JP5212244B2 - 放熱器の取付構造 - Google Patents
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Description
コの字状の断面形状を有し、サイドプレート(14)と対向する対向面にサイドプレート(14)の長手方向に沿って延びる長孔(20a)が形成されたレール状のフックプレート部(20)がサイドプレート(14)に組み付けられており、樹脂製ブラケット(17)に形成された溝部(17d)が長孔(20a)に嵌め合わされ、サイドプレート(14)の長手方向に沿ってスライドさせて樹脂製ブラケット(17)がフックプレート部(20)に組み付けられており、
溝部(17d)のフックプレート部(20)と対向する面は、サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であり、溝部(17d)は、最も狭い幅がフックプレート部(20)の板厚(t)とほぼ同じとなるように形成されていることを特徴としている。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜3を用いて詳細に説明する。まず図1は、本発明の第1実施形態における冷媒放熱器(本発明で言う放熱器)10とラジエータ30との概略構成と取付構造とを示す分解斜視図である。図1において、車室空調用の冷媒放熱器(コンデンサ)10および走行エンジン冷却用のラジエータ30は、ともに車両の図示しないエンジンルーム内において近接して搭載される。
上側ブラケット17には係止部として開口部17aが形成されており、ラジエータ30の上側に形成された放熱器取付部である係止爪31aが嵌合されており、爪嵌合構造によって一体に締結されるようになっている。下側ブラケット18の突起形状の係止部18aは、ラジエータ30下側の放熱器取付部32として上方向に開口した枠形状の係止部32aの中に挿入されて支持される。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態におけるサイドプレート14とフックプレート部20との組み合わせ状態を示す斜視図である。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一もしくは均等な構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態を示し、(a)は第1実施形態の変形例、(b)は第2実施形態の変形例である。上述した各実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、樹脂製ブラケット17の凸部17bの外側に、フックプレート部20の折曲片20b、もしくはサイドプレート14の折曲片14aの外側側面と接触する側壁部17eを形成している。これによれば、樹脂製ブラケット17、18が冷媒放熱器10の通風方向にガタつくのを抑えることができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態におけるヘッダキャップ16の組み合わせ前の状態を示す斜視図である。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態は、ヘッダータンク12、13の端部に配置されるヘッダキャップ16の延長部分16bをさらに延長して、フックプレート部20に形成していた一端が開放された長孔20aを、この延長部分16bに、一体的に形成している。これによれば、冷媒放熱器10の構成を簡素にすることができる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図8は、本発明の第5実施形態におけるサイドプレート14の単体斜視図である。上述した各実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、フックプレート部20に形成していた一端が開放された長孔20aを、サイドプレート14にプレスの折り曲げで一体的に形成している。これによれば、冷媒放熱器10の構成を簡素にすることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態では、冷媒放熱器10の取り付けに本発明の構造を適用しているが、オイルクーラ、インタークーラおよびインバータラジエータと冷媒放熱器とを組み合わせたハイブリッドラジエータなど、他の熱交換器の取り付けに本発明の構造を適用しても良い。
11…コア部
11a…チューブ
11b…フィン
12、13…ヘッダータンク
14…サイドプレート
14a…折曲片
15…サイドプレート
16…ヘッダキャップ(キャップ部材)
16a…タンク閉塞部
16b…延長部分
17…上側ブラケット(樹脂製ブラケット)
17a…係止部、開口部
17c…R面(曲面)
17d…溝部
17e…側壁部
17f…係止壁面
20…フックプレート部
20a…長孔
20b…折曲片
30…ラジエータ
31a…係止爪(係止部)
33a…ラジエータチューブ
33b…フィン
34…ラジエータタンク
t…板厚
Claims (10)
- ラジエータ(30)に放熱器(10)を取り付ける取付構造であり、
前記放熱器(10)は、冷媒通路を成すチューブ(11a)とフィン(11b)とを積層配置したコア部(11)と、前記チューブ(11a)の長手方向の両端部に配置されて前記チューブ(11a)の端部が連通するヘッダータンク(12、13)と、前記チューブ(11a)とフィン(11b)との積層方向における前記コア部(11)の両端部に配置されたサイドプレート(14、15)とを有して構成され、前記コア部(11)、前記ヘッダータンク(12、13)、および前記サイドプレート(14、15)が一体ろう付けされており、
前記ラジエータ(30)は、冷却水が通過する複数本のラジエータチューブ(33a)と、前記ラジエータチューブ(33a)と交互に積層配置されたフィン(33b)と、前記ラジエータチューブ(33a)の端部に接続されたラジエータタンク(34)と、前記ラジエータタンク(34)に設けられ、弾性変形する係止部(31a)とを有し、
前記放熱器(10)の前記サイドプレート(14)に取り付けられた樹脂製ブラケット(17)に形成された開口部(17a)に前記係止部(31a)が弾性変形して係合することによって前記ラジエータ(30)に前記放熱器(10)を取り付ける取付構造であって、
コの字状の断面形状を有し、前記サイドプレート(14)と対向する対向面に前記サイドプレート(14)の長手方向に沿って延びる長孔(20a)が形成されたレール状のフックプレート部(20)が前記サイドプレート(14)に組み付けられており、
前記樹脂製ブラケット(17)に形成された溝部(17d)が前記長孔(20a)に嵌め合わされ、前記サイドプレート(14)の長手方向に沿ってスライドさせて前記樹脂製ブラケット(17)が前記フックプレート部(20)に組み付けられており、
前記溝部(17d)の前記フックプレート部(20)と対向する面は、前記サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であり、前記溝部(17d)は、最も狭い幅が前記フックプレート部(20)の板厚(t)とほぼ同じとなるように形成されていることを特徴とする放熱器の取付構造。 - 前記フックプレート部(20)は、前記サイドプレート(14)の所定位置に嵌合してろう付けされていることを特徴とする請求項1に記載の放熱器の取付構造。
- 前記フックプレート部(20)の前記長孔(20a)は、前記サイドプレート(14)の長手方向中央側に向けて一端が開放されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱器の取付構造。
- 前記フックプレート部(20)を、前記サイドプレート(14)の両側に折り立てた折曲片(14a)の内側空間に配置していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
- 前記樹脂製ブラケット(17)は、前記フックプレート部(20)の折曲片(20b)、もしくは前記サイドプレート(14)の折曲片(14a)の外側側面と接触する側壁部(17e)を形成していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
- 前記ヘッダータンク(12、13)の端部に配置されるキャップ部材(16)には、前記ヘッダータンク(12、13)の端部を閉塞するタンク閉塞部(16a)と、前記サイドプレート(14)上に重合するように延びて前記サイドプレート(14)と接合される延長部分(16b)とが形成されており、前記延長部分(16b)に前記フックプレート部(20)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
- 前記樹脂製ブラケット(17)の、前記サイドプレート(14)と対向する面は前記サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
- 前記ラジエータタンク(34)および前記係止部(31a)は樹脂製であり、一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
- 前記放熱器(10)は前記チューブ(11a)が略水平方向に延びるように配されており、上方に配される前記サイドプレート(14)に前記樹脂製ブラケット(17)が組付けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
- 前記係止部(31a)は水平方向に延びる爪形状を有しており、前記係止部(31a)は弾性変形して、前記樹脂製ブラケット(17)の前記開口部(17a)に挿入され、前記開口部(17a)の周縁部に形成された係止壁面(17f)に係止されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
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