JPH04504449A - 搬送可能な間仕切り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 搬送可能な間仕切り 本発明は一般に間仕切りに関し、より詳細には複合された搬送可能なキャビネッ ト−間仕切りに関する。

部屋又はホール等の大きな領域を、より小さくより私的な領域に分割することが 望ましい場合がある。これを実行するための１つの方法は、天井に取り付けられ た軌道から吊り下げられるか、あるいは床に取り付けられた軌道上を動くか、又 は天井に取り付けられた軌道により吊り下げられかつ床に取り付けられた軌道上 を動く可動の壁パネルを用いることである。この方法は、かなり高価でありまた 柔軟性に欠けるものである。

大きな領域をより小さな領域に分割する他の方法は、自立型で可動な壁ユニット を用いることである。この方法は、比較的廉価でありかつ非常に多様な形状の領 域を形成することができるが、自立型の壁ユニットは、収納及び取り扱い上にお ける問題がある。

大きな面積を、異なった形状の非常に多様で小さいより私的な領域に分割し、か つ収納及び取り扱い上の問題のない搬送可能な装置に対する需要がある。

本発明の１つの目的は、大きな領域をより小さな私的な領域に分割するための廉 価な装置を開示することである。

本発明の他の目的は、従来技術の自立型の壁ユニットの上記収納及び取り扱い上 の問題を示さない上述の如き装置を開示することである。

本発明の装置は、取り外し可能でかつ広げて壁を形成することのできる複数の折 り畳んだ壁パネルを収容する包囲された中空の内部を有する搬送可能なキャビネ ットを備えている。１つの壁パネルの一端はキャビネットに係止され、他方の端 部はヒンジにより第２の壁パネルに取り付けられる。複数の追加の壁パネルが同 様の態様で互いにヒンジ式に連結されて所望の長さの壁を形成する。

１つの好ましい実施例においては、キャビネットはキャスタ上に設けられ、また 他の好ましい実施例においては、キャビネットは壁に吊られるようになされる。

両方の好まし゛い実施例において、キャビネットの中空の内部の収納隔室は、開 放可能であって折り畳んだ壁パネルの取り外し及び復帰を許容するドアによって 閉鎖されている。当業者は以下の記載から、上述の及び他の目的を本発明の装置 により達成することができることは明らかであろう。

図面において、 図１は、キャスタを有する本発明のキャビネットの実施例の斜視図であり、図２ は、ドアが開放されまた壁パネルが広げられた状態の図１のキャビネットの斜視 図であり、 図３は、図１のキャビネットの収納隔室の１つを線３−３に沿って取った部分拡 大断面図であり、 図４は、図３の線４−４に沿って取った拡大断面図であり、図５は、図２の実施 例を一部断面で示す部分平面図であり、図６は、図３の収納隔室の平面図であり 、図７乃至図９は、パネルをキャビネットに係止する機構を示す図であり、図１ ０、図１１及び図１２は、他の実施例を示す図２、図３及び図４とそれぞれ同様 な図であり、 図１３及び図１４は、キャビネット及びパネルに装着されたブレーキを有するキ ャスタを示す拡大斜視図である。

図面において、図１及び図２は、本発明のキャビネット−間仕切り１０を示して いる。図１においては、キャビネット−間仕切り１０は間仕切りとして使用され る前の状態で示されており、また図２においては、キャビネット−間仕切りは、 ドア１１を開放しまた通常はキャビネット−間仕切りの中に収容される壁パネル １２を広げた状態で使用している状態で示されている。図１においては、ドア１ １の一方だけが見えるが、このようなドアは２つあり、各々キャビネット−間仕 切り１０の両端に設けられている。

図１及び図２を更に参照すると、キャビネット−間仕切り１０が、垂直の作業面 １３及び水平な作業面１４の両方を有しているのが分かる。キャビネット−間仕 切りはまた、収納引き出し１５と、水平な作業面１４の下方のキャビネットの内 部の一部を閉止するドア１６とを有している。キャビネット−間仕切り１０は、 全方向型のキャスタ１７の上に取り付けられており、これによりこのキャビネッ ト−間仕切りは運搬型であると共にある位置から他の位置へ容易に動かすことが できる。

図３、図４及び図６においては、キャビネット−間仕切り１０は、壁、＜ネル１ ２がキャビネット−間仕切り１０の中空の内部の２つのパネル収納隔室１８の一 方の中に収納されている状態で示されている。これら図面に示すように、選択さ れた壁パネル１２の各々の底部には、隔置された２対の床係合キャスタ２１を有 する足部２０と共に、脚部１９が設けられている。

図３及び図４を更に貧照すると、パネル１２ａの内側端部の頂部及び底部にそれ ぞれ取り付けられた係止ビン２２および２３があることが分かる。ビン２２およ び２３は、頂部及び底部２４および２５と協働し、パネル１２ａが隔室１８から 滑り出すのを許容すると共に、パネル、１２が収納隔室１８から取り除かれて図 ５に示すように広げられた時に、パネル１２ａがキャビネット１０からはずれる のを阻止する。

図６を参照すると、各々の壁パネル１２は、ヒンジ２６によってすぐ隣接するパ ネルに連結され、これにより各パネルは容易に広がり又は折り畳まれて図２及び 図５にそれぞれ示すように一体の壁を形成することができる。

図７、図８及び図９においては、頂部スライド２４及びそのパネル１２ａ１ビン ２２および隔室１８との関係が示されている。図７に最も良（示すように、スラ イド２４は、自己潤滑型のプラスチックであるのが好ましい細長い部材で壱って 、この部材はその両端にビン２２及びスロット２Ｂ、２９のための通路２７を有 している。

図３、図４及び図８に示すように、スライド２４は、一対のボルト３１．３２及 びナツト３３．３４によって、隔室１８の１つの壁の上のブラケット３０に固定 されている。ボルト３１は、スロフト２８を貫通すると共にこのスロットよりも 幅の小さなシャンク３１ａと、スロット２８よりも幅の広い拡大された頭部３１ ｂとを有している。スライド２４の他方の端部は、同様な態様でボルト３２及び ナツト３４によって固定されている。パネル１２ａが図８に示すように収納され ている時には、ボルト３１および３２はスロット２８および２９の一番右側の端 部にあり、またパネル１２ａが（図９に示すように）完全に伸びている時には、 ボルト３１および３２は、スロット２８および２９の最も内側の他端部に位置し ており、またビン２２は通路２７の最も外側の端部に位置している。図３に示す 底部スライド２５は頂部スライド２４と同一であり、この底部スライドはボルト ３５および３６により隔室１８の底部に取り付けられている。

最後に図４においては、壁パネル１２は、隔室１８の側壁に取り付けられたロー ラ３７によって、隔室１８の中で安定化されている。

使用する際には、図１に示すように折り畳み壁パネル１２を収容しまたドア１１ を閉じた状態のキャビネット−間仕切り１０を分割すべき領域に容易に動かすこ とができる。キャビネッ、トー間仕切り１０を必要とする場所に定置して領域を １又はそれ以上の所定の私的な領域に分割する。次にキャスタ１γを、図１３に 関して後述するキャスタブレーキで適所に係止する。ドア１１を持ち上げ、ヒン ジ式に折り畳まれた壁パネル１２を、図５に破線で示すように重積体３８として 収納隔室１８から取り出す。収納隔室１日からのパネル１２の移動は、パネル１ ２ａ１ビン２２および２３及びスライド２４．２５によって制御されかつ停止さ れる。重積体３８としてのパネル１２の引き出しは、選択した壁パネル１２の足 部２０に設けられたキャスタ２１と、ローラ３了により容易に行える。次に壁パ ネル１２を図５の右側に示すように広げ、図２に示すように壁を形成するように 配設することができる。必要であれば、図１４に関連して後述するように、キャ スタ２１にもキャスタブレーキを設けてこのように形成された譬を動かないよう にするのを補助することができる。

同様な手順を用い、キャビネットの内部の他のパネル収納隔室の中に収納された 壁パネルを用いて第２の壁の取り出し及び組み立てを行うことができる。

壁を分解して壁パネル１２を収納隔室１８の中に収納しようとする時には、キャ スタ２１にキャスタブレーキが設けられていればこの牛ヤスタブレーキのロック を解除すると共にヒンジ式のパネル１２を折り畳み、図５に示すように重積体３ ８を形成する。収納隔室１８の中における壁パネルの重積体３８の収納は、協働 するビン２２．２３、スライド２４および２５及びローラ３７によって容易に行 うことができる。

上述の記載及び図面から、本発明が、大きな領域をより小さなより私的な領域に 分割するための、非常に便利で廉価でありかつ柔軟性のある手段を提供すること は当業者には明らかであろう。図２に示すように、形成された壁は、直線状、角 度付きあるいは部分的に折り畳んだ形状にすることができる。壁は、単一の壁パ ネルあるいはどのような数の壁パネルの幅とすることもでき、また壁がいずれの 方向においても伸長することができる範囲内とすることができる。

図１０乃至図１４は池の実施例を示しており、この実施例においては、「ダッシ ュ」を付すことを除いて同様の要素を説明する。図１０を嘗照すると、キャビネ ット−間仕切り１０′は２つのドア１６゛　を有し、このドア１６゛　の側方に 設は３つの引き出し１５°が設けられている。実施例１０と異なり、隔室１８′ 　に係止されたパネル１２ａ゛は、その後部に向けて係止されており、また残り のパネル１２ａ′は異なった態様で折り畳まれている。この折り畳みは、互いに 関して対称的な拡張及び折り畳みを提供する。引っ張りストラップハンドル４７ が先導パネルに示されており、このハンドルはパネル１２′　を収納隔室１８゛ 　から拡張するのを助ける。

図１１及び図１２には、キャビネット−間仕切り１０′の内側の中間ヘッダ４０ が示されている。これは、図３に示されたものよりも幅が増加されたより剛性を 有する中央パネル５０が行うように、ドア通路１１゛　に対する安定性を提供す る。また、ネジ切りされたインサートネジ３１’　、３２’　を用いて摺動バー ２４゛および２５′　を固定する。これらのネジは、ネジの緩みを防止するため のナイロンハツチ（図示せず）を有している。キャビネット−間仕切りのベース にはパンパ４１が設けられていて脚部１９°に接触しないようにしている。また 、ナイロンで形成するのが好ましい略細長いＣ字形状のドアハンドル４２も示さ れている。

図１３及び図１４を参照すると、キャスタ１７′　および２１゛　が示されてい る。

キャスタ１７゛　は、ブレーキ部材４４を有しており、同様にキャスタ２１゛　 もブレーキ部材４５を有している。

本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変形及び変更を行うことが できることは、当業者には明らかであろう。例えば、必要であればキャビネ・ン トー間仕切りを、壁に吊り下げるようにすることもでき、あるいはパネル収納隔 室の両側に水平な作業面を有するダブルキャビネットとして提供することができ る。また、キャスタ及び脚部は、図示しまた説明した以外の形態を取ることがで きる。従って、本発明は請求の範囲によってのみ限定されるものである。

独占的な所有権すなわち特許権が請求されている本発明の実施例は請求の範囲の 通りである。

ＦＩＧ、　１２ 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、（ａ）　包囲されたパネル収 納隔室を有するキャビネットと、（ｂ）　前記パネル収納隔室の中の複数のヒン ジ止めされた壁パネルであって、該パネルの第１のものはその一側部が前記キャ ビネットに係止されており、また該パネルの第２のものは前記第１のパネルの他 側部にヒンジ式に連結され、これにより、該パネルは、その一端部が前記キャビ ネットによって係止された壁を形成することができる、前記壁パネルとを備えて 成るキャビネットー間仕切り。
2. ２．請求項１の搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、前記キャビネット 及び前記ヒンジ止めされた壁パネルの少なくとも一方が、ロックすることのでき るキャスタに取り付けられている、キャビネットー間仕切り。
3. ３．請求項１の搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、前記キャビネット がドア部材を含む、キャビネットー間仕切り。
4. ４．請求項１の搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、前記キャビネット が引き出し部材を含む、キャビネットー間仕切り。
5. ５．　請求項１の搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、２つの収納隔室 を備え、各々の収納隔室が１式の折り畳み可能なパネルを有している、キャビネ ットー間仕切り。
6. ６．請求項１の搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、前記パネルの１つ が、先導パネルを提供すると共に、該パネルを引っ張るためのハンドルを有して いる、キャビネットー間仕切り。
7. ７．搬送可能なキャビネットー間仕切りであって、（ａ）　包囲されたパネル収 納隔室を有するキャビネットと、（ｂ）　前記パネル収納隔室の中の複数のヒン ジ止めされた壁パネルであって、該パネルの第１のものはその一側部が前記キャ ビネットに係止されており、また該パネルの第２のものは前記第１のパネルの他 側部にヒンジ式に連結され、これにより、該パネルは、その一端部が前記キャビ ネットによって係止された壁を形成することができる、前記壁パネルと、（ｃ） 　前記パネルの少なくとも幾つかのものの対向する側部にある足部に取り付けら れた少なくとも２つの隔置されたキャスタを有するキャスタ手段とを備えて成る キャビネットー間仕切り。