JPH076464Y2 - 湾曲開閉式の折り畳み扉 - Google Patents

湾曲開閉式の折り畳み扉

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JPH076464Y2
JPH076464Y2 JP1988044484U JP4448488U JPH076464Y2 JP H076464 Y2 JPH076464 Y2 JP H076464Y2 JP 1988044484 U JP1988044484 U JP 1988044484U JP 4448488 U JP4448488 U JP 4448488U JP H076464 Y2 JPH076464 Y2 JP H076464Y2
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JP
Japan
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joint
door
folding
bending
rail
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JP1988044484U
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Inventor
博夫 石川
茂樹 蟻▲塚▼
秀樹 千秋
Original Assignee
東工シャッター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は湾曲したレールに沿って開閉する折り畳み扉に
関するものである。
(従来技術) 一般に折り畳み扉と称されるものは、直線レールに沿っ
て開閉操作が行なわれるものであって、開口部(間口)
を閉じた場合には直線状となり、開いた場合には各扉片
が重なり合って折り畳まれる。第6図a、bは扉片を折
り畳んで開口部を開いた場合と、閉じた場合を表わした
概略図である。しかし、近年折り畳み扉に要求される機
能として、同図のごとく単に直線レールに沿っての開閉
のみならず、湾曲レールに沿って開閉出来得る機能が必
要となってきている。すなわち、店舗の場合、外装を考
慮して第8図に示すごとく、半円弧状に湾曲突出した間
口を持たせたケースも見受けられ、又第9図のような建
物の一部から突出して形成されたサンルームなるものに
も、湾曲して開閉可能な折り畳み扉が要求されている。
しかし、従来の折り畳み扉は、第7図のごとく各扉片1
a、1b・・・が継手部2a、2b・・・を介して屈曲自在に
連結されて構成されている訳であるが、扉片1aに対し扉
片1bは反時計方向(矢印方向)には屈曲できるが、扉片
1cは同じく反時計方向には屈曲できず、時計方向(矢印
方向)のみの屈曲が許容されているにすぎない。したが
って、第8図や第9図に示すごとき湾曲レールに沿わせ
ることは非常に無理が生じることになるが、湾曲部にお
いてレール幅を広くすることにより対処していた。すな
わち、第10図のように扉片1a、1b間はレール3に沿って
自由に屈曲可能であるが、扉片1b、1c間は屈曲できない
ため、屈曲することなく直線状態となっており、レール
3の幅も2枚の扉片が直線状態で走行し得る大きさとな
っている。若しくは各扉片1a、1b・・・の幅Lが狭くな
っているかの何れかであるが、何れの場合にも問題が残
される。レール幅を広くすれば、隙間から風やほこりが
入り、又強風の時には該折り畳み扉がガタ付き、逆に扉
片1の幅を狭くすれば必然的に扉片1の必要枚数は増加
し、折り畳んだ際の間口は狭くなると同時に製造コスト
も高くなり、更には扉片1の枚数増加は継手部及び枠部
の面積増加となり、採光性が悪くなり、特にサンルーム
では不適当である。
(本考案の目的) このように従来の折り畳み扉をもって湾曲した間口に適
用する場合、上記のごとき問題が存在する。本考案はこ
れら問題点の解決を目的として開発された技術であっ
て、レール幅の拡大や各扉片の幅を縮少することなく、
継手部の改良によって自由に湾曲レールを走行して開閉
操作を行ない得る折り畳み扉を提供するものである。
(本考案の構成) 本考案に係る折り畳み扉は上記問題点の解決を図るた
め、次の特徴をもって構成されている。すなわち、本考
案では折り畳み扉を構成する各扉片の継手部を、折り畳
まれる方向とは逆方向にも僅かに屈曲可能な構造として
いる。ここで、該継手部の構造は特に限定せず、従来の
継手部の一部を改良して逆方向への屈曲を与えたり、又
は逆方向への屈曲を与えるために補助継手を設ける等し
ている。
以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
(実施例) 第1図は本考案の折り畳み扉の具体例をその横断面をも
って示したもので、同図において1は扉片、2は継手
部、3はレールを表わしている。該継手部2は継手4と
軸5及び軸受6から形成され、該継手4は両側に軸5を
突出し、該軸5は扉片1の両側に形成した軸受6と係合
していて、軸受6は軸5を中心として一定角度内で回動
自在となっている。したがって、扉片1aは継手4を中心
に時計方向に、一方、扉片1bは反時計方向に屈曲するた
め、同図に示す湾曲レール3に沿って何ら支障なく走行
し得る。すなわち、該継手部2aでは同方向の屈曲は折り
畳み方向であるため、両扉片1a、1bが平行になるまで屈
曲が許容され、両扉片1a、1bが直線状にある場合の軸5
の突片7と、軸受6の突片8及び軸受6の他方の突片9
と軸5の脚10との間には、約90度の屈曲が許容され得る
空間を持っている。しかし、隣の継手部2bでは折り畳み
方向が反対となるため、同一方向に湾曲したレール3に
対しては、該屈曲が阻止される訳であるが、本考案では
第2図に示すごとく軸5の突片11と、軸受6の突片9及
び軸受6の突片8と軸5の脚10との間にある程度の空間
をおいて、逆方向に僅かに屈曲した状態にて、上記突片
9、11及び突片8と脚10が当接するよう、これらの位置
が定まって形成されている。又継手12の両サイドに伸び
ているツバ13と軸受6間にも多少の隙間14を形成し、逆
方向への屈曲を許容している(第2図参照)。
第3図は本考案の他の実施例であって、継手部2aは上部
第1図に示した実施例とほぼ同じであるが、継手部2bが
異なっている。すなわち、扉片1b、1cの軸受6b、6cと係
合して連結する継手を両継手片14b、14cで構成し、該継
手片14b、14cはその中間で同じく継手15を形成し、該継
手片14bに形成された軸16に軸受17が係合し、互いに僅
かの屈曲が許容されている。同図に見るように、軸受6b
に対し継手片14bはこれ以上反時計方向への屈曲は阻止
され、又軸受6cに対し継手片14cの時計方向への屈曲も
抑えられているが、両継手片14bと14c間での屈曲が与え
られるため、湾曲レール3に沿って両扉片1b、1cは僅か
に屈曲する。勿論、折り畳む際にはレール3の湾曲方向
とは反対であるため、軸5と軸受6との回動によって行
なわれ、第4図に示す状態となる。一方、継手部2cは継
手部2aと同じ構造であって、両継手片14b、14cで構成さ
れる継手を持つ継手部2bは、1つおきに配置される。し
かし、継手部2bと同一構造の継手部を全継手部に採用す
ることにより、一方向の湾曲のみならず、逆方向への湾
曲を伴なったレール、すなわちS字状のレールに沿って
開閉可能な折り畳み扉とすることができる。
このことは、前記第1図に示した継手部構造の場合も同
じものであって、折り畳み方向とは反対方向への僅かな
屈曲度を許容された継手部2bを全継手部に採用すること
で、S字状の湾曲を可能とする。
第5図は更に別の実施例を示したものであり、各継手部
2a、2b・・・を4軸構造としている。同図に示すごと
く、継手4と扉片1aの軸受6との間には補助継手18が介
在しており、該補助継手18には両端にそれぞれ軸19及び
軸受20が形成されていて、該軸19は扉片1の軸受6と、
一方軸受20は継手4の軸5とそれぞれ係合し、互いに屈
曲可能に連結されている。したがって、扉片1aと1bを連
結する継手部2aでは、レール3の湾曲が両扉片1a、1bの
折り畳み方向であるため、軸5と軸受20との間の屈曲に
より対処され、継手部2bでは折り畳み方向とは反対方向
であるため、軸19と軸受6との間における屈曲によっ
て、該レールの湾曲になじむことができる。すなわち、
各継手部2a、2b・・・は正規の折り畳み方向への屈曲
は、継手4と補助継手18間で行なわれ、折り畳み方向と
は逆方向への屈曲は補助継手18と扉片1との間でなされ
る。勿論、該補助継手18と扉片1との屈曲度はレール3
に沿って湾曲するに必要かつ十分な角度であればよい
が、各継手部2a、2b・・・では、少なくとも湾曲レール
に沿って走行し得る角度分は、何れの方向にも屈曲可能
となっている。したがってレール3は一方向にのみ湾曲
する場合のみならず、S字状を成して逆方向に湾曲する
場合においても、該継手部2を採用できる。一方向のみ
の湾曲レールの場合には、補助継手18を持った継手構造
を1つおきに配置すれば十分である。
このように本考案の折り畳み扉は扉片1a、1b・・・を連
結する継手部2a、2b・・・の全部を、若しくは1つおき
の継手部を折り畳み方向とは逆方向にも僅かに屈曲を許
容する構造としたもので、次のような効果を得ることが
できる。
(効果) (1)本考案の折り畳み扉は湾曲レールに沿って走行
し、開閉できるものであるが、各扉片を連結する継手構
造に上記のごとき特徴を与えていて、レール幅を広くす
ることはなく、折り畳み扉はレールになじんで安定した
開閉操作が可能となる。又各扉片とレール間の隙間は小
さくてすみ、扉片がガタ付くことはない。
(2)各扉片が継手部でレールに沿って湾曲することに
より、扉片の幅を広くすることができ、折り畳み扉を構
成する扉片の必要枚数は少なくて済む。したがって、必
然的に継手部の占める面積は減少し、採光性は良くな
り、サンルーム等には適する折り畳み扉となる得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の折り畳み扉の具体例で湾曲した状態を
示し、第2図は継手部の一部を示し、第3図は他の実施
例を、第4図は折り畳んだ状態の継手部を、第5図は更
に別の実施例を、第6図は直線レールを走行する折り畳
み扉でaは折り畳んだ場合、bは引き伸ばした場合を、
第7図は従来の折り畳み扉の扉片の屈曲方向を、第8
図、第9図は湾曲した状態で折り畳み扉が用いられる例
を、更に第10図は従来の折り畳み扉を湾曲レールに沿わ
せた状態をそれぞれ示している。 1……扉片、2……継手部 3……レール、4、12、15……継手 5、16、19……軸、6、17、20……軸受 7、8、9、11……突片、10……脚 13……ツバ、14……隙間 18……補助継手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の扉片を継手部を介して折り畳み自
    在に連結し、湾曲したレールに沿って開閉する折り畳み
    扉において、上記継手部の屈曲方向を折り畳み方向とは
    逆方向に僅かの屈曲度を与えた継手部をもって構成する
    もので、継手の両側に軸及び軸受けを持った2軸構造の
    継手部として、屈曲角を規制するために軸及び軸受けに
    設けた突片の位置を、逆方向への屈曲度を与え得るよう
    に定めたことを特徴とする湾曲開閉式の折り畳み扉。
  2. 【請求項2】複数枚の扉片を継手部を介して折り畳み自
    在に連結し、湾曲したレールに沿って開閉する折り畳み
    扉において、上記継手部の屈曲方向を折り畳み方向とは
    逆方向に僅かの屈曲度を与えた継手部をもって構成する
    もので、上記継手部の継手を2軸構造とし、その両側に
    補助継手を設け、補助継手に扉片を連結したことを特徴
    とする湾曲開閉式の折り畳み扉。
JP1988044484U 1988-03-31 1988-03-31 湾曲開閉式の折り畳み扉 Expired - Lifetime JPH076464Y2 (ja)

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JPH01151590U JPH01151590U (ja) 1989-10-19
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