JPH0711231B2 - 開口枠の間隙封鎖装置 - Google Patents
開口枠の間隙封鎖装置Info
- Publication number
- JPH0711231B2 JPH0711231B2 JP2092890A JP2092890A JPH0711231B2 JP H0711231 B2 JPH0711231 B2 JP H0711231B2 JP 2092890 A JP2092890 A JP 2092890A JP 2092890 A JP2092890 A JP 2092890A JP H0711231 B2 JPH0711231 B2 JP H0711231B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- opening
- groove
- closing
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建物開口部に設置される開閉体収容用の開口枠
に関し、特に、この開口枠における開閉方向に沿う案内
枠が、固定枠とこれに突没自在な封鎖可動枠とを備えて
なる開口枠の間隙封鎖装置に関する。
に関し、特に、この開口枠における開閉方向に沿う案内
枠が、固定枠とこれに突没自在な封鎖可動枠とを備えて
なる開口枠の間隙封鎖装置に関する。
[従来の技術] 建物開口部に設置される開口枠は、アルミ型材等の一体
の各枠部材を方形状に枠組みしたものを建物開口部に埋
め込み状等に固定するようにしたものが一般で、この開
口枠における開閉方向に沿う案内枠には、例えば溝条が
形成されて、この溝条内に開閉体の端縁を挿入せしめた
状態で戸車等により開閉案内せしめるものとされてい
た。
の各枠部材を方形状に枠組みしたものを建物開口部に埋
め込み状等に固定するようにしたものが一般で、この開
口枠における開閉方向に沿う案内枠には、例えば溝条が
形成されて、この溝条内に開閉体の端縁を挿入せしめた
状態で戸車等により開閉案内せしめるものとされてい
た。
また、例えばアコーディオンカーテンの開口枠に見られ
るように、上方において、案内枠の溝条内に戸車等を吊
り込むものの、開閉体の端縁はこの溝条内に挿入せしめ
ることなく案内枠との間にやや間隙を許し、或いは下方
においては、案内枠の設置を断念して開閉体の端縁を自
由に垂れ下げたものなども知られている。
るように、上方において、案内枠の溝条内に戸車等を吊
り込むものの、開閉体の端縁はこの溝条内に挿入せしめ
ることなく案内枠との間にやや間隙を許し、或いは下方
においては、案内枠の設置を断念して開閉体の端縁を自
由に垂れ下げたものなども知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前者の開口枠にあっては、溝条内に小石や塵埃
が入り且つ掃除も行いにくい他、もしこの開口枠内を全
開状に開口せしめようとすれば、開閉方向に沿う案内枠
の一端又は両端に、その溝条の側片を切除して開閉体の
挿入端縁を脱出できるような戸袋部を形成しなければな
らず、例えば当該案内枠が床面に面一に埋め込まれてい
れば、戸袋部においてはこれを更に掘り下げた段差状の
デッドスペースを占有することとなる。また、このよう
に案内枠の溝条の側片を切除してしまうと、戸袋部の少
くとも当該切除側においては固定枠と開閉体の端縁との
間の間隙を封鎖できないこととなって雨仕舞いの低下や
風圧による開閉体のバタツキの原因ともなる。
が入り且つ掃除も行いにくい他、もしこの開口枠内を全
開状に開口せしめようとすれば、開閉方向に沿う案内枠
の一端又は両端に、その溝条の側片を切除して開閉体の
挿入端縁を脱出できるような戸袋部を形成しなければな
らず、例えば当該案内枠が床面に面一に埋め込まれてい
れば、戸袋部においてはこれを更に掘り下げた段差状の
デッドスペースを占有することとなる。また、このよう
に案内枠の溝条の側片を切除してしまうと、戸袋部の少
くとも当該切除側においては固定枠と開閉体の端縁との
間の間隙を封鎖できないこととなって雨仕舞いの低下や
風圧による開閉体のバタツキの原因ともなる。
一方、この戸袋部を設けない場合、或いは案内枠そのも
のを省いた場合は、後者の開口枠の上下におけるよう
に、開口枠による開閉体との間隙の封鎖は開口部の全長
でなし得ない結果となる。
のを省いた場合は、後者の開口枠の上下におけるよう
に、開口枠による開閉体との間隙の封鎖は開口部の全長
でなし得ない結果となる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、開口
枠に生じる間隙を封鎖して開閉体のバタツキや開口枠へ
の小石等の浸入等を効果的に防止し得る開口枠の間隙封
鎖装置を提供することを目的とする。
枠に生じる間隙を封鎖して開閉体のバタツキや開口枠へ
の小石等の浸入等を効果的に防止し得る開口枠の間隙封
鎖装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的に添い完成した、即ち本発明は、嵌挿
溝条を有する固定枠と、該溝条内に収納せしめるととも
に一端を固定枠に軸支してなる起倒アームと、該溝条の
溝幅端部に嵌挿するとともに起倒アームの他端に軸支せ
しめて嵌挿溝条から開閉体の端縁高さを超えて突没自在
としてなる封鎖可動枠とを有することを特徴とする開口
枠の間隙封鎖装置(請求第1項)、嵌挿溝条を有する固
定枠と、該溝条内に収納せしめるとともに一端を固定枠
に軸支してなる起倒アームと、該溝条内に嵌挿するとと
もに起倒アームの他端に軸支せしめて嵌挿溝条の途中深
さから溝口高さに突没自在としてなる封鎖可動枠とを有
することを特徴とする開口枠の間隙封鎖装置(請求第2
項)に係り且つこれらを夫々要旨とするものである。
溝条を有する固定枠と、該溝条内に収納せしめるととも
に一端を固定枠に軸支してなる起倒アームと、該溝条の
溝幅端部に嵌挿するとともに起倒アームの他端に軸支せ
しめて嵌挿溝条から開閉体の端縁高さを超えて突没自在
としてなる封鎖可動枠とを有することを特徴とする開口
枠の間隙封鎖装置(請求第1項)、嵌挿溝条を有する固
定枠と、該溝条内に収納せしめるとともに一端を固定枠
に軸支してなる起倒アームと、該溝条内に嵌挿するとと
もに起倒アームの他端に軸支せしめて嵌挿溝条の途中深
さから溝口高さに突没自在としてなる封鎖可動枠とを有
することを特徴とする開口枠の間隙封鎖装置(請求第2
項)に係り且つこれらを夫々要旨とするものである。
[作用] 請求第1項の封鎖装置は、起倒アームの回動によって固
定枠の嵌挿溝条から開閉体の端縁高さを超えて突出せし
めた封鎖可動枠が、閉成した開閉体と固定枠との間の前
後両側又は片側の間隙を封鎖する。一方、封鎖可動枠を
固定枠の嵌挿溝条内に没入せしめれば、開口枠の開口面
内を全開状に開成することも可能となる。
定枠の嵌挿溝条から開閉体の端縁高さを超えて突出せし
めた封鎖可動枠が、閉成した開閉体と固定枠との間の前
後両側又は片側の間隙を封鎖する。一方、封鎖可動枠を
固定枠の嵌挿溝条内に没入せしめれば、開口枠の開口面
内を全開状に開成することも可能となる。
また、請求第2項の封鎖装置は、起倒アームの回動によ
って固定枠の嵌挿溝条の途中深さから溝口高さに突出せ
しめた封鎖可動枠が、開閉体を開成すれば露出すること
となる固定枠の嵌挿溝条の溝口を封鎖する。一方、逆に
これを没入せしめれば、嵌挿溝条は開口して開閉体の端
縁等から更に突設せしめた戸車や振止め等を挿入案内せ
しめることも可能となる。
って固定枠の嵌挿溝条の途中深さから溝口高さに突出せ
しめた封鎖可動枠が、開閉体を開成すれば露出すること
となる固定枠の嵌挿溝条の溝口を封鎖する。一方、逆に
これを没入せしめれば、嵌挿溝条は開口して開閉体の端
縁等から更に突設せしめた戸車や振止め等を挿入案内せ
しめることも可能となる。
[実施例] 以下、実施例を示す図面に従い更に本発明を説明すれ
ば、1は開口枠であり、この開口枠1は本例では折畳み
戸である開閉体2を収容せしめてある。
ば、1は開口枠であり、この開口枠1は本例では折畳み
戸である開閉体2を収容せしめてある。
開閉体2は、アルミニウム合金押出型材により框組みさ
れ、内部にガラス3を装着した縦長のパネル4…を第1
連結框5、第2連結框6により蛇腹状に連結して構成し
てある。なお、図中7は吊元框、8は戸当り框である。
れ、内部にガラス3を装着した縦長のパネル4…を第1
連結框5、第2連結框6により蛇腹状に連結して構成し
てある。なお、図中7は吊元框、8は戸当り框である。
即ち、パネル4…の縦框は各連結框5…,6…の関節蝶番
9に対して回動自在とした回動框10としてあり、関節蝶
番9の円形突条をその回動溝条に受入れてある。
9に対して回動自在とした回動框10としてあり、関節蝶
番9の円形突条をその回動溝条に受入れてある。
このように連結されたパネル4…は、各第1連結框5…
上方に回動軸を介して固定した支承戸車11…によって開
口枠の上枠12に上吊り支承せしめる一方、各下方に固定
した振止め13…を開口枠の下枠14に係合して開口枠に装
着され、これにより第1連結框5…は常時開口枠1の面
内に位置して、この間で開閉移動するものとされてな
る。なお、吊元框7も上枠に移動自在に上吊り支承せし
めてある。
上方に回動軸を介して固定した支承戸車11…によって開
口枠の上枠12に上吊り支承せしめる一方、各下方に固定
した振止め13…を開口枠の下枠14に係合して開口枠に装
着され、これにより第1連結框5…は常時開口枠1の面
内に位置して、この間で開閉移動するものとされてな
る。なお、吊元框7も上枠に移動自在に上吊り支承せし
めてある。
また、各第2連結框6…の上方には水平戸車15…が設け
られ、折畳み戸の閉成に際して水平戸車15…が上枠12に
係合するようにされている。
られ、折畳み戸の閉成に際して水平戸車15…が上枠12に
係合するようにされている。
開口枠1は同じアルミニウム合金押出型材製とされ、上
記上枠12、下枠14と左右の端枠16,16とを備えて横長矩
形状に枠組みされ、一方の端枠側に戸袋部17を備えたも
のとしてある。なお、図中18はこの戸袋部の正面側に開
口枠芯よりずらして配設され、框組内にガラスを保持し
てなる固定パネルである。
記上枠12、下枠14と左右の端枠16,16とを備えて横長矩
形状に枠組みされ、一方の端枠側に戸袋部17を備えたも
のとしてある。なお、図中18はこの戸袋部の正面側に開
口枠芯よりずらして配設され、框組内にガラスを保持し
てなる固定パネルである。
そして、上枠12は上位にその長手方向全長に亙る離隔2
条の浅溝状の第1ガイドレール19,19を備えて上記支承
戸車11…を支承走行せしめるようにしてあり、また、第
1ガイドレール19の下位にはやや縦長の溝条とした第2
ガイドレール20が設けられ、この第2ガイドレール20に
よって各第2連結框6…の水平戸車15…を走行せしめる
とともに、戸袋部17にあっては、その背面側を開閉体で
ある折畳み戸の折畳み代及びパネル2枚分の横幅との合
計長さに亙って欠除してパネル脱出用のガイドレール欠
除口21を設けてある。
条の浅溝状の第1ガイドレール19,19を備えて上記支承
戸車11…を支承走行せしめるようにしてあり、また、第
1ガイドレール19の下位にはやや縦長の溝条とした第2
ガイドレール20が設けられ、この第2ガイドレール20に
よって各第2連結框6…の水平戸車15…を走行せしめる
とともに、戸袋部17にあっては、その背面側を開閉体で
ある折畳み戸の折畳み代及びパネル2枚分の横幅との合
計長さに亙って欠除してパネル脱出用のガイドレール欠
除口21を設けてある。
一方、下枠14には嵌挿溝条22を有する固定枠23に、突没
自在の第1及び第2封鎖可動枠24,25を備えて間隙封鎖
装置を構成してある。
自在の第1及び第2封鎖可動枠24,25を備えて間隙封鎖
装置を構成してある。
固定枠23は、嵌挿溝条22を有する外側部材26と、この溝
条内に図示しないビス止めで固定したアルミニウム合金
押出型材製で夫々前後一対の第1及び第2内装部材27,2
8からなる。そして、嵌挿溝条22の溝口高さまで固定的
に立設した前後の第2内装部材28,28間の間隙に、開閉
体2の前記第1連結框5…下方の振止め13を挿入して開
閉案内せしめるものとしてある。また、これら夫々前後
の第1及び第2内装部材27,28を貫通して前後に鋼製の
回動軸29,29を備えてあり、この回動軸29の角形端部
に、固定枠の嵌挿溝条内の前後各側に収納した鋼板製の
第1起倒アーム30,30と、該溝内の中央部に収納した同
質の第2起倒アーム31の各一端を、該回動軸29に対し固
定的に軸支せしめてある。なお、かかる各起倒アーム3
0,31は当該下枠14の左右方向に関しては2乃至数箇所配
設して封鎖可動枠24,25を安定的に支承する。また図中3
2は第1及び第2封鎖可動枠24,25の透孔に嵌着した合成
樹脂製の軸受部である。
条内に図示しないビス止めで固定したアルミニウム合金
押出型材製で夫々前後一対の第1及び第2内装部材27,2
8からなる。そして、嵌挿溝条22の溝口高さまで固定的
に立設した前後の第2内装部材28,28間の間隙に、開閉
体2の前記第1連結框5…下方の振止め13を挿入して開
閉案内せしめるものとしてある。また、これら夫々前後
の第1及び第2内装部材27,28を貫通して前後に鋼製の
回動軸29,29を備えてあり、この回動軸29の角形端部
に、固定枠の嵌挿溝条内の前後各側に収納した鋼板製の
第1起倒アーム30,30と、該溝内の中央部に収納した同
質の第2起倒アーム31の各一端を、該回動軸29に対し固
定的に軸支せしめてある。なお、かかる各起倒アーム3
0,31は当該下枠14の左右方向に関しては2乃至数箇所配
設して封鎖可動枠24,25を安定的に支承する。また図中3
2は第1及び第2封鎖可動枠24,25の透孔に嵌着した合成
樹脂製の軸受部である。
次に、第1封鎖可動枠24は、固定枠23の嵌挿溝条22の前
後両方の溝幅端部に嵌挿するとともに、上記第1起倒ア
ーム30の他端に自由回動自在に軸支(軸33)せしめて該
嵌挿溝条22から開閉体2の下端縁の高さを超えて突没自
在としてある。なお、本例の第1封鎖可動枠24は戸当り
側端部に及ぶ長尺であるが、吊元側の戸袋部17には及ん
でおらず、ここから各パネルを折畳み自在としてある。
後両方の溝幅端部に嵌挿するとともに、上記第1起倒ア
ーム30の他端に自由回動自在に軸支(軸33)せしめて該
嵌挿溝条22から開閉体2の下端縁の高さを超えて突没自
在としてある。なお、本例の第1封鎖可動枠24は戸当り
側端部に及ぶ長尺であるが、吊元側の戸袋部17には及ん
でおらず、ここから各パネルを折畳み自在としてある。
一方、第2封鎖可動枠25は、固定枠23の嵌挿溝条22の溝
幅中央部に嵌挿するとともに、上記第2起倒アーム31の
他端に自由回動自在に軸支(軸33)せしめて該嵌挿溝条
22の途中深さから溝口高さに突没自在としてある。ま
た、本例の第2封鎖可動枠25は戸当り側端部に及ぶ長尺
であるが、戸袋部17におけるパネルの折畳み代(吊元框
の幅を含む)には及んでいない。
幅中央部に嵌挿するとともに、上記第2起倒アーム31の
他端に自由回動自在に軸支(軸33)せしめて該嵌挿溝条
22の途中深さから溝口高さに突没自在としてある。ま
た、本例の第2封鎖可動枠25は戸当り側端部に及ぶ長尺
であるが、戸袋部17におけるパネルの折畳み代(吊元框
の幅を含む)には及んでいない。
これら封鎖可動枠24,25の突没動作を説明すれば、まず
戸袋部17で折畳まれた開成状態の折畳み戸を閉成方向に
横引くと、その戸当り框8下方の振止め13が第2封鎖可
動枠25の端部を押圧し、その第2起倒アーム31を回動せ
しめてこれを没入せしめる。ここで第1及び第2起倒ア
ーム30,31は共通の回動軸29に対して固定的に軸支され
ているので同時に回動し、第1封鎖可動枠24,24は突出
する。この突出状態で前後の第1封鎖可動枠24,24間を
各振止め13…及びパネル4…の下端を挿通して折畳み戸
を閉成する。一方、折畳み戸を開成していき戸当り框8
が戸袋部17に及び、その下方の振止め13が第2封鎖可動
枠25の端部から離れて前記押圧を解けば、第1封鎖可動
枠24,24は自重で没入する一方、上記同軸の固定的軸支
のために第2封鎖可動枠25は突出する。なお、第4図及
び第6図の2点鎖線表示部には第1又は第2封鎖可動枠
の没入状態を示してある。
戸袋部17で折畳まれた開成状態の折畳み戸を閉成方向に
横引くと、その戸当り框8下方の振止め13が第2封鎖可
動枠25の端部を押圧し、その第2起倒アーム31を回動せ
しめてこれを没入せしめる。ここで第1及び第2起倒ア
ーム30,31は共通の回動軸29に対して固定的に軸支され
ているので同時に回動し、第1封鎖可動枠24,24は突出
する。この突出状態で前後の第1封鎖可動枠24,24間を
各振止め13…及びパネル4…の下端を挿通して折畳み戸
を閉成する。一方、折畳み戸を開成していき戸当り框8
が戸袋部17に及び、その下方の振止め13が第2封鎖可動
枠25の端部から離れて前記押圧を解けば、第1封鎖可動
枠24,24は自重で没入する一方、上記同軸の固定的軸支
のために第2封鎖可動枠25は突出する。なお、第4図及
び第6図の2点鎖線表示部には第1又は第2封鎖可動枠
の没入状態を示してある。
その他図示しないが、開口枠に収容せしめる開閉体は横
引き又は縦引きの折畳み戸の他、引戸や巻取り式縦引き
シャッター等各種の開閉体が採用可能である。勿論、間
隙封鎖装置は開口枠の上枠や縦枠に備えられてもよい。
また、封鎖可動枠を固定枠の嵌挿溝条の溝幅の前又は後
の片側端部にのみ配設するとともに、他方の側は固定枠
を高めに形成しておいて開閉体との間隙を封鎖せしめる
ことも可能である。一方、封鎖可動枠はスプリングで突
出又は没入方向に付勢しておくことも可能であって、か
かる点からも判明するように本発明の実施にあたって
は、嵌挿溝条、固定枠、起倒アーム、封鎖可動枠等の具
体的形状、構造、寸法、材質、員数、配置及びこれらの
関係等は前記発明の要旨に反しない限り様々に変更でき
る。
引き又は縦引きの折畳み戸の他、引戸や巻取り式縦引き
シャッター等各種の開閉体が採用可能である。勿論、間
隙封鎖装置は開口枠の上枠や縦枠に備えられてもよい。
また、封鎖可動枠を固定枠の嵌挿溝条の溝幅の前又は後
の片側端部にのみ配設するとともに、他方の側は固定枠
を高めに形成しておいて開閉体との間隙を封鎖せしめる
ことも可能である。一方、封鎖可動枠はスプリングで突
出又は没入方向に付勢しておくことも可能であって、か
かる点からも判明するように本発明の実施にあたって
は、嵌挿溝条、固定枠、起倒アーム、封鎖可動枠等の具
体的形状、構造、寸法、材質、員数、配置及びこれらの
関係等は前記発明の要旨に反しない限り様々に変更でき
る。
本発明は前記要旨のとおりに構成したので作用欄に記し
たとおり、請求第1項の封鎖装置は突出した封鎖可動枠
が開閉体と固定枠との間の間隙を封鎖するから、雨仕舞
いや開閉体のバタツキの防止を開口幅の全長的に行なう
ことが可能となるとともに、これを没入せしめれば、封
鎖を全長的に解除し得て段差状の戸袋部等を要すること
なく開口幅を無駄なく利用することも可能となる。
たとおり、請求第1項の封鎖装置は突出した封鎖可動枠
が開閉体と固定枠との間の間隙を封鎖するから、雨仕舞
いや開閉体のバタツキの防止を開口幅の全長的に行なう
ことが可能となるとともに、これを没入せしめれば、封
鎖を全長的に解除し得て段差状の戸袋部等を要すること
なく開口幅を無駄なく利用することも可能となる。
また、請求第2項の封鎖装置は固定枠の嵌挿溝条の溝口
高さに突出せしめた封鎖可動枠がこれをを封鎖して床面
等と面一的になし得て外観が簡潔で、且つ通行を円滑に
し得るとともに、開閉体の開成時にも収納溝条に小石や
塵埃が侵入することを可及的に防止することが可能とな
って清潔であり、この結果、開閉体の案内や、上記請求
第1項の封鎖装置を併用した場合のこれら封鎖可動枠の
突没動作を長期間円滑なものとなし得る。
高さに突出せしめた封鎖可動枠がこれをを封鎖して床面
等と面一的になし得て外観が簡潔で、且つ通行を円滑に
し得るとともに、開閉体の開成時にも収納溝条に小石や
塵埃が侵入することを可及的に防止することが可能とな
って清潔であり、この結果、開閉体の案内や、上記請求
第1項の封鎖装置を併用した場合のこれら封鎖可動枠の
突没動作を長期間円滑なものとなし得る。
図面は実施例を示すもので、第1図は本発明間隙封鎖装
置を備えた開口枠及び開閉体の背面図、第2図は開口枠
及び開閉体の横断面図、第3図は開口枠上部の縦断面
図、第4図は突出した第1封鎖可動枠と起倒アームの関
係を示す正面図、第5図は第4図と同状態における間隙
封鎖装置の縦断面図、第6図は突出した第2封鎖可動枠
と起倒アームの関係を示す正面図、第7図は第6図と同
状態における間隙封鎖装置の縦断面図。 1…開口枠、22…嵌挿溝条 2…開閉体、23…固定枠 24,25…封鎖可動枠、30,31…起倒アーム
置を備えた開口枠及び開閉体の背面図、第2図は開口枠
及び開閉体の横断面図、第3図は開口枠上部の縦断面
図、第4図は突出した第1封鎖可動枠と起倒アームの関
係を示す正面図、第5図は第4図と同状態における間隙
封鎖装置の縦断面図、第6図は突出した第2封鎖可動枠
と起倒アームの関係を示す正面図、第7図は第6図と同
状態における間隙封鎖装置の縦断面図。 1…開口枠、22…嵌挿溝条 2…開閉体、23…固定枠 24,25…封鎖可動枠、30,31…起倒アーム
Claims (2)
- 【請求項1】嵌挿溝条を有する固定枠と、該溝条内に収
納せしめるとともに一端を固定枠に軸支してなる起倒ア
ームと、該溝条の溝幅端部に嵌挿するとともに起倒アー
ムの他端に軸支せしめて嵌挿溝条から開閉体の端縁高さ
を超えて突没自在としてなる封鎖可動枠とを有すること
を特徴とする開口枠の間隙封鎖装置。 - 【請求項2】嵌挿溝条を有する固定枠と、該溝条内に収
納せしめるとともに一端を固定枠に軸支してなる起倒ア
ームと、該溝条内に嵌挿するとともに起倒アームの他端
に軸支せしめて嵌挿溝条の途中深さから溝口高さに突没
自在としてなる封鎖可動枠とを有することを特徴とする
開口枠の間隙封鎖装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092890A JPH0711231B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 開口枠の間隙封鎖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092890A JPH0711231B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 開口枠の間隙封鎖装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224986A JPH03224986A (ja) | 1991-10-03 |
JPH0711231B2 true JPH0711231B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=12040879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2092890A Expired - Lifetime JPH0711231B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 開口枠の間隙封鎖装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711231B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2529987Y2 (ja) * | 1992-06-22 | 1997-03-26 | 東工シャッター株式会社 | 下レールの溝部閉鎖装置 |
JP2529988Y2 (ja) * | 1992-06-22 | 1997-03-26 | 東工シャッター株式会社 | ガイドレール及び該ガイドレールの溝部閉鎖装置 |
JP2007023562A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Nakanishi Metal Works Co Ltd | 折戸装置 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2092890A patent/JPH0711231B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03224986A (ja) | 1991-10-03 |
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