JPH0510128Y2 - - Google Patents

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JPH0510128Y2
JPH0510128Y2 JP11326287U JP11326287U JPH0510128Y2 JP H0510128 Y2 JPH0510128 Y2 JP H0510128Y2 JP 11326287 U JP11326287 U JP 11326287U JP 11326287 U JP11326287 U JP 11326287U JP H0510128 Y2 JPH0510128 Y2 JP H0510128Y2
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JP
Japan
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door
shoji
rail
door roller
rod
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JP11326287U
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JPS6418273U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は一対のガイドレールと戸車レールに複
数の障子が配置される引き戸に係り、更に詳しく
は隣接する障子間の戸当り構造に関する。
<従来の技術> 従来引き戸として、例えば第6図の一部省略横
断面図、及び第6図における−線矢視図であ
る第7図で示す様な片引き戸がある。図におい
て、開口1に嵌め殺しとなる複数の固定障子2
A,2Bと、開閉自在な複数の片引きの障子3
A,3Bとが交互に開口枠4に配設されている。
障子3Aの上框31にはガイド32が取付けられ
ている。下框33には戸車ブラケツト34に軸着
されて戸車35が取付けられている。上枠41に
はガイドレール42が、又下枠43には戸車レー
ル44が夫々設けられている。
そして戸車ブラケツト34とガイド32は夫々
リンク板36,36を介して障子3Aと軸着され
ている。このリンク機構により、戸車ブラケツト
34とガイド32を基準にして障子3Aが開口枠
4に送り込まれて閉扉状態となり、又送り出され
て開扉状態となる。障子3Bにおいても同様であ
る。
上記の様にして開扉状態となつた障子3Aは戸
車レール44に戸車35が案内され、且つガイド
レール42にガイド32が案内されて横移動自在
となる。斯かる状態の障子3Aと、閉扉状態の障
子3Bとの間において、障子3Aが所定方向、例
えば第6図中右方向へ移動しないように障子3B
の縦框37Bに戸当り6Bが設けられている。該
戸当り6Bは支持金物61とクツシヨン材62と
から成り、縦框37Bの上部及び下部に取着され
ている。この戸当り6Bと障子3Aの縦框37A
とが当接して障子3Aは停止する。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら上記の支持金物61は障子3Aが
当接する際の衝撃に耐える為に通常黄銅鋳物等で
製作され、高価なものとなつている。更にサツシ
の見がかり部に取着されるので表面加工が必要と
なり加工工数が増える。従つて製作コストが高い
ものとなる。
そして支持金物61は縦框37Bにビス等で直
接取付けるので衝撃力をビスの剪断力やビスの螺
着力で受け持つことになる。従つて過大な衝撃力
が加わるとビスが剪断されたり、抜脱して縦框3
7Bが破損する問題があつた。
一方上記説明は障子3Aが開扉状態で、障子3
Bが閉扉状態のものについて述べたが、障子3
A,3B共に開扉状態においては障子3Aの戸当
り6Aと戸当り6Bとが当接するものとなる。こ
の様に障子3A,3Bの開閉状態により当接相手
が異なるので戸当り6A,6Bの位置調整が難し
いものとなる。
更にこの調整の際に戸当り6A,6Bが多大に
突出されたり、或いは支持台61と、ゴム等から
成るクツシヨン材62と、アルミ材から成るサツ
シの三種類の質感が異なる材料が露出するのでデ
ザイン上好ましくない。
<課題を解決するための手段> そこで本考案では先ずガイドレールに沿つて移
動自在な上部突き当て棒をガイドレールに遊嵌す
る。次に下枠に戸車レールと平行で、且つ戸車レ
ール向きに開となる溝部を設ける。該溝部には戸
車レールと平行して移動自在となる下部突き当て
棒を遊嵌する。更に戸車ブラケツトから張出辺を
突出させて前記溝部に遊嵌する。
そして前記上部突き当て棒を介して隣接する障
子のガイド同士が当接し、且つ前記下部突き当て
棒を介して隣接する障子の張出辺同士が当接する
ものとした。
<作用> 上記手段により上部突き当て棒及び下部突き当
て棒は上枠及び下枠に隠れて見えなくなる。そし
て上部突き当て棒及び下部突き当て棒は常にガイ
ド及び張出辺等の所定の部品と当接し、障子の開
閉状態によつて当接相手が変わることがなくな
る。更に障子が当接した際の衝撃力はガイド及び
張出辺を開して間接的に框材に伝わるものとな
る。
<実施例> 以下本考案を図面に基づいて説明する。
尚従来例で説明した構成部品と相異ないものに
ついては同一の番号を付して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す片引き戸の一
部省略断面図である。片引き戸の構成は従来例と
同様であるので説明は省略する。
先ず片引き戸上部の構成を説明する。上枠41
は断面略〓状で、鉛直下向きに開となつている。
この開口部がガイドレール42となる。そしてガ
イドレール42の端部にはフランジ42a,42
aが設けられ、ガイド32との当接面積を大きく
している。このガイドレール42に上部突き当て
棒7を配置する。第2図は上部突き当て棒7の一
部省略斜視図である。図において、上部突き当て
棒7は角材71と、外れ止め72,72とから成
り、所定の長さL1を有する。この外れ止め72,
72を前記フランジ42a,42aの上部に掛け
亘して角材71とビス止めする。すると角材71
はガイドレール42内に遊嵌されてガイドレール
42に沿つて移動自在となる。前記角材71の両
端部にはクツシヨン材73,73を取着する。
次に片引き戸下部の構成を説明する。
下枠43の下片43aの略中央に戸車レール4
4を設け、該戸車レール44の側方に溝部45を
設ける。該溝部45は断面略〓状で戸車レール4
4向きに開となつている。この溝部45に下部突
き当て棒8を配置する。第3図は下部突き当て棒
8の一部省略斜視図である。図において下部突き
当て棒8は所定の長さL2を有し、断面略L状の
上部材81と断面略L状の下部材82に分割でき
る構造となつている。そして分割した状態で前記
溝部45に挿入してビス等で組立てると溝部45
内部で遊嵌し、且つ溝部45内部の移動自在とな
る。この下部材82の両端部にクツシヨン材8
3,83を取着する。更に戸車35を軸着した戸
車ブラケツト34から張出辺38を突出し、前記
溝部45に遊挿する。この張出辺38は略L状の
板材の一辺を成し、他辺が戸車ブラケツト34と
ビス止めされる。
上記構成の上部突き当て棒と下部突き当て棒の
作用を説明する。第4図は第1図におけるY−Y
線矢視図、第5図は第1図におけるZ−Z線矢視
図である。開扉状態の障子3Aがガイド32がガ
イドレール42に、又戸車35は戸車レール44
に夫々案内されて横移動する。この際にガイド3
2が上部突き当て棒7の一端側のクツシヨン材7
3と当接する。同時に張出辺38が下部突き当て
棒8の一端側のクツシヨン材83と当接する。
更に障子3Aが横移動すると、上部突き当て棒
7及び下部突き当て棒8が同様に移動する。そし
て隣接する障子3Bのガイド32Bと上部突き当
て棒7の他端側のクツシヨン材73が当接し、同
時に障子3Bの張出辺38Bと下部突き当て棒8
の他端側のクツシヨン材83が当接する。斯かる
状態において障子3Aは停止する。
<考案の効果> 以上説明してきた様に本考案の戸当り構造によ
れば、突き当て棒が上枠や下枠に隠れて見がかり
部に露出しない。従つて突き当て棒の表面加工が
不要となり工数が減少し、製作コストが低減でき
るとともに、見がかり部に突出するものがなくな
るのでデザイン上も好ましい。そして突き当て棒
はガイドや張出辺等の所定の部材と当接し、障子
の開閉状態によつて当接相手が変ることがない。
従つて突き当て棒の長さ設定が容易となる。更に
障子が当接する際の衝撃力は、最初にガイドや張
出辺に加わるのでガイドや張出辺を変形させるこ
とがあつても障子の框材を破損させることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す片引き戸の
一部省略縦断面図、第2図は、上部突き当て棒の
一部省略斜視図、第3図は、下部突き当て棒の一
部省略斜視図、第4図は、第1図におけるY−Y
線矢視図、第5図は、第1図におけるZ−Z線矢
視図、第6図は、従来の片引き戸の一部省略縦断
面図、第7図は、第6図のX−X線矢視図であ
る。 尚、図中7は上部突き当て棒、8は下部突き当
て棒、32はガイド、34は戸車ブラケツト、3
5は戸車、38は張出辺、42はガイドレール、
44は戸車レール、45は溝部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上框にはガイドが設けられ、下框には複数の
    戸車が配設された障子と、上枠にはガイドレー
    ルが設けられ、下枠には戸車レールが設けられ
    た開口枠とから成り、一対のガイドレールと戸
    車レールに複数の前記障子が配置される引き戸
    において、 ガイドレールに遊嵌されて、ガイドレールに
    沿つて移動自在な上部突き当て棒と、戸車レー
    ルと平行で、且つ戸車レール向きに開となる様
    に下枠に設けられた溝部と、該溝部に遊嵌され
    て、戸車レールと平行して移動自在な下部突き
    当て棒と、戸車のブラケツトから突出されて前
    記溝部に遊挿される張出辺とから成り、前記上
    部突き当て棒を介して隣接する障子のガイド同
    士が当接し、且つ前記下部突き当て棒を介して
    隣接する障子の張出辺同士が当接することを特
    徴とする引き戸の戸当り構造。 (2) 前記上部突き当て棒及び下部突き当て棒の両
    端部にはクツシヨン材が取着されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の引き戸の戸当り構造。
JP11326287U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH0510128Y2 (ja)

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JP11326287U JPH0510128Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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JPS6418273U JPS6418273U (ja) 1989-01-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519188A (ja) * 2004-11-04 2008-06-05 ハンター・ダクラス・インコーポレーテッド 建築物開口部用の単一軌道積重ね式パネルカバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519188A (ja) * 2004-11-04 2008-06-05 ハンター・ダクラス・インコーポレーテッド 建築物開口部用の単一軌道積重ね式パネルカバー
US8875771B2 (en) 2004-11-04 2014-11-04 Hunter Douglas Inc. Single track stacking panel covering for an architectural opening

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