JP4822632B2 - 折畳み引き違いサッシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の開口部に設置する開口部材のサッシに関し,特に折畳み開閉と引き違い開閉の双方を選択的に可能とする折畳み引き違いサッシに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
引き違い開閉を行なう開口部材として引き違いサッシが知られ,また折畳み開閉を行なう開口部材として上吊り式の横引き折畳みシャッターが知られており,引き違いサッシは,そのサッシ枠と引き違いサッシ戸との間に気密材を配置することによって高度な気密性を確保し得るが,サッシ戸開成時に得られる開口幅が制約されという問題点があり,横引き折畳みシャッターは折畳み戸を開口部の一端側に寄せるようにして開口部を全開状態とする開放感に溢れた開成をなしうるが,折畳み戸の折畳みを室内外一方に行なうためにシャッター枠に折畳み戸脱出用の切り欠きを設置する必要があるため,シャッター枠と折畳み戸との間で気密性を確保し難いという問題点がある。
【0003】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,引き違い開閉と折畳み開閉の双方を可能とするとともにサッシ枠にサッシ戸脱出用の切り欠きを不要とした折り畳み引き違いサッシを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題に沿って本発明は,折畳みシャッターのように,サッシ枠にサッシ戸を上吊り装着するとともに該サッシ戸を上吊り装着したサッシ枠の上下枠を,引き違いサッシのように,サッシ戸の引き違い開閉の開閉案内専用とする一方,サッシ戸を上框とパネル部分とを備えて構成するとともに該上框に対してパネル部分を幅方向に折畳み自在とすることによって,上記サッシ枠にサッシ戸を上吊り装着した状態で,サッシ戸をサッシ枠から独立して単独に折畳めるようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,サッシ枠の上下枠間に2枚戸又は4枚戸の引き違いサッシ戸を幅方向引き違い開閉自在に上吊り装着し且つ該上吊り装着状態でサッシ枠から独立して引き違いサッシ戸をそれぞれ単独に折畳み自在とした折畳み引き違いサッシであって,上記引き違いサッシ戸の上吊り装着をそれぞれ上枠に上吊り部材を介して上吊り支持し,下枠に振止部材を嵌挿係合することによって行うとともに上記引き違いサッシ戸を,サッシ戸上框とパネル部を備えて形成し,該パネル部を,一対のパネル要素と,該一対のパネル要素間に該パネル要素を回動自在とするように介設した中間回動枠と,上記一対のパネル要素を回動自在とするように連結配置した戸先框及び召合框又は合掌框を備えて形成し,該パネル部を上記サッシ戸上框に戸先框及び召合框又は合掌框の一方を固定又は吊り支持した状態で戸先框及び召合框又は合掌框の他方を該サッシ戸上框長手方向にスライド自在とすることによって上記サッシ戸上框とサッシ枠の下枠間でパネル部をV字状折畳み自在に配置してなることを特徴とする折畳み引き違いサッシとしたものである。
【0005】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,折畳み引き違いサッシ戸としての気密性を簡易且つ確実に確保し得る形態とするように,これを,上記サッシ戸上框とサッシ戸パネル部上部間に気密材を配置するとともに下枠とサッシ戸パネル部下部間に気密材を配置してなることを特徴とする請求項1に記載の折畳み引き違いサッシとしたものである。
【0006】
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,折畳み開閉と引き違い開閉の双方を可能とすることによって,引き違い開閉に際してサッシ戸が誤って折畳まれる誤動作を防止して引き違い開閉を安定且つ確実になし得る形態とするように,これを,上記引き違いサッシ戸が,その引き違い開閉状態で折畳みを防止自在とするようにサッシ戸上框とサッシ戸パネル部間に係脱自在のロックを備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳み引き違いサッシとしたものである。
【0007】
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,サッシ戸における上框に対してパネル部分の折畳み開閉を可及的安定且つ確実になし得る形態とするように,これを,上記サッシ戸上框に長手方向に沿う上吊り用ガイドレールを設置し,該ガイドレールにサッシ戸パネル部の戸先框及び召合框又は合掌框の一方に上方突出するように設置した吊り部材を懸架することによって,上記戸先框及び召合框又は合掌框の一方をサッシ戸上框長手方向にスライド自在としてなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の折畳み引き違いサッシとしたものである。
【0008】
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記サッシ戸パネル部を上記V字状折り畳み自在のものに代えて蛇腹状折り畳み自在のものとするように,これを,上記V字状折り畳み自在のサッシ戸パネル部に代えて,偶数にして多数枚のパネル要素と,各パネル要素間に室内外交互に脱出するように介設してこれらパネル要素を連結する複数の中間回動枠を備えて上記戸先框及び召合框又は合掌框間で蛇腹状折畳み自在としたサッシ戸パネル部を用いてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の折り畳み引き違いサッシとしたものである。
【0009】
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは折畳み引き違いサッシ,10はそのサッシ枠,11は該サッシ枠10の上枠,13は下枠,15は左右の縦枠,20は上記サッシ枠10の上下枠11,13間に幅方向引き違い開閉自在に上吊り装着した引き違いサッシ戸であり,該引き違いサッシ戸20は,これを折畳み自在とすることによって折畳み引き違いサッシAにおけるサッシ戸の折畳みを可能としたものとしてある。
【0011】
引き違いサッシ戸20は,これを,上記サッシ枠10の上枠11に上吊り部材22を介して上吊り支持したサッシ戸上框21と,該サッシ戸上框21に一方の幅方向端部を固定又は吊り支持した状態で他方の幅方向端部を該サッシ戸上框21長手方向にスライド自在とすることによって上記サッシ戸上框21に対してV字状乃至蛇腹状折畳み自在に配置したサッシ戸パネル部30とを備えて形成したものとしてあり,これによって引き違いサッシ戸20を,上記サッシ枠10に上吊り装着した状態で,サッシ枠10から独立して単独に折畳めるようにしてある。
【0012】
即ち本例の折畳み引き違いサッシAは,例えばアルミ押出材又はこれと樹脂,木材等の複合材とによる肘掛窓又はテラス窓用にしてサッシ枠10に引き違いサッシ戸20を2枚装着した引き違い2枚戸のものとして構成してあり,引き違いサッシ戸20のサッシ枠10への装着は,サッシ戸20における上記サッシ戸上框21の幅方向両端部に上方に突出するように設置した上吊り部材22を,上枠11に形成した水平浅溝の吊りレール12に幅方向走行自在に載置係合し,サッシ戸20における上記サッシ戸パネル部30の同じく幅方向両端部に下方に突出するように設置した振止部材39を,下枠13に形成した上向き開口深溝の溝レール14に同じく幅方向走行自在に嵌挿係合することによって,上枠11に上吊り支持するように行なってあり,本例にあって上記上吊り部材22は吊りレール12上を転動走行自在としたガイドローラーによるものとし,また振止部材39は溝レール14の側壁に遊嵌状に転動走行自在とした振止用水平ローラーによるものとしてあり,このとき本例の上記上吊り部材22のガイドローラーは,これを各端部において走行方向に複数,例えば一対を直列に配置することによって,吊りレール12に対する上吊り部材22の走行時直進性を可及的高度に確保して,サッシ戸20の引き違い開閉を,その振れを防止した状態で安定且つ確実になし得るようにしてある。
【0013】
サッシ戸上框21は,引き違いサッシ戸20の横幅に相応した戸体幅と略同長の長尺バー材にして引き違いサッシ戸20の上端に位置して伸張した引き違い開閉の状態で該引き違いサッシ戸20の上框をなすようにしてあり,本例にあって該サッシ戸上框21は,これに長手方向に沿う上吊り用ガイドレール23を設置し,該ガイドレール23にサッシ戸パネル部30の幅方向端部に上方突出するように設置した吊り部材38を懸架することによって,上記幅方向端部をサッシ戸上框21長手方向にスライド自在としたものとしてあり,本例のサッシ戸上框21は,例えば下向き開口の断面コ字状乃至C字状にしてその室外側フィンの下端部から室内側に向けて上吊り用ガイドレール23を水平に突出するように設置する一方,その室内側フィンを該ガイドレール23の高さ位置より下方に延設してその下端部に,後述のサッシ戸パネル部30上部間に配置した気密材40を備えたものとして構成してある。
【0014】
サッシ戸パネル部30は,本例にあって,一対のパネル要素31と,該一対のパネル要素31間に該パネル要素31を回動自在とするように介設した中間回動枠34と,上記一対のパネル要素31を回動自在とするように連結配置した戸先框35及び召合框36とを備えてV字状折畳み自在とし,該戸先框35及び召合框36の一方又は双方を他方の固定又は吊り支持した状態でサッシ戸上框21長手方向にスライド自在としたものとしてある。
【0015】
本例のパネル要素31は,例えば引き違いサッシ戸20の略1/2幅の横幅を有するように,上下の横枠と左右の縦枠を枠組みした縦長矩形枠32にガラス33を嵌め込み設置したものを用い,各パネル要素31の幅方向内側の縦枠を上記中間回動枠34にヒンジ37連結する一方,幅方向外側の縦枠をそれぞれ戸先框35と召合框36に同様にヒンジ37連結することによって,サッシ戸パネル部30において幅方向端部に位置する左右の縦框をなす戸先框35及び召合框36を上記サッシ戸上框21に支持した状態で,その一方,例えば召合框36を上吊り用ガイドレール23にスライドすることによって,上記中間回動枠34を該上吊り用ガイドレール23位置から室内外方向,本例にあっては室内方向に向けて脱出させるようにV字状の折畳みを行なうようにしてある。
【0016】
本例のサッシ戸パネル部30においてその幅方向端部の左右の縦框である戸先框35及び召合框36は,例えばその一方の戸先框35を上記サッシ戸上框21の長手方向端部に,該サッシ戸上框21と正面L字状を呈するように固定し,該固定によってサッシ戸パネル部30をその片側で支持する一方,サッシ戸パネル部30を同じく支持した他方の召合框36の上方にパネル吊り部材38,本例にあっては上記上吊り用ガイドレール23に転動自在のガイドローラーを設置するとともに下方に上記引き違いサッシ戸20の,本例にあって振止用水平ローラーとした振止部材39を設置し,上記パネル吊り部材38を上記上吊り用ガイドレール23に走行自在に載置係合してその懸架を行うとともに上記のように振止部材39を溝レール14に嵌挿係合し,下端を振止した上記幅方向端部一方の召合框36を,上吊り用ガイドレール23長手方向にスライド走行することによって,サッシ戸上框21に固定状態の戸先框35とサッシ戸上框21に吊り支持状態の召合框36間でこれらにヒンジ37連結した上記サッシ戸パネル部30をV字状折畳み自在とするようにしてある。
【0017】
このとき本例の上記パネル吊り部材38をなすガイドローラーは,同様に,これを引き違いサッシ戸20の端部,本例にあっては上記召合框36上方に走行方向に複数,例えば一対を直列に配置することによって,上吊り用ガイドレール23に対する走行時直進性を可及的高度に確保して,召合框36のスライド走行とこれによるサッシ戸パネル部30の折畳みを安定且つ確実になし得るようにしてある。
【0018】
本例の折畳み引き違いサッシAは高気密性を確保したものとしてあり,上記サッシ戸上框21とサッシ戸パネル部30上部間気密材40を配置するとともに下枠13とサッシ戸パネル部30下部間,本例にあっては各サッシ戸パネル部30の室内側において気密材40を配置したものとし,またサッシ枠10の縦枠15と引き違いサッシ戸20の上記戸先框35間,引き違いサッシ戸20の上記召合框36間に同様に気密材40を配置し,更に本例にあっては上記パネル要素31の縦枠と中間回動枠34,戸先框35及び召合框36間に同じく気密材40を配置したものとしてあり,これによって引き違いサッシ戸20を閉成した際に室内外を遮断して,その気密性を高度に確保し得るようにしてある。
【0019】
また折畳み引き違いサッシAは,これが折畳みと引き違い双方の開閉を可能としたことによって,引き違い開閉に際して引き違いサッシ戸20が折畳まれるといった予想外の誤動作の可能性が生じるため,本例にあっては上記引き違いサッシ戸20が,その引き違い開閉状態で折畳みを防止自在とするようにサッシ戸上框21とサッシ戸パネル部30間に係脱自在のロック41を備えたものとしてあり,本例のロック41は,例えばこれを,サッシ戸パネル部30の中間に位置して折畳み時に室内外方向に脱出する中間回動枠34に内蔵し,例えば室内側から操作自在のグレモン機構を備えて上下に突没自在としたグレモンロックとしてあり,そのロック時に上端から突出したロック部材,例えば昇降軸に設置したローラーブロックがサッシ戸上框21に係合乃至係止し,下端から突出したロック部材,例えば同様にローラーブロックが溝レール14に転動自在に嵌挿係合するようにして,ロック状態で中間回動枠34が,サッシ戸上框21及び下枠13から脱出するのを阻止するようにして,そのロックを行なうものとしてある。
【0020】
以上のように構成した本例の折畳み引き違いサッシAは,サッシ枠10の上吊り用上枠11を引き違いサッシ戸20の引き違い開閉の開閉案内専用とする一方,引き違いサッシ戸20をサッシ戸上框21とサッシ戸パネル部30とを備えて構成するとともに該サッシ戸上框21に対してサッシ戸パネル部30を幅方向に折畳み自在とすることによって,上記サッシ枠10に引き違いサッシ戸20を上吊り装着した状態でサッシ枠10から独立して単独に折畳めるようにすることによって,スムーズな引き違い開閉と安定した折畳み開閉の双方を確実になし得て,サッシ枠10にサッシ戸脱出用の切り欠きを不要としたものとすることができるとともに高度な気密性と引き違い開閉に際してサッシ戸20が誤って折畳まれる誤動作防止機能を備えたものとすることができる。
【0021】
図中42はクレセント,43は戸当りブロックを示す。
【0022】
図示した例は以上のとおりとしたが,各縦框にサッシ戸上框の上吊り用ガイドレールに走行自在のパネル吊り部材を設置して,サッシ戸パネル部の幅方向両端部をそれぞれサッシ戸上框にスライド自在とするように上記パネル吊り部材によって吊り支持し,サッシ戸上框長手方向にその双方によるスライド走行して引き違いサッシ戸を折畳めるようにすること,このとき必要に応じてその一方又は双方を施錠装置等によって施開錠自在にサッシ戸上框に固定し得るようにすること,サッシ枠に4枚の引き違いサッシ戸を上吊り装着して折畳み引き違いサッシを4枚戸として構成するようにすること,この場合中間に位置する2枚の引き違いサッシ戸について召合框と合掌框の一方,例えば召合框をサッシ戸上框に固定し,他方,例えば合掌框をサッシ戸上框に同様にスライド自在とすることによって,その折畳みを自在とするようにし,また気密材を設置するとき合掌框間にも介設するようにすること,上記V字状折り畳み自在のサッシ戸パネル部に代えて,偶数にして多数枚のパネル要素と,各パネル要素間に室内外交互に脱出するように介設してこれらパネル要素を連結する複数の中間回動枠を備えて上記戸先框と召合框又は合掌框間で蛇腹状折畳み自在としたサッシ戸パネル部を用いたものとすること等を含めて,本発明の実施に当って,折畳み引き違いサッシ,サッシ枠,引き違いサッシ戸,サッシ戸上框,サッシ戸パネル部,必要に応じて用いる気密材,ロック,上吊り用ガイドレール,パネル吊り部材,パネル要素,中間回動枠,戸先框,召合框,ヒンジ等の各具体的形状,構造,材質,寸法,数,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り様々の形態のものとすることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,折畳みシャッターのように,サッシ枠にサッシ戸を上吊り装着するとともに該サッシ戸を上吊り装着したサッシ枠の上下枠を,引き違いサッシのように,サッシ戸の引き違い開閉の開閉案内専用とする一方,サッシ戸を上框とパネル部分とを備えて構成するとともに該上框に対してパネル部分を幅方向に折畳み自在とすることによって,上記サッシ枠にサッシ戸を上吊り装着した状態で,サッシ戸をサッシ枠から独立して単独に折畳めるようにすることによって,引き違い開閉と折畳み開閉の双方を可能とするとともにサッシ枠にサッシ戸脱出用の切り欠きを不要とした折り畳み引き違いサッシを提供することができる。
【0024】
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,折畳み引き違いサッシ戸としての気密性を,簡易且つ確実に確保し得る形態とすることができる。
【0025】
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,折畳み開閉と引き違い開閉の双方を可能とすることによって,引き違い開閉に際してサッシ戸が誤って折畳まれる誤動作を防止して引き違い開閉を安定且つ確実になし得る形態とすることができる。
【0026】
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,サッシ戸における上框に対してパネル部分の折畳み開閉を可及的安定且つ確実になし得る形態とすることができる。
【0027】
請求項5に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記サッシ戸パネル部を上記V字状折り畳み自在のものに代えて蛇腹状折り畳み自在のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折畳み引き違いサッシの室外側の正面図である。
【図2】 折畳み引き違いサッシの構造を示す縦断面図である。
【図3】 折畳み引き違いサッシの構造を示す横断面図である。
【図4】 引き違いサッシ戸の折畳み状態を示す横断面図である。
【図5】 引き違いサッシ戸の折畳み状態を示す室外側の部分正面図である。
【符号の説明】
A 折畳み引き違いサッシ
10 サッシ枠
11 上枠
13 下枠
20 引き違いサッシ戸
21 サッシ戸上框
22 上吊り部材
23 ガイドレール
30 サッシ戸パネル部
31 パネル要素
34 中間回動枠
35 戸先框
36 召合框
38 パネル吊り部材
Claims (5)
- サッシ枠の上下枠間に2枚戸又は4枚戸の引き違いサッシ戸を幅方向引き違い開閉自在に上吊り装着し且つ該上吊り装着状態でサッシ枠から独立して引き違いサッシ戸をそれぞれ単独に折畳み自在とした折畳み引き違いサッシであって,上記引き違いサッシ戸の上吊り装着をそれぞれ上枠に上吊り部材を介して上吊り支持し,下枠に振止部材を嵌挿係合することによって行うとともに上記引き違いサッシ戸を,サッシ戸上框とパネル部を備えて形成し,該パネル部を,一対のパネル要素と,該一対のパネル要素間に該パネル要素を回動自在とするように介設した中間回動枠と,上記一対のパネル要素を回動自在とするように連結配置した戸先框及び召合框又は合掌框を備えて形成し,該パネル部を上記サッシ戸上框に戸先框及び召合框又は合掌框の一方を固定又は吊り支持した状態で戸先框及び召合框又は合掌框の他方を該サッシ戸上框長手方向にスライド自在とすることによって上記サッシ戸上框とサッシ枠の下枠間でパネル部をV字状折畳み自在に配置してなることを特徴とする折畳み引き違いサッシ。
- 上記サッシ戸上框とサッシ戸パネル部上部間に気密材を配置するとともに下枠とサッシ戸パネル部下部間に気密材を配置してなることを特徴とする請求項1に記載の折畳み引き違いサッシ。
- 上記引き違いサッシ戸が,その引き違い開閉状態で折畳みを防止自在とするようにサッシ戸上框とサッシ戸パネル部間に係脱自在のロックを備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳み引き違いサッシ。
- 上記サッシ戸上框に長手方向に沿う上吊り用ガイドレールを設置し,該ガイドレールにサッシ戸パネル部の戸先框及び召合框又は合掌框の一方に上方突出するように設置した吊り部材を懸架することによって,上記戸先框及び召合框又は合掌框の一方をサッシ戸上框長手方向にスライド自在としてなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の折畳み引き違いサッシ。
- 上記V字状折り畳み自在のサッシ戸パネル部に代えて,偶数にして多数枚のパネル要素と,各パネル要素間に室内外交互に脱出するように介設してこれらパネル要素を連結する複数の中間回動枠を備えて上記戸先框及び召合框又は合掌框間で蛇腹状折畳み自在としたサッシ戸パネル部を用いてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の折り畳み引き違いサッシ。
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