JP5276911B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば醤油などの内容物を注出するためのキャップに関する。
卓上用醤油差容器として、例えばガラスやプラスチックなどで形成された容器と、容器の口部を閉栓する中栓部と、口部に装着される注出孔が形成されたキャップと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような醤油差容器では、中栓を開栓した後に注出孔から容器内部の醤油を注出する。
特開2005−67678号公報
しかしながら、上記従来のキャップにおいても、以下の課題が残されている。すなわち、従来のキャップでは、いったん開封すると、キャップの注出孔が露出しているために異物が注出孔の周りに付着したり、あるいは容器を誤って倒したときに内容物が注出孔からこぼれたりするおそれがある。また、従来のキャップでは、注出孔が露出されているため、衛生上、キャップ付容器の流通時に注出孔をシュリンクフィルムなどの封止材で被覆する必要がある。また、従来のキャップでは、中栓とキャップとが別体となっているため、部品点数が増大するという問題がある。さらに、醤油等のように流動性の高い(粘性の低い)液体が容器内に収容されている場合、従来のキャップでは、容器を傾けて注出孔から内容物を注出する際に、内容物が注出孔から勢い良く出てくるため、内容物を少量だけ注出させることがむずかしく、また、注出時に内容物がこぼれたり飛散したりする場合がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、部品点数を増加させることなく、流通時及び使用後の注出孔の衛生面を確保することができるとともに、一旦開封した後に容器の転倒等で内容物がこぼれることを防止することができ、さらに、内容物の注出時の勢いを抑えることができるキャップを提供することを目的とする。
本発明に係るキャップは、容器の口部に被着されるキャップであって、前記口部に被着され、前記口部を閉塞する隔壁部を有する中栓部材と、該中栓部材に装着されるとともに、一対の貫通孔が天壁部に形成されて該一対の貫通孔のうちの一方が注出孔となり他方が空気孔となる注出部材と、該注出部材に着脱自在に装着され、前記一対の貫通孔を開閉するオーバーキャップと、を備え、前記隔壁部に、前記容器の内部と連通しかつ分離可能な封止部材により密閉された連通口が形成され、前記注出部材に、前記天壁部から吊持され、前記一対の貫通孔のうち少なくとも前記注出孔の内側開口に対して間隔をおいて対向配置された制限壁部が設けられ、前記一対の貫通孔が、前記連通口を介して前記容器の内部にそれぞれ連通され、前記中栓部材と前記注出部材とが第一ヒンジ部を介して連結されているとともに、前記注出部材と前記オーバーキャップとが第二ヒンジ部を介して連結されていることで、前記中栓部材、前記注出部材及び前記オーバーキャップが一体化され、前記天壁部は、上方に向けて突出する一対の突出筒部を備え、該突出筒部に前記貫通孔がそれぞれ形成され、前記天壁部のうち、前記一対の突出筒部間に位置する部分には、前記天壁部から垂下されているとともに前記一対の貫通孔の間に配設された垂壁部が設けられていることを特徴としている。
本発明に係るキャップでは、オーバーキャップと注出部材とを第二ヒンジ部回りに相対回転させて注出部材にオーバーキャップを被せることにより、注出部材に形成された一対の貫通孔(注出孔及び空気孔)がオーバーキャップで覆われるので、貫通孔に塵等の異物が付着しにくい。また、注出部材にオーバーキャップを被せることにより、一対の貫通孔がそれぞれ閉塞されるので、中栓部材の封止部材を分離させて開封した後、キャップ付きの容器が倒れても、注出部材にオーバーキャップが被せられていれば容器内の内容物が貫通孔からこぼれることはない。また、本発明に係るキャップでは、中栓部材、注出部材及びオーバーキャップが第一、第二ヒンジ部を介して一体化されているので、部品点数が抑えられている。
また、オーバーキャップを開けて容器を傾けることにより、一対の貫通孔のうち、下方に位置する一方の貫通孔(注出孔)から容器内の内容物が注出される。このとき、上方に位置する他方の貫通孔(空気孔)から容器内に外気が流入して、注出される内容物と置換されるため、内容物がスムーズに注出される。また、注出孔の内側開口に対向して制限壁部が設けられているので、容器内から連通口を通って流出した内容物は、制限壁部と天壁部との間を通って注出孔の内側開口から注出孔内に流入して注出孔の外側開口から注出される。つまり、内容物は、キャップ軸に対して直交する方向に流通した後、キャップ軸に沿った方向に向きを変えて流通して注出される。
さらに、注出部材の内部空間が、垂壁部を挟んで、注出孔に連通する空間と空気孔に連通する空間とに区画される。
また、本発明に係るキャップは、前記一対の貫通孔のうち少なくとも前記注出孔が、前記天壁部から立設された筒状を成しており、該注出孔の先端に、径方向外側に突出した拡径部が形成されていることが好ましい。
これにより、容器を傾けて注出孔から内容物を注出したとき、注出孔の外側開口における液切れが良くなり、内容物を注出した後に、注出孔の周りに内容物が付着しにくくなる。
また、本発明に係るキャップは、前記一対の貫通孔が、前記第二ヒンジ部の回転軸と平行に並設されていることが好ましい。
これにより、オーバーキャップを開けて容器を傾けて注出孔から内容物を注出する際の作業性が向上する。すなわち、容器を一方の手で把持したまま、その手の指でオーバーキャップを開け、その後、容器を持ち替えることなく、つまり、キャップの周方向の向きを替えることなく、容易に、容器を傾けて注出孔から内容物を注出させることが可能となる。
本発明に係るキャップによれば、部品点数を増加させることなく、流通時及び一旦開封した後に注出孔及び空気孔を露出させずに閉塞させることができる。これにより、流通時若しくは注出後に、注出孔に塵等の異物が付着することを防止することができ、キャップの衛生面を確保することができる。また、一旦開封した後に、容器の転倒等で内容物がこぼれることを防止することができる。
また、制限壁部によって内容物の注出時の勢いを抑えることができるので、内容物の注出量の調整が容易であり、内容物を少量だけ注出させることができ、また、内容物を注出した際に内容物がこぼれたり飛散したりすることを防止することができる。
以下、本発明に係るキャップの第1、第2の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明に係るキャップの第1の実施の形態について、図1から図5に基づいて説明する。
図1は本実施の形態におけるキャップ1の斜視図であり、後述するオーバーキャップ13が開かれた状態を示している。図2は本実施の形態におけるキャップ1の縦断面図であり、図1に示すA−A間の断面図である。図3は本実施の形態におけるキャップ1の縦断面図であり、図1に示すB−B間の断面図である。図4はキャップ1を組み立てる前の状態を表した断面図である。図5は、後述する制限壁部41A,41Bを表した部分斜視図である。なお、図2及び図3は、注出部材12にオーバーキャップ13が被せられた状態を示している。
本実施形態におけるキャップ1は、図2、図3に示すように、容器2の口部3に装着されるキャップであり、図1から図4に示すように、口部3に被着された中栓部材11と、中栓部材11に装着された注出部材12と、注出部材12に着脱自在に装着されたオーバーキャップ13と、を備えている。これら、中栓部材11、注出部材12及びオーバーキャップ13は、例えばPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)などの樹脂材料からなる部材であり、一体的に形成されている。また、中栓部材11は、筒状に形成されると共に、注出部材12及びオーバーキャップ13は、有頂筒状に形成されており、これら中栓部材11、注出部材12及びオーバーキャップ13は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を「キャップ軸O」と記し、キャップ軸O方向を「軸方向」とし、キャップ軸Oに直交する方向を「径方向」とし、キャップ軸O回りの方向を「周方向」とする。また、軸方向に沿って口部3に対して容器2からキャップ1側に離間する方向を上方、容器2に接近する方向を下方とする。
中栓部材11は、口部3に被着される筒状部材であり、その概略構成としては、キャップ軸Oを共通軸にして同軸上に配設された外筒部20及び内筒部22と、内筒部22の内側に配設された隔壁部23と、隔壁部23の上方に配設されたプルリング24と、を備えている。
外筒部20は、二重筒構造の筒部であり、外壁部25と、その内側に配設された内壁部21と、を備えている。外壁部25の下端と内壁部21の下端とは、周方向に沿って延設された非破断部20aと破断部20bとを介して全周に亘って連結されている。外筒部20(内壁部21)の下端部の内周面には、径方向内側に突出した係合凸部20cが全周に亘って形成されており、口部3の上端部外周面に形成された係合凸部3aにアンダーカット嵌合されている。また、外筒部20(内壁部21)の上端には、中栓部材11に注出部材12を装着するための装着凸部26が全周に亘って立設されている。
内筒部22は、外筒部20の内側に配設された筒部であり、その上端部が外筒部20(内壁部21)の上端部に連結されている。この内筒部22は、口部3の上端部の内側に嵌合される。
隔壁部23は、キャップ軸Oに対して略垂直に配設されて口部3を閉塞する壁部であり、平面視でほぼ円形を成している。隔壁部23は、内筒部22の下端部の内側に配設されており、隔壁部23の外縁部は、全周に亘って内筒部22の下端に連結されている。すなわち、内筒部22の下端部の内側は、隔壁部23によって閉塞されている。また、隔壁部23には、容器2の内部を後述する注出孔40と連通させるための連通口27が形成されており、この連通口27は、封止板28(本発明の封止部材に相当する。)によって密閉されている。封止板28の外縁部と連通口27の開口周縁部とは、全周にわたって薄肉部29を介して連結されている。また、封止板28の上面には、指などを掛けることが可能なプルリング24が設けられている。プルリング24は、封止板28の外周縁部に接続されている。
注出部材12は、中栓部材11に装着される有頂筒状部材であり、その概略構成としては、キャップ軸Oに対して略垂直に配設された天壁部30と、天壁部30の外縁部から垂下された周壁部31と、を備えている。
天壁部30は、平面視でほぼ円形を成している板部である。この天壁部30には、上方に向けて突出した一対の突出筒部32A,32Bが備えられている。これら一対の突出筒部32A,32Bは、上端が閉塞された有頂筒状の円筒部であり、一対の突出筒部32A,32Bの天板部39A,39Bには、中栓部材11の連通口27を介して容器2の内部に連通する直筒状の貫通孔40A,40Bがそれぞれ形成されている。つまり、天壁部30には、一対の貫通孔40A,40Bが形成されている。また、一対の突出筒部32A,32B(一対の貫通孔40A,40B)は、後述する第二ヒンジ部62の回転軸と平行に互いに間隔をあけて並設されており、キャップ軸Oに対して対称に配設されている。上記した一対の貫通孔40A,40Bは、一方が注出孔となり他方が空気孔となる孔である。具体的に説明すると、キャップ1付きの容器2を傾けて容器2内の内容物を注出する際に、下側に配置される貫通孔40A(40B)が注出孔として機能し、上側に配置される貫通孔40B(40A)が空気孔として機能する。本実施の形態では、一対の貫通孔40A,40Bは同じ構成からなり、一対の貫通孔40A,40Bは双方とも注出孔として用いることが可能である。
また、図3、図5に示すように、一対の突出筒部32A,32Bの内側には、各々の貫通孔40A,40Bの内側開口40a,40bに対して間隔をおいて対向配置された制限壁部41A,41Bが配設されている。この制限壁部41A,41Bは、その直上に配設された貫通孔40A,40Bを注出孔として使用する際に、その貫通孔40A,40Bへ流入する内容物の流通を阻害して内容物の流通速度を制限するための平板部である。この制限壁部41A,41Bは、突出筒部32A,32Bの天板部39A,39Bの下面に垂設された複数の支持壁部42によって吊持されている。複数の支持壁部42は、貫通孔40A,40Bの内側開口40a,40bの周りに間隔をおいて均等に配設されており、隣り合う支持壁部42の間には、内容物や外気が流通可能な隙間(開口)が形成されている。
また、図2から図4に示すように、天壁部30の下面には、注出部材12の内側空間の上部を2つに区画する垂壁部33が垂設されている。この垂壁部33は、平面視において一対の貫通孔40A,40Bの間に配設されているとともに、後述する第二ヒンジ部62の回転軸に直交する方向に延設されており、その両端が周壁部31(後述する上壁部34)の内周面に連結されている。
周壁部31は、天壁部30の外縁から垂下された筒状の上壁部34と、上壁部34の下端から径方向外側に突出した環状のフランジ部35と、フランジ部35の下面から垂下された筒状の下壁部36と、下壁部36の径方向外側に配設された筒状の嵌合部37と、を備えている。下壁部36は、上壁部34よりも大径の筒部であり、上壁部34の下端部外周面と下壁部36の上端部内周面とが連結されている。下壁部36の下部は、上記した筒状の装着凸部26の内側に嵌合されている。下壁部36の上端部の外周面には、オーバーキャップ13をアンダーカット嵌合させるための係合凸部38が全周に亘って形成されている。嵌合部37の上端部は、下壁部36の外周面に全周に亘って連結されており、嵌合部37の内側には、装着凸部26がアンダーカット嵌合されている。
オーバーキャップ13は、上記した一対の貫通孔40A,40Bを開閉するキャップ体であり、有頂筒状部材である。詳しく説明すると、オーバーキャップ13は、キャップ軸Oに対して略垂直に配設された天壁部50と、天壁部50の外縁から垂下された周壁部51と、を備えている。
天壁部50の下面には、一対の貫通孔40A,40Bの内側にそれぞれ挿入されてその貫通孔40A,40Bをそれぞれ閉塞するピン状(円柱状)の一対の栓部52A,52Bが垂設されている。
周壁部51は、内側に注出部材12の天壁部30と周壁部31の上部(上壁部34、フランジ部35)を収容する筒部であり、その下部の内周面には、注出部材12に形成された係合凸部38と係合する係合凹部53が全周に亘って形成されている。また、周壁部51の下端部には、オーバーキャップ13を開ける際に指等をかけるための径方向外側に突出した鍔部54が形成されている。
ところで、上記した中栓部材11と注出部材12とは第一ヒンジ部61を介して連結されており、また、注出部材12とオーバーキャップ13とは第二ヒンジ部62を介して連結されており、これにより、中栓部材11と注出部材12とオーバーキャップ13とは一体化されている。第一ヒンジ部61は、中栓部材11の外筒部20(外壁部25)の上端と注出部材12の周壁部31(嵌合部37)の下端とを連結する折り曲げ可能な連結部である。一方、第二ヒンジ部62は、注出部材12の周壁部31(嵌合部37)の上端とオーバーキャップ13の周壁部51の下端とを連結する折り曲げ可能な連結部である。第二ヒンジ部62は、キャップ軸Oを挟んで鍔部54の反対側に配設されており、第一ヒンジ部61は、キャップ軸Oを挟んで第二ヒンジ部62の反対側に配設されている。つまり、第一ヒンジ部61と第二ヒンジ部62とはキャップ軸Oに対して対称に配設されており、図4に示すように、中栓部材11、注出部材12及びオーバーキャップ13は、第一及び第二ヒンジ部61,62の折り曲げを解除して展開させた際、一直線上に配置される。
なお、使用時において容器2の傾倒にともなって、オーバーキャップ13が自重で閉蓋される場合には、第二ヒンジ部62を一定の開放位置で保持できるような公知の機構を採用することが好ましい。
次に、上記した構成からなるキャップ1の製造方法について説明する。
まず、射出成形により図4に示すような展開された状態のキャップ1を形成する。そして、第一ヒンジ部61を折り曲げることにより、中栓部材11に注出部材12を装着する。また、第二ヒンジ部62を折り曲げることにより、注出部材12にオーバーキャップ13を装着する。以上により、キャップ1が完成する。このように、キャップ1は、1つの部品からなるため組み立て容易である。また、注出部材12をオーバーキャップ13で覆うため、例えばシュリンクフィルムなどで一対の貫通孔40A,40Bを被覆する必要がない。
また、完成したキャップ1の中栓部材11を容器2の口部3に嵌合する。これにより、キャップ1が容器2の口部に装着される。ここで、キャップ1に中栓部材11が設けられているため、他の部材を用いて口部3を閉塞する必要がない。
次に、上記した構成からなるキャップ1の使用方法について説明する。
まず、キャップ1を開栓する。詳しく説明すると、注出部材12の嵌合部37と中栓部材11の装着凸部26との嵌合状態を解除して、注出部材12と中栓部材11とを第一ヒンジ部61回りに相対回転させて注出部材12を開ける。そして、プルリング24を上方に向けて引っ張って薄肉部29を破断することで、プルリング24と共に封止板28を中栓部材11から分離させる。これにより、連通口27が開口されてキャップ1が開栓される。その後、注出部材12と中栓部材11とを第一ヒンジ部61回りに相対回転させて注出部材12を閉じて注出部材12の嵌合部37と中栓部材11の装着凸部26とを嵌合させ、注出部材12を中栓部材11に装着する。
次に、オーバーキャップ13を開ける。詳しく説明すると、容器2を片手で把持し、その手の指(親指等)をオーバーキャップ13の鍔部54に掛けてオーバーキャップ13を押し上げる。または、一方の手で容器2を把持し、他方の手で鍔部54を引き上げる。これにより、オーバーキャップ13の係合凹部53と注出部材12の係合凸部38との嵌合状態が解除され、オーバーキャップ13と注出部材12とが第二ヒンジ部62回りに相対回転し、オーバーキャップ13が開けられる。その結果、オーバーキャップ13の栓部52A,52Bが注出部材12の一対の貫通孔40A,40Bから引き抜かれ、一対の貫通孔40A,40Bが開栓される。
次に、容器2を傾けることにより、容器2内の内容物を一方の貫通孔40A(40B)から注出する。詳しく説明すると、一対の貫通孔40A,40Bのうち、一方が下側となるように容器2を傾ける。これにより、注出部材12の天壁部30が傾斜して、一方の貫通孔40A(40B)が他方の貫通孔40B(40A)の下方に配置される。そして、容器2内の内容物が、連通口27を通って中栓部材11及び注出部材12の内側に流入し、制限壁部41A(41B)と天壁部30との間(注出部材12の隣り合う支持壁部42の間)を通って一方の貫通孔40A(40B)の内側開口40a(40b)からその貫通孔40A(40B)の内側に流入し、その貫通孔40A(40B)の外側開口40c(40d)から流出する。つまり、内容物は、径方向(キャップ軸Oに対して直交する方向)に流通した後、軸方向(キャップ軸Oに沿った方向)に向きを変えて流通して注出される。
また、他方の貫通孔40B(40A)が空気孔として機能し、他方の貫通孔40B(40A)から容器2内に外気が流入して、注出される内容物と置換されるため、一方の貫通孔40A(40B)から内容物がスムーズに注出される。
特に、上記したキャップ1では、注出部材12の内側に、一対の貫通孔40A,40Bの間の配置された垂壁部33が設けられているので、注出部材12の内部空間が、垂壁部33を挟んで、注出孔となる一方の貫通孔40A(40B)に連通する空間と、空気孔となる他方の貫通孔40B(40A)に連通する空間と、に区画されている。したがって、内容物の流通路と外気の流通路とが確実に分けられる。
さらに、一対の貫通孔40A,40Bが第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されているので、容器2を把持した手の指でオーバーキャップ13を開けた後、容器を持ち替えてキャップ1の周方向の向きを替えることなく、容易に、容器2を傾けて内容物を注出させることが可能であり、オーバーキャップ13を開けて容器2を傾けて内容物を注出する際の作業性が向上する。
また、一対の貫通孔40A,40Bが第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されているので、一対の貫通孔40A,40Bのどちらからでも内容物を注出させることが可能である。すなわち、容器2を右手で把持した場合には、第一ヒンジ部61側からみて容器2を左側に倒すことにより、左側の貫通孔40Aから内容物が注出され、反対に、容器2を左手で把持した場合には、第一ヒンジ部61側からみて容器2を右側に倒すことにより、右側の貫通孔40Bから内容物が注出される。
次に、内容物の注出が終了した後、オーバーキャップ13と注出部材12とを第二ヒンジ部62回りに相対回転させてオーバーキャップ13を閉じ、オーバーキャップ13の係合凹部53と注出部材12の係合凸部38とを嵌合させる。これにより、貫通孔40A,40Bがオーバーキャップ13で覆われて塵等の異物が付着することが防止される。また、オーバーキャップ13を閉じられると、オーバーキャップ13の栓部52A,52Bが注出部材12の一対の貫通孔40A,40B内に挿嵌されて一対の貫通孔40A,40Bが閉塞されるので、容器2を誤って倒した場合であっても内容物がこぼれない。
上記した構成からなるキャップ1によれば、中栓部材11、注出部材12及びオーバーキャップ13を一体形成することで、部品点数の削減が図れる。これにより、製造コストの低減を図ることができる。また、オーバーキャップ13が注出部材12に被着されることで、流通時や不使用時に一対の貫通孔40A,40Bが外部に露出されないため、貫通孔40A,40Bへの異物の付着が防止され、衛生面を確保することができる。また、オーバーキャップ13が注出部材12に被着されることで、一対の貫通孔40A,40Bがそれぞれ閉塞されるので、中栓部材11の開栓後に容器2を倒しても内容物がこぼれない。さらに、制限壁部41A,41Bによって内容物の注出時の勢いを抑えることができる。これにより、内容物の注出量の調整が容易であり、内容物を少量だけ注出させることができる。また、内容物を注出した際に内容物がこぼれたり飛散したりすることを防止することができる。
また、容器2を傾けて内容物を注出する際、垂壁部33によって注出部材12の内側における内容物の流通路と外気の流通路とが確実に分けられるので、空気孔となる貫通孔40A(40B)に内容物が流れ込み、その貫通孔40A(40B)から内容物が流出することを防止することができる。
また、一対の貫通孔40A,40Bが、第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されていることで、オーバーキャップ13を開け、その後、容器を持ち替えることなく、そのまま容易に容器2を傾けて内容物を注出することができるので、使い易さを向上させることができる。
また、一対の貫通孔40A,40Bが、第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されていることで、一対の貫通孔40A,40Bの何れからでも内容物を注出させることが可能となるので、左右どちらの手でも容易に使用することができ、使い勝手を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係るキャップの第2の実施の形態について、図6、図7に基づいて説明する。
図6は本実施の形態におけるキャップ1の斜視図であり、オーバーキャップ13が開かれた状態を示している。図7は本実施の形態におけるキャップ1の縦断面図であり、図6に示すC−C間の断面図である。なお、図7は、注出部材12にオーバーキャップ13が被せられた状態を示している。
上述した第1の実施の形態では、直筒状の一対の貫通孔40A,40Bが注出部材12の天壁部30に形成されているが、本実施の形態に係るキャップ1は、一対の貫通孔140A,140Bの先端に拡径部143A,143Bが形成されている。また、本実施の形態に係るキャップ1の他の構成は、上述した第1の実施の形態のキャップ1と同様であり、第1の実施の形態と同一の符号を付し、説明を省略する。
一対の貫通孔140A,140Bの先端の拡径部143A,143Bは、径方向外側に突出したフランジ部であり、全周に亘って形成されている。すなわち、一対の貫通孔140A,140Bの先端は、径方向外側に折り曲げられた形状を成している。一方、オーバーキャップ13の天壁部50の下面には、一対の貫通孔140A,140Bの内側にそれぞれ挿入されてその貫通孔140A,140Bをそれぞれ閉塞する円筒形状の一対の栓部152A,152Bが垂設されている。
上記した構成のキャップ1では、容器2を傾けて注出孔となる貫通孔140A(140B)から内容物を注出したとき、その貫通孔140A(140B)の外側開口140c(140d)における液切れが良くなり、内容物を注出した後に、貫通孔140A(140B)の周りに内容物が付着しにくくなる。これにより、キャップ1が内容物で汚れることを防止することができ、キャップ1の衛生面を向上させることができる。
以上、本発明に係るキャップの第1、第2の実施の形態について説明したが、本発明は上記した第1、第2の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した第1、第2の実施の形態では、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bが第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されているが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、図8に示すように、一対の貫通孔40A,40Bが第二ヒンジ部62の回転軸に直交する方向に並設されていてもよい。ただし、この場合、一対の貫通孔40A,40Bのうち、第二ヒンジ部62からの距離が遠い一方の貫通孔40Aが注出孔となり、第二ヒンジ部62からの距離が近い他方の貫通孔40Bが空気孔となる。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、注出部材12の天壁部30から垂壁部33が垂設されているが、本発明は、垂壁部33を省略することも可能である。例えば、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bが十分に離間されている場合には、容器2を傾けて内容物を注出する際に、垂壁部33が無くても、空気孔となる他方の貫通孔40B(40A)に内容物が流れ込みにくいため、垂壁部33は不要である。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、中栓部材11の隔壁部23の連通口27の内側に薄肉部29を介して封止板28が連結されており、この封止板28に付設されたプルリング24を引っ張って薄肉部29を破断することによって封止板28が分離されて連通口27が開栓されるが、他の構造を用いて連通口27を開栓する構成としてもよい。例えば、中栓部材11の内筒部22の内側に有底円筒形状の封止部材が嵌合されることで連通口27が閉塞されており、この封止部材を内筒部22から取り外すことで連通口27を開栓する構成であってもよい。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、第一ヒンジ部61と第二ヒンジ部62とが平行に配設されているが、本発明は、第一ヒンジ部61と第二ヒンジ部62とが平行になっていなくてもよく、例えば、第一ヒンジ部61が第二ヒンジ部62に対して直交する方向に延設されていてもよい。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、中栓部材11が容器2の口部3にアンダーカット嵌合によって装着されているが、本発明は、中栓部材11が他の構成で容器2の口部3に装着されていてもよい。例えば、中栓部材11が容器2の口部3に螺着されていてもよい。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、注出部材12の天壁部30に一対の突出筒部32A,32Bが形成されており、これら一対の突出筒部32A,32Bの天板部39A,39Bに貫通孔40A,40B,140A,140Bがそれぞれ形成されているが、本発明は、一対の突出筒部32A,32Bが無い構成にすることも可能である。例えば、天壁部30に一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bが直接形成されていてもよい。なお、注出部材12の天壁部30は平板状のものに限らず、ドーム状の天壁部であってもよい。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bが、天壁部30の上面から上方に向けて突出した筒形状を成しているが、本発明は、筒状以外の貫通孔が形成されていてもよい。例えば、天壁部30の上面から下面にかけて延在する貫通孔であってもよい。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bの双方に制限壁部41A,41Bがそれぞれ設けられているが、本発明は、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bのうちの何れか一方側にのみ制限壁部41A(41B)が設けられていてもよい。すなわち、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bのうちの何れか一方が必ず注出孔となる場合、その貫通孔40A(40B),140A(140B)の内側開口40a(40b),140a(140b)に対向する位置にだけ制限壁部41A(41B)を配設すればよく、空気孔となる他方の貫通孔40B(40A),140B(140A)の方は、制限壁部を省略することが可能である。
また、上記した第1,第2の実施の形態では、 オーバーキャップ13の天壁部50の下面に一対の栓部52A,52B,152A,152Bが垂設されており、これらの栓部52A,52B,152A,152Bが一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bの内側にそれぞれ挿入されることで、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bが閉塞されているが、本発明におけるオーバーキャップ13は、上記した栓部52A,52B,152A,152Bを備えるものに限定されない。例えば、オーバーキャップ13の天壁部50の下面に一対の筒部若しくは孔部が形成され、オーバーキャップ13が閉じられた際に上記した筒部若しくは孔部の内側に筒状の一対の貫通孔が挿入される構成であってもよく、或いは、オーバーキャップ13の天壁部50の下面にパッキンが貼着され、オーバーキャップ13が閉じられた際に上記パッキンが一対の貫通孔の外側開口面に密接される構成であってもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る第1の実施の形態を説明するためのキャップの斜視図である。 本発明に係る第1の実施の形態を説明するためのキャップの断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態を説明するためのキャップの断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態を説明するための組み立て前のキャップの断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態を説明するための制限壁部を表した部分斜視図である。 本発明に係る第2の実施の形態を説明するためのキャップの斜視図である。 本発明に係る第2の実施の形態を説明するためのキャップの断面図である。 本発明に係る他の実施の形態を説明するためのキャップの斜視図である。
符号の説明
1 キャップ
2 容器
3 口部
11 中栓部材
12 注出部材
13 オーバーキャップ
23 隔壁部
27 連通口
28 封止板(封止部材)
30 天壁部
33 垂壁部
40A、40B、140A、140B 貫通孔(注出孔、空気孔)
41A,41B 制限壁部
61 第一ヒンジ部
62 第二ヒンジ部
143A,143B 拡径部

Claims (3)

  1. 容器の口部に被着されるキャップであって、
    前記口部に被着され、前記口部を閉塞する隔壁部を有する中栓部材と、
    該中栓部材に装着されるとともに、一対の貫通孔が天壁部に形成されて該一対の貫通孔のうちの一方が注出孔となり他方が空気孔となる注出部材と、
    該注出部材に着脱自在に装着され、前記一対の貫通孔を開閉するオーバーキャップと、を備え、
    前記隔壁部に、前記容器の内部と連通しかつ分離可能な封止部材により密閉された連通口が形成され、
    前記注出部材に、前記天壁部から吊持され、前記一対の貫通孔のうち少なくとも前記注出孔の内側開口に対して間隔をおいて対向配置された制限壁部が設けられ、
    前記一対の貫通孔が、前記連通口を介して前記容器の内部にそれぞれ連通され、
    前記中栓部材と前記注出部材とが第一ヒンジ部を介して連結されているとともに、前記注出部材と前記オーバーキャップとが第二ヒンジ部を介して連結されていることで、前記中栓部材、前記注出部材及び前記オーバーキャップが一体化され
    前記天壁部は、上方に向けて突出する一対の突出筒部を備え、該突出筒部に前記貫通孔がそれぞれ形成され、
    前記天壁部のうち、前記一対の突出筒部間に位置する部分には、前記天壁部から垂下されているとともに前記一対の貫通孔の間に配設された垂壁部が設けられていることを特徴とするキャップ。
  2. 請求項記載のキャップであって、
    前記一対の貫通孔のうち少なくとも前記注出孔が、前記天壁部から立設された筒状を成しており、
    該注出孔の先端に、径方向外側に突出した拡径部が形成されていることを特徴とするキャップ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のキャップにおいて、
    前記一対の貫通孔が、前記第二ヒンジ部の回転軸と平行に並設されていることを特徴とするキャップ。
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