JP3259255B2 - 偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置 - Google Patents

偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置

Info

Publication number
JP3259255B2
JP3259255B2 JP14034893A JP14034893A JP3259255B2 JP 3259255 B2 JP3259255 B2 JP 3259255B2 JP 14034893 A JP14034893 A JP 14034893A JP 14034893 A JP14034893 A JP 14034893A JP 3259255 B2 JP3259255 B2 JP 3259255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
hanger rail
trailing
runner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14034893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06346655A (ja
Inventor
隆彦 風間
忠久 栗山
Original Assignee
トーソー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トーソー株式会社 filed Critical トーソー株式会社
Priority to JP14034893A priority Critical patent/JP3259255B2/ja
Publication of JPH06346655A publication Critical patent/JPH06346655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3259255B2 publication Critical patent/JP3259255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数枚の同幅パネルから
なる折りたたみパネル装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の折りたたみパネル装置は複数枚の
パネルを長蝶番を介して回動可能に連結し、複数枚のパ
ネルの中から一枚おきのパネルの上面幅方向中央に装着
されるランナーを介してハンガーレールに水平回動可能
に、かつハンガーレール長手方向移動自在に吊るしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の折りたたみパネ
ル装置は先頭パネルにはランナーを、末尾パネルにはピ
ボットを取り付ける必要があるため、装置を偶数枚の同
幅パネルから構成することはできなかった。例えば、パ
ネル4枚幅に相等する空間を間仕切る場合、特開平4ー
368585号に開示されるように、両側端のパネルを
中間の3枚のパネル幅の半分にして全パネルを5枚構成
とし、さらに、これに折りたたまない取手用のパネルを
追加していた。この場合、パネルは3種類、折りたたむ
パネルは5枚となり、連結する蝶番は5個になる。これ
を4枚の同幅パネルで構成すると、折りたたむパネルは
4枚となり、装置の折りたたみ幅が減少するだけでな
く、長蝶番の所要個数は3個になり、コストが大幅に低
減するから、偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパ
ネル装置が要望されていた。
【0004】本発明はこの要望に応えるためになされた
ものであり、その目的とするところは、装置全体の部品
数を大幅に減少することも、装置の折りたたみ幅も減少
することも可能な偶数枚の同幅パネルからなる折りたた
みパネル装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、偶数枚の同幅パネルの中
の先頭のパネル及びそのパネルから一枚おきのパネルの
上面の先頭側の端部近くに、パネルを水平回動可能にか
つハンガーレール長手方向移動可能にハンガーレールに
吊るためのランナーを装着し、末尾パネルの上面の末尾
側の端部近くにパネルを水平回動可能にかつハンガーレ
ール長手方向移動可能にハンガーレールに吊るための上
ピボットを装着したことにある。ハンガーレールに上ピ
ボットに係合するストッパを設けて末尾パネルのハンガ
ーレール長手方向移動を制限するが、末尾パネルの下面
に下ピンを設け、下ピンと係合する下ピボットを床面に
設けて末尾パネルの移動を上下で制限することが望まし
い。
【0006】
【作用】本発明装置は先頭パネル上面の先頭側端部近く
にランナーを装着してハンガーレールに吊るから、先頭
パネルは安定し、ハンガーレールに沿って確実に移動し
て開閉する。先頭パネルに続く中間パネルは一枚おきに
ハンガーレールに吊るから、中間レールもハンガーレー
ルに沿って確実に移動して開閉する。末尾パネルは上ピ
ボットを介してハンガーレールに吊り、ハンガーレール
に設けたストッパを介して末尾パネルのハンガーレール
に沿う移動を制限し、装置を伸長したときには末尾パネ
ルの末尾側端面が壁面に、装置を折りたたんだときには
末尾パネル前後面の一方が壁面に近接する。
【0007】
【実施例】本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1に示すように、4枚のパネル10をパネル
幅方向側面全長にわたって装着した長蝶番20によって連
結し、先頭パネル10a及びそれから末尾側へ一枚おいた
中間パネル10cに取り付けたランナー12と末尾パネル10
dに取り付けたピボット11によってハンガーレール30に
吊り下げる。先頭パネル10aの先頭測端面及び末尾パネ
ル10dの末尾側端面には全長にわたってパネルクッショ
ン29を装着する。各パネル10はそれぞれの長蝶番20の軸
部と一体の縦框21と、幅方向両側の縦框21を連結する上
中下の横框13と、横框13の上下の間に挿入したスペーサ
14とから構成する。ランナー12はパネル10a、10dの幅
方向の先頭側端部上面に、ピボット11は末尾パネル10d
の幅方向末尾側端部上面にそれぞれ位置する。各縦框21
をスペーサ13に下支えする底板22を取り付ける。
【0008】図2に示すように、パネル10を連結する長
蝶番20は両側に中空円弧柱状の軸受部23、23´を備えた
中間体24と、その軸受部23、23´に回動可能に軸受けし
た円筒状の軸部25、25´とから構成する。縦框21、21´
の横框13、13´側の端面に凹溝26、26´を設け、横框1
3、13´の端面にジョイント17、17´を固定する。その
ジョイント17、17´の凸部16、16´を縦框21、21´の上
面から凹溝26、26´に挿入して縦框21、21´と横框13、
13´を結合する。長蝶番20の軸部25、25´はパネル10の
縦框21、21´と一体であるから、両側のパネルはそれぞ
れの軸部25、25´を中心に矢印で示すように、回動して
パネルを折りたたむ。
【0009】図3に示すように、パネル10の上面先頭側
端部に金具15を固定し、その金具に上ピン19を取り付け
る。上ピン19にランナー12を水平回動可能に取り付け、
ランナー12の車輪をハンガーレール30のレール面31上に
のせて走行させる。図4に示すように、末尾パネル10d
の上面末尾側端部に金具15を固定し、その金具に上ピン
19を取り付ける。上ピン19に上ピボット11を回動可能に
外嵌し、その上ピボットをハンガーレール30のレール面
31に摺動可能にのせる。ハンガーレール30に上ピボット
11に当接するストッパ39を固定し、末尾パネル10dの先
頭側への移動を制限する。末尾パネル10dの下面末尾側
端部に下金具34を介して下ピン35を取り付ける。下ピン
35を床上に固定した下ピボット36の長溝37にはめる。装
置を伸長したとき、実線で示すように、下ピン35は長溝
37の先頭側端部に、装置を折りたたんで壁面に寄せたと
き、鎖線で示すように、下ピン35は長溝37の末尾側端部
に位置する。このとき、パネル10dの上面に装着した下
ピン19はピボット11と共にハンガーレール30のレール面
31を末尾側へ摺動する。したがって、装置を伸長したと
き、上ピボット11とランナー12は図5の実線で示す位置
にあり、先頭パネル10aと末尾パネル10dのパネルクッ
ション29は開口両側の壁面に接する。装置を折りたたん
だとき、上ピボットとランナーは図5の鎖線で示す位置
にあり、末尾パネルの片面は開口壁面に接する。
【0010】実施例はパネルを4枚としたが、6枚以上
の偶数にすることも可能である。先頭パネル10a及び中
間パネル10cは上面先頭側端部に装着したランナー12に
よってハンガーレール30に吊るしたから、常に安定して
回動しかつ移動する。末尾パネル10dは上下面末尾端部
に装着した上下ピン19、35を上下ピボット11、36にはめ
たから、常に安定して回動し、かつ下ピボット36の長孔
37の範囲において移動する。したがって、装置は常に円
滑に開閉し、末尾パネル10dと壁面の間に空隙が生ずる
ことを防止することができる。
【0011】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の装置は従来のパ
ネル幅方向の中央にランナーを設けてハンガーレールに
吊っていたために、従来の先頭と末尾のパネルを中間パ
ネルの半幅に構成してパネル枚数等の部品数を増大させ
ると共に、装置の折りたたみ幅も大きくせざるをえなか
ったものとは異なり、先頭のパネルと一枚おきの中間パ
ネルの先頭側端部にランナーを設けてハンガーレールに
吊り、末尾パネルの末尾側端部をピボットを介してハン
ガーに吊ったから、装置を偶数枚の同幅パネルから構成
することが可能となり、それによって装置の部品数を大
幅に低減させると共に、装置を折りたたんだときの幅も
より小さくすることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の装置の正面図、
【図2】は図1の装置の長蝶番の平面図、
【図3】は図1の装置の先頭パネルの要部を示す正面
図、
【図4】は図1の装置の末尾パネルの要部を示す正面
図、
【図5】は図1の装置の伸縮を示す平面図、
【符号の説明】
10:パネル、11:上ピボット、12:ランナー、13:横
框、14:スペーサ、15:固定金具、19:上ピン、20:長
蝶番、21:縦框、23:軸受部、24:中間体、25:軸部、
29:パネルクッション、30:ハンガーレール、31:レー
ル面、34:固定金具、35:下ピン、36:下ピボット、3
7:長溝、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/26 E06B 3/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偶数枚の同幅パネル(10)を長蝶番によっ
    て回転可能に連結し、先頭パネル(10a)と、それから
    一枚おきの中間パネル(10c)をランナー(12)によっ
    て、末尾パネル(10d)を上ピボットによってそれぞれ
    ハンガーレールに水平回動可能にかつハンガーレール長
    手方向移動可能に吊り、ハンガーレールに設けたストッ
    パによって前記末尾レールのハンガーレール長手方向移
    動を制限した折りたたみパネル装置であって、前記ラン
    ナー(12)を前記パネル(10a、10c)の先頭側端部に
    装着し、前記上ピボット(11)に挿入する上ピン(19)
    を前記末尾パネル(10d)の上面末尾側端部に装着した
    ことを特徴とする偶数枚の同幅パネルからなる折りたた
    みパネル装置。
  2. 【請求項2】末尾パネルの下面に下ピン(35)を装着
    し、床面に前記下ピン(35)が入る長孔(37)を備えた
    下ピボット(36)を固定して前記末尾パネルのハンガー
    レール長手方向移動距離を限定したことを特徴とする請
    求項1記載の偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパ
    ネル装置。
JP14034893A 1993-06-11 1993-06-11 偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置 Expired - Fee Related JP3259255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14034893A JP3259255B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14034893A JP3259255B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06346655A JPH06346655A (ja) 1994-12-20
JP3259255B2 true JP3259255B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=15266744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14034893A Expired - Fee Related JP3259255B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3259255B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06346655A (ja) 1994-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4387760A (en) Sliding folding door
JP3259255B2 (ja) 偶数枚の同幅パネルからなる折りたたみパネル装置
JPH035583A (ja) ドア、或いは、フラップを家具本体の支持壁にヒンジ止めするためのヒンジ
US20200095815A1 (en) Improved Bifold System
US3229751A (en) Folding door structure
KR102628399B1 (ko) 접이식 문의 연결구조
WO2022015391A1 (en) Bi-fold overhead door with concealed hydraulic cylinder
JPS5845435Y2 (ja) 扉の開閉構造
JP3278815B2 (ja) 折りたたみパネル装置
JPH0439981Y2 (ja)
JP3627757B2 (ja) 折りたたみパネル装置
KR102532808B1 (ko) 폴딩도어의 상부레일과 개별도어 연결구조
JP2905854B2 (ja) 折れ戸装置
CN210696732U (zh) 一种车间生产管理用折叠式白板架
JP3533620B2 (ja) 折畳み扉における縦框の連結構造
KR200203071Y1 (ko) 붙박이장용 문상부호차
JP3068436B2 (ja) 折れ戸装置
JP2524081B2 (ja) 吊下折れ戸装置
JP3275060B2 (ja) 折りたたみパネル装置
JPS63167869A (ja) 展示ケ−ス
JP2630745B2 (ja) 折り戸装置
JPH0631090Y2 (ja) 滑り開き扉の開閉装置
JP3349774B2 (ja) 折畳み扉
JPH0246620Y2 (ja)
CN100562639C (zh) 滑开兼枢开的两用窗结构

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees