JPH0450392Y2 - - Google Patents

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JPH0450392Y2
JPH0450392Y2 JP1990001486U JP148690U JPH0450392Y2 JP H0450392 Y2 JPH0450392 Y2 JP H0450392Y2 JP 1990001486 U JP1990001486 U JP 1990001486U JP 148690 U JP148690 U JP 148690U JP H0450392 Y2 JPH0450392 Y2 JP H0450392Y2
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JP
Japan
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folding
bending
joint
joints
door
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JP1990001486U
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JPH0298184U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建物の開口部に横引きシヤツター、間
仕切等として設置される折畳み扉に関し、特にそ
の屈伸装置に関する。
〔従来の技術〕
この種折畳み扉の屈伸装置として、例えば特公
昭50−34342号が知られている。これによれば、
隣接扉体間に折畳み対応用関節部を介設せしめて
なるものとされ、この関節部によつて戸袋部にお
いて折畳み扉を蛇腹状に折畳み屈曲し、また、戸
袋部からこれを引出して開口部において折畳み扉
を伸張せしめるものとされてなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この屈伸装置によれば、関節部は折畳
み対応専用とされることになるから、折畳み扉を
開閉案内するガイドレールを直線状のものとし
て、その端部の前後一側に戸袋部を設ける1面の
開口部には好適とされても、一方で、2面に亘る
開口部において折畳み側と逆方向の湾曲部を有す
るガイドレールを用いて一連の折畳み扉を設置し
たりすることはもとより、より複雑なS字状、?
状等の湾曲部や折り返し部を有する開口部に、こ
の種の折畳み扉を設置することは不可能なことと
されていた。
曲率半径の極めて大なる湾曲部には、ガイドレ
ールの溝幅を拡大せしめたりしてこれを行うこど
が可能とはされ得ても、結局上記の関節部による
ものは建物開口部への適用範囲が限定され、或い
は開口部によつてはこれを適宜複雑の面に区分し
て、その各面部分毎に折畳み用の戸袋部を設置す
べきものとされざるを得なかつた。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は湾曲部乃至折返し部を有
する開口部に対して、適宜に対応することが可能
な折畳み扉の屈伸装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、隣接扉体を折畳み方向に屈伸せしめ
る両側に位置した折畳み対応用関節部と、隣接扉
体を反折畳み方向に屈伸せしめる中間に位置した
湾曲対応用関節部とを具備した一連の複合関節部
を隣接扉体間に介設せしめてなることを特徴とす
る折畳み扉の屈伸装置に係り且つこれを要旨とし
てなる。
〔作用〕
本考案にあつては、両側に位置した折畳み対応
用関節部が、隣接扉体を戸袋部を開口部において
屈伸せしめる一方、中間に位置した湾曲対応用関
節部が、ガイドレールの湾曲部乃至折返し部にお
いて隣接扉体を反折畳み方向に屈伸せしめ得るの
で、ガイドレールの形状に相応した任意の屈曲伸
張が得られ、また一連の複雑関節部として隣接扉
体を相互に連結せしめる。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面に従つて本考案を更に説
明すれば、1は横引きシヤツターであり、このシ
ヤツター1は建物開口部に設置固定したシヤツタ
ー枠2と、このシヤツター枠2に上吊り走行自在
に支承開閉せしめたシヤツター本体9とを備えて
なる。
シヤツター枠2における上下ガイドレール3,
4は夫々溝状の案内軌条を形成してあり、また、
平面形状において、正面側に膨出せしめた半円状
の各湾曲部5,6を夫々左右対称様に備えるとと
もに、これらの間に直線部7を介設した複雑開口
面形状を呈するものとしてあり、また、シヤツタ
ー枠2の一側端部は、シヤツター本体9を背面側
に折畳み得るようにした戸袋部8としてある。
一方、シヤツター本体9は、各隣接扉体10,
10間に複合関節部11を介設せしめるととも
に、この複合関節部11によつて相互に連結した
一連の蛇腹状折畳み扉として構成せしめてある。
複合関節部11は、本例において夫々同一構成
としたものを交互に対向方向に向けるように用い
てあり、いずれも両側に位置した折畳み対応用関
節部12と、中間に位置した湾曲対応用関節部1
3とを備えて、これらを一連に連結せしめてな
る。
即ち、複合関節部11は、隣接扉体10,10
における各縦框14,15及びこれら縦框14,
15間の2本の連結枠16,19とを備えた4部
材よりなるものとしてあり、各縦框14,15に
設けた、扉体10の伸張方向に90°の角度に開口
した長手方向全長の各円形溝状22aと、これら
円形溝状22aに、90°の範囲で回動自在に嵌合
するように、各連結枠16,19から夫々45°の
角度に傾斜突設した同じく長手方向全長のC字状
嵌合突条23aとを対として両側の折畳み対応用
関節部12,12を夫々形成してあり、これによ
り、各折畳み対応用関節部12,12は、隣接扉
体10,10を180°の伸張状態と対面状の折畳み
状態の間で屈伸自在とし、且つ縦框14,15と
各連結枠16,19とを連結せしめるものとして
ある。
一方、2つの連結枠16,19はこれらの間
に、夫々シヤツター本体9の伸張方向に添つて、
90°の角度に開口した同様の円形溝条22bと、
これに同じく90°の範囲で回動自在に嵌合した嵌
合突条23bとを対とした中間の湾曲対応用関節
部13を形成してあり、これにより隣接扉体1
0,10を伸張状態から上記折畳み方向並びに、
これと逆の反折畳み方向に夫々135°の角度をなす
ように屈伸自在としてあり、また、この関節部1
3により連結枠16,19同士を連結せしめてい
る。
なお、これらの角度規制は、円形溝条21a,
2bの先端部と嵌合突条22a,22bの連結部
との対接、更に折畳み対応用関節部12にあつて
は、連結枠16,19に設けた規制突条17,2
0の面接、湾曲対応用関節部13にあつては、連
結枠突条18と他の連結枠19に傾斜設置したス
トツパー21との対接によつて行うものとしてあ
る。
上記構成により複合関節部は、折畳み対応用関
節部により、また更に湾曲対応用関節部の折畳み
方向への屈伸を補助的にして、戸袋部において蛇
腹状の折畳みをなさしめる。そして、湾曲対応用
関節部により、湾曲部6a,6b及び直線部6c
において、いずれもガイドレールの案内に従い、
これに対応して隣接扉体を反折畳み方向に屈伸せ
しめて、上記複雑開口部においてシヤツター扉体
を任意に開閉走行せしめるものとしてある。
図示した例は以上のとおりとしたが、本考案に
あつては、例えば、上記湾曲対応用関節部を折畳
み方向に屈伸することなく、反折畳み方向のみの
屈伸をなさしめるようにすることがもとより可能
であり、これをもつて足りる。
また、複合関節部の構成に当り、上記3対の関
節部の組合せに止まることなく、更に第4の関節
部を設置することも可能である。この際、中間の
2対の関節部に所定回動範囲を分担せしめること
も可能で、例えば、その一方を反折畳み方向の湾
曲対応用関節部とし、他方を折畳み方向の、折畳
み対応用関節部の補助用とすること等も可能であ
る。しかし、この場合でも、少くとも一方は湾曲
対応用の関節部であることが必須とされている。
関節部は、例えば上下方向に2乃至数ケ所、断
続部分的に設けることもでき、上記長手方向全長
に常に設置することを要しない。また嵌合突条は
上記C字状のものから、例えば中空円形状のもの
としてもよく、更には、湾曲対応用関節部の隣接
扉体屈伸角度は、折畳み扉の設置開口部における
反折畳み方向への湾曲乃至折返し所定角度に相応
せしめれば足りる。
本考案にあつては、扉体、折畳み対応用関節
部、湾曲対応用関節部、複合関節部の各具体的形
状、構造、材質、員数、寸法、設置箇所、これら
の関係、折畳み扉の用途、ガイドレールの形状等
は、前記考案の要旨に反しない限り様々に変更す
ることができ、以上図示し説明した例に限ること
なく、その実施が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、隣接扉体を折畳み方向に屈伸せしめ
る両側に位置した折畳み対応用関節部と、隣接扉
体を反折畳み方向に屈伸せしめる中間に位置した
湾曲対応用関節部とを具備した一連の複合関節部
を隣接扉体間に介設せしめてなることを特徴とす
るから、隣接扉体の折畳み方向への屈伸は折畳み
対応用関節部が、反折畳み方向への屈伸は湾曲対
応用関節部が夫々分担することになり、この複合
関節部を介設した隣接扉体は、大径の湾曲部を有
するものはもとより、各種の湾曲部乃至折返し部
にもこれらに応じて所定の屈伸を行わしめること
が可能となる。
このため、本考案の屈伸装置によれば、折畳み
扉を各種形状の開口部に適用することが可能とさ
れ、常にスムーズな開閉が得られることになり、
開口部の形状によつて、その中間位置に折畳みス
ペースである戸袋部を設置して外観を損つたり、
開口を分断したりすることを防止できる。
更に、これら関節部は、複合関節部として一連
とされて隣接扉体間な介設されるから、この介設
によつて隣接扉体の連結を同時に行うことができ
る。
また、本考案は構造的に比較的簡単であるか
ら、従来の屈伸装置と同様に扱い得て、故障を生
じたりすることなく、耐久性に優れて隣接扉体の
屈伸を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図A乃至Cは
夫々本考案の屈伸装置における屈伸の状態を示す
横断面図、第2図は扉体の折畳み状態を示す同じ
く横断面図、第3図は横引きシヤツターの正面
図、第4図はその横断面図である。 1……横引シヤツター、10……扉体、2……
シヤツター枠、11……複合関節部、3,4……
ガイトレール、12……折畳み対応用関節部、
5,6……湾曲部、13……湾曲対応用関節部、
9……シヤツター本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接扉体を折畳み方向に屈伸せしめる両側に位
    置した折畳み対応用関節部と、隣接扉体を反折畳
    み方向に屈伸せしめる中間に位置した湾曲対応用
    関節部とを具備した一連の複合関節部を隣接扉体
    間に介設せしめてなることを特徴とする折畳み扉
    の屈伸装置。
JP1990001486U 1990-01-10 1990-01-10 Expired JPH0450392Y2 (ja)

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JPH0298184U JPH0298184U (ja) 1990-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5601526B2 (ja) * 2011-02-23 2014-10-08 東工シャッター株式会社 折畳み式横引きシャッター装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840004U (ja) * 1971-09-17 1973-05-19
JPS5414687U (ja) * 1977-07-05 1979-01-30
JPS5419095U (ja) * 1977-07-07 1979-02-07
JPS5619671U (ja) * 1979-07-20 1981-02-20
JPS6015895U (ja) * 1983-07-09 1985-02-02 中村 晴男 災害用飲料水備蓄装置

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