JP6158215B2 - 部屋のドアをドアフレームに支持するヒンジに選択的に取り付けられるキャビネットおよび鏡、かかる取付用のヒンジ、ならびにその取り付けのための方法 - Google Patents

部屋のドアをドアフレームに支持するヒンジに選択的に取り付けられるキャビネットおよび鏡、かかる取付用のヒンジ、ならびにその取り付けのための方法 Download PDF

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Description

部屋の内外へ開口するドア等の別の物品を支持する同じヒンジによって支持されるキャビネットおよび鏡等の物品。好ましい実施形態において、物品はキャビネットであり、ドアまたは別の種類のヒンジ式物品も支持するヒンジ上で揺動することによって、ドアに対して移動でき、その結果、キャビネットは、ドアまたは他の物品によって閉じられるか、ドアまたは他の物品に対してある程度まで開けられる。鏡は、同様に取り付けられるか、かかるヒンジ式キャビネットの一部として取り付けられるかのいずれかである。本発明によれば、キャビネットおよびドア、またはキャビネットおよび鏡、または2つのキャビネット、または2つの鏡等の物品が、ヒンジに取り付けられ、次いで、2つ以上のヒンジ式物品のうちの1つを受ける壁またはフレームに支持される。
従来技術には、種々の種類のヒンジによって支持される多数のキャビネットまたは類似の物品がある。例が、以下の米国特許に示されている。
米国特許第6,457,278号明細書−Fleming、2002年10月1日発行、発明の名称「Pivotal Doorway Furnishing」。
米国特許第3,834,782号明細書−Pampinella、1974年9月10日発行、発明の名称「Toilet Article Container」。
米国特許第2,907,617号明細書−Worrall、1959年10月6日発行、発明の名称「Storage Equipment and the Like」。
米国意匠第152,384号明細書−Weaver、1949年1月11日、名称「Record Cabinet」。
米国特許第767,232号明細書−McClung、1904年8月9日発行、発明の名称「Window Refrigerator」。
米国特許第6,647,664号明細書−Kochan, Sr、2003年11月18日発行、発明の名称「Hanger for a Housing」。
米国特許第5,984,441号明細書−Stokhuijzen、1999年11月16日発行、発明の名称「Modular Storage and Transportation System of Tools and Materials」。
米国特許第4,699,437号明細書−Genereaux、1987年10月13日発行、発明の名称「Apparatus for Storing Objects」。
これら特許のいずれも、キャビネットまたは他の装置が、ドアに対して枢動可能であり、キャビネットまたは他の装置が、ドアに対する一位置においてドアによって閉められるようにドアに対して位置決めでき、ドアに対して枢動自在に可動であって、キャビネットまたは他の装置に対するアクセスを提供するように、ドアフレームでドアを支持する同じヒンジに接続されるキャビネットまたは他のいずれの種類のコンテナ、ハウジング、または装置も開示していない。また、それらは、壁に取り付けられるヒンジに取り付けられるかかるいずれの装置も示していない。
キャビネットまたは、これ以降キャビネットと称する他の類似装置は、戸口に取り付けられるドアのヒンジに支持されるヒンジ部を有している。キャビネットは、キャビネットの内部へのアクセスが提供される戸口ドアに対する1つの枢動位置を有し、キャビネットの内部へのアクセスが閉じられる前記ドアに対する別の枢動位置を有している。キャビネットヒンジ部は、二重ヒンジのものであってもよく、ここで、第1の部分が単一のヒンジピンによって第2の部分とヒンジ接続され、第2の部分が、順に、当初のドアヒンジの部分と二重ヒンジピンを介してヒンジ接続される第3の部分とヒンジ接続されている。この複数部式キャビネットヒンジは、キャビネットが、依然としてドアフレームにヒンジ接続されているドアに対して二重ヒンジピンの軸を中心として枢軸動することを可能にしており、いずれの点においても、単一のヒンジピンを中心として枢軸自在に移動されてもよく、ドアがキャビネットの開いた側面も覆うキャビネットの閉じ位置から約135°である弧を通って、キャビネットが移動することを可能にし、キャビネット内のキャビネット棚上のものをより容易に利用できるようにしている。
単一のキャビネットと係合し、キャビネット内部へのアクセスを妨げる表面をドアが有する位置へ、枢動自在に移動する単一のキャビネットがあってもよい。キャビネットは、背面が前面よりも幅広であるような、傾斜された側面を有していてもよく、傾斜が等しい角度であるように、前面が位置決めされるのが好ましい。これにより、側面が傾斜していない場合、キャビネットが、ドア表面430の平面からの約90°だけであるその90°全開位置へ、およびそれを超えて移動することが可能となり、キャビネットが、閉じられた後側および開いた前面に対して等しい寸法を有する長方形の箱としての形状をしている場合、全開位置は、最大の90°よりも約20°から30°以上大きい。キャビネットがドア側面に対して閉じられている場合、キャビネットに隣接するドア側面が依然として、開いたキャビネット前面に対するカバーである、互いに最も隣接するようヒンジ接続される2つのキャビネットがあってもよい。別々のキャビネットは、ドアの反対側に位置決めされてもよく、それらの間の共通のアクセスとしてドアを有する2つの部屋にキャビネット格納空間を提供する。無論、ドアはドアフレームの垂直な一部分のみにヒンジ接続されているため、他のドア側面に対するキャビネットヒンジ部分の位置は、反対にされる。
本発明の特徴の1つは、2つの部分だけを有する少なくとも2つのドアヒンジピンに対する一セットのヒンジ部分であり、そのうちの1つは、キャビネットの側面に固定され、他の側面は、ドアフレームに固定されている。この特徴の改良は、上で説明した二重ヒンジ式のヒンジである。すべての例において、いずれかの種類のヒンジ構造の共通の特徴、すなわち、キャビネット側面に固定されるヒンジ部は、キャビネットに調節可能に取り付けられ、ドアのヒンジピンへの2つのヒンジ編成の中間ヒンジ部を介する直接的または間接的ないずれかの接続を有しており、その結果、キャビネットが、ドアに役立ち、ヒンジピンを含む固定ヒンジ部分によって枢動自在に支持される。より詳細には、各ヒンジピンは、ドアヒンジの両部分における開口を通って延在する通常部分を有し、その通常部分の上にあるか、または、その通常部分の下にあり、周方向に拡大されたピン頭部によって離間される別の部分を有しており、その結果、ピン頭部が、すべてのドアヒンジのドアヒンジの固定部分の上部に載置される。時には、上部キャビネットヒンジ部分だけにとって、二重ヒンジピンの頭部と支持係合状態にあることが望ましく、下部キャビネットヒンジは、ドアヒンジの固定部分の下に位置決めされるそのヒンジ部分を有している。本編成において、ドアのヒンジピンとのキャビネットヒンジ部分の接続は、キャビネットヒンジ下面がピン頭部に抗して支持されないが、ドアピンによって依然として回転可能に案内されるように編成され、いずれのヒンジピンも引き出すことなくキャビネットをドアから容易に取り外すことが望まれる場合、キャビネットヒンジピンを中心として嵌合するすべてのキャビネットヒンジ部は、そのピンの上端に嵌合し、ヒンジピンの上側および下側部分を離間させるピン頭部によって支持されなければならず、従って、いずれのドアヒンジも分解することなく、キャビネットを取り外し、および置き換えることが可能となる。
別の特徴は、包装紙のロールおよび包装用パッケージの装飾品ならびに必要な工具等のいくつか比較的特殊なものを収納するためのキャビネット内部の棚材の編成である。キャビネットは、勉強、読書、裁縫、美術工芸に関する作業、製図、服のアイロン掛け、または、かかる作業スペースを必要とする何に対しても使用できる折り畳み式の作業スペースを備えることができる。作業スペースは、跳ね上げて、ちょうどキャビネットの内部に入るため、それはまたカバーとしても動作する。キャビネット後側の外側は、それに設置される鏡を有していてもよい。それは、女性または男性の身支度のための長さの長い鏡であってもよく、または、女性が髪を梳かしたり、化粧品を使用したりするために容易に見ることのできる短い鏡であってもよい。かかる鏡は、キャビネットが閉じられていれば、いつでも利用できる。本発明はまた、鏡が壁に取り付けられ、キャビネットが、壁にも取り付けられるヒンジ式のフレームに取り付けられている場合、キャビネットと同行する類似の鏡も含んでいる。壁に沿って利用可能な部屋および部屋を使用する人の望みによって、ヒンジ式フレームは、壁に取り付けられた鏡の1つの垂直縁部と平行であってもよく、または、それ自体が、本発明の一部であるヒンジを用いてそのヒンジ式フレームに取り付けられてもよく、その結果、キャビネットとしてのドアが、その同じフレームに固定されるヒンジに、または、キャビネットがその隣接するヒンジ式フレームに固定されるヒンジに取り付けられる隣接ヒンジ式フレームに取り付けられる方法で、鏡も可動である。
本発明のキャビネットのうちの少なくとも1つの更に別の特徴は、時々その裏側と称されるキャビネットの外壁が、実質的な垂直軸を中心とする曲線から成り、その結果、キャビネットの外壁は、弧状断面キャビネットから軸が離間した円筒の垂直に延在する弧を形成し、キャビネット内の棚は、キャビネット外壁の内面と係合する円筒形弧状表面を有する棚の弧状断面と類似している。それはまた、その種々の部分において曲率量を変化させるよう異なる軸を中心とする曲線であってもよい。
鏡、好ましくは、身支度時、キャビネット内部の収納領域のいくつかまたはすべてに対するクロージャとしても機能でき、ヒンジ上で揺動して、かかる収納領域へのアクセスを提供できるように、キャビネットの外側に位置し、キャビネットの一部であるか、または、キャビネットおよびドアと共に別々にヒンジ接続されるかのいずれかであり、更に、ただ鏡を閉じてキャビネット収納領域を閉じることによって、ヒンジの同じセットにも取り付けられるドアから離間して弧状に良好に位置決めされるキャビネットと共に鏡を使用するよう所望する場合、使用するのに十分な長さの鏡を有することも、本発明の特徴である。
図1は、キャビネットをドアのヒンジに接続するヒンジ部分がキャビネットに設置される前の、本発明を実施するキャビネットの斜視図である。 図2は、キャビネットをドアのヒンジに接続するヒンジ部分がキャビネットに設置された状態を示す、図1のキャビネットの正面図である。 図3は、キャビネットをドアのヒンジに接続するヒンジ部分がキャビネットに設置された状態の、図2の矢印3−3の方向に取った図1および2のキャビネットの一方の側面の側面図である。 図4は、図2の矢印4−4の方向に取った図1および2のキャビネットの他方の側面の側面図である。 図5は、2つの部屋の間のアクセスを提供する典型的なドアの斜視図であり、ドアは、ドアをそのドアフレームに枢動自在に取り付けるヒンジに取り付けられ、図1〜4に示すもののようなキャビネットも取り付けることができる少なくとも2つのヒンジを含んでいる。本発明を実施する改良されたキャビネットは、ドアに設置され、開いた状態で示されている。このキャビネットの汎用性のいくつかが示されている。(より詳細に、図5を更新)例によって、広げられてその表面を機能させ、折り畳まれてキャビネット収納領域の一部を覆う作業場を有する。また、内側に傾斜された改良したキャビネットの垂直側面も示し、これら側面の前縁部は更に、キャビネット後側から延在し、2つのキャビネット垂直側面の前縁部が、これらの同じキャビネット垂直側面の後縁部よりも互いに隣接するよう成されており、傾斜側面キャビネットが90°よりも大きく開くことを可能にしている。 図6および8〜10は、キャビネットが、後で図11、12、および13に示すように、曲線状後側を有する場合、キャビネットの2つの側面に接続される棚のひとつを示す、若干簡略化した図である。図6は従って、図12の矢印6−6の方向に取った断面図である。キャビネットの曲線状後側は、円の弧上に形成され、従って、一定の半径を有する。 図7は、図6の矢印7−7の方向に取り、一部を切り欠いたキャビネットの側面の1つの立面図である。 図8は、図6と類似の図であり、短い半径を有する弧上のいずれか一方の側面に形成される曲線状キャビネット後側を示し、これら側面の弧を接続する部分は、より長い半径を有する弧上に形成され、結果として、かかる異なる弧を用いて作成される図示の湾曲した背面および棚を生じる。 図9は、図8と類似の図であるが、小さい半径の弧が若干長い半径を有し、長い半径の弧は、図8の長い弧の半径よりも小さい半径を有する。図6および8に示す構成よりも長い棚領域を提供する効果がある。 図10は、図8および9と類似の図であるが、短い半径を有する弧上に形成されるキャビネット側面近傍の曲線状後側の部分、次いで、若干長い半径を有するこれらと結合する後側の隣接する2つの部分、更に長い半径上に形成される曲線状後側の中心部分を使用し、従って、図9に示す図によって提供されるものよりも大きい棚領域を提供する。 図11は、図1〜4のキャビネットの改良版であるキャビネットの簡略化した形態を斜視図で示し、キャビネット曲線の後側を作成することにより、キャビネット側面がキャビネット後側と結合される尖った角を無くすことによってより滑らかな外観を提供し、また、若干長い棚領域を提供することもできる。このキャビネットは、図6に示すように湾曲して形成される後側を有するが、それよりも、図8〜10のいずれかによって示されるように湾曲して形成されてもよい。それは、図5に示すような、開けられて、所定位置で機能する折り畳み式の作業面を示している。 図12は、作業面がその格納位置にある、図11のキャビネットの正面図である。 図13は、図12に示すような、その図の矢印13−13の方向に取ったキャビネットの断面図であり、折り畳み式作業面が図11に示す開位置にある。 図14は、図12の矢印14−14の方向に取った図11〜13のキャビネットの側面図であり、折り畳み式作業面が図11に示す開位置にある。 図15は、図14の矢印15−15の方向に取った図11〜14のキャビネットの背面図である。 図16は、図15に示すキャビネットの後側に取り付けられ、その結果、図26に示す図に示す方向にキャビネットを移動することによって所望の角度位置へ動かすよう使用されてもよい鏡を示す。 図17乃至28は、より簡略化した形態で、種々の後側処理を有するキャビネットの開閉位置を示し、キャビネットは、ドアフレームに固定されてキャビネットおよびドアの両方を支持し、一例に示すように、鏡も支持するただ1つのヒンジ部分を用いてそれにヒンジ接続されるドアも有するドアフレームにヒンジ接続される。すべての図は、あたかも観察者がキャビネットの上にいて、キャビネットが枢動自在に支持される構造上の、または、それに対する壁、ドアフレーム、およびドアに対するキャビネットの設置を見下ろしているかのような方向にある。図17は、特に、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置にある図1〜4のキャビネットを示す。 図18は、弧状開位置にあるが、ドアおよびドアフレームに対するその最大範囲までは開かれていない図17のキャビネットを示す。 図19は、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置にある、傾斜側面キャビネットである図5のキャビネットを示す。 図20は、ドアおよびドアフレームに対するその弧状最大開位置にある図19のキャビネットを示す。 図21は、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置にある図8のキャビネットを示す。 図22は、図21のキャビネットを示す(ただし、ドアおよびドアフレームに対するその最大開位置にある図9のキャビネットの特定のキャビネット後側曲線を除く。この位置は、図17および18のキャビネットの最大開位置とよく似ている。 図23は、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置にある図10のキャビネットを示す。 図24は、ドアおよびドアフレームに対するその弧状最大開位置にある図23のキャビネットを示す。 図25は、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置にある図116のキャビネットを示す。鏡は、必要に応じて見るために利用できる。 図26は、ドアおよびドアフレームに対するその弧状最大開位置近傍の図25のキャビネットを示す。鏡は、観察者がキャビネットの右に立っている間、依然として、必要に応じて見るために利用できる。 図27は、ドア、そのドアフレームに対する枢軸動のために別々に取り付けられる図16に示すような鏡と共に、ドアおよびドアフレームに対して枢動自在に取り付けられるものとして、図5および図19のキャビネットを示す。鏡は、その鏡面がドア表面430の近傍にありながら、ドアとキャビネットとの間に位置決めされる。キャビネットは、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置で示されており、鏡も、ドアおよびドアフレームに対するその閉じ位置にある。 図28は、ドア、そのドアフレーム、およびキャビネットに対する枢軸動のために別々に取り付けられる図16に示すような鏡と共に、ドアおよびドアフレームに対して枢動自在に取り付けられるものとして、図27のキャビネットを示す。キャビネットは、ドアおよびドアフレームに対するその弧状最大開位置の近傍ではあるが、そこまでではない弧状に移動され、鏡は、ドアおよびドアフレームに対するある範囲までではあるが、その完全な範囲までではない弧状に移動される。かかる完全な範囲は、その完全な範囲まで移動されたキャビネットによってのみ達成できる。鏡は、移動する者が単に鏡を使いたい、またはキャビネットの中身にアクセスしたい場合に、キャビネットと同時に移動されてもよい。図27に関する上記の代替案のいずれかは、所望の通り使用されてもよく、その結果、鏡は、使用者がそうであって欲しいと望むように視覚的にアクセスできる。 図29は、図1〜4のキャビネット、ならびに、図5、11乃至16に示す他のキャビネット、および図17〜27に示すキャビネットに固定されるヒンジ部分のうちの上側の1つの立面図である。それはまた、図27および28の鏡にも使用できる。しかし、図31〜33のまたは37〜38のヒンジは、より良い利点に対して、図面のうちのいくつかに使用されてもよい。このヒンジ部分が一部であるヒンジは、開閉枢軸動のためにドアを支持するためだけに用いられる標準のヒンジに対して改良されている。 図30は、図1〜4のキャビネット、ならびに、図5、11乃至16に示す他のキャビネット、および図17〜27に示すキャビネットに固定されるヒンジ部分のうちの下側の1つの立面図である。それはまた、図27および28の鏡にも使用できる。しかし、図31〜33のまたは37〜38のヒンジは、より良い利点に対して、図面のうちのいくつかに使用されてもよい。このヒンジ部分が一部であるヒンジは、開閉枢軸動のためにドアを支持するためだけに用いられる標準のヒンジに対して改良されている。 図31は、図29のヒンジ部分の、その図の矢印31−31の方向に取った端面図である。 図32は、図29のものとよく似た改良ヒンジ部分の立面図であるが、ヒンジ部分における追加の屈曲部がキャビネット側面の一部を受けるように、そのキャビネット側面が図6に示すキャビネット後側に接続される場合、キャビネット側面と共に使用されるよう構成されている。 図33は、ヒンジ部分が取り付けられるキャビネット側面の構造を収容する、その中の追加屈曲部を明確に示すヒンジ部分32の端面図である。 図34は、キャビネット、または鏡、またはキャビネットおよび鏡が、ドアフレームに固定されるヒンジ部分に枢動自在に取り付けられる場合に必要な改良ヒンジピンの立面図である。 図35は、図34のピンの、その図の矢印35−35の方向に取った端面図である。 図36は、図34に示す改良ヒンジピンの斜視図である。 図37は、ドアフレーム上でドアおよび、キャビネットおよび鏡等の1つか、2つの他の装置を枢動自在に支持するドアフレームに固定される同じヒンジ部分上にキャビネットまたは鏡を枢動自在に取り付けるために、キャビネットまたは鏡に固定されて、ドアフレームに固定されるヒンジ部分と共に協働する部分を示す、更に改良したヒンジの平面図である。 図38は、図37のヒンジ部分の、その図の矢印38−38の方向に取った端面図である。 図39aおよび39bは、曲線状背部をキャビネット側面に取り付ける好ましい方法、および、ヒンジ部分の円筒形部分にヒンジピンを受けるヒンジ部分をキャビネットに取り付ける好ましい方法を示す。キャビネットの木材部分を、断面で示す。図39aの図は、図11の矢印39a−39aの方向に取った断面図である。図39bは、図12の矢印39b−39bの方向に取った断面図である。それらは、図11〜15に示すようなキャビネットの図6に示す図の左右部分と類似している。 図40は、図39で使用されるヒンジ部分の平面図である。 図41は、図40に示すヒンジ部分の、その図の矢印41−41の方向に取った端面図である。 図42は、ドア、ドアフレーム、およびヒンジセットの斜視図である。 図43は、本発明のキャビネットの内側の斜視図である。 図44は、ドアに設置される本発明のキャビネットの斜視図である。 図45は、本発明のユニバーサルヒンジ取付ブラケットの斜視図である。 図46は、従来のドアヒンジに設置される本発明のユニバーサルヒンジ取付ブラケットの側面図である。
図1〜4に示すキャビネット20は、底部22、上部24、第1の側面26、第2の側面28、および、キャビネットの背部である第3の側面30を有している。Tは、側面26の内面46および側面28の内面48に調節可能に取り付けられる一連の棚32、34、36、36、38、40、42、および44を有している。1つ以上の棚を固定することが、多くの場合有利である。棚38は、本キャビネット20において固定棚である。棚がキャビネット側面に恒久的に固定されなければ、いくつか利用可能な調整編成のうちのいずれかを使用してもよい。これらの棚は、後側30から、底部22の前縁部52、上部24の54、および、2つの側面26および28の56および58それぞれによって画成されるキャビネット前面へ前方または少なくとも最近傍に延在している。
側面のうちの1つは、キャビネットが設置された場合に位置するドアの側面に依存するので、この図示において、その側面は、側面28である。それは、少なくとも2つの垂直なスロット、好ましくは3つから5つのかかるスロット60、61、62、63、および64を有している。これらのスロットは、図1および3に良好に示されており、側面28は内部にこれらのスロットを有している。ヒンジが他の側面近傍にある場合は、それは側面26となる。スロット60、62、および64は、側面28の前面58の僅かに内側に位置している。ベルクロ(商標)等から作製され、その半部がドア上の指定の場所に取り付けられ、別の半部がキャビネット上の指定の場所に取り付けられる面ファスナー68があり、その結果、キャビネットがドアに対して閉じられる場合に、キャビネットが、ファスナーの把持動作に抗して、強制的にファスナー68の2つの部分の係合を解除するような時まで、ファスナー68の2つの部分が係合し、キャビネットをドアに対するその閉じ位置に担持する。図3はまた、これらのヒンジ部分をキャビネットに固定して適切な高さのドアヒンジと容易に嵌合する調節可能な能力と、ドアヒンジのピンの可用性に対する前後調節編成も示している。
図5は、そのヒンジ404および406によってドアフレーム402に取り付けられるドア400を示している。本発明の一部を具現化するキャビネット408は、図29〜31のヒンジ70および72または図37および38のヒンジ200を用いるドアヒンジ404および406に枢動自在に取り付けられている。図5は、2部屋間のアクセスを提供する典型的なドア400の斜視図であり、ドアは、図29〜31に示すヒンジ70および72のヒンジ部分404および406に取り付けられている。これらのヒンジは、それらがドア400をそのドアフレーム402に枢動自在に取り付けるように、共に枢動自在に固定される部分を有している。ドア400をドアフレーム402に枢動自在に支持するヒンジは、ドアの上部、中央部、および下部に位置してもよく、また、対応する箇所でドアフレームに固定されてもよい。しかしながら、キャビネット408または他のいずれかのキャビネットをそのヒンジの一部を介してドアフレームおよびドアにも取り付ける目的に対して、最も少ない数の2つのヒンジのみを図1〜4に示しており、キャビネットがドアに対して、および/または、ドアフレームに対して弧408’状に枢軸動できるように、キャビネットをドア400およびドアフレーム402に枢動自在に取り付けるようにも採用されている。キャビネット408は、また本発明を具現化する図1〜4のキャビネットの変形例であり、ドア400およびドアフレーム402に対して開かれて示されている。
改良されたキャビネットの垂直な対向する側面410および412は、内側に傾斜するように示されており、これら側面のそれぞれの前縁部430および432は、キャビネット後側からそれらの後縁部よりも更に延在し、2つのキャビネット垂直側面の後縁部をそれらキャビネット垂直側面410および412の前縁部430および432よりも互いに近づけるように成されており、垂直側面410のキャビネット後縁部がドアフレーム402の表面434に接触する前に、弧408’が実質的に90°よりも大きくなるように、傾斜側面のキャビネットを開くことができるようにしている。キャビネット408は、側面410および412、後側414、上部416、および底部418を有している。上部416および底部418も、キャビネットの上部および底部部分において側面410および412の傾斜と一致するために傾斜されている。また、キャビネットの底部418および上部416の端部は、それらが、図1〜4に示すように、矩形ではなく、わずかに台形形状であるように形成されている。これにより、側面410および412は、キャビネット背面414に接続されるそれらの縁部がキャビネットの前から後ろに向かってわずかにテーパが付けられるように、位置決めできる。これにより、キャビネットが、図12および13に示し、後述する両開き式ヒンジを必要とすることなく、弧408’によって示すように、90°を超えて良好に外側に向かって弧状に移動もできる。これらの傾斜垂直側面は、所望する約90°を超える追加の開口量次第で、1、2°のオーダーで10°以上まで、キャビネット後側に対する90°未満の関係を有する。通常、約120°から135°の弧408’を介する開口で十分である。
側面410から側面412および背面414に延在するいくつかの棚420がある。棚420の長さよりも短く、従って、側面412および背面414にのみ取り付けられ、そこに長いものを格納できるように上側棚420から上部416までの空間を空けたままにする別の棚422がある。棚は、いずれか所望の垂直間隔で備えられてもよく、所望のように、側面410および412のうちの1つから延在してもよい。
このキャビネットの汎用性のいくつかが示されている。板404は、その格納位置から下方に枢動してもよく、それは、下方位置に保持されて板404の自由端428を支持できる脚部426を有している。この板は、多くの異なる作業に使用されてもよい。例えば、それは、一般的な作業場または机用スペースであってもよい。また、それは、アイロン台、製図台、比較的小さなものを組み立てるための表面、パッケージまたは箱を包装するためのスペース、持ち運びできるミシンによる裁縫用、および他の多くの同様の作業用として使用されてもよい。それは、広げられてその表面を機能させ、部屋の床に対して水平となることが好ましい。使用しない場合、それは、キャビネット収納領域の一部を覆うように約90°上方に折り畳まれる。下側棚420の直下に、板404は、その格納位置に上方へ枢動されても良いように、側面410および412に枢動自在に取り付けられており、棚420および422の前後幅が、側面410および412の前縁部からのキャビネットの深さよりもわずかに小さく、板424が側面408および410内部に格納される十分なスペースが可能となる。板をその格納位置に固定するラッチ(不図示)があってもよい。または、板が上に折り畳まれた場合、脚部が板と接触したままであるように、面ファスナーの2つの部分が、それぞれ板404の底部および脚部426の内側に取り付けられてもよい。5
図6〜10は、図19乃至28の説明と共に、図11〜15に関して以下に説明するキャビネット140に対する曲線から成る後側の設備のいくつかの詳細を示す。
図6は、2つのキャビネット側面142および144、棚146、および曲線状後側148を示している。棚は、平面状の前面150、および曲線状の後面152を有している。キャビネット側面は、少なくとも2つのヒンジセットのうちの一部をキャビネットに取り付けるために、図1〜4のスロット60、62、および64等のスロットを備える側面のうちの1つ(または、キャビネットが、例えば、図3に示す方法で、側面のいずれか一方に対してヒンジに接続されるよう成されている場合には両方)を有している。スロットのうちの1つ、60は、例えば、キャビネット側面144において見えている。キャビネットが、いくつかの箇所において、それに取り付けられるヒンジを有する側面142とヒンジ接続されている可能性がある場合、スロット60、62、および64も、その側面に備えられてもよい。
側面144の側面図である図7において、かかるスロットのうちの2つが示されている。時には、キャビネットの高さおよび使用されるヒンジの数によっては、一側面当たり4つ、または、5つ以上のかかるスロットがあってもよい。
図6において、2つのキャビネット側面142および144のそれぞれは、側面144の後側面へ延在する2つの角度を成して配設されるスロット156、158のうちの1つを有する後側取付バー154を有しており、その結果、それらの開口端部160、162が、キャビネット側面142および144の内側および外側を形成する垂直でより大きな表面に対して正確な角度となっている。この角度は、曲線状後側148がキャビネット側面142および144に組み付けられる場合、曲線状後面の外側縁部がこれらの角度を成して配設されるスロットに挿入されるべきである角度によって決定される。延長部のこれらの角度は、曲線状後側148の最終的に所望する断面形状、その後側が作成される材料の可撓性、および棚の、それらの最も深い場所およびそれらの浅い端部における所望する深さに依存する。設置される曲線状側148の曲線形状は、それが取付バー154および棚の曲線状後側148を介してキャビネット側面144および146に恒久的に接続されるように、最終的に決定される。この取り付けは、木工用ボンドまたはその同等品を塗布することによって、および、曲線状の棚後側148を通り、棚146および他の同様の棚ならびに各キャビネットの上部および底部に取り付けられる化粧ねじ172を適用することによって達成される。
棚146は、円の中心168を原点とする半径166を有する円の弧174として形成されるその縁部164の表面を有する。本例において示すように、円の半径166は、棚前面150によって画成される弦の長さよりも若干長く、半径は、各キャビネット側面からその中心において各棚に対して最大深さの所望量を与えるために棚がその表面上で湾曲する湾曲量、および、各棚のいずれかの端部においてそれ以上棚の表面が無くなるまで中心線の弧166から離間した棚前面150の長さと共に減少する深さを決定している。ねじ172および取付バー154は、キャビネット側面144および146と後側148とを、接着セットとして所定位置に保持する。ねじおよび接着剤は、キャビネットの剛構造を確実なものとする。
可撓性曲線状後側は、単一の一定半径で湾曲している必要は無い。図8および9に示すような2つの異なる半径長さ、および、図10に示すような連続的に変化する半径で湾曲していてもよい。これらの完全な円弧は、実質的に平行な後側の縁部を受けるスロットにより概略的に簡素化されたキャビネット側面142および144に接続されるように、図6、8、および10のそれぞれに略図で示されている。その場合は必要ではないが、いくつかの曲線形状にとって、それはかなり実現可能である。好ましい材料は、その少なくとも外側を精密に仕上げた比較的薄い合板材料であり、曲線状キャビネット後側は、硬質プラスチック、または、パーティクルボード等の細かい木材チップマッシュを用いて鋳込成形で作成でき、通常、精巧な外形仕上げを有することは言うまでもない。木材は、キャビネットを作成するために好ましい材料であるが、キャビネット全体、または、その一部のみは、硬質プラスチック材料から作成できる。
図8に示すように、後側174は、2つの異なる半径長さを用いて湾曲されてもよく、2つのかかる半径180および182は、より短い半径であり、1つのかかる半径184は、その円中心185から延在するより長い半径である。2つの短い半径180および182は、曲線状後側174の端部においてのみ、およびその近傍に位置し、それらの円弧部分188および190が一部分であるそれら各円の中心186を原点としている。これら2つの円弧部分は、完全な後側の曲線形状を形成する全弧194の対向する端部に位置している。その中心187から延在する半径184によって画成される円弧部分192は、完全な後側の曲線形状を形成する3つの円弧部分全体の約84%から94%を占めている。その完全な後側曲線形状は、円弧部分192の対向する端部において円弧部分188および190を有している。2つの円弧部分188および190それぞれは、本編成において後側曲線形状の全弧194の約2%から8%を構成している。円弧の異なる曲率は、短い距離にわたって結合し、ここで、それらは合流して、湾曲円弧部分192から、それぞれ2つの短い半径180および182によって画成される湾曲円弧部分188および190へ滑らかに変化する。
図9において、編成は、図8のものと類似である。相当に長い半径に対して比較的短いが、それでも図8の短い半径180および182よりも相当に長い2つの半径181および183がある。各短い半径は、円弧部分196および197のうちの1つに対している。長い半径198は、円弧部分199に対している。本編成において、各円弧部分196および197は、弧全体195の約25%であり、円弧部分199は、弧全体195の約50%である。格納するための所望の棚形状、従って、所望のキャビネット後側曲線形状を得るよう、弧全体の異なる比率を覆う他の円弧部分があってもよいことは、明らかであることは言うまでもない。
図10に示すように、キャビネット曲線状後側の曲線状円弧全体208は、雲形定規製図道具の縁部とよく似た漸進的な半径長さに起因する弧の曲線により作成できる。これはまた、図21〜22に略図で示す。図10において、弧全体208のような短い半径から長い半径への半径変化は、棚146の一端から最小弧湾曲の中心まで進み、従って、弧全体が最小弧湾曲の中心からその棚の別の端部まで進むにつれて、長い半径から短い半径へと進む。従って、図示の半径210、212、および214、更に半径216および218の長さは、単に瞬間的な特定長さであり、その結果、曲線状円弧全体208の曲率は、連続的に変化し、従って、各棚の領域の面積と形状は、これらの弧変化に呼応して変化し、更に通常は、例えば図1〜4の棚と比べて各棚の作業領域が大きくなる結果を生じる。無論、半径の漸進的変化は、図8における棚と類似の棚と共に使用されるべきであり、図8の棚と同様、棚の収納領域は、図11乃至15における棚の収納領域よりも小さくてもよい。
図11は、図1〜4に示すキャビネットの改良形態の簡略化した斜視図を示す。キャビネット300は、第1の側面302、第2の側面304、湾曲した背部306、上部310、底部312、および棚314を有している。これらの棚は、曲線状背部306が取り付けられる円弧状の後縁部を有している。その背部はまた、その側面縁部において側面302および304に取り付けられている。キャビネット300はまた、図12に示すその格納位置から枢動自在で、その折り畳み式の脚部318によって支持される作業用板316も有している。曲線状後側306は、図示のように弧状に屈曲されるよう十分に可撓性である平板から作成されるのが好ましい。容易にそのように湾曲されるか、屈曲できる薄い厚さを有する入手可能な合板部品が存在する。一例には、表面が再処理されるキャビネット用の薄い合板カバーがある。それはまた、可撓性プラスチックから作成されるか、所定形状に予め成形されてもよく、棚314は、任意にその予め成形された背部と一体化されてもよい。図11において、キャビネットは、その側面304にヒンジ部分240または340および322を有するように示されている。キャビネットは次いで、更にドアフレームに枢動自在に取り付けられるドアから時計回りに外側に枢動される。それは、ドアフレームに接続されるドアヒンジに取り付けられ、ドアヒンジはまた、観察者が見るように左側にある。ヒンジ部分240または320および322は、代替として、代わりに側面302にあってもよく、キャビネットおよびそれが枢動されるドアは、反時計回りの円弧状に開く。本編成を、図12、15および図17乃至28のすべてに示す。
図12は、図11のキャビネット300の正面図であり、キャビネット棚前縁のいくつかに対して上に折り畳まれた作業場316を示している。そうすることにより、これらの特定の棚に格納されるいずれのものも保持することに役立っている。仮に脚部318が、作業用パネルの下側の代わりに底部に枢動自在に取り付けられていると、下部の棚は、図6に示すように、脚部を受けるよう切り込みが入れられてもよい。その例では、作業場316は、摺動する枢軸により備え付けられるその枢動内側端部324も有しており、その結果、その枢動内側端部を最上部にすることにより、作業場が格納される。
図13は、図11および12のキャビネット300を、図11の矢印13−13の方向に取った断面で示している。その作業場316は、図12に示すその格納位置から下方に広げられ、作業場脚部318は、作業場を、それが種々の作業に使用されても良いように支持している。キャビネット300は、いくつかの棚314を有しており、下部のものは、それらの棚の上2つ314および316よりも垂直方向により接近して離間されている。本図において、ヒンジ320および322は、(観察者から見て)キャビネットの左側にある。上述の通り、キャビネットは、反時計回り方向の枢軸動によってドアから開けられる。ドアは、同じ円弧状方向に開けられる。
図14は、図11の矢印14−14の方向に取った図11、12、および13のキャビネット300の側面図であり、作業場316は、その格納位置から下方に広げられ、作業場脚部318は、作業場を、それが種々の作業に使用されても良いように支持している。本図において、右側面304および曲線状後側306、ならびに、上部310および底部312の縁部が見て取れる。ヒンジ320および322は、キャビネットの側面302に取り付けられているので、それらは、本図において見えていない。
図15は、キャビネット300の湾曲した後側302の立面図であり、図5のドア400等のドアのヒンジとして固定されるヒンジ304および306を示す。
図16は、図1〜4のいずれか、または、それらキャビネットのいずれかが図1〜4におけるそれらと同様の平坦な後側を有するよう変更されている場合は図11〜15のいずれかに示すキャビネット20の後側30に取り付けられる鏡330の立面図であり、鏡330が、キャビネットが閉じられているか、わずかに開けただけでも、いつでも容易に使用できるようにキャビネットの後側に取り付けられるものとして示されている。本編成において、鏡330は実際にキャビネットの一部であるため、別個のヒンジを有している必要は無い。
図27および28の詳細な説明において以下に述べるような、鏡330の使用方法に関する代替案がある。これら代替案のそれぞれにおいて、鏡330は、それ自体の右側において枢動自在な構成要素であってもよく、ドアフレーム402に固定されるヒンジ部分においてヒンジにより取り付けられてもよい。実際に使用される代替案は、最終的な消費者に任されてもよい。鏡330がそのように独立して枢軸動される時、ドアも図4に示すようにヒンジを右側に有していれば、ヒンジ320および322は(観察者から見て)右側にある。本編成により、それは、キャビネットを枢軸動させずに視認でき、キャビネットおよび鏡を枢動自在に閉じたままで、キャビネットの前面に位置される。
代替として、鏡330は、その鏡の表面332がキャビネットに向きながら、キャビネットとドア表面430との間に枢動自在に取り付けることができ、キャビネットが外側に枢軸動された場合に、見ることができ、鏡として使用できる。その取り付けにおいて、鏡の表面332がキャビネットに向いていれば、キャビネットがより完全に開けられた場合にのみ、完全にアクセスすることができる。無論、本編成において、この図16に示すように、鏡は、その左側にそのヒンジによって取り付けられ、鏡表面332がドア表面430に対して閉じられるドアに関してそのように取り付けられ、キャビネットは、図27および28に示すように、鏡330の外側にある。
図17乃至28は、より簡略化し、図式的な形式で、種々の後側処理を有するキャビネットの閉じ位置および開位置と、ドアに対するキャビネットとは独立して、または、その一部として枢軸動できるような姿見、または、所望であればより小さな鏡を取り付けるいくつかの方法とを示しており、すべての図は、あたかも観察者がキャビネットの上にいて、キャビネットが枢動自在に支持される構造上の、または、それに対する壁、ドアフレーム、およびドアに対するキャビネットの設置を見下ろしているかのような方向にある。左側および右側に関する何れの記載も、かかる図が、その特定の編成を見下ろし、ドア前面430の前にある装置または複数の装置の前またはその上に立つ観察者によって見られているものと取るべきである。必ずしも、図示する特定の棚を用いる種々の棚および後側および左側および右側に関連できる、直接開示されたキャビネットがあるのではないため、その図示する特定の棚および後側を有するキャビネットを示す図の各セットに参照符号を付与する。また、これらの符号が与えられたキャビネットが、時として他の図において特定のキャビネットに関連できる場合は、そのキャビネットについて言及する。キャビネット曲線状後側は、キャビネットの幅よりも相当に短い半径からキャビネットの幅の20倍の半径までを用いて作成されてもよい。半径は、曲線状後側の曲率を規定するよう用いられてもよく、ただ1つの大きさ、または2つの大きさ、または3つ以上の大きさであってもよく、若しくは、各半径によって対する曲線状後側の一部がそれらの曲率量を連続的に変化するように、連続的に変化する半径であってもよい。これら異なる半径の大きさのいくつかの使用例は、いくつかの図に示されており、必要に応じて説明する。
図17は、特に、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置にあるキャビネット250を示している。キャビネット250は、図1〜4のキャビネット20と同等のものである。
図18は、弧状の開き位置にあるが、ドア400およびドアフレーム402に対するその最大範囲までは開けられていない、弧252に沿って移動されたキャビネット250を示している。
図19は、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置にある図5のキャビネット400等の傾斜後側キャビネットであるキャビネット254を示している。
図20は、ドア400およびドアフレーム402に対するその弧状最大開位置まで弧256に沿って移動されたキャビネット254を示している。
図21は、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置にあるキャビネット258を示している。キャビネット258は、図11〜15のキャビネット300と類似のものであり、従って、かかるキャビネットであってもよい。
図22は、ドア400およびドアフレーム402に対するその最大開き位置まで弧260に沿って移動されたキャビネット258を示している。この位置は、その最大開き位置を図18に示す図17および18のキャビネット250の最大開き位置とよく似たものである。
図23は、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置にあるキャビネット262を示している。キャビネット262は、図9の特徴を有するキャビネットと類似のものである。
図24は、ドア400およびドアフレーム402に対するその弧状最大開位置に達していない位置へ弧264に沿って移動されたキャビネット262を示している。キャビネット262は、その弧状最大開位置に到達するまで、弧264に沿って更に移動できる。キャビネット262は、図10の特徴を有するキャビネットと類似のものである。
図25は、その後側に固定される鏡330を有するキャビネット266を示し、実際にはその後側に、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置にあるその固定鏡を有するキャビネットであってもよい。鏡330は、この閉じ位置において、必要に応じて使用できる。キャビネット266から離間して対向するその鏡表面332を有している。
図26は、ドアおよびドアフレーム402に対するその弧状最大開位置の近傍ではあるが、まだそこに達していない程度へ弧268に沿って移動されたキャビネット266を示している。鏡330は、キャビネット266および鏡330が図示の位置まで動いた後も、観察者がキャビネットの右に立つことで、依然として、必要に応じて見るために利用できる。
図27は、図16に示すような、ドア400およびそのドアフレーム402に対する枢軸動のために別々に取り付けられる鏡330と共に、ドアおよびドアフレームに対して枢動自在に取り付けられるものとして、図5および図19のキャビネット270を示している。鏡330は、その鏡面がドア表面430の近傍にありながら、ドア400とキャビネット270との間に位置決めされており、ドア400およびキャビネット270がある範囲と同等に、およびそれまで、ドアフレーム402に独立してヒンジ接続されている。キャビネット270は、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置で示されており、鏡330も、ドア400およびドアフレーム402に対するその閉じ位置にある。キャビネット270は、図5のキャビネット408および図19に示すキャビネット254とよく似ており、それらのキャビネットが有するように傾斜側面および上部を有し、それらと同様に、ドアが閉まる場合のドア400の位置から、その弧に沿ったその最大移動に達する前まで、約120°から135°の弧を通って、弧状に移動する。その弧は、図28に示す弧272である。
図28は、キャビネット270を、ドア400、ドアフレーム402、および鏡330に対して弧272に沿って弧状に枢軸動させたものとして示しており、鏡330は、ドア400、ドアフレーム402、およびキャビネット270に対してより小さい範囲に弧272に沿って弧状に別々に移動されている。その範囲は、キャビネット270がドア400およびそのドアフレーム402に対して移動された弧状範囲の約半分であるものとして示されている。キャビネットは、ドアおよびドアフレームに対するその弧状最大開位置の近傍ではあるが、そこにはない約90°弧状に移動され、そのため、鏡330が、ドア400およびそのドアフレーム402に対して約40°から45°弧状に移動しているが、弧272に沿って約90°から約120°であってもよいその完全な範囲までではないものとして示されている。かかる完全な範囲は、その完全な範囲まで、または少なくとも至近まで移動されたキャビネット270によってのみ達成できる。鏡330は、移動する者が単に鏡を使いたい、またはキャビネットの中身にアクセスしたい場合に、キャビネット330と同時に移動されてもよい。図27に関する上記の代替案のいずれかは、所望の通り使用されてもよく、その結果、鏡は、使用者がそうであって欲しいと望むように視覚的にアクセスできる。
ここで図29〜33を参照すると、これらの図は、ヒンジ部分70および72を示している部分70は、スロット76および78を有するその本体74を有しており、部分72は、スロット82および84を有するその本体80を有している。図示のように、図29および30に示すようなこれらのスロットのそれぞれは、それぞれの長手方向軸86、88、90、および92を有し、これらの軸によって示す平行な平面に位置している。また、それらの上端および下端は、スロット76のための終点100および102、スロット78のための104および106、スロット82のための108および110、およびスロット84のための112および114を有している。スロット76および78の上部終点100および104と下部終点102および106は、一点鎖線116および118によって示す平行な垂直面に位置している。同様に、スロット82および84のそれぞれの上部終点108および112と下部終点110および114は、平行な垂直面120および122に位置している。スロット60、62、および64と共に、この編成により、キャビネットヒンジ部分を調整してドアヒンジのヒンジ部分と適切に嵌め合わせることができる。各ヒンジ部分70および72は、これらのヒンジ部分から形成されるそれぞれ円筒形開口部123および124を有している。
図31に示すように、円筒形開口部124は、最初にヒンジ部分72の平面から約50°の角度で延在し、次いで曲げられて円筒形開口部124を形成するように、ヒンジ部分72の延長部分を打ち出すことによって作成されている。円筒形開口部123および124は、同様に、それぞれ、ヒンジ部分70およびヒンジ部分72から形成される。円筒形開口部123および124は、それぞれ軸127および128を有する開口部125および126をそれぞれ有している。ヒンジ部分70および72は、キャビネットに固定されるべきものである。ドアフレーム402に固定されて、キャビネットのヒンジ部分70および72を支持し、図17乃至28に略図的に示すドアに取り付けられるヒンジ部分に固定されて、そのヒンジ部分を介してドアを支持し、そのヒンジ部分70および72によってキャビネットを支持する、下でより詳細に述べる他のヒンジ部分がある。開口部125および126は、図34乃至36に示すようなヒンジピンが挿入できるように、ドアをドアフレーム402上で支持するヒンジ部分における類似の開口部と軸方向に整列される。この接続を作成することにおいて、種々のヒンジ部分の円筒形開口部のすべては、軸方向整列においてそれらを通って延在するヒンジピンを有している。ドアおよびキャビネットがそのように取り付けられている場合、ドア上のヒンジ部分と軸方向整列状態の円筒形開口部と共に、ドアフレームに取り付けられる少なくとも2つの第1のヒンジ部分と、ドアに取り付けられる少なくとも2つの第2のヒンジ部分と、キャビネットに取り付けられる少なくとも2つの第3のヒンジ部分とが存在する。これは、1つのヒンジピンがヒンジの各セットに挿入できるか、挿入されるように、円筒形開口部を千鳥配列することによって達成されるため、ドアおよびキャビネットは、弧状限界内で、ドアおよびキャビネットが、ドアを開けてドア開口を通過する場合のユニットと同様に、弧状に移動されても良いように別々にドアフレームに取り付けられる。キャビネットを開けたいと望むが、ドアを閉じたままにしておきたい場合、キャビネットは、ヒンジピンを中心として、キャビネットから離間して弧状に引っ張られ、面ファスナーが別々に引っ張られる。キャビネットはそのように、必要に応じて、部分的に、使用される特定種類のヒンジ、および、更に説明するようにキャビネットの外側の形状によって、約90°から約150°程の最大円弧まで枢動自在に開けることができる。
図32は、図5のキャビネット408、および、取付バー154が、キャビネット側面144へのそれらの固定において、側面144の外面の平面の横方向外側に延在するように作成されている図6に示す構造を有する他のキャビネットと使用されてもよいヒンジ404、406のうちの1つのlhの平面図である。この図に示す半部70は、図33に示すボルト186が延在するスロット状開口部76および78を有する平坦な表面74を有する。ボルトは、図6の断面図および図7に示す側面144の内側190に形成されるステップ状領域188に延在している。図6および7に示すように、ナット194が、その平らな一側面がステップ状領域を形成するステップ196と係合し、そのナットの対向する平面が取付バーと係合するように位置している。これらの係合により、ボルトがナットにきつく締められてヒンジ半部70を堅固にキャビネットに保持している場合に、ナットがボルト186と共に回ることを防いでいる。スロット状開口部76および78は、それらの直線軸がヒンジ部分70の水平縁部から約70°傾けられており、ヒンジは、ヒンジ部分が適切に位置決めされるまで、垂直および水平に調節できる。これが、種々のヒンジ部分が、種々の図に示すキャビネット、ドア、および鏡に接続され、取り付けられ、最終的な設置において、ドアフレームに固定される他のヒンジ部分に枢動自在に取り付けられるヒンジ部分によって枢動自在に支持される方法である。この説明した手順は、本明細書中に開示する種々のヒンジ部分と共に使用される。
図33に良好に示し、重要な、図32のヒンジ部分70における変化は、ヒンジ部分の本体74が、その中に実質的に反対方向に曲げられた2つの直角屈曲部127’および128’を有して、その本体部分および円形断面124’が図6に示すような取付バー134の外側部分の上に位置できるように円形断面124’が衝突する本体74の一部を動かすことである。これは、キャビネットの構造が図6に示すようなものである場合に必要である。図1〜4のもののような、いくつか他のキャビネット構造には、ヒンジ部分の位置に干渉するかもしれない取付バー154のような突起物が無いため、この二重屈曲編成は必要ではない。
図34、35、および36は、改良したヒンジピン130を側面図で示し、改良したヒンジピンは、本明細書中に示すいずれのヒンジ編成も使用される場合に、その上端に通常の爪とよく似た頭部を有する標準のヒンジピンと置換えられる。改良したヒンジピン130は、ヒンジが改良ピン上に位置決めされる場合、ヒンジ本体の円筒形開口部を同軸上に受ける標準のヒンジピンに追加される延長部132を有しており、その円筒形開口部の底部縁は、延長部132が延在するそのピン頭部134上で留まる。改良ピンがヒンジピン拡張部分134と共に設置され、それを越えるピンの延長部132がヒンジセットの底部にある場合、ヒンジピン拡張部分134は、キャビネットの垂直荷重要因を何も受けない。そうであっても、その拡張部分の下のそのヒンジピンの部分は、ヒンジセット全体を案内し、その場所を決定し、従って、キャビネットがそのドア側表面によって閉じられる際にキャビネットがキャビネットに面するドア側表面から離間して枢軸動される場合、キャビネットをそれらの所望の整列位置に案内し、その場所を決定する。
図37および38のヒンジ200は、二重ヒンジである。それは、図29または32のヒンジ部分70と類似した方式でキャビネットに固定される一部分202を有している。ヒンジ部202はまた、図34〜36の改良したヒンジピン130、図29のヒンジ部70または72と類似の別の部分204と係合され、そこで、図29のスロット76および78と類似のスロット276および278を有している。部分202および204は、ピン206を中心として共にヒンジ接続される。ピン206は、部分202および204から形成される円筒形開口220および222によって受けられる。部分202は、ドアフレームに取り付けられるヒンジ部分にも受けられるピンによって接続されている。この種類のヒンジを用いることにより、キャビネットは、それが上記のようにテーパを付けられていなくても、大きく弧状に移動して開くことができる。
図39aおよび396は、図6に示す図のそれぞれ右および左部分と密接に関係している。それらは、可撓性キャビネット後側を、図11乃至15に示すキャビネットの側面に取り付ける好ましい方法を示している。それらはまた、ヒンジ部分も示している。図11のキャビネット224および図12の226のそれぞれは、側面226および228を有している。側面226を図39aに示しており、側面228を図39bに示している。これらの側面は、図6の側面142および144とよく似ているが、それらの幅がキャビネットの前後である代わりに、それらの幅は、図11および12に示すようなキャビネットの横方向に延在している。従って、図7に示す側面142、144のスロット62は、キャビネット224および226の前面の視界に見えるスロットのように、外側に開口して図7に示すように見える。図6の取付バー154と類似の取付バー228および230も、キャビネットの横方向に延在それらの幅を有している。両キャビネット側面224および226、および取付バー228および230は、キャビネットの高さに対して垂直に、それぞれのキャビネット上部および底部の厚さよりも小さく延在している。取付バー154において角度の付いたスロット156および158は、図39aおよび39bにおいてスロット232および234として再現され、曲線状側の一側面縁部または他の側面縁部を受けるよう示されている。キャビネット側面142および144の縁部を受けるように取付バー154において示されている、図6の符号の付いていないスロットは、図39aおよび39bの両方においてスロット232および234として、それぞれ示されている。これら2つの図において、キャビネットの左側または右側に設置されるヒンジ部240がある場合、それらはそれぞれ、ナット236および238を受ける。これらのヒンジ部は、キャビネットの右側にあるものとして図11に示されており、キャビネットの左側にあるものとして図12に示されている。前で述べたように、キャビネットに固定されるヒンジ部は、キャビネットが設置時にヒンジ部およびヒンジピンによって支持される方向によって、一方の側面または反対に位置される。図5ならびに図17乃至28において、キャビネットヒンジピンは、図12に示すように、キャビネットの左側にある。
図40および41に示すヒンジ部240は、ボルト246が延在する開口244をその中に有し、ヒンジ部をキャビネットに固定して保持する本体部分242を有している。それは、それを通るヒンジピンを受けるために形成された円筒形開口248である端部に延長部を有している。それは、キャビネット側面142および144に形成される凹部に受けられるヒンジ部240の本体部分242であり、一組のボルト60は、そのヒンジ部にはヒンジ部が取り付けられるべきキャビネット側面のこれらのボルト孔50のそれぞれを通り、次いで、ボルト孔244のそれぞれを通って延在する4つのボルト孔244があるため、ここではおそらく4つのボルトとして示され、次いで、図39aのナット236および図39bの38にねじ込まれ、締められてヒンジ部をキャビネットの所定位置に固定する。スロット232および234の大きさは、四角または六角ナットが、ボルトが回転され、それらナットに堅く留められる際に回転できないようなものである。
ヒンジおよびそれらのヒンジ部分に対して、ドア、ドアフレーム、いくつかのキャビネット、および鏡へのそれらの接続に関していくつかの混乱が存在するかもしれないため、以下の用語を策定する。
A、B、およびCとして特定される3種類のヒンジセットがある。これらヒンジセットのそれぞれに、3つの部分がある。それらは、2つのヒンジ部と、1つのヒンジピンである。これら2つの部分のうちの1つは、ドアフレームに固定され、他方は、ドアまたは、ドアを支持するヒンジに取り付けられるキャビネットに固定される。
ドア400が前もってドアフレーム402に設置されている場合は、2つ以上のヒンジセットAが設置される。ドア400に固定される各ヒンジセットAのヒンジ部分は、ヒンジ部分Wであり、ドアフレーム402に固定されるヒンジ部分は、ヒンジ部分Xである。ヒンジ部分WおよびXは、ヒンジピンPによって接続される。
以下の特定において、「hp」は、「ヒンジ部分」を意味し、それ以降の文字は、特定のヒンジ部分を特定する。「P」は、これらのヒンジによって支持されるキャビネットが無い場合の標準のヒンジセットA内の標準のヒンジピンである。「P/」は、ヒンジが改良されてキャビネットならびにドアを支持する場合に用いられる長いヒンジピンである。ドアおよびドアフレームに、または、キャビネットおよびドアに接続され、またドア上の種々のヒンジセットの定義を、以下で説明する。
最初に設置される各ヒンジセットのうちの少なくとも2つがあれば、ここで以下のように定義される:
ヒンジセットA=ドア−hpW−P−hpX−ドアフレーム
少なくとも2つのヒンジセットAは、既にドア400をドアフレーム402上に支持する2つ以上のヒンジセットである。それらは、ヒンジによって支持されると考えられる唯一のものがドアである場合に設置されたものである。従って、ヒンジセットAは、依然として2つのヒンジ部分WおよびXを有している。ドア400およびキャビネットが、初めて共に設置される場合、設置者はヒンジセットCを用いて開始する。しかし、ドアがヒンジセットAによって支持される場合に、設置者が設置に取り掛かる場合、設置者は通常、当初のヒンジピンPをヒンジピンPjで置き換えることによって開始する。この行動により、結果としてヒンジセットBが作成される。これはただ、一時的な目的で行われる。設置者は、ヒンジセットBの作成をただ省略し、直接、以下に定義するヒンジセットCに行ってもよい。
ドア400と同じヒンジに支持されるべきキャビネットの設置を開始するために、ヒンジセットAを改良する必要がある。第1に、長さの長いヒンジピンがなければならない。従って、Pjは、当初のヒンジPと置換しなければならない。これにより、少なくとも2つある以下のヒンジセットBが提供される:
ヒンジセットB=ドア−hpW−Pl−hpX−ドアフレーム。
キャビネットをドアフレーム402に支持するためのヒンジセットは、少なくとも2つのヒンジセットであってもよい。ドアフレーム402にドア400を支持する3つのヒンジセットAまたはBがある場合、キャビネットがその垂直高さを伸ばさない時は、それがドア400のための3つのヒンジセットを覆うように、キャビネットは、2つだけのヒンジセットBを必要としてもよく、ドア400をドアフレーム402に支持する3つのヒンジセットがある場合、それは、十分な高さであって、また、3つのかかるヒンジを必要としてもよい。
設置者が、キャビネットの実際の設置を開始する場合、彼は、ヒンジセットAであろうと、またはBであろうと、前のヒンジセットをヒンジセットCに変えなければならない。各ヒンジセットCは、支持するためのヒンジセットCの開始部分のためのヒンジ部分Y、および、ヒンジ部分Wと置換えられるヒンジ部分Zを用いて、以下のように組み立てられる。ヒンジセットCは、以下のように組み立てられる:
ヒンジセットキャビネット−hpY−Pjおよびドア−hpZ−Pjおよび、ドアフレーム402に依然として取り付けられるhpXにP1によって接続されるこれら2つのヒンジ部分。
異なるヒンジ部分Y、Z、およびP1は、キャビネットが、ドアフレーム402に対するドア400であるようにドアフレーム402に固定される同じヒンジ部分上に支持されるために必要とされ、特に、それらがドアから十分に離れて揺動することを許可して、キャビネットの内側が、所望の場合にアクセスできるようにしている。
上の説明部は、図において符号の付けられた部分に対して、以下の関係を有する:
図42に示すように、ヒンジセットA=ヒンジセット344ドア=340、400ドアフレーム=402。
hpW(ヒンジ部分W)=348、P=標準ヒンジピン356
P^he細長いヒンジピン1130
hpY=キャビネットに取り付けられ、Pjに関して枢動自在に取り付けられるヒンジ部分
hpZ=ドアに取り付けられ、PPに関して枢動自在に取り付けられるヒンジ部分
hpX=その一端によってドアフレームに取り付けられ、その他端上で受けられるP1を有するヒンジ部分。
典型的な編成において、キャビネットの支持をそれらのヒンジに追加するよう決定される前に、ドア400をドアフレーム402において支持する少なくとも2つのヒンジセット、および、しばしば3つがある。これらのヒンジセットは次いで、ヒンジセットAとして特定される。
各ヒンジセットAは、3つの部分を有する。それらは:ドアフレームに固定されるヒンジ部分W(hpW)、ドアに固定されるヒンジ部分X(hpX)、および、それらのヒンジ部分をそれらの円筒形端部を介して枢動自在に接続する標準ヒンジピンPである。各ヒンジ部分W(hpW)は、垂直に延在する円筒形端部CeWを有し、各ヒンジ部分X(hpX)は、垂直に延在する円筒形端部CeXを有する。ヒンジ部分W(hpW)は、その垂直に延在する円筒形端部CeWが円筒形端部CeXの下にあるように、ドアフレームに取り付けられる。それらの円筒形端部は、垂直に整列される軸aCeWおよびaCeXを有する。また、それらの円筒形端部CEの両方を通って延在する標準のヒンジピンPがあり、標準ヒンジピンの軸aPはまた、軸aCeWおよびaCeXと垂直軸方向整列状態にあり、ドアがそれらのヒンジ部分の整列された軸を中心として水平方向に揺動することを可能にしている。ヒンジ部分Xの円筒形端部CeXは通常、ヒンジ部分W(hpW)の円筒形端部CeWの上に位置している。
キャビネットが、既にドアを支持している同じヒンジに取り付けられる場合、ヒンジセットBは、ヒンジセットCが共に取付できるまで、ドア400をドアフレーム402に対して所定位置に一時的に保持するために作成されてもよい。ヒンジ部分W(hpW)は、依然としてヒンジセットBの一部として使用されるが、ヒンジ部分X(hpX)は、ドアフレームに接続されるべきキャビネットに取り付けられるヒンジ部分の異なる種類の固定のため、ヒンジ部分Y(hpY)によって置き換えられる。これらのヒンジ部分は、部分Y(hpY)として知られている。従って、ヒンジセットBは、ヒンジ部分WおよびY(hpWおよびhpY)とヒンジピンから作成される。ヒンジ部分Wはドアフレーム上に留まるため、その円筒形端部CeWは、その軸方向垂直位置に留まり、ヒンジ部分hpYは、その円筒形端部CeYが円筒形端部CeWの上に位置しながら、各ヒンジセットBの作成に追加され、ヒンジピンPは、整列された円筒形端部を通って軸方向に挿入される。ヒンジ部分のこの組み合わせにより、ドア400は、依然として、円筒形端部CeWおよびCeYも垂直方向に整列される垂直軸を中心として弧状に水平方向に移動されるよう取り付けられるが、この時点でヒンジ部分を受けるよう準備が整う。これらのヒンジセットBは、キャビネットがそのヒンジをドアフレームにも接続されるまで、ヒンジセットAと全く同様に動作する。
枢軸支持にあるキャビネットをドアフレームヒンジ部分Yと共に配置する作業を開始するために、ヒンジセットCが作成される。少なくとも2つのヒンジセットCがある。キャビネットのヒンジ部分Zは、キャビネットに固定され、ヒンジピンPが取り外されたまま、その円筒形端部CeZを円筒形端部CeYの上に配置し、それとの軸方向整列において、細長いヒンジピンQが次いで、上部から開始されて、その頭部が円筒形端部CeZの上部で止まるまで、それら3つの整列された円筒形端部を通って挿入される。ここで、ヒンジセットの各群は、ヒンジ部分Z(hpZ)、ヒンジ部分Y(hpY)、およびヒンジ部分W(hpW)を備え、1つはキャビネットに固定され、1つはドアに固定され、第3のものはドアフレームに固定され、他の2つのヒンジ部分を支持している。
キャビネットが少なくともドアの高さと略同じ高さである場合、それは、2つのヒンジセットCによりドアに枢動自在に固定され、ドア自体は、2つまたは3つのヒンジセットB、または2つのヒンジセットBおよび1つのヒンジセットAのいずれによっても枢動自在に固定される。キャビネットがドアの高さよりも相当に低い場合、それは通常、2つのドア用ヒンジセットBと関連する2つのヒンジセットCによって支持され、キャビネットがその最も低いヒンジセットBまたはAよりも高く取り付けられるべきものだと仮定すると、別のヒンジセットBまたはAのいずれかは、ドアのみを支持する3つのヒンジセットのうちの最も低いものである。本編成において、3つのヒンジセットのうちの2つが、最初に、2つの高いヒンジセットAをヒンジセットBに変更することによって、キャビネットを支持するよう準備されるものであり、ドアをドアフレームに取り付ける3つのヒンジセットのうちの最も低いヒンジセットが関わらないことは以前より公知であるため、その最も低いヒンジセットをヒンジセットAとしておくことは、必要であり、経済的に実現可能である。次いで、キャビネットがドアフレームに取り付けられ、またその上で枢軸動するよう準備される場合、それら2つのヒンジセットBは、ヒンジセットCに変更される。
ドアをドアフレームに支持するすべてのヒンジセットがヒンジセットAである限り、キャビネットがまさに取り付けられる場合、ヒンジセットBの瞬間的な作成は、通常省略され、2つの上側ヒンジセットAは、直接ヒンジセットCに変更される。
ドアが、2つのヒンジセットAのみによってドアフレームに支持される場合、キャビネットは、上側ヒンジセットAの水平位置を超えて上方に、および、下側ヒンジセットAの水平位置を超えて下方に延在するような垂直高さである。次いで、すべてのヒンジセットAは、短期ベースでヒンジセットBに変更され、次いで更にヒンジセットCに変更されるか、キャビネットがそのヒンジ部分と共にそれに固定される場合、および、それがドアフレームに固定されるヒンジに取り付けられる際に、ヒンジセットAが直接ヒンジセットCに変更されるかのいずれかに変更される。
特に、および、出願した独立クレームにおいて主に提供されるものとしての本発明の特に主張する特徴の概要は、以下の通りである:
キャビネット側面パネルのうちの1つまたは両方は、複数の垂直方向に整列されるスロットを有する。キャビネットは、長いヒンジピンを備えることによって一部が改良されたヒンジを有する。改良ヒンジは、ドアの垂直位置に対して調整されるようにその中に形成されるスロットを介してキャビネット側面パネルの一側面に取り付けられるそのヒンジ部を有し、1つのヒンジ部は、長いヒンジピンが嵌合できる少なくとも2つの円筒形端部を有する一方で、2つの円筒形端部は離間され、その結果、それらが、ドアフレームに取り付けられる標準のヒンジ部分と噛み合うことができ、ドアフレームに付けられるドアヒンジ部分の円筒形部分のうちの少なくとも1つを受ける各標準ヒンジ部分の円筒形部分を有することができ、長いヒンジピンは、ドアフレームに付けられるヒンジ部分の円筒形部分を通って延在するよう十分長い。円筒形部分は、ドアに固定される改良ヒンジ部分の一部であり、その結果、キャビネットは、キャビネットがドアに対して長いヒンジピンを中心として枢軸動できる範囲まで、ドアフレームおよびドアにそのように接続されるヒンジによって、ドアフレームに接続されるよう成されている。
キャビネットは、垂直軸を中心とする少なくとも1つの曲線および約180°以下の水平方向円弧全体にわたって形成される背面パネルを有する。少なくとも1つの曲線は、半径が弧の中心からキャビネットアセンブリの前面までのキャビネットの深さの1倍から20倍の間の大きさである円の弧である。
各第1および第2の側面パネルがそれぞれ第1および第2の垂直縁部および湾曲した背面パネルを有するキャビネットアセンブリは、第1および第2の側面パネル垂直縁部の第1および第2の垂直縁部にそれぞれ固定される第1および第2の垂直方向に延在する外側縁部を有する。
キャビネットの背面パネル曲線は、キャビネット側面垂直縁部によって画成される横方向距離へ外側に延在し、次いで、平面状で平行に、背面パネル曲線からキャビネット側面垂直縁部へ延在する。
キャビネットおよびドアフレームを有するドアは、キャビネットおよびドアフレーム上のドアを独立して支持する複数のヒンジセットを有する。各ヒンジセットは、軸方向に延在する中心を有するヒンジピンを有する。第1および第2の端部を有する単独の第1のヒンジ部分があり、第1の端部は、ドアフレームに堅固に取り付けられている。また、第1および第2の端部を有する単独の第2のヒンジ部分があり、その第1の端部は、キャビネットに堅固に取り付けられている。また、第1および第2の端部を有する単独の第3のヒンジ部分があり、その第1の端部は、ドアに接続されている。単独のヒンジ部分の第2の端部のそれぞれは、ヒンジピンの軸方向に延在する中心のまわりの独立した枢軸動のためにヒンジピンを受ける円筒形端部を有する。各ヒンジセットは、ドアに対するキャビネットの同一の広がりを持つ枢軸動を生じることなく、ドアがドアフレームに対してドア開閉方向に移動することを可能にする。ヒンジセットはまた、ドアフレームに対するドアの枢軸ヒンジ移動を生じることなく、ドアおよびドアフレームに対する枢軸動によって、キャビネットがドアに対してヒンジピンを中心として開閉方向に移動することも可能にする。
追加の意図における本発明も、ドアフレームに対する枢軸動のために、ドアフレーム上の複数のヒンジセットによってそれぞれ取り付けられる少なくとも2つの異なる構造を取り付ける上記の改良である。各ヒンジセットは、ヒンジピンと、少なくとも2つの異なる構造のうちの第1のものに固定されるヒンジ部分とを含む。ヒンジ部分の別のものは、ドアフレームに固定され、ヒンジ部分は、ヒンジピンによって共に接続され、その結果、少なくとも2つの異なる構造のうちの第1のものが、ドアフレームに対に対して弧状に移動できる。第1の構造は、ドアフレーム内に嵌合するドアであり、第2の構造は、それに固定される第2の複数のヒンジ部分を有するキャビネットである。第2の複数のヒンジ部分のそれぞれも、それによって弧状に移動することを必要とする代わりに、第1の構造とは独立して第2の構造が弧状に可動であることを可能にする枢動自在接続にそのヒンジピンを用いて接続されるように、ヒンジピンを受ける。
少なくとも2つの異なる構造をドアフレームに対する独立した枢軸動のために取り付けることにおける改良は更に、少なくとも2つの構造の一部である第3の構造を備える。第3の構造は、それに固定される第3の複数のヒンジ部分を有する。これらのヒンジ部分は、第3の構造も少なくとも2つの構造のうちの第1のものとは独立して弧状に可動であることを可能にし、少なくとも2つの構造のうちの第2のものがそれによって弧状に移動することを必要とする方法で、枢動自在接続にヒンジピンを経由して接続されるようにヒンジピンを受ける。
より詳細には、第1の構造はドアであり、第2の構造はキャビネットであり、第3の構造は鏡であって、3つの構造のそれぞれが、ドアフレームに対するかかる独立した動きの少なくとも約45°の限界範囲まで、キャビネットおよび鏡の独立した使用を可能にするよう十分な弧状移動を介して、ヒンジピンを中心として独立して枢動自在に移動できる。
本発明はまた、ドアフレームに対してある範囲まで独立して移動できるように、ドアおよびキャビネットをドアフレームに取り付ける方法を特徴としており、方法は以下のステップを備えている:ステップ(A)は、ドアおよびキャビネットが1つの共通のヒンジ軸を中心として枢動する方法で、それぞれがドアおよびキャビネットをドアフレームに枢動自在に支持する少なくとも2つのヒンジセットを提供し、各ヒンジセットが第1および第2および第3の部分とヒンジピンとを有する。ステップ(B)は、ドアのみがヒンジセットを用いてドアフレームに取り付けられる場合、一般に使用される標準長ヒンジピンよりも標準の長さよりも長いヒンジピンを持つ各ヒンジセットを提供する。ステップ(C)において、各ヒンジセットの第1の部分は、ドアフレームに固定されている。ステップ(D)において、各ヒンジセットの第2の部分は、ドアに固定されている。ステップ(E)において、各ヒンジセットの第3の部分は、キャビネットに固定されており、ステップ(F)において、ヒンジピンは、共通軸に沿ってそれを通るヒンジピンを受けるよう成されるそれらのヒンジ部分のそれぞれの開口を通って挿入される。これにより、ヒンジピンを中心とするドアフレームに対する別々の枢軸動のためにドアおよびキャビネットを枢動自在に取り付ける結果となる。
その方法は、より詳細に、特定のステップの以下の更なる詳細を含んでいる:ステップ(C)において、ドアフレームに固定するための1つの部分を持つ各ヒンジセットの第1の部分を提供し、ヒンジピンを受けるための円筒形状の開口を持つ第1の部分の別の部分を提供し、各ヒンジセットの第1の部分の1つの部分のみをドアフレームに固定する;ステップ(D)において、ドアに固定するための1つの部分を持つ各ヒンジセットの第2の部分を提供し、ヒンジピンを受けるための円筒形状の開口を持つその別の部分を提供し、その1つの部分のみをドアに固定する;ステップ(E)において、キャビネットに固定するための1つの部分を持つ各ヒンジセットの第3の部分を提供し、ヒンジピンを受けるための円筒形状の開口を持つその別の部分を提供し、その1つの部分のみをキャビネットに固定する;ステップ(F)において、各ヒンジセットの各部分の円筒形状開口を軸方向に整列して配置し、各円筒形状開口を通ってヒンジピンを挿入する。
図43および44を参照すると、本発明のキャビネット43001の内側の斜視図と、ドア43002に設置される本発明のキャビネット43001の斜視図とが、それぞれ示されている。キャビネット43001は、上部パネル43003、底部パネル43004、後部パネル43005、内側面パネル43006、および外側面パネル43007を備えて、内側面パネル43006から外側面パネル43007までキャビネット43001を横断して延在する棚43008を載置するための空き領域を有する実質的に箱形のキャビネット43001を作成している。完全な開口43009は、内側面パネル43006に位置しており、内側面パネル43006の外面4310から内側面パネル43006の内面43011まで通って延在している。部分的な開口43012は、外側面パネル43007の内面43013に位置している。部分的開口43012は、外側面パネル43007から外側面パネル43007の外面43013まで通って延在しておらず、それにより、図44に示すようにキャビネット43001がドア43002に設置される場合に、清潔な見た目を外側面パネル43007の外面43013に作成している。対照的に、その上に完全な開口43009を有する内側面パネル43006の外面43010は、キャビネット43001がドア43002に設置されると見えなくなる。キャビネット43001は、キャビネット43001を上下逆さまにすることによって、ドアが右または左のいずれかに開くことに関わらず、いずれのドアに設置されてもよいので、内側面パネル43006は、ヒンジが設置されるドアの側面に面し、外側面パネル43007は、ドアノブに面する。完全な開口43009により、使用者は、完全な開口43009を通り、対応する部分的開口43012に保持ロッド43014を載置することによって、キャビネット43001の幅を横断する保持ロッド43014を設置することができる。保持ロッド43014は次いで、保持ロッド43014が完全な開口43009を通って戻ることを防ぐゴム座金等の固定手段により所定位置にロックされてもよい。完全な開口43009により、使用者が内側パネル43006上のユニバーサルヒンジ取付ブラケット430015の配置を調整して、種々の高さに設置されるヒンジを有するドアを収容することも可能となる。外側面パネル43007の外面43014に位置するノブ430016により、使用者は、キャビネット43001をドア43002に対して開閉することができる。キャビネット43001上に位置する磁石43017は、ドア43002に設置されてもよい対応品と係合することによってドア43002に対してキャビネット43001を閉じ位置に保持する。
図45および46を参照すると、本発明のユニバーサルヒンジ取付ブラケット43015の斜視図と、従来のドアヒンジ43018に設置される本発明のユニバーサルヒンジ取付ブラケット43015の側面図とが、それぞれ示されている。ユニバーサルヒンジ取付ブラケット43015は、上部43020、底部43021、および側面43022を有する実質的に長方形のプレート43019を備えている。少なくとも1つの開口43023が、実質的に長方形のプレート43019上に位置している。少なくとも1つの開口43023は、スロット43024であって、ユニバーサルヒンジ取付ブラケット43015を、図43に示すように、ボルト43025およびナット43026を用いて本発明のキャビネット43001に設置する場合、上下に調整できることが好ましい。近位端43028および遠位端43029を有するアーム部43027は、実質的に長方形のプレート43019の上部43020から延在している。開口43030は、アーム部43027の遠位端43029に位置している。ユニバーサルヒンジ取付ブラケット43015は、ヒンジピン43031をドアヒンジ43018から取り外し、次いで、アーム部43027の遠位端43029に位置する開口43030を介してヒンジピン43031を載置し、ドアヒンジ43018に戻すことによって、従来のドアヒンジ43018に設置されてもよい。ユニバーサルヒンジ取付ブラケット43015は、次いで、ヒンジ43018上で回転されてもよく、それによって、キャビネットを開閉可能にしている。

Claims (3)

  1. キャビネットがドアから独立してヒンジピン上を枢動できるように、ドアジャムに取り付けられるドアを取り付けるために使用されるヒンジピンを有するヒンジに取り付け可能なキャビネットにおいて、
    上部パネル、底部パネル、後部パネル、内側パネル、および外側パネルと、
    前記内側パネルの外面から前記内側パネルの内面へ延在する、前記内側パネルに位置する複数の完全な開口と、
    上部、底部、および側面を有するプレートと、前記プレート上に位置する少なくとも1つの開口と、前記プレートの上部から垂直に延在するアーム部とを備える少なくとも1つのL字型ブラケットであって、前記ドアジャムの前記ヒンジおよびヒンジピンに対して前記少なくとも1つのL字型ブラケットの位置の垂直位置を調整するように、少なくとも1つのナットと少なくとも1つのボルトとを介して前記複数の完全な開口のいずれか1つの完全な開口に調整できるように取り付け可能な少なくとも1つのL字型ブラケットと
    記キャビネットが前記ヒンジおよびヒンジピン上を、同一のヒンジおよびヒンジピンに取り付けられているドアから独立して枢動するように、ドアヒンジのヒンジピンと係合するための前記少なくとも1つのL字型ブラケットの前記アーム部の遠位端に位置する開口と、
    前記外側パネルの内面に位置する複数の部分的な開口であって、前記外側パネルを通って所定の距離だけ延在し、開口が前記外側パネルの外面上に見えないように前記外側パネルの外面の手前で終端する、複数の部分的な開口と、
    前記上部パネルおよび前記底部パネルに対して平行となるように、前記内側パネルに位置する完全な開口を通って前記外側パネルの内面に位置する部分的な開口へと延在する少なくとも1つの保持ロッドと、
    を備えることを特徴とするキャビネット。
  2. 請求項1に記載のキャビネットにおいて、前記少なくとも1つの保持ロッドが摺動して前記完全な開口を通って戻ることを防ぐために、前記少なくとも1つの保持ロッドを所定の位置にロックする固定手段をさらに備えることを特徴とするキャビネット。
  3. 請求項2に記載のキャビネットにおいて、前記固定手段が座金であることを特徴とするキャビネット。
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