JP6813888B2 - 組み合わせデスク - Google Patents
組み合わせデスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP6813888B2 JP6813888B2 JP2017088118A JP2017088118A JP6813888B2 JP 6813888 B2 JP6813888 B2 JP 6813888B2 JP 2017088118 A JP2017088118 A JP 2017088118A JP 2017088118 A JP2017088118 A JP 2017088118A JP 6813888 B2 JP6813888 B2 JP 6813888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bookshelf
- small storage
- desk
- top plate
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
このように、書棚をデスクの側面に書棚の長手方向がデスクと直行するようにL字状に配置した体系では、書棚の取り出し開口がデスクの使用時に配置されるイスの方向を向いているので、イスが邪魔になり書棚が使用しにくいことがある。また、書棚の出し入れ口方向が一定のため、室内での組み合わせデスクの配置方法が限定されることがある。そのため、書棚の出し入れ口方向を変更可能に構成されたものがある。
そして、小収納部の開口部を、書棚の正面を向く第1の体系と、開口部が外側面を向く第2の体系と、開口部が背面を向く第3の体系で選択可能であるため、机と書棚の組合せパターンを多彩にすることができ、組み合わせデスクを設置する部屋のレイアウトに合わせて、使い勝手のよい机と書棚の組み合わせが可能である。
また、小収納部側は使用状態より斜め前方外側と後方外側の両方に飛び出させることができるから、書棚の大収納部を形成する背板を前面側に移動させて、書棚を、垂直方向を回転軸として180度回転させると、書棚3の左右の勝手方向を反転させることができ、該反転状態でも前記の効果を得ることができる。そのため、書棚は右用、左用をそれぞれ設定する必要がない。
図1、図2において、符号1は机を示し、机1は天板本体部10と、天板本体部10の左右端部側に連結ネジにて連結された左右脚体2、2より構成されている。
符号20は左右脚体2、2を連結する脚体補強材を示し、符号200は、取り付け部材を介して、天板本体部10の後端に連接される拡張天板であって、天板を拡張しない場合には脚体補強材20の前面にネジ止め固定されている。
図5、図6において、符号3は、机1と連結可能な書棚を示している。
ガイドレール12は、図2、図4に示すように、図正面視において、左右脚体2、2間の長さに形成され、側面視で、天板11の下面から下方に延出したレール基部12a、レール基部12aから前方に延出した受け部12bで形成され、レール基部12aは前面が垂直で、後面が上面から前側下方に向かって傾斜面12cを形成し、下面が水平となる形態であって、レール基部12aの前面下部より方形の受け部12bが形成されている。
スライド部材133は、正面視において、引出左右側板131の巾寸法と略同じ巾に形成され、図4に示すように、側面視で、引出左右側板131の上面から上方に立ち上がる長方形の基部133aと、基部133aの上部後面から後方に向かって延出する係り部133bと、基部133aの上面と係り部133bの上面を繋ぐように上方に円弧状に膨出した滑動部133cで形成されている。すなわち、上下逆向きのL字状に形成されている。
尚、スライド部材133の滑動部133cは、引き出しユニット13が上方に移動することによって発生するガタツキを抑えるため、膨出形態の上端部を天板11の下面に接触させている。また、滑動部133cは、膨出形態の上端部を天板11の下面に接触させているので、天板11とは略線接触となり、過度な抵抗が生まれず、引き出しユニット13の左右移動時に過度に重くなることや、引っかかりが生まれ左右移動がし難いといった問題を解消できる。
右側脚体2は、前後に離間して配置する角柱状の前支持脚21、後支持脚22と、前支持脚21、後支持脚22の上部で、前支持脚21と後支持脚22を連結する上部補強材221が一体的に形成され、側面視で下向きコ字状に構成されている。
そして、左右脚体2、2は、天板11の下面とネジ止め固定される。
大収納部300は、平面視において、机の天板11と略同じ横幅で、奥行きは、机の天板11の奥行き寸法の約半分程度に設定された横長長方形のベース体31と、ベース体31の小収納部300側と対向側の側端部の上面に立設する側板32と、該側端部の対向端部より小収納部300が収まる寸法分内側寄りの上面に立設する中側板33と、側板32、中側板33の上端面に載置、着脱自在に連結される平面視においてベース体31と略同形に形成される板状の書棚天板30と、側板32、33間に着脱自在に架設される上下背板35、35、中間背板36、同じく側板32、33間に着脱自在に架設される大棚板38で構成されている。
そして、大収納部300は平面視で横長長方形になるように形成され、長辺の一面側、すなわち、背板の対向面側が開放された開口部300aとされ、収納部の物品の出し入れ口とされる。
そして、空間301に位置する書棚天板突部30aの下面とベース体突部31aの上面にガイド溝301aが設けられている。
書棚天板突部30aのガイド溝301aは、図12で示すように棚天板突部30aの中心を基点とし、書棚3の長尺方向と平行な線を基準線として、基準線から斜め後方で空間301の開放された側面側に向かって延伸している。
そして、同じく平面視で略正方形の書棚天板突部30aの中心を基点とし、書棚3の長尺方向と平行な線を基準線として、基準線から斜め前方で空間301の開放された側面側に向かって延伸している。したがって、ガイド溝301aは基点を同じとした、前方側のガイド溝と後方側のガイド溝によってV字状に形成されている。
ガイド溝の幅と深さは、後述する書棚3に設けられた回転軸45が入る程度に設定されている。
尚、実施例におけるガイド溝301aは、基準線から45度の角度で、それぞれ斜め前方と後方で空間301の開放された側面に向かって延伸しており、2本のガイド溝の間の角度は90度で設定される。図13で示すようにベース体突部31aの上面のガイド溝301aも、書棚天板突部30aのガイド溝301aと対向して同じ形態なものである。
そして、小天板43には、小天板43の中心部から上方に向かって回転軸45が立設しており、小天板43の上面の回転軸45の周囲に滑り板46が貼り付けられている。
また、小底板42の下面にも、小底板42の中心部から下方に向かって回転軸45が立設しており、小底板42の下面の回転軸45の周囲に滑り板46が貼り付けられている。そして、小収納部400は平面視で略正方形になるように形成され、四辺の一面側、すなわち、背面板41の対向面側が開放された開口部400aとされ収納部の出し入れ口とされる。
大収納部300の書棚天板30は、公知技術である(例えば特許第5336129号に記載されているノックダウン金具5)連結金具50(後述する)よって、側板32、中側板33の上面に取り付けられているから、連結金具50の締結を解き、書棚天板30を取り外す。
そして、小収納部400の開放面側を正面に向け、ガイド溝301aに沿って、小収納部400をスライド移動させ、小側板40の側面と中側板33の側面が沿う状態とする(図7の状態)。
小側板40と中側板33をネジにて固定し、書棚3の組み立ては完了する。
尚、中側板33の外面側には、あらかじめ螺合孔が設けられ、小側板40には該螺合孔に対応した貫通穴が設けられている。ネジは、小収納部400の内面側より該貫通穴を貫通して中側板33の螺合孔に取り付けられる。
そして、この状態で、小収納部400を90度回転させ、開口部400aが外側を向いた状態で、ガイド溝301aに沿って、小収納部400をスライド移動させ、小側板40の背面板41と中側板33の側面が沿う状態とする。前述の中側板33の外面側の螺合孔に合わせて、あらかじめ貫通穴が設けられた背面板41の貫通穴を利用し、背面板41と中側板33をネジにて固定し、小収納部400の回転作業は完了する。
同じ作業要領で、小収納部400をさらに90度回転させると、小収納部400の開口部400aを書棚3の背面側に向けることができる。
したがって、ガイド溝301aに沿って回転中心軸を外側前方に移動させることにより、小収納部400の回転時の回転軌跡が、大収納部300の中側板33と干渉しない(図14)。そのため、小収納部400は、小収納部400が内包する大収納部300の空間301に対して、略同じ容量とすることが可能となり、大きな収納量を確保できる。
また、回転中心軸を外側前方に移動させることにより、書棚3の背面に壁があったとしても、小収納部400の回転時の回転軌跡が壁と干渉しないので、書棚3を移動させることなく、小収納部400の開放側の向きを変えることが容易にできる。
また、小収納部400の上面にも同じく滑り板46が貼り付けられているので、書棚天板30上に荷重がかかった状態であっても小収納部400のスライド移動や回転が行える。
滑り板46は、フッ素樹脂製などの滑りの良い材質のものを貼り付けるだけであるから安価である。
尚、大収納部300の中側板33は、小収納部の近傍に設置した方が、書棚天板突部30aの左右方向の長さが短くなるので、書棚天板突部30aが撓みにくくなるので、小収納部400のスライド移動や回転が行いやすくなり都合がよい。
連結金具50は、連結ピン502と、円柱状の締結金具501とからなるもので、連結ピン502の一端部が雄ねじ部503とされ、他端部には小径軸部504、小径軸部504の先端には大径頭部505が一体的に形成されている。締結金具501は、前記大径頭部505が係合する係合溝孔506と、小径軸部504が摺動可能に嵌合される溝幅の小さな円弧状のガイド溝507とが、互いに連通するようにして円周方向に向かって形成され、平面部には、ドライバーなどで締結金具501を回転させる回転溝508が形成されている。
このような連結金具は公知技術であるのは前述のとおりである。
そして、該連結ピン502の大径頭部505側を中側板33の上面の連結孔331に差込む。このとき、連結ピン502の小径軸部504と大径頭部505を、連結金具50のガイド溝507と係合溝孔506とに嵌合する。
そして、連結金具50を、回転溝508を使い工具などで回動させると連結ピン502と連結金具50とが互いに係合して、書棚天板30と中側板33とが不動に連結される。
当然ながら、連結金具50を、反対方向に回動させると連結ピン502は係合状態を解除され、書棚天板30と中側板33は分割される。
机1の左側方に書棚3を配置した体系は、図19、図20の体系の対称形となり、図21、図22に示すようになる。
尚、小収納部、大収納部の開口部は収納部の出し入れ口であるから、開口部には開閉自在の扉を設けてもよい。
10 天板本体部
11 天板
13 引き出しユニット
2 左右脚体
3 書棚
30 書棚天板
31 ベース体
32 側板
33 中側板
300 大収納部
301 空間
301a ガイド溝
400 小収納部
45 回転軸
Claims (3)
- 少なくとも一対の脚体の上部に天板を設けて構成される机と、机の間口寸法と略等しい間口寸法に設定された書棚とで構成された組み合わせデスクにおいて、書棚は、天板と底板と、天板と底板間で、間口方向で左右に並ぶ大収納部と小収納部を有し、大収納部は、平面視で、間口方向に長尺な長方形を成すとともに長方形の長辺のうち少なくとも一辺側が収納部の出し入れ口とする開口部とされ、小収納部は、平面視で略正方形を成し、該略正方形を成す4辺のうち少なくとも1辺側が収納部の出し入れ口とする開口部とされるとともに、小収納部は、前記天板と底板間で垂直回転軸を中心として回転可能とされるものであって、該垂直回転軸位置は、書棚の小収納部側の外側方向に一時的に移動可能とされ、垂直回転軸が一時的に移動した位置で小収納部は回転できるとともに、該小収納部の開口部は、開口部が書棚の正面を向く第1の体系と、開口部が書棚の外側面を向く第2の体系と、開口部が書棚の背面を向く第3の体系で選択可能とされ、かつ、該各体系での使用状態において、小収納部と大収納部とが隣接することを特徴とする組み合わせデスク。
- 小収納部の垂直回転軸位置は、小収納部の使用状態から、書棚の小収納部側の斜め前方外側に一時的に移動可能とされることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせデスク。
- 小収納部の垂直回転軸位置は、小収納部の使用状態から、書棚の小収納部側の斜め後方外側に一時的に移動可能とされる請求項2に記載の組み合わせデスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017088118A JP6813888B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 組み合わせデスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017088118A JP6813888B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 組み合わせデスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018183488A JP2018183488A (ja) | 2018-11-22 |
JP6813888B2 true JP6813888B2 (ja) | 2021-01-13 |
Family
ID=64356592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017088118A Active JP6813888B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 組み合わせデスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6813888B2 (ja) |
-
2017
- 2017-04-27 JP JP2017088118A patent/JP6813888B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018183488A (ja) | 2018-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10111519B2 (en) | Expandable furniture | |
JP6813888B2 (ja) | 組み合わせデスク | |
JPH0635051Y2 (ja) | 物品収納庫 | |
JP2018183489A (ja) | 組み合わせデスク | |
US11166548B2 (en) | Multi-use desk-cabinet | |
KR20160001263U (ko) | 인출식 멀티 수납장 | |
EP2524627A1 (en) | A mirror with variable surface. | |
JP4476256B2 (ja) | 掛止具を有するキッチン台等の収納家具 | |
JP3873070B2 (ja) | 掛止具を有するキッチン台等の収納家具 | |
KR101412360B1 (ko) | 텔레비젼 수납형 슬라이드 도어 시스템 가구 | |
JP2532877Y2 (ja) | 作業台 | |
JP7121529B2 (ja) | テーブル | |
US20150097474A1 (en) | Bracket for a Pilaster | |
TWM520315U (zh) | 可收納化妝鏡之櫥櫃結構 | |
JP2018000588A (ja) | 組み合わせデスク | |
JP4943252B2 (ja) | デスク装置 | |
JPS6198210A (ja) | 壁面家具装置 | |
JP3233114U (ja) | 折りたたみデスク | |
JP2016214689A (ja) | 収納装置 | |
JP3224886U (ja) | 折りたたみデスク | |
JP6788483B2 (ja) | 組み合わせデスク | |
JP2010022670A (ja) | 棚装置、および棚装置と机との組み合わせ家具 | |
JP3210904U (ja) | ダブル折り畳みデスク収納箱体 | |
JP2023012627A (ja) | デスク収納構造および折り畳みデスク | |
KR20160002101U (ko) | 인출식 멀티 수납장 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6813888 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |