JPH0643778B2 - 戸 - Google Patents

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JPH0643778B2
JPH0643778B2 JP33367787A JP33367787A JPH0643778B2 JP H0643778 B2 JPH0643778 B2 JP H0643778B2 JP 33367787 A JP33367787 A JP 33367787A JP 33367787 A JP33367787 A JP 33367787A JP H0643778 B2 JPH0643778 B2 JP H0643778B2
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JP
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door
door body
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frame
vertical
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JP33367787A
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秀幸 坂本
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Tostem Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば浴室、便所等のように、比較的スペー
スが狭い場所に用いるに好適な戸に関する。
(従来の技術) 浴室や便所等に設置される戸として、開き戸あるいは引
戸がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、開き戸は、取付けスペースが出入口に相
当する広さですむという利点があるものの、開閉に要す
るスペースが広いという問題があり、一方、引戸は、開
閉のために戸を移動させる取付けスペースが必要である
という問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の問題点を解決するため、縦框と、該縦
框に回動自在に取付けられた戸体と、固定枠に設けた軌
条に沿って前記縦框に取付けた戸車を移動自在に装着し
た走行機構と、前記縦框が垂直になるように保持する機
構とにより戸を構成したことを特徴とする。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図ないし第8図により説明
する。第1図は本実施例の戸を室外側(例えば浴室に設
ける戸の場合、浴室内を室内側、脱衣場側を室外側と称
する。)より見た正面図、第2図はその拡大横断面図、
第3図は第1図のA−A拡大断面図、第4図は第1図の
B−B拡大断面図である。第1図に示すように、この戸
は、固定枠1と縦框5と戸体6とにより構成され、固定
枠1は、左右の縦枠2と上枠3と下枠4とにより組合わ
され、浴室や便所等のように囲まれた部分や部屋等の出
入口に固定される。
第3図に示すように、縦框5の上部にはブラケット11
を取付け、該ブラケット11を上枠3に設けたガイド溝
12に摺動自在に嵌挿して室内外方向のガタつきを防止
し、またブラケット11には2個の戸車13を取付け、
該各戸車13を前記上枠3のガイド溝12の両側に設け
た軌条14上に転動自在に載置して縦框5および戸体6
を支持させると共に、縦框5の下部にはブラケツト15
を取付け、その室外側に溝付きのガイドローラ16を取
付け、該ガイドローラ16の溝を前記下枠に設けたガイ
ド片17に摺動自在に嵌合することにより、縦框5を上
枠3および下枠4に沿って走行自在に装着する走行機構
が構成されている。
また、本実施例においては、縦框5の室外側面にL字形
をなす摺動板18,19を取付け、該摺動板17,18
の水平面を上枠3,下枠4にそれぞれ設けた摺動受板2
0,21に摺動自在に接触させることにより、戸体6の
荷重によって縦框5が傾斜することを防止し、縦框5が
垂直に保持されるようにしている。
第1図、第2図に示すように、戸体6は、左右の縦框7
と上框8および下框9により組まれた枠内にパネル10
を取付けてなるものであり、該戸体6は、一方の縦框7
の筒状部7aと前記縦框5に設けた筒状部5aに、縦框
5,7とほぼ同長の連結部材22の2つの軸部a,bを
それぞれ回動自在に連結することにより、縦框5に対し
て戸体6を回動自在に取付けている。なお、前記固定枠
1を構成する各枠2〜4、縦框5、戸体6を構成する各
框7〜9は樹脂製あるいはアルミニウム製型材からな
り、前記パネル10はガラス製あるいは樹脂製板材でな
る。
第1図、第4図、第5図および第6図に示すように、戸
体6の上框8と上枠3、下框9と下枠4とは、それぞれ
リンク23,24により連結されている。上下のリンク
23,24は対称形に取付けられるので、上方のリンク
23について、第5図、第6図によりリンク23の取付
け構造を説明する。25は上枠3の端部にねじ23によ
り固定したリンク取付け板であり、リンク23の一端は
該リンク取付け板25に軸27を中心として回動自在に
取付けられる。該リンク23の他端は、上框8に直着け
してもよいが、本実施例においては、戸体6を開く際に
戸体6を開く方向に力を付与するための付勢機構を構成
する爪28を介して連結している。
爪28は上框8にねじ29により取付けられたブラケッ
ト30に軸31を中心として回動自在に取付けてあ
り、、該爪28の室外側端部28aは第4図、第5図に
示すような戸体閉状態において、固定枠1の上枠3に設
けた受板32に接し、該爪28の室内側端部を前記リン
ク23の一端にピン33により回動自在に連結してい
る。また、第7図に示すように、軸31とピン33を結
ぶ線と戸体6の長手方向を示す線34とがなす角θと、
爪28の先端28aと前記軸31を結ぶ線と戸体6の長
手方向を示す線34とがなす角αは、戸体開状態におい
ていずれも鋭角をなすように構成している。
従って、縦框5を矢印cで示すように動かせば、爪28
の先端28aの受板32により室外側への移動が抑制さ
れた状態で矢印c方向に移動するので、リンク23の先
端は爪28に押されて矢印dの方向に軸27を中心に回
動し、爪28は矢印cの方向に移動しつつ回動するか
ら、戸体6は矢印dに示す方向に前記連結部材22を中
心として開き方向に動く。
このような初期動作により、第8図のeに示すように、
戸体6がある程度開いた姿勢となれば、戸体6に対して
リンク23が角度をなして連結された状態となるので、
縦框5を開き方向cに動かせば、さらに戸体6をf,g
に示すように容易に開くことができる。
ここで、第8図に示すように、リンク23を前記戸体6
に連結する連結部(軸31)と前記縦框5に前記戸体6
を連結する連結部(連結部材22)との間の距離L1
を、前記リンクの作用長L2(軸27から軸31までの距
離)に等しくし、また、戸体6の幅はほぼL1+L2の長さ
となるので、戸体6の自由端が開閉に伴なって描く軌跡
は固定枠1に直角をなす直接hに沿うものとなり、例え
ば壁面35が近接している場合に、壁面35に接するこ
となく、しかも壁面35に沿う隅の部分の狭い空間を利
用して開閉することが可能となる。
また、第5図、第6図に例においては、前記上框8に固
定したブラケット30には、ねじ37により長箱状ブラ
ケット36を固定し、前記爪28のピン33寄り側に固
設したピン38を前記ブラケット36内に突出させ、ブ
ラケット36内に設けた押しばね40により、戸体6を
閉じている時には可動板39を介してピン38を第5図
の矢印iの方向に押し、これにより、爪28には回動力
が付与され、戸体6が開く方向に付勢されるように構成
しており、この構造により、戸体6の切期開き動作が円
滑になされるようにしている。
上記実施例においては、リンク23,24を設けること
により、縦框5を開閉方向に移動させる際には、戸体6
も自動的に開閉されるようにしたが、戸体6の先端を支
持し案内する軌条と戸車等の案内機構によってリンク2
3,24の代用をさせることができる。
第9図は縦框5の走行機構と垂直保持機構の他の例を示
す図であり、縦框5の上部にブラケット41を取付け、
該ブラケット41に溝付き戸車42を取付け、該戸車4
2を、上枠3に設けた軌条43上に走行自在に載置する
ことにより縦框5および戸体6を支持し、前記ブラケッ
ト41にはまた横向きにガイドローラ44を取付け、該
ガイドローラ44を上枠3に取付けた室内外の樹脂成形
材等でなる滑動部材45の溝45aに転動ないしは摺動
自在に嵌合し、また、前記縦框5の下部にも横向きにガ
イドローラ46を取付け、該ガイドローラ46を、上枠
3に取付けた樹脂成形材等でなる滑動部材47の室内外
部分に設けた溝47aに転動ないしは摺動自在に嵌合し
ている。この溝造によれば、ガイドローラ44,46と
溝45a,47aとが嵌合しているから、戸体6の荷重
がローラ44,46および滑動部材46,47を介し
て、上枠3,下枠4に受けられ、縦框5の戸体6側への
倒れが防止される。
第10図ないし第12図は、縦框5の垂直保持機構の他
の例を示しており、それぞれ縦框5の上下に設けられる
ものであるが、縦框5の下部についてのみ示している。
第10図の例は、縦框5の下部(上部)にガイドローラ
48を取付け、その室内側部分を、下枠4(上枠3)に
設けた滑動部材49の溝49aに転動自在に嵌合し、縦
框5の室外側に縦框5の移動方向に長いL字形ガイド部
材50を取付け、該ガイド部材50を下枠4(上枠3)
に設けた逆L字形案内部51に移動自在に嵌合したもの
である。
第11図の例は縦框5の下部(上部)に歯車52を取付
け、その室内側面を下枠4(上枠3)に取付けたラック
53に噛合させ、室外側面を下枠4(上枠3)に取付け
た樹脂あるいは金属製滑動部材54に摺動自在に接触さ
せたものである。
第12図の例は、縦框5の下部(上部)に相互に噛合す
る2個の歯車55,56をそれぞれ室内側、室外側に位
置させて取付け、それぞれの歯車55,56を、下枠4
(上枠3)に設けたラック57,58に噛合させたもの
である。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明を実施す
る場合、上記実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、固定枠、縦框、戸体、走行機構、垂直
姿勢保持機構等の具体的構造、形状等について種々の変
更、付加が可能である。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の戸は、縦框と、該縦框に回
動自在に取付けられた戸体と、固定枠に設けた軌条に沿
って前記縦框に取付けた戸車を移動自在に装着した走行
機構と、前記縦框が垂直になるように保持する機構とに
より構成したので、戸の取付けスペースが狭いという開
き戸の利点を残したまま、開閉に要するスペースの狭い
戸が提供される。
また、戸体と固定枠とをリンクにより連結すれば、縦框
の移動に連動して戸体を開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による戸の一実施例を室外側より見た正
面図、第2図はその拡大横断面図、第3図は第1図のA
−A拡大断面図、第4図は第1図のB−B拡大断面図、
第5図は該実施例の戸体開方向付勢機構を示す平面図、
第6図は第5図のD−D断面図、第7図は該付勢機構の
作用説明図、第8図は該実施例の開閉の説明図、第9図
は縦框の走行および垂直保持機構の他の例を示す縦断面
図、第10図ないし第12図は縦框の垂直保持機構の他
の例をそれぞれ示す縦断面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦框と、該縦框に回動自在に取付けられた
    戸体と、固定枠に設けた軌条に沿って前記縦框に取付け
    た戸車を移動自在に装着した走行機構と、前記縦框が垂
    直になるように保持する機構とからなることを特徴とす
    る戸。
  2. 【請求項2】縦框と、該縦框に回動自在に取付けられた
    戸体と、固定枠に設けた軌条に沿って前記縦框に取付け
    た戸車を移動自在に装着した走行機構と、前記縦框が垂
    直になるように保持する機構と、前記戸体と前記固定枠
    との間に、両端をこれらに回動自在に連結して介装した
    リンクとからなることを特徴とする戸。
  3. 【請求項3】前記戸体のリンク連結部と前記戸体の縦框
    連結部との間の距離を、前記リンクの作用長に等しくし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の戸。
  4. 【請求項4】前記戸体には、戸体開操作時に戸体を開方
    向に付勢する機構を有し、該付勢機構は、前記戸体に回
    動自在に爪を取付け、該爪の室外側端部は戸体閉状態に
    おいて固定枠に設けた受板に接し、該爪の室内側端部を
    前記リンクの一端に連結して構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項または第3項記載の戸。
  5. 【請求項5】前記付勢機構に、前記爪を前記戸体が開く
    方向に付勢するばねを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の戸。
JP33367787A 1987-12-29 1987-12-29 Expired - Lifetime JPH0643778B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050760A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 引戸装置
JP2009074261A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Benitsukusu Kk ドア装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050760A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 引戸装置
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