JP2759452B2 - 窓サッシ - Google Patents

窓サッシ

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JP2759452B2
JP2759452B2 JP62136701A JP13670187A JP2759452B2 JP 2759452 B2 JP2759452 B2 JP 2759452B2 JP 62136701 A JP62136701 A JP 62136701A JP 13670187 A JP13670187 A JP 13670187A JP 2759452 B2 JP2759452 B2 JP 2759452B2
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寿麿 中谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建物の窓開口に設置使用する窓サッシに関す
る。 〔背景技術〕 この種窓サッシとして,引違い,片開き,両開き等の
開閉形態によるものが一般に用いられている。 しかし引違いのものは,戸体開成時の開口が窓開口の
1/2となるから,開放感が十分に得られないし,一方,
片開き,両開きのものは,窓開口に応じた開口が得られ
るが,これらは窓枠,特に縦枠に蝶番連結した戸体を室
外側に回動して開成する構造とされるから,戸体の受け
ることある風圧との関係で,戸体幅が比較的小さなもの
に制約されるから,結局窓開口,特に横幅方向の開口幅
を確保することができず,同じく開放感が得られないこ
とになるし,仮に戸体幅を拡大して大きな窓開口を確保
しようとすると,耐風圧性の面から戸框の見込寸法,見
付寸法が一般より大きなものとなる上,開成のために戸
体幅に応じた室外側スペースが必要となるに至る。 〔発明の目的〕 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は,窓開口に制約を受けず,開成時に窓開口
に応じた開放感ある開口を得るとともに開閉の容易性及
び気密性を確保した窓サッシを提供するにある。 〔発明の構成〕 上記課題に添って本発明は,開閉状態を,開閉が容易
な引寄せによる横引開閉として窓枠の一側縦枠側に折畳
み開成するものとし,このとき折畳み開成時の戸体の突
出幅と厚みと可及的にコンパクト化するように戸体の折
畳み開成を,戸体を同時連動的にしてせり出し重畳的に
行うものとともに,気密性を確保するように戸体の伸張
閉成時に戸体と縦枠及び戸体間の係合を行い得るものと
して構成したものであって、即ち本発明は,複数の戸体
と,吊元縦枠に嵌挿配設した端部吊枠と,戸当り縦枠に
突当て嵌挿自在に配設した走行吊枠と,これらの端部吊
枠及び走行吊枠間に配設した中間吊枠と,戸体の走行吊
枠側端部と中間吊枠又は走行吊枠とをそれぞれ回動自在
に連結した上下方向全長の関節蝶番と,戸体幅方向中央
位置上下端と端部吊枠又は中間吊枠の上下端とをそれぞ
れ回動自在に連結する回転リンクと,戸体の端部吊枠側
自由端と吊元縦枠又は隣接戸体の関節蝶番との間に配設
した気密係合部とを備えてなることを特徴とする窓サッ
シに係り且つこれを発明の要旨とするものである。 以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に
説明すれば,第1図乃至第6図において,1は窓サッシで
あり,この窓サッシ1は,複数の戸体7と,吊元縦枠5
に嵌挿配設した端部吊枠10と,戸当り縦枠6に突当て嵌
挿自在に配設した走行吊枠12と、これら端部吊枠10及び
走行吊枠12間に配設した中間吊枠11と,戸体7の走行吊
枠12側端部と中間吊枠11又は走行吊枠12とをそれぞれ回
動自在に連結した上下方向全長の関節蝶番13と,戸体7
幅方向中央位置上下端と端部吊枠10又は中間吊枠11の上
下端とをそれぞれ回動自在に連結する回動リンク14とを
備えたものとしてあり,これにより上記戸体7の同時連
動的にしてせり出し重畳的な折畳み開成を行うものとし
てある。 即ち本例にあって窓サッシ1は,最小単位の2枚の戸
体7を,窓枠2の吊元縦枠5,戸当り縦枠6間に備えて,
各吊枠10,11,12と関節蝶番13,回動リンク14を用いるこ
とによって上記開閉を行うものとしてある。 戸体7は,その一側の走行吊枠12側端部において中間
吊枠11,走行吊枠12に関節蝶番13を介して回動自在に連
結してあり、本例にあってこの関節蝶番13は,戸体7の
縦框9に一体に設けた90゜開口の軸受41に,中間吊枠11
及び走行吊枠12の一端に室外側に向けて突出した支軸45
を嵌合することによって、戸体7の上下方向全長に亘る
アルミ全面蝶番として構成してあり,該関節蝶番13によ
って戸体7は中間吊枠11,走行吊枠12に対して,室外側
に向けて,これらと直交方向の90゜の回動を行うように
してある。 更にこのとき戸体7は,その幅方向中央位置におい
て,端部吊枠10又は中間吊枠11に回動リンク14を介して
上下端を回動自在に連結してあり,本例にあってこの回
動リンク14は厚肉鋼製にして戸体7の荷重に耐える剛性
を有するものとしてあり,該回動リンク14は,戸体7に
おいて,その上下端中央位置に固定した断面コ字状のブ
ロック33の受入溝34にそれぞれ端部を挿入してボルト35
によって回動自在に軸支し,また端部吊枠10,中間吊枠1
1において,これらの上枠3に対する上吊用の戸車48又
は下枠4に対するフレ止め用の戸車49設置用にこれらの
上下端に固定した同じく断面コ字状のブロック47の受入
溝50に,ワッシャを介して同様にそれぞれ端部を挿入し
てボルト51によって回動自在に軸支してあり,上記関節
蝶番13の連結下で,該回動リンク14による連結を行うこ
とにより,走行吊枠12を引寄せて横引開閉することによ
って戸体7は、これに引かれるように同時連動的に回動
するとともに室外側に向けたせり出し重畳状の折畳み開
成とその逆の伸張閉成を行うものとしてある。 このとき端部吊枠10は吊元縦枠5に嵌挿配設し,走行
吊枠12は戸当り縦枠6に突当て嵌挿自在とする一方,戸
体7の端部吊枠10側自由端と吊元縦枠5又は隣接戸体7
の関節蝶番13との間に配設した気密係合部を備えたもの
としてあり,これらによって戸体7の伸張閉成時の気密
性を確保するものとしてある。 即ち本例にあって吊元縦枠5は,面内方向に開口し,
先端の室内側突条29と室外側鉤状突条30によって口狭と
した空間部32を有しており,端部吊枠10はこの空間部32
に嵌挿配設し,上記突条29と鉤状突条30に,後端の張出
条46を対面させ,これらの間のスプリング44によって嵌
挿方向に付勢して,上記張出条46を振止めストッパーと
する一方,スライド移動のクリアランスを形成し,該ク
リアランス分端部吊枠10を吊元縦枠5に対してスライド
自在となるようにしてあり,戸当り縦枠6は,同じく面
内方向に開口して,戸体7の伸張閉成時に走行吊枠12の
先端を受止め衝接することにより,これを突当て嵌挿す
るものとしてあり,これら吊元縦枠5と端部吊枠10の嵌
挿及び戸当り縦枠6と走行吊枠12の嵌挿によって,室内
外の気密性を得るものとしてある。 更に上記気密係合部は,戸体7の端部吊枠10側の自由
端をなす縦框8に突出して設けた各鉤状係合条39と,吊
元縦枠5における上記室外側の鉤状突条30,関節蝶番13
端をなす戸体7における上記縦框9の室外側に突出して
設けた鉤状係合条42とによって構成するものとしてあ
り,本例にあって気密係合部の係合は,いずれも鉤状係
合条39と鉤状突条30又は鉤状係合条42とが,戸体7の伸
張閉成方向に噛み合い状となる引掛係止のものとしてあ
り,これにより上記気密性に加えて,戸体7と吊元縦枠
5及び隣接戸体7間で室外側の密封を行って高度な気密
性を得るものとしてある。 なお上記気密係合部の引掛係止の係合は,本例におい
て,上記吊元縦枠5に対する端部吊枠10のスライド自在
の嵌挿配設を用い,走行吊枠12を戸当り縦枠6側に引寄
せて戸体7を伸張状態に回動した際,該戸体7の鉤状係
合条39が,吊元縦枠5の鉤状突条30,隣接戸体7の鉤状
係合条42に対面するようにする一方,走行吊枠12を更に
戸当り縦枠6に衝接するように引寄せて横引閉成するこ
とによって,戸体7を伸張状態で上記クリアランス分移
動させ,鉤状係合条39を,鉤状突条30,鉤状係合条42に
それぞれ引掛係止することによって行い,これにより上
記気密性を確保した戸体7の伸張閉成を完了するものと
してあり,また戸体7の折畳み閉成に際しては,走行吊
枠12を,逆に吊元縦枠5側に引寄せて横引開成すること
により,戸体7を吊元縦枠5側に伸張状態で同じく上記
クリアランス分スライドさせ,上記引掛係止を解除し,
その後に折畳みを行うものとしてある。 図中22は上枠における各吊枠10,11,12の上吊用の戸車
48案内用のガイドレール,21は特に走行吊枠12に,走行
の安定性とスムーズ性を確保するように追加設置した上
段上吊用の戸車48案内用のガイドレール,23は,戸体7
の伸張閉成時にその荷重を支承するように戸体7上端中
央位置のブロック33に設けた戸車36を受入れ案内し,幅
方向中間位置の切除部位で戸体7を脱出させる戸体上吊
用ガイドレール,24は該ガイドレール23の切除部位で上
枠3の下端を画する突条,25は下枠4のフレ止めガイド
溝,26は上記切除部位に対応して幅方向中間位置の切除
部位で戸体7を脱出させるフレ止めガイド溝25の室外側
立上り条,27は該室外側立上り条26の切除部位で戸袋皿
板28をネジ止めするネジ受け突片,31は吊元縦枠5にネ
ジ止め固定して室外側鉤状突条30を設置する鉤状突条形
成部材,37は戸体7の伸張閉成時に,フレ止めガイド溝2
5内にあって,そのフレ止めを確実にするように戸体7
下端中央位置のブロック33に設けた水平戸車,38は戸体
7の硝子パネル,40は止体7の鉤状係合条39の補強部,43
は戸体7の走行吊枠12側縦框9室内側に設けた中間吊枠
11部位の目隠し用にして気密性向上用の被覆突条をそれ
ぞれ示す。 第7図は,中間吊枠11の他の例を示し,本例にあって
中間吊枠11は,戸体7の自由端をなす縦框8を受止めす
るように受止め用の延長部を形成するとともに,室内側
に露出するように窓サッシ1を構成したときに外観を良
好にするように室内側に膨出状の装飾を施したものとし
て構成してある。 図示例は以上のとおりとしたが,回動リンクと戸体間
やその他の部位に必要に応じて戸体伸張閉成状態を維持
する適宜のロック機構を設けること,気密係合部に気密
材を介装すること,戸体に中帯を設けてテラス窓用の戸
体高さの大きいものとすること等を含めて,本発明の実
施に当って,戸体,吊元縦枠,戸当り縦枠,端部吊枠,
走行吊枠,中間吊枠,回動リンク,関節蝶番,気密係合
部の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これら
に対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り,様
々に変更できる。 〔発明の効果〕 以上のとおり本発明は,複数の戸体と,吊元縦枠に嵌
挿配設した端部吊枠と,戸当り縦枠に突当て嵌挿自立に
配設した走行吊枠と,これら端部吊枠及び走行吊枠間に
配設した中間吊枠と,戸体の走行吊枠側端部と中間吊枠
又は走行吊枠とをそれぞれ回動自在に連結した上下方向
全長の関節蝶番と,戸体幅方向中央位置上下端と端部吊
枠又は中間吊枠の上下端とをそれぞれ回動自在に連結す
る回動リンクと,戸体の端部吊枠側自由端と吊元縦枠又
は隣接戸体の関節蝶番との間に配設した気密係合部とを
備えてなることを特徴とするので,走行吊枠を引寄せる
ことにより容易に横引開閉し得る同時連動的な開閉を行
うとともに,比較的幅を小さくした戸体を用いて折畳み
幅を可及的に戸体厚さの合計幅とすることにより,戸体
の突出幅と厚みとを可及的にコンパクト化して,開成の
ために大きな室外側スペースを必要とせず,開成時に窓
開口に応じた開放感ある開口を確保し且つ窓開口の,特
に開口幅を可及的に任意として窓開口に制約を受けるこ
とのないせり出し重畳的な開閉を行い,更に戸体と縦枠
及び戸体間の気密性を十分に確保することができ,従っ
て窓開口に制約を受けず,開成時に窓開口に応じた開放
感ある開口を得るとともに開閉の容易性及び気密性を確
保した窓サッシを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は実施例を示すもので,第1図は窓サッシの正面
図,第2図は第1図A−A線横断面図,第3図は同位置
における戸体開成状態を示す横断面図,第4図,第5図
はそれぞれ第1図B−B線,C−C線縦断面図,第6図は
要部拡大正面図,第7図は他の例を示す横断面図であ
る。 1……窓サッシ、7……戸体 5……吊元縦枠、13……関節蝶番 6……戸当り縦枠、14……回動リンク

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の戸体と,吊元縦枠に嵌挿配設した端部吊枠
    と,戸当り縦枠に突当て嵌挿自在に配設した走行吊枠
    と,これら端部吊枠及び走行吊枠間に配設した中間吊枠
    と,戸体の走行吊枠側端部と中間吊枠又は走行吊枠とを
    それぞれ回動自在に連結した上下方向全長の関節蝶番
    と,戸体幅方向中央位置上下端と端部吊枠又は中間吊枠
    の上下端とをそれぞれ回動自在に連結する回動リンク
    と,戸体の端部吊枠側自由端と吊元縦枠又は隣接戸体の
    関節蝶番との間に配設した気密係合部とを備えてなるこ
    とを特徴とする窓サッシ。
JP62136701A 1987-05-30 1987-05-30 窓サッシ Expired - Lifetime JP2759452B2 (ja)

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JPS63300189A JPS63300189A (ja) 1988-12-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS556940Y2 (ja) * 1976-04-29 1980-02-16
JPS562867A (en) * 1979-06-21 1981-01-13 Bandou Kiko Kk Roll coating machine for mirror back edge

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