JP5272810B2 - キャパシタ - Google Patents
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Description
炭素材料を含む正極と、
リチウム遷移金属窒化物(遷移金属はFe,Co,Ni,Cuのうちいずれか1以上)を含む負極と、
前記正極と負極との間に介在しリチウムイオンを伝導し少なくともプロピレンカーボネートを含む電解液と、
を備えたものである。
Li3Nと金属Coを所定比で混合し、混合粉を坩堝にいれ、窒素気流中で反応させた。反応は、700℃で5時間行った。その後、得られた黒灰色の焼結体を粉砕し、リチウムコバルト窒化物粒子を得た。ここでは、Li2.6Co0.4N、Li2.7Co0.3N、Li2.4Co0.6Nとなる所定比とした。得られたリチウムコバルト窒化物粒子と、導電材としてのアセチレンブラックと、結着材としてのPVDF粉末を85:5:10の割合で混合し、乳鉢で混練し、成形装置を用いてシート化したあと、パンチで打ち抜き、直径12mmの円板シート電極を作成した。これらの一連の工程は、グローブボックス内で行った。また、得られた窒化物粒子を、X線回折装置を用いて評価した結果、Li3Nと同様のパターンが得られ、Coが固溶していると共に、不純物が混在していないことがわかった。
活性炭粉体(大阪ガスケミカル社製M30)を700℃水素気流中で熱処理したあと、この活性炭粒子と、アセチレンブラックと、PVDF粉末とを90:5:5の重量割合で混合し、乳鉢で混練し、成形装置を用いてシート化したあと、パンチで打ち抜き、直径12mmの円板シート電極とした。
黒鉛粉体(Timcal社製KS6)を700℃、水素気流中で熱処理したあと、このグラファイト粉体G1と、導電材としてのアセチレンブラックと、結着材としてのPVDF粉末を85:5:10の重量割合で混合し、乳鉢で混練し、成形装置を用いてシート化したあと、パンチで打ち抜き、直径12mmの円板シート電極とした。
黒鉛粉体(大阪ガスケミカル社製MCMB)を700℃水素気流中で熱処理したあと、黒鉛粉体、アセチレンブラック、PVDF粉末を85:5:10の割合で混合し、乳鉢で混練し、成形装置を用いてシート化したあと、パンチで打ち抜き、直径12mmの円板シート電極とした。
Li金属板(本城金属製、厚さ400μm)を、パンチで打ち抜き、直径12mmの円板シート電極とした。
本検討に用いた活性炭、黒鉛1の比表面積をBET法により評価した。BET測定は、日本ベル製BELSORPにより窒素吸着の1点BET法で測定した。その測定結果は後述する表1に示した。なお、黒鉛2は、5.3m2/gであった。黒鉛1粉体の比表面積は、活性炭に比べ、はるかに小さいことがわかった。
キャパシタは、次のように作製した。図1は、2電極セルとして構成されたキャパシタ10の構成を表す説明図である。まず、集電部材32が接続された導電体であるアルミニウム製の円筒基体12の上面中央に設けられたキャビティ14に、負極16と、セパレータ18と、正極20とを各極が非接触状態となるようにこの順に積層する。次に、キャビティ14の内周に密接する絶縁リング22を配置し、更にこの絶縁リング22の内周に押圧バネ34が設けられた円柱状の導電部材である押圧部材33を挿入した。次に、電解液36をキャビティ14に注入し、円筒基体12の上面にパッキン28及び絶縁リング29を配置した。この円筒基体12の上方に、集電部材37が接続された導電体である蓋26を配置した。そして、円筒基体12と蓋26とを上下から加圧した状態で固定し、キャパシタ10とした。このキャパシタ10では、集電部材32と円筒基体12と負極16とが一体化されて負極側となり、集電部材37と蓋26と押圧部材33と正極20とが一体化されて正極側となる。なお、キャパシタ10は、負極16と正極20とが絶縁リング22及び絶縁リング29により絶縁されている。実施例1では、集電体としてのアルミニウムシート上に正極活物質としての活性炭を形成したものを正極20とし、負極活物質としてLi2.6Co0.4Nを形成したものを負極16とし、ポリオレフィンメンブラン(旭化成ケミカルズ製)をセパレータ18とした。また、1.0mol/Lの濃度で支持塩としてのLiPF6を非水系溶媒としてのプロピレンカーボネート(PC)に溶解させたものを電解液36とした。
正極に黒鉛1をアルミニウムシート上に形成した電極を用い、負極にLi2.7Co0.3Nをアルミニウムシート上に形成した電極を用いた以外は実施例1と同様の構成としたキャパシタを実施例2とした。また、正極に黒鉛1をアルミニウムシート上に形成した電極を用い、負極にLi2.6Co0.4Nをアルミニウムシート上に形成した電極を用いた以外は実施例1と同様の構成としたキャパシタを実施例3とした。また、正極に黒鉛1をアルミニウムシート上に形成した電極を用い、負極にLi2.4Co0.6Nをアルミニウムシート上に形成した電極を用いた以外は実施例1と同様の構成としたキャパシタを実施例4とした。
正極に活性炭をアルミニウムシート上に形成した電極を用い、負極にLi金属を用いた以外は実施例1と同様の構成としたキャパシタを比較例1とした。また、正極に活性炭をアルミニウムシート上に形成した電極を用い、負極に黒鉛2を用いた以外は実施例1と同様の構成としたキャパシタを比較例2とした。
実施例1〜4及び比較例1,2のキャパシタの充放電試験を行った。作製したキャパシタを充放電装置(北斗電工製HJ1001)に接続し、参照極と正極、及び参照極と負極との電位差を同時に測定し、各極の挙動をモニターした。充放電試験では、4.5Vまで1mAにて定電流充電を行ったのち、1mAにて2.5Vまで放電を行った。この充放電を1サイクルとし、このサイクルを100サイクル行う充放電サイクル試験を行った。この3サイクル目の放電容量を初期放電容量V0とし100サイクル目の放電容量を充放電サイクル試験後の放電容量Vcとし、次式(1)を用いて、容量維持率Vk(%)を算出した。容量維持率Vk(%)=Vc/V0×100…式(1)
実施例1〜4及び比較例1の各キャパシタの測定結果を表1に示す。表1には、正極の材料及びその比表面積、負極との材料、電解液、3サイクル目の放電容量及び100サイクル後の容量維持率を示した。また、実施例1,3及び比較例1の充放電曲線を図2〜4にそれぞれ示した。PCを電解液に用いた充放電特性の検討では、比較例2では、充電が行えなかったのに対し、実施例1〜4のキャパシタでは、充放電が可能であった。このことから、Li3-xCoxN電極は、PC溶媒の電解液でも充放電が可能であることがわかった。正極に活性炭を用いたセルと正極に黒鉛を用いたセルの特性の比較では、いずれのセルにおいても、充放電は可能であった。このことから、黒鉛であっても、正極であれば蓄電電極として機能することがわかった。また、正極に黒鉛を用いたセルの放電量は、正極に活性炭を用いたセルに比べ、2倍以上となり、より多くの蓄電が可能であることがわかった。また、充放電サイクル試験の結果では、負極にLi3-xCoxN電極を用いたキャパシタは、負極にLi金属を用いたキャパシタよりいずれも容量維持率は高く、Li3-xCoxN電極の採用により、サイクル特性を向上できることがわかった。なお、Li3-xCoxN(0.3≦x≦0.6)の範囲では放電容量や容量維持率に大きな差がなくいずれも好適な値を示した。
Claims (3)
- 炭素材料を含む正極と、
リチウム遷移金属窒化物(Li 3-x Co x N(0.3≦x≦0.6))を含む負極と、
前記正極と負極との間に介在しリチウムイオンを伝導し少なくともプロピレンカーボネートを含む電解液と、
を備えたキャパシタ。 - 前記正極は、前記炭素材料として比表面積が1000m2/g以上の活性炭を含む、請求項1に記載のキャパシタ。
- 前記正極は、前記炭素材料として比表面積が20m2/g以下の黒鉛を含む、請求項1
に記載のキャパシタ。
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