JP7241491B2 - キャビネット - Google Patents

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本発明は、キャビネットに関する。
高さのあるキャビネットの上部側では、下部側と比べて後部側(奥側)に置いた食器などの物品が取り出しにくいことがある。このため、上部側の前後方向(奥行き方向)の寸法を下部側の前後方向の寸法よりも小さくしたキャビネットが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなキャビネットでは、上部側の前面が下部側の前面よりも後側に入り込んだ位置に配置されている。
また、高さのあるキャビネットとして、前面の高さ全体にわたって引戸などの扉が設けられたキャビネットが知られている(例えば、特許文献2参照)。このようなキャビネットには、上部側に設けられる棚板などの物品収納部の前後方向の寸法を、下部側に設けられる棚板や引き出しなどの物品収納部の前後方向の寸法よりも小さくして、上部側の物品収納部の後部側に収納した物品を取り出し易くしているものがある。
特開2016-16087号公報 特開2010-227383号公報
特許文献2に開示されているような、前面の高さ全体にわたって引戸などの扉が設けられたキャビネットにおいて、棚板や引き出しなどの物品収納部の前後方向の寸法を小さくすると、物品収納部の前端部と扉との間に空きスペースが生じることになる。
そこで、本発明は、物品収納部と扉との間のスペースを有効活用することができる提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るキャビネットは、内部に物品を収納可能な収納領域を有し、前面に扉が設けられたキャビネットにおいて、前記収納領域は、後側に位置する後側収納領域と、前記後側収納領域の前側で前記扉の後側となる前側収納領域と、を有し、前記後側収納領域に設けられた後側収納部と、前記前側収納領域に設けられた前側収納部と、を有し、前記前側収納部は、物品を収納可能に構成されるとともに、前記前側収納領域において上下方向に移動可能に構成された移動収納部を有し、前記後側収納部および前記前側収納部は、前記収納領域における上部側の上側収納領域に設けられていて、前記扉は、前後方向に貫通する開口部を有する扉本体と、前記開口部に対して上下方向に移動して前記開口部を開閉可能な補助扉と、を有し、前記開口部は、正面視で、前記上側収納領域の下部側、および前記収納領域における前記上側収納領域の下方の下側収納領域の上部側の前側に重なる位置に配置され、前記移動収納部は、正面視で、前記開口部の後側に重なる前記上側収納領域の下部側と、前記開口部の後側に重ならない前記上側収納領域の上部側と、に移動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明では、後側収納領域と扉との間の前側収納領域に前側収納部が設けられ、前側収納部は、前側収納領域を上下方向および左右方向の少なくとも一方に移動可能な移動収納部を有している。使用者は、扉を開けた状態で、後側収納部における移動収納部が正面視で前側に重なっていない部分を前方から使用することができる。
このように、後側収納部と扉との間に移動収納部を設けることができるとともに、移動収納部を設けても後側収納部を使用することができるため、後側収納部と扉との間のスペースを有効活用することができる。
また、本発明に係るキャビネットでは、前記扉は、前後方向に貫通する開口部を有する扉本体と、前記開口部に対して上下方向に移動して前記開口部を開閉可能な補助扉と、を有し、前記移動収納部は、正面視で、前記開口部の後側に重なる位置と、前記開口部の後側に重ならない位置と、に移動可能に構成されていてもよい。
このような構成とすることにより、扉本体を閉鎖した状態としても、補助扉を開口することにより、使用者は開口部からキャビネットの内部を使用することができる。そして、本発明では、移動収納部は、正面視で、開口部と前後方向に重なる位置、および開口部の後側に重ならない位置に移動可能に構成されている。これにより、移動収納部を開口部の後側に重なる位置に移動させることで、開口部の前方から移動収納部を使用することができ、移動収納部を開口部の後側に重ならない位置に移動させることにより、開口部の前方から後側収納部を使用することができる。
また、本発明に係るキャビネットは、内部に物品を収納可能な収納領域を有し、前面に扉が設けられたキャビネットにおいて、前記収納領域は、後側に位置する後側収納領域と、前記後側収納領域の前側で前記扉の後側となる前側収納領域と、を有し、前記後側収納領域に設けられた後側収納部と、前記前側収納領域に設けられた前側収納部と、を有し、前記前側収納部は、物品を収納可能に構成されるとともに、前記前側収納領域において上下方向および左右方向の少なくとも一方に移動可能に構成された移動収納部を有し、前記後側収納部における上部側に収容された状態と、前記後側収納部における上部側から前側かつ下側に突出した状態と、に切り替え可能なダウンウォール収納部をさらに有することを特徴とする
このような構成とすることにより、ダウンウォール収納部を前側かつ下側に突出した状態とすることにより、手が届きづらい後側収納部の上部側の収容も容易に利用することができる。
また、本発明に係るキャビネットでは、前記後側収納部および前記前側収納部は、前記収納領域における上部側に設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、キャビネットにおける下部側と比べて使用しにくい上部側において、後側収納部および前側収納部を設けることができ、キャビネットの使い勝手を良くすることができる。
本発明によれば、後側収納部と扉との間のスペースを有効活用することができる提供することを目的とする。
本発明の第1実施形態によるキャビネットの扉本体が閉まり1つの補助扉が開いた状態の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるキャビネットの扉本体が開いた状態の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるキャビネットの扉を省略した正面図である。 図3のA-A線断面図で扉を表記した図である。 本発明の第2実施形態によるキャビネットの扉を省略した正面図である。 図5のB-B線断面図で扉を表記した図である。 図5のC-C線断面図で扉を表記した図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態によるキャビネットについて、図1-図4に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態によるキャビネット1Aは、キッチンやダイニングに設けられて食器などの物品を収容可能に構成されている。
図1および図2に示すように、キャビネット1Aには、正面全体に扉2が設けられている。使用者は、正面から扉2を開けてキャビネット1Aを使用するように構成されている。
キャビネット1Aにおける扉2が設けられている側を前側とし、その反対側を後側とし、前側と後側とを結ぶ水平方向を前後方向とする。また、前後方向に直交する水平方向を左右方向とする。
キャビネット1Aは、床面に設置されるキャビネット台輪31と、上端面に沿って設けられるキャビネット上板32と、後端面に沿って設けられるキャビネット背板33と、両側面それぞれ沿って設けられる一対のキャビネット側板34,34と、に囲まれ、物品を収納可能な収納領域4を有している。扉2は、収納領域4の前側に設けられている。
図3に示すように、本実施形態では、キャビネット1Aの内部に、収納領域4を左右に仕切るキャビネット仕切り板35が設けられている。キャビネット仕切り板35は、板面が左右方向を向き、キャビネット1Aの左右方向の中央部に位置している。キャビネット仕切り板35は、下端面がキャビネット台輪31の上面と当接し、上端面がキャビネット上板32の下面と当接し、後端面がキャビネット背板33の前面と当接している。キャビネット仕切り板35は、キャビネット台輪31およびキャビネット上板32に固定されている。なお、キャビネット仕切り板35は、キャビネット背板33に固定されていてもよい。
収納領域4におけるキャビネット仕切り板35の左右方向の一方側と他方側とは、ほぼ同じ形態に構成されている。
図3および図4に示すように、収納領域4は、キャビネット1Aの高さ方向の中間部よりも下部側となる下側収納領域41と、下側収納領域41の上方の上側収納領域42と、を有している。
下側収納領域41には、上下方向に配列された複数の引き出し43が設けられている。引き出し43は、前側に引き出して内部に物品を出し入れし、後側に移動させて下側収納領域41に収容される。図4に示すように、下側収納領域41に収容された状態の引き出し43の前板431は、扉2よりもやや後側に配置されている。
上側収納領域42は、上側収納領域42における後部側に位置する後側収納領域44と、後側収納領域44の前側で扉2の後側となる前側収納領域45と、を有している。
後側収納領域44には、後側収納部5が設けられている。後側収納部5には、上下方向に間隔をあけて複数の後側収納棚板51が設けられている。複数の後側収納棚板51は、キャビネット側板34とキャビネット仕切り板35との間に配置され、キャビネット側板34およびキャビネット仕切り板35にダボ(不図示)などで係止され支持されている。
後側収納部5は、後側収納棚板51の上部に物品が収納される。
複数の後側収納棚板51それぞれの後縁部は、キャビネット背板33の前面と当接または僅かな隙間をあけて近接している。複数の後側収納棚板51それぞれの前端部は、キャビネット1A(収納領域4)の前後方向の中間部に位置している。本実施形態では、複数の後側収納棚板51それぞれの前端部は、平面視において前後方向の同じ位置に配置されている。
前側収納領域45には、前側収納部6が設けられている。前側収納部6は、前側収納領域45において上下方向に移動可能な移動収納部61と、移動収納部61を上下方向に移動可能に支持する昇降機構62と、を有している。
移動収納部61は、前側に開口する箱状に形成されている。移動収納部61の高さ寸法は、前側収納領域45の高さ寸法よりも小さく、本実施形態では、前側収納領域45の高さ寸法の半分よりも小さく設定されている。移動収納部61の左右方向の寸法は、キャビネット側板34とキャビネット仕切り板35との間隔よりもやや小さく設定されている。
移動収納部61は、下面に沿って配置される移動収納下板63と、上面に沿って配置される移動収納上板64と、後面に沿って配置される移動収納背板65と、左右方向の両側面それぞれに沿って配置される一対の移動収納側板66,66と、を有している。
移動収納部61の内部には、移動収納部61の内部を左右に仕切る移動収納仕切り板68と、移動収納仕切り板68と一対の移動収納側板66,66との間それぞれに上下方向に間隔をあけて設けられた複数の移動収納棚板69と、を有している。
移動収納部61は、移動収納棚板69の上部に物品を収納される。
本実施形態では、移動収納部61の下端部分における前端部に、後側に凹んだ手掛け凹部631(図3参照)が形成されている。手掛け凹部631は、使用者が移動収納部61を昇降させる際に手を掛けることができるように構成されている。
昇降機構62は、キャビネット側板34およびキャビネット仕切り板35に設けられ移動収納部61を上下方向にガイドするガイド部621と、移動収納部61を略一定の力で上方に付勢する付勢部622と、を有している。付勢部622は、例えば定荷重ばねなどで、キャビネット1Aの上部側に設けられて、移動収納部61を略一定の力で引き上げるように構成されている。
本実施形態では、昇降機構62は、移動収納部61を昇降させて所望の高さに配置可能に構成されている。
移動収納部61は、図3の右側部分のように、前側収納領域45における最下端まで移動すると、後側収納部5の下部側の前側に配置され、後側収納部5の下部側を前方から塞いだ状態となっている。このとき、後側収納部5の上部側は、前側に後側収納部5が配置されていないため、前側に開口している。このため、移動収納部61が、最下端まで移動すると、使用者は、後側収納部5の上部側を前方から使用することができるが、後側収納部5の下部側を使用できない状態となる。
これに対し、移動収納部61は、図3の左側部分のように、前側収納領域45における最上端まで移動すると、後側収納部5の上部側の前側に配置され、後側収納部5の上部側を前方から塞いだ状態となっている。このとき、後側収納部5は、前側に後側収納部5が配置されていないため、前側に開口している。このため、移動収納部61が、最上端まで移動すると、使用者は、後側収納部5の下部側を前方から使用することができるが、後側収納部5の上部側を使用できない状態となる。
図1および図2に示すように、扉2は、2枚の引戸で、キャビネット1Aのキャビネット台輪31の上側に設けられた下側レールと、キャビネット1Aの上板の下側に設けられた上側レールと、左右方向にスライド可能に支持されている。扉2は、2枚の引戸が互いに重なるように配置されることで、キャビネット1Aの収納領域4を前方に開口するように構成されている。扉2の2枚の引戸が左右方向の一方側に重なって配置されることで、収納領域4の左右方向の他方側が前方に開口され、2枚の引戸が左右方向の他方側に重なって配置されることで、収納領域4の左右方向の一方側が前方に開口される。
本実施形態では、扉2は、高さ方向の中間部に開口部21が形成された扉本体22と、扉本体22に上下方向に移動可能に支持され上下方向に移動して開口部21を開閉する補助扉23と、を有している。開口部21は、下側収納領域41の上部側と上側収納領域42の下部側と正面視で重なる位置に形成されている。
補助扉23は、上側に移動して開口部21の後側に重なると開口部21を閉鎖し、下側に移動して開口部21の下側に位置すると開口部21を開放するように構成されている。
補助扉23は、補助扉支持機構24に上下方向に移動可能に支持されている。補助扉支持機構24は、補助扉23を吊り支持している。
補助扉23が開口部21を開口すると、使用者は、キャビネット1Aの高さ方向の中間部を開口部21から使用することができる。このとき、移動収納部61が上側に移動していると、使用者は、開口部21から下側収納領域41の上部側、および上側収納領域42の下部側を使用することができる。また、移動収納部61が下側に移動していると、使用者は、開口部21から移動収納部61を使用することができる。
次に、上述した第1実施形態によるキャビネット1Aの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した第1実施形態によるキャビネット1Aは、後側収納領域44と扉2との間の前側収納領域45に前側収納部6が設けられ、前側収納部6は、前側収納領域45を上下方向に移動可能な移動収納部61を有している。使用者は、扉2を開けた状態で、後側収納部5における移動収納部61が正面視で前側に重なっていない部分を前方から使用することができる。
このように、後側収納部5と扉2との間に移動収納部61を設けることができるとともに、移動収納部61を設けても後側収納部5を使用することができるため、後側収納部5と扉2との間のスペースを有効活用することができる。
また、本実施形態によるキャビネット1Aでは、扉2は、前後方向に貫通する開口部21を有する扉本体22と、開口部21に対して上下方向に移動して開口部21を開閉可能な補助扉23と、を有し、移動収納部61は、正面視で、開口部21の後側に重なる位置と、開口部21の後側に重ならない位置と、に移動可能に構成されている。
これにより、扉本体22を閉鎖した状態としても、補助扉23を開口することにより、使用者は開口部21からキャビネット1Aの内部を使用することができる。そして、本実施形態では、移動収納部61は、正面視で、開口部21と前後方向に重なる位置、および開口部21の後側に重ならない位置に移動可能に構成されている。これにより、移動収納部61を開口部21の後側に重なる位置に移動させることで、開口部21の前方から移動収納部61を使用することができ、移動収納部61を開口部21の後側に重ならない位置に移動させることにより、開口部21の前方から後側収納部5を使用することができる。
また、本実施形態によるキャビネットA1では、後側収納部5および前側収納部6は、収納領域4における上部側(上側収納領域42)に設けられている。
このような構成とすることにより、キャビネット1Aにおける下部側(下側収納領域41)と比べて使用しにくい上部側(上側収納領域42)において、後側収納部5および前側収納部6を設けることができ、キャビネット1Aの使い勝手を良くすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
図5-図7に示すように、第2実施形態によるキャビネット1Bは、上側収納領域42Bの後側収納部5Bの上部側にダウンウォール収納部7が設けられている。
ダウンウォール収納部7は、ダウンウォール本体71と、ダウンウォール本体71を、図5の左側部分および図6に示すような後側収納部5Bに収容した収容状態と、図5の右側部分および図7に示すような後側収納部5Bから前側かつ下側に移動させた使用状態とに移動させる移動機構72(図6および図7参照)と、を有している。移動機構72は、例えば、公知のダウンウォールの移動機構などが採用されている。
ダウンウォール本体71は、後側収納部5Bに収容された状態となると前端部が前側収納部6に突出しないように構成されている。このため、ダウンウォール本体71が後側収納部5Bに収容された状態となると、前側収納部6の移動収納部61を上方に移動させてダウンウォール本体71の前側に配置することができる。
ダウンウォール本体71を使用状態とするには、まず、前側収納部6の移動収納部61を下側に移動させて、収納状態のダウンウォール本体71より下側に配置し、ダウンウォール本体71の前側を開口する。それからダウンウォール本体71を下降させて使用状態とする。
上述した第2実施形態によるキャビネット1Bでは、後側収納部5Bにおける上部側に収容された収容状態と、後側収納部5Bにおける上部側から前側かつ下側に突出した使用状態と、に切り替え可能なダウンウォール収納部7を有している。
これにより、ダウンウォール収納部7を前側かつ下側に突出させて使用状態とすることにより、手が届きづらい後側収納部5の上部側の収容も容易に利用することができる。
以上、本発明によるキャビネットの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、扉2は、2枚の引戸であるが、3枚以上の引戸や、開き戸、折れ戸などであってもよい。
また、上記の実施形態では、扉2には、開口部21が設けられ、開口部21を開閉する補助扉23が設けられているが、開口部21や補助扉23が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、後側収納部5,5Bおよび前側収納部6は、収納領域4における上部側(上側収納領域42,42B)に設けられているが、上部側に代わって下部側(下側収納領域41)に設けられていたり、収納領域4の高さ方向の全体に設けられていたりしてもよい。
また、上記の実施形態では、移動収納部61を昇降させる昇降機構62は、キャビネット側板34およびキャビネット仕切り板35に設けられ移動収納部61を上下方向にガイドするガイド部621と、移動収納部61を略一定の力で上方に付勢する付勢部622と、を有する構成であるが、上記以外の構成であってもよい。例えば、移動収納部61は、電動で昇降するように構成されていてもよい。また、移動収納部61の移動を所定の位置で拘束するロック機構などが設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、移動収納部61は、上下方向に移動可能に構成されているが、移動収納部61を左右方向に移動可能に支持する例えばレールなどの機構を有し、左右方向に移動可能に構成されていてもよい。また、移動収納部61は、上下方向および左右方向の両法に移動可能に構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、移動収納部61の左右方向の寸法は、キャビネット側板34とキャビネット仕切り板35との左右方向の間隔とほぼ同じ寸法に設定されているが、キャビネット側板34とキャビネット仕切り板35との左右方向の間隔の半分の寸法などキャビネット側板34とキャビネット仕切り板35との左右方向の間隔よりも小さく設定されていてもよい。
また、移動収納部61の左右方向の寸法は、一対のキャビネット側板34,34の間隔とほぼ同じ寸法に形成されていてもよい。このような形態は、例えば、キャビネット仕切り板35が設けられていない場合や、キャビネット仕切り板35の奥行き寸法(前後方向の寸法)が短く設定され、キャビネット仕切り板35の前端部が前側収納部6よりも後側に位置する場合などに採用することができる。そして、移動収納部61は、例えば、一対のキャビネット側板34,34それぞれに設けられたガイド部621に上下方向にガイドされるように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、キャビネット1A,1Bには、1つのキャビネット仕切り板35が設けられているが、左右方向に間隔をあけて複数のキャビネット仕切り板が設けられていてもよい。そして、キャビネット側板34とキャビネット仕切り板の間、および左右方向に隣り合うキャビネット仕切り板の間の少なくとも一か所に後側収納部5,5Bおよび前側収納部6が設けられ移動収納部61が移動するように構成されていてもよい。
また、下側収納領域41、上側収納領域42,42Bの後側収納部5,5Bおよび移動収納部61の内部は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、移動収納部61の下端部分における前端部に、後側に凹んだ手掛け凹部631が形成されている。これに対し、移動収納部61を昇降させる際に手を掛ける手掛けは、設けられていなくてもよいし、上記以外の形態であってもよい。
1A,1B キャビネット
2 扉
4 収納領域
5,5B 後側収納部
6 前側収納部
7 ダウンウォール収納部
21 開口部
22 扉本体
23 補助扉
41 下側収納領域
42,42B 上側収納領域
44 後側収納領域
45 前側収納領域
61 移動収納部

Claims (4)

  1. 内部に物品を収納可能な収納領域を有し、前面に扉が設けられたキャビネットにおいて、
    前記収納領域は、後側に位置する後側収納領域と、前記後側収納領域の前側で前記扉の後側となる前側収納領域と、を有し、
    前記後側収納領域に設けられた後側収納部と、
    前記前側収納領域に設けられた前側収納部と、を有し、
    前記前側収納部は、物品を収納可能に構成されるとともに、前記前側収納領域において上下方向に移動可能に構成された移動収納部を有し、
    前記後側収納部および前記前側収納部は、前記収納領域における上部側の上側収納領域に設けられていて、
    前記扉は、前後方向に貫通する開口部を有する扉本体と、
    前記開口部に対して上下方向に移動して前記開口部を開閉可能な補助扉と、を有し、
    前記開口部は、正面視で、前記上側収納領域の下部側、および前記収納領域における前記上側収納領域の下方の下側収納領域の上部側の前側に重なる位置に配置され、
    前記移動収納部は、正面視で、前記開口部の後側に重なる前記上側収納領域の下部側と、前記開口部の後側に重ならない前記上側収納領域の上部側と、に移動可能に構成されていることを特徴とするキャビネット。
  2. 内部に物品を収納可能な収納領域を有し、前面に扉が設けられたキャビネットにおいて、
    前記収納領域は、後側に位置する後側収納領域と、前記後側収納領域の前側で前記扉の後側となる前側収納領域と、を有し、
    前記後側収納領域に設けられた後側収納部と、
    前記前側収納領域に設けられた前側収納部と、を有し、
    前記前側収納部は、物品を収納可能に構成されるとともに、前記前側収納領域において上下方向および左右方向の少なくとも一方に移動可能に構成された移動収納部を有し、
    前記後側収納部における上部側に収容された状態と、前記後側収納部における上部側から前側かつ下側に突出した状態と、に切り替え可能なダウンウォール収納部をさらに有することを特徴とするキャビネット。
  3. 前記扉は、前後方向に貫通する開口部を有する扉本体と、
    前記開口部に対して上下方向に移動して前記開口部を開閉可能な補助扉と、を有し、
    前記移動収納部は、正面視で、前記開口部の後側に重なる位置と、前記開口部の後側に重ならない位置と、に移動可能に構成されている請求項2に記載のキャビネット。
  4. 前記後側収納部および前記前側収納部は、前記収納領域における上部側に設けられている請求項2または3に記載のキャビネット。
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