JP2777405B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2777405B2
JP2777405B2 JP1180899A JP18089989A JP2777405B2 JP 2777405 B2 JP2777405 B2 JP 2777405B2 JP 1180899 A JP1180899 A JP 1180899A JP 18089989 A JP18089989 A JP 18089989A JP 2777405 B2 JP2777405 B2 JP 2777405B2
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Japan
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door
opening
doors
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靖治 片岡
一郎 関
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明はケース上面に形成した開口を開閉自在に閉塞
する透明扉を備えたショーケースに関する。
従来の技術 ケース上面に形成した開口を開閉自在に閉塞する透明
扉を備えたショーケースとして実公昭62−34215号公
報や実開昭63−99186号公報及び実開昭63−77560号
公報等がある。前記公報にあっては、収納容器の上部
前方に形成された開口部上から収納容器の上部後方の断
熱体上へレールに沿って前後方向に移動自在に設けられ
る引戸を有している。
一方公報においては、上面開口を左右2枚の扉によ
りいずれか一方が他方の下側にもぐり込むかたちで、両
扉が左右に摺動可能に配設されたものである。
他方公報にあっては、扉を上向き後方へ回動可能に
扉後端部をケースにヒンジ支持させたものである。
発明が解決しようとする課題 前記の技術にあっては、引戸をレールに沿って後方
へ移動させるにあたり、この引戸を載せるための部分が
開口の後方に必要であるため、ケースにおける奥行に対
する開口の奥行の割合が略1/2と小さなものとなり、開
口を大きくとれずケース内の物品を見づらいという不具
合があった。
一方、前記の技術にあっては、左右2枚の扉のうち
一方を全開状態まで開放させたとき、左右2枚の扉は上
下に重なるように保持されるものであるため、ケースと
しての開口全面積のうち、実質的に物品を出し入れする
際の面積は左右いずれか半分だけになってしまい、開放
されていない側下方に部品の商品出し入れが行ないづら
く、ケースの開口を有効に物品の出し入れに使用できな
い不具合があった。
他方、前記の技術にあっては、扉を上向き後方へ回
動可能に支持するものであるため、上述の,の技術
で示すような不具合は解消できるものの、扉を全開状態
まで回動させたり、全開状態から閉扉状態に戻そうとす
る場合には、底面から開口部分までの高さに加えて扉の
奥行長さ分の高さ(通常把手は前縁に位置)のところま
で手が届かない者(特に子供)には、扉の開閉操作を行
なうことができないという不具合があった。
そこで本発明は、ケースの開口奥行を大きくするとと
もに、底面から扉開放時の扉最高位までの高さを小さく
したショーケースを提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、上面に物品出し入れ用の開口を形成したケ
ースと、開口左右端縁に配置した平行な2本のレールに
載置され開口を覆う前後2枚の透明扉と、後側の透明扉
の後部をケースに対し上下方向に回動可能に枢支する軸
及び軸受から成る枢支部と、開放時には前扉の後縁と後
扉の前縁とがレールから上方に離間するよう前扉と後扉
とを折り畳み可能に接続するヒンジと、レールに形成さ
れ透明扉開放時の固定支持を行うための凹部とを備えた
ショーケースを提供するものである。
作 用 扉の開放時において、前扉を後方に押すことにより、
枢支部を支点にして後扉が回動しつつヒンジが折り畳ま
れて前後各扉を折り畳むように作用し、前後各扉は夫々
起立して前扉の前縁と後扉の後縁とが徐々に近づき、開
口を徐々に大きく開放していく。
一方、前後両扉のうち後扉の後部を枢支して上下方向
に回動可能とし、かつ両扉をヒンジにより前後方向に折
り畳み可能としたことから、扉の全開時における枢支部
から扉の最高位までの高さが小さくなる。
また、レールに凹部を形成したことから、透明扉開放
時の固定支持を容易に行うことができ、透明扉開放時に
透明扉の自重により閉塞することを防止できる。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
1は上面に物品出し入れ用の開口2を形成したケース
3と、開口2の左右端縁に配設される前後方向に延びる
平行な2本のレール4に載置され、開口を覆う一対の前
後透明扉(以下夫々前扉5後扉6と称する)とを備えた
ショーケースである。
ケース3はその前面上部に断熱性を有する透明窓10を
配設し、背面上部の吹出口11から冷気を吹き出し、透明
窓10よりも背方に起立配置した前区画板12の上部吸込口
13より吸い込んでケース上面にエアーカーテンを形成し
つつケース内を冷却するようにしている(冷却器及び送
風装置は図示せず)。また吹出口11よりも上方でかつレ
ール4よりも下方にケース内を照明する螢光灯等の照明
装置14を配置している。さらにケース下部に配置される
機械室8を出る排気の一部若しくは外気を導入し、開口
2を前後各扉5,6により閉塞した状態の各扉5,6上面に吹
きつけるための曇り防止用空気吐出口15及び導入ダクト
16である。
さらに開口2の前縁には前扉5閉扉時に前扉5の前縁
からの衝撃を吸収緩和するとともに閉扉時の気密を保持
するための前パッキング17を配設し、左右のレール4に
おける後述する前扉5のローラ23が転動する部分(以下
これをローラ軌道部4Aと称する)より外側には各扉5,6
の左右側縁とレール4との気密を保持するための側パッ
キング18が開口の後縁には後パッキング19が夫々配設さ
れている。またローラ軌道部4Aの適所には、ローラ23を
落とし込み扉開放時の固定支持を行なうための凹部25を
形成している(本例では前後2ケ所に第1凹所25A及び
第2凹所25Bが左右対称位置に配置されている)。
後扉6の左右端縁後部は軸及び軸受(ともに図示せ
ず)からなる左右2つの枢支部20によってケース3に対
して上下方向に回動可能に枢支されている。また、前扉
5の後縁と後扉6との前縁とが前後各扉5,6を折り畳み
可能とするようにヒンジ21により接続されている。ただ
し、枢支部20を支点として後扉6を回動させながら、前
後各扉5,6をヒンジ21にて折り畳むときに、前扉5の下
面と後扉6の下面とが重なり合う方向に回動できるよう
に、ヒンジを取り付けておく(第8図参照)。また前扉
5の前縁上面には把手22を、前縁下面左右側にはレール
4上を転動させるローラ23を夫々配置している。
そして、開口2の閉塞時に前扉5の後端と後扉6の前
端との間に形成される隙間をなくすとともに閉扉時の衝
撃を吸収するため、可撓性の気密保持部材31,32を前扉
5後端及び後扉6前端に夫々配設している。
以上の構成に基づき前後扉5,6の開閉動作について説
明すると、開口2を閉塞状態としている前後各扉5,6の
前扉5の把手22に後方への力を加えて扉を押すことによ
り、枢支部20を支点にして後扉6が上方へ回動する一
方、前扉5下面のローラ23が左右各レール4のローラ軌
道部4A上を後方へ向けて転動しつつ、ヒンジ21が徐々に
折り畳まれ、後扉6の前縁がレール4の上方へ向けて徐
々に離間して前後各扉5,6を折り畳んでいく。このと
き、前扉5の前縁はレール4に沿って徐々に後方へ移動
して、開口2を徐々に開放していく。
そして開口2を開放しつつローラ23を第1凹部25Aま
で移動させると、ローラ23が第1凹部24A内に落とし込
まれ前後各扉5,6を折り畳んだ状態で開口2を第1の開
放状態に保持させる。
この後さらに後方へ移動させるときには、ローラ23を
第1凹部25Aから離脱させるように力を加えて、第2図
に示す第2凹部25Bの位置まで扉を移動し、前後各扉5,6
による折り畳み角度及び後扉6の起立角度を夫々増した
状態として、ローラ23を第2凹部25Bに落とし込み、開
口2を第2の開放状態に維持させる。尚、第2図に破線
矢印により示す角は後扉の回動可能範囲をあらわしたも
のである。
一方、上述の第1或いは第2の開放状態に保持された
前後各扉5,6を閉方向に移動させるときには、前扉5の
把手22に対して前方向への力を加えて、ローラ23を第1
凹所25A或いは第2凹所52Bから離脱させ、前扉5の前縁
をレール4に沿って徐々に前方へ移動すればよい。この
とき、前後各扉5,6による折り畳み角度及び後扉6の起
立角度は徐々に減少し、両扉5,6を接続しているヒンジ2
1とレール4との距離は徐々に小さくなり、開口2を徐
々に閉じていく。尚、レール4を前下がりに傾斜させて
おけば、前扉5はその自重によってローラ23を前方向に
転動させるように作用させられるため、扉を閉じる場合
に必要な力を小さくすることができることは明白であ
る。そして、前扉5の前縁が徐々に前方へ移動して開口
2を閉塞状態に戻すにあたり、扉の自重及びローラ23を
利用して前方移動させているため、前扉5の前縁が勢い
良く開口前縁に衝突しやすくなるが、前パッキング17及
び扉に設けた気密保持部材31,32によって衝突による衝
撃を緩和している。
以上の構成によれば、後扉6の後部を枢支部20にて上
下方向に回動可能にするとともに、前後扉5,6をヒンジ2
1の部分において各扉下面が重なり合うかたちで折り畳
み自在とし、さらに前扉5の前縁を左右レール4に当接
しつつ移動させるようにしたことから、開口の開放時に
前扉5の把手22とレール4との距離及び扉の最高位(詳
しくは各扉5,6の接続部分)とレール4との距離をいず
れも小さくすることができ、扉の開閉により開口2の上
方に突出する部分が小さくなり、扉開閉のために必要な
開口2上方の空間は少なくて済む。また開口2の後方に
扉を収納させるための収納スペースが不要となるため、
ケースの奥行Pに対して開口2の奥行Qが占める割合Q/
Pを大きくすることができ、結果として開口面積を拡大
でき、ケース3の中身を見やすくすることができる。さ
らに、前後各扉5,6を折り畳んだ状態で保持させている
ため、扉によって曇り防止用空気吹出口15から吹き出さ
れる空気の前方移動が阻止され、開口2からケース3内
へ侵入することを防止できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、後扉の後部を枢
支部にて上下方向に回動可能とするとともに、ヒンジに
より前後各扉を前後方向に折り畳み可能としたことで、
扉を開放させるにあたり、開口の後方に扉を収納するた
めの収納スペースを不要にすることができる。このた
め、ケースの奥行に対して上面開口の奥行を大きくとる
ことができるようになり、ケース内部を見やすいものに
できる。さらに、前後各扉の接続部分が各扉の折り畳み
時において最高位となるものであることから、枢支部か
らこの最高位までの高さを小さくすることができ、開口
の上方に扉開閉のために必要なスペースを小さなものに
とどめることができる。このため、開口上方の空間に対
する制約は少なくなる。さらにまた、レールに凹部を形
成したことから、透明扉開放時の固定支持を容易に行う
ことができる。このため、透明扉開放時に透明扉の自重
により閉塞することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は第3図のA−
A断面図、第2図は扉を第2の開放状態に保持したとき
の第1図対応図、第3図はショーケースの外観斜視図、
第4〜6図は夫々第1図のB−B断面図、C部拡大断面
図、D部拡大断面図、第7図〜第10図は夫々第2図のE
部拡大断面図、F部拡大断面図、G部拡大断面図、H−
H断面図である。 1……ショーケース、2……開口、3……ケース、4…
…レール、5,6……透明扉、20……枢支部、21……ヒン
ジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47F 3/04 F25D 23/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に物品出し入れ用の開口を形成したケ
    ースと、前記開口端縁の平行な2本のレールに載置され
    前記開口を覆う前後2枚の透明扉と、後側に位置する透
    明扉の後部を前記ケースに対し上下方向に回動可能に枢
    支する軸及び軸受けから成る枢支部と、開放時には前扉
    の後縁と後扉の前縁とが前記レールから上方に離間して
    前記前扉と後扉とを折り畳み可能に接続するヒンジと、
    前記レールに形成され透明扉開放時の固定支持を行うた
    めの凹部とを備えたことを特徴とするショーケース。
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