JP2001049944A - 吊り引戸装置 - Google Patents
吊り引戸装置Info
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- JP2001049944A JP2001049944A JP11256135A JP25613599A JP2001049944A JP 2001049944 A JP2001049944 A JP 2001049944A JP 11256135 A JP11256135 A JP 11256135A JP 25613599 A JP25613599 A JP 25613599A JP 2001049944 A JP2001049944 A JP 2001049944A
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Abstract
ることなくスイング式のドアを吊り引戸に改変すること
ができる吊り引戸装置を提供すること。 【解決手段】 建物の開口部上端の枠または壁面に取り
付けられる吊りレールと引戸の上端に取り付けられる戸
側レール及び前記両レール内をそれぞれ転動する吊りレ
ール用ローラ装置と戸側レール用ローラ装置を設けたス
ライダーから構成される吊り引戸装置であって、スライ
ダーは少なくとも二箇所に設けられた吊りレール用ロー
ラ装置により水平状態に保持されて左右に移動してその
一端が吊りレールの端部から吊りレールの長さの1/2
の長さ分突出できるように構成し、引戸はスライダーの
少なくとも二箇所に設けられた戸側レール用ローラ装置
により水平状態に保持されて吊りレールの長さの1/2
の長さ分左右に移動できるように構成したことを特徴と
する。
Description
の長さの吊りレールで開口部を開閉することができる吊
り引戸装置に関するものである。
によって開口部を開閉する吊り引戸があるが、引戸が開
口部を開閉するためには吊りレールの長さは少なくとも
引戸の移動距離の2倍の長さがなければならなかった。
枠にスイング式のドアを取り付けてある建具を吊り引戸
に変えたい場合、引戸の移動距離を確保するために少な
くとも開口部の幅の2倍の長さの吊りレールを用意し、
これを建具枠の上枠に上枠から左右方向にはみ出した状
態で取り付けなければならず、体裁が非常に悪いだけで
なく、このような吊りレールを取り付けるためには、吊
りレールの建具枠からはみ出した部分を壁面に固定する
ためのスペーサを介在させる必要があって、現実問題と
しては実施不能であり、建具枠を取り外した後、壁に引
戸の格納部を形成して吊りレールを隠す手段によって改
変していた。
部を広げたりすることなくスイング式のドアを吊り引戸
に改変することができる吊り引戸装置を提供することを
目的とするものである。
置は、建物の開口部上端の枠または壁面に取り付けられ
る吊りレールと引戸の上端に取り付けられる戸側レール
及び前記両レール内をそれぞれ転動する吊りレール用ロ
ーラ装置と戸側レール用ローラ装置を設けたスライダー
から構成される吊り引戸装置であって、スライダーは少
なくとも二箇所に設けられた吊りレール用ローラ装置に
より水平状態に保持されて左右に移動してその一端が吊
りレールの端部から吊りレールの長さの1/2の長さ分
突出できるように構成し、引戸はスライダーの少なくと
も二箇所に設けられた戸側レール用ローラ装置により水
平状態に保持されて吊りレールの長さの1/2の長さ分
左右に移動できるように構成したことを特徴とするもの
である。
るとき、スライダーが吊りレール内を転動する吊りレー
ル用ローラ装置の作用によって吊りレールの端部から吊
りレールの長さの1/2分突出し、引戸がスライダーの
戸側レール用ローラ装置によって吊りレールの長さの1
/2分移動して開放する。
の形態を図面について具体的に説明する。
面図、図2は、開放途中におけるける同正面図、図3
は、開放状態における同正面図、図4は、吊りレールの
拡大側面図、図5は、エンドキャップの斜視図、図6
は、スライダーの斜視図、図7は、図4のA部拡大正面
図、図8は、本発明装置の取り付け状態における縦断側
面図である。
あって、建具枠の上枠F等に複数のL字形の金具を介し
て取り付けられる部材に図8のようにネジにて取り付け
られている。
レールであって、前記吊りレール1と戸側レール2は同
じレール材を上下反転させて使用すればよいように吊り
レール1の断面形状と同じ断面形状をしており、吊りレ
ール1及び戸側レール2の長さは引戸Dの横幅と略同じ
長さとなるようにしてある。
を転動する吊りレール用ローラ装置4、4及び戸側レー
ル装置5、5を設けたスライダーで、正面形状が平行四
辺形をしており、各ローラ装置4、5は正背対称的に取
り付けられている。
位置が上下にずれた2個のローラ4a、4b、5a、5
bから構成され、ローラ4aの上端からローラ4bの下
端間の間隔及びローラ5aの上端からローラ5bの下端
間の間隔が後述する吊りレール1及び戸側レール2のロ
ーラ転動面の間隔Lと等しくなるようにしてある。
ラ4aが転動する上部転動面1aと下部ローラ4bが転
動する下部転動面1bが正背対称的に形成されており、
上部転動面1aと下部転動面1bとの間隔がLとなるよ
うに設定してあり、戸側レール2の場合も吊りレール1
と上下対称形状であり、ローラ装置5の上部ローラ5a
が転動する上部転動面と下部ローラ5bが転動する下部
転動面が正背対称的に形成されている。
2bとの間隔がそれぞれLとなるように設定し、ローラ
装置4、5の上部ローラの上端から下部ローラの下端間
の間隔が吊りレール1及び戸側レール2のローラ転動面
の間隔Lとなるように設定してある理由は、ローラ装置
4、5の上部ローラ4a、5a、下部ローラ4b、5b
がそれぞれのローラ転動面を転動するときに上下にガタ
つきが生じたり、スライダー3が伸長したときにスライ
ダー3が傾斜しないようにするためである。
ラ装置4、5のローラに当接してスライダー3がレール
1、2から脱落しないようにするレール1、2両端に嵌
着固定されるエンドキャップであって、図5のようにロ
ーラ当接部51とスライダー3が通過できるスリット5
2が形成されている。
図3について説明する。
放方向即ち左方向に押すと、先ずスライダー3の戸側レ
ール用ローラ装置5、5の各ローラ5a、5bに案内さ
れて戸側レール2つまり引戸Dが図2の如く開口部の幅
の1/2の位置迄移動する。
ル2の右側のエンドキャップ5のローラ当接部51が右
側のローラ装置5のローラ5aに当接するから、更に引
戸Dが左方向に移動するときにスライダー3が引戸Dと
一体となって移動することになる。
ローラ装置4、4の各ローラ4a、4bが吊りレール1
内を転動することによって行われ、左側のローラ装置4
のローラ4bが左端部のエンドキャップ5に当接する位
置迄つまり開口部の幅の1/2の距離だけ移動し、図3
のように引戸Dが開放する。
め先ず引戸Dがスライダー3の戸側レール用ローラ装置
5、5に案内されて移動し、次いでスライダー3の吊り
レール用ローラ装置4が吊りレール1に案内されて移動
するように順を追って説明したが、実際はスライダー3
の吊りレール用ローラ装置4が吊りレール1に案内され
て移動しながら引戸Dがスライダー3の戸側レール用ロ
ーラ装置5、5に案内されて移動するものである。
装置によれば、吊りレールと戸側レールとの間にスライ
ダーを介在させ、引戸がスライダーに対して開口部の幅
の1/2移動できるようにし、且つ、スライダーが吊り
レールに対して開口部の幅の1/2移動できるようにし
たものであるから、開口部の幅と等しい長さの吊りレー
ルによって開口部を開閉できる吊り引戸を提供できるよ
うになったもので、建具枠にスイング式のドアを取り付
けてある建具を吊り引戸に変えたい場合、従来のように
建具枠を取り外して壁に引戸の格納部を形成する必要も
なく建具枠をその儘或いは建具枠の一部を削るだけで簡
単に改変することができて便利であり、実用上の効果は
多大である。
ネルを使用すれば、段差があり、空間に余裕のない室内
で必要な時にパネルを引き出して使用する格納型の展示
パネルとすることもできて便利である。
である。
装置
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の開口部上端の枠または壁面に取り
付けられる吊りレールと引戸の上端に取り付けられる戸
側レール及び前記両レール内をそれぞれ転動する吊りレ
ール用ローラ装置と戸側レール用ローラ装置を設けたス
ライダーから構成される吊り引戸装置であって、スライ
ダーは少なくとも二箇所に設けられた吊りレール用ロー
ラ装置により水平状態に保持されて左右に移動してその
一端が吊りレールの端部から吊りレールの長さの1/2
の長さ分突出できるように構成し、引戸はスライダーの
少なくとも二箇所に設けられた戸側レール用ローラ装置
により水平状態に保持されて吊りレールの長さの1/2
の長さ分左右に移動できるように構成したことを特徴と
する吊り引戸装置。 - 【請求項2】 請求項1の吊りレール用ローラ装置と戸
側レール用ローラ装置はそれぞれ取り付け位置を上下に
ずらしてある2個のローラから構成したことを特徴とす
る請求項1記載の吊り引戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25613599A JP3921650B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 吊り引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25613599A JP3921650B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 吊り引戸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001049944A true JP2001049944A (ja) | 2001-02-20 |
JP3921650B2 JP3921650B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=17288398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25613599A Expired - Fee Related JP3921650B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 吊り引戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3921650B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008149632A1 (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-11 | Nabtesco Corporation | 鉄道車両用扉装置及び鉄道車両用扉システム |
JP2019002149A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 株式会社ベスト | 吊り戸構造 |
KR101957103B1 (ko) * | 2018-08-30 | 2019-03-11 | 박재훈 | 냉장고용 도어 흰지장치 |
-
1999
- 1999-08-05 JP JP25613599A patent/JP3921650B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008149632A1 (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-11 | Nabtesco Corporation | 鉄道車両用扉装置及び鉄道車両用扉システム |
JPWO2008149632A1 (ja) * | 2007-06-07 | 2010-08-19 | ナブテスコ株式会社 | 鉄道車両用扉装置及び鉄道車両用扉システム |
JP5134622B2 (ja) * | 2007-06-07 | 2013-01-30 | ナブテスコ株式会社 | 鉄道車両用扉装置及び鉄道車両用扉システム |
JP2019002149A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 株式会社ベスト | 吊り戸構造 |
KR101957103B1 (ko) * | 2018-08-30 | 2019-03-11 | 박재훈 | 냉장고용 도어 흰지장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3921650B2 (ja) | 2007-05-30 |
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