JP2018183489A - 組み合わせデスク - Google Patents

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栄枝 登志男
Toshio Eishi
登志男 栄枝
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Abstract

【課題】机と書棚を組み合わせて使用する組み合わせデスクに係り、使い勝手に応じてデスクと書棚を様々な体系に組み合わせ方を可能とする組み合せデスク装置に関するものであり、詳しくは、机の側方に書棚を組み合わせた組み合わせデスクにあっても、書棚の使い勝手がよい組合せデスク装置を提供する。【解決手段】書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置可能な組み合わせデスクの机を、少なくとも天板と、天板に着脱自在に取り付けられる一対の脚体と、天板下方に配置する引き出しユニットで構成し、引き出しユニットを、一対の脚体間で左右方向に移動可能な大きさで形成し、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置した状態で、引き出しユニットを、机の一対の脚体間において書棚が配置されている側の他方側に移動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、机と書棚を組み合わせて使用する組み合わせデスクに係り、詳しくは、使い勝手に応じてデスクと書棚を様々な体系に組み合わせ可能とする組み合せデスク装置に関するものである。
家庭等の勉強部屋や書斎等の執務空間で使用される机において、学習効率の向上や、使い勝手の向上を目的として、学習に使用する書籍、参考書、教科書等を整理収納しておく書棚が、机に近接して置かれる場合がある。
そのため、机と書棚を独立させ、机の後方に書棚を配置する体系や、机の側方に書棚を配置し、L字状に配置した体系に机と書棚を組み合わせる組み合わせデスクが従前よりある(例えば特許文献1)。
このように、書棚をデスクの側面に書棚の長手方向がデスクと直行するようにL字状に配置した体系では、デスクの側面に接した書棚の取り出し開口が、デスク側を向き、かつ、デスクの天板の下方部の位置となるため、書棚の収納物が見辛く、また、出し入れがし難いといった問題があった。
特許5531456公報
本発明は、机と書棚を組み合わせて使用する組み合わせデスクに係り、使い勝手に応じてデスクと書棚を様々な体系に組み合わせ方を可能とする組み合せデスク装置に関するものであり、詳しくは、机の側方に書棚を組み合わせた組み合わせデスクにあっても、書棚の使い勝手がよい組合せデスク装置を提供することを課題とするものである。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、主に机と書棚からなり、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置可能な組み合わせデスクにおいて、机は、少なくとも天板と、天板に着脱自在に取り付けられる一対の脚体と、天板下方に配置する引き出しユニットで構成されるとともに、引き出しユニットは、一対の脚体間で左右方向に移動可能な大きさで形成され、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置した状態で、引き出しユニットを、机の一対の脚体間において書棚が配置されている側の他方側に移動させることが可能なものである。
次に上記課題を解決する為、本発明が第2の手段として構成したところは、第1の手段とした構成に加え、引き出しユニットは、一対の脚体間左右方向でスライド移動可能なものである。
次に上記課題を解決する為、本発明が第3の手段として構成したところは、第1の手段、あるいは、第2の手段とした構成に加え、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置する際、机の書棚側の脚体を取り外し、書棚で机の脚体を取り外した側を支えるものである。
第1の手段として構成したところによると、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置した状態で、引き出しユニットを書棚側と反対側に移動できるので、天板下に臨む書棚の間口側を机の前方側から臨む際、引き出しユニットがないため書棚の上部側まで目視で確認でき、また書棚の開口部より物品を出し入れする際にも引き出しユニットがないため、物品の出し入れ作業が容易である。
第2の手段として構成したところによると、第1の手段の効果に加え、引き出しユニットはスライド移動が可能なため、引き出しユニットを左右方向で移動する際、引き出しユニットを一旦取り外し、移動先で再度取り付け直す必要がなく、引き出しユニットの位置変更が容易である。また、スライド移動可能なので、引き出しユニットの左右方向の位置を細かく設定できるので引き出しの使い勝手がよい。
第3の手段として構成したところによると、第1の手段、あるいは、第2の手段の効果に加え、机の書棚側の脚体を取り外すことが可能であるため、天板下に臨む書棚の開口側が机の前方側からほとんど目視で確認できる。また書棚の開口部より物品を出し入れする際にも脚体がないため、物品の出し入れ作業が容易である。
机の右側面図 机の正面図 机の底面図 図2のA−A線断面図 組み合わせデスクの右側面図 組み合わせデスクの正面図 書棚の正面図 書棚の背面図 図7のB−B線断面図 大収納部の正面図 小収納部の斜視図 書棚天板の底面図 ベース体の平面図 図9から小収納部を斜め前方に移動した状態の断面図 図9から小収納部を斜め後方に移動した状態の断面図 書棚天板と中側板との連結部を示す拡大縦断面図 拡張天板を使用した状態の組み合わせデスクの右側面図。 机の後方に書棚を配置した体系を示す平面図。 机の右側方に書棚を配置した体系を示す平面図。 机の右側方に書棚を配置した他の体系を示す平面図。 机の左側方に書棚を配置した体系を示す平面図。 机の左側方に書棚を配置した他の体系を示す平面図。
机と、机の間口寸法と略等しい間口寸法に設定された書棚とで構成され、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置可能な組み合わせデスクにおいて、書棚を、天板と底板と、天板と底板間で間口方向の左右に並ぶ大収納部と小収納部で形成し、大収納部を、平面視で、間口方向に長尺な長方形を成すとともに長方形の長辺のうち一辺側を収納部の出し入れ口とする開口部とし、小収納部を、平面視で略正方形を成し、該略正方形を成す4辺のうち1辺側を収納部の出し入れ口とする開口部とし、小収納部を、前記天板と底板間で垂直回転軸を中心として回転可能とし、該垂直回転軸位置を、書棚の小収納部側の外側方向に一時的に移動可能、かつ、移動する方向を小収納部の使用状態から、斜め前方外側、あるいは斜め後方外側とするとともに垂直回転軸を一時的に移動した位置で小収納部を回転可能とし、前記小収納部の開口部を、開口部が書棚の正面を向く第1の体系と、開口部が書棚の外側面を向く第2の体系と、開口部が書棚の背面を向く第3の体系で選択可能し、かつ、該各体系での使用状態において、小収納部と大収納部とを隣接させ、机を、少なくとも天板と、天板に着脱自在に取り付けられる一対の脚体と、天板下方に配置する引き出しユニットで構成するとともに、引き出しユニットを、一対の脚体間で左右方向にスライド移動可能な大きさで形成し、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置する際、机の書棚側の脚体を取り外し、書棚で机の脚体を取り外した側を支えるとともに、引き出しユニットを、机の一対の脚体間において書棚が配置されている側の他方側にスライド移動させる。
第1実施例を、添付図面に基づいて詳述する。
図1、図2において、符号1は机を示し、机1は天板本体部10と、天板本体部10の左右端部側に連結ネジにて連結された左右脚体2、2より構成されている。
符号20は左右脚体2、2を連結する脚体補強材を示し、符号200は、取り付け部材を介して、天板本体部10の後端に連接される拡張天板であって、天板を拡張しない場合には脚体補強材20の前面にネジ止め固定されている。
図5、図6において、符号3は、机1と連結可能な書棚を示している。
天板本体部10は、図3に示すように、主に左右方向に長い長方形板状の天板11と、天板11下面に左右方向に延伸する前後一対のガイドレール12、12に左右移動可能に吊り下げられる引き出しユニット13で構成されている。
ガイドレール12は、前後一対で同形状のものが対称に配設されているので前側のガイドレール12のみを詳述する。
ガイドレール12は、図2、図4に示すように、図正面視において、左右脚体2、2間の長さに形成され、側面視で、天板11の下面から下方に延出したレール基部12a、レール基部12aから前方に延出した受け部12bで形成され、レール基部12aは前面が垂直で、後面が上面から前側下方に向かって傾斜面12cを形成し、下面が水平となる形態であって、レール基部12aの前面下部より方形の受け部12bが形成されている。
傾斜面12cは、引き出し135内の収容物が、引き出し135が収容された状態の時に上方に飛び出した場合、引き出し135を引き出す時に、飛び出した収容物がガイドレール12に干渉し引き出しが開かなくなることを防止するためのもので、引き出し135を引き出す時に傾斜面12cの傾斜面に沿って、飛び出した収容物が下方に押し込まれるため、引き出しを開けることができる。
引き出しユニット13は、図3、図4に示すように、天板11の下面で、天板11の先端から、脚体補強材20の前面間のほぼ全幅にわたって形成され、所定の間隔で配設された引出左右側板131、131と、引出左右側板131、131下面に、引出左右側板131、131間の左右方向にわたって、前後一対に配設される引出側板補強桟132、132と、引出左右側板131、131上面のそれぞれに、前後一対に取り付けられるスライド部材133、133、133、133と、引出左右側板131、131の対向する面に取り付けられる引き出し支持用部材134、134(レール部材等)を介して前後方向で出入自在とされる引き出し135で構成されている。
スライド部材133は、前後一対で同形状のものが対称に配設されているので前側のスライド部材133のみを詳述する。
スライド部材133は、正面視において、引出左右側板131の巾寸法と略同じ巾に形成され、図4に示すように、側面視で、引出左右側板131の上面から上方に立ち上がる長方形の基部133aと、基部133aの上部後面から後方に向かって延出する係り部133bと、基部133aの上面と係り部133bの上面を繋ぐように上方に円弧状に膨出した滑動部133cで形成されている。すなわち、上下逆向きのL字状に形成されている。
このように構成された天板本体部10の側面より、引き出しユニット13を、ガイドレール12の受け部12bの上面に、スライド部材133の係り部133bの下面が載置するように、引き出しユニット13を左右方向に移動させながらスライド部材133とガイドレール12を係合させる。あるいは、天板本体部10に引き出しユニット13を所定の位置に配置したのち、あらかじめ取り外しておいたガイドレール12を、ガイドレール12の受け部12bの上面に、スライド部材133の係り部133bの下面が載置するように、天板11下面にネジ止めし、スライド部材133とガイドレール12を係合させる。
このように天板本体部10に係合した引き出しユニット13は、ガイドレール12の長さの範囲で左右方向にスライド移動が可能となる。
尚、スライド部材133の滑動部133cは、引き出しユニット13が上方に移動することによって発生するガタツキを抑えるため、膨出形態の上端部を天板11の下面に接触させている。また、滑動部133cは、膨出形態の上端部を天板11の下面に接触させているので、天板11とは略線接触となり、過度な抵抗が生まれず、引き出しユニット13の左右移動時に過度に重くなることや、引っかかりが生まれ左右移動がし難いといった問題を解消できる。
引き出しユニット13は、ネジにて天板11の下面に取り付けても良いが、その場合、天板11の下面に、引き出しユニット13に移動位置に合わせて多数の螺合孔を設ける必要があるので、ガイドレールを使って左右方向にスライド移動できるように構成する方が望ましい。
左右脚体2、2は対向した対称形に形成されているので、一方側のみ説明する。
右側脚体2は、前後に離間して配置する角柱状の前支持脚21、後支持脚22と、前支持脚21、後支持脚22の上部で、前支持脚21と後支持脚22を連結する上部補強材221が一体的に形成され、側面視で下向きコ字状に構成されている。
そして、左右脚体2、2は、天板11の下面と着脱可能に固定される。
書棚3は、図7、図9に示すように、大収納部300と小収納部400で構成され、該書棚3の上面が、机の天板11の上面と同じ高さとなるように設定され、小収納部400は、垂直軸を中心に回転できるように形成されている。
大収納部300は、平面視において、机の天板11と略同じ横幅で、奥行きは、机の天板11の奥行き寸法の約半分程度に設定された横長長方形のベース体31と、ベース体31の小収納部300側と対向側の側端部の上面に立設する側板32と、該側端部の対向端部より小収納部300が収まる寸法分内側寄りの上面に立設する中側板33と、側板32、中側板33の上端面に載置、着脱自在に連結される平面視においてベース体31と略同形に形成される板状の書棚天板30と、側板32、33間に着脱自在に架設される上下背板35、35、中間背板36、同じく側板32、33間に着脱自在に架設される大棚板38で構成されている。
そして、大収納部300は平面視で横長長方形になるように形成され、長辺の一面側、すなわち、背板の対向面側が開放された開口部300aとされ、収納部の物品の出し入れ口とされる。
このように構成される大収納部300には、図10に示すように、中側板33から、側方に向かってベース体31と書棚天板30が突き出しており、ベース体31と書棚天板30と中側板33で一側面と前後面が開放された空間301が形成される。
空間301は、平面視で略正方形に形成されており、空間301に位置する書棚天板突部30aと、同じく空間301に位置するベース体突部31aも平面視で略正方形を形成している。
そして、空間301に位置する書棚天板突部30aの下面とベース体突部31aの上面にガイド溝301aが設けられている。
書棚天板突部30aのガイド溝301aは、図12で示すように棚天板突部30aの中心を基点とし、書棚3の長尺方向と平行な線を基準線として、基準線から斜め後方で空間301の開放された側面側に向かって延伸している。
そして、同じく平面視で略正方形の書棚天板突部30aの中心を基点とし、書棚3の長尺方向と平行な線を基準線として、基準線から斜め前方で空間301の開放された側面側に向かって延伸している。
したがって、ガイド溝301aは基点を同じとした、前方側のガイド溝と後方側のガイド溝によってV字状に形成されている。
ガイド溝の幅と深さは、後述する書棚3に設けられた回転軸45が入る程度に設定されている。
尚、実施例におけるガイド溝301aは、基準線から45度の角度で、それぞれ斜め前方と後方で空間301の開放された側面に向かって延伸しており、2本のガイド溝の間の角度は90度で設定される。
図13で示すようにベース体突部31aの上面のガイド溝301aも、書棚天板突部30aのガイド溝301aと対向して同じ形態なものである。
小収納部400は、図11に示すように左右対称の一対に立設する小側板40、40と、小側板40の後端部の小側板40、40間に架設される背面板41と、小側板40の下端部の小側板40、40間に水平に架設される小底板42と、小側板40の上端部の小側板40、40間に水平に架設される小天板43と、同じく小側板40、40間の中間高さで着脱自在に架設される棚板44で構成されている。
そして、小天板43には、小天板43の中心部から上方に向かって回転軸45が立設しており、小天板43の上面の回転軸45の周囲に滑り板46が貼り付けられている。
また、小底板42の下面にも、小底板42の中心部から下方に向かって回転軸45が立設しており、小底板42の下面の回転軸45の周囲に滑り板46が貼り付けられている。そして、小収納部400は平面視で略正方形になるように形成され、四辺の一面側、すなわち、背面板41の対向面側が開放された開口部400aとされ収納部の出し入れ口とされる。
このように形成された大収納部300と小収納部400を組み合わせて書棚3は形成されるので、大収納部300と小収納部400を組み合わせ方法について詳述する。
大収納部300の書棚天板30は、公知技術である(例えば特許第5336129号に記載されているノックダウン金具5)連結金具50(後述する)よって、側板32、中側板33の上面に取り付けられているから、連結金具50の締結を解き、書棚天板30を取り外す。
次に、ベース体突部31aの上面のガイド溝301aに、小収納部400の小底板42側の回転軸45を差込み、小収納部400を垂直に立てた後、書棚天板30を、書棚天板突部30aのガイド溝301aに小収納部400の小天板43の回転軸45を差込みながら、側板32、中側板33の上面に取り付ける。
そして、小収納部400の開放面側を正面に向け、ガイド溝301aに沿って、小収納部400をスライド移動させ、小側板40の側面と中側板33の側面が沿う状態とする(図7の状態)。
小側板40と中側板33をネジにて固定し、書棚3の組み立ては完了する。
尚、中側板33の外面側には、あらかじめ螺合孔が設けられ、小側板40には該螺合孔に対応した貫通穴が設けられている。ネジは、小収納部400の内面側より該貫通穴を貫通して中側板33の螺合孔に取り付けられる。
小収納部400を回転させる方法は、まず前述のネジを取り外し、小収納部400を、ガイド溝301aに沿って斜め前方外側にスライド移動させる。この状態で小収納部400の回転軸45が、ガイド溝301aに沿って斜め前方外側に移動しているので、小収納部400の回転の中心が前方外側に移動していることとなる。
そして、この状態で、小収納部400を90度回転させ、開口部400aが外側を向いた状態で、ガイド溝301aに沿って、小収納部400をスライド移動させ、小側板40の背面板41と中側板33の側面が沿う状態とする。
前述の中側板33の外面側の螺合孔に合わせて、あらかじめ貫通穴が設けられた背面板41の貫通穴を利用し、背面板41と中側板33をネジにて固定し、小収納部400の回転作業は完了する。
同じ作業要領で、小収納部400をさらに90度回転させると、小収納部400の開口部400aを書棚3の背面側に向けることができる。
小収納部400は、平面視で略正方形を成すから、小収納部400の回転時には、平面視で、略正方形の対角線を直径とした回転軌跡を描くこととなる(図14、15に一点鎖線で示す)。
したがって、ガイド溝301aに沿って回転中心軸を外側前方に移動させることにより、小収納部400の回転時の回転軌跡が、大収納部300の中側板33と干渉しない(図14)。そのため、小収納部400は、小収納部400が内包する大収納部300の空間301に対して、略同じ容量とすることが可能となり、大きな収納量を確保できる。
また、回転中心軸を外側前方に移動させることにより、書棚3の背面に壁があったとしても、小収納部400の回転時の回転軌跡が壁と干渉しないので、書棚3を移動させることなく、小収納部400の開放側の向きを変えることが容易にできる。
そして、大収納部300のガイド溝301aには後方側のガイド溝が設けられているから、小収納部400は、外側後方に移動させて(図15)から回転させることもできる。
この後方側のガイド溝によって、書棚3全体を垂直軸中心に180度回転させて、大収納部300と小収納部400の左右の並びを変えることができる。
180度回転させて、大収納部300と小収納部400の左右の並びを変えた場合、前記の後方側のガイド溝は、必然的に前方側のガイド溝に変化するので、前述のとおり小収納部400を回転させることができる。
ただし、この場合、大収納部300の上下背板35、35、中間背板36は、背面側から前面側となるから、上下背板35、35、中間背板36を一旦外し、前面側から背面側に移設する。
そのため、上下背板35、35、中間背板36は、書棚天板30と同じく公知技術である連結金具50で着脱自在に連結されている。
このように、ガイド溝301aは、前方側のガイド溝と後方側のガイド溝の両方備えており、かつ、基点も同じであるから、小収納部400は前方側でも後方側でもスライド移動可能となり、大収納部400の背板も前面側と背面側で移設可能であるから、書棚3を右用、左用で兼用できるので、部屋のレイアウトに合わせることができるので使い勝手が良い。
そして、小収納部400の下面には、フッ素樹脂製などの滑りが良い滑り板46が貼り付けられているので、小収納部400に物品を入れて重量が増した状態あっても、小収納部400のスライド移動や回転が行える。
また、小収納部400の上面にも同じく滑り板46が貼り付けられているので、書棚天板30上に荷重がかかった状態であっても小収納部400のスライド移動や回転が行える。
尚、大収納部300の中側板33は、小収納部の近傍に設置した方が、書棚天板突部30aの左右方向の長さが短くなるので、書棚天板突部30aが撓みにくくなるので、小収納部400のスライド移動や回転が行いやすくなり都合がよい。
このように構成された書棚3の小収納部400は、回転時に使用状態から外側に移動した位置で回転可能であるから、小収納部400を直方体状として、かつ、使用状態で小収納部400と大収納部300の中側板33を隣接配置した場合であっても、小収納部400の回転動作時に、小収納部400の直方体状の角部が大収納部に接触することがない。
そのため、書棚3の間口寸法に対する収納スペースを大きくすることができる。また、回転時に収納物を取り出す必要がなく、棚板も取り外す必要がないので、回転作業が容易である。
そして、小収納部400の開口部400aを、書棚の正面を向く第1の体系と、開口部が外側面を向く第2の体系と、開口部が背面を向く第2の体系で選択可能であるため、机1と書棚3の組合せパターンを多彩にすることができ、組み合わせデスクを設置する部屋のレイアウトに合わせて、使い勝手のよい机と書棚の組み合わせが可能である。
また、小収納部400の垂直回転軸位置の書棚の小収納部側の外側方向に一時的に移動する方向が小収納部の使用状態から、斜め前方外側とされるので、小収納部400の回転操作時には、小収納部400が使用状態より斜め前方外側に飛び出させることが可能である。そのため、書棚3を書棚3の背面側が壁などに沿って設置している場合であっても、書棚3全体を前方に移動させることなく小収納部400の回転させることが可能である。
さらに、小収納部400の垂直回転軸位置の書棚の小収納部側の外側方向に一時的に移動する方向が小収納部の使用状態から、斜め後方外側とされるので、小収納部400の回転操作時には、小収納部400が使用状態より斜め後方外側に飛び出させることが可能である。そのため、書棚3の前面側に机を設置している場合であっても、書棚3全体を後方に移動させることなく小収納部の回転させることが可能である。
また、小収納部300側は使用状態より斜め前方外側と後方外側の両方に飛び出させることができるから、書棚3の大収納部300を形成する背板を前面側に移動させて、書棚3を、垂直方向を回転軸として180度回転させ、書棚3の左右の勝手方向を反転させることができ、該反転状態でも前記の効果を得ることができる。そのため、書棚3は右用、左用をそれぞれ設定する必要がない。
連結金具50について、図16に基づき詳述する。
連結金具50は、連結ピン502と、円柱状の締結金具501とからなるもので、連結ピン502の一端部が雄ねじ部503とされ、他端部には小径軸部504、小径軸部504の先端には大径頭部505が一体的に形成されている。
締結金具501は、前記大径頭部505が係合する係合溝孔506と、小径軸部504が摺動可能に嵌合される溝幅の小さな円弧状のガイド溝507とが、互いに連通するようにして円周方向に向かって形成され、平面部には、ドライバーなどで締結金具501を回転させる回転溝508が形成されている。
このような連結金具は公知技術であるのは前述のとおりである。
例えば、書棚天板30と中側板33を連結するには、書棚天板30の下面に設けられた螺孔60に、連結ピン502の雄ねじ部503を螺合させて取り付ける。
そして、該連結ピン502の大径頭部505側を中側板33の上面の連結孔331に差込む。このとき、連結ピン502の小径軸部504と大径頭部505を、連結金具50のガイド溝507と係合溝孔506とに嵌合する。
そして、連結金具50を、回転溝508を使い工具などで回動させると連結ピン502と連結金具50とが互いに係合して、書棚天板30と中側板33とが不動に連結される。
当然ながら、連結金具50を、反対方向に回動させると連結ピン502は係合状態を解除され、書棚天板30と中側板33は分割される。
本発明は上記の如く構成され、机1と書棚3は、机1の天板11の下面と書棚3の書棚天板30の下面間に金属製平板の連結金物を掛け渡し、金物を天板11の下面と書棚天板30の下面それぞれでネジ止め固定し、机1と書棚3を連結して使用することができる。
さらに、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置する場合においては、書棚3側の机1の脚体2を取り外して、天板11と書棚3を金属製平板の連結金物などで連結し、机1にかかる荷重を書棚3で受けることによって、書棚3の収納部の正面側の障害物(脚体2)を省き、書棚の使い勝手を向上させることができる。取り外した脚体2は、脚体補強材20の背面に、脚体補強材20と重ねた状態でネジ止め固定される。
また、机1の一側方部に書棚3を配置した状態で、前述の左右方向に移動可能にされた引き出しユニット13を他側方部側にスライド移動させると、書棚3の収納部の物品の出し入れ時に引き出しユニット13が邪魔にならず、書棚3の収納部がより見えやすくなるので、書棚3の収納部の使い勝手がさらに向上する。
そして、本発明品での机1と書棚3の組み合わせ方法は、図18〜図22に示すように多彩な配置が可能である。図18〜図22における矢印は、小収納部400の開口部400a、大収納部の開口部300aの向きを示しており、図18は、机1の後方に書棚3を配置した体系を示しており、基本的に机1と書棚3は連結金物で連結されている。図19は、机1の右側方に書棚3を配置した体系を示しており、開口部300aが内側を向く体系である。図20は、同じく机1の右側方に書棚3を配置した体系を示しており、開口部300aが外側を向く体系である。
机1の左側方に書棚3を配置した体系は、図19、図20の体系の対称形となり、図21、図22に示すようになる。
書棚3の開口側が机1の側面を向いているときは、引き出しユニット13を書棚3の他方側にスライド移動させ、書棚3の開口側が机1の側面の対向側を向いているときは、引き出しユニット13を書棚側に移動することができるので、組み合わせデスクの使用者の要望により合わせた組合せとすることができる。
当然ながら、引き出しユニット13は、左右方向にスライド移動可能であるから、引き出しユニット13を中央位置とすることも、書棚3の開口側に配置し、書棚3の使用時に引き出しユニット13を他方側にスライド移動させて、書棚3の使用後には、再度、書棚3の開口側に配置させるといった使い方もできる。
このように、引き出しユニット13を左右方向でスライド移動可能とされた机と、開口部の向きを変えることができる書棚を組み合わせると、机と書棚の組合せパターンを多彩にすることができる。そのため、組み合わせデスクを設置する部屋のレイアウトに合わせて、使い勝手のよい机と書棚の組み合わせが可能である。
図17は、机1の天板11の後端に拡張天板200を連結したものと書棚3を組み合わせたものであり、本発明の机と書棚は、拡張天板の有無に関係なく組み合わせを行うことができる。さらに書棚3の上部に上部書棚3aを連結載置し、書棚を2段重ねに配置しても、本発明の机と書棚は、前述のように組み合わせを行うことができる。
尚、小収納部、大収納部の開口部は収納部の出し入れ口であるから、開口部には開閉自在の扉を設けてもよい。当然ながら、書棚3の上部に上部書棚3aを連結載置し、書棚を2段重ねに配置したものを、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置してもよい。
このように構成された組み合わせデスクに、移動型のキャビネットを組み合わせることができる。引き出しユニット13が左右方向で移動可能であるから、天板11の下の引き出しユニットがない場所は、天板11下付近までの高さのスペースが利用できる。そのため、移動型のキャビネットに上下昇降天板を設けても天板を上昇させた状態で、天板11下に移動型のキャビネットを収容させることができる。
また、移動型のキャビネットの全高を低く構成し、移動型のキャビネット上面を物品置きとした場合、移動型のキャビネット上に厚みのあるランドセルを置いたとしても、ランドセルを置いたまま天板11下に移動型のキャビネットを収容させることができる。
以上のように、本発明は、書棚に大収納部と小収納部を設け、それぞれの収納部の開口方向を変更できるので、机と書棚の組合せパターンを多彩にすることができ、組み合わせデスクを設置する部屋のレイアウトに合わせて、使い勝手のよい机と書棚の組み合わせが可能であるから、家庭等の勉強部屋や書斎等の執務空間で広く利用することができる。
1 机
10 天板本体部
11 天板
12 ガイドレール
13 引き出しユニット
133 スライド部材
2 左右脚体
3 書棚
30 書棚天板
31 ベース体
32 側板
33 中側板
300 大収納部
301 空間
301a ガイド溝
400 小収納部
45 回転軸

Claims (3)

  1. 主に机と書棚からなり、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置可能な組み合わせデスクにおいて、机は、少なくとも天板と、天板に着脱自在に取り付けられる一対の脚体と、天板下方に配置する引き出しユニットで構成されるとともに、引き出しユニットは、一対の脚体間で左右方向に移動可能な大きさで形成され、書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置した状態で、引き出しユニットを、机の一対の脚体間において書棚が配置されている側の他方側に移動させることが可能なことを特徴とする組み合わせデスク。
  2. 引き出しユニットは、一対の脚体間左右方向でスライド移動可能とされることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせデスク。
  3. 書棚の物品の出し入れ口である間口側を机の側面に沿って配置する際、机の書棚側の脚体を取り外し、書棚で机の脚体を取り外した側を支えることを特徴とする請求項1、あるいは請求項2に記載の組み合わせデスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110074555A (zh) * 2019-06-06 2019-08-02 郁树芹 一种复合结构储书课桌

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