JP5263382B2 - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents
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Description
本発明は、冷凍装置の室外ユニット、特にアルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器を備える冷凍装置の室外ユニットに関する。
近年、熱交換器を軽量化するために、熱交換器のフィンだけでなく、熱交換器の伝熱管やヘッダ集合管にもアルミニウムやアルミニウム合金が用いられることがある。一方、室外ユニットなどのケーシングに、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器を収納されるが、このケーシングは、加工の容易性やコストなどの利点から、アルミニウムやアルミニウム合金以外の非アルミニウム金属、例えば鋼板で形成される傾向がある。
このようなアルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器への非アルミニウム金属の直接の接触は、熱交換器の腐蝕の原因になる。そこで、例えば特許文献1(特開平7−234088号公報)に記載されているように、従来からアルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器のヘッダ集合管にアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットを固定して、そのアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットを介して熱交換器を自動車の車体などの非アルミニウム金属に取り付けることが行われている。
しかし、このような構成において、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属とが接触する部分が、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットを腐蝕させる原因になる。このようなアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの腐蝕は、外観の不良や熱交換器の取り付けの緩みなどの不具合を引き起こす。
本発明の課題は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器を取り付けるためのアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属製の側板とを固定し、かつアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの腐蝕を防止することである。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器と、固定部とアルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器に直接取り付けられる固着部とを有するアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの固定部が貫通する開口部を有し、開口部を貫通して配置されるアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの固定部に固定される非アルミニウム金属製の側板と、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属製の側板との間に介在してアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属製の側板との間に所定の間隔を形成する非金属部材と、を備える。
なお、ここでいう非金属部材には、樹脂部材やゴム部材などの高分子材料からなる部材やセラミック部材などの非金属の無機材料からなる部材が含まれる。
第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、非金属部材によってアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属製の側板とが接触しないので、非アルミニウム金属とアルミニウム金属との間で腐蝕が起こることに起因するブラケットの腐蝕が防がれる。しかも、ブラケットの固定部が側板の開口部を貫通することにより、室外ユニットの側板の外側からブラケットの固定などの作業を行うことができる構造を提供できる。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットにおいて、非金属部材は、非アルミニウム金属製の側板の開口部とアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットとの間に隙間を設けるためにアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの周囲に配置される第1間隔保持部を有する。
第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、ブラケットの周囲に第1間隔保持部によって側板の開口部と間の隙間が形成されるので、側板の開口部の近傍においても、非アルミニウム金属とアルミニウム金属とが接触が防がれ、これらの接触に起因してアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットに腐蝕が生じるのを防ぐことができる。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットにおいて、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの固定部が非金属部材に挿入されている状態で、非アルミニウム金属製の側板に非金属部材を締結するための非アルミニウム金属製の係止部材をさらに備える。
第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、非金属部材を係止部材によって締結することから、非アルミニウム金属製の係止部材、例えば鉄製のネジなどのように係止部材に非アルミニウム金属を用いることができるので、必要な強度を確保しつつ安価にブラケットと側板の締結を行える。
本発明の第4観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットにおいて、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットは、固定部に非アルミニウム金属製の係止部材よりも大きな貫通穴が形成され、非アルミニウム金属製の係止部材は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットに接触しないように貫通穴を貫通して、非アルミニウム金属製の側板に非金属部材を締結する。
第4観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、ブラケットの貫通穴を係止部品が貫通するので、非金属部材を介して係止部材によってブラケットを強く締め付けることができることから、少ないスペースで強固に締結することができる。しかも、非アルミニウム金属製の係止部材がアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットに接触しないので、非アルミニウム金属とアルミニウムの接触に起因するブラケットの腐蝕を防止することができる。
本発明の第5観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットにおいて、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットは、固定部に非アルミニウム金属製の係止部材よりも大きな貫通穴が形成され、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットに接触しないように貫通穴を貫通する非アルミニウム金属製の係止部材と協働して、非金属部材を介して非アルミニウム金属製の側板にブラケットの固定部を締結するための非アルミニウム金属製の被係止構造をさらに備える。
第5観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、非金属部材を介して非アルミニウム金属製の係止部材と被係止構造とでブラケットの固定部が締結されるので、ブラケットを非金属部材で強く固定することができ、ブラケットの固定を強固にすることができる。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第3観点から第5観点のいずれかの冷凍装置の室外ユニットにおいて、側板は、平面視において側板により構成される側面に対して交差する方向に延びるように折り返されかつ開口部が形成されている第1折り返し面と、第1折り返し面に続いて設けられかつ第1折り返し面に対して交差する方向に延びるように折り返されてなる第2折り返し面を有し、非金属部材は、係止部材により第2折り返し面に締結される。
第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、第2折り返し面に非金属部材を締結するので、第2折り返し面に略平行な方向にブラケットの固定部の抜き差しができ、室外ユニットの組み立てやメンテナンスが容易になる。
本発明の第7観点に係る冷凍装置の室外ユニットは、第6観点の冷凍装置の室外ユニットにおいて、側板の第2折り返し面を覆う折り返し端面を有する非アルミニウム金属製の前板をさらに備え、非金属部材は、折り返し端面とアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの固定部との間に介在する第2間隔保持部をさらに有する。
第7観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、前板の折り返し端面でブラケットや非金属部材を覆うことができるので、少ない部品点数で外観を美しく仕上げることができる。
第1観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器を取り付けるためのアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属製の側板との固定を側板の外側から行え、かつアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの腐蝕を防止することができる。
第2観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、側板の開口部近傍のアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの腐蝕が防がれ、腐蝕の防止効果が向上する。
第3観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと非アルミニウム金属製の側板とを強固に固定でき、室外ユニットの強度を向上させることができる。
第4観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、係止部品による非アルミニウム金属とアルミニウムの接触に起因するブラケットの腐蝕を防止するとともに、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器の固定を強固に行うことができる。
第5観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、係止部品による非アルミニウム金属とアルミニウムの接触に起因するブラケットの腐蝕を防止するとともに、係止部品と被係止構造との協働によってアルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器の固定を強固に行うことができる。
第6観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、室外ユニットの組み立てやメンテナンスが容易になり、製造や維持管理に掛かるコストの削減が図れる。
第7観点に係る冷凍装置の室外ユニットでは、意匠性の向上とコスト削減が図れる。
(1)空気調和装置の全体構成
本発明の一実施形態に係る冷凍装置として、空気調和装置に用いられている冷凍装置について説明する。図1は、空気調和装置の概要を示す回路図である。空気調和装置1は、室外ユニット2と室内ユニット3とで構成される。この空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって建物内の各室の冷暖房に使用される装置である。空気調和装置1は、熱源ユニットとしての室外ユニット2と、利用ユニットとしての室内ユニット3と、室外ユニット2と室内ユニット3とを接続する冷媒連絡管6,7とを備えている。
本発明の一実施形態に係る冷凍装置として、空気調和装置に用いられている冷凍装置について説明する。図1は、空気調和装置の概要を示す回路図である。空気調和装置1は、室外ユニット2と室内ユニット3とで構成される。この空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって建物内の各室の冷暖房に使用される装置である。空気調和装置1は、熱源ユニットとしての室外ユニット2と、利用ユニットとしての室内ユニット3と、室外ユニット2と室内ユニット3とを接続する冷媒連絡管6,7とを備えている。
室外ユニット2と室内ユニット3と冷媒連絡管6,7とを接続して空気調和装置1において、冷凍装置は、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、膨張弁14、室内熱交換器4及びアキュムレータ15などが冷媒配管で接続された構成を有している。この冷凍装置内には冷媒が封入されており、冷媒が圧縮され、冷却され、減圧され、加熱・蒸発された後に、再び圧縮されるという冷凍サイクル運転が行われるようになっている。運転時には、冷媒連絡管6,7に接続されている室外ユニット2の液冷媒側閉鎖弁17及びガス冷媒側閉鎖弁18は、開状態にされる。
冷房運転時は、四路切換弁12が図1の実線で示される状態、すなわち、圧縮機11の吐出側が室外熱交換器13のガス側に接続され、かつ、圧縮機11の吸入側がアキュムレータ15、ガス冷媒側閉鎖弁18及び冷媒連絡管7を介して室内熱交換器4のガス側に接続された状態となっている。冷房運転では、空気調和装置1は、室外熱交換器13を圧縮機11において圧縮される冷媒の凝縮器として、かつ、室内熱交換器4を室外熱交換器13において凝縮された冷媒の蒸発器として機能させる。
暖房運転時は、四路切換弁12が図1の破線で示される状態、すなわち、圧縮機11の吐出側がガス冷媒側閉鎖弁18及び冷媒連絡管7を介して室内熱交換器4のガス側に接続され、かつ、圧縮機11の吸入側が室外熱交換器13のガス側に接続された状態となっている。暖房運転では、空気調和装置1は、室内熱交換器4を圧縮機11において圧縮される冷媒の凝縮器として、かつ、室外熱交換器13を室内熱交換器4において凝縮された冷媒の蒸発器として機能させる。
(2)空気調和装置の詳細構成
(2−1)室内ユニット
室内ユニット3は、室内の壁面に壁掛け等により、又は、ビル等の室内の天井に埋め込みや吊り下げ等により設置される。室内ユニット3は、室内熱交換器4と、室内ファン5とを有している。室内熱交換器4は、例えば伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能して室内空気を加熱する熱交換器である。
(2−1)室内ユニット
室内ユニット3は、室内の壁面に壁掛け等により、又は、ビル等の室内の天井に埋め込みや吊り下げ等により設置される。室内ユニット3は、室内熱交換器4と、室内ファン5とを有している。室内熱交換器4は、例えば伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能して室内空気を加熱する熱交換器である。
(2−2)室外ユニット
室外ユニット2は、ビル等の室外に設置されており、冷媒連絡管6,7を介して室内に設置される室内ユニット3に接続される。室外ユニット2は、図2及び図3に示されているように、略直方体状のユニットケーシング20を備えている。図3に示されているように、室外ユニット2は、ユニットケーシング20の内部空間を鉛直方向に延びる仕切板28で二つに分割することによって送風機室S1と機械室S2とを形成した構造(いわゆる、トランク型構造)を有するものである。送風機室S1には、図3に示されているように、室外熱交換器13及び室外ファン16などが配置される。また、機械室S2には、図3に示されている圧縮機11やアキュムレータ15及び、図3では図示を省略されている四路切換弁12や膨張弁14や液冷媒側閉鎖弁17やガス冷媒側閉鎖弁18などが配置される。
室外ユニット2は、ビル等の室外に設置されており、冷媒連絡管6,7を介して室内に設置される室内ユニット3に接続される。室外ユニット2は、図2及び図3に示されているように、略直方体状のユニットケーシング20を備えている。図3に示されているように、室外ユニット2は、ユニットケーシング20の内部空間を鉛直方向に延びる仕切板28で二つに分割することによって送風機室S1と機械室S2とを形成した構造(いわゆる、トランク型構造)を有するものである。送風機室S1には、図3に示されているように、室外熱交換器13及び室外ファン16などが配置される。また、機械室S2には、図3に示されている圧縮機11やアキュムレータ15及び、図3では図示を省略されている四路切換弁12や膨張弁14や液冷媒側閉鎖弁17やガス冷媒側閉鎖弁18などが配置される。
ユニットケーシング20は、天板21と、底板22と、送風機室側側板23と、機械室側側板24と、送風機室側前板25と、機械室側前板26とを備えて構成されている。天板21は、ユニットケーシング20の天面部分を構成する鋼板製の板状部材である。底板22は、ユニットケーシング20の底面部分を構成する鋼板製の板状部材である。送風機室側側板23は、ユニットケーシング20の送風機室S1寄りの側面部分を構成する鋼板製の板状部材である。機械室側側板24は、ユニットケーシング20の機械室S2寄りの側面部分の一部と、ユニットケーシング20の機械室S2寄りの背面部分とを構成する鋼板製の板状部材である。送風機室側前板25は、ユニットケーシング20の送風機室S1の前面部分と、ユニットケーシング20の機械室S2の前面部分の一部とを構成する鋼板製の板状部材である。これら送風機室側前板25と送風機室側側板23とは、一枚の鋼板をプレス成型して形成し、一体に形成されたものであってもよい。
室外ユニット2は、ユニットケーシング20の背面及び側面の一部からユニットケーシング20内の送風機室S1に室外空気を吸い込んで、吸い込んだ室外空気をユニットケーシング20の前面から吹き出すように構成されている。そのため、ユニットケーシング20内の送風機室S1に吸い込まれる室外空気の吸入口20aが、送風機室側側板23の背面側の端部と機械室側側板24の送風機室S1側の端部との間に形成され、室外空気の吸入口20bが送風機室側側板23に形成されている。また、送風機室S1に吸い込まれた室外空気を外部に吹き出すための吹出口20cが、送風機室側前板25に設けられている。吹出口20cの前側は、ファングリル25aによって覆われている。
室外熱交換器13は、送風機室側側板23と送風機室側前板25と仕切板28と機械室側側板24の一部分とで覆われた空間である送風機室S1に上下方向(鉛直方向)に立てて配置されている。この室外熱交換器13は、平面視においてL字型の形状を有しており、吸入口20a,20bに対向している。室外熱交換器13は、アルミニウム製の熱交換器である。アルミニウム製の室外熱交換器13は、腐蝕を防止するために、後述するアルミニウム製のブラケットなどによって、鋼板製の天板21、底板22、送風機室側側板23、機械室側側板24及び仕切板28などに直接接触しないようにユニットケーシング20に取り付けられている。室外熱交換器13は、一端が四路切換弁12に接続されており、その他端が膨張弁14に接続されている。
(2−2−1)室外熱交換器
次に、図4、図5及び図6を用いて室外熱交換器13の構成について詳細に説明する。アルミニウム製の熱交換器は、アルミニウム製の伝熱フィン32とアルミニウム製の扁平多穴管33とアルミニウム製のヘッダ集合管34,35により構成されている。室外熱交換器13は、室外空気と冷媒との熱交換を行わせる熱交換部31を備えており、この熱交換部31がアルミニウム製の多数の伝熱フィン32とアルミニウム製の多数の扁平多穴管33とで構成されている。熱交換部31は、凝縮器として機能するときに、多数の扁平多穴管33のうちガス冷媒あるいは気液二層状態の冷媒を流すためのガス冷媒用扁平多穴管33aが配置されている上部熱交換部31aと、多数の扁平多穴管33のうち気液二層状態の冷媒あるいは液冷媒を流すための液冷媒用扁平多穴管33bが接続される下部熱交換部31bとを有している。
次に、図4、図5及び図6を用いて室外熱交換器13の構成について詳細に説明する。アルミニウム製の熱交換器は、アルミニウム製の伝熱フィン32とアルミニウム製の扁平多穴管33とアルミニウム製のヘッダ集合管34,35により構成されている。室外熱交換器13は、室外空気と冷媒との熱交換を行わせる熱交換部31を備えており、この熱交換部31がアルミニウム製の多数の伝熱フィン32とアルミニウム製の多数の扁平多穴管33とで構成されている。熱交換部31は、凝縮器として機能するときに、多数の扁平多穴管33のうちガス冷媒あるいは気液二層状態の冷媒を流すためのガス冷媒用扁平多穴管33aが配置されている上部熱交換部31aと、多数の扁平多穴管33のうち気液二層状態の冷媒あるいは液冷媒を流すための液冷媒用扁平多穴管33bが接続される下部熱交換部31bとを有している。
扁平多穴管33は、伝熱管として機能し、伝熱フィン32と室外空気との間で移動する熱を、内部を流れる冷媒と伝熱フィン32との間で遣り取りさせる。
室外熱交換器13は、熱交換部31の両端に各1本設けられたアルミニウム製のヘッダ集合管34,35を備えている。ヘッダ集合管34は、アルミニウム製の円筒パイプ構造を有しており、アルミニウム製のバッフル34cによって互いに仕切られた内部空間34a,34bを有している。上部の内部空間34aには、アルミニウム製の熱交換器側ガス管38が接続され、下部の内部空間34bには、アルミニウム製の熱交換器側液管39が接続されている。
ヘッダ集合管35は、アルミニウム製の円筒パイプ構造を有しており、アルミニウム製のバッフル35f,35g,35h,35iによって仕切られ、内部空間35a,35b,35c,35d,35eが形成されている。ヘッダ集合管34の上部の内部空間34aに接続される多数のガス冷媒用扁平多穴管33aは、ヘッダ集合管35の3つの内部空間35a,35b,35cに接続されている。また、ヘッダ集合管34の下部の内部空間34bに接続される多数の液冷媒用扁平多穴管33bは、ヘッダ集合管35の3つの内部空間35c,35d,35eに接続されている。
また、ヘッダ集合管35の内部空間35aと内部空間35eがアルミニウム製の連絡配管36により接続され、内部空間35bと内部空間35dがアルミニウム製の連絡配管37により接続されている。内部空間35cは、熱交換部31の上部内部空間(内部空間34aに接続されている部分)の一部と下部内部空間(内部空間34bに接続されている部分)の一部を接続する機能も果たしている。これらの構成により、例えば冷房運転時(凝縮器として機能するとき)には、アルミニウム製の熱交換器側ガス管38によってヘッダ集合管35上部の内部空間35aに供給されるガス冷媒は、熱交換部31の上部で熱交換を行って一部が液化して気液二層状態になり、ヘッダ集合管35で折り返して、熱交換部31の下部を通って残りのガス冷媒が液化してアルミニウム製の熱交換器側液管39から出て行く。
図6は、室外熱交換器13の熱交換部31の扁平多穴管33の長手方向に対して垂直な平面で切断したときの断面構造を示す部分拡大図である。伝熱フィン32は薄いアルミニウム製の平板であり、各伝熱フィン32には水平方向に延びる切り欠き32aが上下方向に並べて複数形成されている。扁平多穴管33は、伝熱面となる上下の平面部と、冷媒が流れる複数の内部流路331を有している。切り欠き32aの上下の幅よりもわずかに厚い扁平多穴管33は、平面部を上下に向けた状態(扁平多穴管33の側面が対向するように配列された状態)で、間隔をあけて複数段配列され、切り欠き32aに嵌め込まれた状態で仮固定される。このように、伝熱フィン32の切り欠き32aに扁平多穴管33が嵌め込まれた状態で伝熱フィン32と扁平多穴管33とが炉の中に入れられてロウ付けされる。また、各扁平多穴管33の両端は、それぞれヘッダ集合管34,35に嵌め込まれてロウ付けされる。
ヘッダ集合管34の内部空間34a,34bやヘッダ集合管35の内部空間35a,35b,35c,35d,35eと扁平多穴管33の内部流路331とは繋がっている。なお、ヘッダ集合管34の内部空間34a,34bやヘッダ集合管35の内部空間35a,35b,35c,35d,35eには、冷媒の流れを整えるための整流板などが配されるが、このような細部については説明を省略している。
アルミニウム製の室外熱交換器13の固定は、これらアルミニウム製のヘッダ集合管34,35が後述するアルミニウム製のブラケットによって送風機室側側板23、機械室側側板24及び仕切板28に固定されることによって行われる。このアルミニウム製の室外熱交換器13の固定のうち、送風機室側側板23に固定する方法について詳細に説明する。
(2−2−2)送風機室側側板
図7には、構造部品としての送風機室側側板23が示されており、図7(a)にはその左側面図が示され、図7(b)にはその正面図が示され、図7(c)にはその右側面図が示されている。また、図8(a)は構造部品としての送風機室側側板23の平面図であり、図8(b)は図7(b)のI−I線矢視断面図である。
図7には、構造部品としての送風機室側側板23が示されており、図7(a)にはその左側面図が示され、図7(b)にはその正面図が示され、図7(c)にはその右側面図が示されている。また、図8(a)は構造部品としての送風機室側側板23の平面図であり、図8(b)は図7(b)のI−I線矢視断面図である。
送風機室側側板23の本体部231の背面側に位置する背面側端部232は、本体部231に対して機械室側の方向に向けて略垂直に折り曲げられて形成されている。正面側端部233は、送風機室S1の内部に向けて(機械室側の方向に向けて)略垂直に折り返されている第1端面233aと、第1端面233aに対して前方に向けて略垂直に折り返されて本体部231と略平行に延びている第2端面233bと、第2端面233bに対して機械室側の方向に向けて略垂直に折り返されて第1端面233aと略平行に延びている第3端面233cとからなる。
送風機室側側板23は、送風機室側前板25に雄ネジ40で固定される。これら雄ネジ40がねじ込まれるネジ穴233dが第3端面233cに形成され、ネジ穴233dにはバーリング加工が施されている(図7(c)参照)。
送風機室側側板23の第2端面233bには、後述するアルミニウム製のブラケット50(図9、図10参照)と後述する樹脂カバー60(図11、図12参照)が取り付けられる。これらブラケット50と樹脂カバー60を取り付けるために、雄ネジ41がねじ込まれるネジ穴233eが第2端面233bに形成され、ネジ穴233eにはバーリング加工が施されている(図7(b)参照)。また、第2端面233bの強度を上げるために上下に延びる2本の凹部233fが形成されている。
送風機室側側板23の第1端面233aには、アルミニウム製のブラケット50と樹脂カバー60が貫通するように開口された長方形状の開口部233gが上下に並んで形成されている(図7(c)参照)。また、第1端面233aには、送風機室側前板25の折り返し端面25bに形成されている嵌合部(図示省略)が嵌合されるスリット233hが3箇所形成されている。このスリット233hに送風機室側前板25から突出した嵌合部が嵌め込まれる。それにより、第2端面233bに取り付けられるアルミニウム製のブラケット50や樹脂カバー60が送風機室側前板25によって覆われる。
(2−2−3)アルミニウム製のブラケット
図9及び図10には、室外熱交換器13を送風機室側側板23に取り付けるためのアルミニウム製のブラケット50が示されている。図9(a)はブラケット50の平面図であり、図9(b)はブラケット50の正面図であり、図9(c)はブラケット50の側面図である。
図9及び図10には、室外熱交換器13を送風機室側側板23に取り付けるためのアルミニウム製のブラケット50が示されている。図9(a)はブラケット50の平面図であり、図9(b)はブラケット50の正面図であり、図9(c)はブラケット50の側面図である。
ブラケット50は、例えば、一枚のアルミニウム板をプレス加工して形成される。ブラケット50の本体部51からは、室外熱交換器13のヘッダ集合管35に取り付けられる挟持片52が4本延びている。挟持片52は、円筒状のヘッダ集合管35の外周に沿うように円弧状に成形されている。ブラケット50において挟持片52とは反対の側に1枚の取付片53が延びている。取付片53には、送風機室側側板23への取り付けの際に雄ネジ41を通すための貫通穴53aが設けられている。貫通穴53aは、m1×n1の長円穴である。貫通穴53aの長手方向は水平方向(前後方向)である。なお、ブラケット50の貫通穴53aの寸法(穴の外形)は、雄ネジ41の外径dよりも大きい。つまり、外径d<穴の径m1,n1の関係がある。また、ブラケット50と樹脂カバー60との位置決めを行うために、取付片53に、上辺端部の一部が切り欠かれて形成されている被嵌合部43bが設けられている。
アルミニウム製のブラケット50がヘッダ集合管35にロウ付けされた状態が図10に示されている。ヘッダ集合管35へのブラケット50のロウ付けは、例えば、予めヘッダ集合管35の表面にロウ材を形成しておき、ブラケット50を仮止めした状態で、アルミニウム製の伝熱フィン32やアルミニウム製の扁平多穴管33が図5や図6に示されているように組み上げられた状態で炉の中に入れて行われる。
(2−2−4)樹脂カバー
ブラケット50がアルミニウム製であるため、鋼板でできた送風機室側側板23にブラケット50を直接接触させると、鉄とアルミニウムの接触が起因してブラケット50の腐蝕が促進される。そこで、図11及び図12に示されている樹脂カバー60がブラケット50には取り付けられ、送風機室側側板23とブラケット50の間に樹脂カバー60が介在した状態でブラケット50が取り付けられる。図11(a)は樹脂カバーの左側面図であり、図11(b)は樹脂カバーの底面図である。図12(a)は樹脂カバーの背面図であり、図12(b)は樹脂カバーの右側面図である。
ブラケット50がアルミニウム製であるため、鋼板でできた送風機室側側板23にブラケット50を直接接触させると、鉄とアルミニウムの接触が起因してブラケット50の腐蝕が促進される。そこで、図11及び図12に示されている樹脂カバー60がブラケット50には取り付けられ、送風機室側側板23とブラケット50の間に樹脂カバー60が介在した状態でブラケット50が取り付けられる。図11(a)は樹脂カバーの左側面図であり、図11(b)は樹脂カバーの底面図である。図12(a)は樹脂カバーの背面図であり、図12(b)は樹脂カバーの右側面図である。
この樹脂カバー60は例えば一度の射出成形で形成される。樹脂カバー60の本体部61は、ブラケット50の取付片53を取り付けるための挿入部62を形成するための右側壁61aと左側壁61bと上壁61cと前壁61dを有している。取付片53は挿入部62に挿入される。ブラケット50と樹脂カバー60との位置決めを行うために、挿入部62に、天面の一部から突出した嵌合突起63が設けられている。これら嵌合突起63がブラケット50の取付片53の被嵌合部53bに嵌ることによってブラケット50と樹脂カバー60との前後方向の位置関係が定まる。また、ブラケット50の取付片53の長円穴53aの下端から取付片53の下辺までの長さは、樹脂カバー60の長円穴61aa,61baの下端から樹脂カバー60の下辺までの長さより短い。このような構成により、樹脂カバー60が取付片53に対して上にずれても取付片53の下辺は、開口部233gの送風機室側側板23には接触しない。樹脂カバー60の挿入部62に挿入された取付片53は、その左右側面と上辺と前辺とが樹脂カバー60で覆われることになる。そのため、樹脂カバー60の側面側に位置する送風機室側側板23と取付片53との間に樹脂カバー60が介在することになり、アルミニウム製のブラケット50が送風機室側側板23に直接触れなくても、ブラケット50を送風機室側側板23に固定できる。
挿入部62の左右側面を形成するのは右側壁61aと左側壁61bである。左側壁61bには取付片53の貫通穴53aに対応する位置に長円穴61aa,61baが形成されている。長円穴61aa,61baの形状は、n1×m1であり、貫通穴53aが水平方向に長い形状であるのに対して鉛直方向に長い形状になっている。長円穴61aa,61baの寸法(穴の外形)は、雄ネジ41の外径dよりも大きい。つまり、外径d<穴の径m1,n1の関係がある。このような貫通穴53aや長円穴61aa,61baの構成により、樹脂カバー60の長円穴61aa,61baの端部が邪魔になって貫通穴53aの前側には雄ネジ41が当たらないようになっている。そのため、アルミニウムと鉄とが接触することに起因する貫通穴53aの前側の腐蝕が防がれる。
右側壁61aの背面側には膨出部65が形成されており、左側壁61bの背面側の端部にはフランジ部64が形成されている。
(2−2−5)ブラケットと樹脂カバーの取付
図13には、アルミニウム製のブラケット50に樹脂カバー60を被せた組立体を送風機室側側板23に取り付けた状態が示されている。送風機室側側板23のネジ穴233eに雄ネジ41がねじ込まれるが、この雄ネジ41の外径よりも長円穴61aa,61baの方が前後方向の幅が広くなっている。そしてさらに、長円穴61aa,61baよりも前後方向の幅が広く、樹脂カバー60によって鉄製の雄ネジ41がアルミニウム製のブラケットに接触しない被接触状態を維持させられる。
図13には、アルミニウム製のブラケット50に樹脂カバー60を被せた組立体を送風機室側側板23に取り付けた状態が示されている。送風機室側側板23のネジ穴233eに雄ネジ41がねじ込まれるが、この雄ネジ41の外径よりも長円穴61aa,61baの方が前後方向の幅が広くなっている。そしてさらに、長円穴61aa,61baよりも前後方向の幅が広く、樹脂カバー60によって鉄製の雄ネジ41がアルミニウム製のブラケットに接触しない被接触状態を維持させられる。
また、膨出部65により、樹脂カバー60が隙間なく開口部233gに嵌め込まれる。このように嵌め込まれた状態で、第2端面233bの端部とブラケット50の取付片53の根元との間にフランジ部64が介在する。そのため、送風機室側側板23の第2端面233bの端部にブラケット50の取付片53は接触しない。当然、取付片53と第2端面233bの間には、樹脂カバー60の左側壁61bが挟まっているので、取付片53と第2端面233bとは接触しない。このように、樹脂カバー60によってアルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23とは非接触状態を維持させられる。
(3)室外ユニットの特徴
(3−1)
上述の冷凍装置の室外ユニット2では、アルミニウム製のブラケット50の挟持片52(固着部)がアルミニウム製の室外熱交換器13に直接取り付けられ、アルミニウム製のブラケット50の取付片53(固定部)が鋼板製の送風機室側側板23(非アルミニウム金属製の筺体)に固定される。鋼板製の送風機室側側板23が、アルミニウム製のブラケット50の取付片53が貫通する開口部233gを有している。アルミニウム製のブラケット50の取付片53は、この開口部233gを貫通して固定される。樹脂カバー60(非金属部材)は、アルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23との間に介在してこれらの間に所定の間隔を形成する。
(3−1)
上述の冷凍装置の室外ユニット2では、アルミニウム製のブラケット50の挟持片52(固着部)がアルミニウム製の室外熱交換器13に直接取り付けられ、アルミニウム製のブラケット50の取付片53(固定部)が鋼板製の送風機室側側板23(非アルミニウム金属製の筺体)に固定される。鋼板製の送風機室側側板23が、アルミニウム製のブラケット50の取付片53が貫通する開口部233gを有している。アルミニウム製のブラケット50の取付片53は、この開口部233gを貫通して固定される。樹脂カバー60(非金属部材)は、アルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23との間に介在してこれらの間に所定の間隔を形成する。
その結果、樹脂カバー60によってアルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23とが接触しない状態を維持させられるので、非アルミニウム金属とアルミニウム金属との間で腐蝕が起こることに起因するブラケット50の腐蝕が防がれる。しかも、ブラケット50の取付片53が開口部233gを貫通して、送風機室S1から外側へと出ている。そのため、室外ユニット2の送風機室側側板23の外側からブラケット50と樹脂カバー60とを雄ネジ41によって送風機室側側板23に締結することができる。このように、アルミニウム製の室外熱交換器13を取り付けるためのアルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23との固定を送風機室側側板23の外側から行え、かつアルミニウム製のブラケット50の腐蝕を防止することができる。
樹脂カバー60の左側壁61bと膨出部65(第1間隔保持部)は、鋼板製の送風機室側側板23の開口部233gとアルミニウム製のブラケット50との間に隙間を設けるためにアルミニウム製のブラケット50の周囲に配置されている。左側壁61bと膨出部65によってブラケット50の取付片53の周囲の送風機室側側板23の開口部233gと間の隙間が形成されるので、開口部233gの近傍においても、非アルミニウム金属とアルミニウム金属とが接触が防がれ、これらの接触に起因してアルミニウム製のブラケット50に腐蝕が生じるのを防ぐことができ、腐蝕の防止効果が向上する。
なお、上記実施形態では非金属部材として樹脂カバー60などの樹脂部材を例に挙げて説明しているが、非金属部材としてはやゴム部材などの高分子材料からなる部材やセラミック部材などの非金属の無機材料からなる部材であってもよい。もちろん、ここでいう非金属部材は、非アルミニウム金属よりもアルミニウムやアルミニウム合金との間で腐蝕を促進させない材料で構成されている部材である。また、この固定部の貫通穴(貫通穴53a)は、一部が固定部(取付片53)の端部にまで達する切り欠きを持っている穴も含む。
(3−2)
鋼鉄製の雄ネジ41(係止部材)は、アルミニウム製のブラケット50の取付片53が樹脂カバー60に挿入されている状態で、鋼板製の送風機室側側板23に樹脂カバー60を締結する。樹脂カバー60を鋼鉄製の雄ネジ41によって締結することができ、すなわち鉄製のネジを用いることができるので、必要な強度を確保しつつ安価にアルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23の締結が行え、これらを強固に固定でき、室外ユニット2の強度を向上させることができる。
鋼鉄製の雄ネジ41(係止部材)は、アルミニウム製のブラケット50の取付片53が樹脂カバー60に挿入されている状態で、鋼板製の送風機室側側板23に樹脂カバー60を締結する。樹脂カバー60を鋼鉄製の雄ネジ41によって締結することができ、すなわち鉄製のネジを用いることができるので、必要な強度を確保しつつ安価にアルミニウム製のブラケット50と鋼板製の送風機室側側板23の締結が行え、これらを強固に固定でき、室外ユニット2の強度を向上させることができる。
(3−3)
アルミニウム製のブラケット50は、取付片53に鉄製の雄ネジ41よりも大きな貫通穴53aが形成され、鉄製の雄ネジ41は、アルミニウム製のブラケット50に接触しないように貫通穴53aを貫通して、鋼板製の送風機室側側板23に樹脂カバー60を締結する。
アルミニウム製のブラケット50は、取付片53に鉄製の雄ネジ41よりも大きな貫通穴53aが形成され、鉄製の雄ネジ41は、アルミニウム製のブラケット50に接触しないように貫通穴53aを貫通して、鋼板製の送風機室側側板23に樹脂カバー60を締結する。
ブラケット50が貫通穴53aを鉄製の雄ネジ41が貫通するので、樹脂カバー60を介して係止部材によってブラケットを強く締め付けることができることから、少ないスペースで強固に締結することができる。鉄製の雄ネジ41がアルミニウム製のブラケット50に接触しないので、非アルミニウム金属とアルミニウムの接触に起因するブラケットの腐蝕を防止することができるとともに、アルミニウム製の室外熱交換器13の固定を強固に行うことができる。
(3−4)
アルミニウム製のブラケット50は、取付片53に鉄製の雄ネジ41よりも大きな貫通穴53aが形成されている。バーリング加工によって鋼板製の送風機室側側板23に形成されているネジ穴233e(非アルミニウム金属製の被係止構造)は、アルミニウム製のブラケット50に接触しないように貫通穴53aを貫通する鉄製の雄ネジ41と協働して、樹脂カバー60を介して鋼板製の送風機室側側板23にブラケット50の取付片53を締結する。樹脂カバー60を介して鉄製の雄ネジ41と鋼板製の送風機室側側板23とでブラケット50の取付片53が締結される。そのため、鉄製の雄ネジ41による非アルミニウム金属とアルミニウムの接触に起因するブラケット50の腐蝕を防止するとともに、雄ネジ41と送風機室側側板23のネジ穴233eとの協働によってアルミニウム製の室外熱交換器13の固定を強固に行うことができる。
アルミニウム製のブラケット50は、取付片53に鉄製の雄ネジ41よりも大きな貫通穴53aが形成されている。バーリング加工によって鋼板製の送風機室側側板23に形成されているネジ穴233e(非アルミニウム金属製の被係止構造)は、アルミニウム製のブラケット50に接触しないように貫通穴53aを貫通する鉄製の雄ネジ41と協働して、樹脂カバー60を介して鋼板製の送風機室側側板23にブラケット50の取付片53を締結する。樹脂カバー60を介して鉄製の雄ネジ41と鋼板製の送風機室側側板23とでブラケット50の取付片53が締結される。そのため、鉄製の雄ネジ41による非アルミニウム金属とアルミニウムの接触に起因するブラケット50の腐蝕を防止するとともに、雄ネジ41と送風機室側側板23のネジ穴233eとの協働によってアルミニウム製の室外熱交換器13の固定を強固に行うことができる。
(3−5)
送風機室側側板23は、平面視において本体部231に対して略直交する方向(側板により構成される側面に対して交差する方向)に延びるように折り返されて第1端面233a(第1折り返し面)が形成されている。この第1端面233aに開口部233gが形成されている。そして、送風機室側側板23の第2端面233bは、第1端面233aに続いて設けられ、第1端面233aに対して略直交する方向(交差する方向)に延びるように折り返されて形成されている。樹脂カバー60は、ネジ穴233eにねじ込まれる雄ネジ41により第2端面233bに締結されている。このように、第2端面233bに樹脂カバー60が締結されるため、第2端面233bに略平行な方向にブラケット50の取付片53の抜き差しができる。そのため、室外ユニット2の組み立てやメンテナンスが容易になり、製造や維持管理に掛かるコストの削減が図れる。
送風機室側側板23は、平面視において本体部231に対して略直交する方向(側板により構成される側面に対して交差する方向)に延びるように折り返されて第1端面233a(第1折り返し面)が形成されている。この第1端面233aに開口部233gが形成されている。そして、送風機室側側板23の第2端面233bは、第1端面233aに続いて設けられ、第1端面233aに対して略直交する方向(交差する方向)に延びるように折り返されて形成されている。樹脂カバー60は、ネジ穴233eにねじ込まれる雄ネジ41により第2端面233bに締結されている。このように、第2端面233bに樹脂カバー60が締結されるため、第2端面233bに略平行な方向にブラケット50の取付片53の抜き差しができる。そのため、室外ユニット2の組み立てやメンテナンスが容易になり、製造や維持管理に掛かるコストの削減が図れる。
(3−6)
図8(b)に示されているように、鋼板製の送風機室側前板25の折り返し端面25bが送風機室側側板23の第2端面233bを覆っている。樹脂カバー60は、折り返し端面25bとアルミニウム製のブラケット50の取付片53との間に介在する右側壁61aや前壁61d(第2間隔保持部)を有している。そのため、送風機室側前板25にブラケット50の方に突出している部分などがあっても右側壁61aや前壁61dによって送風機室側前板25とアルミニウム製のブラケット50の接触が防がれる。鋼板製の送風機室側前板25の折り返し端面25bでブラケット50や樹脂カバー60を覆うことができるので、少ない部品点数で外観を美しく仕上げることができ、意匠性の向上とコスト削減が図れる。
図8(b)に示されているように、鋼板製の送風機室側前板25の折り返し端面25bが送風機室側側板23の第2端面233bを覆っている。樹脂カバー60は、折り返し端面25bとアルミニウム製のブラケット50の取付片53との間に介在する右側壁61aや前壁61d(第2間隔保持部)を有している。そのため、送風機室側前板25にブラケット50の方に突出している部分などがあっても右側壁61aや前壁61dによって送風機室側前板25とアルミニウム製のブラケット50の接触が防がれる。鋼板製の送風機室側前板25の折り返し端面25bでブラケット50や樹脂カバー60を覆うことができるので、少ない部品点数で外観を美しく仕上げることができ、意匠性の向上とコスト削減が図れる。
(4)変形例
(4−1)変形例A
上記実施形態では、室外熱交換器13などにアルミニウム製の部材を用いる場合について説明したが、アルミニウム製の部材は、アルミニウム合金製の部材に代えることもでき、例えば、アルミニウム製の室外熱交換器13に代えてアルミニウム合金製の室外熱交換器を用いることができ、アルミニウム製のブラケット50に代えてアルミニウム合金製のブラケットを用いることができる。
(4−1)変形例A
上記実施形態では、室外熱交換器13などにアルミニウム製の部材を用いる場合について説明したが、アルミニウム製の部材は、アルミニウム合金製の部材に代えることもでき、例えば、アルミニウム製の室外熱交換器13に代えてアルミニウム合金製の室外熱交換器を用いることができ、アルミニウム製のブラケット50に代えてアルミニウム合金製のブラケットを用いることができる。
(4−2)変形例B
上記実施形態では、雄ネジ80の被係止構造が、ネジ穴233eが形成された送風機室側側板23である場合について説明した。しかし、被係止構造は、例えば図14に示されているように、開口部233gを貫通した樹脂カバー60とブラケット50とを貫通する雄ネジ48に係止される蝶ネジ45のようなものであってもよい。雄ネジ48(係止部品)は開口部233jに嵌め込まれて係止されるようなものであってもよい。このような構成でも、蝶ネジ45の取付は送風機室側側板23の外側から行うことができる。この場合に、蝶ネジ45の位置決めを行うための凹部66が樹脂カバー60に形成されてもよい。この場合に、例えば図15に示されているように、樹脂カバー60とブラケット50上下の位置関係を固定するための嵌合部61eと被嵌合部53cが設けられてもよい。この場合、凸状の嵌合部61eの上下の長さを切り欠かれた被嵌合部53cの上下の長さより長くするなど、嵌合部61eに被嵌合部53cが当たり、それによってブラケット50の取付片53の下辺と開口部233gの送風機室側側板23との隙間が確実に確保されるように構成することが好ましい。
上記実施形態では、雄ネジ80の被係止構造が、ネジ穴233eが形成された送風機室側側板23である場合について説明した。しかし、被係止構造は、例えば図14に示されているように、開口部233gを貫通した樹脂カバー60とブラケット50とを貫通する雄ネジ48に係止される蝶ネジ45のようなものであってもよい。雄ネジ48(係止部品)は開口部233jに嵌め込まれて係止されるようなものであってもよい。このような構成でも、蝶ネジ45の取付は送風機室側側板23の外側から行うことができる。この場合に、蝶ネジ45の位置決めを行うための凹部66が樹脂カバー60に形成されてもよい。この場合に、例えば図15に示されているように、樹脂カバー60とブラケット50上下の位置関係を固定するための嵌合部61eと被嵌合部53cが設けられてもよい。この場合、凸状の嵌合部61eの上下の長さを切り欠かれた被嵌合部53cの上下の長さより長くするなど、嵌合部61eに被嵌合部53cが当たり、それによってブラケット50の取付片53の下辺と開口部233gの送風機室側側板23との隙間が確実に確保されるように構成することが好ましい。
(4−3)変形例C
上記実施形態では、非アルミニウム金属として、鉄や鋼などを用いる場合について説明したが、銅や銅合金など他の金属を用いてもよい。
上記実施形態では、非アルミニウム金属として、鉄や鋼などを用いる場合について説明したが、銅や銅合金など他の金属を用いてもよい。
(4−4)変形例D
上記実施形態では、本体部51には、凹状に成形されたセンサ保持部44が設けられている。このセンサ保持部44の形状は、筒状の穴44aとスリット44bを形成していると見ることができる。ヘッダ集合管35に対向する側に形成されているスリット44bは、センサ保持部44に保持される温度センサをヘッダ集合管35に接触させるためのものである。
上記実施形態では、本体部51には、凹状に成形されたセンサ保持部44が設けられている。このセンサ保持部44の形状は、筒状の穴44aとスリット44bを形成していると見ることができる。ヘッダ集合管35に対向する側に形成されているスリット44bは、センサ保持部44に保持される温度センサをヘッダ集合管35に接触させるためのものである。
ブラケット50が取り付けられているのは、図5に示した内部空間35aの周囲である。ブラケット50のセンサ保持部44とヘッダ集合管35で形成される円筒状の穴の内寸が温度センサ19のケース54の外寸よりも少し小さく形成されている。そのような場合には、温度センサ19をケース54に強く押し込むことによってケース54がわずかに変形して温度センサ19がセンサ保持部44で形成される円筒状の穴の中に固定される。
1 空気調和装置
2 室外ユニット
3 室内ユニット
13 室外熱交換器
20 ユニットケーシング
32 伝熱フィン
33 扁平多穴管
34,35 ヘッダ集合管
50 ブラケット
60 樹脂カバー
2 室外ユニット
3 室内ユニット
13 室外熱交換器
20 ユニットケーシング
32 伝熱フィン
33 扁平多穴管
34,35 ヘッダ集合管
50 ブラケット
60 樹脂カバー
Claims (7)
- アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器(13)と、
固定部(53)と前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製の熱交換器に直接取り付けられる固着部(52)とを有するアルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケット(50)と、
前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの前記固定部が貫通する開口部(233g)を有し、前記開口部を貫通して配置される前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの前記固定部に固定される非アルミニウム金属製の側板(23)と、
前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと前記非アルミニウム金属製の側板との間に介在して前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットと前記非アルミニウム金属製の側板との間に所定の間隔を形成する非金属部材(60)と、
を備える、冷凍装置の室外ユニット。 - 前記非金属部材は、前記非アルミニウム金属製の側板の前記開口部と前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットとの間に隙間を設けるために前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの周囲に配置される第1間隔保持部(61b,65)を有する、
請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの前記固定部が前記非金属部材に挿入されている状態で、前記非アルミニウム金属製の側板に前記非金属部材を締結するための前記非アルミニウム金属製の係止部材(41)をさらに備える、
請求項2に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットは、前記固定部に前記非アルミニウム金属製の係止部材よりも大きな貫通穴(53a)が形成され、
前記非アルミニウム金属製の係止部材は、前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットに接触しないように前記貫通穴を貫通して、前記非アルミニウム金属製の側板に前記非金属部材を締結する、
請求項3に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットは、前記固定部に前記非アルミニウム金属製の係止部材よりも大きな貫通穴(53a)が形成され、
前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットに接触しないように前記貫通穴を貫通する前記非アルミニウム金属製の係止部材と協働して、前記非金属部材を介して前記非アルミニウム金属製の側板に前記ブラケットの前記固定部を締結するための非アルミニウム金属製の被係止構造(233e,45)をさらに備える、
請求項3に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記側板は、平面視において前記側板により構成される側面に対して交差する方向に延びるように折り返されかつ前記開口部が形成されている第1折り返し面(233a)と、前記第1折り返し面に続いて設けられかつ前記第1折り返し面に対して交差する方向に延びるように折り返されてなる第2折り返し面(233b)を有し、
前記非金属部材は、前記係止部材により前記第2折り返し面に締結される、
請求項3から5のいずれか一項に記載の冷凍装置の室外ユニット。 - 前記側板の前記第2折り返し面を覆う折り返し端面(25b)を有する非アルミニウム金属製の前板(25)をさらに備え、
前記非金属部材は、前記折り返し端面と前記アルミニウム製またはアルミニウム合金製のブラケットの前記固定部との間に介在する第2間隔保持部(61a、61d)をさらに有する、
請求項6に記載の冷凍装置の室外ユニット。
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