JP7245754B2 - 建具 - Google Patents
建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7245754B2 JP7245754B2 JP2019166790A JP2019166790A JP7245754B2 JP 7245754 B2 JP7245754 B2 JP 7245754B2 JP 2019166790 A JP2019166790 A JP 2019166790A JP 2019166790 A JP2019166790 A JP 2019166790A JP 7245754 B2 JP7245754 B2 JP 7245754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- frame
- crescent
- case member
- inner shoji
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
建具1は、図1および図2に示すように、内障子20および外障子21を引違いに配置された障子2と、内障子20の召合わせ框2aに設けられたクレセントユニット3と、外障子21の召合わせ框2bに設けられた被掛止体20dと、上枠4aと下枠4bとの間に内障子20および外障子21を開閉自在に支持する枠4とを備えたサッシ窓である。
このクレセントユニット3は、図3および図4に示すように、クレセント3aの一方向への回転操作によって、回転掛止体31aが被掛止体20dに掛止されて内障子20および外障子21の閉状態をロックし(ロック動作)、図6に示すように、クレセント3aの他方向への回転操作によって、回転掛止体31aの被掛止体20dに対する掛止が解除されて内障子20および外障子21の閉状態のロックを解除する(ロック解除動作)ものである。
また、気密材41は、図2に示すように、右側の竪枠4cにおける屋内側突設片40eの屋外側の見付面402と、左側の竪枠4dにおける中間突設片40fの屋外側の見付面403とに装着されている。
また、気密材41は、図2、図4、図5に示すように、障子2の閉状態において、内障子20の召合わせ框2aを除く、上下の横框2c、2dおよび縦框2eの屋内側の見付面200と、外障子21の召合わせ框2bを除く、上下の横框2f、2gおよび縦框2hの屋内側の見付面201と正対する位置に配置されており、これによって、障子2が屋内側に引き寄せられたときに、気密材41に対して障子2の見付面200、201が密着するようにされている。
クレセント3aは、図3および図4に示すように、台座30aと、台座30aに対して回転自在に軸支された回転掛止体31aと、回転掛止体31aと一体回転する回転軸32aとを有している。
尚、クレセント3aは、通常のクレセントにおける回転掛止体と一体回転するように連結部材等を介して回転軸32aを設けたものである。
台座30aには、図4に示すように、長手方向を上下方向とするビスb1用の長孔300が、回転掛止体31aを挟んで台座30aの上下2か所に開口されており、ケース部材3cに対する台座30aの取付け位置を上下に微調整できるようにされている。
長孔300は、図4(a)に示すように、台座30aに着脱自在に取り付けられたカバー部材301aによって、ビスb1と共に隠されている。
回転軸32aは、台座30aの裏面側から突出していると共に、ケース部材3cに開口された貫通孔301からケース部材3c内に貫通されていると共に、召合わせ框2aに対して、貫通される、或いは支持される等の係わりを持たずに、ケース部材3c内にのみ貫通して収まるようにされている。
回転軸32aには、図3および図4(b)に示すように、ケース部材3c内において後述するピニオン302が軸支されており、回転軸32aの回転に伴ってピニオン302が回転するようにされている。
連動装置3bは、図2~図4に示すように、回転軸32aに軸支された前述のピニオン302とラック303、304とからなるラックアンドピニオン構造の連動部材30bと、ラック303の上端部およびラック304の下端部に連設された引き寄せブロック31b、32bとから構成されている。
これらピニオン302、ラック303、304、引き寄せブロック31b、32bが、召合わせ框2aには係わることなくケース部材3c内に収められていると共に、ケース部材3cに対して上下方向にスライド自在にされている。
すなわち、前述のように台座30aの位置を上下微調整するときに、召合わせ框2aに固定されたケース部材3cに対する台座30aの上下動に伴って、ケース部材3c内で回転軸32a、ピニオン302、ラック303、304、引き寄せブロック31b、32bも上下動する。
これにより、回転軸32a、ピニオン302、ラック303、304、引き寄せブロック31b、32bの位置調整を個別にすることなく、台座30aの上下位置の微調整をすることができる
連動装置3bは、回転掛止体31aを被掛止体20dに対して掛止させる方向の回転に伴って回転軸32aおよびピニオン302が回転し、このピニオン302の回転によってラック303を上昇させると共に、ラック304を下降させるように構成されている。
そして、図5に示すように、ラック303の上昇に伴って引き寄せブロック31bを上昇させることで、この引き寄せブロック31bを上枠4aにおける中間突設片40aの室内側の見付面41aに接触させることができると共に、ラック304の下降に伴って引き寄せブロック32bを下降させることで、この引き寄せブロック32bを下枠4bにおけるレール40gの室内側の見付面41cに接触させることができる。
すなわち、図6および図7に示すロック解除状態から、図4および図5に示す回転掛止体31aが被掛止体20dに掛止されるロック状態に至る際に、引き寄せブロック31bが、案内傾斜310を中間突設片40aの下端に押し付けながら上昇すると共に、引き寄せブロック32bが、案内傾斜320をレール40gの上端に押し付けながら下降することによって、障子2をスムーズに屋内側に引き寄せることができる。
さらに、内障子20の召合わせ框2aにおける屋外側の見付面20bに装着された気密材40に、外障子21の召合わせ框2bにおける屋内側の見付面20cが密着することで、内障子20と外障子21との間の密閉性を確保することができる。
ケース部材3cは、図4(b)および図5(b)に示すように、ケース部材3cの上下端部近傍から引き寄せブロック31b、32bが出没するようにされている。
蓋部33cには、回転掛止体31aを支持した状態の台座30aが一体に連結されていると共に、連動装置3bを軸支した回転軸32aが、連動装置3bごと収納部32cに収納されるように突出している。
このような構成のクレセントユニット3を召合わせ框2aに取付けるには、図8に示す工程によって取り付けることができる。
先ず、図8(a)に示すように、ケース部材3cの収納部32cを召合わせ框2aの見込面20aに対してビスb2によって固定する。
次に、図8(b)に示すように、ケース部材3cの蓋部33cを収納部32cに嵌合すると共に、ビスb3によって固定し、且つ台座30aからビスb1を、ケース部材3cを貫通させて召合わせ框2aの見込面20aに対してねじ込んで固定することによって、クレセントユニット3を召合わせ框2aに取付けることができる。
最後に、カバー部材301aを台座30aに嵌合することによって、ビスb1および長孔300が隠されたクレセントユニット3にすることができる(図示せず)。
すなわち、前述の3工程(実質的にはカバー部材301aの取付け工程を除く2工程)によって、ケース部材3cに連動装置3bが収められた状態で、クレセントユニット3を召合わせ框2aの外側に取付けることができるので、クレセントユニット3の取付け作業を極めて簡単、且つ迅速に行うことができる。
そして、回転掛止体31aが被掛止体20dに対して掛止されることに連動して、連動装置3bが作動し、引き寄せブロック31b、32bが上枠4a、下枠4bの室内側の見付面41a、41cに接触するため、屋内側に引き寄せられた内障子20および外障子21の各見付面200、201を枠4側に装着された気密材41に密着させることができると共に、内障子20の召合わせ框2aにおける屋外側の見付面20bに装着された気密材40に、外障子21の召合わせ框2bにおける屋内側の見付面20cを密着させることができる。
したがって、内障子20および外障子21と枠4の間と内障子20と外障子21との間を密閉することができるので、より高い密閉性を備えた建具にすることができ、これによって、気密機能・遮音機能・水密機能等が向上した建具1にすることができる。
すなわち、召合わせ框2aの内部等に連動装置3bを内蔵した内障子20を用意することなく、通常のクレセント(図示せず)を用いる通常の内障子20に、クレセントユニット3を取付けることで、内障子20および外障子21と枠4の間と内障子20と外障子21との間を密閉することができる。
したがって、通常のクレセントを用いる構造の通常の内障子を、クレセントユニット3を取付ける内障子20とすることができるので、同じ内障子20をクレセントユニット3用または通常のクレセント用として兼用できる。
よって、より密閉性が高く、気密機能・遮音機能・水密機能等が向上した建具1の製造コストを低減することができる。
2:障子
20:内障子
21:外障子
2a:召合わせ框
2b:召合わせ框
2c:横框
2d:横框
2e:縦框
2f:横框
2g:横框
2h:縦框
20a:見込面
20b:見付面
20c:見付面
20d:被掛止体
200:見付面
201:見付面
3:クレセントユニット
3a:クレセント
3b:連動装置
3c:ケース部材
30a:台座
31a:回転掛止体
32a:回転軸
30b:連動部材
31b:引き寄せブロック
32b:引き寄せブロック
32c:収納部
33c:蓋部
301a:カバー部材
300:長孔
301:貫通孔
302:ピニオン
303:ラック
304:ラック
310:案内傾斜
320:案内傾斜
4:枠
40:気密材
41:気密材
4a:上枠
4b:下枠
4c:竪枠
4d:竪枠
40a:中間突設片
40b:中間突設片
40c:屋内側突設片
40d:屋内側突設片
40e:屋内側突設片
40f:中間突設片
40g:レール
41a:見付面
41c:見付面
400:見付面
401:見付面
402:見付面
403:見付面
b1:ビス
b2:ビス
b3:ビス
Claims (1)
- 上下枠と、上下枠間に引違いに配置される内障子及び外障子とを備え、
内障子は、召合せ框の見込面長手方向に取り付けたケース部材と、ケース部材の見込面に取り付けた台座に回転軸により回転自在に軸支された回転掛止体を有するクレセントと、ケース部材内に配置してあり回転掛止体の回転軸の回転に連動して上下動する連動部材と、連動部材の上下端部に設けられ、連動部材に伴って上下動する引き寄せブロックとを有しており、
外障子は、召合せ框に被掛止体を有し、
回転掛止体を被掛止体に掛止すると共に、上下の引き寄せブロックが上下枠の室内側の見付面に接触することで、内障子及び外障子が室内側に引き寄せられる
ことを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019166790A JP7245754B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019166790A JP7245754B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021042616A JP2021042616A (ja) | 2021-03-18 |
JP7245754B2 true JP7245754B2 (ja) | 2023-03-24 |
Family
ID=74863850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019166790A Active JP7245754B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7245754B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5610851Y2 (ja) * | 1978-06-30 | 1981-03-11 | ||
JPS5582392U (ja) * | 1978-11-27 | 1980-06-06 | ||
JPS58101961U (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-11 | 不二サッシ株式会社 | アルミニウムサツシにおける引違い障子の引寄せ機構 |
JPH10280826A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Tateyama Alum Ind Co Ltd | 障子の引寄せ装置 |
-
2019
- 2019-09-13 JP JP2019166790A patent/JP7245754B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021042616A (ja) | 2021-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9080379B2 (en) | Window assembly | |
JP7245754B2 (ja) | 建具 | |
KR101066430B1 (ko) | 방범기능을 갖는 창문장치 | |
JP2020076315A (ja) | 建具 | |
JP2018105103A (ja) | 戸車及び建具 | |
JPH0138238Y2 (ja) | ||
JPH0138239Y2 (ja) | ||
JPH0118771Y2 (ja) | ||
EP1167668A2 (en) | Security device for movable closing elements of windows, doors and the like | |
JPH0310303Y2 (ja) | ||
JPS6035757Y2 (ja) | 防犯扉 | |
JPH0310302Y2 (ja) | ||
JPH0427981Y2 (ja) | ||
US555726A (en) | Window | |
JP4082685B2 (ja) | サッシ | |
JPH0310296Y2 (ja) | ||
JP2018003392A (ja) | 建具 | |
JP2676461B2 (ja) | 引違い窓の連窓用窓枠 | |
JP2505810Y2 (ja) | 面格子付きのサツシ戸装置 | |
JPS5931878Y2 (ja) | 外付けアルミサッシ用クレセント錠 | |
JPH0516374Y2 (ja) | ||
JPH0122060Y2 (ja) | ||
JP4469147B2 (ja) | 引違い折畳み開閉自在のサッシ | |
JPH032616Y2 (ja) | ||
JPS6221640Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7245754 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |