JP2011145029A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器の構造的な特徴を生かして、熱交換器を空気調和機の筐体内にしっかりと位置決めし、組立性の向上も図れるようにする。
【解決手段】熱交換器1は、間隔を置いて平行に配置された2本の垂直なヘッダパイプ2、3と、ヘッダパイプ2、3の間に複数配置され、内部に設けた冷媒通路5をヘッダパイプ2、3の内部に連通させた水平な偏平チューブ4を備える。熱交換器1を搭載する空気調和機室外機20の筐体20aの底部をなすベースパン30には、熱交換器1から滴下する凝縮水を受けて排水する排水溝32が形成され、排水溝32の中に、ヘッダパイプ2、3の下端を着座させる位置決め部34が形成されている。位置決め部34は凹部34aにより構成される。ヘッダパイプ2、3の下端はキャップ状の電食防止体35で包まれる。
【選択図】図3

Description

本発明はサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を搭載した空気調和機に関する。
2本のヘッダパイプの間に複数の偏平チューブを配置して偏平チューブ内部の複数の冷媒通路をヘッダパイプの内部に連通させるとともに、偏平チューブ間にコルゲートフィン等のフィンを配置したパラレルフロー型の熱交換器は、カーエアコンや建物用空気調和機に広く利用されている。この種の熱交換器の例を特許文献1、2に見ることができる。
空気調和機の筐体に熱交換器を搭載するときは、当然のことながら、熱交換器が所定位置からずれないようにする工夫が必要になる。そのような工夫の例を特許文献3、4に見ることができる。
特許文献3には、熱交換器設置部材の底板に、底板の縁に立ち上がった底板端部から熱交換器の厚み分だけ距離を置いて突起を設け、底板端部と突起の間に熱交換器を挟んで位置決めを行う構造が開示されている。
特許文献4には、空気調和機の室外機の底板に、室外機の側面に沿った上方折返し部を形成し、上方折返し部には室外機の内側に突出する底板当て部を形成し、この底板当て部を熱交換器のフィンの外側に当接させて熱交換器を支持する構造が開示されている。
特開昭63−34466号公報 特開平6−213534号公報 特開2000−205608号公報 特開2009−138951号公報
本発明は、水平な偏平チューブの中を冷媒が流れるいわゆるサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器の構造的な特徴を生かして、熱交換器を空気調和機の筐体内にしっかりと位置決めし、組立性の向上も図れるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、間隔を置いて平行に配置された2本の垂直なヘッダパイプと、前記2本のヘッダパイプの間に複数配置され、内部に設けた冷媒通路を前記ヘッダパイプの内部に連通させた水平な偏平チューブとを備えたサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を搭載する空気調和機であって、空気調和機の筐体底部をなすベースパンに、前記熱交換器のヘッダパイプ下端を着座させる位置決め部が形成されていることを特徴としている。
この構成によると、パラレルフロー型熱交換器の根幹的構成要素であるヘッダパイプを位置決めに用いるので、位置決めが堅固且つ安定したものになる。ヘッダパイプを位置決め部に着座させることで位置決めがなされるから、組立性も向上する。位置決め部はヘッダパイプがずれないものでありさえすればよく、設計が容易である。
また、特許文献3に開示された突起が存在しないので、熱交換器の中で突起に重なる箇所の空気流通が妨げられて、熱交換効率が落ちるといった問題もない。
上記構成の空気調和機において、前記位置決め部は前記底板に形成した凹部であることが好ましい。
この構成によると、位置決め部の設計及び加工を容易に行うことができる。
上記構成の空気調和機において、前記ベースパンには前記熱交換器から滴下する凝縮水を受けて排水する排水溝が形成され、前記排水溝の中に前記位置決め部が形成されていることが好ましい。
この構成によると、凝縮水の処理と熱交換器の位置決めという二つの課題を一挙に解決できる。
上記構成の空気調和機において、前記ヘッダパイプ下端を前記位置決め部に着座させた時、熱交換器の中で2本のヘッダパイプの間に位置する部分の下端レベルが前記ベースパンの床面レベルに接近することが好ましい。
この構成によると、ベースパンの床面と熱交換器との隙間を熱交換されないまま通過する空気の量を少なくすることができ、空気調和機の性能が向上する。
上記構成の空気調和機において、前記ヘッダパイプ下端と前記位置決め部の間に電食防止体を介在させることが好ましい。
この構成によると、ヘッダパイプとベースパンの構成材料の違いによる電食を回避することができる。
上記構成の空気調和機において、前記電食防止体が、前記ヘッダパイプ下端を包むキャップとして成型されていることが好ましい。
この構成によると、電食防止体の組み付けを容易に行うことができる。また、電食防止体がヘッダパイプの保護材ともなり、熱交換器をハンドリングする際にヘッダパイプが損傷したり、逆にヘッダパイプが他の部材に傷を付けたりすることを防止できる。
本発明によると、サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器の位置決めを堅固且つ安定したものとすることができる。空気調和機筐体への熱交換器搭載作業も楽になり、また位置決め構造の設計自体が容易である。
サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器の基本的構造を示す模式的垂直断面図である。 サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を搭載した空気調和機の室外機の模式的水平断面図である。 室外機のベースパンに熱交換器を位置決めした状態を示す斜視図である。 室外機のベースパンに熱交換器を位置決めした状態の上面図である。 室外機のベースパンに熱交換器を位置決めした状態の正面図である。 図4の線VI−VIを断面箇所とする部分拡大断面図である。 図4の線VII−VIIを断面箇所とする部分拡大断面図である。
サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器の構造を、図1を参照しながら説明する。図1では、紙面上側が垂直方向の上側、紙面下側が垂直方向の下側となる。また、紙面左側が左右方向の左側、紙面右側が左右方向の右側となる。
熱交換器1は、2本の垂直なヘッダパイプ2、3を水平方向に間隔を置いて平行に配置し、ヘッダパイプ2、3の間に複数の水平な偏平チューブ4を垂直方向に所定ピッチで配置した構造を備える。偏平チューブ4は金属を押出成型した細長い成型品であり、内部には冷媒を流通させる冷媒通路5が形成されている。偏平チューブ4は長手方向である押出成型方向を水平にする形で配置されるので、冷媒通路5の冷媒流通方向も水平になる。冷媒通路5は断面形状及び断面面積の等しいものが図1の奥行き方向に複数個並び、そのため、偏平チューブ4の垂直断面はハーモニカ状を呈する。各冷媒通路5はヘッダパイプ2、3の内部に連通する。隣り合う偏平チューブ4同士の間にはコルゲートフィン6が配置される。
複数のものが並列に並んだ偏平チューブ4の中で、最も外側、すなわち上端と下端に位置する偏平チューブ4の、外側に向いた偏平面に、最外側コルゲートフィン6aが配置される。最外側コルゲートフィン6aの外側にはサイドプレート10が配置される。ヘッダパイプ2、3の上端と下端は、上端は上側のサイドプレート10よりも上に突き出し、下端は下側のサイドプレート10よりも下に突き出している。
ヘッダパイプ2と3、偏平チューブ4、コルゲートフィン6、最外側コルゲートフィン6a、及びサイドプレート10は、いずれもアルミニウム等熱伝導の良い金属からなり、偏平チューブ4はヘッダパイプ2、3に対し、コルゲートフィン6と最外側コルゲートフィン6aは偏平チューブ4に対し、サイドプレート10は最外側コルゲートフィン6aに対し、それぞれロウ付けまたは溶着で固定される。
冷媒出入口7、8はヘッダパイプ3の側にのみ設けられている。すなわちヘッダパイプ3が冷媒配管接続側のヘッダパイプで、ヘッダパイプ2は冷媒配管非接続側のヘッダパイプということになる。冷媒出入口7はヘッダパイプ3の上端近傍から、冷媒出入口8はヘッダパイプ3の下端近傍から、互いに平行且つヘッダパイプ3の軸線に対し直角をなすように突出している。冷媒出入口7、8はヘッダパイプ3にロウ付けまたは溶着で固定される。
ヘッダパイプ3の内部には上下方向に間隔を置いて2枚の仕切板9a、9cが設けられており、ヘッダパイプ2の内部には仕切板9a、9cの中間の高さのところに仕切板9bが設けられている。
熱交換器1を凝縮器として使用する場合、冷媒は図1に実線矢印で示すように上側の冷媒出入口7から流入する。冷媒出入口7から入った冷媒は、仕切板9aでせき止められて偏平チューブ4経由でヘッダパイプ2に向かう。この冷媒の流れが左向きのブロック矢印で表現されている。ヘッダパイプ2に入った冷媒は仕切板9bでせき止められて別の偏平チューブ4経由でヘッダパイプ3に向かう。これが1回目のターンであり、ターン後の冷媒の流れが右向きのブロック矢印で表現されている。ヘッダパイプ3に入った冷媒は仕切板9cでせき止められてさらに別の偏平チューブ4経由で再びヘッダパイプ2に向かう。これが2回目のターンであり、ターン後の冷媒の流れが左向きのブロック矢印で表現されている。ヘッダパイプ2に入った冷媒は折り返してさらに別の偏平チューブ4経由で再びヘッダパイプ3に向かう。これが3回目のターンであり、ターン後の冷媒の流れが右向きのブロック矢印で表現されている。冷媒は、最終的には冷媒出入口8から流出する。
このように、冷媒はターンを繰り返しつつジグザグの経路を辿って上から下に流れる。ここでは仕切板の数が3の場合を示したが、これは一例であり、仕切板の数と、その結果としてもたらされるターンの回数は、必要に応じ任意の数を設定することができる。
図1の構成では、仕切板9aより上の高さ領域に位置する複数の偏平チューブ4が一つのまとまった流路を構成し、仕切板9aと仕切板9bの間の高さ領域に位置する複数の偏平チューブ4が別のまとまった流路を構成し、仕切板9bと仕切板9cの間の高さ領域に位置する複数の偏平チューブ4がさらに別のまとまった流路を構成し、仕切板9cより下の間の高さ領域に位置する複数の偏平チューブ4がさらに別のまとまった流路を構成する。これらのまとまった流路を、説明した順序に従って第1流路11、第2流路12、第3流路13、第4流路14と呼ぶことにする。図1ではブロック矢印の中に流路の別を示す符号が入れられている。
熱交換器1を蒸発器として使用する場合は、冷媒の流れが逆になる。すなわち冷媒は図1に点線矢印で示すように冷媒出入口8からヘッダパイプ3に入り、仕切板9cでせき止められて第4流路14経由でヘッダパイプ2に向かい、ヘッダパイプ2では仕切板9bでせき止められて第3流路13経由でヘッダパイプ3に向かい、ヘッダパイプ3では仕切板9aでせき止められて第2流路12経由で再びヘッダパイプ2に向かい、ヘッダパイプ2で折り返して第1流路11経由で再びヘッダパイプ3に向かい、冷媒出入口7から点線矢印のように流出する。
図2に示すように、熱交換器1は平面形状がL字形をなすように曲げられる。冷媒配管接続側であるヘッダパイプ3はL字形の長辺側の端をなし、冷媒配管非接続側であるヘッダパイプ2はL字形の短辺側の端をなす。
本実施形態では、熱交換器1は、ヒートポンプサイクルを用いるセパレート型空気調和機の室外機20に搭載される。図2の室外機20は平面形状略矩形の板金製筐体20aを備え、筐体20aの長辺側を正面20F及び背面20Bとし、短辺側を左側面20L及び右側面20Rとしている。正面20Fには排気口21が形成され、背面20Bには背面吸気口22が形成され、左側面20Lには側面吸気口23が形成される。排気口21は複数の水平なスリット状開口の集合からなり、背面吸気口22と側面吸気口23は格子状の開口からなる。正面20F、背面20B、左側面20L、右側面20Rの4面の板金部材に、図示しない天板と、後述するベースパンが加わって六面体形状の筐体20aが形成される。
筐体20aの内部には、背面吸気口22及び側面吸気口23のすぐ内側に平面形状L字形の熱交換器1が配置される。熱交換器1と外部空気との間で強制的に熱交換を行わせるため、熱交換器1と排気口21の間に送風機24が配置される。送風機24は電動機24aにプロペラファン24bを組み合わせたものである。
送風効率向上のため、筐体20aの正面20Fの内面にはプロペラファン24bを囲むベルマウス25が取り付けられる。筐体20aの右側面20Rの内側の空間は背面吸気口22から排気口21へと流れる空気流から隔壁26で隔離されており、ここに圧縮機27が収容されている。
送風機24を運転すると、背面吸気口22及び側面吸気口23から筐体20a内に外部空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器1を通過し、熱交換器1との間で熱交換を行う。熱交換後の空気はプロペラファン24bに吸い込まれ、排気口21より筐体20a外に排出される。
筐体20aの底部をなすベースパン30を図3に示す。ベースパン30は鋼板をプレス加工して平面形状矩形のトレイ形状に成型したものであり、表面には防錆処理及び塗装が施されている。正面側の長辺と背面側の長辺には、それぞれ2個ずつの脚部31が溶接されている。
ベースパン30には、熱交換器1の形状に合わせたL字形の排水溝32がプレス成型されている。熱交換器1の表面には空気中の水分が結露し、その結露水が滴下する。また、結露水が霜として熱交換器1に付着した場合、霜を除去するために除霜運転を行うと、霜が溶けた除霜水が滴下する。本明細書では、上記結露水と除霜水の統括概念として「凝縮水」の語を用いる。滴下した凝縮水がベースパン30の上に広がると、ベースパン30に取り付けられた部品が濡れたり、錆が広範囲に発生したりするが、凝縮水を受ける排水溝32を設けておけばそのようなことにはならない。排水溝32の中央付近には排水口33が形成されており、凝縮水はそこから排水される。
排水溝32の中で、ヘッダパイプ2、3が位置する箇所に、図7に示す位置決め部34が形成される。実施形態では、排水溝32の底の部分にプレス加工で円筒形の凹部34aを形成し、これを位置決め部34とする。室外機20を設置する床面または地面に凹部34aの下面が接触しないように、脚部31の高さを設定する。
ベースパン30は鋼板製であり、ヘッダパイプ2、3はアルミニウム等鉄以外の素材なので、ベースパン30の表面塗装や防錆皮膜に傷がついたりすると、ベースパン30とヘッダパイプ2、3の金属材料同士が直接接触し、ヘッダパイプ2、3が電食で侵食されるおそれがある。これを防ぐため、ヘッダパイプ2、3の下端と位置決め部34の間に電食防止体35を介在させる。電食防止体35の材料としては、絶縁体であって、且つ屋外での長期使用に耐えるもの、例えばポリプロピレンを用いるのがよい。
実施形態では、電食防止体35はヘッダパイプ2、3の下端を包むキャップとして成型されている。位置決め部34の凹部34aの内径は、電食防止体35を被せたヘッダパイプ2、3の下端ががたつくことなく嵌合する値に設定する。電食防止体35は、凹部34aの底まで押し込まれたときでも上端が排水溝32の上に突き出すこととなるように、その高さを設定する。これにより電食防止体35は、排水溝32の中の凝縮水にヘッダパイプ2、3が触れないようにするブーツとしての機能も果たすことになる。なお電食防止体35は、必ずしも上端が排水溝32の上に突き出す高さである必要はない。凹部34aの深さと同じ高さであってもよい。
電食防止体35の形状は、上記のようなキャップ形状に限定されない。籠形状であってもよい。また、ヘッダパイプ2、3に嵌合するのではなく凹部34aの方に嵌め込んでおいて、そこにヘッダパイプ2、3を挿入する構成としてもよい。
電食防止体35を介在させた状態で、ヘッダパイプ2、3の下端の位置決め部34への着座が完了した時、熱交換器1の中でヘッダパイプ2、3の間に位置する部分の下端レベル、すなわち本実施形態では下側のサイドプレートの10のレベルが、ベースパン30の床面レベルに接近するように位置決め部34の深さを設定する。実施形態では、図4に示すように、下側のサイドプレート10の下面の高さが、ベースパン10の排水溝32以外の床面の高さにほぼ一致するようにされている。
位置決め部34へのヘッダパイプ2、3の着座が完了した後、熱交換器1がベースパン30の底から持ち上げられないようにする。これは例えば、図示しないステーでベースパン30と熱交換器1を連結することによって達成される。あるいは、図示しない天板で熱交換器1の上方への移動を制限することによっても達成される。この場合には、天板との間で電食が生じないように、ヘッダパイプ2、3の上端にも電食防止体35を取り付けておくとよい。
上記のように、ヘッダパイプ2、3を位置決めに用いることにより、熱交換器1の位置決めが堅固且つ安定したものになる。ヘッダパイプ2、3を位置決め部34に着座させることで位置決めがなされるから、組立性も向上する。
位置決め部34は排水溝32の中に形成した凹部34aであるから、凝縮水の処理と熱交換器の位置決めという二つの課題を一挙に解決でき、位置決め部34の設計及び加工も容易である。
熱交換器1の中でヘッダパイプ2、3の間に位置する部分の下端レベルがベースパン30の床面レベルに接近しているから、ベースパン30の床面と熱交換器1との隙間を熱交換されないまま通過する空気の量が少なくなり、空気調和機の性能が向上する。
ヘッダパイプ2、3の下端と位置決め部34の間に電食防止体35が介在しているから、ヘッダパイプ2、3とベースパン30の構成材料の違いによる電食を回避することができる。また、電食防止体35はヘッダパイプ2、3の下端を包むキャップとして成型されているので、電食防止体35の組み付けを容易に行うことができる。また、電食防止体35がヘッダパイプ2、3の保護材ともなり、熱交換器1をハンドリングする際にヘッダパイプ2、3が損傷したり、逆にヘッダパイプ2、3が他の部材に傷を付けたりすることを防止できる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明はサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を搭載する空気調和機に広く利用可能である。
1 熱交換器
2、3 ヘッダパイプ
4 偏平チューブ
5 冷媒通路
6 コルゲートフィン
7、8 冷媒出入口
9a、9b、9c 仕切板
11 第1流路
12 第2流路
13 第3流路
14 第4流路
20 室外機
20a 筐体
24 送風機
27 圧縮機
30 ベースパン
32 排水溝
34 位置決め部
34a 凹部
35 電食防止体

Claims (6)

  1. 間隔を置いて平行に配置された2本の垂直なヘッダパイプと、前記2本のヘッダパイプの間に複数配置され、内部に設けた冷媒通路を前記ヘッダパイプの内部に連通させた水平な偏平チューブとを備えたサイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を搭載する空気調和機であって、
    空気調和機の筐体底部をなすベースパンに、前記熱交換器のヘッダパイプ下端を着座させる位置決め部が形成されていることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記位置決め部は前記底板に形成した凹部であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記ベースパンには前記熱交換器から滴下する凝縮水を受けて排水する排水溝が形成され、前記排水溝の中に前記位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記ヘッダパイプ下端を前記位置決め部に着座させた時、熱交換器の中で2本のヘッダパイプの間に位置する部分の下端レベルが前記ベースパンの床面レベルに接近することを特徴とする請求項2または3に記載の空気調和機。
  5. 前記ヘッダパイプ下端と前記位置決め部の間に電食防止体を介在させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記電食防止体が、前記ヘッダパイプ下端を包むキャップとして成型されていることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
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