JP5250846B2 - 景品取得ゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレイヤが掴持手段を備える移動体を移動操作してステージ上に載置された景品を取り上げ取得する景品取得ゲーム装置に関する。
この種の景品取得ゲーム装置は、所謂クレーンゲーム機として知られている。
通常、ステージの上方空間を3次元に移動する移動体が景品を掴持する一対の掴持アームを備え、プレイヤは操作ボタンを操作して移動体を水平移動して狙った景品の上方に位置させるようにする。
すると、移動体が下降して一対の掴持アームが真下の景品を掴み取ろうとし、成功すれば掴み取った景品を移動してステージの所定位置に設けられた景品投入口に落下して当該景品を取得することができる。
1体の移動体が備える一対の掴持アームが掴持することができる景品の大きさには限界がある。
そこで、2体の移動体が協働して1つの景品を取り上げることで、大型の景品も取得できるようにした景品取得ゲーム装置を、本願と同じ出願人が先に出願している(特許文献1参照)。
特願2009−139661号(図面図8,図9,図13)
本出願人は、特許文献1において、2体1対の移動体がそれぞれ1本の掴持アームを有し、1対の移動体が1個の景品を狙って移動し、両移動体の各掴持アームが協働して取り上げるようにする例を提案した。
すなわち、各移動体のそれぞれに揺動自在に掴持アームが取り付けられており、互いに左右に接近した適当な相対位置に1対の移動体を移動し、1対の移動体の各掴持アームを協働して揺動することで、左右の掴持アームが互いに離反・接近(開閉)し、接近して閉じることで景品を取り上げていた。
特許文献1に開示された移動体の掴持アームは、元々移動体が有していた1対の掴持アームの1本を外して、残った1本を利用していたもので、よって特許文献1の図面図8,図9,図13に図示するように、左側の移動体は移動体本体の左側に軸支された左側掴持アームを残して使用し、右側の移動体は移動体本体の右側に軸支された右側掴持アームを残して使用して、この左右掴持アームが協働し景品を挟むようにして取り上げる。
左右の掴持アームが閉じて景品を取り上げたとき、各掴持アームは、各移動体本体の景品と反対側に枢支部を有している。
したがって、掴持アームが通常の長さを有すると、特許文献1の図面図9に示すように、景品を取り上げたときに景品が移動体本体に干渉するおそれがあり、扱える景品の大きさが規制され、あまり大きな景品は扱えない。
そこで、掴持アームを延長して長くした例を特許文献1の図面図13に示している。
掴持アームを長くした分、より大型の景品を扱えるようになったが、大型で重量のある景品を取り上げるのは、構造的に掴持アームを揺動するアクチュエータの負担が大きい。 特許文献1の図面図13に示す例では、掴持アームの先端の爪片の上面に滑り止めシートを貼着して、景品が滑り落ちないようにして、アクチュエータの負担を軽減しているが限界がある。
本発明は、かかる点を改良したものであり、その目的とする処は、移動体本体に干渉せずに大型の景品もアクチュエータに負担をかけずに容易に取り上げることができる景品取得ゲーム装置を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、景品が載置されたステージの上方空間をプレイヤから視た正面視で左右に左側移動体と右側移動体がそれぞれ左側移動手段と右側移動手段により移動可能に設けられ、前記左側移動体は、左側移動体本体の右側部に左側取上げアームが先端側部分を前記左側移動体本体よりも右方に突出させて左側アーム揺動手段により揺動可能に設けられ、前記右側移動体は、右側移動体本体の左側部に右側取上げアームが先端側部分を前記右側移動体本体よりも左方に突出させて右側アーム揺動手段により揺動可能に設けられ、制御手段は、プレイヤの操作情報を入力して前記左側移動手段と前記右側移動手段を駆動して前記左側移動体と前記右側移動体をそれぞれ移動制御するとともに、前記左側アーム揺動手段と前記右側アーム揺動手段を同時に制御して前記左側取上げアームと前記右側取上げアームが協働して景品を取上げ、前記ステージに設けられた景品投入口に落下させるように制御する景品取得ゲーム装置とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の景品取得ゲーム装置において、前記左側移動体の左側取上げアームは、互いに連接した左側基端アームと左側先端アームからなり、前記左側基端アームの揺動で前記左側先端アームが前記左側移動体本体よりも右方に先端側部分を突出して揺動し、前記右側移動体の右側取上げアームは、互いに連接した右側基端アームと右側先端アームからなり、前記右側基端アームの揺動で前記右側先端アームが前記右側移動体本体よりも左方に先端側部分を突出して揺動することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の景品取得ゲーム装置において、前記左側移動体本体の右側部から支持ブラケットが下方に垂設され、前記左側先端アームは、中央部が前記支持ブラケットに枢支され、枢支部より先端側を前記左側移動体本体よりも右方に突出し、枢支部より基端側に設けられた長孔に前記左側基端アームの先端に設けられたピンが貫通されて前記左側基端アームに連接され、前記右側移動体本体の左側から支持ブラケットが下方に垂設され、前記右側先端アームは、中央部が前記支持ブラケットに枢支され、枢支部より先端側を前記右側移動体本体よりも左方に突出し、枢支部より基端側に設けられた長孔に前記右側基端アームの先端に突設されたピンが貫通されて前記右側基端アームに連接されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の景品取得ゲーム装置において、前記左側先端アームの前記枢支部より先端側を扁平な爪片とし、前記右側先端アームの前記枢支部より先端側を扁平な爪片としていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置において、前記左側取上げアームが前記左側先端アームの先端側部分を除いて前記左側移動体本体から垂設された支持ブラケットにより覆われ、前記右側取上げアームが前記右側先端アームの先端側部分を除いて前記右側移動体本体から垂設された支持ブラケットにより覆われることを特徴とする。
請求項1記載の景品取得ゲーム装置によれば、先端側部分を左側移動体本体よりも右方に突出させた左側取上げアームと、先端側部分を右側移動体本体よりも左方に突出させた右側取上げアームとが、協働して景品を取上げるので、左側取上げアームと右側取上げアームにより取り上げられた景品は、左側移動体本体と右側移動体本体との間に位置することができ、よって左右の移動体本体との干渉による規制を受けずに大型の景品であっても、アクチュエータに負担をかけずに容易に取り上げることができる。
請求項2記載の景品取得ゲーム装置によれば、左側移動体の左側取上げアームは、互いに連接した左側基端アームと左側先端アームからなり、左側基端アームの揺動で左側先端アームが左側移動体本体よりも右方に先端側部分を突出して揺動し、右側移動体の右側取上げアームは、互いに連接した右側基端アームと右側先端アームからなり、右側基端アームの揺動で右側先端アームが右側移動体本体よりも左方に先端側部分を突出して揺動するので、左側先端アームと右側先端アームを、それぞれ左側移動体本体と右側移動体本体に対して適切な位置に配設して、左側先端アームと右側先端アームの各先端側部分で景品を取り上げ易くすることができる。
請求項3記載の景品取得ゲーム装置によれば、左側移動体本体の右側部から下方に垂設された支持ブラケットに左側先端アームが枢支され、その基端側の長孔に左側基端アームの先端のピンが貫通して連接され、同様に右側移動体本体の左側部から下方に垂設された支持ブラケットに右側先端アームが枢支され、その基端側の長孔に右側基端アームの先端のピンが貫通して連接されので、左右の取上げアームを簡単な構造として左側先端アームと右側先端アームの各枢支部より先端側により景品を容易に取り上げることができる。
請求項4記載の景品取得ゲーム装置によれば、左側先端アームの枢支部より先端側を扁平な爪片とし、右側先端アームの枢支部より先端側を扁平な爪片としているので、景品を掬い上げるようにして容易に取り上げ易い。
請求項5記載の景品取得ゲーム装置によれば、左右の取上げアームがそれぞれ各先端アームの先端側部分を除いて支持ブラケットにより覆われるので、移動体の外観をすっきりした好ましいものにすることができる。
本発明の一実施の形態に係るクレーンゲーム機の全体外観図である。 操作部の平面図である。 同クレーンゲーム機のクレーン移動機構を示す一部切り欠いた斜視図である。 左右1対の移動体の斜視図である。 左側移動体の一部省略して示した斜視図である。 同左側移動体の一部欠損一部省略した正面図である。 同左側移動体の別の状態を示す一部欠損一部省略した正面図である。 同クレーンゲーム機の移動制御系の概略ブロック図である。 同駆動制御系における制御手順を示す概略メインルーチンを示すフローチャートである。 同メインルーチンの一部の操作制御サブルーチンを示すフローチャートである。 同メインルーチンの別の一部の操作制御サブルーチンを示すフローチャートである。 左右1対の移動体の取上げアームが大型の景品を取り上げる直前の状態を示す正面図である。 同左右1対の移動体の取上げアームが大型の景品を取り上げた状態を示す正面図である。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図13に基づいて説明する。
図1は、本実施例のクレーンゲーム機1の全体外観図である。
基台2の上に筐体3が設置されており、筐体3は正面および側面の側板を透明板4で構成して内部が見えるようにし、背面には鏡板5が張設され、天井部7で覆われている。
筐体3の底面は景品を載せるステージ6となっており、各種の景品Gが多数重なるようにして載置されている。
ステージ6の手前側の中央部に景品投入口8が開口しており、景品投入口8は基台2の正面中央に設けられた景品取出口9と連通していて、同景品投入口8に投入された景品Gは景品取出口9まで導かれる。
基台2の前側面には操作卓12が形成され、プレイヤは同操作卓12の前に立って筐体3内を見ながら操作する。
本明細書中では、このプレイヤから視た正面視で左右を決めておくこととする。
筐体3の天井部からは伸縮自在の垂直シャフト10a,10bが互いに左右に位置して垂下されて、左側垂直シャフト10aの下端に左側移動体Aが吊設され、右側垂直シャフト10bの下端に右側移動体Bが吊設されている。
左右の移動体A,Bは、それぞれ移動体本体Ma,Mbに取上げアームNa,Nbを備えたもので、内部にそれぞれ取上げアームNa,Nbを揺動するアーム揺動機構Da,Dbと駆動源たるSaモータ31a,Sbモータ31bを有している。
図2に正面視で示すように、前記操作卓12の上部パネルには4個の操作ボタンであるXaボタン13,Yaボタン14,Xbボタン15,Ybボタン16が並んで配置されているが、左側の操作ボタンから右側に順に1,2,3,4の番号が付されている。
この番号は操作の順番を示している。
左側2つのXaボタン13,Yaボタン14は、左側垂直シャフト10aとともに左側移動体Aを移動操作するもので、右側2つのXbボタン15,Ybボタン16は、右側垂直シャフト10bとともに右側移動体Bを移動操作するものである。
なお、操作卓12の右側部位には、コイン投入口17が配設されている。
以上のようなクレーンゲーム機1におけるクレーンの移動機構を図3に基づき簡単に説明する。
筐体3の天井部7において左右方向に指向して平行に延びる2本のI型状の固定レール20,20が前後に設けられ、同前後の固定レール20,20間に前後方向に指向した左右2本の移動レール21a, 21bがその前後端の懸架枠22a,22a、懸架枠22b,22bによって左右方向に移動自在に懸架されている。
すなわち懸架枠22a,22bは上方を開口した断面コ字状をして前後上端部に内側に向け設けられたローラがI型固定レール20の下側水平部に載り左右に移動自在に支持され、奥側の固定レール20の内側の下側水平部には左右方向に指向したラックギア23が敷設され奥側懸架枠22a,22bに固定された左右方向駆動用モータであるXaモータ24a, Xbモータ24bの駆動軸に設けられたピニオンギア25a, 25bが前記ラックギア23に噛み合っている。
したがって、Xaモータ24a, Xbモータ24bの各々の正逆転駆動により2本の移動レール21a, 21bはそれぞれ独立に左右に移動する。
各移動レール21a, 21bは、断面コ字状のレールを2本開口を向き合わせ間隔を開けて平行に並設したもので、その内側に断面コ字状を有する走行体26a, 26bがローラにより前後方向に移動自在に支持されており、同走行体26a, 26bから前記垂直シャフト10a,10bが一対のレール間を通って下方へ垂下されている。
各走行体26a, 26bには、それぞれ前後方向駆動用モータであるYaモータ27a, Ybモータ27bと上下方向駆動用モータであるZaモータ28a, Zbモータ28bを搭載しており、Yaモータ27a, Ybモータ27bは上方に突出した駆動軸にピニオンギア29a, 29bが嵌着され、一方のレールの縁部に形成されたラックギア30a, 30bに同ピニオンギア29a, 29bが噛み合っており、同Yaモータ27a, Ybモータ27bの各々の正逆転駆動により走行体26a, 26bは垂直シャフト10a,10b、移動体A,Bとともに移動レール21a, 21bに沿って前後に移動する。
また、垂直シャフト10a,10bは順次小径となるパイプが入子状に組み合わされたもので、Zaモータ28a, Zbモータ28bの各々の駆動はワイヤで吊設する移動体A,Bを巻き上げ、巻き下げして昇降させることに伴い垂直シャフト10a,10bを伸縮させる。
この垂直シャフト10a,10bは、吊設される移動体A,Bを回動させずに走行体21a, 21bからの鉛直姿勢を維持して移動体A,Bを昇降させる。
次に、移動体A,Bの移動体本体Ma,Mbに取り付けられた取上げアームNa,Nbおよび同取上げアームNa,Nbを駆動するアーム揺動機構Da,Dbについて、図4ないし図7に基づき説明する。
図4は、左側移動体Aと右側移動体Bが左右に並んだ状態を示しており、同図に示すように、左側移動体Aと右側移動体Bは同じ形状・構造のものであり、互いに鉛直中心軸(垂直シャフト10a,10b)を中心に180度回動した姿勢となっている。
そこで、一方の左側移動体Aについて図5ないし図7に従って説明する。
左側移動体本体Maは、概ね直方体状のケース40の右側側面に形成された欠損部40cから左側取上げアームNaが揺動自在に突出しており、同左側取上げアームNaの部分をケース40の右側部から下方に垂設された支持ブラケット41が覆い隠している。
支持ブラケット41は、ケース40より右側に若干はみ出して垂設され、取上げアームNaの前後と右側を鉛直板で覆っている。
支持ブラケット41の取上げアームNaの右側を覆う右側板41bは、ケース40より右側に位置している。
取上げアームNaは、互いに連接した基端アーム42と先端アーム43からなる。
基端アーム42は、略直角に屈曲したアームであり、基端部42fがケース40内で支軸44により枢支されて欠損部40cから突出して下側に屈曲している(図6,図7参照)。
先端アーム43は、支持ブラケット41の前後の相対向する鉛直板の右側下端間に架設された支軸45に中央部分を揺動自在に軸支されている。
先端アーム43は、支軸45による枢支部で若干くの字に屈曲して、その枢支部より先端側は扁平な爪片43tとなって支持ブラケット41から下方右側に突出している。
先端アーム43の支軸45による枢支部より基端側端部に長孔43hが穿設されており、基端アーム42の先端に設けられたピン46が貫通して摺動自在に係合している。
このように、基端アーム42と先端アーム43がピン46と長孔43hとの係合により連接されている。
図6に示すように、基端アーム42が上方位置にあるときは、基端アーム42の屈曲した先端側は先端アーム43とともに略鉛直線上にあって、先端アーム43の先端側の爪片43tも下方に若干右方に傾斜して支持ブラケット41の右側板41bより右側に延出している。
この状態から基端アーム42が下方に揺動すると、図7に示すように、基端アーム42の先端のピン46と先端アーム43の基端側の長孔43hとの係合により先端アーム43が支軸45を中心に回動して先端アーム43の先端側の爪片43tを上方に揺動する。
先端アーム43は爪片43tが水平になるまで揺動することができる。
ケース40内には、この取上げアームNaを揺動するアーム揺動機構Daが内蔵されている。
アーム揺動機構Daは、ケース40内の中央にアーム揺動用の電動モータであるSaモータ31aが駆動軸31adを下方に向けて配設され、同駆動軸31adの下端に嵌着されたピニオン52に左右に摺動可能なラック部材53のラック歯53gが噛合しており、ラック部材53の下方に突出した係止部53pと基端アーム42の基端部42fの下端に突出した係止部42pとの間にコイルばね54が介装されている。
そして、基端アーム42の基端部42fにはラック部材53の右端が当接され押圧される受け部42rが形成されている。
したがって、アーム揺動機構Daにおいては、図6に示すように、ラック部材53が最も右側に位置したときは、ラック部材53が基端アーム42の基端部42fの受け部42rを押して基端アーム42を上方に揺動した状態に維持されており、よって爪片43tを下方に向けている。
Saモータ31aを駆動してピニオン52を回転しラック部材53を左方に摺動すると、基端アーム42が下方に揺動し、ラック部材53が基端部42fの受け部42rから離れてもコイルばね54を介して基端部42fを引っ張るようにして基端アーム42をさらに下方に揺動し、よって爪片43tは上方に揺動していく。
爪片43tが上方に揺動していく過程で、景品などを挟むようなことがあると、コイルばね54が伸びて引っ張り力が増し、よって景品などを挟む力が増大する。
以上のように、左側移動体Aは、左側移動体本体Maのケース40の右側部から下方に垂設された支持ブラケット41の下端から取上げアームNaの爪片43tが、Saモータ31aの駆動でケース40より右側に位置する右側板41bよりさらに右方を上下に揺動自在に突出している。
他方の右側移動体Bは、図4に示すように、左側移動体Aが鉛直中心軸を中心に180度
回動した姿勢で左側移動体Aと対峙する。
すなわち、右側移動体Bは、右側移動体本体Mbのケース40の左側部から下方に垂設された支持ブラケット41の下端から取上げアームNbの爪片43tが、Sbモータ31bの駆動でケース40より左側に位置する左側板41bよりさらに左方を上下に揺動自在に突出している。
この左側移動体Aと右側移動体Bを概ね対向させて左右の爪片43t,43tを同時に上方に揺動すると協働して閉じ動作をなし、下方に揺動すると協働して開く動作をなす。
本クレーンゲーム機1は以上のような構造をしており、景品を取上げる取上げアームNa,Nbを備える移動体Aと移動体Bは、それぞれXaモータ24a, Xbモータ24bの駆動により左右に移動し、Yaモータ27a, Ybモータ27bの駆動により前後に移動し、Zaモータ28a, Zbモータ28bの駆動により上下に昇降する。
図3を参照して、移動体Aと移動体Bは、右前隅の最上位置にホームポジションHa, Hbを有し、右前上の方向のそれぞれの限界位置である。
いま、右側の移動体BのホームポジションHbを、原点として左方向をx軸、奥行き方向をy軸、鉛直下方をz軸とする3次元直角座標を想定する。
移動体BのホームポジションHbは、Hb(0,0,0)であり、移動体Bに左右方向で最も接近した距離ΔXを用いて移動体AのホームポジションHaは、Ha(ΔX,0,0)と3次元位置を表記される。
移動体Aの現在位置Pa(xa, ya, za)とし、移動体Bの現在位置Pb(xb, yb, zb)とする。
そして、ステージ6の手前側の中央部に形成された景品投入口8の上方には、移動体Aと移動体Bのそれぞれ決められた落下位置Fa、Fbが、Fa(Fxa, 0,0),Fb(Fxb, 0, 0)として設定されている。
移動体A,Bをx軸方向に移動するXaモータ24a, Xbモータ24b、y軸方向に移動するYaモータ27a, Ybモータ27b、z軸方向に移動するZaモータ28a, Zbモータ28bは、全てステッピングモータであり、回転数からその現在位置Pa(xa, ya, za)、現在位置Pb(xb, yb, zb)がリアルタイムで常時監視できるようになっている。
なお、Zaモータ28a, Zbモータ28bはDCモータでもよい。
通常、ゲーム開始前には移動体A,Bは、ホームポジションHa(ΔX,0,0)、Hb(0,0,0)に位置している。
かかるクレーンゲーム機1はマイクロコンピュータ60により制御されており、マイクロコンピュータ60におけるクレーン駆動制御部61が随時記憶部62を使用しながら各種モータを制御している(図8参照)。
クレーン駆動制御部61には、移動体Aを移動するために操作するXaボタン13、Yaボタン14からの操作信号および移動体Bを移動するために操作するXbボタン15、Ybボタン16からの操作信号が入力され、記憶部62の情報と合せて信号処理され、移動体Aを移動するXaモータ24a,Yaモータ27a,Zaモータ28aと取上げアームNaの爪片43tを揺動するSaモータ31aおよび移動体Bを移動するXbモータ24b,Ybモータ27b,Zbモータ28bと取上げアームNbの爪片43tを揺動するSbモータ31bに駆動制御信号を出力して駆動する。
本実施例における制御手順を図9ないし図11の概略フローチャートに従って説明する。
図9の駆動制御メインルーチンにおいて、まずコイン投入口17へのコインの投入があると(ステップ1)、ゲームが開始し、ステップ2で移動体Aの操作制御がなされ、続けてステップ3で移動体Bの操作制御がなされる。
ステップ2の移動体Aの操作制御SRは、図10に示すサブルーチンのフローチャートに示されており、以下図10の該フローチャートに従って説明する。
ゲーム開始直前には移動体Aは、ホームポジションHa(ΔX,0,0)に位置しており、プレイヤが操作卓12に並ぶ4個の操作ボタンのうち左端の1番の印があるXaボタン13を押す操作をすると(ステップ20)、移動体AのXaモータ24aが駆動されて移動体Aはx方向(左方向)に移動する(ステップ21)。
次のステップ22で移動体Aのx座標xaが左限界位置LXaに達したか否かを判別し、達するまではステップ23に進み、Xaボタン13の解除(押し操作を終了)があるか否かを判別し、Xaボタン13の解除があるまではステップ21に戻り、Xaモータ24aの駆動が継続して移動体Aは左方向に移動し続け、プレイヤがXaボタン13を放す(解除する)と、ステップ23からステップ24に抜けて、移動体Aは停止する。
すなわち、プレイヤがXaボタン13を押している間、移動体Aは左方向に移動し続け、Xaボタン13を放したところで移動体Aは停止する。
プレイヤがXaボタン13を押している間に、移動体Aが左限界位置に達したときは、ステップ22からステップ24に飛んで、移動体Aは左限界位置で停止する。
次に、プレイヤが2番の印があるYaボタン14を押す操作をすると(ステップ25)、移動体AのYaモータ27aが駆動されて移動体Aはy方向(奥行き方向)に移動する(ステップ26)。
次のステップ27で移動体Aのy座標yaが奥行き限界位置LYに達したか否かを判別し、達するまではステップ28に進み、Yaボタン14の解除(押し操作を終了)があるか否かを判別し、Yaボタン14の解除があるまではステップ26に戻り、Yaモータ27aの駆動が継続して移動体Aは奥行き方向に移動し続け、プレイヤがYaボタン14を放す(解除する)と、ステップ28からステップ29に抜けて、移動体Aは停止する。
すなわち、プレイヤがYaボタン14を押している間、移動体Aは奥行き方向に移動し続け、Yaボタン14を放したところで移動体Aは停止する。
プレイヤがYaボタン14を押している間に、移動体Aが奥行き限界位置に達したときは、ステップ27からステップ29に飛んで、移動体Aは奥行き位置で停止する。
以上のように、プレイヤによるXaボタン13の操作で、移動体Aは、ホームポジションHa(ΔX,0,0)から左方向に移動し、次のYaボタン14の操作で、移動体Aは、奥行き方向に移動して、プレイヤが操作した位置Pa(xa, ya, 0)に停止する。
次に、図9の駆動制御メインルーチンにおけるステップ3で移動体Bの操作制御がなされる。
ステップ3の移動体Bの操作制御は、図11に示すサブルーチンのフローチャートに示されている。
図11のフローチャートのステップ30からステップ39は、図10のフローチャートの上記ステップ20からステップ29と略同じ制御手順を示している。
したがって、プレイヤが3番の印があるXbボタン15を押すと(ステップ30)、移動体BのXbモータ24bが駆動されて移動体BはホームポジションHb(0,0,0)からx方向(左方向)に移動する(ステップ31)。
ステップ32で、移動体Bのx座標xbが左限界位置xa−ΔXに達したか否かを判別する。
ここに、先の移動体Aのx方向に移動した位置xaに最も接近できる右に距離ΔX離れた位置すなわちxa−ΔXが、左限界位置xa−ΔXである。
移動体Bのx座標xbが左限界位置xa−ΔXに達するまでは、ステップ33でXbボタン15の解除があるか否かを判別し、Xbボタン15の解除があるまではステップ31に戻り、Xbモータ24bの駆動が継続して移動体Bは左方向に移動し続け、プレイヤがXbボタン15を放すと、ステップ33からステップ34に抜けて、移動体Bは停止する。
プレイヤがXbボタン15を押している間に、移動体Bが左限界位置xa−ΔXに達したときは、ステップ32からステップ34に飛んで、移動体Bは左限界位置で停止する。
次に、プレイヤが4番の印があるYbボタン16を押す操作をすると(ステップ35)、移動体BのYbモータ27bが駆動されて移動体Bはy方向(奥行き方向)に移動する(ステップ36)。
次のステップ37で移動体Bのy座標ybが奥行き限界位置LYに達したか否かを判別し、達するまではステップ38に進み、Ybボタン16の解除(押し操作を終了)があるか否かを判別し、Ybボタン16の解除があるまではステップ36に戻り、Ybモータ27bの駆動が継続して移動体Bは奥行き方向に移動し続け、プレイヤがYbボタン16を放す(解除する)と、ステップ38からステップ39に抜けて、移動体Bは停止する。
以上のように、プレイヤによるXbボタン15の操作で、移動体Bは、ホームポジションHb(0,0,0)から左方向に移動し、次のYbボタン16の操作で、移動体Bは、奥行き方向に移動して、プレイヤが操作した位置Pb(xb, yb, 0)に停止する。
このように、プレイヤの操作によって移動体Aと移動体Bは最上位置(z=0)にあってx方向、y方向に操作ボタンを押している間だけ移動して停止するので、プレイヤは所望の景品Gを取り上げることができると思われる上方位置までXaボタン13,Yaボタン14,Xbボタン15,Ybボタン16をこの順に操作する。
以後、駆動制御メインルーチン(図9参照)のステップ4からは、プレイヤの操作はなく、全て自動制御され、景品Gの取り上げが成功しても失敗しても以下の制御がなされる。
先に移動体Aが停止し(ステップ29)、後に移動体Bが停止した(ステップ39)後に、メインルーチンのステップ4に戻ると、Zaモータ28aとZbモータ28bが駆動されて移動体Aと移動体Bが同時にz方向(鉛直下方)に下降する。
移動体Aと移動体Bの下降は、次のステップ5でそれぞれがステージ6または景品などの物に当接するまで続行される。
移動体Aの取上げアームNaの下方に向いた爪片43tがステージ6またはその上に載置された景品Gに当接すると、Zaモータ28aにより巻き上げられるワイヤが緩み、Zaモータ28aに加わる負荷が急激に減少するので、この負荷の減少を検知して移動体Aの物への当接を検知するようにしており、移動体Bも同様である。
なお、移動体Aの爪片43tと移動体Bの爪片43tは、通常図4に示す程度に傾斜して互いに開いているが、移動体Aと移動体Bが下降するときには、Saモータ31a,Sbモータ31bを若干駆動して移動体Aの爪片43tと移動体Bの爪片43tがさらに開くようにしてもよい。
移動体Aと移動体Bが、それぞれ物に当接したところで、各々が下降を停止する(ステップ6)。
双方が下降を停止すると、移動体AのSaモータ31aと移動体BのSbモータ31bを同時駆動して左右一対の爪片43t,43t(取上げアームNa,Nb)を協働させて閉動作し(ステップ7)、景品Gを取り上げようとする。
図12は、大型の景品Gを取上げようとする直前の状態を示している。
景品Gの左右両側に下降した移動体A,Bの各移動体本体Ma,Mbより内側に下方に向いて突出した取上げアームNaの爪片43tと取上げアームNbの爪片43tがステージ6に当接して互いに相対している。
景品Gは、各移動体本体Ma,Mbよりも高い大きな景品である。
移動体AのSaモータ31aと移動体BのSbモータ31bを同時駆動して左右一対の爪片43t,43tを協働させて閉じると、左右の爪片43t,43tが景品Gとステージ6との間に入り込むようにして景品Gの左右端部の下面に滑り込み、図13に示すように、景品Gを持ち上げ取り上げることができる。
このように、爪片43tを左側移動体本体Maよりも右方に突出させた左側取上げアームNaと、爪片43tを右側移動体本体Mbよりも左方に突出させた右側取上げアームNbとが、協働して景品を取上げるので、左側取上げアームNaの爪片43tと右側取上げアームNbの爪片43tにより取り上げられた景品Gは、左側移動体本体Maと右側移動体本体Mbとの間に位置することができ、よって左右の移動体本体Ma,Mbとの干渉による規制を受けずに大型の景品であっても容易に取り上げることができる。
また、揺動する爪片43tが長尺ではなく、景品を持ち上げる爪片43tの揺動中心の支軸45から景品の荷重が加わる点までの水平距離が短いので、構造的に爪片43tに加わる負荷を容易に支えることができ、Saモータ31aとSbモータ31bの負担を軽減し、小型のモータを採用することができる。
こうして、左右の取上げアームNa,Nbが景品Gの取り上げに成功したか否かにかかわらず、左右1対の爪片43t,43tが閉じると、ステップ8でZaモータ28aとZbモータ28bが駆動されて移動体Aと移動体Bが同時にz方向に上昇する。
移動体Aと移動体Bのz座標za,zbが0になるまで(ステップ9)、移動体Aと移動体Bは上昇し、最上位置で移動体Aと移動体Bは上昇を停止する(ステップ10)。
すなわち、移動体AのSaモータ31aの取上げアームNaと移動体Bの取上げアームNbとが協働して1個の景品Gを最上位置まで取り上げようとする。
次のステップ11では、移動体AのXaモータ24aと移動体BのXbモータ24bが、同時に駆動されて、移動体Aと移動体Bそれぞれが設定された落下x座標FxaとFxbに向かって移動する。
そして、移動体Aが落下x座標Fxaに達する(xa=Fxa)のと移動体Bが落下x座標Fxbに達する(xb=Fxb)のと、いずれか一方が落下x座標に達するまで(ステップ12)、移動体Aと移動体Bは同時に左右方向に移動し、一方が落下x座標に達すると、ステップ12からステップ13に抜ける。
ステップ13では、移動体AのYaモータ27aと移動体BのYbモータ27bが、同時に駆動されて、移動体Aと移動体Bそれぞれが落下y座標0,0に向かって手前側に移動する。
そして、移動体Aが落下y座標0に達する(ya=0)のと移動体Bが落下y座標0に達する(yb=0)のと双方が落下y座標0に達するまで(ステップ14)、移動体Aと移動体Bは同時に手前方向に移動し、双方が落下y座標0に達すると、ステップ14からステップ15に抜け、景品投入口8の上方の位置である落下位置で停止する。
なお、移動体Aと移動体Bの景品投入口8の上方の落下位置までの移動制御は、上記x方向とy方向の移動を同時に制御してもよい。
そして、ステップ16において、移動体AのSaモータ31aと移動体BのSbモータ31bを駆動して左右1対の取上げアームNa,Nbの爪片43t,43tを協働して開動作し、景品Gを掴んでいれば、該景品Gを景品投入口8に落下投入する。
その後、ステップ17では、移動体AのXaモータ24aと移動体BのXbモータ24bが駆動されて、移動体Aと移動体BそれぞれがホームポジションHa(ΔX,0,0)、Hb(0,0,0)に向かって右方向に移動する。
そして、移動体AがホームポジションHaに達し(xa=ΔX)、移動体BがホームポジションHbに達すると(xb=0)、ステップ18からステップ19に抜けて移動体Aと移動体BはそれぞれホームポジションHa(ΔX,0,0)、Hb(0,0,0)に停止し、ここで1ゲームが終了する。
移動体A,Bの左右1対の取上げアームNa,Nbの爪片43t,43tの協働による取上げが成功していれば、景品Gが景品投入口8に投入されているので、景品取出口9から景品Gを取出し景品Gを取得することができる。
以上のように、本景品取得ゲーム装置1は、移動体Aと移動体Bがそれぞれの移動手段により別個に移動し、別個の操作ボタン(Xaボタン13,Yaボタン14とXbボタン15,Ybボタン16)により移動操作されるので、移動体Aと移動体Bを大型化することなく、互いに独立して移動して、移動体Aが備えた取上げアームNaと移動体Bが備えた取上げアームNbが協働して大型の景品でも取り上げることができる。
なお、景品が小型である場合には、いかに小さくても構造的に取り上げ可能である。
取上げアームNa,Nbは、それぞれ基端アーム42と先端アーム43とがピン46と長孔43hの係合により連接する簡単な構造で、爪片43tを景品を取り上げ易い適切な位置に容易に配置でき、揺動駆動用のモータ31a,31bの負担も軽減することができる。
なお、取上げアームを1本アームとして使用することも可能である。
取上げアームNa,Nbは、先端アーム43の先端側の爪片43tを除いて支持ブラケット41により覆われるので、移動体A,Bの外観をすっきりした好ましいものにすることができる。
なお、取上げアームNa,Nbは、図12および図13に示すように、左右1対の爪片43t,43tが景品Gを持ち上げるようにして取り上げる場合のほかに、爪片43t,43tが景品Gを挟むようにして取り上げる場合がある。
また、特別な場合には、爪片43tの揺動で、景品Gを景品投入口8に掻き入れたり、下降時に景品Gを景品投入口8に押し込んだりすることもできる。
先端アーム43の先端側を扁平な爪片43tとしているので、景品を掬い上げるようにして容易に取り上げ易いとともに、挟んで取り上げるにも適している。
なお、支持ブラケット41に揺動駆動用のモータを備え、爪片43tを直接揺動させるようにしてもよく、このような場合は、支持ブラケットは移動体本体に属し、爪片が取上げアームとなり、爪片(取上げアーム)は支持ブラケット(移動体本体)より側方に突出させて揺動可能に設けられことになる。
1…クレーンゲーム機、2…基台、3…筐体、4…透明板、5…鏡板、6…ステージ、7…天井部、8…景品投入口、9…景品取出口、10a,10b…垂直シャフト、12…操作卓、13…Xaボタン、14…Yaボタン、15…Xbボタン、16…Ybボタン、17…コイン投入口、
A…左側移動体、Ma…左側移動体本体、Na…左側取上げアーム、
B…右側移動体、Mb…右側移動体本体、Nb…右側取上げアーム、G…景品、
20…固定レール、21a, 21b…移動レール、22a,22b…懸架枠、23…ラックギア、24a…Xaモータ、24b…Xbモータ、25a, 25b…ピニオンギア、26a, 26b…走行体、27a…Yaモータ、27b…Ybモータ、28a…Zaモータ、28b…Zbモータ、29a, 29b…ピニオンギア、30a,30b…ラックギア、31a…Saモータ、31b…Sbモータ、
40…ケース、41…支持ブラケット、42…基端アーム、43…先端アーム、43t…爪片、43h…長孔、44…支軸、45…支軸、46…ピン、
Da…アーム揺動機構、52…ピニオン、53…ラック部材、54…コイルばね、
60…マイクロコンピュータ、61…クレーン駆動制御部、62…記憶部。

Claims (5)

  1. 景品が載置されたステージの上方空間をプレイヤから視た正面視で左右に左側移動体と右側移動体がそれぞれ左側移動手段と右側移動手段により移動可能に設けられ、
    前記左側移動体は、左側移動体本体の右側部に左側取上げアームが先端側部分を前記左側移動体本体よりも右方に突出させて左側アーム揺動手段により揺動可能に設けられ、
    前記右側移動体は、右側移動体本体の左側部に右側取上げアームが先端側部分を前記右側移動体本体よりも左方に突出させて右側アーム揺動手段により揺動可能に設けられ、
    制御手段は、プレイヤの操作情報を入力して前記左側移動手段と前記右側移動手段を駆動して前記左側移動体と前記右側移動体をそれぞれ移動制御するとともに、前記左側アーム揺動手段と前記右側アーム揺動手段を同時に制御して前記左側取上げアームと前記右側取上げアームが協働して景品を取上げ、前記ステージに設けられた景品投入口に落下させるように制御することを特徴とする景品取得ゲーム装置。
  2. 前記左側移動体の左側取上げアームは、互いに連接した左側基端アームと左側先端アームからなり、前記左側基端アームの揺動で前記左側先端アームが前記左側移動体本体よりも右方に先端側部分を突出して揺動し、
    前記右側移動体の右側取上げアームは、互いに連接した右側基端アームと右側先端アームからなり、前記右側基端アームの揺動で前記右側先端アームが前記右側移動体本体よりも左方に先端側部分を突出して揺動することを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム装置。
  3. 前記左側移動体本体の右側部から支持ブラケットが下方に垂設され、
    前記左側先端アームは、中央部が前記支持ブラケットに枢支され、枢支部より先端側を前記左側移動体本体よりも右方に突出し、枢支部より基端側に設けられた長孔に前記左側基端アームの先端に設けられたピンが貫通されて前記左側基端アームに連接され、
    前記右側移動体本体の左側から支持ブラケットが下方に垂設され、
    前記右側先端アームは、中央部が前記支持ブラケットに枢支され、枢支部より先端側を前記右側移動体本体よりも左方に突出し、枢支部より基端側に設けられた長孔に前記右側基端アームの先端に突設されたピンが貫通されて前記右側基端アームに連接されることを特徴とする請求項2記載の景品取得ゲーム装置。
  4. 前記左側先端アームの前記枢支部より先端側を扁平な爪片とし、
    前記右側先端アームの前記枢支部より先端側を扁平な爪片としていることを特徴とする請求項3記載の景品取得ゲーム装置。
  5. 前記左側取上げアームが前記左側先端アームの先端側部分を除いて前記左側移動体本体から垂設された支持ブラケットにより覆われ、
    前記右側取上げアームが前記右側先端アームの先端側部分を除いて前記右側移動体本体から垂設された支持ブラケットにより覆われることを特徴とする請求項3または請求項4記載の景品取得ゲーム装置。
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