JP3199821B2 - 横引シャッター開口枠の下枠開放装置 - Google Patents

横引シャッター開口枠の下枠開放装置

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JP3199821B2 JP07352792A JP7352792A JP3199821B2 JP 3199821 B2 JP3199821 B2 JP 3199821B2 JP 07352792 A JP07352792 A JP 07352792A JP 7352792 A JP7352792 A JP 7352792A JP 3199821 B2 JP3199821 B2 JP 3199821B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は建具開口枠に関し,特
に建具開閉案内用床面突出の下枠を開放して,床面をフ
ラットにし得る横引シャッター開口枠の下枠開放装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】 横引シャッターの開口枠は,一般にガ
イドレールをなす上枠及び下枠と,戸当り乃至吊元をな
す一対の縦枠とを枠組みしたものとされ,下枠は床面突
出状又は床面埋込状に床面に固定設置した固定下枠とさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし,この種横引
シャッターの開口枠にあって床面突出状の固定下枠は,
人の出入りに際してのつまづきの原因となり,車輛の出
入りに際しての下枠変形の原因となり,更に,例えば台
車の出入りに際しての障害となったりする問題点を有し
ている。
【0004】 また床面埋込状の固定下枠は床面下に溝
が形成されるため,小石や塵埃が入り込み,建具の開閉
障害を招いたりし易く,更に清掃も容易になし難いとい
う問題点を有してる。
【0005】 本発明は従来の横引シャッター開口枠の
かかる問題点に鑑みてなされたもので,その解決課題と
する処は,横引シャッターの開閉成に際して開閉案内
し,小石等の入り易い横引シャッターの開成時に撤去し
て床面をフラットにし得る横引シャッター開口枠の下枠
開放装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は横引シャッタ
ーの開口枠における下端全長の下枠を床面突出起倒下枠
と,戸袋位置用の同じく床面突出固定下枠とによって分
割形成し,上記起倒下枠を横引シャッターの開成時に起
立保持する一方,閉成時に転倒設置するようにするとと
もに上記起倒下枠の起立保持を縦枠に対して前後一対の
フック回動係止の下枠起立保持部材によって行なって,
起倒下枠における起立保持の安定性を向上して,悪戯,
振動,物の接触等によって一方の係止が外れたとして
も,起倒下枠が転倒するのを防止し,起倒下枠転倒に伴
う危険性を解消し,また転倒設置時に上記起倒下枠を上
記固定下枠に対してスライド連結する前後一対のスライ
ド連結部材によって行なうようにして,下枠としての一
体性を向上して横引シャッターの閉成時に受けることあ
る風圧,人の寄掛かり等の外力に対する強度を確保し,
下枠が外力によって変形して横引シャッターの開閉不良
等を招いたりする可能性を解消し得るようにしたもので
あって,即ち請求項1に記載の発明を,横引シャッター
の開口枠における下端全長の下枠を両側にそれぞれ中空
部を有する幅厚の立上り壁と該立上り壁間中央位置に溝
状としたガイドレールとを備えた断面形状とし,該下枠
をその長手方向に,上記開口枠の一側縦枠側で該縦枠に
蝶番連結せしめた床面突出起倒下枠と,他側縦枠側で該
縦枠に連結せしめた戸袋位置の床面突出固定下枠とに分
割形成し,これら一側縦枠と起倒下枠間に上記両側の中
空部に配置したフックを縦枠の一対の受座に係止するよ
うにした前後一対の下枠起立保持部材を,起倒下枠と固
定下枠間に同じく起倒下枠の上記両側の中空部に配置し
たスライドブロックを固定下枠の両側の中空部に受け入
れこれらをスライド連結するようにした前後一対の下枠
連結部材をそれぞれ配設するとともに上記下枠起立保持
部材操作用の各回動つまみ及び下枠連結部材操作用の各
スライドつまみをそれぞれ上記幅厚の立上り壁における
室内面及び室外面に突出配置してこれら回動つまみ及び
スライドつまみによるフックの係止とスライド連結を下
枠の室内側と室外側の各2箇所で自在としてなることを
特徴とする横引シャッター開口枠の下枠開放装置とした
ものである。
【0007】 請求項2に記載の発明は,上記に加え
て,横引シャッターの幅が大きく,開口幅が大きくなっ
たときに,上記起倒下枠を更に分割して起倒下枠が縦枠
高さを超えるのを防止するとともに起倒下枠の起倒操作
を容易化した使い勝手のよいものとし得るように,これ
を,横引シャッターの開口枠における下端全長の下枠を
両側にそれぞれ中空部を有する幅厚の立上り壁と該立上
り壁間中央位置に溝状としたガイドレールとを備えた断
面形状とし,該下枠をその長手方向に,上記開口枠の一
側縦枠側で該縦枠に蝶番連結せしめた分割一方の床面突
出起倒下枠と,他側縦枠側で該縦枠に連結せしめた戸袋
位置の床面突出固定下枠と,該固定下枠に蝶番連結せし
めた分割他方の起倒下枠とに分割形成し,上記一側縦枠
と分割一方の起倒下枠間及び横引シャッター戸当り側框
と分割他方の起倒下枠間に上記両側の中空部に配置した
フックを縦枠の一対の受座に係止するようにした前後一
対の下枠起立保持部材を,分割一方及び他方の起倒下枠
間に同じく一方の起倒下枠の上記両側の中空部に配置し
たスライドブロックを他方の起倒下枠の両側の中空部に
受け入れこれらをスライド連結するようにした前後一対
の下枠連結部材をそれぞれ配設するとともに上記下枠起
立保持部材操作用の各回動つまみ及び下枠連結部材操作
用の各スライドつまみをそれぞれ上記幅厚の立上り壁に
おける室内面及び室外面に突出配置してこれら回動つま
み及びスライドつまみによるフックの係止とスライド連
結を下枠の室内側と室外側の各2箇所で自在としてなる
ことを特徴とする横引シャッター開口枠の下枠開放装置
としたものである。
【0008】 請求項3に記載の発明は,同じく上記に
加えて,上記横引シャッターの閉成時に受ける外力に対
して,下枠を床面に固定することによって,下枠として
の強度を更に向上して,同様に下枠の変形による横引シ
ャッターの開閉不良等の可能性を確実に解消し得るよう
にするとともにこれを上記下枠起立保持部材と可及的に
兼用した構成とすることによって構造の煩雑化を可及的
に防止するように,これを,床面に埋込ボックスを配置
し該埋込ボックスの前後に一対の係止片に上記起倒下枠
の両側の中空部に配置したフックを係止するようにして
上記下枠起立保持部材のフックを兼用した前後一対の下
枠固定部材を追加的に備えてなることを特徴とする請求
項1又は2に記載の横引シャッター開口枠の下枠開放装
置としたものである。
【0009】 本発明は,これらをそれぞれ発明の要旨
として上記課題解決の手段とするものである。
【0010】
【実施例】 以下実施例を示す図面に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,図中Aは蛇腹状折畳み自在の横
引シャッターB用のアルミニウム合金押出型材製とした
開口枠であり,この開口枠Aは上記横引シャッターBを
開閉案内するそれぞれ開口枠Aにおける上下端全長の上
枠1,下枠2と横引シャッターBの戸当り縦枠をなす一
側縦枠3,吊元側縦枠をなす他側縦枠4とを備え,上記
上枠1及びこれら一対の縦枠3,4は門型状に枠組み固
定せしめてある。
【0011】 このとき下枠2は,それぞれ両側にそれ
ぞれ中空部14を有する幅厚の立上り壁13と該立上り
壁13間中央位置に溝状としたガイドレール15とを備
えた断面形状とし,本例において該下枠2は,これを,
分割一対の床面突出起倒下枠10,11と,同じく床面
突出の固定下枠12との3本の下枠部材によって分割形
成したものとしてある。
【0012】 起倒下枠10,11及び固定下枠12
は,上記中央位置のガイドレール15によって,横引シ
ャッターBにおける戸当り側走行框20及びこの走行框
20を基準にして隔設交互に設けたパネル蝶番連結一方
の走行連結枠21に下方突出状に設けた走行ガイド22
を走行案内するものとしてある。
【0013】 これら起倒下枠10,11及び固定下枠
12は,上記縦枠3,4下端間の床面Gに載置乃至載置
固定することによって床面に突出して一連に配設してあ
り,このとき上記一対のうち分割一方の起倒下枠10は
戸当り縦枠をなす一側縦枠3下端に蝶番連結し,一方,
固定下枠12は横引シャッターBの戸袋幅相当長さを有
して,吊元側縦枠をなす他側縦枠4に突合せ配設するこ
とによりこれに連続するように床面固定し,更に上記一
対のうち分割他方の起倒下枠11は,該固定下枠12の
非縦枠側先端に蝶番連結してあり,これにより分割一方
の起倒下枠10は,建具開口枠Aの戸袋幅を除いた開口
幅を部分的にカバーし,また分割他方の起倒下枠11は
その残余幅を同じく部分的にカバーし,それぞれ一側縦
枠3下端,固定下枠12先端を回動支点として跳上げ状
に起立して床面Gをフラットに開放する一方,床面載置
状に転倒して上記開口幅全長に亘り一連のガイドレール
15を連続配置せしめるものとしてある。
【0014】 本例において蝶番連結は,蝶番金具30
として羽根31を幅狭に構成した旗蝶番を連結部位毎に
前後一対用い,各蝶番金具30一方の羽根31を一側縦
枠3の下端戸当り面側及び固定下枠12の各幅厚立上り
壁13にそれぞれネジ固定するとともに,他方の羽根3
1を各起倒下枠10,11の幅厚立上り壁13に同じく
ネジ固定して,起倒下枠10,11をそれぞれ前後にお
いて安定して起倒させるとともに,ガイドレール15を
そのまま連通させて走行ガイド22の走行を妨げないよ
うにし,また起倒下枠10,11の各自由端側先端は相
互に切欠き加工を施して,これら起倒下枠10,11が
水平に載置係合状となるようにしてある。
【0015】 各起倒下枠10,11はそれぞれ上記蝶
番金具30によって90°起倒自在としてあり,跳ね上
げ状の起立時に分割一方の起倒下枠10は一側縦枠3の
戸当り面に対して重合状平行に位置し,また分割他方の
起倒下枠11は,固定下枠12上に折畳み開成した横引
シャッターB先端の戸当り側走行框20の同じく戸当り
面に対して重合状平行に位置するようにしてあり,この
ときこれら起倒下枠10,11と上記一側縦枠3と分割
一方の起倒下枠10間及び横引シャッターB戸当り側
框,即ち上記走行框20と起倒下枠11間に上記両側の
中空部14に配置したフック41を縦枠の受座に係止す
るようにした前後一対の下枠起立保持部材40を配設し
て,起倒下枠10,11の起立状態を保持し,その転倒
を防止する一方,分割一方の起倒下枠10及び他方の起
立下枠11間に同じく一方の起倒下枠10の上記中空部
14に配置したスライドブロック61を他方の起立下枠
11の両側の中空部14に受け入れこれらをスライド連
結するようにした前後一対の下枠連結部材60を配設し
して,起倒下枠10,11の転倒状態でこれらを相互に
連結して,下枠2としての一体性を確保し得るようにし
てあり,このとき上記下枠起立保持部材40操作用の各
回動つまみ42及び下枠連結部材60操作用の各スライ
ドつまみ をそれぞれ上記幅厚の立上り壁13における
室内面及び室外面に突出配置してこれら回動つまみ42
及びスライドつまみによるフック41の係止とスライド
連結を下枠2の室内側と室外側の各2箇所で自在とした
ものとしてあり,本例にあっては更に床面Gに埋込ボッ
クス16を配置し該埋込ボックス16の前後に一対の係
止片47に上記起倒下枠10,11の両側の中空部14
に配置したフック41を係止するようにして上記下枠起
立保持部材40フック41を兼用した前後一対の下枠固
定部材46を備えて,起倒下枠10,11の転倒状態で
これらを床面Gに固定し得るようにしてある。
【0016】 本例においてこの下枠起立保持部材40
の上記フック41は,起立時の対応高さ位置に設けた,
起倒下枠10,11の中空部14に内蔵した前後一対に
して回動自在T字状のものしてあり,上記受座は,一側
縦枠3においてこれに透設した前後一対の受孔44,走
行框20において前後面に設置した前後一対の受金具4
5によるものとしてあり,上記T字状のフック41は,
起倒下枠10,11における上記各幅厚立上り壁13の
室内側と室外側の両面に突出した回動つまみ42によ
り,該幅厚立上り壁13上面の透孔43を介して突没回
動自在としてあり,起倒下枠10,11の起立時にそれ
ぞれ回動つまみ42を操作して,T字状フック41を上
記各受座に係止して該起倒下枠10,11を保持せしめ
るものとしてあり,また上記下枠連結部材60の上記ス
ライドブロック61は上記中空部14に一方の起倒下枠
10の先端からスライド突没自在にして,他方の起倒下
枠11の先端にスライド嵌入するようにこれに受け入れ
るようにし,同じく起倒下枠10,11における上記各
幅厚立上り壁13の室内側と室外側の両面に突出したス
ライドつまみ62により上記スライド連結自在としてあ
る。
【0017】 本例において下枠固定部材46の埋込ボ
ックス16は,床面G内に埋設してあり,その係止片4
7は,該埋込ボックス16の一側端に設けてあり,上記
T字状のフック41を図示省略の透孔を介して係止片4
7に同様に回動係止するようにしてある。
【0018】 図中50は起倒下枠10,11の先端を
位置決め保持する位置決め部材であり,起倒下枠10,
11の先端側ガイドレール15位置下面に突設したボル
ト軸による下向き突起51と,これを受け入れるように
上記床面Gの埋込ボックス16上面に設けた受孔52と
により構成し,起倒下枠10,11の転倒に際して,下
向き突起51を受孔52に挿入することによって起倒下
枠10,11先端の転倒状態でその位置決めを行うもの
としてある。
【0019】 従って本例の建物開口枠Aにあっては,
起倒下枠10,11を転倒させて,固定下枠12ととも
に一連に連通するガイドレール15付の下枠2を構成設
置して横引シャッターBを開閉成案内せしめるととも
に,例えば店舗,ガレージ等で横引シャッターBを開成
した後,起倒下枠10,11をそれぞれ起立させ,下枠
起立保持部材40によって保持せしめることにより,上
記下枠2を開放したフラットな床面を得ることができ,
上記起倒下枠10,11の転倒状態で,上記下枠連結部
材60によってこれらが連結され,下枠2としての一体
性を確保するとももに上記下枠固定部材46によってこ
れらが床面Gに固定され,外力に対して充分な強度を備
えるものとなり,外力を受けて下枠2が変形して横引シ
ャッターBの開閉不良等が生じる可能性を解消すること
ができる。
【0020】 図示した例は以上のとおりとしたが,戸
袋幅を除いた開口幅が一側縦枠の高さより小であるとき
は,起倒下枠を分割することなく単一のものとし,これ
と戸袋幅相当長さの固定下枠とで下枠を構成するように
し,上記の例と同様に一側縦枠と起倒下枠間に下枠起立
保持部材を,起倒下枠と固定下枠間に下枠連結部材をそ
れぞれ配設するようにして構成すること,例えば上記開
口幅が大きく,起倒下枠の長さがそれ自体長い場合等に
は,単一又は分割した起倒下枠を中間位置で更に蝶番連
結して,長手方向に折畳み状にして起立させ,伸張状に
して転倒使用するようにすること,起倒下枠と固定下枠
の蝶番連結を,例えば小ブロックを介する等して間接的
に行って起立状態で起倒下枠をやや傾斜状に保持せしめ
ること等を含めて,本発明の実施に当って,起倒下枠,
固定下枠,下枠起立保持部材,下枠連結部材,下枠固定
部材等の各具体的材質,形状,構造,寸法,これらの関
係等は,前記発明の要旨に反しない限り様々の形態のも
のとすることができる。
【0021】
【発明の効果】 本発明は以上のとおりに構成したか
ら,請求項1に記載の発明は,起倒下枠を横引 シャッ
ターの開成時に起立保持する一方,閉成時に転倒設置す
るようにするとともに上記起倒下枠の起立保持を縦枠に
対して前後一対のフック回動係止の下枠起立保持部材に
よって行なって,起倒下枠における起立保持の安定性を
向上して,悪戯,振動,物の接触等によって一方の係止
が外れたとしても,起倒下枠が転倒するのを防止し,起
倒下枠転倒に伴う危険性を解消し,また転倒設置時に上
記起倒下枠を上記固定下枠に対してスライド連結する前
後一対のスライド連結部材によって行なうようにして,
下枠としての一体性を向上して横引シャッターの閉成時
に受けることある風圧,人の寄掛かり等の外力に対する
強度を確保し,下枠が外力によって変形して横引シャッ
ターの開閉不良等を招いたりする可能性を解消して,横
引シャッターの開閉成に際して開閉案内し,小石等の入
り易い横引シャッターの開成時に撤去して床面をフラッ
トにし得るようにした横引シャッター開口枠の下枠開放
装置を提供することができる。
【0022】 請求項2に記載の発明は,上記に加え
て,横引シャッターの幅が大きく,開口幅が大きくなっ
たときに,上記起倒下枠を更に分割して起倒下枠が縦枠
高さを超えるのを防止するとともに起倒下枠の起倒操作
を容易化した使い勝手のよいものとすることができる。
【0023】 請求項3に記載の発明は,同じく上記に
加えて,上記横引シャッターの閉成時に受ける外力に対
して,下枠を床面に固定することによって,下枠として
の強度を更に向上して,同様に下枠の変形による横引シ
ャッターの開閉不良等の可能性を確実に解消し得るよう
にするとともにこれを上記下枠起立保持部材と可及的に
兼用した構成とすることによって構造の煩雑化を可及的
に防止したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 横引シャッターを閉成した開口枠の正面図で
ある。
【図2】 横引シャッターを開成した開口枠の正面図で
ある。
【図3】 起倒下枠を起立した状態を示す開口枠の正面
図である。
【図4】 横引シャッターと起倒下枠の関係を示す縦断
面図である。
【図5】 要部を示す開口枠の一部拡大正面図である。
【図6】 要部を示す開口枠の一部拡大平面図である。
【図7】 起倒下枠を起立した状態を示す開口枠の一部
拡大正面図である。
【図8】 一側縦枠と起倒下枠との関係を示す横断面図
である。
【図9】 走行框と起倒下枠との関係を示す横断面図で
ある。
【符号の説明】
A 開口枠 B 横引シャッター G 床面 2 下枠 3 縦枠 4 縦枠 10 起倒下枠 11 起倒下枠 12 固定下枠 20 走行框 30 蝶番金具 40 下枠起立保持部材 46 下枠固定部材 50 位置決め部材 60 下枠連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/26 E05D 15/06 124 E06B 1/70 E04B 1/00 502

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横引シャッターの開口枠における下端全
    長の下枠を両側にそれぞれ中空部を有する幅厚の立上り
    壁と該立上り壁間中央位置に溝状としたガイドレールと
    を備えた断面形状とし,該下枠をその長手方向に,上記
    開口枠の一側縦枠側で該縦枠に蝶番連結せしめた床面突
    出起倒下枠と,他側縦枠側で該縦枠に連結せしめた戸袋
    位置の床面突出固定下枠とに分割形成し,これら一側縦
    枠と起倒下枠間に上記両側の中空部に配置したフックを
    縦枠の一対の受座に係止するようにした前後一対の下枠
    起立保持部材を,起倒下枠と固定下枠間に同じく起倒下
    枠の上記両側の中空部に配置したスライドブロックを固
    定下枠の両側の中空部に受け入れこれらをスライド連結
    するようにした前後一対の下枠連結部材をそれぞれ配設
    するとともに上記下枠起立保持部材操作用の各回動つま
    み及び下枠連結部材操作用の各スライドつまみをそれぞ
    れ上記幅厚の立上り壁における室内面及び室外面に突出
    配置してこれら回動つまみ及びスライドつまみによるフ
    ックの係止とスライド連結を下枠の室内側と室外側の各
    2箇所で自在としてなることを特徴とする横引シャッタ
    ー開口枠の下枠開放装置。
  2. 【請求項2】 横引シャッターの開口枠における下端全
    長の下枠を両側にそれぞれ中空部を有する幅厚の立上り
    壁と該立上り壁間中央位置に溝状としたガイドレールと
    を備えた断面形状とし,該下枠をその長手方向に,上記
    開口枠の一側縦枠側で該縦枠に蝶番連結せしめた分割一
    方の床面突出起倒下枠と,他側縦枠側で該縦枠に連結せ
    しめた戸袋位置の床面突出固定下枠と,該固定下枠に蝶
    番連結せしめた分割他方の起倒下枠とに分割形成し,上
    記一側縦枠と分割一方の起倒下枠間及び横引シャッター
    戸当り側框と分割他方の起倒下枠間に上記両側の中空部
    に配置したフックを縦枠の一対の受座に係止するように
    した前後一対の下枠起立保持部材を,分割一方及び他方
    の起倒下枠間に同じく一方の起倒下枠の上記両側の中空
    部に配置したスライドブロックを他方の起倒下枠の両側
    の中空部に受け入れこれらをスライド連結するようにし
    た前後一対の下枠連結部材をそれぞれ配設するとともに
    上記下枠起立保持部材操作用の各回動つまみ及び下枠連
    結部材操作用の各スライドつまみをそれぞれ上記幅厚の
    立上り壁における室内面及び室外面に突出配置してこれ
    ら回動つまみ及びスライドつまみによるフックの係止と
    スライド連結を下枠の室内側と室外側の各2箇所で自在
    としてなることを特徴とする横引シャッター開口枠の下
    枠開放装置。
  3. 【請求項3】 床面に埋込ボックスを配置し該埋込ボッ
    クスの前後に一対の係止片に上記起倒下枠の両側の中空
    部に配置したフックを係止するようにして上記下枠起立
    保持部材のフックを兼用した前後一対の下枠固定部材を
    追加的に備えてなることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の横引シャッター開口枠の下枠開放装置。
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