JP5263372B2 - 抵抗溶接装置 - Google Patents

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Description

本発明は抵抗溶接装置に関するものである。
従来、多点の溶接箇所を順次抵抗溶接する抵抗溶接装置として、例えば特許文献1に記載された装置が知られている。この特許文献1に示される抵抗溶接装置は、電流を流す溶接用電極を機械的に切り替えるディストリビュータを備えており、このディストリビュータによって、複数設けられた上下対の溶接用電極に対して電流を順番に切り替えて流すことにより、多点の溶接箇所に対して順次抵抗溶接している。
なお、特許文献1には図示されないが、上下溶接電極の上方もしくは下方には加圧装置が設けられており、この加圧装置によって、上下溶接電極の間に挿入されるワークに対して上下溶接電極を加圧しながら電流を流すことにより抵抗溶接されることになる。
特開昭62−28086号公報
しかし、上述した特許文献1に記載のものでは、対となる上下溶接電極が複数設けられているので、加圧装置も複数必要となり、抵抗溶接装置全体の体格が大きくなってしまうという問題がある。
そこで本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、複数の溶接用電極からなる多点の抵抗溶接であっても、極力装置の体格を小型化することが可能な抵抗溶接装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、複数の第1電極(11)と、複数の第1電極(11)に対向して設けられて溶接電源(15)に電気的に接続された第2電極(12)とを具備し、複数の第1電極(11)と第2電極(12)との間に挟んだ複数の被溶接部材(W)を抵抗溶接により溶接する抵抗溶接装置(1)であって、溶接電源(15)に電気的に接続されていて、複数の第1電極(11)に順次給電するために、転動しながら複数の第1電極(11)に順次接触するようにされた給電ローラ(14)と、転動の方向で給電ローラ(14)と共に移動するようにされて、複数の被溶接部材に順次溶接圧力を加えるために給電ローラ(14)を押圧する加圧装置(13)と、を更に具備する抵抗溶接装置(1)を提供する。
これによれば、移動する給電ローラ(14)とそれを押圧する加圧装置(13)の働きにより、複数の第1電極(11)を装置が有するにもかかわらず、単一の加圧装置(13)での溶接加圧が可能となり、その結果多点の抵抗溶接装置の体格の小型化が可能になる。また、溶接電源(15)に電気的に接続されるものは給電ローラ(14)と第2電極(12)だけであるので、第1電極(11)が多数あったとしても、溶接電源(15)との間の配線の単純化が可能となる。
請求項2に記載の発明では、抵抗溶接装置は、複数の第1電極(11)を配列してまとめて保持する電極ホルダ(16)を更に具備している。
これによれば、複数の第1電極(11)は、電極ホルダ(16)により共にまとめられるので、それらを被溶接部材(W)に対して位置決めするとき又は溶接後に被溶接部材(W)から遠ざけるとき等の取り扱いが容易にされる。
請求項3に記載の発明は、4以上のn個の配列された被溶接部材(W)を抵抗溶接するための抵抗溶接装置(2)であって、n個の被溶接部材(W)を2個ずつ載置するn/2個の下側の固定中継導体(104)と、配列の両端の被溶接部材(W)をそれぞれ加圧する上側の第1可動電極(101)及び第2可動電極(102)であって、溶接電源(105)にそれぞれ電気的に接続された第1可動電極(101)及び第2可動電極(102)と、配列の両端の被溶接部材(W)を除いた複数の被溶接部材(W)を2個ずつ加圧する(n−2)/2個の上側の可動中継導体(103)と、第1可動電極(101)、第2可動電極(102)、及び可動中継導体(103)を加圧する1つの加圧装置(106)と、を具備し、4以上のn個の被溶接部材(W)が直列に接続される抵抗溶接装置(2)を提供する。
これによれば、複数の可動電極(101,102)及び可動中継導体(103)を装置が有するにもかかわらず、単一の加圧装置(106)での溶接加圧が可能となり、その結果多点の抵抗溶接装置の体格の小型化が可能になる。また、溶接電源(105)へケーブル等により接続されるべき電極は、被溶接部材(W)が多数あっても、第1可動電極(101)と第2可動電極(102)の二つに限定され、また被溶接部材(W)の各々に電極を設ける必要はなくなり、電極の構成の単純化が実現される。
請求項4に記載の発明は、複数の第1電極(11a,11b,11c)と、前記複数の第1電極に対向して設けられて溶接電源(15)に電気的に接続された第2電極(12)とを具備し、複数の第1電極(11a,11b,11c)と第2電極(12)との間に挟んだ複数の被溶接部材(W1,W2,W3)を抵抗溶接により溶接する抵抗溶接装置(1)であって、複数の第1電極(11a,11b,11c)のそれぞれに電気的に接続された複数の中継導体(18)と、溶接電源(15)に電気的に接続されていて、複数の中継導体(18)に順次給電するために、転動しながら複数の中継導体(18)に順次接触するようにされた給電ローラ(14)と、前記転動の方向で給電ローラ(14)と共に移動するようにされて、複数の中継導体(18)に順次圧力を加えるために給電ローラ(14)を押圧するローラ加圧装置(13)と、複数の被溶接部材(W1,W2,W3)に溶接圧力を加えるために複数の第1電極(11a,11b,11c)を押圧する電極加圧装置(19)と、を更に具備し、前記複数が3以上であり、第1電極(11a,11b,11c)の押圧方向に直交する平面上における前記複数すなわち3以上の第1電極(11a,11b,11c)の位置が一直線上にない抵抗溶接装置(3)を提供する。
これによれば、抵抗溶接装置が3以上の第1電極(11a,11b,11c)を有し、且つその3以上の第1電極がその押圧方向に直交する平面上において一直線上に整列されない場合でも、単一の電極加圧装置(19)での溶接加圧が可能となり、その結果多点の抵抗溶接装置の体格の小型化が可能になる。
請求項5に記載の発明では、第1電極(11a,11b,11c)の押圧方向における前記複数の被溶接部材(W1,W2,W3)の位置が互いに異なっていて、この位置の差を補償するために複数の第1電極の長さが互いに異なっている。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1の実施形態による抵抗溶接装置の模式的な正面図である。 第1の実施形態の抵抗溶接装置の模式的な側面図である。 第1の実施形態の抵抗溶接装置の下側の第2電極と被溶接部材を模式的に示す図である。 第1の実施形態の抵抗溶接装置の上下の電極と被溶接部材を模式的に示す図である。 第1の実施形態の抵抗溶接装置の模式的な側面図である。 第1の実施形態の抵抗溶接装置の模式的な側面図である。 本発明の第2の実施形態による抵抗溶接装置の模式的な正面図である。 図7で示される抵抗溶接装置よりも多くの被溶接部材を溶接する、本発明の第2の実施形態による抵抗溶接装置の模式的な正面図である。 本発明の第3の実施形態による抵抗溶接装置の模式的な正面図である。 図9におけるI〜I断面図である。
本発明による第1の実施形態の抵抗溶接装置1を、その模式的な正面図である図1、模式的な側面図である図2、図5、図6、模式的な部分側面図である図3、及び図4を参照して説明する。
最初に、抵抗溶接装置1が溶接の対象とする被溶接部材Wについて図3を参照して説明する。この抵抗溶接装置1において被溶接部材Wは電子回路部品の端子であり、より詳しくは、上側に配置される被溶接部材Wuは電子部品3のリードであり、図1からわかるように、片側で4本のリードが電子部品本体から延びている。また下側の被溶接部材Wdは、基板部材の導体部である。前記導体部は右側部分と左側部分に分離されており、その本数は互いに接合されるべき電子部品3のリードの本数に等しく、従って左側と右側で各4本である。導体部は半円状の上方への突起を有しており、この突起において上側のリードと接合される。
抵抗溶接装置1は、8本の段付き円柱状の第1電極11と、前記第1電極11に対向して設けられた下側の第2電極12とを具備しており、これら第1電極11と第2電極12との間に被溶接部材Wが挟まれて加圧される。第2電極12は一体に形成されており、従って溶接電源15に対しては1本のケーブル15aによって電気的に接続されている。これに対して、上側の8本の第1電極11はどれも溶接電源15にケーブル等により接続されていない。
なお、下側の第2電極を例えば4個設け、その各第2電極の間を絶縁するとともに、各第2電極からケーブル等で溶接電源15に電気的に接続することも可能である。
本実施形態の抵抗溶接装置1は、電気絶縁材料からなる厚板ブロック状の一つの電極ホルダ16を具備しており、前記電極ホルダ16は、複数の8本の第1電極11を配列して保持するための8個の保持孔を有している。第1電極11は、その上端が電極ホルダ16の上面よりわずかに突出して、下端が電極ホルダの下面より突出するように電極ホルダ16の保持孔に挿入されて保持されていている。また、電極ホルダ16は抵抗溶接装置1の図示しないフレームによって位置決めがなされる。
抵抗溶接装置1はさらに、第1電極11の上端面上を図1の矢印Aの方向で転動する給電ローラ14と、それを下方に押圧するための加圧装置13とを具備しており、前記給電ローラ14は、その中心軸14aが給電ローラ支持部材17に固定されている。加圧装置13は、図1の矢印Aの方向及びその逆方向で、抵抗溶接装置1の図示しないフレームに対して移動可能であるように前記フレームに支持され且つ図示しない駆動装置により駆動されることが可能である。また給電ローラ支持部材17は加圧装置13に対して上下方向に移動可能に加圧装置13の図示しないフレームによって懸垂支持されている。このように構成されているので、給電ローラ14は、加圧装置13からの下方への押圧力を、給電ローラ支持部材17を介して受けた状態で加圧装置13と共に図1の矢印Aの方向に転動して移動可能である。給電ローラ14がこのように下方に押圧された状態で転動するとき、給電ローラ14は、各第1電極11の上端面に順次接触し且つそれらを順次押圧する。また、給電ローラ支持部材17は導電性の材料で形成され、溶接電源15にケーブル15bで接続される一方で給電ローラ14との間も電気的に接続されている。
次に、第1の実施形態の抵抗溶接装置1がどのように作動するかについて以下に説明する。
被溶接部材Wを第2電極12の上に載置するために、最初に給電ローラ14を、それがどの第1電極11にも接触しない初期位置に退避させておく。
次に、図3に示されるように、下側の被溶接部材Wdである導体部を下側の第2電極12上に載置してから、上側の被溶接部材Wuであるリードが前記導体部と整列されるように電子部品3を配置する。
次に、図4に示されるように、第1電極11の下端部が所定の溶接位置に位置決めされるように電極ホルダ16を被溶接部材Wの上に配置する。
次に、溶接電源15のスイッチを投入してから、加圧装置13を図1の矢印Aの方向に移動させる。そうすると、図1及び図5に示されるように、給電ローラ支持部材17に支持された給電ローラ14は、加圧装置13によって押圧された状態で、1番目の第1電極11から2番目、3番目、及び4番目の第1電極11へと順次接触し、従ってそれら4個の第1電極11に順次電流を流し、その結果4個の被溶接部材Wは順次抵抗溶接される。このとき、電流の経路Bは図6の太線で示されるように形成される。
次に、溶接電源15のスイッチを断にして、給電ローラ14を初期位置に戻した後、電極ホルダ16及び溶接された被溶接部材Wを取り出す。以上で1サイクルの溶接工程が完了し、次に、電極ホルダ16を反転させて反対側にあった4つの被溶接部材Wを同様に溶接する。
次に、本発明の第2の実施形態による抵抗溶接装置2についてその模式的な正面図である図7を参照して説明する。また、図7における被溶接部材Wは、比較的幅広の下側端子と比較的巾の狭い上側端子とが組み合わされたものである。
第2の実施形態の抵抗溶接装置2は、4以上のn個の配列された被溶接部材Wを同時に抵抗溶接するものであるが、図7では被溶接部材Wが4個の場合を示している。第2の実施形態の抵抗溶接装置2は、左端の被溶接部材W1を加圧する上側の第1可動電極101と、右端の被溶接部材W4を加圧する上側の第2可動電極102と、中間の被溶接部材W2、W3を加圧する上側の可動中継導体103と、被溶接部材W1、W2を載置する下側の固定中継導体104と、被溶接部材W3、W4を載置する下側の固定中継導体104と、第1可動電極101及び第2可動電極102及び可動中継導体103を加圧する1つの加圧装置106とを具備しており、第1可動電極101と第2可動電極102のそれぞれが溶接電源105にケーブル105a、105bにより接続されている。この配置の結果、通電経路が図の矢印Cで示され、従って4つの被溶接部材W1〜W4は直列に接続される。
以上の構成により、2つの可動電極101,102だけを電源に接続することにより4つの被溶接部材Wの抵抗溶接を同時に実施することが可能になる。
図8は、第2の実施形態の抵抗溶接装置2が8個の被溶接部材Wを同時に抵抗溶接する場合の中継導体の配置を示している。この場合、下側の固定中継導体104は4個、及び上側の可動中継導体103は3個となるが、加圧装置106は1つのままである。なお、被溶接部材Wの個数をn個とすると、下側の固定中継導体104はn/2個、及び上側の可動中継導体103は(n−2)/2個となる。
また、第2の実施形態の抵抗溶接装置2は被溶接部材Wの数が偶数の場合が好適であるが、それが奇数の場合には、図示しないが、ダミーの被溶接部材を追加することによって、又は可動中継導体103と固定中継導体104とが被溶接部材Wを介さずに直接接触する箇所を1箇所設けることによって、被溶接部材Wが偶数であるのと同等にすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態による抵抗溶接装置3についてその模式的な正面図である図9及び図9中の断面I〜Iを表す図10を参照して説明する。なお、第3の実施形態の抵抗溶接装置3の構成要素の参照符号は、同様の働きをする第1の実施形態のものに基本的に合わせている。
最初に、第3の実施形態の抵抗溶接装置3が溶接する複数(本実施形態では3つ)の被溶接部材W1〜W3について説明する。図9における被溶接部材W1〜W3は、前述した実施形態の場合と同様に、比較的幅広の下側端子と比較的巾の狭い上側端子とが組み合わされたものである。しかしながら、それら3つの被溶接部材W1〜W3の溶接点は、図10から分かるように一直線上に整列されていないという点、及びそれらの高さが互いに異なっているという点で第1の実施形態の場合と異なっている。このような複数の被溶接部材W1〜W3を溶接するために、第3の実施形態の抵抗溶接装置3は、第1の実施形態の抵抗溶接装置1から更に以下の構成要素、即ち複数(本実施形態では3つ)の中継導体18、及び電極加圧装置19、及び前記各中継導体18と3本の第1電極11a〜cをそれぞれ接続するケーブル20を具備している。
第3の実施形態の抵抗溶接装置3は、複数、本実施形態では3本、の段付き円柱状の第1電極11a〜cと、前記第1電極11a〜cに対向して設けられた下側の第2電極12とを具備しており、これら第1電極11a〜cと第2電極12との間に被溶接部材W1〜W3が挟まれて加圧される。本実施形態の場合、前述したとおり第2電極12上における被溶接部材W1〜W3の設置高さが互いに異なっているので、3本の第1電極11a〜cは前記高さの差を補償するために軸方向の互いに異なる長さを有している。
第2電極12は、被溶接部材載置面の高さが一様ではないが、第1の実施形態の場合と同様に一体に形成されており、従って溶接電源15に対しては1本のケーブル15aによって電気的に接続されている。一方、上側の3本の第1電極11a〜cは3個の中継導体18に対して3本のケーブル20によってそれぞれ接続されている。なお、3個の中継導体18は、図9及び図10には示されない中継導体ホルダによって、給電ローラ14の移動方向Aに整列されて保持されている。
また、3個の被溶接部材W1〜W3の溶接すべき点が平面的に見て整列されていないので、3本の第1電極11a〜cは、図10に示されるように、第1電極11の押圧方向に直交する平面上において一直線上に整列されていない。
また、本実施形態の抵抗溶接装置3は、図示されないが、第1の実施形態の場合と同様に電気絶縁材料からなる厚板ブロック状の一つの電極ホルダを具備しており、第1電極11a〜cは、その上端が電極ホルダの上面よりわずかに突出して、下端が電極ホルダの下面より突出するように電極ホルダによって保持されていている。また、電極ホルダは抵抗溶接装置3の図示しないフレームによって位置決めがなされる。
抵抗溶接装置3は、中継導体18の上端面上を図1の矢印Aの方向で転動する給電ローラ14と、それを下方に押圧するためのローラ加圧装置13とを具備しており、前記給電ローラ14は、その中心軸14aが給電ローラ支持部材17に固定されている。ローラ加圧装置13は、図1の矢印Aの方向及びその逆方向で、抵抗溶接装置1の図示しないフレームに対して移動可能であるように前記フレームに支持され且つ図示しない駆動装置により駆動されることが可能である。また給電ローラ支持部材17はローラ加圧装置13に対して上下方向に移動可能に加圧装置13の図示しないフレームによって懸垂支持されている。このように構成されているので、給電ローラ14は、加圧装置13からの下方への押圧力を、給電ローラ支持部材17を介して受けた状態でローラ加圧装置13と共に図9の矢印Aの方向に転動可能である。給電ローラ14がこのように下方に押圧された状態で転動するとき、給電ローラ14は、各中継導体18の上端面に順次確実に接触してゆく。また、給電ローラ支持部材17は導電性の材料で形成され、溶接電源15にケーブル15bで接続される一方で給電ローラ14との間も電気的に接続されている。
第3の実施形態の抵抗溶接装置3は、さらに電極加圧装置19を具備しており、前記電極加圧装置19は、被溶接部材W1〜W3に圧力を加えるために前記3本の第1電極11a〜cを同時に押圧することができ、本実施形態のものは油圧により作動するものである。また、電極加圧装置19は、抵抗溶接装置3の図示しないフレームに固定されている。
このように構成された第3の実施形態の抵抗溶接装置3は、第2電極12上の所定の位置に載置された3個の被溶接部材W1〜W3を、電極加圧装置19を作動させることにより、第1電極11a〜cと第2電極12とで加圧挟持した後、給電ローラ14を図の矢印Aの方向に移動させ、1番目の中継導体18から2番目、及び3番目の中継導体18へと順次接触させ、従ってそれら3個の中継導体18に順次電流を流し、その結果3個の被溶接部材W1〜W3は順次抵抗溶接される。
(その他の実施形態)
第3の実施形態では、第2電極12上における複数の被溶接部材W1〜W3の高さが異なっていたが、複数の被溶接部材の第2電極12上の高さが一定であって、複数の第1電極の長さが等しい第3の実施形態の変形例も可能である。
第3の実施形態では、第2電極12上における複数(3つ)の被溶接部材W1〜W3の溶接点、及び従って第1電極11a〜cの平面的に見たときの位置が一直線上に整列されていなかったが、それら位置が整列された第3の実施形態の変形例も可能である。
11 第1電極
12 第2電極
13 加圧装置
14 給電ローラ
15 溶接電源
16 電極ホルダ
17 給電ローラ支持部材
101 第1可動電極
102 第2可動電極
103 可動中継導体
104 固定中継導体
105 溶接電源
106 加圧装置
W 被溶接部材

Claims (2)

  1. 複数の第1電極(11)と、前記複数の第1電極(11)に対向して設けられて溶接電源(15)に電気的に接続された第2電極(12)とを具備し、前記複数の第1電極(11)と前記第2電極(12)との間に挟んだ複数の被溶接部材(W)を抵抗溶接により溶接する抵抗溶接装置(1)であって、
    前記溶接電源(15)に電気的に接続されていて、前記複数の第1電極(11)に順次給電するために、転動しながら前記複数の第1電極(11)に順次接触するようにされた給電ローラ(14)と、
    前記転動の方向で前記給電ローラ(14)と共に移動するようにされて、複数の被溶接部材(W)に順次溶接圧力を加えるために前記給電ローラ(14)を押圧する加圧装置(13)と、を更に具備することを特徴とする抵抗溶接装置(1)。
  2. 複数の前記第1電極(11)を配列してまとめて保持する電極ホルダ(16)を更に具備することを特徴とする、請求項1に記載の抵抗溶接装置(1)。
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