JPH0519505Y2 - - Google Patents

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JPH0519505Y2
JPH0519505Y2 JP1986151023U JP15102386U JPH0519505Y2 JP H0519505 Y2 JPH0519505 Y2 JP H0519505Y2 JP 1986151023 U JP1986151023 U JP 1986151023U JP 15102386 U JP15102386 U JP 15102386U JP H0519505 Y2 JPH0519505 Y2 JP H0519505Y2
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joint
shutter
track
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piece
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JP1986151023U
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  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は湾曲軌道に沿つて開閉することの出来
る折畳み式横引きシヤツターに関するものであ
る。
(従来技術) 近年、第6図に示されるごとき折畳み式横引き
シヤツターが各種出入口、シヨーウインド、間仕
切り等に汎用されている。かかる横引きシヤツタ
ーは複数の障子戸片D1,D2……Dnの長手縁
同志をT番等の継手J1,又はJ2を介して折畳
み可能に連結し、その1つ置きの奇数番目の戸片
D1,D3……の継手J1上部に吊車を設け、該
吊車Sを介して鴨居枠A内のハンガーレールRに
吊下げるとともに、各戸片D1,D2……Dnは
吊元枠F側の収納ケースCに折畳まれた状態で納
められる。そして収納ケースCに畳込まれた折畳
戸片は引手框Gにて順次引出すことで、鴨居枠A
及び敷居枠Bの軌道枠に各戸片D1〜Dnの上下
端が嵌込んで軌道案内され、直進移動することが
出来る。
ところで、このような折畳み式横引きシヤツタ
ーは単に直線軌道に沿つて開閉するのみならず、
湾曲した軌道に沿つて開閉することも要求され
る。すなわち、出入口やシヨーウインド等を出来
るだけ全面的に開放するには、上記収納ケースを
側面に配置し、側面から引き出されたシヤツター
がコーナー部で湾曲し、正面に導かれることが必
要である。一般に折畳み式横引きシヤツターは鴨
居枠A及び敷居枠Bに嵌込んで軌道案内されるた
め、直進性に富むものの湾曲して移動し難い構造
上の難点が存在する訳であるが、この湾曲移動を
解決した従来技術として実開昭60−179793号に係
る、折畳み式横引きシヤツターの湾曲軌道構造が
知られている。これは各戸片の偶数番の継手J
2、すなわち吊車Sを装着しない方の継手J2を
案内する軌道をコーナー部において幅広とし、該
継手J2,J2間が直線を保つて湾曲移動出来る
幅としている。しかしこのような軌道幅を拡大す
る方式ではコーナー部の曲率半径も制約され、必
然的に大きな曲率半径をとらざるを得ず、又、各
戸片の幅も狭くしなければならない。したがつ
て、各戸片の幅縮少による個数の増加はシヤツタ
ー自体の製作工数を拡大させるのみならず、上記
コーナー部の曲率半径の増加は内部スペースの縮
少を招いてしまい、さらに軌道幅の拡大は気密性
を低下させる結果ともなる。
さらに、従来技術として実願昭61−77991号に
係る折畳み式横引きシヤツターも知られており、
該シヤツターは軌道全体が湾曲している場合であ
つて、各戸片も軌道と同一曲率半径をもつて湾曲
したものが連結されているため、直線軌道に採用
することが出来ない。又、曲面戸片を折畳む際に
は各戸片が完全密着して折畳むことが出来ず、収
納ケースも非常に大きくなつてしまう。
(本考案の目的) このように、折畳み式横引きシヤツターは収納
ケースに納める関係上、各戸片はそれぞれの継手
部において、互いに反対方向にのみ屈曲が許され
ているため、直線状の軌道内を移動する場合には
よいが、コーナー部を湾曲させるような場合、す
なわち、各継手部において同一方向に屈曲できな
いため、自由に湾曲軌道が進めず、従来の技術で
は上記のごとき問題が残されている。本考案はこ
れら問題点の解決を図る目的をもつて考案された
技術であつて、継手部の改良により従来通りの大
きさの各戸片を連結したシヤツターを軌道幅を拡
大することなく、スムーズにコーナー部での移動
が行い得るシヤツターを提供するものである。
(本考案の構成) 本考案に係る折畳み式横引きシヤツターは、上
記問題点を解決するため、次の特徴をもつて構成
されている。
本考案の対象とする横引きシヤツターは収納ケ
ースに納めるために折畳み自在に各戸片が継手に
より連結されており、しかも該継手はこれら各戸
片を順次反対方向に折畳むため、屈曲する方向が
規制されている訳であつて、湾曲する軌道を移動
する場合には、上記各継手部での各戸片の屈曲方
向が全て同一とならなければならない。すなわ
ち、吊車を有す継手J1の屈曲方向を内側(正)
方向とすれば、吊車を持たない他の継手J2の屈
曲方向は外側(負)方向とならなければ各戸片を
折畳むことができないことになるが、本考案では
同一内側方向に継手J2を屈曲させるため、上記
継手J2部を4軸継手として構成している。それ
ぞれの継手部は主軸となる2本の軸をもつて構成
されていて、戸片の屈曲方向が規制されている
が、該継手J2はこれら2軸にそれぞれ外側に別
の補助軸を並設しており、該補助軸は主軸が許容
する屈曲方向とは反対方向の屈曲が与えられてい
る。すなわち、該主軸に直接戸片を連結すること
なく、戸片と主軸との間に連結片を介在させてお
り、該連結片と戸片との屈曲に所定の自由度を与
え、湾曲する軌道に沿つて移動可能としている。
以下、本考案に係る折畳み式横引きシヤツター
の1実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本考案に係る折畳み式横引きシヤツタ
ーの具体例であつて、その断面をもつて示してお
り、一部折畳まれた状態から引き出される様子を
表わしている。同図において1はJ1継手、2は
J2継手、3は障子戸片、4は連結片であつて、
各障子戸片3,3……はJ1継手1及びJ2継手
2を介してそれぞれ屈曲自在に、すなわち折畳み
自在に連結されている。ここで、本考案の特徴で
あるJ2継手2を説明するに、該J2継手2は中
心部に枠材5を有し、該枠材5の両側には主軸
6,6を形成している。そして、該主軸6には幅
の小さな連結片4が揺動可能に連結されており、
しかも該連結片4の他端には補助軸7を形成し、
補助軸7の外周には小さなストツパー8を突出し
ている。ここで、主軸6及び補助軸7の両軸を上
記連結片4の両端に形成することもできるが、各
部品は押出し成形により下降されるため、その加
工性及び組立ての便宜等を考慮していずれの方に
設けてもよい。該実施例では連結片4の一端には
主軸6と係合する軸受を形成し、他端には上記の
ごとく補助軸7を有し、該補助軸7に障子戸片3
を連結している。すなわち、従来のシヤツターで
は障子戸片3は直接主軸6と連結していた訳であ
るが、本考案では上記連結片4を介して連結して
いる。そして、枠材5の上下単にはスライダー9
が取着され、同じく補助軸7の上下端にも該スラ
イダー9が設けられ、これらスライダー9は敷居
枠10の軌道11に納まり、障子戸片3,3……
を軌道案内する。
一方、J1継手1は従来のシヤツターと同じで
あり、枠材12の両側には主軸13,13が形成
され、また、該主軸13には上記補助軸7と連結
している障子戸片3の他端が同じく軸受を形成し
て連結している。
そして、該主軸13の上端には吊車18が取着
され、下端にはスライダー14が取着されてい
て、軌道11に沿つて案内される。第2図は第1
図におけるA−A断面を示したもので敷居枠10
の軌道11にスライダー9,14が納まつている
状態であり、又、第3図は第1図B−B断面を示
している。第3図ではシヤツターが折畳まれるた
め敷居枠10のガイド壁15の高さが低くなつて
いて、折畳まれる際に軌道11から離脱し得るよ
うになつている。ただし、J1継手1の主軸13
に取着されているスライダー14は高さを高くし
常に軌道11内に納まつている。又、第4図はシ
ヤツターが折畳まれて収納ケース16に納まつた
状態であり、同図に示すように、J1継手1の上
端には鴨居枠17上を走行し、該シヤツターを支
持するための吊車18が取着されていて、該吊車
18の回転により、シヤツターの開閉をスムーズ
に行わせている。
ところで、このような継手部を持つて構成され
たシヤツターが湾曲した軌道11を移動する状態
を示しているのが第5図である。同図から明らか
なようにJ1継手においては枠材12の主軸13
を中心として両側に連結されている障子戸片3,
3は湾曲したカーブに沿つて内側に屈曲すること
は出来る。この屈曲方向は障子戸片3,3が折畳
まれる際の方向と同一であり、反対方向への屈曲
は主軸13の付け根19がストツパーとなり規制
されるが、内側方向への屈曲は許容されている。
したがつて、J1継手1のスライダー14は湾曲
する軌道11に沿つて移動することが出来る。一
方、J2継手2はその枠材5の両側に設けた主軸
6,6と連結している連結片4,4の内側への屈
曲は許されず、該主軸6,6及び連結片4の外端
に形成した補助軸7は全て一直線上に位置してい
る。しかし、上記J1継手1の主軸13に連結さ
れた障子戸片3は補助軸7に連結し、該連結片4
の補助軸7を中心として、所定角度屈曲が許容さ
れているため、湾曲軌道11に沿つて移動し得
る。ここで、J2継手2部に取着されている3個
のスライダー9,9,9は一直線上に配置されて
いるが、該スライダー9と軌道11のガイド壁1
5間には多少の隙間を持つているため、十分移動
可能である。又、このように補助軸7を介して連
結した各障子戸片3の安定性は内側からの力、並
びに外側からの作用する力、さらに枠材5を中心
とした戻り力に対して、上記連結片4は主軸6付
け根と補助軸7のストツパー8と係合することで
安定し、ガタを生じることのないよう、該ストツ
パー8の突出位置と連結片4の形状は考慮されて
いる。
以上、述べたように本考案に係る折畳み式横引
きシヤツターは、各障子戸片3,3……を連結す
る継手を1つおきに4軸構造をもつて形成したも
ので次のような効果を得ることが出来る。
(効果) (1) 本考案に係る折畳み式横引きシヤツターは、
各障子戸片3,3……の継手を連結片を介して
4軸構造としているため、各継手部では、全て
湾曲した軌道に沿つて屈曲することが出来、従
来のごとく軌道幅をコーナー部で拡大すること
なく、同一幅の軌道でもつて横引きシヤツター
の湾曲を実現し得る。
(2) このように軌道幅を同一にしたことで、外部
との密気性は向上し、シヤツター自体のガタ付
き防止に効果的であるのみならず、冷暖房費の
削減を図ることが出来る。
(3) さらに、従来の軌道幅拡大による湾曲移動で
は、該軌道コーナー部の曲率半径が制約され、
必然的に緩やかで大きな半径を持たざるを得
ず、その分内部スペースが縮少することなつた
訳であるが、本考案に係る4軸構造をもつたシ
ヤツターでは、小さな曲率半径のコーナーを持
つ軌道を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る折畳み式横引きシヤツタ
ーの実施形態であつて、その断面図を第2図、第
3図は第1図におけるA−A断面、及びB−B断
面を第4図は折畳まれた状態のシヤツターを第5
図は湾曲軌道での状態を、さらに第6図は一般の
横引きシヤツターをそれぞれ示している。 1……J1継手、2……J2継手、3……障子
戸片、4……連結片、5,12……枠材、6,1
3……主軸、7……補助軸、8……ストツパー、
9,14……スライダー、10……敷居枠、11
……軌道、15……ガイド壁、16……収納ケー
ス、17……鴨居枠、18……吊車、19……付
け根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各障子戸片を継手によつて連結し、該継手部を
    軸として折り畳み自在となり、かつ先端の引手を
    引つ張ることで敷居枠及び鴨居枠の軌道に沿つて
    移動する折畳み式横引きシヤツターにおいて、上
    記各継手を1つおきに4軸構造とするため、該継
    手部中心の枠材の両側に主軸部を設け、該主軸部
    には小さな連結片を連結させ、更に該連結片の他
    端には補助軸部を形成して上記障子戸片の一辺を
    該補助軸部に連結し、障子戸片が折畳み方向と反
    対方向にのみ僅かな角度の屈曲を可能としたこと
    を特徴とする折畳み式横引きシヤツター。
JP1986151023U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0519505Y2 (ja)

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JP2525532Y2 (ja) * 1989-11-24 1997-02-12 三和シヤッター工業株式会社 折畳み戸
JP2618293B2 (ja) * 1991-02-15 1997-06-11 スワン商事株式会社 上吊りシャッター雨戸

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