JPH024234Y2 - - Google Patents

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JPH024234Y2
JPH024234Y2 JP6739384U JP6739384U JPH024234Y2 JP H024234 Y2 JPH024234 Y2 JP H024234Y2 JP 6739384 U JP6739384 U JP 6739384U JP 6739384 U JP6739384 U JP 6739384U JP H024234 Y2 JPH024234 Y2 JP H024234Y2
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track
curved
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enlarged
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JP6739384U
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JPS60179793U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業の利用分野) 本考案は、折畳み式横引きシヤツターのコーナ
部軌道として利用できる彎曲軌道構造に関するも
のである。
(従来技術) 近年、第8図に示される如き折畳み式横引きシ
ヤツターが各種出入口、シヨーウインド、間仕切
りに汎用されている。かゝる横引きシヤツターは
複数の矩形戸片D1〜Doの長手縁同士を丁番等の
継材J1またはJ2にて折畳み可能に連結し、その1
つ置きの奇数番目戸片D1,D3……の継手J1上部
に吊車Sを設け、これを介して鴨居枠A内のハン
ガーレールRに吊下げるとともに、各戸片D1
Doは吊元枠F側の収納ケースCの袋口から出る
と、鴨居枠Aおよび敷居枠Bの軌道枠に各戸片
D1〜Doの上下端が嵌込んで軌道案内され、直進
移動するようになつており、図面右側収納ケース
Cに畳込まれた折畳戸片を引手框Gにて順次引出
して図面左側の戸当り枠Eに当接させて戸締りを
行う。なお、Hは吊元リンクである。
(考案の解決しようとする問題点) 出入口、シヨーウインド等は出来るだけ全面的
に使用できるのが好ましい。したがつて、収納ケ
ースはその隣接する側面に配置するのがよいが、
そのように配置すると、各戸片D1〜Doを収納ケ
ースCの出入口から引出し、全面に移動させる場
合には、コーナ部において彎曲させて案内しなけ
ればならない。ところが、各戸片D1〜Doの上下
端は収納ケースCを出ると、鴨居枠Aおよび敷居
枠Bに嵌込んで軌道案内されるため、直動性に富
むものの彎曲して移動し難い構造上の難点があ
る。勿論、戸片上下端の嵌込みを解除すればよい
のであるが、戸片同士が丁番等で折畳み可能であ
るため、横方向から受ける風圧等の押圧力に抗し
難く、実質的にシヤツターとしての機能を果し得
ない。
(2) 考案の構成 (問題を解決する手段) 本考案は、かゝる構造上の難点を解決するため
になされたもので、コーナ部においては継材J1
よびJ2の上下端が嵌込む通常狭い軌道を軌道半径
方向に巾を広げ、もつて吊車Sで支持されていな
い継材J2に対し(軌道半径方向)巾方向に遊びを
与え、コーナ部を通過する各戸片が広軌道内で多
角形の各辺をなす如く変形して(第7図参照)彎
曲移動し得るようにした点に要旨がある。
(実施例) 以下、本考案の具体例を添付図面をもつて説明
する。
第1図は本考案の敷居枠の軌道を示す平面図
で、収納ケースCから前面の敷居枠Bに至るコー
ナ部敷居枠B′において前面敷居枠Bの狭軌道W1
に対し、内方に広がつた広軌道W2が形成されて
いる。
詳しくは、第1図の−線断面図である第2
図に示すように、前面鴨居枠Aおよび敷居枠Bの
戸片xを軌道案内する枠部は狭軌道K1となつて
いるが、第1図−線断面図に示すように、コ
ーナ部の鴨居枠A′および敷居枠B′を軌道案内す
る枠部は広軌道W2となつている。
即ち、コーナ部における軌道は、鴨居枠A′側
ではハンガーレールRと同一曲率で彎曲する狭軌
道W1に内接して彎曲する拡大軌道W3を付設して
広軌道W2に巾広くなつている。他方、敷居枠
B′側ではさらに狭軌道W1に対し拡大軌道W3を浅
くして併記し、結果として断面階段状の広軌道
W2が形成されている。尚、広軌道の出入口が傾
斜させてあるのは、狭軌道と広軌道の移り変えを
スムーズにするためである。
これに対し、各戸片D1〜Do側においては、吊
車Sに支持された継材J1の下端に敷居枠B′の狭軌
道W1内に深く進入するように第4図に示す厚い
スライダー1が取付けられる一方、吊車Sに支持
されない継材J2の下端およびその他の軌道嵌込み
部分には第5図に示す薄いスライダー2が取付け
られている。
(実施例の作用) しかして、収納ケースC内において、第6図に
示すように畳み込まれた戸片D1〜Doを順次引出
してゆくと、吊車Sで支持されている継材J1はコ
ーナ部において吊車Sが彎曲したハンガーレール
R上を走行するとともに、下端スライダー1が敷
居枠B′の狭軌道W1に案内されるため、彎曲移動
するが、吊車で支持されていない継材J2の上下端
スライダー2,2は、コーナ部において鴨居枠
A′および敷居枠B′の広軌道W2に案内されるか
ら、巾方向に遊びができ、継材J1およびJ2を折曲
点とする各戸片は多角形の1辺を形成する如く隣
接戸片に対し所要の角度をなすようになり(第7
図参照)、コーナ部の彎曲移動が可能となる。特
に、敷居枠B′の広軌道W2を実施例のように断面
階段状となせば、吊車Sで支持される継材J1はそ
の下端スライダー1が常に狭軌道W1に案内され
るので、横振れすることなく戸片D1〜Doの移動
がスムースとなる利点があるが、上端が吊車Sで
彎曲ハンガーレールR上を走行するので、鴨居枠
A′側と同様の平面型広軌道であつてもよい。
(考案の効果) 本考案に係る彎曲軌道構造を用いれば、従来不
可能であつたコーナ部等彎曲した箇所においても
折畳み式横引きシヤツターが使用できるようにな
るので、店舗等の出入口、シヨーウインド等収納
ケースが支障となるところに横引きシヤツターを
使用する際、収納ケースを前方から見えない隣接
側面に配設でき、開口部の有効な全面使用が可能
となる。
また、直交する2側面又は3側面を間口として
開放使用する店舗においてもその周囲全面を1枚
の横引きシヤツターで包囲することができる等横
引きシヤツターの利用範囲を広げるものであり、
その実用的価値は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る彎曲軌道構造の敷居枠側
を示す平面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図の−線断面図、第4図は
吊車で支持される継材下端に取付けられるスライ
ダーの斜視図、第5図は吊車で支持されない継材
の下端又はその他必要な箇所に取付けられるスラ
イダーの斜視図、第6図は第1図の−線断面
図、第7図はコーナ部彎曲軌道を彎曲移動する各
戸片の状態を示す平面図、第8図は従来の代表的
な折畳み式横引きシヤツターの組立斜視図であ
る。 A,A′……鴨居枠、B,B′……敷居枠、D1
Do……シヤツター構成戸片、J1,J2……継材、S
……吊車、1,2……スライダー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鴨居枠Aと敷居枠Bの狭軌道W1に各戸片D1
    〜Doの上下端を嵌込み案内して直進移動させ
    るようにした折畳み式横引きシヤツターにおい
    て、 コーナ部の彎曲軌道W2を、上記狭軌道巾で、
    かつ、横引きシヤツター吊車Sのハンガーレー
    ルRと同一曲率で彎曲する狭軌道W1に内接し
    て彎曲する拡大軌道W3を付設して構成すると
    共に、、少なくとも吊車Sに支持されない継材
    J2を彎曲軌道W2の移動に際し、拡大軌道W3
    より軌道半径方向に遊びを与えるようにしたこ
    とを特徴とする彎曲軌道構造。 敷居枠B側の彎曲軌道W2を構成する狭軌道
    W1を深く、それに付設される拡大軌道W3を浅
    くして断面階段状に構成する第項記載の彎曲
    軌道構造。
JP6739384U 1984-05-09 1984-05-09 折畳み式横引きシヤツタ−の彎曲軌道構造 Granted JPS60179793U (ja)

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JP6739384U JPS60179793U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 折畳み式横引きシヤツタ−の彎曲軌道構造

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JP6739384U JPS60179793U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 折畳み式横引きシヤツタ−の彎曲軌道構造

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Publication Number Publication Date
JPS60179793U JPS60179793U (ja) 1985-11-29
JPH024234Y2 true JPH024234Y2 (ja) 1990-01-31

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JP6739384U Granted JPS60179793U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 折畳み式横引きシヤツタ−の彎曲軌道構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154136A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Swan Shoji Co Ltd 交差2面開閉横引シャッター
JP2012172445A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Toko Shutter Kk 折畳み式横引きシャッター装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2555446B2 (ja) * 1989-06-30 1996-11-20 スワンムービングウォール株式会社 横引き折畳みシャッター

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JPS60179793U (ja) 1985-11-29

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