでいる。何れの場合も、最も左及び最も右のパネル314の最も左及び最も右のキャリアは、以下に示す様に、それぞれ磁石を有しており、磁石は、鋼スラグ330と係合し、各パネル314を動かなくする。この方法は、洗浄するために、最も左及び最も右のパネル314を一時的に建築物開口部の横から取り外す方法を提供するので、スクリューなどを使ってそれらのパネル314を固定するやり方に勝る改良を表している。カバーが一番右又は一番左から開閉する種類のカバーである場合、その様な磁石は、その固定端部だけに用いられる。
図37のコード320は、ヘッドレール312の中から開口部332を通って外に出て、開口部334から再び入る。開口部332、334の間には、軸338上で回転するプーリー336がある。図35と図36の右側にあるコード320のループ322を操作してカバー310を開閉するときに、プーリー336は、コード320が、開口部332を出て開口部334に入るか、又はその逆に、容易に進めるようにする。
コード案内部材316は、更に、それぞれ開口部332、334の下方に配置されている湾曲チャネル340、342を有している。プーリー336の回りにループを形成しているコード320は、プーリー336で把持され、開口部332、334から引き出されて、ループ322を、図35と図36に示されているカバー310の右側から左側へ「動かす」が、カバー310は「中央引き」式なので、ループ322がその様に「動かされ」ている間に、コード320は、以下に示す方式で、2つの最も中央のパネル314の一方から一時的に係合解除される。
コード案内部材316は、更に、カバー内にカバー310の鏡像として作られる鋼スラグを装着できるように、クリップ346付きの別の穴344を含んでいる。
図38は、ヘッドレール312の左端部を、上から見た分解図である。コード320は、ヘッドレール312内を走って、コード案内部材316のプーリー336の周りを回り、ヘッドレール312内へと戻り、その右端部に向かう。スクリュー326は、コード案内部材316をヘッドレール312の端部に取り付けるために、穴324にねじ込まれている。コード案内部材316は、更に、柱348を有しており、柱は、ヘッドレール312のチャネル350に嵌って、コード案内部材316をヘッドレール312に正しく整列させ、安定させる。
端部キャップ318は柱352を有しており、柱は、端部キャップ318がコード案内部材316に固定されるときに、コード案内部材316の穴324の中に干渉嵌めによって保持される。図から分かるように、端部キャップ318は側壁354を有しており、側壁は、端部キャップ318がコード案内部材316に固定されるときに、コード案内部材316に嵌め込まれ、そこを取り囲む。端部キャップ318は、更に、端壁358の内面にピン356を有している。端部キャップがコード案内部材316を覆って固定されるとき、ピン356は鋼のスラグ330に押し付けられ、カバー310の寿命の間は、鋼のスラグが穴328から容易に外れないようにしている。鋼のスラグ330は、代わりに何か別の強磁性材料でもよく、それ自体が磁石であってもよいと理解されたい。最後に、端部キャップ318は、穴360を含んでおり、端部キャップ318がコード案内部材316を覆って配置されるとき、コード320のループ322は、その穴を通して送られる。更に、暫時図37に戻るが、コード案内部材316の下側は、リブ361を有している。端部キャップ318がコード案内部材316を覆って装着され、それを完全に覆うためその上に押し付けられるとき、リブ362は、穴360にカチッと嵌り込み、端部キャップ318が容易に取り外されないようにする。
図39は、ヘッドレール312の断面図である。ヘッドレール312は、ここでも、2つのレール362を含む単一の軌道を構成している。各レール362には内側区画364が付帯しており、各区画364は、内壁366によって他の区画から分離されている。レール362は、更に具体的には、内側区画364内へと伸張するフランジ368、370によって画定されている。内壁366に対してレール362の外側にあるフランジ370は、以下に説明するように、パネル314を吊り下げているキャリアの安定性を改良するために、及び、それらのキャリアがレール362に正しい方向でのみ嵌ることを保証することによって組み立てを容易にするために、フランジ368より長くなっている。内壁366とフランジ368の間は、棚部372である。上記で既に述べた様に、棚部372は、コード案内部材316の開口部332、334と整列している。その結果、棚部372は、ここでもコード320をヘッドレール312内に支持する。
ヘッドレール312の上部外側にはフランジ374があり、ヘッドレールは、このフランジによって、取り付け目的で建築物開口部の上方に装備されている適切なハードウェアに取り付けられる。更に、コード案内部材316の穴324と整列しているチャネル376があり、スクリュー326などをチャネル376内にねじ込んで、コード案内部材316をヘッドレール312の端部に取り付けられるようになっている。チャネル350は、先に述べた様に、コード案内部材316上の柱348を、正しく整列させる目的で収容する。
ヘッドレール312は、上記の第4の実施形態に関して先に述べたヘッドレール112と実質的に同じであり、違いは、フランジ368、370の長さであり、ヘッドレール112では、フランジ154は長さが等しく、フランジ374の位置は、ヘッドレール112のフランジ150よりも、互いに遠く離れている。
図40Aから40Fは、ヘッドレール312で使用するように設計されているキャリア380の図である。図40Aは、キャリア380の側面図であり、ヘッドレール312内のフランジ370に載り、それに沿って滑動するキャリア380の側部を示している。キャリア162上のスクリュー166の代わりに、キャリア380の面382は、一体形成されたボタン384を有している。面382は、更に、楔形要素386とタブ388を有している。タブ388は、キャリア162のタブ168と同じ機能を有しており、即ち、隣接するキャリア380に取り付けられているストラップは、面382とタブ388の間に嵌るので、隣接するパネル314の間の距離は、カバー310が閉じられているときは一定になる。ボタン384は、ストラップをキャリア380に接続するのに用いられ、楔形要素386は、タップ388と面382の間を通るストラップを、ボタン384から外向きに撓ませる。ボタン384は、図40Aの視点から見ると、以下に述べる理由で、基本的に長方形である。最後に、楔形要素386は、以下に述べる目的を有する斜め縁部390を有している。
図40Bは、キャリア380の、図40Aとは反対側の図である。図40Bに示している側部は、ヘッドレール312内のフランジ368に載り、それに沿って滑動し、つまり内壁366に面している。図40Bに示している面392は、間隙394を有しており、そこからキャリア380内の柱396が見える。柱396について、以下に述べる。
図40Cは、図40Aに示したキャリア380を下から見た図である。上記の様に、タブ388は、面382から間隙398だけ離れている。更に、楔形要素386の傾斜は、図40Cで容易に明らかである。最後に、底部402を貫通する開口部400がある。開口部400は、パネル314を保持するハンガーを取り付けるのに用いられる。最後に、ボタン384について言えば、図40Cで分かるように、大きさの小さくなった柱404を有している。
図40Dは、図40Aに示したキャリア380を上から見た図である。柱396は、上から見ると、開口部400の一部を形成するU字型部分406を有している。更に、キャリア380の内側は、棚部408を有している。パネル314を吊り下げているハンガーの一端は、キャリア380によって保持され、棚部408の上に載っており、柱396のU字型部分406によってその上に保持されている。
図40Eは、図40Aに示したキャリア380を左から見た図であり、図40Fは、図40Aに示したキャリアを右から見た図である。図40Eと40Fは、共に、キャリア380の両側にある高さが等しくない肩部を示している。肩部410は、ヘッドレール312のフランジ368に載って滑動し、一方、肩部412は、フランジ370に載って滑動する。先に述べた様に、高さが等しくない肩部410、412は、高さが等しくないフランジ368、370と共に、キャリア380を、ヘッドレール312のレール362に一方向にしか挿入できないことを保証する。キャリア380の左右の端部は、それぞれ間隙414、416を有しており、図40Dでも見ることができ、間隙は、以下に論じる様に、キャリア380に他の要素を取り付けるために設けられている。
図41は、ハンガー420の平面図であり、図25に示しているハンガー190と同様に、比較的撓みにくい金属又はプラスチックのシート材である。ハンガー420は、主にカバー310の幅と、その中に含まれているパネル314の数次第で、どの様な所望の長さでもよい。先のように、各パネル314毎に、パネル314当たり1つのハンガー420と、ヘッドレール312の各レール362内に1つで合計2つのキャリア380と、があり、各パネル314のキャリア380は互いに反対方向に向いている。パネル314は、ハンガー420に、望ましくは、ハンガー420の、カバー310が装備されている室内の視認者から遠い側に取り付けられている。図25のハンガー190とは対照的に、ハンガー420は、2つの反対向きのフック様部材422を除けば、基本的に細長い長方形であり、パネル314を接着させて留めるためにより広い表面積を提供するためのハンガー190の斜め端部は無い。
先に述べた様に、ハンガー420は、2つの反対向きのフック様部材192を有している。ハンガー420とパネル314をキャリア380に取り付けるために、フック様部材422は、キャリア380を上から見た図40Dで分かる様に、キャリア380の下から開口部400を通して上方向に、フック様部材422の下側424が棚部408に載るまで挿入される。フック様部材422の直立部426が柱396のU字型部分406に嵌ると、フック様部材422が所定の位置に保持される。再び図40Dについて言えば、ハンガー420を、フック様部材422の下側424が棚部408から外れるように動かすように曲げ、又は変形させると、ハンガー420をキャリア380から外すことができるのは明らかである。これについては、カバー310のこの第5の実施形態で、以下に説明するやり方で取り組んでいる。
図42は、カバー310のパネル314を一体に連接するためのストラップ430の平面図である。ストラップ430は、先に述べたストラップ196と基本的に同じ様式で機能する。ストラップ430は、金属又はプラスチックシートの可撓性条片であり、段434から急に幅が広がっている部分432を除けば、一様な幅をしている。末端部436は、ストラップ430によって形成されている面から僅かに上向きに曲がっていてもよい。段434と末端部436は、先に上で述べた様に機能する。
ストラップ430の反対側の端部には、基本的に長方形の穴436と斜め縁部438がある。穴436は、キャリア380のボタン384より最小限に大きな寸法になっており、ストラップ430をキャリア380に取り付けるのに用いられる。ボタン384を穴436に挿入し、ストラップ430をキャリア380に対して柱404の周りに回すと、ボタン384は、ストラップ430がキャリア380から滑り落ちるのを防ぐ。更に、その地点の斜め縁部438は、楔形要素386の斜め縁部390に当たって所定の位置に嵌り、ストラップ430がホルダー380に対してそれ以上回転するのを防ぎ、ストラップ430がキャリア380から容易に滑り落ちることの無いようにする。
ストラップ430は、一連の穴が無く、単一の穴436だけを有していることに留意されたい。その結果、異なるパネル幅と重なり量のキャリア380を作るときには、所望の長さのストラップ430が用いられる。
図43は、図36に示している線に沿うヘッドレール312の断面図である。図36の左側の最も右のパネル314の後側が、ヘッドレール312の下方に見えている。先に述べたパネル314の材料は、接着剤によって、ハンガー420のその側に固定されている。図40Fに示しているキャリア380の側が、ヘッドレール312の左側に見えており、図40Eに示しているキャリアの側は、ヘッドレール312の右側に見えている。図43に示している図からは容易に明らかではないが、ヘッドレール312の左側のキャリア380は、右側のキャリアより視認者に近い。
コード固定部材440は、図40Bに示しているキャリア380の側部に示されている間隙394を使って、ヘッドレール312の右側のキャリア380に取り付けられている。コード固定部材440は、2つの穴442を有している。図23に関連付けて先に述べた様に、ヘッドレール312の左右の端部から伸びているコード320の2つの端部は、それぞれ終端し、コード固定部材440の穴442で縛られている。コード320をループ322で適切に操作すると、コード固定部材440は、取り付けられているキャリア380を一方向又は他方向にヘッドレール312に沿って動かし、カバー310を開閉させる。
カバー310のこの第5の実施形態では、ヘッドレール312の2つの端部の一方で、コード320のループ322を無くし、代わりに、棒を使ってカバー310を開閉することができる。その様な棒444を、図36に例として示している。代わりに、棒444は、カバー310の左側に装着してもよいし、左及び右の両側に装着してもよい。コード固定部材440の上側穴442の結び目446を使って、コード320を引っ張り、ループ322を形成している余分のコード320を引き出し、余分のコード320を切断し、それを縛ることによって、ループ322自体を無くす。この操作を実行するためには、カバー310の左側からコード320を一時的に係合解除することも必要である。
図44は、図36に示している線に沿うヘッドレール312の断面図であるが、分かり易くするために、棒444は示していない。図43の場合と同様に、図40Fに示しているキャリア380の側が、ヘッドレール312の左側に見えている。図36の右側の最も左のパネル314の前側が、ヘッドレール312の下方に見えている。パネル314の材料は、図示のようにハンガー420の後側に固定されている。図44に示している図からは容易に明らかではないが、ヘッドレール312の左側のキャリア380は、ヘッドレール312の右側の要素よりも、視認者に近い。
この要素は、コード固定部材450であり、図40Eに示しているキャリア380の側に取り付けられており、図44の右側の視界からキャリア380を隠している。コード固定部材450は、カバー310が、コード320のループ322で開閉されるか、棒444で開閉されるかに関わらず、カバーを開閉する際に、カバー310の左右の側を反対方向に動かすことができる。
図44には、コード固定部材450の端面図が含まれている。その側面図、具体的にはヘッドレール312の内壁366に面している側の図を、図45に示している。分かり易くするために図44には示していないが、コード320は、ヘッドレール312の2つの端部の間を、棚部372の上を伸びている。
図45に示すように、コード固定部材450は、略長方形の箱様構造を有している。各端部には、コード固定部材450を、キャリア380の様な別の構成要素に接続する際に使用するための連結器452がある。最も重要なのは、図45に示しているコード固定部材450の側は2つの開口部454を有しているので、コード320は、一方に入り他方から出ることである。コード固定部材450の中には、スクリュー456又は同様の留め具があり、その周りにコード320が巻き付けられ、そこでスクリュー456が締め付けられ、コード320を固定する。コード固定部材450は、コード320をカバー350の左側に係合させる手段であり、コード320のループ322をヘッドレール312の一端から他方へ「動かすこと」、及びループ322を随意的に無くすこと、に関連して先に言及した。
ヘッドレール312の各端部のコード案内部材316に関する初期の議論から、最も左及び最も右のパネル314の最も左及び最も右のキャリア380は、それぞれ、コード案内部材316内の鋼のスラグ330と係合して、それらのパネル314を動かなくする磁石を有していることを思い出そう。図46は、磁石462を備えた磁石ホルダー460の上面図である。ホルダー464は、図40Fに示しているキャリア380の側に、T字型の部材466を使って間隙416で取り付けるように設計されている。
図47は、図40Fに示したキャリア380の側面の平面図であり、磁石ホルダー460が取り付けられている。これにより、磁石462は、ヘッドレール312の端部で、コード案内部材316内の鋼のスラグ330に接触する位置に保持され、最も左及び最も右のパネル314を所定の位置に保持するが、家事目的でそこから一時的に動かすこともできる。ここでも、カバーが一番右又は左から開閉するようになっている種類のカバーである場合、その様な磁石ホルダー460は、固定される端部にのみ使用される。
図40Dを見ると思い出して頂けるだろうが、ハンガー420は、キャリア380内の最初の位置に正しく装着するには僅かに且つ一時的に曲げなければならないので、ハンガー420を、フック様部材422の下側424が棚部408から外れるように動かすように曲げ、又は変形させると、ハンガー420をキャリア380から外すことができる。カバー310が開閉されているとき、より具体的には、カバーが完全な開又は閉位置に達したときに同様の曲げ又は変形が起こり、コード320のループ322又は棒444を更に引っ張ると、これらの機構のどちらかによって駆動されているキャリア380に歪みが生じる。その様な歪みがキャリア380に生じるのを防ぐために、スペーサーが、ヘッドレール312のレール362の適切な地点に装着される。
その様なスペーサー470を、図48に側面図で示している。スペーサー470は、図40Eに示しているキャリア380の端部にスペーサーを取り付ける連結器472を有しており、キャリア380と同じ方式でフランジ368、370に沿って滑動する。スペーサー470は、ヘッドレール312の長手方向に、パネル314によって占有される距離と基本的に同じ長さである。
図35と図36に示している種類の「中央引き」カバー310では、ヘッドレール312の各レール362にその様なスペーサー470が1つだけある限りにおいて、スペーサー470は、図36の左側の最も右のパネル314のキャリア380、又は、図36の右側の最も左のパネル314のキャリア380に取り付けられる。スペーサー470は、棒444を取り付けるのに使用してもよいものと理解されたい。スペーサー470は、この状況では「ストッパ」として作用し、コード320のループ322又は棒444が、パネル314がキャリア380から脱落するほど激しく引っ張られるのを防ぐ。
パネルが建築物開口部の一番右又は左に積み重ねられるカバーでは、パネル314がキャリアから脱落するほどコードを激しく引っ張るのを防ぐために、ヘッドレールの端部と、実際にコードで動かされるパネルのキャリアとの間に、スペーサー470が必要である。上に述べた様に、キャリア470は、その様なカバーの何れかの側に棒を取り付けるのにも用いられるが、両側に設けてもよい。この様に使用する場合は、先に述べたキャリアよりも短いキャリア470を使用することができる。
次に、カバー310の底部の改良された特徴に付いてであるが、その特徴は、先に述べたカバー110にも使用することを意図しており、図35と図36に示しているカバー310の各パネル314は、パネル314をピンと張った状態に保ち、垂直に吊り下げ、僅かな空気の動きでは揺れないようにするのに必要な重量を提供する下側レール480を有している。更に、先の通り、下側レール480は、以下に具体的に示す様に、パネル314を互いに接続し、揺動が生じたときはこれを減衰し、好ましい外観を提供することができる。
図49は、パネル314の何れにでも取り付けられる下側レール480の断面図である。下側レール480は、図35と図36の視認者に面する滑らかな面482を有している。下側レール480は、更に、上側V字型チャネル484と下側V字型チャネル486を有している。上側及び下側のV字型チャネル484、486は、それぞれ、その2つの側面の一方に、具体的には図35と図36の視認者に面していない側に、フック様部材488を有している。フック様部材488は、下側レール480の前方の滑らかな面482に向かって伸張しており、上側及び下側のV字型チャネル484、486に向いている要素490で終端している。
パネル314は、プラスチック材料の条片492で、上側V字型チャネル484内に固定される。条片492は、図49に断面で示されている。パネル314は、下向きに、上側V字型チャネル484の中へと伸張し、条片492の下からその裏側494へ回り込み、そこで接着剤によって固定されている。フック様部材488、特に、部分的に条片492の周りに伸張して条片がV字型チャネル484から上向きに外れるのを防ぐ要素490は、下側レール480をパネル314に取り付けられている状態に保つ。この点で、下側レール480は、図30に示している下側レール208に勝る改良である。
下側レール480の後側には、断面が略長方形のチャネル496が設けられている。チャネル496は、その開口部の各側にフランジ498を有している。チャネル496は、先の通り、各パネル314を隣のパネルに接続するのに用いられる。
図50は、下側レール480の裏側と、先に上で述べたものより改良された方式でそこに接続される端部キャップ500の分解図である。下側レール480の端部には、フランジ498の相対する部分を機械加工して、フランジ498の間の開口部と比べて幅が広くなった開口部502が作られている。端部キャップ500は、フランジ498の後ろのチャネル496内にぴったりと嵌る挿入部材504を有している。挿入部材504は、フランジ498の間に嵌る隆起部分506を有している。その様な隆起部分506は、挿入部材504の、図50に示していない側には無い。その機能は、確実に、隆起部分506がフランジ498の間に配置された状態でしか、挿入部材504をチャネル496に挿入することができないようにすることである。
挿入部材504がチャネル496にその様に挿入されると、穴508は、幅が広がっている開口部502に配置される。その位置で、図51に示す2つの反対向きの尖端512を有する係止要素510が挿入され、穴508にスナップ嵌合されて図52の図になる。連結部材228の様な連結部材を穴508にスナップ嵌合して、図52のようにしてもよい。必要であれば、先に示した連結部材228と似ているが、挿入部材の様な挿入部材を有するように修正された連結部材を、同様の方式で下側レール480の端部に装着してもよい。下側レール480同士を一体に連接するのに、先に示した連接部材236を使用してもよい。
当業者には、上記に対する各種修正が自明であろうが、特許請求の範囲に述べる範囲を越えて本発明をその様に修正することはできないであろう。
本発明の単一軌道積重式パネルカバーが閉じられているときの平面図である。 カバーが完全に開いているときの平面図である。 本発明の第1の実施形態によるカバーのヘッドレールの端面図である。 カバーが開いているときの、ヘッドレールの下から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態によるカバーのヘッドレールの端面図である。 第2の実施形態のカバーが完全に開いているときの、パネル相互の空間関係を上から見た概略図である。 第2の実施形態のカバーが完全に閉じているときの、パネル相互の空間関係を上から見た概略図である。 本発明の第3の実施形態のカバーが開いているときの、上から見た概略図である。 第3の実施形態のカバーが完全に閉じているときの、上から見た概略図である。 カバーの2つの隣接するパネルの後側の、一部透視図にした斜視図であり、パネル同士を連接させるための第1の手段を示している。 図10に示す連接させるための手段の変更例の、一部透視図にした斜視図である。 カバーの2つの隣接するパネルの後側の、一部透視図にした斜視図であり、パネル同士を連接させるための第2の手段を示している。 図12に示している線に沿う断面図である。 本発明の第4の実施形態の立面図である。 図14の左端から見た立面図である。 図15の端部キャップを取り外した後の立面図である。 図16のコードが引っ張り出されてループを形成した後の図である。 図17の端部キャップを元に戻した図である。 左側にコードのループが備えられている第4の実施形態の立面図である。 第4の実施形態を上から見た図である。 第4の実施形態の、完全に開いているときの立面図である。 第4の実施形態のヘッドレールの断面図である。 図22とは反対方向から見た、ヘッドレールの断面図である。 図24Aは、第4の実施形態のパネルのキャリアの側面図である。
図24Bは、キャリアの一方の端部の図である。
図24Cは、キャリアの他方の端部の図である。
図24Dは、キャリアの底面図である。
第4の実施形態のパネルのハンガーの平面図である。 ヘッドレールの端部の後方の破断図である。 パネルを一体に連接するためのストラップの平面図である。 ヘッドレールを、2つのパネルが重なる地点で後方から見た破断図である。 ヘッドレールを、最も右のパネルの後方から見た破断図である。 下側レールの断面図であり、パネルがそこに取り付けられている状態を示している。 1つの下側レールの次のレールへの接続を示している平面図である。 連結部材の端部の平面図である。 連接部材の側面図である。 端部キャップの平面図である。 本発明の第5の実施形態の立面図である。 第5の実施形態の、完全に開いているときの立面図である。 第5の実施形態を、ヘッドレールの左端部から、端部キャップを取り外した状態で見た立面図である。 第5の実施形態のヘッドレールの左端部を上から見た分解図である。 第5の実施形態のヘッドレールの断面図である。 図40Aは、第5の実施形態のパネルのキャリアの側面図である。
図40Bは、図40Aに示しているキャリアを反対側から見た図である。
図40Cは、図40Aに示しているキャリアを下から見た図である。
図40Dは、図40Aに示しているキャリアを上から見た図である。
図40Eは、図40Aに示しているキャリアを左から見た図である。
図40Fは、図40Aに示しているキャリアを右から見た図である。
第5の実施形態のパネルのハンガーの平面図である。 第5の実施形態のパネルを一体に連接するためのストラップの平面図である。 図36に示している線に沿う断面図である。 図36に示している線に沿う別の断面図である。 第5の実施形態に用いられているコード固定部材の側面図である。 キャリア用磁石ホルダーの上面図である。 磁石ホルダーが取り付けられているキャリアの平面図である。 スペーサーの側面図である。 第5の実施形態の下側レールとパネルの断面図である。 下側レールの裏側と端部キャップの分解図である。 係止要素の立面図である。 端部キャップが取り付けられた状態の下側レールの裏面図である。

Claims (28)

  1. 建築物開口部用の単一軌道積重式パネルカバーにおいて、
    前記カバーを前記建築物開口部の上方且つ前方に取り付けるためのヘッドレールであって、その長手方向に、その内側でその第1端部からその第2端部へ伸び、前記長手方向に互いに平行に伸長する第1レール及び第2レールを有する単一の軌道、を有するヘッドレールと、
    前記第1レール及び第2レールがそれぞれ備えてなる、スロットを挟んで内向きに画成された一対のフランジと、
    前記単一の軌道の前記第1レール及び前記第2レールのそれぞれに配置され、前記カバーを開閉するために、前記ヘッドレールの前記第1及び第2レールに沿って前記長手方向に並進運動させることができる複数のキャリアと、
    第1端部及び第2端部をそれぞれが有する複数のハンガーであって、該ハンガーの前記第1端部の各々が前記第1レールの前記キャリアの一に取り付けられ、前記第2端部の各々が前記第2レールの前記キャリアの一に取り付けられており、これによって前記キャリアの各一対に接続された前記各ハンガーが、前記ヘッドレールの下方に前記第1レールと第2レールとの間に伸長して前記ヘッドレールの前記長手方向に対してほぼ一定の斜角に向けられているハンガーと、
    前記複数のハンガーから前記ヘッドレールの下方に吊り下げられ各パネルが各ハンガーから吊下された複数のパネルであって、各パネルが前記ヘッドレールの前記長手方向に対して前記ほぼ一定の斜角に向けられており、前記カバーを開口させる時前記複数のパネルが積重されるようにしてなるパネルと、によって構成され、前記第1レールの前記複数のキャリアはストラップによって互いに連接され、前記ストラップが前記第1レール内に格納され前記カバー閉じている間前記複数のキャリアが一緒に並進運動するようにしたことを特徴とする単一軌道積重式パネルカバー。
  2. 前記ヘッドレールの前記第1及び第2端部それぞれにあるコード案内部材であって、各前記コード案内部材は、前記ヘッドレールの前記内側と連通している第1穴及び第2穴を有している、コード案内部材と、
    第1端部と第2端部を有するコードであって、前記コードの前記第1及び第2端部は、前記第1レールの前記キャリアの1つに取り付けられており、前記コードは、前記ヘッドレール内の前記キャリアにある前記第1端部から伸びて、前記ヘッドレールの前記第1端部にある前記コード案内部材の前記第1穴を通って外に向かい、その後、前記ヘッドレールの前記第1端部にある前記コード案内部材の前記第2穴を通って前記ヘッドレールに入り、前記ヘッドレールを通って伸びて、前記ヘッドレールの前記第2端部にある前記コード案内部材の前記第1穴を通って外に向かい、次に、前記ヘッドレールの前記第2端部にある前記コード案内部材の前記第2穴を通って前記ヘッドレールに再び入り、前記キャリアにある前記第2端部まで伸張しており、前記コードは、前記ヘッドレールの前記第1及び第2端部の一方でループを形成していて、前記コードを操作して、前記建築物開口部を前記複数のパネルで交互に覆い或いは露出させることができるようになっている、コードと、を更に備えている、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  3. 前記ヘッドレールの前記第1及び第2端部それぞれに端部キャップを更に備えており、各端部キャップは、前記コード案内部材に、そのそれぞれの第1及び第2端部で配置され、そこに取り付けられている、請求項2に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  4. 前記コード案内部材それぞれは、前記第1穴と前記第2穴の間にローラーを有しており、前記ローラーは、垂直軸の回りに回転可能なので、前記コードは、前記第1及び第2穴の間を円滑に通過する、請求項2に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  5. 前記コード案内部材それぞれは、前記第1穴と前記第2穴それぞれの下にローラーを有しており、前記ローラーそれぞれは、水平軸の回りに回転可能なので、前記コードは、前記第1及び第2穴の下方にループを形成するときには、前記両穴を円滑に出入りする、請求項2に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  6. 前記パネルの前記上部は、接着剤で前記ハンガーに取り付けられている、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  7. 前記ヘッドレール及び、複数の下側レールを更に備えており、1つの前記下側レールは、パネルそれぞれの底部に取り付けられている、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  8. 前記複数の下側レールは、前記パネルの前記底部を互いに滑動可能に連接させるための手段を含んでいる、請求項7に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  9. 前記複数の下側レールそれぞれは、第1及び第2端部と、その一方の側の前記第1端部から前記第2端部に伸びているチャネルを有しており、前記パネルの前記底部を互いに滑動可能に連接させるための前記手段は、前記下側レールの1つの前記チャネルに沿って滑動可能に並進運動可能な連接部材と、隣接する下側レールの前記第1端部にある連結部材を備えており、前記連接部材は、前記連結部材に接合し、それらの下側レールそれぞれを一体に連接させる、請求項8に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  10. 建築物開口部用の単一軌道積重式パネルカバーにおいて、
    前記カバーを前記建築物開口部の上方且つ前方に取り付けるためのヘッドレールであって、長手方向と、内側と、第1端部及び第2端部と、前記長手方向に互いに平行に伸びている第1レール及び第2レールを有する1つの軌道と、を有しているヘッドレールと、
    前記単一の軌道の前記第1及び第2レールそれぞれに配置されている複数のキャリアであって、前記キャリアは、前記カバーを開閉するために、前記ヘッドレールの前記第1及び第2レールに沿って前記長手方向に並進運動させることができ、前記第1レールの前記キャリアの幾つかは、互いに連接されて第1群のキャリアを形成し、前記第1レールの前記キャリアの残りは、互いに連接されて第2群のキャリアを形成している、キャリアと、
    第1及び第2端部を有する複数のハンガーであって、前記ハンガーの前記第1端部は、前記第1レールの前記キャリアに取り付けられ、前記ハンガーの前記第2端部は、前記第2レールの前記キャリアに取り付けられている、ハンガーと、
    前記ヘッドレールの下方に前記複数のハンガーから吊り下げられている複数のパネルであって、1つの前記パネルは各ハンガーから吊り下げられており、前記パネルそれぞれは、前記ヘッドレールの前記長手方向に対して実質的に一定の斜角に向けられており、幅、底部、及び上部を有している、パネルと、
    前記ヘッドレールの前記第1及び第2端部それぞれにあるコード案内部材であって、各前記コード案内部材は、前記ヘッドレールの前記内側と連通している第1開口部及び第2開口部を有している、コード案内部材と、
    第1端部と第2端部を有するコードであって、前記コードの前記第1及び第2端部は、前記第1レールの前記第1群の前記キャリアの1つに取り付けられており、前記コードは、前記ヘッドレール内の前記キャリアにある前記第1端部から伸びて、前記ヘッドレールの前記第1端部にある前記コード案内部材の前記第1開口部を通って外に向かい、その後、前記ヘッドレールの前記第1端部にある前記コード案内部材の第2穴を通って前記ヘッドレールに入り、前記ヘッドレールを通って前記第2端部に向かって伸びており、前記コードは、ハンガーによって前記第1レールの前記第2群のキャリアに接続されている前記第2レールのキャリアに取り付けられており、前記コードは、前記ヘッドレールを通って続き、前記ヘッドレールの前記第2端部にある前記コード案内部材の第1穴を通って外に向かい、次に、前記ヘッドレールの前記第2端部にある前記コード案内部材の前記第2穴を通って前記ヘッドレールに再び入り、前記第1群の前記キャリアにある前記第2端部まで伸張している、コードと、を備えている、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  11. 前記コードは、前記ヘッドレールの前記第1及び第2端部の一方にループを形成していて、前記コードを操作して、前記建築物開口部を前記複数のパネルで前記建築物開口部の中心から、交互に覆い或いは露出させることができるようになっている、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  12. 前記第1レールの前記2つの群のキャリアの一つに作動可能に取り付けられている棒を更に備えている、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  13. 前記ヘッドレールの前記第1及び第2端部それぞれに端部キャップを更に備えており、各端部キャップは、前記コード案内部材に、そのそれぞれの第1及び第2端部で配置され、そこに取り付けられている、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  14. 前記コード案内部材それぞれは、前記第1開口部と前記第2開口部の間にプーリーを有しており、前記プーリーは垂直軸の回りに回転可能なので、前記コードは、前記第1及び第2開口部の間を円滑に通過する、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  15. 前記コード案内部材それぞれは、前記第1開口部と前記第2開口部それぞれの下方に湾曲したチャネルを有しているので、前記コードは、前記第1及び第2開口部の下方にルー
    プを形成するとき、前記両開口部を円滑に出入りする、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  16. 前記パネルの前記上部は、接着剤で前記ハンガーに取り付けられている、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  17. 複数の下側レールを更に備えており、1つの下側レールが、各前記パネルの前記底部に取り付けられている、請求項10に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  18. 前記複数の下側レールは、前記パネルの前記下部を互いに滑動可能に連接させるための手段を含んでいる、請求項17に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  19. 前記複数の下側レールそれぞれは、第1及び第2端部と、その一方の側の前記第1端部から前記第2端部に伸びているチャネルを有しており、前記パネルの前記底部を互いに滑動可能に連接させるための前記手段は、前記下側レールの1つの前記チャネルに沿って滑動可能に並進運動可能な連接部材と、隣接する下側レールの前記第1端部にある連結部材を備えており、前記連接部材は、前記連結部材に接合し、それらの下側レールそれぞれを一体に連接させる、請求項18に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  20. 前記複数のハンガーは前記各一対のキャリアに掛けられている、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  21. 前記キャリアの各々がほぼ同一の形状をなしており、前記第1レール及び第2レール内に配置することができる、請求項2に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  22. 前記キャリアは該キャリアの側面に連結されたコード取り付け部材であって、前記コードが走通するとともに該コードの両端が前記キャリアに固定されるようにした第1穴及び第2穴を含む、請求項2に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  23. 前記第1レールの各キャリアの第1側面に第1端が連結された複数のストラップを備え、各ストラップの第2端が前記カバーの閉鎖中前記第1レールの隣接キャリアの第1側面に係合し、前記複数のキャリアが閉鎖に伴い互いに並進運動する、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  24. 前記複数のキャリアの各キャリアの前記第1側面が、前記ストラップの前記第2端に係合及び離脱するためタブを備え、前記タブは前記キャリアの各キャリアの前記第1側面に連結したり離隔する、請求項23に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  25. 前記各ストラップは、前記カバーを閉鎖する時隣接パネルが互いに重なり合う大きさを確保するため前記ストラップの第1端で各キャリアに調節自在に連結する、請求項23に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  26. 各ストラップの第1端が複数の切り込みを含み、各ストラップは前記各キャリアの前記第1側面に対して前記切り込みの一を位置決めすることにより各キャリアに調節自在に連結される、請求項25に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  27. 前記切り込みは各キャリアの側面に設けたスクリューにより前記各キャリアに連結される、請求項26に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
  28. 前記レールの複数のフランジは、前記キャリアの底面から前記複数のキャリアの肩部が片寄り前記カバーの開閉時に滑動する上向きに伸張したフランジを含む、請求項1に記載の単一軌道積重式パネルカバー。
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