JP6788483B2 - 組み合わせデスク - Google Patents

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

本発明は、机と書棚を組み合わせて使用する組み合わせデスクに係り、詳しくは、使い勝手に応じてデスクと書棚を様々な体系に組み合わせ方を可能とする組み合せデスク装置に関するものである。
従来、家庭等の勉強部屋や書斎等の執務空間で使用される机において、学習効率の向上や、使い勝手の向上を目的として、学習に使用する書籍、参考書、教科書等を整理収納しておく書棚が、机に近接して置かれる場合がある。
そのため、机と書棚を独立させ、机の後方に書棚を配置する体系や、机の側方に書棚を配置し、L字状に配置した体系に机と書棚を組み合わせる組み合わせデスクが従前よりある。
しかしながら、書棚をデスクの側面に書棚の長手方向がデスクと直行するようにL字状に配置した体系では、書棚の取り出し開口がデスクの使用時に配置されるイスの方向を向いているので、イスが邪魔になり書棚が使用しにくいことがある(例えば特許文献1)。
また、書棚の出し入れ口方向が一定のため、室内での組み合わせデスクの配置方法が限定されることがある。
特許第5531456号公報
本願発明は、このような問題に鑑み、簡単な構成で、かつ容易な作業で、使い勝手に応じてデスクと書棚を様々な体系に組み合わせ方が可能とする組合せデスク装置を提供することを課題とするものである。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、少なくとも一対の脚体の上部に天板を設けて構成される机と、机の間口寸法と略等しい間口寸法に設定された書棚とで構成された組み合わせデスクにおいて、書棚は、間口方向で左右に並ぶ大収納部と小収納部を有し、大収納部は、平面視で、間口方向に長尺な長方形を成すとともに長方形の長辺のうち一辺側を収納部の出し入れ口とする開口部とし、小収納部は、平面視で略正方形を成すとともに、該略正方形を成す4辺のうち1辺側を収納部の出し入れ口とする開口部とし、該小収納部の開口部を、開口部が書棚の間口側である正面を向く第1の形態と、開口部が書棚の外側面を向く第2の形態で選択可能とし、組み合わせデスクは、少なくとも、机の後方に、机の間口方向である長辺と書棚の間口方向である長辺が平行になるように書棚を配置し、前記第1の形態により書棚の小収納部の開口部が組み合わせデスクの前方を向く組み合わせと、机の後方に、机の前記長辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、前記第2の形態により書棚の小収納部の開口部が組み合わせデスクの右側方を向く組み合わせと、机の後方に、机の前記長辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、前記第2の形態により書棚の小収納部の開口部が組み合わせデスクの左側方を向く組み合わせと、机の側方に、机の側方辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、かつ、前記第1の形態により書棚の小収納部が机の前端より前方の位置で、小収納部の開口部が書棚の長辺側を向く組み合わせと、机の右側方に、机の該側方辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、かつ、前記第2の形態により書棚の小収納部が机の前端より前方の位置で、小収納部の開口部が組み合わせデスクの前方を向く組み合わせと、机の左側方に、机の該側方辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、かつ、前記第2の形態により書棚の小収納部が机の前端より前方の位置で、小収納部の開口部が組み合わせデスクの前方を向く組み合わせに選択可能としたものである。
第1の手段として構成したところによると、小収納部の開口部を、書棚の正面を向く第1の形態と、開口部が外側面を向く第2の形態で選択可能であるため、机と書棚の組合せパターンを多彩にすることができ、組み合わせデスクを設置する部屋のレイアウトに合わせて、使い勝手のよい机と書棚の組み合わせが可能である。
また、机の側方に書棚を配置した組み合わせで、机の右側に書棚を配置した組み合わせと、机の左側に書棚を配置した組み合わせで対称にできるから、書棚の配置は、使い勝手が変わることなく机の左右で選択が可能となる。
机の右側面図。 机の正面図。 机の底面図。 組み合わせデスクの右側面図。 組み合わせデスクの正面図。 書棚の正面図。 書棚の背面図。 図6のA−A線断面図。 図6のB−B線断面図。 図6のC−C線断面図。 側板の6面図。 書棚天板と側板との連結部を示す拡大縦断面図。 書棚天板の底面図。 書棚底板の上面図。 転倒防止連結金具の斜視図。 机と書棚を転倒防止連結金具で連結した状態を示す要部部分拡大断面図。 拡張天板を使用した状態の組み合わせデスクの右側面図。 組み合わせデスクの他の例を示す右側面図。 机の後方に書棚を配置した形態を示す平面図。 机の右側方に書棚を配置した形態を示す平面図。 机の右側方に書棚を配置した他の形態を示す平面図。 机の左側方に書棚を配置した形態を示す平面図。 机の左側方に書棚を配置した他の形態を示す平面図。
一対の脚体の上部に天板を設けて構成される机と、机の間口寸法と略等しい間口寸法に設定された書棚とで構成された組み合わせデスクにおいて、間口方向で左右に並ぶ大収納部と小収納部を有した書棚の大収納部を、平面視で間口方向に長尺な長方形とし、長方形の長辺のうち一辺を収納部の出し入れ口とする開口部とし、小収納部を、平面視で一辺を書棚の奥行き寸法より小さく設定した略正方形とし、小収納部の4辺のうち1辺を収納部の出し入れ口とする開口部とし、大収納部の開口部を書棚の正面を向く第1の体系と、開口部が背面を向く第2の体系で選択可能とし、小収納部の開口部を、書棚の正面を向く第1の体系と、開口部が外側面を向く第2の体系と、開口部が背面を向く第3の体系で選択可能とするとともに、大収納部と小収納部を、ぞれぞれ、一対の側板と、一対の側板間に架設される背板と、側板の上面に載置、連結する天板と、側板下面が載置、連結する底板で構成し、かつ、側板、背板、天板、底板を着脱自在に連結し、大収納部と小収納部の天板と底板は共用とし大収納部と小収納部の側板は、全て同一形状とし、側板に、一対の側板間に棚板を上下調整可能に架設するための棚受け取り付け用の孔を上下に複数個所設け、側板を、上下反転しても使用可能なように上下方向で対称に形成する。
第1実施例を、添付図面に基づいて詳述する。
図1、図2において、符号1は机を示し、机1は天板本体部10と、天板本体部10の左右端部側に連結ネジにて連結された左右脚体2、2より構成されている。
符号20は左右脚体2、2を連結する脚体補強材を示し、符号200は、取り付け部材を介して、天板本体部10の後端に連接される拡張天板であって、天板を拡張しない場合には天板本体部10の下面にネジ止め固定されている。
図4、図5において、符号3は、机1と連結可能な書棚を示している。
天板本体部10は、図3に示すように、主に左右方向に長い長方形板状の天板11と、天板11の左右端部のやや内側下面で、前後方向(奥行き方向)ほぼ全幅にわたって配設された左右天板側板12、12と、左右天板側板12、12間のほぼ中央部で、前後方向にわたって配設され、左右天板側板12、12よりやや短い長さの天板中央支持桟13と、左右天板側板12、12の内面と、天板中央支持桟13の外面に取り付けられる引き出し支持用部材14(レール部材等)を介して前後方向で出入自在とされる左右の引き出し16、16で構成されている。
左右脚体2、2は対向した対称形に形成されているので、一方側のみ説明する。
右側脚体2は、前後に離間して配置する棒状の前支持脚21、後支持脚22と、前支持脚21、後支持脚22の上部で、前支持脚21と後支持脚22を連結する上部補強材221、前支持脚21と後支持脚22の下部で、前支持脚21と後支持脚22を連結する下部補強材212で構成されている。
そして、左右脚体2、2は、前記左右天板側板12、12の側面にネジ止め固定される。
書棚3は、図6、図7に示すように、ベース体31とベース体31に立設する側板32、32、32、32と、側板に載置する書棚天板30と、側板間に架設される上下小背板33、33、中間小背板34、上下大背板35、35、中間大背板36と、同じく側板間に架設される小棚板37、大棚板38で構成されている。
書棚天板30は、机の天板11と略同じ横幅で、奥行きは、机の天板11の奥行き寸法の約半分程度に設定された横長長方形、すなわち、間口方向に長尺な板状に形成されている。
そして、該書棚天板30の上面が、机の天板11の上面と同じ高さとなるように書棚30は構成されている。
書棚天板30の下面には、側板32を連結するための螺孔50が設けられている。
螺孔50は、後述する連結金具40の連結ピン402を取り付けるものであり、側板32の取り付け体系に合わせて複数個設けられている。
実施例における螺孔50は、図13に示すように50a〜50lまでの12個が設けられ、50a、50b間、50c、50e間、50d、50f間、50g、50h間、50i、50j間、50k、50l間のピッチ(図13におけるA寸法)が同じ寸法にされており、50a、50g間、50c、50d間、50b、50h間のピッチ(図13におけるB寸法)が同じ寸法に設定されている。
ベース体31は、平面視において書棚天板30と略同じ寸法に設定される底板311と、底板311の左右両端部の下面に配設されたベース側板312、312と、前後端部下面で左右ベース側板312、312間に配設されたベース前板313、313より構成され、平面視において書棚天板30と略同じ寸法に設定される箱状に形成されている。
底板311の上面には、側板32を連結するための螺孔60が設けられている。
螺孔60は、後述する連結金具40の連結ピン402を取り付けるものであり、側板32の取り付け体系に合わせて複数個設けられている。
実施例における螺孔60は、図14に示すように60a〜60lまでの12個が設けられ、60a、60b間、60c、60e間、60d、60f間、60g、60h間、60i、60j間、60k、60l間のピッチ(図13におけるA寸法)が同じ寸法にされており、60a、60g間、60c、60d間、60b、60h間のピッチ(図14におけるB寸法)が同じ寸法に設定されている。
この螺孔60の配置は、書棚天板30の螺孔50の配置と同一である。
側板32は、図6、9、10に示すように、書棚天板30の下面と底板311上面間に配接される高さで、書棚天板30と底板311の奥行き寸法より若干小さい奥行き寸法に設定され、板状に形成されている。
側板32は、図11に示すように、一側面の上下部に後述する連結金具40の締結部材401、401が前後に間隔が開けて取り付けられており、締結部材401に対応して、連結孔322、322が側板32の上下面にそれぞれに設けられている。
さらに、締結部材401が取り付けられる同じ面の後部側の上下部には、連結金具40の連結ピン402が連結する螺孔323、323が設けられている。
図14に示す符号321、321は、上下背板を架設する際の位置決めダボが打ち込まれる孔である。
また、螺孔323、323の上下間中間部には、連結金具40の連結ピン402が連結する螺孔324、324が設けられている。
尚、螺孔323、324は、側板32に埋め込まれたナット405によって形成される。
そして、締結部材401が取り付けられる同じ面の上下中間部に、前後方向に離間して支持孔325、325が設けられ、さらに支持孔325、325は、上下方向にも等間隔で複数個配置されている。
尚、支持孔325、325は、小棚板37、あるいは大棚板38を支持するために棚受け371を取り付ける孔である。
このように形成された側板32は、図11に示す一点鎖線(a−a)を中心に上下に対称とされ、前側の締結部材401と連結孔322の側板32の前端からの寸法と、後側の締結部材401と連結孔322の側板32の後端からの寸法は同一寸法とされている。
このように側板32を形成することによって、2体用意された側板32、32のうち一体を、上下方向に反転することによって、2体の側板32、32左右対称に向かい合わせに配置することができる。したがって、一対に配置される側板32、32で左右勝手なく同じものを使用することができる。
そのため、小収納部300の左側板、小収納部300の右側板、大収納部301の左側板、大収納部301の右側板は同一形状のため、側板32の製造過程において、同一のものを製作するだけでよいので、製作時間が短く済みコストダウンが図れる。
また、側板32が全て同一形状に加え、上下対称形状で互換性があるので、書棚3を組み替える場合において、側板32の種類や上下左右方向を都度確認する必要がなく組み立て易い。
上下小背板33は、上下で同じものを使用するため、上部側で使用されるもののみを詳述する。
上小背板33は、一対に配置される側板32、32の上下の螺孔323、323に連結金具40を介して側板32、32間に架設されるものであって、横長板状に形成され、両端部には、側板32と同様に連結金具40の締結部材401、401が取り付けられており、両端面にも側板32と同様に締結部材401に対応して連結孔が設けられている。
そして、上小背板33の上面の中間部には、切り欠き331が設けられている。切り欠き331は、机1と書棚3を連結する転倒防止連結金具70の逃がし孔であるので転倒防止連結金具70を使用しない場合においては不用である。
上小背板33は、側板32、32の上下で反転して対向して配置されるため、左右方向に対称に形成されている。
このように、上下で同じ背板を使用することにより、部材の種類が減り、部材製作時間が短く済みコストダウンが図れ、書棚を組み替える場合において、部材を確認する手間が省け組み立てがし易い。
中間小背板34は、一対に配置される側板32、32の中間の螺孔324、324に連結金具40を介して側板32、32間に架設されるものであって、横長板状に形成され、両端部には、側板32と同様に連結金具40の締結部材401、401が取り付けられており、両端面にも側板32と同様に締結部材401に対応して連結孔が設けられている。
左右の側板32、32と上下小背板33、33と中間小背板34によって小収納部300が形成され、小収納部300は、平面視において、左右の側板32、32の外側間寸法が書棚天板30の間口方向と直行する方向の奥行き寸法より若干小さくなるように上小背板33、中間小背板34の左右方向の幅寸法が設定されている。
そして、側板32の奥行き寸法は、前述のとおり、書棚天板30の奥行き寸法より若干小さい奥行き寸法に設定されているため、小収納部300は、平面視において、略正方形を成している。
小収納部300の中間小背板34の対向面側の開放面は、収納部の出し入れ口となる小収納部開口部300aとされる。
上下大背板35は、上下で同じものを使用するため、上部側で使用されるもののみを詳述する。
上大背板35は、一対に配置される側板32、32の上下の螺孔323、323に連結金具40を介して側板32、32間に架設されるものであって、横長板状に形成され、両端部には、側板32と同様に連結金具40の締結部材401、401が取り付けられており、両端面にも側板32と同様に締結部材401に対応して連結孔が設けられている。
そして、上大背板35の上面の中間部と中間部から左右に等間隔離間し、切り欠き351、31、351が設けられている。切り欠き351は、机1と書棚3を連結する転倒防止連結金具70の逃がし孔であるので転倒防止連結金具70を使用しない場合においては不用である。
上大背板35は、側板32、32の上下で反転して対向して配置されるため、左右方向に対称に形成されている。
このように、上下で同じ背板を使用することにより、部材の種類が減り、部材製作時間が短く済みコストダウンが図れ、書棚を組み替える場合において、部材を確認する手間が省け組み立てがし易いのは上小背板33と同じである。
中間大背板36は、一対に配置される側板32、32の中間の螺孔324、324に連結金具40を介して側板32、32間に架設されるものであって、横長板状に形成され、両端部には、側板32と同様に連結金具40の締結部材401、401が取り付けられており、両端面にも側板32と同様に締結部材401に対応して連結孔が設けられている。
左右の側板32、32と上下大背板35、35と中間大背板36によって大収納部301が形成され、大収納部301は、平面視において、左右の側板32、32の外側間寸法が書棚天板30の間口方向寸法から、前記小収納部300の幅分を省いた寸法より若干小さく横長長方形を成している。大収納部301の中間大背板36の対向面側の開放面は、収納部の出し入れ口となる大収納部開口部301aとされる。
このように構成されたベース体31と側板32、書棚天板30と側板32、上下小背板33、33と側板32、中間小背板34と側板32、上下大背板35、35と側板32、中間大背板36と側板32とは、それぞれ連結金具40にて着脱自在かつ不動に連結されている。
小棚板37、大棚板38は、棚受け371に載置されており、特段連結されていないが、複数個設けられた支持孔325に合わせて、上下方向に高さ調節可能に配置されている。
連結金具40について、図12に基づき詳述する。
連結金具40は、連結ピン402と、円柱状の締結金具401とからなるもので、連結ピン402の一端部が雄ねじ部403とされ、他端部には小径軸部404、小径軸部404の先端には大径頭部405が一体的に形成されている。
締結金具401は、前記大径頭部405が係合する係合溝孔406と、小径軸部404が摺動可能に嵌合される溝幅の小さな円弧状のガイド溝407とが、互いに連通するようにして円周方向に向かって形成され、平面部には、ドライバーなどで締結金具401を回転させる回転溝408が形成されている。
このような連結金具は公知技術である(例えば特許第5336129号に記載されているノックダウン金具5)。
書棚天板30と側板32を連結するには、書棚天板30の下面に設けられた螺孔50に、連結ピン402の雄ねじ部403を螺合させて取り付ける。
そして、該連結ピン402の大径頭部405側を側板32の上面の連結孔322に差込む。このとき、連結ピン402の小径軸部404と大径頭部405を、連結金具40のガイド溝407と係合溝孔406とに嵌合する。
そして、連結金具40を、回転溝408を使い工具などで回動させると連結ピン402と連結金具40とが互いに係合して、書棚天板30と側板32とが不動に連結される。
当然ながら、連結金具40を、反対方向に回動させると連結ピン402は係合状態を解除され、書棚天板30と側板3は分割される。
ベース体31と側板32、上下小背板33、33と側板32、中間小背板34と側板32、上下大背板35、35と側板32、中間大背板36と側板32の連結においても同様の連結金具40を用いて同様に連結される。
本発明は上記の如く構成され、書棚3は、次のように組み立てられる。
まず、側板2に、上下小背板33、33、中間小背板34の一端部を、連結金具40を使用して連結し、他方端側に同じく連結金具40を使用して他の側板2を連結する。このようにして小収納部300を構成し、この小収納部300をベース体31の底板311上に載置し、連結金具40を使用して小収納部300とベース体31連結する。
次に、側板2に、上下大背板35、35、中間大背板36の一端部を、連結金具40を使用して連結し、他方端側に同じく連結金具40を使用して他の側板2を連結する。このようにして大収納部301を構成し、この大収納部301をベース体31の底板311上に載置し、連結金具40を使用して大収納部301とベース体31連結する。
このように組み立てられた小収納部300と大収納部301の上面に書棚天板30を載置し、連結金具40にて小収納部300と書棚天板30、大収納部301と書棚天板30を連結し書棚3は組み立てられる。
書棚3の小収納部300、使用用途に応じて、開口部300aの向きを前面向き、外側向き、背面向きに変更できるが、開口部300aの向きを変更するには、まず、開口部3000aが正面を向いた小収納部300と書棚天板30、大収納部301と書棚天板30を連結している連結金具40の係合状態を解除し、書棚天板30を取外す。
次に、小収納部300とベース体31を連結している連結金具40の係合状態を解除し、小収納300を取り外す。
この状態で、底板311に取り付けられている連結ピン402は、螺孔60a、60b、60g、60hに位置している。
そして、これらの連結ピン402を螺孔60c、60e、60d、60fに移設する。
小収納部300をこれら連結ピン402の位置にあわせて(平面視で右に90度回転)再度連結固定する。
この時、螺孔60cの連結ピン402が右側の側板32の前部の連結孔322に差し込まれ、60eの連結ピン402が右側の側板32の後部の連結孔322に差し込まれ、螺孔60dの連結ピン402が左側の側板32の前部の連結孔322に差し込まれ、60fの連結ピン402が左側の側板32の後部の連結孔322に差し込まれるので、開口部300aは書棚3の外側を向くことになる。
同様に、書棚天板30に取り付けられている連結ピン402を、螺孔50a、50b、50g、50hから螺孔50c、50e、50d、50fに移設した上で書棚天板30を上部から被せて連結固定すると開口部300aの向きの変更が完了する。
開口部300aを背面側に向ける場合は、連結ピン402を螺孔螺孔60a、60b、60g、60hに戻し、小収納部300をさらに平面視で右に90度回転させ、再度連結固定する。
同様に、書棚天板30に取り付けられている連結ピン402を螺孔50c、50e、50d、50fから螺孔50a、50b、50g、50hに戻し、書棚天板30を上部から被せて連結固定すると開口部300aの向きの変更が完了する。
螺孔60は、図14に示すように、書棚の前面側、側面側、背面側でA寸法、B寸法を揃えているので、小収納部300の回転が容易である。
このように、小収納部300は、開口部300aを書棚3の正面側、外面側、背面側の3つの体系に変更させることができる。
大収納部301の開口部301aの向き変更も、小収納部300の向き変更と同様に、側板32と書棚天板30、側板32と底板311を連結している連結金具40の係合状態を解除し、大収納部301の開口部301a向きを背面側に向けて、底板311と側板32、側板32と書棚天板30を再度連結固定すると完了する。
大収納部301を連結する書棚天板30、底板311の螺孔50、60は、開口部301aの向きが前面側の場合と背面側の場合とで同じ位置であるので、連結ピン402を移設する必要なない。
大収納部301は、開口部301aを書棚3の正面側、背面側の2つの体系に変更させることができる。
書棚天板30は図13に示す一点鎖線(a−a)を中心に上下に対称とされ、底板311を含めベース体31は、図14に示す一点鎖線(a−a)を中心に上下に対称とされ、すなわち、書棚天板30、ベース体31は前後方向で対称形であるから、小収納部300と大収納部301のそれぞれの開口部を前面向きの場合と背面向き場合とは、対称形となるので、書棚3を机1の左右いずれかの側方に配置する場合においても、書棚3は、小収納部300と大収納部301のそれぞれの開口部を前面向きの場合と背面向き場合で組み替えることにより左右用で兼用することができる。
また、小収納部300と大収納部301の上板は、書棚天板30を共用して使用し、小収納部300と大収納部301の底板は、底板311を共用して使用するので、部品点数が少なくなるばかりでなく、小収納部300と大収納部301は、書棚天板30、底板311で連結状態となるので、小収納部300と大収納部301同士を側板32の側面に貫通孔を設けてネジなどで連結する必要がなく、側板32の外側に露呈する側面にネジ孔などがなく見栄えがよい。さらに、書棚天板30が一体的で接ぎ目もないため、筆記時等に邪魔となりやすい天板のつなぎ目がないので机の拡張天板としての使い勝手も優れる。
転倒防止連結金具70は、鋼板製であって、図15に示すように、長方形板状の連結基材701と連結基材701の短辺の一方端から垂下する連結座702と、他方端からやや下向きに傾斜する案内辺703と、連結基材701の長辺の両端から垂下する補強辺704、704からなり略L字状に形成されたものである。
転倒防止連結金具70は、机1と書棚3を連結するためのものであり、主に書棚3の転倒を防止するものである。
使用方法としては、連結座702と机1の側面(脚や天板本体の側面など)を、連結座702に設けられた孔と、机1の側面に設けられた螺孔を使いネジにて固定する。
そして、連結基材7の上面に書棚天板30の下面を載置し、連結基材7に設けられた孔と、書棚天板30の下面に適宜(図示せず)設けられた螺孔を使いネジにて固定し、机1と書棚3は連結される。
この時、案内辺703が斜め下に向かって傾斜しているので、転倒防止連結金具70の突出側から書棚3を所定の位置に配置するときに、連結基材701の端面と書棚が引っかかることを防止することができる。
尚、連結基材7に孔が複数個設けられているのは、机と書棚の配置によって異なってくる螺孔の位置に対応するためである。
図16は、書棚3の小開口部300を外側(書棚の背面)に向けて、左側脚体を外した机1の左側面に配置した状態の断面部分拡大図であるが、このように、机1の側方部に書棚3を配置する場合に、書棚側の机の脚体2を外して、机1にかかる荷重を書棚3で受けることによって、書棚3の収納部の正面側の障害物を省き、書棚の使い勝手を向上させることあるが、この場合において、転倒防止連結金具70は、机補強金具としても使用される。
机1の書棚側の荷重の大部分は、転倒防止連結金具70の連結基材7が受け持つので、連結基材7の補強ため、長辺補強辺704が形成されている。
当然ながら、机1の脚体2を取り外さずに書棚3を配置することも出来る。
図17は、机1の天板11の後端に拡張天板200を連結したものと書棚3を組み合わせたものであり、本発明の机と書棚は、拡張天板の有無に関係なく組み合わせを行うことができる。また、図18は、書棚3の上部に上部書棚3aを連結載置したものであって、このように書棚を2段重ねに配置しても、本発明の机と書棚は、前述のように組み合わせを行うことができる。
尚、小収納部、大収納部の開口部は収納部の出し入れ口であるから、開口部には開閉自在の扉を設けてもよい。
本発明品での机1と書棚3の組み合わせ方法は、図19〜図21に示すように多彩な配置が可能である。図19〜図21における矢印は、小収納部300の開口部300a、大収納部と301の機a後部300aの向きを示しており、図19は、机1の後方に書棚3を配置した形態を示しており、基本的に机1と書棚3は転倒防止連結金具70で連結されている。図20は、机1の右側方に書棚3を配置した形態を示しており、開口部301aが内側を向く形態である。図21は、同じく机1の右側方に書棚3を配置した形態を示しており、開口部301aが外側を向く形態である。
机1の左側方に書棚3を配置した形態は、図20、図21の形態の対称形となり、図22、図23に示すようになる。
このように、収納部の開口部の向きを変更することにより一種類の書棚で様々な机との組み合わせが可能なので、組み合わせデスクを配置する部屋のレイアウトに合わせて使い勝手のよい組み合わせを提供できる。
以上のように、本発明は、書棚に大収納部と小収納部を設け、それぞれの収納部の開口方向を変更できるので、机と書棚の組合せパターンを多彩にすることができ、組み合わせデスクを設置する部屋のレイアウトに合わせて、使い勝手のよい机と書棚の組み合わせが可能であるから、家庭等の勉強部屋や書斎等の執務空間で広く利用することができる。
1 机
10 天板本体部
11 天板
2 左右脚体
200 拡張天板
3 書棚
30 書棚天板
31 ベース体
32 側板
33 小背板
35 大背板
300 小収納部
301a 開口部
301 大収納部
301a 開口部

Claims (1)

  1. 少なくとも一対の脚体の上部に天板を設けて構成される机と、机の間口寸法と略等しい間口寸法に設定された書棚とで構成された組み合わせデスクにおいて、書棚は、間口方向で左右に並ぶ大収納部と小収納部を有し、大収納部は、平面視で、間口方向に長尺な長方形を成すとともに長方形の長辺のうち一辺側を収納部の出し入れ口とする開口部とし、小収納部は、平面視で略正方形を成すとともに、該略正方形を成す4辺のうち1辺側を収納部の出し入れ口とする開口部とし、該小収納部の開口部を、開口部が書棚の間口側である正面を向く第1の形態と、開口部が書棚の外側面を向く第2の形態で選択可能とし、組み合わせデスクは、少なくとも、机の後方に、机の間口方向である長辺と書棚の間口方向である長辺が平行になるように書棚を配置し、前記第1の形態により書棚の小収納部の開口部が組み合わせデスクの前方を向く組み合わせと、机の後方に、机の前記長辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、前記第2の形態により書棚の小収納部の開口部が組み合わせデスクの右側方を向く組み合わせと、机の後方に、机の前記長辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、前記第2の形態により書棚の小収納部の開口部が組み合わせデスクの左側方を向く組み合わせと、机の側方に、机の側方辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、かつ、前記第1の形態により書棚の小収納部が机の前端より前方の位置で、小収納部の開口部が書棚の長辺側を向く組み合わせと、机の右側方に、机の該側方辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、かつ、前記第2の形態により書棚の小収納部が机の前端より前方の位置で、小収納部の開口部が組み合わせデスクの前方を向く組み合わせと、机の左側方に、机の該側方辺と書棚の長辺が平行になるように書棚を配置し、かつ、前記第2の形態により書棚の小収納部が机の前端より前方の位置で、小収納部の開口部が組み合わせデスクの前方を向く組み合わせに選択可能としたことを特徴とする組み合わせデスク。
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