JP5212244B2 - 放熱器の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱器をラジエータに取り付けるための取付構造に関するものであり、車両用として好適なものである。
従来、下記の特許文献1には、車両空調用の冷媒放熱器(コンデンサ)を、走行エンジン冷却用のラジエータに一体に取り付ける取付構造が記載されている。この従来技術では、冷媒放熱器のコア部上下のサイドプレート部に取付ブラケットを設け、一方、ラジエータのコア部上下のタンク部にねじ穴を有する取付ボス部を設け、冷媒放熱器の取付ブラケットを介してボルトをラジエータの取付ボス部のねじ穴に締め付けることにより、冷媒放熱器をラジエータに締結する構造になっている。
特開2001−301474号公報
上記の従来技術によると、冷媒放熱器をラジエータに取り付けるに際して、車両エンジンルーム内の狭い場所で、工具を用いてボルトの締め付け作業を行う必要があり、冷媒放熱器の取付作業性が悪いという問題点がある。そこで、本発明者らは、弾性変形可能な爪嵌合構造によって冷媒放熱器の取り付けを行うボルトレスの取付構造の開発を試みた。その結果、ボルトレスの取付構造の実現にとって、下記の事項が大きな課題となることが分かった。
すなわち、冷媒放熱器側の取付ブラケットに位置ずれが発生することにより、爪嵌合を行うことができない場合が生じる。このことを、図を用いて説明する。図9(a)は冷媒放熱器1、(b)はボルト締結タイプのブラケット部7A、(c)は爪嵌合タイプのブラケット部7Bの模式図である。
図9(a)に示すように、冷媒放熱器1のコア部2は、周知の如く冷媒通路を成す扁平チューブ3とコルゲートフィン4とを上下方向に積層し、このコア部2の左右両側には扁平チューブ3の両端と連通するヘッダータンク5を配置している。また、コア部2の上下両側にはサイドプレート6を配置し、さらにサイドプレート6の所定位置にはブラケット7を仮固定し、これらの部材をろう付けによって一体に接合している。
ここで、ろう付け後のコア部2の積層方向の寸法は、扁平チューブ3あるいはコルゲートフィン4の表面に塗布、あるいはクラッドされているろう材が、溶融することによって縮小する。このとき、扁平チューブ3およびサイドプレート6の長手方向両端は、ヘッダータンク5に挿入されて支持されているため、図9(a)に示すように、コア部2の長手方向中央部の縮小度合いが大きくなる。その結果、サイドプレート6に取り付けられたブラケット7も傾いて位置ずれすることとなる。
図9(b)に示すように、ブラケット部7Aをボルト締結によってラジエータタンク(図示せず)に取り付ける取付構造の場合、ブラケット部7Aの締結穴を長円形状とすることで上記位置ずれを吸収できていた。しかし、図9(c)に示すように、ブラケット7Bに形成された開口部にラジエータタンク(図示せず)に設けられた爪部を係合させて取り付ける取付構造の場合、ブラケット7Bの位置ずれが生じると、爪部をブラケット部7Bでは爪嵌合させることができないといった問題点が生じる可能性がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題に着目して成されたものであり、その目的は、放熱器コア部のろう付け収縮による変形を吸収できるボルトレスの放熱器取付構造を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、ラジエータ(30)に放熱器(10)を取り付ける取付構造であり、放熱器(10)は、冷媒通路を成すチューブ(11a)とフィン(11b)とを積層配置したコア部(11)と、チューブ(11a)の長手方向の両端部に配置されてチューブ(11a)の端部が連通するヘッダータンク(12、13)と、チューブ(11a)とフィン(11b)との積層方向におけるコア部(11)の両端部に配置されたサイドプレート(14、15)とを有して構成され、コア部(11)、ヘッダータンク(12、13)、およびサイドプレート(14、15)が一体ろう付けされており、ラジエータ(30)は、冷却水が通過する複数本のラジエータチューブ(33a)と、ラジエータチューブ(33a)と交互に積層配置されたフィン(33b)と、ラジエータチューブ(33a)の端部に接続されたラジエータタンク(34)と、ラジエータタンク(34)に設けられ、弾性変形する係止部(31a)とを有し、放熱器(10)のサイドプレート(14)に取り付けられた樹脂製ブラケット(17)に形成された開口部(17a)に係止部(31a)が弾性変形して係合することによってラジエータ(30)に放熱器(10)を取り付ける取付構造であって、
コの字状の断面形状を有し、サイドプレート(14)と対向する対向面にサイドプレート(14)の長手方向に沿って延びる長孔(20a)が形成されたレール状のフックプレート部(20)がサイドプレート(14)に組み付けられており、樹脂製ブラケット(17)に形成された溝部(17d)が長孔(20a)に嵌め合わされ、サイドプレート(14)の長手方向に沿ってスライドさせて樹脂製ブラケット(17)がフックプレート部(20)に組み付けられており、
溝部(17d)のフックプレート部(20)と対向する面は、サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であり、溝部(17d)は、最も狭い幅がフックプレート部(20)の板厚(t)とほぼ同じとなるように形成されていることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、フックプレート部(20)の長孔(20a)にスライドして組み付けられる樹脂製ブラケット(17)に形成された溝部(17d)のうち、フックプレート部(20)と対向する面に、サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)を形成し、溝部(17d)の最も狭い幅がフックプレート部(20)の板厚(t)とほぼ同じとなるようにすることにより、樹脂製ブラケット(17)がフックプレート部(20)に対して揺動しうる状態となる。
これにより、放熱器(10)のコア部(11)がチューブ(11a)およびフィン(11b)の積層方向に縮小して樹脂製ブラケット(17)を取り付ける部分のサイドプレート(14)が多少傾いていても、樹脂製ブラケット(17)の姿勢をガタ無く垂直にすることができるため、放熱器(10)側の樹脂製ブラケット(17)とラジエータ(30)とをボルトレスの嵌合構造で簡単確実に取り付けることができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の放熱器の取付構造において、フックプレート部(20)は、サイドプレート(14)の所定位置に嵌合してろう付けされていることを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、放熱器(10)に、簡単にフックプレート部(20)を設けることができるうえ、組み合わせるラジエータ(30)が変わって爪嵌合構造位置が異なる場合でも、フックプレート部(20)の位置を容易に対応させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の放熱器の取付構造において、フックプレート部(20)の長孔(20a)は、サイドプレート(14)の長手方向中央側に向けて一端が開放されていることを特徴としている。
この請求項3に記載の発明によれば、本発明の樹脂製ブラケット(17)は、サイドプレート(14)の長手方向にスライドさせて取り付ける構造であるため、各々のフックプレート部(20)の長孔(20a)を長手方向の中央側に向けて一端を開放させることにより、スライドさせるためのスペースを確実に確保できるうえ、取付後は放熱器(10)を四隅近傍で広く支持することができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、フックプレート部(20)を、サイドプレート(14)の両側に折り立てた折曲片(14a)の内側空間に配置していることを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、樹脂製ブラケット(17)の取付部の幅を、サイドプレート(14)の幅と略同等に、小さく構成することができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1ないし4のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、樹脂製ブラケット(17)は、フックプレート部(20)の折曲片(20b)、もしくはサイドプレート(14)の折曲片(14a)の外側側面と接触する側壁部(17e)を形成していることを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、樹脂製ブラケット(17)が放熱器(10)の通風方向にガタつくのを抑えることができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、ヘッダータンク(12、13)の端部に配置されるキャップ部材(16)には、ヘッダータンク(12、13)の端部を閉塞するタンク閉塞部(16a)と、サイドプレート(14)上に重合するように延びてサイドプレート(14)と接合される延長部分(16b)とが形成されており、延長部分(16b)にフックプレート部(20)が形成されていることを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、放熱器(10)の構成を簡素にすることができる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、樹脂製ブラケット(17)の、サイドプレート(14)と対向する面はサイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であることを特徴としている。
この請求項7に記載の発明によれば、ろう付け収縮によって傾斜しているサイドプレート(14)に樹脂製ブラケット(17)を取り付け、その樹脂製ブラケット(17)を垂直にしようとしたときに、その下端の角がサイドプレート(14)の内面底に当らないようにすることができる。
また、請求項8に記載の発明では、請求項1ないし7のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、ラジエータタンク(34)および係止部(31a)は樹脂製であり、一体成形されていることを特徴としている。ラジエータ(30)の係止部(31a)が金属製であると、放熱器(10)側の樹脂製ブラケット(17)の嵌合構造部の摩耗が大きいという不具合が発生する。
しかし、この請求項8に記載の発明によれば、放熱器(10)側の樹脂製ブラケット(17)とラジエータ(30)の係止部(31a)がともに樹脂製となるから、放熱器(10)側の樹脂製ブラケット(17)の嵌合構造部の摩耗を抑えることができる。
また、請求項9に記載の発明では、請求項1ないし8のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、放熱器(10)はチューブ(11a)が略水平方向に延びるように配されており、上方に配されるサイドプレート(14)に樹脂製ブラケット(17)が組付けられていることを特徴としている。
この請求項9に記載の発明によれば、特に、放熱器(10)をろう付けする際に生じ易い、ラジータ(30)の係止部(31a)に対するサイドプレート(14)の長手方向における樹脂製ブラケット(17)の位置ずれを吸収することができる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項1ないし9のいずれかに記載の放熱器の取付構造において、係止部(31a)は水平方向に延びる爪形状を有しており、係止部(31a)は弾性変形して、樹脂製ブラケット(17)の開口部(17a)に挿入され、開口部(17a)の周縁部に形成された係止壁面(17f)に係止されることを特徴としている。
この請求項10に記載の発明によれば、弾性変形した係止部(31a)を開口部(17a)に挿通させたのち、復元させ、爪形状を有する係止部(31a)を係止壁面(17f)に係止することにより、容易に係止させることができる。なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態における冷媒放熱器10とラジエータ30との概略構成と取付構造とを示す分解斜視図である。 (a)は、サイドプレート14とフックプレート部20との組み合わせ前の各単体斜視図、(b)は、(a)の組み合わせ状態と、上側ブラケット17の単体斜視図、(c)は、上側ブラケット17をサイドプレート14に組み付けた状態を示す斜視図である。 (a)は、図2(c)中のIII-III断面図であり、(b)は、(a)中のb−b断面図である。 (a)、(b)とも、図3(b)の変形例である。 本発明の第2実施形態におけるサイドプレート14とフックプレート部20との組み合わせ状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態を示し、(a)は第1実施形態の変形例、(b)は第2実施形態の変形例である。 本発明の第4実施形態におけるヘッダキャップ16の組み合わせ前の状態を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態におけるサイドプレート14の単体斜視図である。 (a)は冷媒放熱器1、(b)はボルト締結タイプのブラケット部7A、(c)は爪嵌合タイプのブラケット部7Bの模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜3を用いて詳細に説明する。まず図1は、本発明の第1実施形態における冷媒放熱器(本発明で言う放熱器)10とラジエータ30との概略構成と取付構造とを示す分解斜視図である。図1において、車室空調用の冷媒放熱器(コンデンサ)10および走行エンジン冷却用のラジエータ30は、ともに車両の図示しないエンジンルーム内において近接して搭載される。
具体的には、冷媒放熱器10がラジエータ30の車両前方側(空気流れ上流側)に位置するようにエンジンルームの前端部付近に冷媒放熱器10およびラジエータ30が搭載される。なお、矢印Kは空気流れ方向を示す。冷媒放熱器10およびラジエータ30には、図示しない電動式の冷却ファンによって空気(外気)が矢印K方向に送風され、冷媒放熱器10およびラジエータ30が冷却されるようになっている。
冷媒放熱器10は周知の如く、空調用冷凍サイクルの圧縮機吐出側に接続され、圧縮機からの吐出冷媒の放熱(冷却)を行うものである。また、ラジエータ30は周知の如く、車両の走行用エンジンの冷却水回路に接続され、エンジンにて吸熱して温度上昇した高温の冷却水の放熱(冷却)を行うものである。冷媒放熱器10は、冷媒通路を成す断面扁平状のチューブ11aと、伝熱面積を増大させるよう波状に曲げ成形されたフィン11bとを交互に車両上下方向に積層配置したコア部11を有する。
コア部11の左右両側部には、チューブ11aの端部が連通するヘッダータンク12、13が配置されている。このヘッダータンク12、13は、チューブ11aの長手方向と直交して車両上下方向に延びる略筒状の形状に押し出し成形されている。コア部11の上下両側部、すなわち、チューブ11aとフィン11bとの積層方向の両側部には、サイドプレート14、15が配置されている。
このサイドプレート14、15は、チューブ11aの長手方向に延びる断面コの字形状の板部材であり、コア部11の補強部材を成している。上側に配されるサイドプレート14の底面部、および下側に配されるサイドプレート15の上面部には、コルゲートフィン11bの波状の曲げ頂部が接合されている。そして、サイドプレート14、15の長手方向の端部は、ヘッダータンク12、13に接合されている。具体的には図示しないが、サイドプレート14、15の長手方向の先端部を、ヘッダータンク12、13に設けた溝部に挿入して接合している。
ヘッダータンク12、13の上下の端部には、それぞれヘッダキャップ(本発明で言うキャップ部材)16が接合されている。
サイドプレート14、15の長手方向両端のヘッダータンク12、13近傍部には、係止部17a、18aを有する上側ブラケット17、下側ブラケット18(本発明で言う樹脂製ブラケット)がそれぞれ取り付けられている。ブラケット17、18の樹脂材料としては、ある程度の弾性を有し、かつ、耐摩耗性に優れた樹脂が好ましく、具体的にはポリプロピレン、ナイロン、ポリアセタールなどの樹脂が好適である。
上側ブラケット17には係止部として開口部17aが形成されており、ラジエータ30の上側に形成された放熱器取付部である係止爪31aが嵌合されており、爪嵌合構造によって一体に締結されるようになっている。下側ブラケット18の突起形状の係止部18aは、ラジエータ30下側の放熱器取付部32として上方向に開口した枠形状の係止部32aの中に挿入されて支持される。
なお、図1において、ヘッダータンク12の上部の後方側部位に、図示しない冷媒入口パイプが配置され、ヘッダータンク12の下部の後方側部位に、図示しない冷媒出口パイプが配置されている。そして、ヘッダータンク13には、冷媒の気液分離を行う気液分離器19が一体に接合されている。冷媒放熱器10の構成部品(11a、11b、12〜16、19など)は、すべて金属(具体的にはアルミニウムなど)で構成され、一体ろう付けによって接合されている。
次に、ラジエータ30の具体的な構成を述べる。ラジエータ30は、水通路を成す断面扁平状のラジエータチューブ33aと、伝熱面積を増大させるように波状に曲げ成形されたフィン33bとを交互に車両左右方向に積層配置して接合したコア部33を有する。コア部33の上下両側部には、ラジエータチューブ33aの端部が接続されるコアプレート(図示せず)が配置され、このコアプレートにラジエータタンク34、35が組み付けられている。
このラジエータタンク34、35の内部空間に、ラジエータチューブ33aの上下両端部が連通するようになっている。このラジエータタンク34、35は、ラジエータチューブ33aの長手方向と直交する車両左右方向に細長く延びる形状であり、ナイロンのように耐熱性に優れた樹脂にて成形されている。また、コア部33の左右両側部、すなわち、ラジエータチューブ33aとフィン33bとの積層方向の両側部には、コア部33の補強部材を成すサイドプレート36、37が配置されている。
上側に配されるラジエータタンク34には、係止爪31a、エンジン冷却水の入口パイプ38、車体側への取付ボス部39などが一体成形されている。なお、係止爪31aは、ラジエータタンク34から水平方向に延びる係止片の先端側に係止爪部が形成されたものであり、左右に2つの係止爪31aが、所定間隔を隔てて配置されている。この左右2つの係止爪31aが弾性変形することにより先端側の係止爪部の間隔を変化させることができる。
下側に配されるラジエータタンク35には、前記した放熱器取付部32の他に、エンジン冷却水の出口パイプ40および車体側への取付ボス部41などが一体成形されている。放熱器取付部32は、枠形状に形成された係止部32aを有する。なお、ラジエータ30において、コア部33のラジエータチューブ33a、フィン33b、コアプレート(図示せず)、サイドプレート36、37などは、すべて金属(具体的にはアルミニウムなど)で構成され、一体ろう付けによって接合されている。
次に、冷媒放熱器10側に装備される上側ブラケット17、下側ブラケット18の具体的な取付構造を図2、図3により詳述する。図2(a)は、サイドプレート14とフックプレート部20との組み合せ前の各単体斜視図、(b)は、(a)の組み合せ状態と、上側ブラケット17の単体斜視図、(c)は、上側ブラケット17をサイドプレート14に組み付けた状態を示す斜視図である。また、図3(a)は、図2(c)中のIII-III断面図であり、(b)は、(a)中のb−b断面図である。
なお、図2は、図1の右側の上側ブラケット部を、空気流れ上流側(車両前方側)から見た図であるが、他の左側の上側ブラケット部、および下側の両ブラケット部も同様の構造となっているため、図2で代表して説明する。また、図2ではコア部11やヘッダータンク13を省略して示す。
まず、図2(a)〜(b)に示すように、サイドプレート14の所定位置に、長手方向に延びて一端が開放された長孔(取付孔)20aを有して、樹脂製ブラケット17の係止部となるフックプレート部20を嵌合させる。図2(a)に示すように、フックプレート部20は、板部材の両側を折り立てて、断面コの字形状に形成されている。
フックプレート部20の上面には、長手方向に延びて一端が開放された長孔(取付孔)20aが形成されており、フックプレート部20の両側には、長手方向に沿って折曲片20bが設けられている。折曲片20bの下端のうち長手方向端部4箇所には、かしめ爪20cが突出して形成されている。
図2(b)に示すように、長孔20aの開口端がコア部11の幅方向中央側となるように、かつコの字同士を向かい合わせてサイドプレート14に上側ブラケット17の係止部となるフックプレート20が嵌合される。本実施形態では、サイドプレート14の底面から折り曲げられた折曲片14aの外側に、フックプレート部20両側の折曲片20bが被さる構成となっている。
そして、図2(b)に示すように、サイドプレート14にフックプレート20を嵌合させた後に、両側からかしめ爪20cの先端側を内方へ折り曲げてかしめることにより、フックプレート部20をサイドプレート14の所定位置に仮固定させる。その後、冷媒放熱器10全体が炉中で一体ろう付けされることにより、フックプレート部20はサイドプレート14にろう付け接合される。フックプレート部20の上面とサイドプレート14の底面との間には挿入空間14bが形成される。
上側ブラケット17の上方には前述の係止部としての開口部17aが形成されており、開口部17aの下方には溝部17dが、ブラケット17の周面全域にわたって形成されている。図2(c)に示すように、上側ブラケット17のうち溝部17dよりも下方の部位は、上側ブラケット17がフックプレート部20に組み付けられた際に挿入空間14bに挿入される凸部17bとなっている。この開口部17aは矩形状であり、ラジエータタンク34の係止爪31aが挿入可能となっている。開口部17aの開口周縁部のうち、少なくとも左右の周縁部は、係止爪31aが係止される係止壁面17fとなっている。
溝部17dは、図3(b)に示すように、フックプレート部20を挟む両面が、長手方向おけるR面(本発明で言う曲面)17c同士で、その頂点が対向している。なお、図3(a)に示す実施形態では、R面17cは1つの曲面ではなく、中央で対向した小さな曲面の各々両側に、大きな曲面を連続させた形状となっている。また、このようなR面17c間に形成される溝部17d中央部の最も狭い部分の幅は、フックプレート部20の板厚tと略同等としている。
サイドプレート14と対向する樹脂製ブラケット17の凸部17bの下面は、樹脂製ブラケット17を傾けた時に、サイドプレート14の内側底面に当らないよう、同じR面17cで形成されている。図4は、(a)、(b)とも、図3(b)の変形例である。図4(a)に示すように、R面17cは、大きな1つの曲面で構成しても良いし、図4(b)に示すように、円筒面との組み合わせでも良い。
なお、図3(a)に示す実施形態では、凸部17bの下面も同様のR面17cとしている。これは、ろう付け収縮によって傾斜しているサイドプレート14に樹脂製ブラケット17を取り付け、樹脂製ブラケット17を垂直にしようとしたときに、その下端の角がサイドプレート14の内面底に当らないよう逃がしたものである。また、下側ブラケット18は、係止部18aとして突起形状になる点のみが上述した上側ブラケット17と異なる。
次に、本実施形態による冷媒放熱器10のラジエータ30への取付作業を説明する。まず、冷媒放熱器10に対して左右上下の4個の樹脂製ブラケット17、18の組み付けを行う。この組み付け作業をより具体的に述べると、樹脂製ブラケット17、18下方の凸部17bを、サイドプレート14のコの字状の溝内に入れ、長手方向にスライドさせてフックプレート部20の長孔20aに差し込むことにより、組み付け状態となる。
各フックプレート部20の長孔20aは、冷媒放熱器10の長手方向中央側に向けて一端が開放されているため、各々の樹脂製ブラケット17、18は、冷媒放熱器10の長手方向中央側から外方側へスライドさせて組み付けるようになっている。なお、ラジエータ30の上側ラジエータタンク34の係止部31aの中心位置と、下側ヘッダータンク35の放熱器取付部32の上面位置との距離hと、冷媒放熱器10の上側ブラケット17の開口部17aの中心位置と、下側ブラケット18の係止部18aの根元位置との距離Hとは、同じ値となっている(図1参照)。
次に、冷媒放熱器10をラジエータ30に取り付ける作業を行う。まず、冷媒放熱器10の下側ブラケット18に具備されている突起形状の係止部18aを、ラジエータ30の下側ヘッダータンク35の放熱器取付部32として枠形状の係止部32aの中に挿入して載置する。これにより、冷媒放熱器10を下側ブラケット18を介してラジエータ30の下側ヘッダータンク35の放熱器取付部32上に支持される。放熱器取付部32は枠形状を有しているため下側ブラケット18の係止部18aの抜けを防止できる。
次に、冷媒放熱器10の上部側をラジエータ30側へ押圧することにより、冷媒放熱器10の上側ブラケット17に開口している開口部17a内に、係止爪31aは、互いに接近する方向に弾性変形させながら嵌入される。そして、係止爪31aが開口部17a通過後に開口部17aの左右の係止壁面17fに係止される状態に弾性力で復元する。これにより、冷媒放熱器10の上部側および下方側の両方がボルトレスの係止構造にてラジエータ30側に取り付けられる。
ところで、冷媒放熱器10は一体ろう付けによりチューブ11aなどの各部材が接合されるため、ろう付け時のろう材の溶融によってコア部11の中央部が両端部に比べて縮小する可能性がある。しかしながら、本実施形態によれば、樹脂製ブラケット17、18の凸部17bを、フックプレート部20の長孔20aの開放端側から挿入空間14b内に差し込んで組み付けることにより、R面17c同士でその頂点が対向した両面でフックプレート部20を挟んだ状態となり、R面17c同士の頂点が対向した部分を中心として樹脂製ブラケット17、18がフックプレート部20に対して揺動しうる状態となる。
そのため、冷媒放熱器10のコア部11がろう付けでチューブ11aおよびフィン11bの積層方向に縮小して樹脂製ブラケット17、18を取り付ける部分のサイドプレート14、15が多少傾いていても、冷媒放熱器10がろう付け収縮による変形を吸収し、これにより、樹脂製ブラケット17、18の姿勢をガタ無く垂直にすることができる。このため、冷媒放熱器10側の樹脂製ブラケット17、18とラジエータ30側の係止部31aおよび放熱器取付部32とをボルトレスの爪嵌合構造で簡単確実に取り付けることができる。
また、フックプレート部20は、サイドプレート14、15の所定位置に嵌合してろう付けにて接合されている。これによれば、冷媒放熱器10に、簡単にフックプレート部20を設けることができるうえ、組み合わせるラジエータ30が変わって爪嵌合構造位置が異なる場合でも、フックプレート部20の位置を容易に対応させることができる。
また、フックプレート部20の長孔20aは、サイドプレート14、15の長手方向中央側に向けて一端が開放されている。これによれば、本発明の樹脂製ブラケット17、18は、サイドプレート14、15の長手方向にスライドさせて取り付ける構造であるため、各々のフックプレート部20の長孔20aを長手方向の中央側に向けて一端を開放させることにより、スライドさせるためのスペースを確実に確保できるうえ、取付後は冷媒放熱器10を四隅近傍で広く支持することができる。
また、ラジエータ30側の係止部31aが金属製であると、冷媒放熱器10側の樹脂製ブラケット17、18の爪嵌合構造部の摩耗が大きいという不具合が発生するが、冷媒放熱器10側の樹脂製ブラケット17、18とラジエータ30側の放熱器取付部31、32がともに樹脂製となるから、冷媒放熱器10側の樹脂製ブラケット17、18の爪嵌合構造部の摩耗を抑えることができる。また、ラジエータ30のラジエータタンク34、35は樹脂製であるため、係止部31a、32aを一体成形することができる。
また、車両に搭載される冷媒放熱器の取付構造であり、冷媒放熱器10の車両搭載状態における上方側部位および下方側部位に樹脂製ブラケット17、18が配置され、ラジエータ30の車両搭載状態における上方側部位および下方側部位に係止部31a、放熱器取付部32が配置されている。これによれば、冷媒放熱器10側の上下の樹脂製ブラケット17、18とラジエータ30側の上下の係止部31a、放熱器取付部32とを組み合わせて、冷媒放熱器10をラジエータ30に取り付けることができる。
また、下方側放熱器取付部32を枠形状とすることにより、冷媒放熱器10の重量をラジエータ30側の下方側放熱器取付部32で支持することができる。このため、係止部31aと、冷媒放熱器10の上方側樹脂製ブラケット17の係止部17aとの係止作業を簡単に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態におけるサイドプレート14とフックプレート部20との組み合わせ状態を示す斜視図である。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一もしくは均等な構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。
本実施形態は、フックプレート部20を、サイドプレート14の両側に折り立てた折曲片14aの内側空間に配置している。そして、サイドプレート14の両側からポンチかしめPをすることで、フックプレート部20を仮固定している。これによれば、樹脂製ブラケット17、18の取付部の幅を、サイドプレート14、15の幅と略同等に、小さく構成することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態を示し、(a)は第1実施形態の変形例、(b)は第2実施形態の変形例である。上述した各実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、樹脂製ブラケット17の凸部17bの外側に、フックプレート部20の折曲片20b、もしくはサイドプレート14の折曲片14aの外側側面と接触する側壁部17eを形成している。これによれば、樹脂製ブラケット17、18が冷媒放熱器10の通風方向にガタつくのを抑えることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、本発明の第4実施形態におけるヘッダキャップ16の組み合わせ前の状態を示す斜視図である。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態は、ヘッダータンク12、13の端部に配置されるヘッダキャップ16の延長部分16bをさらに延長して、フックプレート部20に形成していた一端が開放された長孔20aを、この延長部分16bに、一体的に形成している。これによれば、冷媒放熱器10の構成を簡素にすることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図8は、本発明の第5実施形態におけるサイドプレート14の単体斜視図である。上述した各実施形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、フックプレート部20に形成していた一端が開放された長孔20aを、サイドプレート14にプレスの折り曲げで一体的に形成している。これによれば、冷媒放熱器10の構成を簡素にすることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態では、冷媒放熱器10の取り付けに本発明の構造を適用しているが、オイルクーラ、インタークーラおよびインバータラジエータと冷媒放熱器とを組み合わせたハイブリッドラジエータなど、他の熱交換器の取り付けに本発明の構造を適用しても良い。
10…冷媒放熱器(放熱器)
11…コア部
11a…チューブ
11b…フィン
12、13…ヘッダータンク
14…サイドプレート
14a…折曲片
15…サイドプレート
16…ヘッダキャップ(キャップ部材)
16a…タンク閉塞部
16b…延長部分
17…上側ブラケット(樹脂製ブラケット)
17a…係止部、開口部
17c…R面(曲面)
17d…溝部
17e…側壁部
17f…係止壁面
20…フックプレート部
20a…長孔
20b…折曲片
30…ラジエータ
31a…係止爪(係止部)
33a…ラジエータチューブ
33b…フィン
34…ラジエータタンク
t…板厚

Claims (10)

  1. ラジエータ(30)に放熱器(10)を取り付ける取付構造であり、
    前記放熱器(10)は、冷媒通路を成すチューブ(11a)とフィン(11b)とを積層配置したコア部(11)と、前記チューブ(11a)の長手方向の両端部に配置されて前記チューブ(11a)の端部が連通するヘッダータンク(12、13)と、前記チューブ(11a)とフィン(11b)との積層方向における前記コア部(11)の両端部に配置されたサイドプレート(14、15)とを有して構成され、前記コア部(11)、前記ヘッダータンク(12、13)、および前記サイドプレート(14、15)が一体ろう付けされており、
    前記ラジエータ(30)は、冷却水が通過する複数本のラジエータチューブ(33a)と、前記ラジエータチューブ(33a)と交互に積層配置されたフィン(33b)と、前記ラジエータチューブ(33a)の端部に接続されたラジエータタンク(34)と、前記ラジエータタンク(34)に設けられ、弾性変形する係止部(31a)とを有し、
    前記放熱器(10)の前記サイドプレート(14)に取り付けられた樹脂製ブラケット(17)に形成された開口部(17a)に前記係止部(31a)が弾性変形して係合することによって前記ラジエータ(30)に前記放熱器(10)を取り付ける取付構造であって、
    コの字状の断面形状を有し、前記サイドプレート(14)と対向する対向面に前記サイドプレート(14)の長手方向に沿って延びる長孔(20a)が形成されたレール状のフックプレート部(20)が前記サイドプレート(14)に組み付けられており、
    前記樹脂製ブラケット(17)に形成された溝部(17d)が前記長孔(20a)に嵌め合わされ、前記サイドプレート(14)の長手方向に沿ってスライドさせて前記樹脂製ブラケット(17)が前記フックプレート部(20)に組み付けられており、
    前記溝部(17d)の前記フックプレート部(20)と対向する面は、前記サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であり、前記溝部(17d)は、最も狭い幅が前記フックプレート部(20)の板厚(t)とほぼ同じとなるように形成されていることを特徴とする放熱器の取付構造。
  2. 前記フックプレート部(20)は、前記サイドプレート(14)の所定位置に嵌合してろう付けされていることを特徴とする請求項1に記載の放熱器の取付構造。
  3. 前記フックプレート部(20)の前記長孔(20a)は、前記サイドプレート(14)の長手方向中央側に向けて一端が開放されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱器の取付構造。
  4. 前記フックプレート部(20)を、前記サイドプレート(14)の両側に折り立てた折曲片(14a)の内側空間に配置していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
  5. 前記樹脂製ブラケット(17)は、前記フックプレート部(20)の折曲片(20b)、もしくは前記サイドプレート(14)の折曲片(14a)の外側側面と接触する側壁部(17e)を形成していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
  6. 前記ヘッダータンク(12、13)の端部に配置されるキャップ部材(16)には、前記ヘッダータンク(12、13)の端部を閉塞するタンク閉塞部(16a)と、前記サイドプレート(14)上に重合するように延びて前記サイドプレート(14)と接合される延長部分(16b)とが形成されており、前記延長部分(16b)に前記フックプレート部(20)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
  7. 前記樹脂製ブラケット(17)の、前記サイドプレート(14)と対向する面は前記サイドプレート(14)の長手方向に延びる曲面(17c)であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
  8. 前記ラジエータタンク(34)および前記係止部(31a)は樹脂製であり、一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
  9. 前記放熱器(10)は前記チューブ(11a)が略水平方向に延びるように配されており、上方に配される前記サイドプレート(14)に前記樹脂製ブラケット(17)が組付けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
  10. 前記係止部(31a)は水平方向に延びる爪形状を有しており、前記係止部(31a)は弾性変形して、前記樹脂製ブラケット(17)の前記開口部(17a)に挿入され、前記開口部(17a)の周縁部に形成された係止壁面(17f)に係止されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の放熱器の取付構造。
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