JP2001262748A - 間仕切り装置及び間仕切りパネル - Google Patents
間仕切り装置及び間仕切りパネルInfo
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Abstract
して移動可能とし、室内の所望の場所に設置できるよう
にした間仕切り装置を提供する。 【解決手段】 キャスター7をパネル折り畳み状態で干
渉し合わないように各パネル2Aに装着して連結パネル
2を形成し、この一側端を箱体1の背面内側に枢着して
箱体前面から折り畳み収納、引き出し自在となし、箱体
底枠にキャスター4を装着して間仕切り装置を移動自在
となし、箱体前面には主扉6aの先端に内折れ部6bを
枢着した扉6を設置して、前面を閉塞できるようにし、
箱体の側面内側に、昇降機構を有し箱体上下に突出する
固定部9d,9eを有した支持杆9を装着して、天井や
床に固定可能となした。
Description
た間仕切り装置及び間仕切りパネルに関する。
及び天井に設けたガイドレール上を移動できるようにし
てあり、不使用時は室内壁の隅部に閉じ合わせて置く
か、壁部に設けてある戸袋状の収納部に引き込み収納し
ていた。このような構成では、床及び天井にガイドレー
ルを固定しなければならず、移動路が特定、限定され、
移動路に当たる室内部分には物の定置ができない等の使
用上の制約を受け、しかも間仕切りパネルが移動するか
なりの広面積の範囲の使用が制約を受けていた。本発明
は、このような問題点に着眼し、間仕切りパネルの収納
部を移動可能とし、しかも間仕切りパネルをこの収納部
に収納しやすくすると共に、移動しやすくして、室内の
所望の場所に設置できるようにした間仕切り装置及び間
仕切りパネルを提供せんとするものである。
に、本発明は、所望枚数の連結パネルが折り畳み収納さ
れる箱体を底面と前面を開放して形成し、この箱体の底
枠部分にキャスターを装着し、連結パネルの底端にキャ
スターを装着し、連結パネルの一側端をこの箱体内部に
枢着して間仕切り装置を構成したことを特徴とするもの
である。また、本発明は、所望枚数の連結パネルが折り
畳み収納される箱体を少なくとも底面と前面を開放し、
前面に扉を設けて形成し、この箱体の底枠部分にキャス
ターを装着し、連結パネルの底端にキャスターを装着
し、連結パネルの一側端を箱体の一側面内側の奥部に枢
着させ、上記扉は箱体の他側面前端部に枢着すると共
に、扉の開放端側の所定巾部分を箱内方に折り込み可能
に枢着した内折れ部として形成し、連結パネルを前方に
引き出した状態における箱体前面の開放部分を、内折れ
部を内折れさせた主扉で閉塞可能として間仕切り装置を
構成したことも特徴としている。
構の上下部にそれぞれ上下方向に突出して床面と天井面
に定置可能な支持杆を連設してなる箱体固定機構を配設
するのが好ましい。また、連結パネルは、パネル底端に
装着するキャスターが、連結パネルを折り畳んだ状態に
おいて互いに干渉し合わない位置に設置された構成とす
るのが好ましい。上記キャスターの非干渉は、底端の一
側端寄りにキャスターを装着したパネル複数枚を、キャ
スター装着側端とキャスター非装着側端とを回転自在に
連結した構成としてなすことができ、また、底端の一側
端寄りと他側端寄りに端から異なる距離をもってキャス
ターを装着したパネル複数枚を、パネルの上記一側端と
他側端とを回転自在に連結した構成としてなすこともで
きる。
装着した構成とすることができる。化粧板体は、木目柄
の板体、柄物の板体、透明乃至半透明ガラス乃至プラス
チック等の板体、脱臭機能を持たせた板体等の板体を、
単体或いは表裏重合体として用いることができ、また、
脱臭機能を持たせた脱臭板体の両面に通気孔を設けた板
体を合わせた重合板体を枠体内に離脱可能に装着した構
成とすることもできる。
した図面によって説明する。図1は本発明に係る間仕切
り装置を分解状態で示した斜視略図、図2は支持杆を突
出状態で示した間仕切り装置の斜視略図、図3,4はパ
ネル折り畳み状態のキャスター位置を説明する上面略
図、図5は枠体内に着脱自在に板体を設けた間仕切り装
置の斜視略図である。
箱体であって、左右側面1a,1b及び背面1cと天面
1dとを有して形成し、その底端に取り付ける底枠3に
少なくとも4個のキャスター4を装着し、右側面1bの
前端に蝶番5を介して扉6を装着してある。連結パネル
2は、互いに回転可能に連結した複数枚のパネル2Aか
らなっており、底端にキャスター7を装着してあり、連
結パネル2の一側端を、箱体内の背面1cの左側面1a
寄り部位に蝶番8(図示例は一側端の略上下端に至る長
蝶番)を介して連結してある。上記箱体1と連結パネル
2は、連結パネル2が折り畳み状態において箱体1内に
納まり、直列状態において箱体1内の右側面内側付近か
ら箱外方に延設されるように設定してあり、扉6は、主
扉6aと扉開放端側に所定巾をもって箱内方に折り込み
可能に枢着した内折れ部6bとで構成し、連結パネル収
納状態において、主扉6aと内折れ部6bとを同面に延
ばした扉6で箱体前面を閉塞するようにし、連結パネル
引き出し状態においては、残された箱体前面の開放部分
を、内折れ部6bを箱内に内折れさせた主扉6aによっ
て閉塞するように形成してある。
をキャスター7を利用して折り合わせ、引き延ばすだけ
で収納、設置が自在にでき、連結パネル2を収納した箱
体1はキャスター4,7を利用して自由に移動でき、所
望の場所に設置し、或いは収納しておくことができる。
扉6は連結パネル2の収納時と引き出し時のいずれに箱
体前面を閉塞し外観を良好に維持する。
させ得るようにした構成を示したものである。左右側面
1a,1bの少なくとも一方の内側、図では両側面内側
に、支持杆9を設置してある。この支持杆9は、箱内中
間部に昇降機構9a、例えば、箱外側から差し込んだ回
転ハンドル9bにより回転するボルトの回転を受けて、
上下方向に離反し或いは接近する駆動片を連設した昇降
機構を配設し、この昇降機構9aの上下方向に棒体9c
を延設し、上方の棒体9cの上端に箱体の天面1dを貫
通して天面上方に出没でき、室内の天井面に圧接可能な
固定部9dを連設し、下方の棒体9cの下端に箱体の下
方に出没でき、室内の床面に圧接可能な固定部9eを連
設した構成としてある。この支持杆9は、箱体1内に収
納した連結パネル2と左右側面1a,1bとの間の間隙
に配設するようにしてあり、その周面は囲い面で見えな
いように設置しておくことができる。また、連結パネル
2の適宜箇所において、パネル上端と天井面との間に圧
接可能な伸縮棒10を設置してある。この支持杆9、伸
縮棒10により、移動自在を間仕切り装置を動かないよ
うに定置させることができる。
態で折り畳めるのが望ましく、そのためにパネルの肉厚
分よりも突出してぶつかり合うおそれのあるキャスター
7を、図3,4に示す如く、非干渉状態に配設するのが
よい。図3では、キャスター7を一枚のパネル2Aの両
側寄りの底端にそれぞれ設置する際に、一側端寄りと他
側端寄りにそれぞれ端から異なる距離をもってキャスタ
ー7,7がずれ合って位置するように装着し、このパネ
ル複数枚を、パネル2Aの一側端と隣接パネル2Aの他
側端とを回転自在に対向させて連結し、連結パネル2を
構成してある。折り畳んだ連結パネル2は、パネル一枚
置きにキャスター7が整列し、ぶつかり合うことがな
く、パネル面を重ね合わせることができる。連結パネル
2の回転・移動或いはパネル2Aの回転・移動は、各パ
ネル2Aにキャスター7が装着されているので、円滑か
つ自在に可能である。キャスター7は回転軸となるパネ
ル側端に近接すると方向転換がきつくなり、その分動き
が制約され得るが、内方に位置させた他方のキャスター
7が一層の円滑な回転に寄与する。キャスターのストッ
パーは少なくともパネル側端から遠い方のキャスターに
装着して置くだけでもよい。
Aの中央から一側端寄りの底端にのみ設置し、このパネ
ル複数枚を、パネル2Aのキャスター装着側端と隣接パ
ネル2Aのキャスター非装着側端とを回転自在に対向さ
せて連結し、連結パネル2を構成してある。この構成に
よっても、パネル一枚置きにキャスター7が整列してぶ
つかり合うことがなく、連結パネル2、パネル2Aの回
転・移動を円滑かつ自在に行え、折り畳んでパネル面を
重ね合わせることができる。
す如く、パネルの枠体21内に化粧板体22を着脱可能
に固着できる構成とすることができ、枠体のみを間仕切
りパネルとして使用することもできる。化粧板体22
は、単板乃至重合板のいずれとすることもでき、例え
ば、図5(A)の如く木目柄或いは柄物を表した板体2
2a、透明、半透明のガラスやプラスチック等の板体2
2b、或いはこれらの重合体、さらには同(B)の如く
脱臭材を付着乃至混合させた脱臭板体22cの単板、脱
臭板体22cの両面に、小通気孔を多数形成した通気性
板体22dを合わせた重合板、その他の適宜構成とする
ことができる。このようなパネル構成とすることによ
り、間仕切りパネルに多様な装飾性を付与することがで
き、化粧板体22を入れ替えることにより、同じ間仕切
り装置の外観にデザインの変化性を与えることができ
る。
や天井へのガイドレール設置を不要とし、収納部の固定
設置を不要とし、所望の場所に収納でき、所望の位置を
間仕切ることのできる間仕切り装置を提供することがで
きる。つまり、連結パネルは箱体内に折り畳んで収納で
き、収納状態の間仕切り装置をそのままキャスター移動
して所望の場所に収納でき、また、所望の間仕切り場所
に間仕切り装置を簡単にキャスター移動して、連結パネ
ルをキャスターを利用して簡単に展開し、所望の間仕切
りを形成することができる。連結パネルを箱体の背面内
側に枢着させることにより、連結パネルの収納・展開が
効率的となり、扉を設けておくことにより箱体が室内外
観を損なわせることがなく、主扉と内折れ部とにより扉
を構成しておけば連結パネルの収納時、引き出し時のい
ずれでも前面の閉塞を可能とする。支持杆を装着してお
くことにより、移動自在な間仕切り装置を所望位置にお
いて定置させることができ、間仕切りの安定性を高め得
る。キャスターの配置を特定の配置とすれば、パネル折
り畳み時のキャスター同士の干渉が生じないので、連結
パネルの収納・展開を一層円滑なものとする。上記構成
の間仕切り装置は、枠体内に着脱自在に化粧板体を装着
したパネルを用いれば、間仕切り装置の装飾性を一層高
めることができる。
斜視略図である。
り装置の斜視略図である。
る連結パネル上面略図である。
た間仕切り装置の斜視略図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 所望枚数の連結パネルが折り畳み収納さ
れる箱体を少なくとも底面と前面を開放して形成し、こ
の箱体の底枠部分にキャスターを装着し、連結パネルの
底端にキャスターを装着し、連結パネルの一側端をこの
箱体内部に枢着した構成を有する間仕切り装置。 - 【請求項2】 所望枚数の連結パネルが折り畳み収納さ
れる箱体を少なくとも底面と前面を開放し、前面に扉を
設けて形成し、この箱体の底枠部分にキャスターを装着
し、連結パネルの底端にキャスターを装着し、連結パネ
ルの一側端を箱体の一側面内側の奥部に枢着させ、上記
扉は箱体の他側面前端部に枢着すると共に、扉の開放端
側の所定巾部分を箱内方に折り込み可能に枢着した内折
れ部として形成し、連結パネルを前方に引き出した状態
における箱体前面の開放部分を、内折れ部を内折れさせ
た主扉で閉塞可能とした構成を有する間仕切り装置。 - 【請求項3】 箱体の側面内側に沿って、昇降機構の上
下部にそれぞれ上下方向に突出して床面と天井面に定置
可能な支持杆を連設してなる箱体固定機構を配設してな
る構成を有する請求項1又は2に記載の間仕切り装置。 - 【請求項4】 連結パネルは、パネル底端に装着するキ
ャスターが、連結パネルを折り畳んだ状態において互い
に干渉し合わない位置に設置された構成としてなる請求
項1〜3のいずれかに記載の間仕切り装置。 - 【請求項5】 パネルは、枠体内に着脱可能に化粧板体
を装着した構成としてなる請求項1〜4のいずれかに記
載の間仕切り装置。 - 【請求項6】 底端の一側端寄りにキャスターを装着し
たパネル複数枚を、キャスター装着側端とキャスター非
装着側端とを回転自在に対向させて連結してなる構成を
有する間仕切りパネル。 - 【請求項7】 底端の一側端寄りと他側端寄りに端から
異なる距離をもってキャスターを装着したパネル複数枚
を、パネルの上記一側端と他側端とを回転自在に対向さ
せて連結してなる構成を有する間仕切りパネル。
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