JP5609624B2 - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents
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図1は、本発明の一実施形態に係る室外ユニットを使用した空気調和装置の構成図である。図1において、空気調和装置1は、冷房運転及び暖房運転が可能な空気調和装置であり、室外ユニット3と、室内ユニット2と、室外ユニット3と室内ユニット2とを接続するための液冷媒連絡配管7及びガス冷媒連絡配管9とを備えている。
図1において、室内ユニット2は、室内熱交換器11と、室内ファン13とを有している。室内熱交換器11は、クロスフィン型熱交換器であり、室内空気との熱交換によって内部を流れる冷媒を蒸発又は凝縮させ、室内の空気を冷却又は加熱することができる。
図1において、室外ユニット3は、主に、圧縮機21、四路切換弁23、室外熱交換器25、膨張弁27、アキュムレータ29、液側閉鎖弁37、及びガス側閉鎖弁39を有している。さらに、室外ユニット3は室外ファン51も有している。
(2−1)圧縮機、四路切換弁およびアキュムレータ
圧縮機21は、ガス冷媒を吸入して圧縮する。圧縮機21の吸込口手前には、アキュムレータ29が配置されており、圧縮機21に液冷媒が直に吸い込まれないようになっている。
室外熱交換器25は、マイクロチャネル熱交換器であって、室外空気との熱交換によって内部を流れる冷媒を凝縮又は蒸発させることができる。なお、室外ファン51が、この室外熱交換器25に対面するように配置されており、回転することによって室外空気を取り込んで室外熱交換器25に送風し、室外熱交換器25と室外空気との熱交換を促進する。以下、マイクロチャネル熱交換器について説明する。
膨張弁27は、冷媒圧力や冷媒流量の調節を行うために、室外熱交換器25と液側閉鎖弁37の間の配管に接続され、冷房運転時及び暖房運転時のいずれにおいても、冷媒を膨張させる機能を有している。
液側閉鎖弁37及びガス側閉鎖弁39は、それぞれ、液冷媒連絡配管7及びガス冷媒連絡配管9に接続されている。液冷媒連絡配管7は、室内ユニット2の室内熱交換器11の液側と室外ユニット3の液側閉鎖弁37との間を接続している。ガス冷媒連絡配管9は、室内ユニット2の室内熱交換器11のガス側と室外ユニット3のガス側閉鎖弁39との間を接続している。
図3は、室外ユニットの平面図であり、天板を取り除いて内部を平面的に図示している。また、図4は、正規位置に配置された左側板、室外熱交換器および室外ファンの斜視図である。さらに、図5は、正規位置に配置された左側板、室外熱交換器および室外ファンを図4とは別の角度から視たときの左側板、室外熱交換器および室外ファンの斜視図である。
図4及び図5において、室外熱交換器25と左側板917とは、高さ位置が異なる2箇所で取付部材45を介して連結されている。取付部材45は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の板状部材であり、曲げ加工によってコの字状に成形され、平行に離れた第1面451及び第2面452を有している。
図4及び図5において、室外ファン51は、複数の翼を有するプロペラファンであり、ファン室93内の室外熱交換器25の前側で、吹出口91a(図3参照)に対向するように配置されている。室外ファン51は、ファンモータ51aによって回転駆動される。
(3−1)
室外ユニット3では、左側板917、右側板923、第1前板919、第2前板921及び仕切板927の各上端は同じ高さ位置であり、伝熱面形成部257の最上面よりも上方に位置しているので、これらが天板911に作用する荷重を室外熱交換器25よりも先にその荷重を受けて、本体ケーシング91の天板911を支える。その結果、室外熱交換器25に余計な外力がかからない。
室外ユニット3では、ヘッダー集合管253の上端は、伝熱面形成部257よりも上方に位置する。それゆえ、本体ケーシング91の天板911に荷重が作用し、万一、左側板917などの側壁が座屈した場合でも、ヘッダー集合管253が伝熱面形成部257よりも先にその荷重を受ける。ヘッダー集合管253は、中空筒状であり、熱交換部のなかでは強度が大きく、荷重が伝熱面形成部257におよぶことを防止する。
室外ユニット3では、ヘッダー集合管253と天板911との間にシール材が介在する。それゆえ、天板911をヘッダー集合管253の上端に近接させるような鉛直荷重が作用した場合でも、シール材が変形してヘッダー集合管の上端エッジが天板911へ微小に食い込むことを防止するので、天板911にヘッダー集合管253の上面形状が浮き出ないようになる。
室外ユニット3では、鋼製の底板913が直にアルミ製の室外熱交換器25を支持するのではなく、シール材を介在させて支持しているので、室外熱交換器25と底板913との間の電解腐食が防止される。
室外ユニット3では、フィン・チューブ型熱交換器に比べて鉛直方向の強度が弱いというコルゲートフィンの欠点を左側板917などの側壁によって補いながら、コルゲートフィンの高い熱交換性能を活かすことができる。
上記実施形態では、左側板917、右側板923、第1前板919、第2前板921及び仕切板927の各上端を同じ高さ位置にして、且つ室外熱交換器25の伝熱面形成部257の最上面よりも高くすることによって、伝熱面形成部257に余計な外力がかからない構成にしているが、この構成に限定されるものではない。
21 圧縮機
25 室外熱交換器
51 室外ファン
91 本体ケーシング
91a 機械室
91b ファン室
253 ヘッダー集合管
257 伝熱面形成部
911 天板
913 底板
917 左側板
927 仕切板
Claims (6)
- 蒸気圧縮式冷凍サイクルを利用する冷凍装置の室外ユニットであって、
水平方向に延びる扁平管および前記扁平管に接合される伝熱フィンを有する室外熱交換器(25)と、
前記室外熱交換器(25)を収納する本体ケーシング(91)と、
を備え、
前記本体ケーシング(91)は、内部空間を、圧縮機(21)が配置される機械室(92)と、室外ファン(51)が配置されるファン室(93)とに仕切る、仕切板(927)を有し、
前記本体ケーシング(91)の前記ファン室(93)の側壁の上端は、前記室外熱交換器(25)に余計な外力がかからないように前記扁平管と前記伝熱フィンとで形成される伝熱面形成部(257)よりも高く、前記伝熱面形成部(257)の上方と重ならない位置で前記本体ケーシング(91)の上面に作用する荷重を前記室外熱交換器(25)よりも先に受ける、
冷凍装置の室外ユニット(3)。 - 前記仕切板(927)の上端が前記扁平管と前記伝熱フィンとで形成される前記伝熱面形成部(257)よりも上方に位置する、
請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット(3)。 - 前記室外熱交換器(25)は、前記扁平管の端部が接続される中空筒状のヘッダー集合管(253)をさらに有し、
前記ヘッダー集合管(253)の上端が前記伝熱面形成部(257)よりも上方に位置する、
請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット(3)。 - 前記本体ケーシング(91)は、前記室外熱交換器(25)の上部を覆う天板(911)を有し、
前記ヘッダー集合管(253)と前記天板(911)との間にシール材が介在する、
請求項3に記載の冷凍装置の室外ユニット(3)。 - 前記室外熱交換器(25)は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の熱交換器であり、
前記本体ケーシング(91)は、前記室外熱交換器(25)の下端を支える鋼製の底板(913)をさらに有しており、
前記室外熱交換器(25)の下端と前記底板(913)との間にシール材が介在する、
請求項4に記載の冷凍装置の室外ユニット(3)。 - 前記伝熱フィンが、コルゲートタイプである、
請求項1に記載の冷凍装置の室外ユニット(3)。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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- 2010-12-22 JP JP2010286577A patent/JP5609624B2/ja active Active
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