JP6125994B2 - 滴下容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル状を成す容器本体と、該容器本体の口部に固定された中栓と、容器本体への装着状態にて前記口部及び中栓を被覆するオーバーキャップとを有し、オーバーキャップを取り外して容器本体を倒立させ、中栓の注出筒の先端から滴下させることが可能な滴下容器に関し、特に、2通りの使用形態を選択できると共に、使い勝手に優れ、部品点数を低減することもできる滴下容器を提供しようとするものである。
従来、例えば目薬などを内容液とする滴下容器として、例えば特許文献1には、ボトル状を成す容器本体と、該容器本体の口部に着脱可能に装着される点眼具と、該点眼具の点眼口用のキャップと、点眼具に代えて前記口部に着脱可能に装着される中栓とを備え、点眼具からの点眼に代えて、中栓からの点眼を行う際には、点眼具を前記口部から取り外し、中栓を前記口部に装着するようにしたものが示されている。
また、特許文献2には、ボトル状を成す容器本体と、該容器本体の口部に固定されると共に、側面に注出口を有する中栓と、前記口部に固定される固定筒にヒンジを介して連結され、中栓の注出口を開閉可能な蓋体を有するキャップとを備え、蓋体を開き、容器本体を横倒しさせて点眼を行うようにしたものが示されている。
実開平5−91680号公報 実開平5−18535号公報
ところで、このような滴下容器を、例えば目薬用容器として用いる場合には、容器本体の倒立状態からだけでなく、横倒し状態からの点眼や、片手、或いは両手での点眼など、様々な点眼方法が存在することから、このような複数の点眼方法に対応できる容器とすることが望まれる。また、使用者によって、必要とされる点眼量が異なることから、滴下させる内容液一粒当りの大きさ(すなわち、滴下量)を変更できると都合が良い。
しかしながら、特許文献1に記載されるような滴下容器では、中栓から点眼させるためには、点眼具を取り外し、点眼具に代えて中栓を容器本体の口部に装着させる必要があり、使い勝手が悪かった。また、当該容器は、容器本体、点眼具、キャップ及び中栓の4つの部品から構成されており、部品点数が多くコスト上不利であった。
また、特許文献2に記載されるような滴下容器では、容器本体の横倒し状態からの点眼しか行うことができず、滴下量を変更することもできなかった。
本発明は、前記の現状に鑑み開発されたもので、2通りの使用形態を選択できると共に、使い勝手に優れ、部品点数を低減することもできる滴下容器を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.口部、胴部及び底部を有するボトル状を成すと共に内容液を収納した容器本体と、該容器本体の口部に固定され、該口部から起立する注出筒を有する中栓と、前記容器本体に着脱可能に設けられ、該容器本体への装着状態にて前記口部及び前記中栓を被覆するオーバーキャップとを備え、前記オーバーキャップを取り外して前記容器本体を倒立させ、前記注出筒を通じて注出させた内容液を該注出筒の先端から滴下させることが可能な滴下容器において、
前記オーバーキャップは、内周面の下側領域が前記注出筒の外周面と嵌合する有頂筒状の嵌合壁と、該嵌合壁の外周面に突設され、該オーバーキャップの装着状態にて前記容器本体を横倒しさせ、前記注出筒及び前記嵌合壁を通じて注出させた内容液を先端から滴下させる筒体と、該筒体の先端を、前記嵌合壁につながるヒンジを介して開閉可能な蓋体とを有することを特徴とする滴下容器。
2.前記注出筒の先端の内容液を注出させる開口径と、前記筒体の先端の内容液を注出させる開口径との大きさを互いに異なるものとした、前記1の滴下容器。
本発明によれば、オーバーキャップを取り外せば、容器本体を倒立させ、注出筒を通じて注出させた内容液を該注出筒の先端から滴下させることができる一方、オーバーキャップを装着させれば、蓋体をヒンジの周りに回動させて筒体の先端を開放させ、容器本体を横倒しさせ、注出筒及び嵌合壁を通じて注出させた内容液を筒体の先端から滴下させることができるため、2通りの使用形態を選択することができる。また、使用時には、オーバーキャップの蓋体の開放、或いはオーバーキャップの取り外しというワンタッチの操作で、前述した2通りのいずれの使用形態も可能となるため、使い勝手に優れたものとすることができる。また、不使用時のシール機能、2通りの使用形態を可能とするために、容器本体、中栓及びオーバーキャップの3部品のみを必要とする構成であるため、部品点数を低減することもできる。
したがって、本発明によれば、2通りの使用形態を選択できると共に、使い勝手に優れ、部品点数を低減することもできる滴下容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る滴下容器をオーバーキャップ装着状態で示す一部断面側面図である。 図1のA方向から見た一部断面側面図である。 図1の滴下容器について、容器本体の倒立状態から内容液を滴下させる要領を示す一部断面側面図である。 図1の滴下容器について、容器本体の横倒し状態から内容液を滴下させる要領を示す一部断面側面図である。
以下、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態に係る滴下容器について詳細に例示説明する。
図1及び図2に示すように、滴下容器1は、容器本体20と、中栓30と、オーバーキャップ40とを備えている。容器本体20は、口部21、胴部22及び底部23を有するボトル状を成し、口部21は円筒状をなす一方、胴部22は、略楕円形の断面形状になっている。また、容器本体20は、押圧変形可能な容器体として構成され、その内部に内容液を収納している。
胴部22と口部21の接続領域には、オーバーキャップ40の回転に伴ってオーバーキャップ40の下端縁41を持ち上げる案内リブ21aが形成されている。口部21の案内リブ21aの上側領域には、鍔部21bが形成され、鍔部21bの上側領域には、係止突起21cが周設されている。
中栓30は、口部21上端面に当接すると共に口部21の開口を覆う天壁31と、天壁31の上面において口部21から起立する注出筒32と、天壁31の下面において注出筒32に連なって垂設された下筒33とを有する。注出筒32と下筒33との内周面によって形成される流路Rの下端には、絞り部Tが形成されている。また、天壁31の外周縁近傍には、容器本体20の口部21の内周面に嵌合により固定される固定筒34が形成されている。
オーバーキャップ40は、容器本体20に着脱可能に設けられ、容器本体20への装着状態にて口部21及び中栓30を被覆するように構成されている。具体的には、オーバーキャップ40は、略楕円形の断面形状を有する外周壁42と、外周壁42の上端を覆う上面壁43と、上面壁43から垂設され、口部21外周面に着脱可能に嵌合する一対の円弧状の内周壁44と、上面壁43から起立する有頂筒状の嵌合壁45とを有している。
一対の内周壁44には、口部21に周設された係止突起21cに上方から乗越え係止される係止突起44aが周設されている。また、一対の内周壁44の両側縁部は、外周壁42の内周面に連なっており、これら内周壁44の内周面下部領域と外周壁42の内周面下部領域とが口部21の鍔部21bの全周に当接することで、大気中からの塵などの侵入を抑制するようになっている。ただし、このように、内周壁44及び外周壁42を鍔部21bに当接させて、当該当接部でシールを形成することは必須ではない。すなわち、嵌合壁45の内周面の下側領域を注出筒32の外周面と嵌合させて、当該嵌合部で、大気中からの塵などの侵入を防止するシールを形成するようにしているため、当該嵌合部に加えて、鍔部21bでもシールを形成することは必須ではない。しかしながら、本例のように、鍔部21bでの追加のシール部も設けることが好ましい。
また、本例では、オーバーキャップ40は、一対の内周壁44に周設された係止突起44aと口部21に周設された係止突起21cとの嵌合によって、容器本体20に着脱可能とされているが、このような構成に代えて、例えば、ねじによって着脱可能にすることもできる。
オーバーキャップ40の嵌合壁45は、前述したように該嵌合壁45の内周面の下側領域が注出筒32の外周面と嵌合することで、注出筒32と下筒33との内周面によって形成された流路Rにつながる流路Rを形成している。
また、オーバーキャップ40は、嵌合壁45の外周面に突設され、嵌合壁45の内部に形成された流路Rにつながる流路Rを形成する筒体46を有する。本例では、筒体46の軸線は、注出筒32の軸線に対して直交している。また、本例では、筒体46の先端の開口径D(後掲図4参照)は、注出筒32の先端の開口径D(後掲図3参照)と異なる大きさになっており、具体的には、注出筒32の先端の開口径Dよりも小さくなっている。さらに、オーバーキャップ40は、筒体46の先端を、嵌合壁45につながるヒンジ47を介して開閉可能な蓋体48を有する。
かかる構成によれば、滴下容器1の不使用時には、図1及び図2に仮想線で示したように、容器本体20にオーバーキャップ40を装着させ、蓋体48で筒体46の先端を閉鎖しておくことで、容器本体20内や、内容液の各流路R,R,R内への大気中の塵などの侵入を防止することができる。
また、容器本体20の倒立状態から内容液を滴下させる場合には、前述した不使用時の状態から、オーバーキャップ40を容器本体20に対して回転させることで、オーバーキャップ40の下端縁41が案内リブ21aによって持ち上げられて、オーバーキャップ40側の係止突起44aと口部21側の係止突起21cとの係合が外れるので、容易にオーバーキャップ40を取り外すことができる。そして、図3に示すように、容器本体20を倒立させ、注出筒32を通じて注出させた内容液を該注出筒32の先端から滴下させることができる。
さらに、容器本体20の横倒し状態から内容液を滴下させる場合には、前述した不使用時の状態から、蓋体48をヒンジ47の周りに回動させて筒体46の先端を開放させ、図4に示すように、容器本体20を横倒しさせ、下筒33、注出筒32、嵌合壁45及び筒体46の流路R,R,Rを通じて注出させた内容液を筒体46の先端から滴下させることができる。また、本例では、筒体46の先端の内容液を注出させる開口径Dは、注出筒32の先端の内容液を注出させる開口径Dよりも小さくなっているので、注出筒32から内容液を滴下させる場合よりも小さい滴状を形成し、滴下させることができる。したがって、少ない滴下量を必要とする使用者は、オーバーキャップ40を装着させて使用し、多い滴下量を必要とする使用者は、オーバーキャップ40を取り外して使用することができる。
このように、本実施形態に係る滴下容器1によれば、使用者の要求に応じて、2通りの滴下姿勢(すなわち、容器本体20の倒立又は横倒し)、或いは2通りの滴下量(すなわち、大粒又は小粒の滴状の形成)から選択して使用でき、したがって、2通りの使用形態を選択することができる。また、使用時には、オーバーキャップ40の蓋体48の開放、或いはオーバーキャップ40の取り外しというワンタッチの操作で、前述した2通りのいずれの使用形態も可能となるため、使い勝手に優れたものとすることができる。また、不使用時のシール機能、2通りの使用形態を可能とするために、容器本体20、中栓30及びオーバーキャップ40の3部品のみを必要とする構成であるため、部品点数を低減することもできる。
上述したところは、本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、容器本体20は、内容液を収納する一層構造の容器体として構成されるものとして説明したが、必ずしもこのような構成に限定する必要はなく、容器本体20として、例えば、内層体と外層体とを積層させて構成され、内層体のみを減容変形させて内容液を注出させる積層容器(デラミ容器とも言う)を用いてもよい。
1 滴下容器
20 容器本体
21 口部
21a 案内リブ
21b 鍔部
21c 係止突起
22 胴部
23 底部
30 中栓
31 天壁
32 注出筒
33 下筒
34 固定筒
40 オーバーキャップ
41 下端縁
42 外周壁
43 上面壁
44 内周壁
44a 係止突起
45 嵌合壁
46 筒体
47 ヒンジ
48 蓋体
,R,R 流路
T 絞り部
,D 開口径

Claims (2)

  1. 口部、胴部及び底部を有するボトル状を成すと共に内容液を収納した容器本体と、該容器本体の口部に固定され、該口部から起立する注出筒を有する中栓と、前記容器本体に着脱可能に設けられ、該容器本体への装着状態にて前記口部及び前記中栓を被覆するオーバーキャップとを備え、前記オーバーキャップを取り外して前記容器本体を倒立させ、前記注出筒を通じて注出させた内容液を該注出筒の先端から滴下させることが可能な滴下容器において、
    前記オーバーキャップは、内周面の下側領域が前記注出筒の外周面と嵌合する有頂筒状の嵌合壁と、該嵌合壁の外周面に突設され、該オーバーキャップの装着状態にて前記容器本体を横倒しさせ、前記注出筒及び前記嵌合壁を通じて注出させた内容液を先端から滴下させる筒体と、該筒体の先端を、前記嵌合壁につながるヒンジを介して開閉可能な蓋体とを有することを特徴とする滴下容器。
  2. 前記注出筒の先端の内容液を注出させる開口径と、前記筒体の先端の内容液を注出させる開口径との大きさを互いに異なるものとした、請求項1に記載の滴下容器。
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