JP5269989B2 - 熱延鋼帯のスケール除去方法及びスケール除去設備 - Google Patents

熱延鋼帯のスケール除去方法及びスケール除去設備 Download PDF

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Description

本発明は、熱間圧延された鋼帯(以下、「熱延鋼帯」とする)のスケールを除去する方法及びその設備に関し、より詳細には、物理的手法を用いて炭素鋼熱延鋼帯のスケールを連続的に除去する熱延鋼帯のスケール除去方法及びスケール除去設備に関する。
炭素鋼熱延鋼帯は、高温で熱間圧延することによって製造されるが、該熱延鋼帯の表面には数μm〜十数μmのスケール層が生成されている。
上記熱延鋼帯のスケールを除去する従来技術としては、図1に示したように、スケールブレーカ3によりスケールに亀裂(クラック)を発生させた後、酸洗槽4及び水洗槽5を含む酸洗設備で主に塩酸または硫酸などの高温の強酸を用いて化学的にスケールを熱延鋼帯から除去させる方法が挙げられる。
図1において、未説明符号1はペイオフリール、2は溶接機、10はテンションリールである。
しかし、このような強酸によるスケール除去方法は、複数の酸洗槽と水洗槽の使用による設備長さの増加、酸蒸気の発生による作業環境の悪化、廃酸処理による環境有害性の発現、酸回収及び耐酸性設備などによる付帯設備の増加、鋼種によるスケール除去性の差、ライン停止時の酸溶液及び水洗タンクに滞留された鋼板の品質不良などといった様々な問題点を抱えている。
このような酸溶液による化学的スケール除去方法に代替するために、金属ショットボール(Shot ball)やグリット(Grit)、または、金属ショットボールやグリットを水と混合したスラリー(Slurry)を鋼板表面に噴射して物理的に鋼板表面のスケールを除去する試みがなされており、これに係る技術としては特許文献1、特許文献2及び特許文献3などが挙げられる。
しかし、これらの技術は、殆ど、難酸洗性の鋼種のステンレス鋼または電気鋼板のような特殊鋼において酸洗効率を高めるための前処理工程として酸洗工程と併用されており、特に、一般的な炭素鋼に適用した事例は非常に少ない。
それ以外にも、高圧水噴射によるスケール除去方法が特許文献4に提示されており、氷粒子を噴射する方法が特許文献5などに提示されているが、これらの方法はスケール除去性能と実用化の可否が明確ではない。
また、上記物理的スケール除去工程と圧延またはめっき工程を連続的に連結した設備及び処理方法に関する技術が特許文献6及び特許文献7などに提案されている。
上記特許文献6の場合は、テンションレベラ(Tension leveller)またはショットブラスト方法を酸洗の補助手段として提案しているだけで、ショットブラストに対する具体的な技術については言及していない。
上記特許文献7では、テンションレベリング及びショットブラスティング処理後、2段階のブラッシング処理によりスケールを除去し、表面粗さを一定の範囲に調節して、後続の冷間圧延により表面の平均粗さを0.3μm以下と微細に調節するものであって、美麗な表面粗さが要求されるステンレス冷延鋼板を対象としている。
しかし、ステンレス熱延鋼板の場合、ステンレス熱延スケールの緻密で除去困難な特性のため、同特許の方法だけでスケールを除去することは困難であり、実質的に酸洗工程と併用して適用されている。
特表2002−532633号公報 特開2002−275666号公報 特開2002−371314号公報 特開2004−74178号公報 米国特許第6328631号明細書 特開2003−064461号公報 米国特許第6088895号明細書
本発明の目的は、物理的手段を用いて炭素鋼熱延鋼帯のスケールを十分に除去することが可能な上、優れた熱延鋼帯の表面粗さを確保することもできる炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法及びその設備を提供することにある。
以下、本発明を説明する。
本発明は、炭素鋼熱延鋼帯のスケールを連続的に除去する方法として、上記熱延鋼帯のスケールに亀裂を発生させる亀裂発生段階と、上記のように亀裂が発生したスケールをショットブラストしてスケールを除去するショットブラスト段階と、上記ショットブラストによって除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯に表面粗さを付与するように熱延鋼帯を変形する鋼帯の変形段階と、上記のように変形された熱延鋼帯を研磨して残留スケールを除去する研磨段階と、を含んで構成される炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法に関する。
また、本発明は、炭素鋼熱延鋼帯のスケールを連続的に除去する設備として、上記熱延鋼帯のスケールに亀裂を発生させる亀裂発生装置と、上記亀裂発生装置の後方に設けられ、上記のように亀裂が発生したスケールをショットブラストしてスケールを除去するショットブラスト装置と、上記ショットブラスト装置の後方に設けられ、上記ショットブラスト装置により除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯に表面粗さを付与するように熱延鋼帯を変形させる鋼帯の変形装置と、上記鋼帯の変形装置の後方に設けられ、上記のようにスケールと鋼帯との結合力が弱まり、かつ鋼帯に表面粗さが付与された熱延鋼帯を研磨して残留スケールを除去する研磨装置と、を含んで構成される炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去設備に関する。
本発明において、ショットブラストによるスケール除去量は60%以上が好ましく、より好ましい除去量は80〜95%程度である。
上述のように、本発明によると、物理的に炭素鋼熱延鋼帯のスケールを連続的に除去することで、従来の酸洗工程における問題点である酸蒸気の発生防止、酸回収及び廃酸処理工程などの省略または大幅な減少、設備長さの短縮及び製造費用の節減をもたらし、さらに、炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去と共に需要家の加工用途に応じた表面粗さの調整及び表面品質の向上、ライン停止による製品不良の低減などの効果を図ることができる。
従来の連続酸洗工程を概略的に示す概略図である。 本発明における炭素鋼熱延鋼帯の連続スケール除去設備の一例を概略的に示す概略図である。 本発明における炭素鋼熱延鋼帯の連続スケール除去設備の他の例を概略的に示す概略図である。 本発明における炭素鋼熱延鋼帯の連続スケール除去設備のさらに他の例を概略的に示す概略図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明は、熱間圧延された炭素鋼熱延鋼帯に形成されたスケールを物理的なスケール除去技術を活用して除去することで、酸洗工程を代替すると同時に、従来の物理的なスケール除去技術では達成できなかった炭素鋼熱延鋼帯の表面粗さを制御する炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去技術に関し、従来技術に比べて環境、経済性及び表面品質の側面でさらに有利なものである。
本発明の核心的技術の概念は、一般の炭素鋼熱延鋼帯を対象としてスケールブレイキング装置などを用いてスケール層に亀裂を発生させた後、ショットボールをスケール層を有する熱延鋼帯の表面に幅方向に均一に高速で噴射してスケールを殆ど除去し、適切な変形を加えて残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯の表面粗さを調整した後、ブラシロールタイプなどの研磨装置を用いて残留スケールを除去するものであり、本発明は、従来の酸洗工程を代替すると同時に、表面粗さを選択的に調節することができる。
また、本発明においては、熱延鋼帯のスケールの除去速度を増加させるために、ショットブラスト装置の後方に補助研磨装置または補助酸洗装置をさらに設け、ショットブラスト後に補助研磨または補助酸洗をさらに行うことができる。
本発明に適用される熱延鋼帯は、低炭素鋼、極低炭素鋼、高強度炭素鋼、高炭素鋼などの炭素鋼熱延鋼帯を含む。
上記高強度炭素鋼としては、マンガン及びシリコンなどの合金元素を含有する高強度炭素鋼が挙げられる。
本発明に適用される熱延鋼帯である炭素鋼熱延鋼帯は、ステンレス鋼に比べて軟材質であり、ショットブラストによる表面粗さの変化がステンレス鋼に比べて大きく現れる。
もし、本発明に適用される炭素鋼熱延鋼帯を上記の特許文献7のような2段の研磨ブラシを用いて表面粗さ及び残留スケールを除去する場合は、強い研磨ブラシの使用によって表面にスクラッチが発生し、このスクラッチは後工程においても転写されて現れ、食い込んだ形態の微細なスケールの除去も効果的にできなくなる。
したがって、特許文献7の発明は、本発明に適用される炭素鋼熱延鋼帯には効果的に適用できず、ステンレス鋼のような硬質の熱延鋼帯に限って使用されるほかない。
このように、本発明は、炭素鋼熱延鋼帯の材質及びスケール特性などを考慮し、炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去に適した方法及び設備を提供する。
本発明に従って熱延鋼帯のスケールを除去するためには、亀裂発生装置を用いて熱延鋼帯のスケールに亀裂を発生させる亀裂発生工程が必要である。
上記亀裂発生装置としては、物理的に熱延鋼帯のスケールに亀裂を発生させるものであれば特に限定されずに使用可能である。
好ましくは、上記亀裂発生装置として通常のスケールブレーカなどを使用することができる。
上記スケールブレーカは、熱延鋼帯を曲げ伸ばしすることによりスケールに亀裂を発生させる装置である。
上記スケールブレーカを使用する場合は、伸び率と曲げ量が大きいほどスケール層のクラック発生効果は増加するが、過度な伸び率は熱延鋼帯の材質を損傷させる恐れがあるため、伸び率は0.5〜3.0%、曲げ量は10〜50mmの範囲が好ましい。
伸び率が0.5%未満で、曲げ量が10mm未満であると亀裂発生効果が十分でなく、伸び率が3%を超過及び曲げ量が50mmを超過すると、材質が硬くなり、形状矯正が過度になる恐れがある。
次に、ショットブラスト装置を用いて上記のように亀裂が発生したスケールをショットブラストしてスケールを除去する。
ここで、スケール除去量は後続工程などにより適切に調節されてもよいが、好ましくは、除去すべき総スケール量の60%以上、より好ましくは、80〜95%を除去することである。
上記スケール除去量は、熱延鋼帯のラインスピード及びショットブラストチャンバの数などによって変化できる。
このショットブラスト工程では、形状が平坦な熱延鋼帯の表面にショットボールを幅方向に均一に噴射してスケールを除去し、熱延鋼帯のラインスピードに応じて2〜6個のショットブラストチャンバを使用することができる。
上記ショットブラストの条件は特に限定されないが、ショットボールは直径0.3〜0.8mmのものを用い、ショットボールの噴射速度は60〜78m/sec、ショットボールの噴射量は800〜1200kg/minの範囲に設定することが好ましい。
ショットボールの直径が0.3mm未満になると、スケールの除去効率が低下し、0.8mmを超過すると、表面粗さが非常に大きくなり、後続工程において表面粗さの調節が難しくなる恐れがある。
ショットブラスト後、鋼板の平均表面粗さを2.0〜5.0μmの範囲で管理することが、スケール除去の効果及び表面粗さの管理面において好ましい。
上記ショットブラスト後、鋼帯の変形装置を用いて熱延鋼帯を適切に変形して上記ショットブラストによって除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯に表面粗さを付与する。
このとき、熱延鋼帯の平均表面粗さは、0.5〜3.0μm(ミクロン)の範囲内で選択的に調節できる。
上記鋼帯の変形装置は、残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯に表面粗さを付与できるものであれば、限定されずに使用でき、好ましくは、スキンパス圧延機を挙げることができる。
例えば、スキンパス圧延機を用いる場合、0.5〜3.0μm(ミクロン)の平均表面粗さを得るためには、圧下率を0.5〜3.0%程度にすることが好ましい。
上記ショットブラスト処理後、鋼帯の変形工程前に補助研磨工程を追加したり、補助酸洗工程を追加してもよい。
このときの研磨は上記鋼帯の変形工程後の研磨よりは弱く行い、酸洗も補助的に行う。
その次に、上記のように残留スケールと熱延鋼帯との結合力が弱まると共に、上記熱延鋼帯に表面粗さが付与された熱延鋼帯を研磨して残留スケールを除去する。
上記の鋼帯変形工程を通じて熱延鋼帯はより平滑な表面を有するようになり、研磨工程での残留スケールの除去効果をさらに向上させることができる。
この研磨工程での研磨によって表面粗さをさらに均一にする効果も得られる。
上記研磨は、特に限定されるものではないが、上下段に2つのブラシロールが2〜6対直列に配列された研磨装置を用いて行うことが好ましく、上記ブラシロールは、ナイロン樹脂にシリコンカーバイド、アルミニウムオキサイドなどの研磨粒子が含有されたものを用いることが好ましく、これにポリウレタン、フェノール系の樹脂を混合して接着力及び研磨効果を向上させることができる。
上記ブラシロールの粗さは、残留スケールの除去能及び要求される表面粗さによってメッシュ番号を基準に#100〜#240のものを用いることが好ましい。
上記ブラシロールを用いて研磨する場合には、ブラシロールを600〜1200rpmの回転速度で回転させて行うことが好ましい。
上記のように研磨された熱延鋼帯は、大気に露出されると錆がつきやすいため、必要に応じて防錆油処理などを施して錆の発生を防ぐことが好ましい。
以下、本発明における炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去設備を図面を参考にして詳細に説明する。
図2は、本発明における炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去設備の一例を示す図面である。
図2に示すように、本発明の熱延鋼帯のスケール除去設備100は炭素鋼熱延鋼帯11のスケールを連続的に除去する設備であって、上記熱延鋼帯11のスケールに亀裂を発生させる亀裂発生装置110と、上記亀裂発生装置110の後方に設けられ、上記のように亀裂が発生したスケールをショットブラストしてスケールを熱延鋼帯11から除去するショットブラスト装置120と、上記ショットブラスト装置120の後方に設けられ、ショットブラスト装置により除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯11に表面粗さを付与するように熱延鋼帯11を変形させる鋼帯の変形装置130と、上記鋼帯の変形装置13の後方に設けられ、上記のようにスケールと鋼帯との結合力が弱まり、かつ鋼帯に表面粗さが付与された熱延鋼帯11を研磨して残留スケールを除去する研磨装置140とを含む。
図2において、亀裂発生装置110は一定の張力下で曲げ(Bending)を付与できる通常のスケールブレーカであって、張力及び伸びを付与できるテンションブライドルロール(Tension bridle roll)111、アンチキャンバーロール(Anti−camber roll)112、レベラーロール(Leveller roll)113及びベンディングロール(Bending roll)114などで構成され、アンチキャンバーロール112とレベラーロール113は熱延鋼帯の形状を平坦に矯正する。
上記ショットブラスト装置120は形状が平坦な熱延鋼帯の表面にショットボールを幅方向に均一に噴射するように構成されるものであって、その内部でショットブラストが行われるショットブラストチャンバ121を含み、熱延鋼帯のラインスピードに応じて2〜6個のショットブラストチャンバ121を備えることが好ましい。
図2には、ショットブラストチャンバ121が2個である場合が例示されている。
ショットボールは、特に限定されるものではないが、直径0.3〜0.8mmのものを用いることが好ましい。
鋼帯の変形装置130は、上記ショットブラスト装置120の後方に設けられ、ショットブラスト装置により除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯11に表面粗さを付与するように熱延鋼帯11に変形を加えることができるものであれば、限定されずに使用可能である。
一例として、その表面に凸凹が付与された上下の1対のロール131を含む圧延機を挙げることができ、好ましいものとしては、図2に示すようにスキンパス圧延機が挙げられる。
熱延鋼帯に接触する鋼帯の変形装置130(ロール)の表面の凸凹は、鋼帯の変形によって熱延鋼帯に0.5〜3.0μm(ミクロン)の平均表面粗さを付与するように形成することが好ましい。
上記研磨装置140は回転可能な複数のブラシロール141を備えており、該ブラシロール141は2個が互いに上下に対向して対を成しており、該ブラシロール141の対は2〜6個であり、直列に配列されている。
図2には4対のブラシロール141を有する研磨装置140が開示されている。
上記ブラシロール141の材質はナイロン樹脂にシリコンカーバイド、アルミニウムオキサイドなどの研磨粒子が含有されたものが好ましく、これにポリウレタン、フェノール系の樹脂を混合して接着力及び研磨効果を向上させることができる。
上記ブラシロール141の粗さは残留スケールの除去能及び要求される表面粗さなどによって適切に選定されるが、メッシュ番号を基準に#100〜#240の範囲に設定することが好ましい。
上記ブラシロール141は、熱延鋼帯11の進行方向に対して逆方向または順方向に高速回転できるように構成されることが好ましい。
上記ブラシロール141が熱延鋼帯11の進行方向に対して逆方向に回転する場合にはスケール除去の効果が大きく、順方向に回転する場合には表面粗さの均一性調整効果が得られる。
図2において、未説明符号1はペイオフリール、2は溶接機、10はテンションリールである。
図3及び図4には、本発明における炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去設備の他の例がそれぞれ示されている。
図3に示す熱延鋼帯のスケール除去設備200は、ショットブラスト装置120と鋼帯の変形装置130の間に補助研磨装置250をさらに設けたものである。
上記補助研磨装置250の研磨能力は、上記研磨装置140より弱くてもよい。
また、図4に示す熱延鋼帯のスケール除去設備300は、ショットブラスト装置120と鋼帯の変形装置130の間に補助酸洗装置350をさらに設けたものである。
上記補助酸洗装置350は、酸洗槽351及び水洗槽352を含み、上記酸洗槽351は1個または3個以下にすることが好ましい。
上記補助研磨装置250または補助酸洗装置350を設ける場合には、ショットブラスト処理後に残留スケールの除去能が強化されることによって熱延鋼帯のラインスピードの増加が可能となり、かつ後続研磨工程においてその負荷を低減することができる。
以下、図2の熱延鋼帯のスケール除去設備を使用しスケールを除去する方法について説明する。
図2から分かるように、熱延鋼帯のスケール除去工程は連続的に行われるが、先ず、コイル状の熱延鋼帯11がペイオフリール1から繰出されると共に、溶接機2により先行の熱延鋼帯11に接合されて連続的に走行する。
熱延鋼帯11間を溶接する間に熱延鋼帯11は停止し、溶接機2と亀裂発生装置110の間にルーパー(Looper)(図示せず)などを設置すると、後続工程で鋼帯が連続的に走行するようになる。
亀裂発生装置110で張力を付与しながらベンディングロール(Bending roll)による屈曲加工をすると、熱延鋼帯の表面に形成されたスケール層に複数の亀裂が発生するようになり、伸び率及び屈曲加工量が多いほどクラック発生量は増加するようになる。
しかし、過度な伸び率は熱延鋼帯の材質を損傷する恐れがあるため、伸び率は0.5〜3.0%、ベンディングロールによる曲げ量は10〜50mmの範囲に設定することが好ましい。上記伸び率が0.5%未満で、曲げ量が10mm未満であると、クラック発生効果が弱いこともあり、伸び率が3%超過及び曲げ量が50mm超過であると、材質が硬くなり、形状矯正が過度になる恐れがある。
スケール層に複数のクラックが形成されると、後続のショットブラスト装置120によるスケール除去が容易になり80〜95%のスケールを除去することができ、ショットボールのサイズなどのショットブラスト条件を適正化して熱延鋼帯の表面粗さを一定の範囲に調節することができる。
ショットブラストの好ましい条件は、ショットボールとして直径0.3〜0.8mmのものを用い、ショットボールの噴射速度を60〜78m/sec、ショットボールの噴射量を800〜1200kg/minの範囲にすることである。
また、熱延鋼帯のラインスピードまたは用いられるショットブラストチャンバの数及びショットブラスト条件によって熱延鋼帯の表層部のスケールを60%以上、好ましくは80〜95%程度に除去する。
ショットボールの直径が0.3mm未満の場合は、スケールの除去効率が低下し、0.8mmを超過すると、表面粗さが非常に大きくなり、表面粗さの調節が難しくなり、後続のテンパミル工程において過度な圧下率が必要となる。
ショットブラスト後、鋼板の平均表面粗さを2.0〜5.0μmの範囲で管理することがスケール除去の効果及び表面粗さの管理面において適正である。
次いで、鋼帯の変形装置130を用いて熱延鋼帯を適切に変形させることで、上記ショットブラストによって除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、上記熱延鋼帯11に表面粗さを付与する。
上記のように鋼帯の変形装置130を用いて熱延鋼帯を変形させると、熱延鋼帯の表面粗さを微細かつ均一に調節できると共に、後続の研磨装置140による研磨工程において表面に残留するスケールを効果的に除去できるようになる。
このとき、熱延鋼帯11の平均表面粗さは、0.5〜3.0μmの範囲内で選択的に調節できる。
図2に示すように、鋼帯の変形装置130としてスキンパス圧延機を用いる場合、0.5〜3.0μm(ミクロン)の平均表面粗さを得るためには、圧下率を0.5〜3.0%程度にすることが好ましい。
次に、研磨装置140を用いて上記のように残留スケールと熱延鋼帯との結合力が弱まると共に、表面粗さが付与された熱延鋼帯を研磨する。
このとき、研磨装置140のブラシロール141の回転速度は、特に限定されるものではないが、ブラシロール141を600〜1200rpmの範囲の回転速度で回転させながら研磨することが好ましい。
また、スケール除去の効果を高めるためにブラシロール141を熱延鋼帯11の進行方向に対して逆方向に回転させ、表面粗さの均一性調節効果を高めるためにブラシロール141を熱延鋼帯11の進行方向に対して順方向に回転させることが好ましい。
そして、上記ブラシロールの粗さはメッシュ番号(Mesh number:1平方インチあたりの網目の数)を基準に区分され、微細な表面粗さを得るためには、軟らかいブラシを用いることが有利であるが、ブラシロールが軟らかすぎると残留スケールの除去性能が低下するようになるため、適切な粗さのブラシロールを選定する必要があり、メッシュ番号を基準に#100〜#240のものを用いることが好ましい。
スケールが除去された熱延鋼板の表面粗さは、需要家の加工特性や冷延、めっきなどの後続工程によって要求が多様であり、また、スケールが除去された熱延鋼帯は大気中で錆がつきやすいため、必要に応じて防錆油処理をするようになる。
一方、図3及び図4に示すように、補助研磨装置250または補助酸洗装置350を設ける場合には、ショットブラスト処理後に残留スケールの除去能が強化されて熱延鋼帯のラインスピードの増加が可能となり、かつ後続研磨工程でその負荷を低減することができる。
このように、熱延鋼帯11を順次的に本発明のスケール除去設備の亀裂発生装置110及びショットブラスト装置120を通過させ、必要に応じて補助研磨装置250または補助酸洗装置350を経るようにし、その後、鋼帯の変形装置130及び研磨装置140を通過させることによって、酸溶液を使用せずに熱延鋼帯のスケールを効果的に除去できるだけでなく、ショットブラスト、鋼帯の変形及びブラッシング条件を適切に組み合せることによって選択的に熱延鋼帯の表面粗さを得ることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
なお、本実施例は単なる例示にすぎず、本発明を限定するものではない。
炭素:0.04重量%、マンガン:0.02重量%、シリコン:0.01重量%を含有した低炭素熱延鋼帯(厚さ2.5mm×幅1200mm)に対し、図2の熱延鋼帯のスケール除去設備を使用し40mpmのラインスピードで下記表1のような処理条件で連続的に通板させたところ、従来の酸洗処理した熱延鋼帯に比べ残留スケールは類似水準で1%未満、平均表面粗さは0.8μm水準(酸洗鋼板の場合、1.2〜1.5μm水準)が得られ、表面は優れた光沢度を示した。
Figure 0005269989
炭素:0.1重量%、マンガン:1.7重量%、シリコン:0.5重量%を含有した高強度熱延鋼帯(厚さ3.0mm×幅1200mm)に対し、図3の熱延鋼帯のケール除去設備を使用し50mpmのラインスピードで下記表2のような処理条件で連続的に通板させたところ、従来の酸洗処理した同じ鋼種の熱延鋼帯に比べ残留スケールは類似水準で1%未満、平均表面粗さは1.5μm水準が得られ、表面は優れた光沢度を示し、赤スケールによる表面欠陥が減少した。
Figure 0005269989
炭素:0.04重量%、マンガン:0.02重量%、シリコン:0.01重量%を含有した低炭素熱延鋼帯(厚さ6.0mm×幅1000mm)に対し、図4の熱延鋼帯のケール除去設備を使用し50mpmのラインスピードで下記表3のような処理条件で連続的に通板させたところ、従来の酸洗処理した熱延鋼帯に比べ残留スケールは類似水準で1%未満、平均表面粗さは2.5μm水準が得られ、表面は優れた光沢度を示した。
Figure 0005269989

Claims (11)

  1. 炭素鋼熱延鋼帯のスケールを連続的に除去する方法であって、
    前記熱延鋼帯のスケールに亀裂(crack)を発生させる亀裂発生段階と、
    前記のように亀裂が発生したスケールをショットブラストしてスケールを除去するショットブラスト段階と、
    前記ショットブラストによって除去されない残留スケールと熱延鋼帯との結合力を弱めると共に、前記熱延鋼帯に表面粗さを付与するように熱延鋼帯を変形する鋼帯の変形段階と、
    前記のように変形された熱延鋼帯を研磨して残留スケールを除去する研磨段階と
    を含んで構成され、
    前記ショットブラスト段階で80〜95%のスケールを除去し、前記亀裂発生段階でスケールブレーカの伸び率と曲げ量をそれぞれ0.5〜3%及び10〜50mmに制御し、ショットブラスト段階でショットボールの直径、ショットボールの噴射速度及び噴射量をそれぞれ0.3〜0.8mm、60〜78m/sec及び800〜1200k/minの範囲に調節し、かつ研磨段階でブラシロールの粗さを#100〜#240、ブラシロールの回転速度を600〜1200rmに調節することを特徴とする炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  2. 亀裂の発生は、スケールブレーカにより行われることを特徴とする請求項1に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  3. 熱延鋼帯の変形は、スキンパス圧延機により行われることを特徴とする請求項1に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  4. 熱延鋼帯の変形は、スキンパス圧延機により行われることを特徴とする請求項に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  5. 熱延鋼帯の研磨は研磨装置により行われ、該研磨装置は、回転可能な複数のブラシロールを備え、該ブラシロールは2個が互いに上下に対向して対を成しており、該ブラシロール対が直列に配列されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  6. 熱延鋼帯の研磨が、回転可能な複数のブラシロールを備え、該ブラシロールは2個が互いに上下に対向して対を成しており、該ブラシロール対が直列に配列されている研磨装置により行われることを特徴とする請求項に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  7. 熱延鋼帯は、低炭素鋼、極低炭素鋼、マンガン及びシリコンの合金元素を含有する高強度炭素鋼及び高炭素鋼からなる炭素鋼の群から選択された1種であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  8. 鋼帯の変形段階において、鋼帯の変形段階後の熱延鋼帯の平均表面粗さが0.5〜3.0μm(ミクロン)となるように変形量を付与することを特徴とする請求項に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  9. 熱延鋼帯は、低炭素鋼、極低炭素鋼、マンガン及びシリコンの合金元素を含有する高強度炭素鋼及び高炭素鋼からなる炭素鋼の群から選択された1種であることを特徴とする請求項8に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  10. ショットブラスト段階と鋼帯の変形段階の間に補助研磨工程または補助酸洗工程を追加することを特徴とする請求項1に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
  11. ショットブラスト段階と鋼帯の変形段階の間に補助研磨工程または補助酸洗工程を追加することを特徴とする請求項8または9に記載の炭素鋼熱延鋼帯のスケール除去方法。
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