JP3061786B1 - 折れ戸装置 - Google Patents

折れ戸装置

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JP3061786B1
JP3061786B1 JP11008131A JP813199A JP3061786B1 JP 3061786 B1 JP3061786 B1 JP 3061786B1 JP 11008131 A JP11008131 A JP 11008131A JP 813199 A JP813199 A JP 813199A JP 3061786 B1 JP3061786 B1 JP 3061786B1
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Abstract

【要約】 【課題】 折れ戸を折り畳み姿勢から展開姿勢に閉動さ
せるときの折れ戸の動きを軽く円滑すること。 【解決手段】 ガイドレール13Aに移動可能に係合す
る可動体14Aと折れ戸1の遊端部1Bとを連結する折
れ戸遊端側枢着手段15Aの折れ戸側部材20と可動体
側部材21とを連結する支軸22が、折れ戸遊端部1B
の内側角部1bよりも折れ戸表面1a側に離れた位置に
位置し、折れ戸1を折り畳んで前記開口部5を開いたと
き、展開姿勢Yで前記開口部5を閉じているときの当該
折れ戸1の裏面1c位置よりも折れ戸遊端部1Bの内側
角部1bが外側に変位して、折り畳まれた折れ戸1が前
記開口部5から直角に突出する姿勢より外開き状に傾く
ようにした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚の戸本体を折
り畳み展開可能に連結した折れ戸の基端部を開口部の一
側辺に枢着し、当該折れ戸の遊端部を、前記開口部を閉
じる展開姿勢の折れ戸より内側に配設されたガイドレー
ルに移動可能に係合する可動体に枢着して成る折れ戸装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の折れ戸装置は、折れ戸基
端側枢着手段と折れ戸遊端側枢着手段とに同一の蝶番を
使用し、開口部を全開したときの折り畳み状態の折れ戸
が、展開状態で開口部を閉じているときの折れ戸に対し
2等辺三角形状に突出するように構成されているのが一
般的であるが、開口部を全開したときの折り畳み状態の
折れ戸が、展開状態で開口部を閉じているときの折れ戸
に対し外開き状に傾いている方が、当該折り畳み状態の
折れ戸を展開させる(開口部を閉じる)ために、当該折
り畳み状態の折れ戸の遊端部を開口部閉じ方向に引っ張
らないで当該折り畳み状態の折れ戸の外側を開口部閉じ
方向に押すようにしても、比較的円滑に折れ戸が折り畳
み状態から展開状態へと移行させ易いことが知られてい
る。
【0003】上記のように開口部を全開したときの折り
畳み状態の折れ戸が外開き状に傾くように構成するた
め、従来は、折れ戸の遊端を案内するガイドレールを部
分的または全長にわたって傾斜させたり、折れ戸を構成
する2枚の戸本体の巾を変えるなどの手段がとられてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ガイドレールを部分的または全長にわたって傾斜させる
構成では、ガイドレールの製造コストが高くついたり、
そうでなくともガイドレールの取り付けが困難になり、
また、後者の折れ戸を構成する2枚の戸本体の巾を変え
る構成では、開口部を閉じるために折れ戸を平面状に展
開させたとき、違和感を感じさせることになるだけでな
く、サイズが異なる2種類の戸本体を準備しなければな
らないので、コストアップにもつながる問題点があり、
何れにしてもあまり実用的ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る折れ戸装置を提供することを目
的とするものであって、その手段を後述する実施形態の
参照符号を付して示すと、2枚の戸本体2,3どうしを
折り畳み展開可能に連結した折れ戸1と、折れ戸基端側
枢着手段11と、折れ戸遊端側枢着手段15A,15B
と、ガイドレール13A,13Bと、可動体14A,1
4Bとを備え、前記折れ戸基端側枢着手段11は展開姿
勢Yの折れ戸1で閉じられる開口部5の一側辺と前記折
れ戸1の基端部1Aとを揺動自在に連結し、前記ガイド
レール13A,13Bは前記開口部5を閉じる展開姿勢
Yの折れ戸1より内側に配設され、前記可動体14A,
14Bは前記ガイドレール13A,13Bに移動可能に
係合し、前記折れ戸遊端側枢着手段15A,15Bは前
記折れ戸1の遊端部1Bと前記可動体14A,14Bと
を揺動自在に連結する折れ戸装置であって、前記折れ戸
基端側枢着手段11は、折れ戸基端部1Aを1軸の周り
ではなく一定経路に沿って回動させることのできるリン
ク形蝶番であり、前記折れ戸遊端側枢着手段15A,1
5Bは、折れ戸側部材20と可動体側部材21とを枢着
する1本の支軸21を備え且つ両部材20,21を重ね
たときに平面形状がL形になるL形1軸蝶番状のもので
あって、前記支軸21が、折れ戸遊端部1Bの内側角部
よりも折れ戸表面側に離れた位置に位置するように取り
付けられ、折れ戸1を折り畳んで前記開口部5を開いた
とき、展開姿勢Yで前記開口部5を閉じているときの当
該折れ戸1の裏面位置よりも折れ戸遊端部1Bの内側角
部が外側に変位して、折り畳まれた折れ戸1が前記開口
部5から直角に突出する姿勢より外開き状に傾く構成と
なっている。
【0006】なお、折れ戸遊端部1Bには、その内側角
部から折れ戸端面にわたって切り欠き凹部23を設け、
前記折れ戸遊端側枢着手段15A,15Bの平面形状が
L形の折れ戸側部材20を、前記切り欠き凹部23内と
折れ戸裏面1cとにわたって当接するように取り付け
て、当該切り欠き凹部23内に前記折れ戸遊端側枢着手
段15A,15Bの支軸22を配置することにより、展
開姿勢Yでの折れ戸遊端部1Bの端面から前記折れ戸遊
端側枢着手段15A,15Bが突出しないように構成す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1〜図4において、1は
折れ戸であって、2枚の同一サイズの戸本体2,3を複
数個の蝶番4により、図1に仮想線で示す折り畳み姿勢
Xと図1に実線で示す展開姿勢Yとの間で揺動自在に連
結して構成されている。5は、左右両側板6,7、床板
8、及び天板9によって構成された収納空間10の開口
部であって、前記折れ戸1によって開閉される。
【0008】折れ戸1の基端部1Aは、複数個の枢着手
段11により前記開口部5の一側辺となる側板6に開閉
自在に支持されている。この枢着手段11は、折れ戸基
端部1Aを1軸の周りではなく一定経路に沿って回動さ
せることのできるリンク形蝶番12であって、その揺動
中心は折れ戸1の基端部1A内の一定領域内にあり、当
該折れ戸1の基端部1Aは、折り畳み姿勢X、展開姿勢
Yの何れにおいても側板6の内側に隣接するように構成
している。
【0009】前記床板8(または敷居部材)と天板9
(または鴨居部材)とには、展開姿勢Yにある折れ戸1
の内側に沿うようにガイドレール13A,13Bが取り
付けられ、これら上下一対のガイドレール13A,13
Bに移動可能に係合する可動体14A,14Bと前記折
れ戸1の遊端部1Bとが枢着手段15A,15Bにより
連結されている。ガイドレール13A,13Bは、断面
形状がハット形のもので、レール長さ方向に連続する溝
部16と左右一対のリップ部17とを備え、当該リップ
部17が前記床板8及び天板9の表面に当接するように
溝部16が床板8及び天板9に埋設されている。
【0010】上下各可動体14A,14Bは上下対称形
の同一機構のものであって、上下各ガイドレール13
A,13Bの溝部16内に遊嵌するガイドレール長さ方
向一対の垂直軸ローラー18a,18bと、ガイドレー
ル13A,13Bの片側リップ部17の表面に当接して
転動する水平軸ローラー19とを備えている。当該水平
軸ローラー19は、一対の垂直軸ローラー18a,18
bの中間位置に配置されている。
【0011】上下各枢着手段15A,15Bは上下対称
形の同一構造のものであって、折れ戸1の戸本体3の裏
面に木ねじなどで固定されたL形の折れ戸側部材20
と、前記各可動体14A,14Bに結合されたL形の可
動体側部材21と、両者を揺動自在に枢着する垂直支軸
22とから成る、平面形状がL形の蝶番状のものであ
る。しかして、折れ戸遊端部1Bの各枢着手段15A,
15Bの取り付け位置には、その内側角部1bから折れ
戸端面にわたって切り欠き凹部23が形成され、前記折
れ戸遊端側枢着手段15A,15Bの平面形状がL形の
折れ戸側部材20が、前記切り欠き凹部23内と折れ戸
裏面とにわたって当接するように取り付けられている。
【0012】即ち、当該切り欠き凹部23の奥端部に前
記垂直支軸22を配置することにより、当該垂直支軸2
2を、折れ戸遊端部1Bの内側角部1bよりも折れ戸表
面1a側に離れた位置(具体的には、戸本体3の板厚の
略中央位置)に位置させ、図1の仮想線及び図3Bに示
すように、折れ戸1を折り畳んで前記開口部5を全開し
たとき、図1の実線及び図3Aに示す展開姿勢Yで前記
開口部5を閉じているときの当該折れ戸1の裏面1cよ
りも折れ戸遊端部1Bの内側角部1bが外側に変位し
て、折り畳まれた折れ戸1が前記開口部5(展開姿勢Y
にある折れ戸1)から直角に突出する姿勢より外開き状
に傾くように構成している。また、前記切り欠き凹部2
3内に垂直支軸22が配置されているので、図1の実線
及び図3Aに示すように折れ戸1が展開姿勢Yにあると
き、各枢着手段15A,15Bが折れ戸遊端部1Bの端
面から外に突出しない。
【0013】可動体14A,14Bと枢着手段15A,
15Bの可動体側部材21とは、互いに固着一体化して
も良いが、本出願人が先に出願した特願平8−1952
88号に記載のように着脱自在に連結するのが望まし
い。
【0014】以上のように構成された折れ戸装置におい
て、図示省略しているが、折れ戸1の表面1a(具体的
には戸本体2の表面)に設けられている把手を利用し
て、図1に実線で示す展開姿勢Yの折れ戸1の戸本体2
を手前に引っ張ることにより、可動体14A,14Bを
ガイドレール13A,13Bに沿って滑動させながら、
当該折れ戸1を図1に仮想線で示す折り畳み姿勢Xに折
り畳んで、開口部5を開くことができる。
【0015】このとき、前記のように折れ戸遊端部1B
と可動体14A,14Bとを連結する枢着手段15A,
15Bの垂直支軸22が、折れ戸遊端部1Bの内側角部
1bよりも折れ戸表面1a側に離れた位置(具体的に
は、戸本体3の板厚の略中央位置)に位置しているた
め、折れ戸1が折り畳まれるのに伴って(戸本体3が枢
着手段15A,15Bの垂直支軸22を中心に外側へ揺
動するのに伴って)、折れ戸遊端部1Bの内側角部1b
が外側へ移動し、折れ戸1が図1の仮想線で示す折り畳
み姿勢Xに達したとき、折れ戸遊端部1Bの内側角部1
bが、展開姿勢Yにあるときの折れ戸1の裏面1cから
距離dだけ外側に変位する。一方、枢着手段11,12
によって枢着されている折れ戸1の基端部1Aは、当該
折れ戸基端部1A内の一定領域内にある揺動中心を中心
に揺動して、その内側角部の前後方向位置は、展開姿勢
Yにあるときと殆ど変化しないので、結局、開口部5を
全開する折り畳み姿勢Xに到達したときの折れ戸1は、
展開姿勢Yにあるときの折れ戸1に対し直角に突出する
2等辺三角形の姿勢よりも、折れ戸1の中央折曲部(蝶
番4の位置)が開動方向側へ変位した、外開き状に傾い
た姿勢となる。
【0016】開口部5を閉じるために折り畳み姿勢Xに
ある折れ戸1を閉動展開させるときは、折れ戸遊端部1
Bをガイドレール13A,13Bに沿って閉動方向へ引
っ張るのが最も好ましいが、実際には、折り畳み姿勢X
にある折れ戸1の戸本体2を閉動方向へ押すことにな
る。このとき、当該折り畳み姿勢Xにある折れ戸1が外
開き状に傾いた姿勢にあるので、当該折り畳み姿勢Xに
ある折れ戸1が展開姿勢Yにあるときの折れ戸1に対し
直角に突出する2等辺三角形の姿勢にあるよりもガイド
レール13A,13Bと戸本体3との間の挟角が小さく
なっているので、可動体14A,14Bがガイドレール
13A,13Bに沿って閉動方向に比較的軽く円滑に滑
動し始めることになる。
【0017】図2に仮想線で示すように、収納空間10
内に中間棚板40が架設されているときは、この中間棚
板40の前縁近傍下側に1本のガイドレール13を取り
付け、図5に示すように、前記ガイドレール13に係合
する1つの可動体14を枢着手段15により折れ戸遊端
部1Bに取り付けることもできる。この場合、ガイドレ
ール13には、可動体14が有する垂直軸ローラー18
a,18bを介して当該可動体14の前後位置を決める
垂直レール部41と、可動体14が有する水平軸ローラ
ー19を介して当該可動体14の上下位置を決める水平
レール部42とを設け、当該可動体14に結合された枢
着手段15の可動体側部材21を垂直支軸22に対し一
定範囲内で昇降可能に遊嵌するとともに、当該可動体側
部材21を上昇方向(または下降方向)に付勢するスプ
リング43を併設し、棚板40(ガイドレール13)が
荷重などにより中間部が下がるように変形しても、折れ
戸1の開閉に伴って可動体14が折れ戸遊端部1Bに対
し昇降しながら円滑にガイドレール13に沿って滑動す
るとともに、前記スプリング43の付勢力で常に可動体
14の水平軸ローラー19が上下一対の水平レール部4
2の何れか一方に圧接してがたつき無く転動するように
構成するのが望ましい。
【0018】また、折れ戸1の戸本体2,3を連結する
蝶番4(折れ戸基端側枢着手段11や折れ戸遊端側枢着
手段15,15A,15Bでも良い)に、折り畳み姿勢
Xにある折れ戸1の両戸本体2,3を展開させる方向に
付勢するスプリングを内装するかまたは、ガイドレール
13,13A,13Bの折れ戸基端部1A側端部に到達
した可動体14,14A,14Bを押し戻す方向に作用
するスプリングを当該ガイドレールに内装し、折れ戸1
の両戸本体2,3が殆ど重なり合う状態にまで折り畳ん
でも、折れ戸1から手を離すと、当該折れ戸1が前記ス
プリングの付勢力で図1の仮想線や図3Bに示す程度に
まで展開して、安定する折り畳み姿勢Xでの両戸本体
2,3間の挟角が大きくなるように構成すると、安定す
る折り畳み姿勢Xからの折れ戸1の閉動(展開)がより
一層軽く円滑に行わせることができるにもかかわらず、
折り畳み姿勢Xにある折れ戸1を手で外側へ押して両戸
本体2,3を互いに重なり合わせることにより、開口部
5をより大きく開くことができる。
【0019】なお、折れ戸基端側枢着手段11として、
折れ戸基端部1Aを1軸の周りではなく一定経路に沿っ
て回動させることのできるリンク形蝶番12を使用した
例を示したが、側板6の外に折れ戸基端部1Aが重なる
場合などでは、折れ戸基端部1Aの内側角部に位置する
1本の垂直支軸を支点にして折れ戸基端部1Aを揺動自
在に枢着する普通の蝶番を使用することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の折れ戸装置は、折
れ戸基端側枢着手段には、折れ戸基端部1Aを1軸の周
りではなく一定経路に沿って回動させることのできるリ
ンク形蝶番を使用し、折れ戸遊端側枢着手段には、折れ
戸側部材と可動体側部材とを枢着する1本の支軸を備え
且つ両部材を重ねたときに平面形状がL形になるL形1
軸蝶番状のものを使用するとともに、前記折れ戸遊端側
枢着手段は、その支軸が、折れ戸遊端部の内側角部より
も折れ戸表面側に離れた位置に位置するように取り付け
ることにより、折れ戸を折り畳んで開口部を開いたと
き、展開姿勢で前記開口部を閉じているときの当該折れ
戸の裏面位置よりも折れ戸遊端部の内側角部を外側に変
位させて、折り畳まれた折れ戸を前記開口部(展開姿勢
の折れ戸)から直角に突出する姿勢(2等辺三角形の姿
勢)より外開き状に傾かせることができるものである。
【0021】従って、折り畳まれた折れ戸を外側から閉
動方向に押して折れ戸を展開させる(開口部を閉じる)
場合でも、折れ戸遊端部を比較的軽く円滑に閉動方向に
滑動開始させることができるのであるが、折り畳まれた
折れ戸を前記開口部(展開姿勢の折れ戸)から直角に突
出する姿勢(2等辺三角形の姿勢)より外開き状に傾か
せるために、ガイドレールを部分的または全長にわたっ
て傾斜させる場合のように、特殊なガイドレールを準備
する必要やガイドレールの取り付けが困難になるような
ことがなく、また、折れ戸を構成する2枚の戸本体の巾
を変える場合のように、折れ戸を平面状に展開させたと
きに違和感を感じさせるようなことがないし、同一サイ
ズの戸本体を利用して安価に実施することができる。
【0022】なお、請求項2に記載の構成によれば、展
開姿勢にある折れ戸の遊端部が互いに隣接するように2
組の折れ戸を並設して大きな開口部を開閉させる場合
や、展開姿勢にあるときの折れ戸遊端部を側板の内側面
に隣接させるような場合に、折れ戸遊端部間や側板との
間に、折れ戸遊端側枢着手段による隙間が生じる不都合
を解消することができる。また、展開姿勢の折れ戸の正
面から折れ戸遊端側枢着手段が見えないように構成でき
るので、商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の概略平面図である。
【図2】 全体の概略正面図である。
【図3】 A図は折れ戸遊端部側の詳細を示す平面図で
あり、B図は折れ戸基端部側の詳細を示す平面図であ
る。
【図4】 A図は折れ戸遊端部側の詳細を示す縦断背面
図であり、B図は折れ戸遊端部側の詳細を示す縦断側面
図である。
【図5】 中間棚板にガイドレールを取り付けた実施形
態を示す要部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 折れ戸 1A 折れ戸基端部 1B 折れ戸遊端部 2,3 戸本体 4 蝶番 5 折れ戸が開閉する開口部 11 折れ戸基端側枢着手段 12 リンク形蝶番 13,13A,13B ガイドレール 14,14A,14B 可動体 15,15A,15B 折れ戸遊端側枢着手段 18a,18b 垂直軸ローラー 19 水平軸ローラー 20 折れ戸遊端側枢着手段の折れ戸側部材 21 折れ戸遊端側枢着手段の可動体側部材 22 垂直支軸 X 折れ戸の折り畳み姿勢 Y 折れ戸の展開姿勢

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の戸本体どうしを折り畳み展開可能に
    連結した折れ戸と、折れ戸基端側枢着手段と、折れ戸遊
    端側枢着手段と、ガイドレールと、可動体とを備え、前
    記折れ戸基端側枢着手段は展開姿勢の折れ戸で閉じられ
    る開口部の一側辺と前記折れ戸の基端部とを揺動自在に
    連結し、前記ガイドレールは前記開口部を閉じる展開姿
    勢の折れ戸より内側に配設され、前記可動体は前記ガイ
    ドレールに移動可能に係合し、前記折れ戸遊端側枢着手
    段は前記折れ戸の遊端部と前記可動体とを揺動自在に連
    結する折れ戸装置であって、前記折れ戸基端側枢着手段は、折れ戸基端部1Aを1軸
    の周りではなく一定経路に沿って回動させることのでき
    るリンク形蝶番であり、 前記折れ戸遊端側枢着手段は、折れ戸側部材と可動体側
    部材とを枢着する1本の支軸を備え且つ両部材を重ねた
    ときに平面形状がL形になるL形1軸蝶番状のものであ
    って、前記支軸が、折れ戸遊端部の内側角部よりも折れ
    戸表面側に離れた位置に位置するように取り付けられ、 折れ戸を折り畳んで前記開口部を開いたとき、展開姿勢
    で前記開口部を閉じているときの当該折れ戸の裏面位置
    よりも折れ戸遊端部の内側角部が外側に変位して、折り
    畳まれた折れ戸が前記開口部から直角に突出する姿勢よ
    り外開き状に傾くようにした折れ戸装置。
  2. 【請求項2】折れ戸遊端部には、その内側角部から折れ
    戸端面にわたって切り欠き凹部が設けられ、 前記折れ戸遊端側枢着手段の平面形状がL形の折れ戸側
    部材が、前記切り欠き凹部内と折れ戸裏面とにわたって
    当接するように取り付けられている 請求項1に記載の折
    れ戸装置。
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