JP3328873B2 - 連動式引き戸の障子上部支承構造 - Google Patents

連動式引き戸の障子上部支承構造

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JP3328873B2
JP3328873B2 JP27497296A JP27497296A JP3328873B2 JP 3328873 B2 JP3328873 B2 JP 3328873B2 JP 27497296 A JP27497296 A JP 27497296A JP 27497296 A JP27497296 A JP 27497296A JP 3328873 B2 JP3328873 B2 JP 3328873B2
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勝二 東
晃一 井上
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連動式引き戸の障
子上部を上枠に移動自在に支承する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】連動式引き戸としては特公昭57−52
473号公報や、特公昭58−33354号公報に示す
ものが知られている。具体的には方形状の枠体内に第1
・第2・第3の障子を枠体見込み方向に位置をずらして
装着し、この第1・第2・第3の障子に亘ってピニオン
とラックや、チェーンとスプロケット等の連動機構を取
付け、第3の障子をロックして第1の障子を移動すると
第2の障子が移動するようにした連動式引き戸である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような連動式引
き戸においては、障子の上框上面に連動機構、例えばス
プロケットとチェーンを配設するために上吊りタイプと
してある。具体的には障子の上框に上戸車を取付け、こ
の上戸車を上枠のガイド溝に沿って転動自在としてい
る。
【0004】一方、第1・第2・第3の障子をチェーン
とスプロケットによって連動状態として枠体内に装着す
ることはできないので、第1・第2・第3の障子を枠体
内にそれぞれ装着した後にチェーンと障子を連結した
り、第1・第2・第3の障子の位置関係を調整してい
る。
【0005】このために、上枠のガイド溝内でチェーン
と障子を連結したり、第1・第2・第3の障子の位置関
係を調整するから、その作業が大変面倒となるし、上戸
車が邪魔になり、組立、施工性が悪い。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした連動式引き戸の障子上部支承構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、枠体に3枚以
の障子を見込み方向に位置をずらして面内方向に移動
自在に装着し、その各障子の上面部に亘って、端部の障
子が移動すると中間部の障子が移動するように連動する
連動機構を取付けた連動式引き戸において、前記枠体を
構成する上枠を、上枠本体と、下向きの複数のガイド溝
を有し上枠本体に下方位置と上方位置に亘って上下動自
在に取付けたレールとより構成し、前記各障子の上部
に、前記レールのガイド溝に沿って転動自在に支承され
る上戸車を下方位置と上方位置とに亘って上下動自在に
取付け、前記レールと上戸車をそれぞれ上方位置とする
と障子上部と上枠本体との間に連動機構調整用の空間が
形成されるようにしたことを特徴とする連動式引き戸の
障子上部支承構造である。
【0008】
【作 用】本発明によれば、レールと上戸車をそれぞ
れ上方位置とすると障子上部と上枠本体(レール)との
間に連動機構調整用の空間が形成するので、その連動機
構調整用の空間から連動機構を取付けたり、調整したり
できる。
【0009】例えば、中間部の障子上部に取付けた第1
・第2回転体に巻掛けた索条を端部の障子上部に連結し
た連動機構の場合には、第1・第2回転体に索条を巻掛
けたり、その索条を他の障子に連結したり、その連結位
置を変更して障子位置を調整したりする作業がレールや
上戸車に影響されることなしに簡単に行なえる。
【0010】また、レールと上戸車を下方位置とすれば
レールと上戸車で障子を移動自在に支承できるし、上枠
本体と障子上部の間の空間をレールで閉塞して連動機構
が見えないようになるから、見栄えが良い。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、枠体1内に第
1の障子2と第2の障子3と第3の障子4が見込み方向
に位置をずらして面内方向に移動自在に装着してある。
枠体1を構成する一方の縦枠5と第1の障子2は図示し
ないロック機構によってロック可能としてある。枠体1
を構成する他方の縦枠6と第3の障子4は図示しないロ
ック機構によってロック可能としてある。
【0012】前記第1・第2・第3の障子2,3,4の
上面には一対の上戸車7がそれぞれ取付けてある。第2
の障子3の上面の面内方向一端部には第1回転体8が取
付けてあり、面内方向他端部には第2回転体9が取付け
てある。この第1回転体8と第2回転体9にワイヤ等の
索条10が巻掛けてある。この索条10はジョイント部
品11で第1の障子2と第3の障子4にそれぞれ連結さ
れて連動機構としてある。
【0013】このようであるから、第3の障子4を他方
の縦枠6にロックし、第1の障子2を矢印a方向に移動
すると索条10が矢印b方向に回転して第2の障子3が
矢印c方向に移動し、第1の障子2と第3の障子3が第
3の障子4と重なり合った開き位置となる。第1の障子
2を一方の縦枠5にロックして第3の障子4を移動した
場合には第3の障子4と第2の障子3が第1の障子2と
重なり合った開き位置となる。
【0014】前記各上戸車7は図2と図3に示すよう
に、ホルダー20に上下動自在に支承された軸21の上
端部に回転自在に取付けてある。前記ホルダー20は障
子の上框22の上横板23の孔24より上框中空部25
内に挿入され、ホルダー20のフランジ20aをビス2
6で上横板23に固着してある。
【0015】前記ホルダー20と上框22の縦板27と
には上下方向の長孔28が相対向してそれぞれ形成して
ある。この長孔28よりビス29を軸21のネジ穴に螺
合して軸21を上下動しないように固着している。
【0016】このようであるから、上戸車7を図2に実
線で示す下方位置と図2に仮想線で示す上方位置とに移
動して固定できる。
【0017】前記枠体1を構成する上枠30は図4に示
すように、下向き凹部31を有する上枠本体32と、そ
の下向き凹部31内に上下動自在に嵌合して取付けたレ
ール33より成る。このレール33には第1のガイド溝
34と第2のガイド溝35と第3のガイド溝36が見込
み方向に位置をずらして有している。
【0018】前記レール33を図4に示す下方位置とす
ると、第1のガイド溝34に第1の障子2の上戸車7が
転動自在に嵌まり込み、第2のガイド溝35に第2の障
子3の上戸車7が転動自在に嵌まり込み、第3のガイド
溝36に第3の障子4の上戸車7が転動自在に嵌まり込
む。これによって第1・第2・第3の障子2,3,4の
上部が上枠30に移動自在に支承されて上吊りタイプと
してある。
【0019】レール33を図4に示す下方位置で固定す
るには、例えば図4に示すようにレール33の上板33
aにL字状の金具37を固着し、その金具37を縦枠
5,6にビス止めする。
【0020】このように、各上戸車7がレール33の各
ガイド溝に嵌まり込み、第1・第2回転体8,9が各ガ
イド溝に嵌まり込んでいるので、索条10とジョイント
部品11を連結する際にレール33が邪魔になり、その
作業が大変やりづらい。
【0021】前述のように、索条10とジョイント部品
11を連結する場合には、レール33を図5に示す上方
位置に移動して金具37又はビスによって固定する。ま
た、上戸車7を図5に示すように上方位置に固定する。
【0022】このようにすることで、レール33、上戸
車7は上枠本体30の下向き凹部31内に収納されて各
障子の上部と上枠本体30との間には前述の索条10と
ジョイント部品11の連結などの連動機構調整用の空間
が形成される。
【0023】したがって、その空間から索条10とジョ
イント部品11を簡単に連結できる。索条10とジョイ
ント部品11を連結したらレール33、上戸車7を下方
位置とする。
【0024】前記上戸車7は図6に示すように水平軸4
0の両端部に回転自在にそれぞれ支承しても良い。この
場合には水平軸40を支持する支持部材41の下部に摺
動子42を取付け、この摺動子42をホルダー20に沿
って上下動自在としてビス29で固定するようにする。
【0025】また、レール33の各ガイド溝の上部寄り
内面に鉤形のガイド片43を取付け、この各ガイド片4
3に上戸車7を転動自在に接して各障子を吊り下げ支持
する。
【0026】以上の実施の形態では連動機構を回転体、
索条、ジョイント部品より構成したが、ラックとピニオ
ンとしても良い。また、第1・第2・第3の障子2,
3,4を連動させたが、第1の障子2と第2の障子3を
連動させても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、レールと上戸車をそれ
ぞれ上方位置とすると障子上部と上枠本体(レール)と
の間に連動機構調整用の空間が形成するので、その空間
から連動機構を取付けたり、調整したりできる。
【0028】例えば、中間部の障子上部に取付けた第1
・第2回転体に巻掛けた索条を端部の障子上部に連結し
た連動機構の場合には、第1・第2回転体に索条を巻掛
けたり、その索条を他の障子に連結したり、その連結位
置を変更して障子位置を調整したりする作業がレールや
上戸車に影響されることなしに簡単に行なえる。
【0029】また、レールと上戸車を下方位置とすれば
レールと上戸車で障子を移動自在に支承できるし、上枠
本体と障子上部の間の空間をレールで閉塞して連動機構
が見えないようになるから、見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】上戸車取付部の正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】上枠部分の断面図である。
【図5】上戸車とレールを上方位置とした状態の上枠部
分の断面図である。
【図6】上戸車とレールの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…枠体、2…第1の障子、3…第2の障子、4…第3
の障子、7…上戸車、8…第1回転体、9…第2回転
体、10…索条、11…ジョイント部品、20…ホルダ
ー、21…軸、22…上框、29…ビス、30…上枠、
31…下向き凹部、32…上枠本体、33…レール、3
4…第1のガイド溝、35…第2のガイド溝、36…第
3のガイド溝、40…水平軸、41…支持部材、42…
摺動子、43…ガイド片。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−165835(JP,A) 実開 昭53−156357(JP,U) 実開 昭53−138453(JP,U) 実開 昭53−123234(JP,U) 実開 昭54−69756(JP,U) 実開 昭52−130967(JP,U) 実開 昭60−58771(JP,U) 実開 昭52−138659(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/06 125 E06B 3/42 - 3/44 E05F 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に3枚以上の障子を見込み方向に位
    置をずらして面内方向に移動自在に装着し、その各障子
    の上面部に亘って、端部の障子が移動すると中間部の障
    子が移動するように連動する連動機構を取付けた連動式
    引き戸において、 前記枠体を構成する上枠を、上枠本体と、下向きの複数
    のガイド溝を有し上枠本体に下方位置と上方位置に亘っ
    て上下動自在に取付けたレールとより構成し、 前記各障子の上部に、前記レールのガイド溝に沿って転
    動自在に支承される上戸車を下方位置と上方位置とに亘
    って上下動自在に取付け、 前記レールと上戸車をそれぞれ上方位置とすると障子上
    部と上枠本体との間に連動機構調整用の空間が形成され
    るようにしたことを特徴とする連動式引き戸の障子上部
    支承構造。
JP27497296A 1996-10-17 1996-10-17 連動式引き戸の障子上部支承構造 Expired - Fee Related JP3328873B2 (ja)

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