JP2524081B2 - 吊下折れ戸装置 - Google Patents

吊下折れ戸装置

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JP2524081B2
JP2524081B2 JP5174241A JP17424193A JP2524081B2 JP 2524081 B2 JP2524081 B2 JP 2524081B2 JP 5174241 A JP5174241 A JP 5174241A JP 17424193 A JP17424193 A JP 17424193A JP 2524081 B2 JP2524081 B2 JP 2524081B2
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桂一郎 松田
尚義 彦坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具や作り付け収納空
間の開口部を開閉する手段として、或いは室の間仕切り
として使用される折れ戸、即ち、2枚の戸本体を折り畳
み可能に連結した折れ戸、の上部を移動可能に吊り下げ
て成る吊下折れ戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の折れ戸装
置は、2枚の戸本体の内側辺どうしを、両戸本体が吊下
用ガイドレールと平行で略面一に連続する展開閉じ姿勢
と、両戸本体の裏面が互いに隣接対面する折り畳み開き
姿勢と、の間で開閉可能に蝶番で枢着し、そしてこれら
各戸本体の外側辺の上部を、吊下用ガイドレールに移動
可能に吊り下げられた吊下ユニットに、蝶番により開閉
可能に枢着したものであった。
【0003】このような従来の吊下折れ戸装置では、折
れ戸を開いたときに各戸本体の裏面どうしが互いに隣接
対面することになって、外側からは見えない状態になる
ので、これら戸本体の裏面側に鏡や小物受けなどの部品
を取付けて活用することが出来ない。また、折れ戸を開
閉するとき、常に2枚の戸本体を連動開閉運動させる必
要があり、開閉時の負荷が大きくて、特に大型大重量の
戸本体が使用されるときには開閉が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、本発明の吊下折れ戸装置は、吊下用ガイドレー
ル(1) と、吊下ユニット(3) と、2枚の戸本体(12a,12
b) を枢着するヒンジ部(7) とを備え、2枚の戸本体(12
a,12b) は、吊下用ガイドレール(1) と平行で略面一に
連続する展開閉じ姿勢(S1)にあるときに互いに隣接する
両戸本体(12a,12b) の内側辺が前記ヒンジ部(7) により
前記本体(6) に枢着されて、前記展開閉じ姿勢(S1)と、
これら両戸本体(12a,12b) の表面が互いに隣接対面する
折り畳み開き姿勢(S2)との間で揺動可能である点に特徴
を有する。
【0005】本体(6) には、移動方向両端部に軸支され
且つ吊下用ガイドレール(1) の支持用レール部(8) に嵌
合する2つの水平軸ホィール(10a,10b) と、これら各水
平軸ホィール(10a,10b) の近傍位置で吊下用ガイドレー
ル(1) の振れ止め用レール部(9) に嵌合する2つの垂直
軸ローラ(11a,11b) とを設けることが出来、また、両戸
本体(12a,12b) が吊下用ガイドレール(1) と平行で略面
一に連続する折り畳み閉じ姿勢(S1)にあるときの所定位
置に吊下ユニット(3) を位置決めするクリック機構 (25
〜29) を併設することが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1〜図3に於いて、1は吊下用ガ
イドレール、2は下部振れ止め用ガイドレール、3は吊
下ユニット、4は下部振れ止め用ユニット、5は折れ戸
である。吊下ユニット3は、吊下用ガイドレール1と平
行な姿勢で移動可能に当該ガイドレール1に吊り下げら
れた本体6と、この本体6の前側で折れ戸5を枢着する
ヒンジ部7とから構成されている。
【0007】吊下用ガイドレール1は、前側が開放した
支持用レール部8と、この支持用レール部7の下側にあ
って、下側が開放した振れ止め用レール部9とを有す
る。本体6には、移動方向両端部に軸支され且つ吊下用
ガイドレール1の支持用レール部8に嵌合する2つの水
平軸ホィール10a,10bと、これら各水平軸ホィー
ル10a,10bの下方位置で吊下用ガイドレール1の
振れ止め用レール部9に嵌合する2つの垂直軸ローラ1
1a,11bとを備えている。
【0008】折れ戸5は2枚の戸本体12a,12bか
ら構成され、吊下ユニット3のヒンジ部7は戸本体12
aの内側辺上部を枢着する2つの蝶番13a,13b
と、戸本体12aの内側辺上部を枢着する2つの蝶番1
4a,14bとから構成され、これら各蝶番13a〜1
4bの一方の取付け片15は、上端部が本体6の中央裏
面側に固着された垂直な戸本体支持用フレーム16の側
面に取付けられ、各蝶番13a〜14bの他方の取付け
片17は、各戸本体12a,12bの内側辺近傍裏面に
埋設固定されている。
【0009】これら図示の蝶番13a〜14bは、リン
ク機構を介して両取付け片15,17を連結したもの
で、一般にスライド蝶番として市販されているものを利
用しているが、他の、例えば平蝶番などを活用すること
も出来る。この場合、各戸本体12a,12bの互いに
隣接する内側端面に一方の取付け片を固着した平蝶番の
他方の取付け片を、両戸本体12a,12bの互いに隣
接する内側端面間に位置するように本体6から突設した
取付け板部の両側面に固着させたり、或いは、当該平蝶
番の他方の取付け片をL形に折曲延出させて本体6の表
面に固着することが出来る。勿論、戸本体12a,12
bが小型軽量なものであるときは、本体6に対し各1つ
の蝶番により戸本体12a,12bの内側辺を枢着する
ことも出来る。
【0010】図1に示すように、ヒンジ部7によって本
体6の前側中央部に夫々内側辺が枢着された2枚の戸本
体12a,12bは、両戸本体12a,12bが吊下用
ガイドレール1と平行で略面一に連続する展開閉じ姿勢
S1と、これら両戸本体12a,12bの表面が互いに
隣接対面する折り畳み開き姿勢S2との間で揺動可能で
ある。図1に示す例は、2つの折れ戸5で収納空間の開
口部を開閉するように構成しており、各折れ戸5の戸本
体12a,12bの内、何れか一方、または両方を、ヒ
ンジ部7を利用して手前に引いて開動させることが出来
る。そして、戸本体12a,12bを開動させた折れ戸
5は、ガイドレール1に沿って横動させることが出来る
ので、各折れ戸5を折り畳み開き姿勢S1にして開口部
の端に移動させることにより、開口部を大きく開くこと
が出来る。開口部を閉じるときは、各折れ戸5を所定位
置まで移動させて戻すと共に、ヒンジ部7を利用して各
戸本体12a,12bを閉動させ、折れ戸5を展開閉じ
姿勢S1とすれば良い。
【0011】下部振れ止め用ガイドレール2と下部振れ
止め用ユニット4は、折れ戸5が大型大重量のものであ
るときなど、必要に応じて併用すれば良い。この実施例
の下部振れ止め用ガイドレール2は、上側が開放する溝
形断面形状のものであり、下部振れ止め用ユニット4
は、当該ガイドレール2に嵌合する2つの垂直軸ローラ
18a,18bを備えた本体19に、ヒンジ部20を介
して各戸本体12a,12bの内側辺下部を開閉可能に
枢着したものである。このヒンジ部20は、吊下ユニッ
ト3に於けるヒンジ部7と同一のものであって、本体1
9から突設した戸本体支持用フレーム21と各2つの蝶
番22a,22b及び23a,23bを使用して構成し
ている。
【0012】なお、折れ戸5を展開閉じ姿勢S1にして
開口部を閉じるとき、図4に示すように折れ戸5は吊下
用ガイドレール1の長さ方向所定位置に位置決めしなけ
れば、隣接する他の折れ戸5や開口部の側壁との間に隙
間が生じたり、戸本体12aまたは12bの遊端部(外
側辺)が、隣接する他の折れ戸5や開口部側壁に重なる
ことになる。従って、このような事態を容易に避け得る
ように、折れ戸5を展開閉じ姿勢S1としたときに、吊
下ユニット3を吊下用ガイドレール1の長さ方向所定位
置に位置決めするクリック機構を設けることが望まれ
る。
【0013】図5は、上記クリック機構の一例を示すも
ので、吊下用ガイドレール1の後側に配設されている梁
材24の下側に係止孔25を有する係止板26を水平に
取付け、吊下ユニット3の本体6には、吊下ユニット3
が吊下用ガイドレール1の長さ方向所定位置にあると
き、前記係止孔25に上向きに嵌合する球体27とこの
球体27を上向きに突出付勢するスプリング28とから
成るスプリングボールユニット29を取付けている。前
記係止板26は、吊下用ガイドレール1の全長にわたっ
て連続するものであっても良く、当該係止板26を吊下
用ガイドレール1から一体に連設することも出来る。勿
論、下部振れ止め用ユニット4を併用するときは、この
下部振れ止め用ユニット4にも、同様のクリック機構を
併設することが出来る。
【0014】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の吊下折れ
戸装置によれば、折れ戸を折り畳み開き姿勢にしたと
き、当該折れ戸を構成する2枚の戸本体が、その裏面が
互いに隣接対面する状態に折り畳まれるのであるから、
折れ戸でありながら戸本体の裏面側を鏡や小物受けなど
の部品の取付けに活用することが出来る。また、折れ戸
を構成する2枚の戸本体を各別に開閉させることが出来
るので、開閉時の負荷が少なく、仮に大型大重量の戸本
体が使用される場合でも、開閉操作を楽に行える。
【0015】特に実施例にも示したように、両戸本体が
吊下用ガイドレールと平行で略面一に連続する折り畳み
閉じ姿勢にあるときの所定位置に吊下ユニットを位置決
めするクリック機構を併設しておくときは、折れ戸を展
開閉じ姿勢にして開口部を閉じるときに、隣接する他の
折れ戸や開口部の側壁との間に隙間が生じたり、戸本体
の遊端部(外側辺)が、隣接する他の折れ戸や開口部側
壁に重なることになるのを、簡単容易に避けることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は本発明による折れ戸装置の使用状態を
示す概略斜視図であり、B図は同折れ戸の吊り下げ部を
示す、吊下用ガイドレールを省略した平面図である。
【図2】 折れ戸吊り下げ部と下部振れ止め部とを示す
縦断側面図である。
【図3】 図2の背面図である。
【図4】 図1Aに示す2組の折れ戸を展開閉じ姿勢に
したときの状態を示す概略平面図である。
【図5】 クリック機構を組み込んだ実施例を示す折れ
戸吊り下げ部を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 吊下用ガイドレール 2 下部振れ止め用ガイドレール 3 吊下ユニット 4 下部振れ止め用ユニット 5 折れ戸 6 本体 7 ヒンジ部 8 支持用レール部 9 振れ止め用レール部 10a 水平軸ホィール 10b 水平軸ホィール 11a 垂直軸ローラ 11b 垂直軸ローラ 12a 戸本体 12b 戸本体 13a 蝶番(スライド蝶番) 13b 蝶番(スライド蝶番) 14a 蝶番(スライド蝶番) 14b 蝶番(スライド蝶番) 16 戸本体支持用フレーム 25 係止孔(クリック機構) 27 球体(クリック機構) 28 スプリング(クリック機構)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吊下用ガイドレール(1) と、吊下ユニット
    (3) と、2枚の戸本体(12a,12b) とから成り、 吊下ユニット(3) は、吊下用ガイドレール(1) と平行な
    姿勢で移動可能に当該ガイドレール(1) に吊り下げられ
    た本体(6) と、この本体(6) の前側で前記2枚の戸本体
    (12a,12b) を枢着するヒンジ部(7) とを備え、 2枚の戸本体(12a,12b) は、吊下用ガイドレール(1) と
    平行で略面一に連続する展開閉じ姿勢(S1)にあるときに
    互いに隣接する両戸本体(12a,12b) の内側辺が前記ヒン
    ジ部(7) により前記本体(6) に枢着されて、前記展開閉
    じ姿勢(S1)と、これら両戸本体(12a,12b) の表面が互い
    に隣接対面する折り畳み開き姿勢(S2)との間で揺動可能
    である 吊下折れ戸装置。
  2. 【請求項2】本体(6) は、移動方向両端部に軸支され且
    つ吊下用ガイドレール(1) の支持用レール部(8) に嵌合
    する2つの水平軸ホィール(10a,10b) と、これら各水平
    軸ホィール(10a,10b) の近傍位置で吊下用ガイドレール
    (1) の振れ止め用レール部(9) に嵌合する2つの垂直軸
    ローラ(11a,11b) とを備えている、請求項1に記載の吊
    下折れ戸装置
  3. 【請求項3】両戸本体(12a,12b) が吊下用ガイドレール
    (1) と平行で略面一に連続する折り畳み閉じ姿勢(S1)に
    あるときの所定位置に吊下ユニット(3) を位置決めする
    クリック機構 (25〜29) が併設されて成る、請求項1ま
    たは2に記載の吊下折れ戸装置。
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