JPH0451653Y2 - - Google Patents

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JPH0451653Y2
JPH0451653Y2 JP8731985U JP8731985U JPH0451653Y2 JP H0451653 Y2 JPH0451653 Y2 JP H0451653Y2 JP 8731985 U JP8731985 U JP 8731985U JP 8731985 U JP8731985 U JP 8731985U JP H0451653 Y2 JPH0451653 Y2 JP H0451653Y2
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JP
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curtain
section
rail
hanging
hanging support
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JP8731985U
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、構築物、例えば工場、倉庫、及び店
舗の出入口の遮蔽に利用され、あるいは構築物や
住宅の間仕切りにも使用できるドアカーテン等の
懸吊装置に関する。
(従来の技術) 近年、工場や倉庫の出入口には、外気遮断等の
ため、ドアカーテン例えば透明樹脂シートのカー
テン区分を並列に懸吊する様式のカカーテンが備
付けられることが多い。この様式の従来のドアカ
ーテンとしては、例えば第11図に示すように、
掛止鉤20…を設けたチヤンネル21を出入口の
近傍上方例えば鴨居などに取付け、各カーテン区
分22の上縁に固定した吊り具23を掛止鉤20
に夫々掛けて、複数のカーテン区分22…をチヤ
ンネル21に並列に吊り下げてなる固定方式のカ
ーテンが使用されている。また、従来、所定数の
カーテン区分が並列に吊持されたカーテンレール
自体を駆動機構によつてスライド可能に備えてな
るレールスライド方式のドアカーテンが開発、利
用されている。さらに、第12図に示すような、
長さを遂次変えた複数個のカーテンレール24…
を並列に設置し、シート状のカーテン区分22…
を各カーテンレール24に該レール24に沿つて
スライド自在に懸吊支持してなるカーテンスライ
ド方式のドアカーテンも提案、開発されている。
当該方式のカーテンとしては、例えば実公昭58−
6393号公報や実開昭58−1237号公報等に記載され
たものが挙げられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の固定方式のドアカーテンは、そ
れを取り付けた出入口を全面的にしろ部分的にし
ろ開放するにはカーテン区分22をいちいちチヤ
ンネル21より取外さねばならず、しかもその後
出入口を再び遮蔽するには取外したカーテン区分
22を1枚ずつチヤンネル21に掛け吊さねばな
らず、出入口の開閉操作が大変煩雑であるという
欠点を有していた。
これに対し、上記のレールスライド方式のドア
カーテンは、出入口を容易に全面開閉又は部分開
閉できる点で有利であるが、カーテン吊持状態の
カーテンレール全体を出入口の側方に格納するた
めのスペース、即ちカーテンレールよりやや長い
長さのスペースが必要とされ、このため工場や倉
庫等の構造上そのスペースを作ることが困難な場
合が往々にあり、設置に当つて制約を受けること
が多いという問題点を有していた。
これに対して、上記のカーテンスライド方式の
ドアカーテンは、カーテンの格納スペースが小さ
くて済むため有利であるが、複数本のカーテンレ
ール24…を並列設置する構造故、大きな設置ス
ペースを必要とした。その上、この方式のドアカ
ーテンは、構造が一般に複雑であり、多くの部材
や要素を必要とし、よつて製作に当つて長い時間
を要し、製作コストが高く、しかも意匠的にも好
ましいものではなかつた。さらに、前記方式のド
アカーテンでは、カーテン区分を湾曲したカーテ
ンレール上にスライド可能にすることが難いた
め、アーチ形カーテン等に適用することが困難で
あつた。そして、上記のレールスライド方式のド
アカーテンについても、湾曲カーテンレールのス
ライド可能化が困難である故、同様の欠点を有し
ていた。
本考案の目的は、上記の各問題点を解消し、円
滑に開閉でき、かつ設置スペースや格納スペース
が小さくて済み、しかもアーチ形カーテン等にも
適用できるドアカーテン等の懸吊装置を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のドアカーテン等の懸吊装置は、複数の
カーテン区分をカーテンレールに沿つて移動自在
に並列に懸吊するカーテン装置において、夫々の
カーテン区分の上縁部に1枚のカーテン区分当り
2個ずつ取付けた吊支部材を、各カーテン区分の
2個の吊支部材の間に隣りのカーテン区分の一方
の吊支部材が介在する配列様式で単一のカーテン
レールに備付けてなることを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案の装置は、複数のカーテン区分の各区分
ごとに2個ずつの吊支部材を、各カーテン区分の
2個の吊支部材の間に隣りのカーテン区分の2個
の吊支部材のうちの一方のものが介在するよう
に、単一のカーテンレール上に配列してなるの
で、カーテン区分を該レールに沿つて動かすと、
各カーテン区分の吊支部材が隣りのカーテン区分
の吊支部材と当接して相互に連係しながらカーテ
ンレール上を移動して、カーテン区分が夫々該レ
ールに沿つて変位する。よつて、カーテン区分を
1枚ずつ並べて閉の状態にすることもでき、かつ
カーテン区分を2枚ずつ重ね合わせて開の状態に
することもでき、従つて本装置では、カーテンの
開閉が容易であり、しかも格納スペースがカーテ
ンの全幅の約半分の長さのスペースで足りる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図に示すように、実施例の装置は、角筒型
のカーテンレール1に幅15〜30cmの数枚のカーテ
ン区分2(2a,2b,2c…)を吊支部材3、
4(3a,3b,3c…,4a,4b,4c…)
により並列に懸吊支持してなる。さらに説明する
と、第2図及び第3図に示すように、カーテン区
分2は、柔軟な透明樹脂シート5の上縁部に、シ
ート5より剛性の高いハンガー板6を当て板7と
共に固定してなり、区分2の上部の剛性が高めら
れている。しかし、カーテン区分2は、全体とし
ては、柔軟であり、遮蔽時であつても人や車の出
入りが可能である。さらに、区分2は透明である
故カーテンの向こう側の視野が妨げられることが
ない。
また、各吊支部材3,4は、フツク8を吊車9
の延長部10に接続した構造よりなり、そのフツ
ク8を夫々のカーテン区分2の上縁部にカーテン
区分1枚当り2個ずつ取付け、かつその吊車9を
カーテンレール1内に収めて該レール1に沿つて
移動自在に備えてなる。そしてこの場合、各カー
テン区分2の2個の吊支部材3,4の間に隣りの
カーテン区分2の2個の吊支部材3,4のうちの
一方のものが介在する配列様式で吊支部材3,4
を単一のカーテンレール1に備付けてなる。即
ち、カーテンレール1の一端側より、1枚目のカ
ーテン区分2aの前側吊支部材3,4、2枚目の
カーテン区分2bの前側吊支部材3b、1枚目の
カーテン区分2aの後側吊支部材4a、3枚目の
カーテン区分2cの前側吊支部材3c、2枚目の
カーテン区分2bの後側吊支部材4b、4枚目の
カーテン区分2dの前側吊支部材3d、3枚目の
カーテン区分2cの後側吊支部材4c、…の順序
で吊支部材3,4が配列されている。
而して、上記のドアカーテンを第4に示すよう
な工場等の出入口11に設置し、そして1枚目の
カーテン区分2aをカーテンレール1に沿つて引
き動かしていくと、その区分2aの後側吊支部材
4aが2枚目のカーテン区分2bの前側吊支部材
3bに当接しこれを押しながらレール1上を移動
し、これにより2枚目のカーテン区分2bが引き
出され、次いでカーテン区分2bの後側吊支部材
4bが3枚目のカーテン区分2cの前側吊支部材
3cに当接しこれを押しながらレール1上を移動
し、これにより3枚目のカーテン区分2cが引き
出され、その後このような作動が繰り返されてカ
ーテン区分2が順次引き出され、よつて第5図に
示すように6枚のカーテン区分2a〜2fが1枚
ずつ並びてドアカーテンが閉じられ、出入口11
が遮蔽される。同図において、破線は各吊支部材
3,4の位置を示す。
このとき、各カーテン区分2の左右両側縁部
は、隣りのカーテン区分2の側縁部と重なり合つ
ており、従つて外気の遮断、保温、保冷、防音、
防塵及び防虫等の諸効果が大変効率良く奏する。
そして逆に、1枚目のカーテン区分2aをカー
テンレール1に沿つて上記と逆方向に押し戻して
いくと、まずその区分2aが2枚目のカーテン区
分2bと重なりながら移動し、続いてカーテン区
分2aの後側吊支部材4aが3枚目のカーテン区
分2cの前側吊支部材3cに当接しこれ及びその
後方の後側吊支部材4bを押しながら移動し、こ
れにより2枚目及び3枚目のカーテン区分2b,
2cが押し戻され、そして、3枚目のカーテン区
分2cが4枚目のカーテン区分2dと重なりなが
ら移動し、続いてカーテン区分2cの後側吊支部
材4cが5枚目のカーテン区分2eの前側吊支部
材3eに当接し、これ及びその後方の後側吊支部
材4dを押しながら移動し、これにより4枚目及
び5枚目のカーテン区分2d,2eが押し戻さ
れ、その後このような作動が繰り返されてカーテ
ン区分2が順次押し戻れ、よつて第6図に示すよ
うに6枚のカーテン区分2a〜2fが2枚ずつ重
なり合つて出入口11の側方に格納され、出入口
11が全面的に解放される。従つて同図に示すよ
うに、本ドアカーテンの格納スペースは、使用時
(遮蔽時)におけるカーテンの全幅の約半分の長
さ、即ちカーテン区分ほぼ3枚分の幅のスペース
で足りる。
もつとも、第7図に示すように出入口11の一
部のみを開放することもでき、また第8図ないし
第10図に示すようにカーテン区分2a〜2fを
交互に重ね合わせて使用することもでき、さらに
適当な駆動機構を備えて、開閉の自動化を図るこ
ともできる。
また、上記の実施例はドアカーテンを出入口の
片側側方にのみ格納する構造になつているが、出
入口の間口が広い場合、例えば間口が約5mある
場合には、本考案の装置を出入口の左右両側に設
置し、左右両開きの構造とし、ドアカーテンを左
右両側側方に格納する構成にしてもよい。
(考案の効果) 本考案のドアカーテン等の懸吊装置は、各カー
テン区分の吊支部材を前隣り若しくは後隣りのカ
ーテン区分の吊支部材間に介在するように配列し
て、一のカーテン区分を動かすだけで全てのカー
テン区分を移動できる構造としたことにより、カ
ーテンの開閉操作を簡便かつ円滑に行なうことが
でき、また格納スペースが使用時におけるカーテ
ン全体の幅の約半分の長さのスペースで足り、従
来のレールスライド方式のドアカーテンと比して
大変小さくて済み、その上カーテンレールを1本
のみ使用する構造であるため、カーテンの幅方向
スペースを従来のカーテンスライド方式のドアカ
ーテンと比して格段に低減でき、従つて設置上の
制約が極めて小さくなり、従来設置が困難であつ
た構築物の出入口や部屋の仕切り部分にも設置が
可能となり、その利用範囲が拡張する。しかも、
構造が簡単であ製作コストが安価で済み、美感も
良好である。さらに、アーチ形カーテン等にも適
用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の装置を示す斜視図、
第2図は第1図の装置を示す正面図(部分的に断
面を含む。)、第3図は第2図の−線における
拡大断面図、第4図は出入口に設置された第1図
の装置の吊支部材の配列を示す図、第5図ないし
第7図は遮蔽時、全面開放時及び部分開放時にお
ける第1図の装置のカーテン区分の配置を夫々示
す図、第8図ないし第10図は遮蔽時、全面開放
時及び部分開放時におけるカーテン区分の他の配
置を夫々示す図、第11図及び第12図は従来の
ドアカーテンを夫々示す斜視図である。 図中、1……カーテンレール、2(2a,2
b,2c…)……カーテン区分、3,4(3a,
3b,3c…,4a,4b,4c…)……吊支部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のカーテン区分をカーテンレールに沿つて
    移動自在に並列に懸吊するカーテン装置におい
    て、夫々のカーテン区分の上縁部に1枚のカーテ
    ン区分当り2個ずつ取付けた吊支部材を、各カー
    テン区分の2個の吊支部材の間に隣りのカーテン
    区分の一方の吊支部材が介在する配列様式で単一
    のカーテンレールに備付けてなることを特徴とす
    るドアカーテン等の懸吊装置。
JP8731985U 1985-06-10 1985-06-10 Expired JPH0451653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8731985U JPH0451653Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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JP8731985U JPH0451653Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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Publication Number Publication Date
JPS61202295U JPS61202295U (ja) 1986-12-18
JPH0451653Y2 true JPH0451653Y2 (ja) 1992-12-04

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ID=30639428

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JP8731985U Expired JPH0451653Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008291439A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toso Co Ltd 遮蔽装置

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