JP5276911B2 - キャップ - Google Patents
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Description
このような醤油差容器では、中栓を開栓した後に注出孔から容器内部の醤油を注出する。
また、オーバーキャップを開けて容器を傾けることにより、一対の貫通孔のうち、下方に位置する一方の貫通孔(注出孔)から容器内の内容物が注出される。このとき、上方に位置する他方の貫通孔(空気孔)から容器内に外気が流入して、注出される内容物と置換されるため、内容物がスムーズに注出される。また、注出孔の内側開口に対向して制限壁部が設けられているので、容器内から連通口を通って流出した内容物は、制限壁部と天壁部との間を通って注出孔の内側開口から注出孔内に流入して注出孔の外側開口から注出される。つまり、内容物は、キャップ軸に対して直交する方向に流通した後、キャップ軸に沿った方向に向きを変えて流通して注出される。
また、制限壁部によって内容物の注出時の勢いを抑えることができるので、内容物の注出量の調整が容易であり、内容物を少量だけ注出させることができ、また、内容物を注出した際に内容物がこぼれたり飛散したりすることを防止することができる。
まず、本発明に係るキャップの第1の実施の形態について、図1から図5に基づいて説明する。
図1は本実施の形態におけるキャップ1の斜視図であり、後述するオーバーキャップ13が開かれた状態を示している。図2は本実施の形態におけるキャップ1の縦断面図であり、図1に示すA−A間の断面図である。図3は本実施の形態におけるキャップ1の縦断面図であり、図1に示すB−B間の断面図である。図4はキャップ1を組み立てる前の状態を表した断面図である。図5は、後述する制限壁部41A,41Bを表した部分斜視図である。なお、図2及び図3は、注出部材12にオーバーキャップ13が被せられた状態を示している。
周壁部51は、内側に注出部材12の天壁部30と周壁部31の上部(上壁部34、フランジ部35)を収容する筒部であり、その下部の内周面には、注出部材12に形成された係合凸部38と係合する係合凹部53が全周に亘って形成されている。また、周壁部51の下端部には、オーバーキャップ13を開ける際に指等をかけるための径方向外側に突出した鍔部54が形成されている。
特に、上記したキャップ1では、注出部材12の内側に、一対の貫通孔40A,40Bの間の配置された垂壁部33が設けられているので、注出部材12の内部空間が、垂壁部33を挟んで、注出孔となる一方の貫通孔40A(40B)に連通する空間と、空気孔となる他方の貫通孔40B(40A)に連通する空間と、に区画されている。したがって、内容物の流通路と外気の流通路とが確実に分けられる。
また、一対の貫通孔40A,40Bが、第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されていることで、一対の貫通孔40A,40Bの何れからでも内容物を注出させることが可能となるので、左右どちらの手でも容易に使用することができ、使い勝手を向上させることができる。
次に、本発明に係るキャップの第2の実施の形態について、図6、図7に基づいて説明する。
図6は本実施の形態におけるキャップ1の斜視図であり、オーバーキャップ13が開かれた状態を示している。図7は本実施の形態におけるキャップ1の縦断面図であり、図6に示すC−C間の断面図である。なお、図7は、注出部材12にオーバーキャップ13が被せられた状態を示している。
例えば、上記した第1、第2の実施の形態では、一対の貫通孔40A,40B,140A,140Bが第二ヒンジ部62の回転軸と平行に並設されているが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、図8に示すように、一対の貫通孔40A,40Bが第二ヒンジ部62の回転軸に直交する方向に並設されていてもよい。ただし、この場合、一対の貫通孔40A,40Bのうち、第二ヒンジ部62からの距離が遠い一方の貫通孔40Aが注出孔となり、第二ヒンジ部62からの距離が近い他方の貫通孔40Bが空気孔となる。
2 容器
3 口部
11 中栓部材
12 注出部材
13 オーバーキャップ
23 隔壁部
27 連通口
28 封止板(封止部材)
30 天壁部
33 垂壁部
40A、40B、140A、140B 貫通孔(注出孔、空気孔)
41A,41B 制限壁部
61 第一ヒンジ部
62 第二ヒンジ部
143A,143B 拡径部
Claims (3)
- 容器の口部に被着されるキャップであって、
前記口部に被着され、前記口部を閉塞する隔壁部を有する中栓部材と、
該中栓部材に装着されるとともに、一対の貫通孔が天壁部に形成されて該一対の貫通孔のうちの一方が注出孔となり他方が空気孔となる注出部材と、
該注出部材に着脱自在に装着され、前記一対の貫通孔を開閉するオーバーキャップと、を備え、
前記隔壁部に、前記容器の内部と連通しかつ分離可能な封止部材により密閉された連通口が形成され、
前記注出部材に、前記天壁部から吊持され、前記一対の貫通孔のうち少なくとも前記注出孔の内側開口に対して間隔をおいて対向配置された制限壁部が設けられ、
前記一対の貫通孔が、前記連通口を介して前記容器の内部にそれぞれ連通され、
前記中栓部材と前記注出部材とが第一ヒンジ部を介して連結されているとともに、前記注出部材と前記オーバーキャップとが第二ヒンジ部を介して連結されていることで、前記中栓部材、前記注出部材及び前記オーバーキャップが一体化され、
前記天壁部は、上方に向けて突出する一対の突出筒部を備え、該突出筒部に前記貫通孔がそれぞれ形成され、
前記天壁部のうち、前記一対の突出筒部間に位置する部分には、前記天壁部から垂下されているとともに前記一対の貫通孔の間に配設された垂壁部が設けられていることを特徴とするキャップ。 - 請求項1記載のキャップであって、
前記一対の貫通孔のうち少なくとも前記注出孔が、前記天壁部から立設された筒状を成しており、
該注出孔の先端に、径方向外側に突出した拡径部が形成されていることを特徴とするキャップ。 - 請求項1または請求項2に記載のキャップにおいて、
前記一対の貫通孔が、前記第二ヒンジ部の回転軸と平行に並設されていることを特徴とするキャップ。
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JP2008166009A JP5276911B2 (ja) | 2008-06-25 | 2008-06-25 | キャップ |
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Family Applications (1)
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