JP3323795B2 - 折畳み自在ボックス体の省スペース折畳み構造 - Google Patents

折畳み自在ボックス体の省スペース折畳み構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は,例えばゴミ収集
ステーション,温室,物置等として用いられる折畳み自
在のボックス体に関し,特にその省スペース折畳み構造
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】 例えばゴミ収集日に
伸張してゴミ収集ステーションとし,その余の曜日等に
は折畳むことによって道路の占有を解消して,人や車の
交通の障害となるのを防止するように,また使用時期に
伸張して温室,物置とし,不要時期には折畳むことによ
ってコンパクトな保管を可能とし且つ購入時の持ち帰り
移動や輸送時のコンパクト化を可能とするように,これ
らボックス体を折畳み自在とすることによって,用途に
応じた省スペース化のメリットを享受することが可能と
なる。
【0003】 しかし乍らこれらボックス体は,正面,
背面,側面,上面の5面を少くとも備え,また必要に応
じて底面や棚面を備えたものとされ,またボックス体と
して使用するについては,開口を確保する必要があるか
ら,これらを備えた状態で折畳みを簡易且つ確実になし
得るものとするとともに折畳みをコンパクト化して使い
勝手を可及的に向上する必要がある。
【0004】 本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
ので,その解決課題とする処は,上記使い勝手を可及的
に向上するとともに,特に折畳み時に折畳み厚さを薄く
し,これを妨げるような突出部分の出現や残存を可及的
に解消してコンパクト化を可及的に実現し得るようにし
た折畳み自在ボックス体の省スペース折畳み構造を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題に添って本発
明は,ボックス体を,仕切パネル又は開閉パネルを備え
たフレームによる構成として,フレーム同士をヒンジ連
結するとともに側面のフレームにあってはこれを谷折り
折曲自在とすることによって折畳み自在とするとともに
上面のフレームを背面のフレームに対して跳ね上げ状に
開閉自在とし,少なくとも上面に開口を確保するものと
して構成する一方,折畳み時にはこの上面のフレームで
最前に位置する正面のフレームを被覆するとともに上面
のフレームの被覆を垂下するようにして,その可及的な
コンパクト化を実現するものとしたものであって,即ち
請求項1に記載の発明を,正面及び背面の対向フレーム
と,これら対向フレーム両側の縦枠材にそれぞれヒンジ
連結することにより該対向フレーム間に介設するととも
にそれぞれ前後中央位置でヒンジ連結することにより対
向フレーム間幅方向内側に谷折り折曲自在とした各一対
の分割フレームよりなる側面フレームと,背面側一方の
対向フレームの上枠材に2重にヒンジ連結することによ
って上向きの開閉と下向きの起倒とを自在とした上面フ
レームと,これら各フレームに配設した仕切パネル又は
開閉パネルとを備えて折畳み自在としたゴミ収集ステー
ション,温室,物置等のボックス体であって,上記正面
及び背面の対向フレームと分割フレームのヒンジ連結を
これらフレームに一体成型し又は予め成型してこれらフ
レームに後付けしたアルミ又は合成樹脂の回動軸と軸受
とを備えた全面ヒンジを用いて回動自在に行うとともに
上記分割フレームのヒンジ連結をヒンジ連結枠を介して
行うものとし且つ上記背面側一方の対向フレームの上枠
材に対する上面フレームの2重のヒンジ連結を,背面側
一方の対向フレームに対するその固定状態で上面フレー
ムの下向き傾斜の勾配に添って前方に傾斜突出する倒V
字状の固定片と,上面フレームに対する平板状の固定片
と,これら固定片間のそれぞれ逆方向に回動自在にして
伸張開状態で背面側一方の対向フレーム側に位置する上
向き回動自在の第1の回動軸部及びその前方にして上面
フレーム側に位置する下向き回動自在の第2の回動軸部
と,これら回動軸部間の上記対向フレームに対する固定
片より突出幅を長寸の倒L字状としその上向きの立上り
片部に上記上面フレームに対する固定片に第2の回動軸
部を介して固定した連結片とを備えるとともに上記第2
の回動軸部の位置を,ボックス体の折畳み状態で上面フ
レーム正面側一方の対向フレームの前方に下向きに垂下
可能とするように,正面側一方の対向フレームと側面フ
レームの折畳み厚さに対応した位置又はその近傍位置と
した2軸の丁番金物を用いて行ってなることを特徴とす
る折畳み自在ボックス体の省スペース折畳み構造とし,
請求項2に記載の発明を,上記に加えて底面を備えたも
のとするように,これを,上記正面又は背面側一方の対
向フレームの下枠材にヒンジ連結することによって上向
きに起倒自在とし底面パネルを配設した底面フレームを
追加的に備えたものとするように,これを,上記正面又
は背面側一方の対向フレームの下枠材にヒンジ連結する
ことによって上向きに起倒自在として底面パネルを配設
した底面フレームを追加的に備え且つ上記2軸の丁番金
物の第2の回動軸部の位置を,上記正面側一方の対向フ
レームと側面フレームと底面フレームとによる折畳み厚
さに対応した位置又はその近傍位置としてなることを特
徴とする請求項1に記載の折畳み自在ボックス体の省ス
ペース折畳み構造とし,請求項3に記載の発明を,同じ
く上記に加えて棚面を備えたものとするように,これ
を,上記正面又は背面側一方の対向フレームの縦枠材上
下中間位置又は中間枠にヒンジ連結することによって上
向き又は下向きに起倒自在として棚面パネルを配設した
棚面フレームを追加的に備え且つ上記2軸の丁番金物の
第2の回動軸部の位置を,上記正面側一方の対向フレー
ムと側面フレームと棚面フレーム又は上記正面側一方の
対向フレームと側面フレームと底面フレームと棚面フレ
ームとによる折畳み厚さに対応した位置又はその近傍位
置としてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
折畳みボックス体の省スペース折畳み構造とし,これら
をそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段とした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下図面の例に従って本発明を
更に具体的に説明すれば,図においてAは,本例におい
て温室乃至物置としたボックス体であり,該ボックス体
Aは,正面及び背面の対向フレーム1,2と,これら対
向フレーム1,2両側の縦枠材にそれぞれヒンジ15連
結することにより該対向フレーム1,2間に介設すると
ともにそれぞれ前後中央位置でヒンジ15連結すること
により対向フレーム1,2間幅方向内側に谷折り折曲自
在とした各一対の分割フレーム4よりなる側面フレーム
3と,背面側一方の対向フレーム2の上枠材に2重にヒ
ンジ18連結することによって上向きの開閉と下向きの
起倒とを自在とした上面フレーム7と,これら各フレー
ムに配設した仕切パネル12又は開閉パネル13とを備
えて折畳み自在としたものとしてあり,本例にあって該
ボックス体Aは,これを上面フレーム7をやや下向き傾
斜として側面台形状をなすものとする一方,更に上記背
面側一方の対向フレーム2の下枠材にヒンジ15連結す
ることによって上向きに起倒自在として底面パネル12
を配設した底面フレーム6及び上記背面側一方の対向フ
レーム2の中間枠10にヒンジ15連結することによっ
て上向きに起倒自在として棚面パネル12を配設した棚
面フレーム9を備えたものとしてある。
【0007】 即ち本例にあって,正面及び背面の対向
フレーム1,2,上面フレーム7,底面フレーム6,棚
面フレーム9及び側面フレーム3における分割フレーム
4は,例えばアルミ,合成樹脂等の押出材による枠材を
方形,矩形又は上方傾斜の台形状に枠組みしたそれぞれ
フレームとしての枠組み強度を確保したものとしてあ
り,背面側一方の対向フレーム2,上面フレーム7,側
面フレーム3の各分割フレーム4は仕切パネル12を,
底面フレーム6及び棚面フレーム8はそれぞれ底面パネ
ル又は棚面パネル12をそれぞれ嵌殺し状に配設固定し
て備える一方,正面の対向フレーム1は,本例において
これを開口し得るように,該正面側一方の対向フレーム
1の上下枠と中間枠10にそれぞれ対向設置したガイド
レール14によって左右にスライド開閉自在とした引き
戸,特に引違い戸とした開閉パネル13を配設固定して
備えたものとしてある。
【0008】 上記正面及び背面の対向フレームと分割
フレーム,本例にあっては更に底面フレーム及び棚面フ
レームの各ヒンジ15連結は,これを,これらフレーム
に一体成型し又は予め成型してこれらフレームに後付け
したアルミ又は合成樹脂の回動軸と軸受とを備えた全面
ヒンジを用いて回動自在に行うとともに上記分割フレー
ムのヒンジ連結は,これを,ヒンジ連結枠5を介して行
ったものとしてあり,本例にあって上面フレーム6を除
くその余のヒンジ連結は,上記フレーム又は分割フレー
ムに一体成型した一方を円形又はC字状に突出形成した
回動軸16とし,他方をC字溝状に突出形成した軸受1
7として,該回動軸16を軸受17に回動自在に直接に
嵌合することによって形成した枠材の長手方向全長に亘
り,90°乃至100°の回動範囲を有する全面ヒンジ
によるものとし,又は,例えば側面フレーム3における
分割フレーム4に見られるように,フレームに一体形成
した上記回動軸又は軸受と,これに嵌合自在の一対の軸
受又は回動軸を備えたヒンジ連結枠5を用いて,相互に
嵌合することによって形成した,ヒンジ連結枠5を介し
た同じく枠材の長手方向全長に亘り,90°乃至100
°の回動範囲を有する全面ヒンジによるものとしてあ
り,これによってボックス体Aの上記折畳みを自在とす
るようにしたものとしてある。
【0009】 上記背面側一方の対向フレーム2の上枠
材に対する上面フレーム7の2重のヒンジ連結は2軸の
丁番金物18を用いて行ってあり,このとき該2軸の丁
番金物18は,これを,背面側一方の対向フレーム2に
対するその固定状態で上面フレーム7の下向き傾斜の勾
配に添って前方に傾斜突出する倒V字状の固定片19
と,上面フレーム7に対する平板状の固定片23と,こ
れら固定片19,23間のそれぞれ逆方向に回動自在に
して伸張開状態で背面側一方の対向フレーム2側に位置
する上向き回動自在の第1の回動軸部20及びその前方
にして上面フレーム7側に位置する下向き回動自在の第
2の回動軸部22と,これら回動軸部20,22間の上
記対向フレーム2に対する固定片19より突出幅を長寸
の倒L字状としその上向きの立上り片部に上記上面フレ
ーム7に対する固定片23に第2の回動軸部22を介し
て固定した連結片21とを備えるとともに上記第2の回
動軸部22の位置を,ボックス体Aの折畳み状態で上面
フレーム7正面側一方の対向フレーム1の前方に下向き
に垂下可能とするように,正面側一方の対向フレーム1
と側面フレーム3の折畳み厚さに対応した位置又はその
近傍位置としたものとしてある。
【0010】 即ち本例にあって上記上面フレーム7の
2重のヒンジ連結を行う2軸の丁番金物18は,背面側
一方の対向フレーム2と上面フレーム7間に長手方向複
数,例えば一対を介設固定するものとしてあり,該2軸
の丁番金物18はその伸張開状態で,第1の回動軸部2
0を上記背面側一方の対向フレーム2における固定片1
9に対して上記連結片21を上向きに回動するように上
記上向き回動自在とし,第2の回動軸部22を,上記連
結片21に対して上面フレーム7における固定片23を
下向きに回動するように上記下向き回動自在としたもの
としてある。
【0011】 従ってこの逆方向に回動自在とした第1
の回動軸部20と第2の回動軸部22を備えた2軸の丁
番金物18を用いることによって,ボックス体Aの伸張
状態で,丁番金物18が第1の回動軸部20の回動によ
って2ッ折り閉状態となる一方,第2の回動軸部22の
回動によって上面フレーム7の上記上向きの開閉を自在
とするものとなり,ボックス体Aに上面の開口を形成す
ることができ,またボックス体Aの折畳み状態で,丁番
金物18が第1の回動軸部20の回動によって伸張開状
態となる一方,第2の回動軸部22の回動によって上面
フレーム7の上記下向きの起倒を自在とするものとな
り,該上面フレーム7の折畳みを行うことができるよう
にしてある。
【0012】 このとき2軸の丁番金物18は,その第
2の回動軸部22の位置を定めることによって,上面フ
レーム7が正面側一方の対向フレーム1の前方に下向き
に垂下可能とするようにし,これによってボックス体A
の折畳みを可及的にコンパクトになるようにしてあり,
該第2の回動軸部22の位置は,2軸の丁番金物18の
上記固定片,特に背面側一方の対向フレーム2の固定片
19及び連結片21の前方突出幅を,ボックス体Aの折
畳み状態で,正面側一方のフレーム1,側面フレーム
3,底面フレーム6,棚面フレーム9の合計の折畳み厚
さを吸収する前方せり出しの突出幅を有するものとする
ことによって,これらの折畳み厚さに対応した位置又は
その近傍位置としたものとしてあり,これによって上面
フレーム7を第2の回動軸部22を介して垂下支持する
ようにしたものとしてある。
【0013】 本例の2軸の丁番金物18における上記
背面側一方の対向フレーム2に対する固定片19は,こ
れを倒V字状のものとし,その該対向フレーム2への固
定状態で,側面台形状をなす上記本例のボックス体Aに
おいて上面フレーム7の下向き傾斜の勾配に添って前方
に傾斜突出するものとする一方,上記第1,第2の回動
軸部20,22間の連結片21は,これを,上記V字状
の固定片19より突出幅を長寸の倒L字状とし,その上
向きの立上り片部で上面フレーム7に対する平板状の固
定片23と第2の回動軸部22を介して固定したものと
してあり,これにより,ボックス体Aの伸張状態で,上
面フレーム7の外周に形成した上端被嵌状の下向き突片
8に重合固定した上面フレーム7の固定片23が,背面
側一方の対向フレーム2を,その後方で被嵌した上,該
上面フレーム7の上向きの開閉を,背面側一方の対向フ
レーム2上端に連結片21を支持してその後方に位置す
る第2の回動軸部22によって,上面の開口を全開状と
するようになし得るものとしてある。
【0014】 本例のボックス体Aは,正面,背面,側
面,上面,底面を仕切パネル12又は開閉パネル13で
仕切った6面のパネル構成のボックス体をなす一方,仕
切パネル12付きの上面フレーム7を跳上げ状に開閉す
ることによって,開閉自在の上面開口を形成し,正面側
一方の対向フレームにおける開閉パネル13を開閉する
ことによって開閉自在の正面開口を形成し,それぞれ物
の出し入れを可能とするように用いることができ,従っ
て,例えばベランダや庭に温室として,ベランダや敷地
内に物置として据置設置し,必要とする時期に伸張する
ことによってボックス体Aとして用いる一方,不要の時
期には,これを折畳むことによって,例えばベランダの
手摺壁面や建物壁面に立て掛け保管する如くに,コンパ
クトな保管を可能とし且つ輸送や購入時の持ち帰り移動
のコンパクト化を可能とするものとするとともに折畳み
時のコンパクト化を可及的に実現したものとすることが
できる。
【0015】 図中11は,正面又は背面の対向フレー
ム1,2の,特に本例にあって,正面側一方の対向フレ
ーム1,特にその下枠と中間枠10,更に側面フレーム
3の下枠に設けて,底面フレーム6又は棚面フレーム9
の自由端を受止め支持する棚受突条,24は2軸の丁番
金物18を背面側一方の対向フレーム2の上枠及び上面
フレーム7,特にその上記下向き突片8にネジ等の固着
具25を用いて固定する透孔をそれぞれ示す。
【0016】 図示した例は以上のとおりとしたが,底
面フレームの設置を省略し又はこれを正面側一方の対向
フレームの下枠材にヒンジ連結することによって,これ
を起倒自在とすること,棚面フレームの設置を省略し又
はこれを同じく正面側一方の対向フレームの中間枠材に
ヒンジ連結することによって同様にこれを起倒自在と
し,或いは正面又は背面側一方の対向フレームの縦枠材
上下中間位置に,例えば丁番金物を用いて,ヒンジ連結
することによって同様にこれを起倒自在とし,更に棚面
フレームにおける起倒を上記上向きのものに代えて,下
向きに自在とするようにすること,上記アルミ等の全面
ヒンジによるヒンジ連結に代えて,丁番金物によるもの
とすること,ボックス体を側面方形又は矩形とし,この
とき2軸の丁番金物の上記V字状の固定片に代えて,L
字状の固定片を用いるようにし,また第2の回動軸部が
上記所定位置となることを条件として,各固定片,連結
片の突出幅の長さ寸法を適宜に定めること,各フレー
ム,仕切パネル,開閉パネル,必要に応じて用いる底面
パネル,棚面パネルを,鋼製,アルミ製,合成樹脂製,
硝子製等,不透明又は透明の適宜の材料によるものとす
ること,開閉パネルを扉又はシャッターによるものとす
ること,底面フレーム,棚面フレームを用いるとき,そ
の自由端と折畳みに際して該自由端に対向する正面又は
背面のフレーム又はこれに設けた中間枠との間に折畳み
時の倒れ止め等のキャッチ金具を設けて,その保持を行
うようにすること,正面側一方の対向フレームと上面フ
レーム間,開閉パネル間等開閉する部位に防犯用等の目
的で施錠装置を設置すること,上面フレームの開放用
に,上面フレームと側面フレーム間に上面フレームの開
放用支持棒を一方取外し自在に介設すること,ボックス
体の折畳み時の立て掛け保管用に,背面側一方の対向フ
レーム等適宜のフレームに,ベランダの手摺壁面や建物
壁面との間をチェーン,フック等で連結するための倒れ
止め用の受金具を設けること等を含めて,本発明の実施
に当って,各フレーム,仕切パネル,開閉パネル,ヒン
ジ,2軸の丁番金物,必要に応じて用いる底面フレー
ム,棚面フレーム等の各具体的材質,形状,構造,これ
らの関係,これらに対する付加は,上記発明の要旨に反
しない限り,様々の形態のものとすることができる。
【0017】
【発明の効果】 本発明は以上のとおりに構成したか
ら,請求項1乃至3に記載の発明は,それぞれ折畳みを
簡易且つ確実になし得るものとするとともに折畳みをコ
ンパクト化して使い勝手を向上するとともに,特に折畳
み時に折畳み厚さを薄くし,これを妨げるような突出部
分の出現や残存を可及的に解消してコンパクト化を可及
的に実現し得るようにした折畳み自在ボックス体の省ス
ペース折畳み構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボックス体の斜視図である。
【図2】 ボックス体の縦断面図である。
【図3】 ボックス体の折畳み状態を示す斜視図であ
る。
【図4】 ボックス体の折畳み状態を示す縦断面図であ
る。
【図5】 ボックス体の半折畳み状態を示す横断面図で
ある。
【図6】 2軸の丁番金物の開状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A ボックス体 1 対向フレーム 2 対向フレーム 3 側面フレーム 4 分割フレーム 6 底面フレーム 7 上面フレーム 8 棚面フレーム 12 パネル 13 開閉パネル 15 ヒンジ 18 2軸の丁番金物 20 第1の回動軸 22 第2の回動軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面及び背面の対向フレームと,これら
    対向フレーム両側の縦枠材にそれぞれヒンジ連結するこ
    とにより該対向フレーム間に介設するとともにそれぞれ
    前後中央位置でヒンジ連結することにより対向フレーム
    間幅方向内側に谷折り折曲自在とした各一対の分割フレ
    ームよりなる側面フレームと,背面側一方の対向フレー
    ムの上枠材に2重にヒンジ連結することによって上向き
    の開閉と下向きの起倒とを自在とした上面フレームと,
    これら各フレームに配設した仕切パネル又は開閉パネル
    とを備えて折畳み自在としたゴミ収集ステーション,温
    室,物置等のボックス体であって,上記正面及び背面の
    対向フレームと分割フレームのヒンジ連結をこれらフレ
    ームに一体成型し又は予め成型してこれらフレームに後
    付けしたアルミ又は合成樹脂の回動軸と軸受とを備えた
    全面ヒンジを用いて回動自在に行うとともに上記分割フ
    レームのヒンジ連結をヒンジ連結枠を介して行うものと
    し且つ上記背面側一方の対向フレームの上枠材に対する
    上面フレームの2重のヒンジ連結を,背面側一方の対向
    フレームに対するその固定状態で上面フレームの下向き
    傾斜の勾配に添って前方に傾斜突出する倒V字状の固定
    片と,上面フレームに対する平板状の固定片と,これら
    固定片間のそれぞれ逆方向に回動自在にして伸張開状態
    で背面側一方の対向フレーム側に位置する上向き回動自
    在の第1の回動軸部及びその前方にして上面フレーム側
    に位置する下向き回動自在の第2の回動軸部と,これら
    回動軸部間の上記対向フレームに対する固定片より突出
    幅を長寸の倒L字状としその上向きの立上り片部に上記
    上面フレームに対する固定片に第2の回動軸部を介して
    固定した連結片とを備えるとともに上記第2の回動軸部
    の位置を,ボックス体の折畳み状態で上面フレーム正面
    側一方の対向フレームの前方に下向きに垂下可能とする
    ように,正面側一方の対向フレームと側面フレームの折
    畳み厚さに対応した位置又はその近傍位置とした2軸の
    丁番金物を用いて行ってなることを特徴とする折畳み自
    在ボックス体の省スペース折畳み構造。
  2. 【請求項2】 上記正面又は背面側一方の対向フレーム
    の下枠材にヒンジ連結することによって上向きに起倒自
    在として底面パネルを配設した底面フレームを追加的に
    備え且つ上記2軸の丁番金物の第2の回動軸部の位置
    を,上記正面側一方の対向フレームと側面フレームと底
    面フレームとによる折畳み厚さに対応した位置又はその
    近傍位置としてなることを特徴とする請求項1に記載の
    折畳み自在ボックス体の省スペース折畳み構造。
  3. 【請求項3】 上記正面又は背面側一方の対向フレーム
    の縦枠材上下中間位置又は中間枠にヒンジ連結すること
    によって上向き又は下向きに起倒自在として棚面パネル
    を配設した棚面フレームを追加的に備え且つ上記2軸の
    丁番金物の第2の回動軸部の位置を,上記正面側一方の
    対向フレームと側面フレームと棚面フレーム又は上記正
    面側一方の対向フレームと側面フレームと底面フレーム
    と棚面フレームとによる折畳み厚さに対応した位置又は
    その近傍位置としてなることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の折畳みボックス体の省スペース折畳み構造。
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