JP5249627B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、サイプを有する複数のブロックがトレッド部に形成された空気入りタイヤに関する。
氷上におけるブレーキ性能(制動性能)を向上させるために、トレッド部のサイプ数を増やしサイプの間隔を狭くすることが従来から行われてきている。そして、サイプ深さ方向をジグザグ形状にして、更なる氷上ブレーキ性能を向上することも行われている(例えば特許文献1〜4参照)。
特開2003−118332号公報 特開平10−258615号公報 特開平8−99506号公報 EP0864448B1
ところで、このようにサイプ深さ方向にジグザグ状としたサイプを形成した場合、氷雪路面上では、接地時に、ジグザグ状のサイプ壁面同士が接触し、ブロックの倒れ込みを抑制することで高いブレーキ性能を発揮する。
しかし、特に乾燥路面で大きな駆動力もしくは制動力が加わると、ブロックが大きく変形し、ジグザグ形状のサイプ壁面同士の噛合せがずれてしまい、ブロック剛性が低下する。この結果、サイプエッジ部でいわゆる点接触で路面に接触する状態になり、ブロックの倒れ込みを抑制し難く、サイプ底で引裂力が生じ易くなる。
本発明は、上記事実を考慮して、サイプ壁面同士の噛み合わせが外れることを抑制した空気入りタイヤを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、周方向溝と横溝とによって区画された複数のブロックがトレッド部に形成され、前記ブロックには、一方のサイプ壁面に2方向の尾根部列及び前記2方向の尾根部列からブロック接地面側に延び出してブロック接地面に直交する接地面側尾根部が形成されているとともに、他方のサイプ壁面には前記2方向の尾根部列と噛み合う2方向の谷部列及び前記接地面側尾根部と噛み合う接地面側谷部が形成されたサイプが少なくとも1つ形成され、前記2方向の尾根部列は、サイプ長手方向内側で互いに合流する合流部を形成するとともに、すべての前記2方向の尾根部列がタイヤ径方向内側にかけて徐々に互いに離れるようにサイプ長手方向両端側に向けて直線状に延び出し、前記合流部では、前記2方向の尾根部列及び前記接地面側尾根部のみが合流している。
一方のサイプ壁面及び他方のサイプ壁面はジグザグ状であることが多いが、波状、台形状(断面凸状の台形と断面凹状の台形が連なる形状)であってもよい。なお、ジグザグ状のサイプとは、サイプの延びる方向に対して傾斜しているサイプ部分が、傾斜方向が互い違いになるように折り返しながら延びているサイプのことをいう。
請求項1に記載の発明では、一方のサイプ壁面の2方向の尾根部列、及び、他方のサイプ壁面の2方向の谷部列がこのような形状にされているので、サイプ壁面同士をタイヤ径方向にずらす力がブロックに入力されても、隣接するサイプ壁面同士のサイプ深さ方向(ブロック高さ方向)の接触長さが従来に比べて長くなる。これにより、大きな入力がブロックに加えられても、一定限度の接触長さを確保することができる。従って、サイプ壁面同士の噛み合わせが外れることが抑制され、また、サイプによってブロックに形成された小ブロックの動きも抑制される。よって、ブロックが倒れ込んでサイプ底に引裂力が生じることが回避される。
また、請求項1に記載の発明は、前記一方のサイプの壁面には、前記2方向の尾根部列からブロック接地面側に延び出してブロック接地面に直交する接地面側尾根部が形成され、前記他方のサイプ壁面には、前記接地面側尾根部と噛み合う接地面側谷部が形成されている。
これにより、接地面からブロックが浮き上がることを防止できる。また、モールドを作成する際、サイプ形成用のブレードを埋め込み易い。
請求項2に記載の発明は、前記2方向の尾根部列のタイヤ径方向に対する傾斜角度が、何れも20〜70°の範囲内である。
20°よりも小さいと、サイプ壁面同士の接触力が弱くなり易い。また、70°よりも大きいと、サイプ壁面同士の接触力が強くなり過ぎて外れ易くなる。
なお、2方向の尾根部列のタイヤ径方向に対する傾斜角度が、何れも30〜60°の範囲内であると、サイプ壁面同士の接触力が弱くなり過ぎることや強くなり過ぎることを、より確実に回避することができる。
請求項3に記載の発明は、前記2方向の尾根部列は、何れも途中で直線状に折れ曲がっている。
請求項3に記載の発明では、この折れ曲がりにより各尾根部を複数段(例えば2段)で形成することになり、サイプ壁面同士の接触箇所をより増やすことができる。
請求項4に記載の発明は、前記2方向の尾根部列は、何れも、タイヤ径方向内側に行くほどタイヤ径方向に対する傾斜角度が増大するように折れ曲がっている。
これにより、サイプ壁面同士がより外れ難い。
請求項5に記載の発明は、前記一方のサイプ壁面及び前記他方のサイプ壁面の形状がブロック幅方向に対称である。
これにより、ブロック幅方向の一方側と他方側とで、サイプ壁面同士の外れ難さを同等とすることができる。
請求項6に記載の発明は、前記サイプのサイプ底に、引裂力によって発生する応力を緩和する空隙部が形成されている。
これにより、サイプ底からクラックが生じることを更に防止した構造とすることができる。なお、空隙部の形状は特に限定しない。
本発明によれば、サイプ壁面同士の噛み合わせが外れることを抑制した空気入りタイヤとすることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付して、その説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る空気入りタイヤ10は、両端部がそれぞれビードコア11で折り返された1層又は複数層で構成されるカーカス12を備えている。
カーカス12のクラウン部12Cのタイヤ径方向外側には、複数枚(例えば2枚)のベルトプライが重ねられたベルト層14が埋設されている。
ベルト層14のタイヤ径方向外側には、溝を配設したトレッド部16が形成されている。図2に示すように、トレッド部16には、タイヤ赤道面CL上とその両側とに、タイヤ周方向Uに沿った複数本の周方向溝(主溝)22が形成されている。また、トレッド部16には、タイヤ周方向Uと交差する複数本の横溝24が形成されている。本実施形態では、横溝24はタイヤ幅方向Vに沿って形成されている。各横溝24の両端部は、周方向溝22に連通するか、又は、トレッド端Tを越えてタイヤ幅方向外側へ排水可能なように延びている。
ここで、トレッド端とは、空気入りタイヤをJATMA YEAR BOOK(2007年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%を内圧として充填し、最大負荷能力を負荷したときのタイヤ幅方向最外の接地部分を指す。なお、使用地又は製造地においてTRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
トレッド部16には、図2に示すように、周方向溝22及び横溝24によって多数のブロック26が形成されている。
図2、図3に示すように、各ブロック26には、3次元でジグザグ状とされたサイプ28が横溝24に沿って形成されている。各サイプ28の両端はブロック両側壁に開口して周方向溝22に連通しており、いわゆるサイプ28はオープンサイプとされている。本実施形態では、サイプ28は各ブロック26に4つ形成されており、サイプ28によってブロック26には5つの小ブロック26A〜Eが形成されている。また、本実施形態では、サイプ28は、何れも、ブロック26の幅方向に沿って、すなわちタイヤ幅方向Vに沿って形成されている。
各ブロックに形成されたこの4つのサイプは同一状であるので、以下、1つのサイプについてその形状を詳細に説明する。
図4に示すように、サイプ28によって形成された一方のサイプ壁面29P、すなわち図3の矢視4−4のサイプ壁面29Pには、サイプ長手方向中央かつタイヤ径方向外側端で互いに合流する合流部30を形成している2本の尾根部32、34と、合流部30からブロック接地面側に延び出してブロック接地面26Sに直交する接地面側尾根部36と、が形成されている。この合流部30はサイプ壁面29Pの長手方向中央線J上に位置しており、サイプ壁面29Pの形状は長手方向中央線Jに対して対称、すなわちブロック幅方向に対称となっている。
2本の尾根部32、34は、タイヤ径方向内側にかけて徐々に互いに離れるように合流部30からそれぞれサイプ長手方向両端側(すなわち、サイプ長手方向一端側F及びサイプ長手方向他端側K)に向けて直線状に延び出している。従って、2本の尾根部32、34はV字状を描いている。
本実施形態では、2本の尾根部32、34のタイヤ径方向Rに対する傾斜角度θは同じにされている。また、この傾斜角度θは20〜70°の範囲内とされている。
また、尾根部32からサイプ長手方向一端側Fにかけて、谷部VA1と尾根部RI1とが交互に平行に配列されている。そして、接地面側尾根部36からサイプ長手方向一端側Fにかけて、接地面側谷部VA2と接地面側尾根部RI2とが交互に平行に配列されている。更に、尾根部32から長手方向中央線Jにかけて、すなわち尾根部32からタイヤ径方向内側に、谷部VA3と尾根部RI3とが平行に順次形成されている。
尾根部34からサイプ長手方向他端側Kにかけても、谷部VA4と尾根部RI4とが交互に平行に配列されている。そして、接地面側尾根部36からサイプ長手方向他端側Kにかけて、接地面側谷部VA5と接地面側尾根部RI5とが交互に平行に配列されている。更に、尾根部34から長手方向中央線Jにかけて、すなわち尾根部34からタイヤ径方向内側に、谷部VA6と尾根部RI6とが平行に順次形成されている。
図5に示すように、サイプ壁面29Pに対向するサイプ壁面29Q、すなわち図3の矢視5−5のサイプ壁面29Qには、サイプ壁面29Pに係合するように、尾根部や谷部が形成されている。例えば、サイプ壁面29Qの尾根部32、34に対向する位置に、尾根部32、34と係合する谷部42、44が形成され、接地面側尾根部36に対向する位置に、接地面側尾根部36と係合する接地面側谷部46が形成されている。
このような構成により、合流部30からサイプ深さが浅いサイプ部分では、タイヤ幅方向(ブロック幅方向)Vに沿ってジグザグ状に延びるサイプ部分、すなわち接地面側尾根部36、RI2、RI5及び接地面側谷部VA2、VA5がタイヤ径方向(サイプ深さ方向)Rに平行となっているサイプ部分(以下、深さ方向平行型サイプ部分38という)が形成されている。そして、合流部30からサイプ深さが深いサイプ部分では、タイヤ径方向(サイプ深さ方向)Rに対して斜め方向であるSF方向及びSK方向(何れも図4参照)にジグザグ状に延びるサイプ部分(以下、V字型サイプ部分39という)が形成されている。
(作用、効果)
以下、本実施形態に係る空気入りタイヤ10を車両に装着して氷路面上及び乾燥路面上を走行したときの作用、効果について説明する。
氷路面上を走行する際、乾燥路面を走行する場合に比べてブロック26にはあまり高い入力が加えられない。しかし、乾燥路面を走行する際には、ブロック26が路面から高い入力(駆動力や制動力)を受けるので、この倒れ込み抑制は大きな効果を奏する。以下、乾燥路面を走行して路面から高い入力が加えられた際に、ブロック26の倒れ込みが抑制されることを図6、図7を用いて詳細に説明する。なお、説明を判りやすくするために、図6、図7では、V字型サイプ部分39のうち、尾根部からそのタイヤ径方向内側の谷部までのサイプ壁面領域をドットで示している。
乾燥路面の走行などでは大きな駆動力もしくは制動力がブロック26に加わる。この駆動力もしくは制動力により、隣接するサイプ壁面がタイヤ径方向にずれる力が作用する。この結果、図7に示すように、隣接するサイプ壁面同士では、ドットで示した領域がタイヤ径方向にずれる。
ここで、図6に示すように、V字型サイプ部分39では、尾根部32、34、RI1、RI4及び谷部VA1、VA3、VA4、VA6がサイプ深さ方向(ブロック高さ方向)Rに対して斜めであるので、ドットで示した領域のサイプ深さ方向Rの接触長さGが従来に比べて長くなる。従って、図7に示すように、大きな入力がブロック26に加えられて隣接するサイプ壁面同士がタイヤ径方向に1/4波長ずれても、この接触長さG(図7でドットを重ねて示した領域DDのサイプ深さ方向Rの長さ)を一定限度で確保することができる。従って、サイプ壁面同士の噛み合わせが外れることが抑制され、また、サイプ28によってブロック26に形成された小ブロック26A〜Eの動きも抑制される。よって、ブロック26が倒れ込んでサイプ底27に引裂力が生じることが回避される。
以上説明したように、本実施形態では、V字型サイプ部分39を有するサイプ28がブロック26に形成されているので、ブロック26への入力が大きくてもサイプ壁面同士の噛み合わせが外れ難い。よって、ブロック26が倒れ難く、サイプ底27に引裂力が発生し難い。そして、V字型サイプ部分39が深さ方向にもジグザグ状成分を有するので、氷上でのブレーキ性能が向上している。
また、サイプ壁面29P、29Qには、深さ方向平行型サイプ部分38が形成されている。これにより、接地面からブロック26が浮き上がることを防止できる。また、サイプ28を形成する際、サイプ形成用のブレードをモールドに埋め込み易い。
更に、サイプ28の両端が周方向溝22に開口しており、サイプ28はオープンサイプとされている。従って、吸水に伴ってサイプ28内の空気がサイプ28の両端から周方向溝22へ追い出されていく。従って、サイプの両端が周方向溝22に開口していないクローズドサイプに比べ、吸水量、及び、吸水速度を高くすることができる。
また、V字型サイプ部39が深さ方向に対して外側を向いているので、サイプ両端からの排水速度を高くすることができる。
また、サイプ壁面29P、29Qの形状が長手方向中央線Jに対して対称、すなわちブロック幅方向に対称である。これにより、ブロック幅方向の一方側と他方側とで、サイプ壁面同士の外れ難さを同等とすることができる。
なお、ブロック26に代えて、図8に示すように、ブロック両側壁では直線状であるサイプ48が形成されたブロック47をトレッド部に形成してもよい。これにより、モールドにサイプ形成用のブレードを植え込み易い。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図9に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、2本の尾根部32、34に代えて、途中で折れ曲がっている尾根部52、54が一方のサイプ壁面49Pに形成されている。尾根部52、54は、タイヤ径方向外側端で互いに合流して合流部50を形成している。
尾根部52は、合流部50からタイヤ径方向内側(サイプ深さ方向)Rに対して斜めで、かつサイプ長手方向の一端側Fに向けて直線状に延び出す第1尾根部56と、第1尾根部56のタイヤ径方向内側端に連続し、タイヤ径方向内側に対して斜めで、かつサイプ長手方向の一端側Fに向けて直線状に延び出す直線状の第2尾根部58と、で構成される。そして、第1尾根部56と第2尾根部58とは折れ曲がって連続している。
タイヤ径方向に対する第1尾根部56及び第2尾根部58の傾斜角度は、20〜70°の範囲内である。そして、タイヤ径方向(サイプ深さ方向)に対する第2尾根部58の傾斜角度βは、タイヤ径方向に対する第1尾根部56の傾斜角度αよりも大きくされている。
尾根部52は、サイプ壁面49Pの長手方向中央線Jに対して対称となるように、同様に折れ曲がり部が形成されるように第1尾根部59及び第2尾根部60で構成されている。
本実施形態では、このように、尾根部52、54に折れ曲がり部が形成されているので、サイプ壁面同士の接触箇所をより増やすことができる。
また、タイヤ径方向(サイプ深さ方向)に対する第2尾根部58、60の傾斜角度βは、タイヤ径方向に対する第1尾根部56、59の傾斜角度αよりも大きくされている。これにより、サイプ壁面同士がより外れ難い。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。図10に示すように、本実施形態では、第1実施形態に比べ、引裂力緩和用の空隙部62がサイプ底に更に形成されたサイプ68がサイプ28に代えて形成されている。
これにより、サイプ底からクラックが生じることを更に防止した構造とすることができる。
なお、図10では空隙部62を断面円筒状として描いたが、空隙部62の形状は、断面楕円状など、サイプ底で引裂力が緩和される他の形状としてもよい。
<試験例1>
本発明の効果を確かめるために、本発明者は、第1実施形態に係る空気入りタイヤの一例(以下、実施例のタイヤという)、及び、従来の空気入りタイヤの一例(図11、図12参照。以下、従来例のタイヤという)を用意し、氷路上で制動性能のテストを行って制動性能(ブレーキ性能)を評価した。
ここで、従来例のタイヤは、3次元でジグザグ状とされた、すなわち深さ方向及びブロック幅方向の両方向にジグザグ状とされた4つのサイプ88がブロック86に形成されたタイヤである。ブロック86には、この4つのサイプ88よって5つの小ブロック86A〜Eが形成されている。4つのサイプ88の形状は何れも同一である。
ブロック寸法については、実施例のタイヤでは、図3に示すように、タイヤ周方向長さLを25mm、タイヤ幅方向長さMを20mm、タイヤ半径方向深さ(ブロック高さ)Hを10mmとした。従来例のタイヤについても、ブロック寸法(L、M、Hの値)を実施例のタイヤと同じにした。
また、横溝の幅については、実施例のタイヤ、従来例のタイヤとも4mmとした。
図3、図11に示すように、サイプ深さhについては、実施例のタイヤ及び従来例のタイヤの何れであっても8mmとした。また、5つの小ブロックの厚みは、実施例のタイヤ及び従来例のタイヤの何れであっても5mmとした。
本試験例では、全てのタイヤについて、タイヤサイズを195/65R15とし、正規リムに装着して内圧を200kPaとし、乗用車に取付けて正規荷重を負荷した状態で実車走行により試験を行った。ここで、「正規リム」とは、例えばJATMAが発行する2007年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズにおける標準リムを指し、「正規荷重」とは、同様に、JATMAが発行する2007年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズ・プライレーティングにおける最大荷重を指す。
本試験例では、初速度40km/hからフルブレーキをかけて静止状態になるまでの制動距離を計測し、初速度と制動距離とから平均減速度を算出した。そして、従来例のタイヤの平均減速度に基づく評価指数100とし、実施例のタイヤについて相対評価となる評価指数を算出した。評価結果を表1に示す。
Figure 0005249627
表1の評価結果では評価指数が大きいほど氷上性能が高いこと、すなわち制動距離が短くて制動性能に優れていることを示す。表1から判るように、実施例のタイヤでは評価指数が103であり、氷上における制動性能が従来例のタイヤに比べて同等以上であった。
<試験例2>
本試験例では、上記の実施例のタイヤ及び従来例のタイヤの両者について、乗用車で乾燥路面を3000km走行し、走行後にサイプ底のクラックの有無を調べる耐久性試験を行った。試験結果を表1に併せて示す。表1から判るように、従来例のタイヤではサイプ底にクラックが発生していたが、実施例のタイヤではサイプ底にクラックは発生していなかった。
従来例のタイヤでサイプ底にクラックが発生した原因は以下のように推定される。なお、以下の説明を判りやすくするために、図13、図14では、従来例のタイヤに形成されたサイプ88のうち、尾根部からそのタイヤ径方向内側の谷部までのサイプ壁面領域をドットで示している。
乾燥路面の走行などでは大きな駆動力もしくは制動力がブロック86に加わる。この駆動力もしくは制動力により、隣接するサイプ壁面がタイヤ径方向にずれる力が作用する。この結果、図14に示すように、隣接するサイプ壁面同士では、ドットで示した領域がタイヤ径方向にずれる。
ここで、従来例のタイヤのサイプ88では、図12に示すように、タイヤ幅方向(ブロック幅方向)Vに延びる尾根部92、94及び谷部96がタイヤ径方向(サイプ深さ方向)Rに対して直交している。従って、図14に示すように、ドットで示した領域がタイヤ径方向Rに例えば1/4波長ずれると、ドットで示した領域のサイプ深さ方向の接触長さGがかなり短くなる。このため、隣接するサイプ壁面同士の噛み合わせが外れ易い。
従って、図15に示すように、氷路面Sではブロック86の倒れ込みが小さくてサイプ底に大きな引裂力が生じていないが、図16に示すように、乾燥路面Dではジグザグ状のサイプ壁面同士の噛み合わせが外れてブロック86の倒れ込みが大きくなり、サイプ底87(図12参照)に高い引裂力が生じ易くなったため、と考えられる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ径方向断面図である。 第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のブロック配置を平面状態で示す説明図である。 第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を構成するブロックの斜視図である(ブロックがタイヤの上側に位置する状態)。 図4(A)及び(B)は、それぞれ、図3の矢視4−4から見たサイプ壁面の正面図、及び、ブロック接地面に形成されたサイプの平面図である。 図3の矢視5−5から見たサイプ壁面の正面図である。 第1実施形態で、隣接するサイプ壁面同士のサイプ深さ方向における接触長さを説明する説明図である。 第1実施形態で、隣接するサイプ壁面同士のサイプ深さ方向における接触長さを説明する説明図である。 第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を構成するブロックの変形例を示す斜視図である(ブロックがタイヤの上側に位置する状態)。 図9(A)及び(B)は、それぞれ、第2実施形態に係る空気入りタイヤのサイプ壁面の正面図、及び、ブロック接地面に形成されたサイプの平面図である。である。 第3実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を構成するブロックの斜視図である(ブロックがタイヤの上側に位置する状態)。 試験例1、2で用いた従来の空気入りタイヤのトレッド部を構成するブロックの斜視図である(ブロックがタイヤの上側に位置する状態)。 図12(A)から(C)は、それぞれ、試験例1、2で用いた従来の空気入りタイヤのサイプ壁面の正面図(図11の矢視12−12から見たサイプ壁面の正面図)、ブロック接地面に形成されたサイプの平面図、及び、ブロック側面に形成されたサイプの側面図である。 試験例1、2で用いた従来の空気入りタイヤで、隣接するサイプ壁面同士のサイプ深さ方向における接触長さを説明する説明図である。 試験例1、2で用いた従来の空気入りタイヤで、隣接するサイプ壁面同士のサイプ深さ方向における接触長さを説明する説明図である。 試験例1、2で用いた従来の空気入りタイヤが氷路面上を転動することを示す模式的な部分側面図である。 試験例1、2で用いた従来の空気入りタイヤが乾燥路面上を転動することを示す模式的な部分側面図である。
符号の説明
10 空気入りタイヤ
16 トレッド部
22 周方向溝
24 横溝
26 ブロック
26S ブロック接地面
28 サイプ
29P サイプ壁面(一方のサイプ壁面)
29Q サイプ壁面(他方のサイプ壁面)
30 合流部
32 尾根部(2方向の尾根部列)
34 尾根部(2方向の尾根部列)
36 接地面側尾根部
42 谷部(2方向の谷部列)
44 谷部(2方向の谷部列)
46 接地面側谷部
47 ブロック
48 サイプ
49P サイプ壁面(一方のサイプ壁面)
50 合流部
52 尾根部(2方向の尾根部列)
54 尾根部(2方向の尾根部列)
62 空隙部
68 サイプ
86 ブロック
88 サイプ
F サイプ長手方向一端側(サイプ長手方向両端側)
K サイプ長手方向他端側(サイプ長手方向両端側)
RI1 尾根部(2方向の尾根部列)
RI3 尾根部(2方向の尾根部列)
RI4 尾根部(2方向の尾根部列)
RI6 尾根部(2方向の尾根部列)
VA1 谷部(2方向の谷部列)
VA3 谷部(2方向の谷部列)
VA4 谷部(2方向の谷部列)
VA6 谷部(2方向の谷部列)
α 傾斜角度
β 傾斜角度
θ 傾斜角度

Claims (6)

  1. 周方向溝と横溝とによって区画された複数のブロックがトレッド部に形成され、
    前記ブロックには、一方のサイプ壁面に2方向の尾根部列及び前記2方向の尾根部列からブロック接地面側に延び出してブロック接地面に直交する接地面側尾根部が形成されているとともに、他方のサイプ壁面には前記2方向の尾根部列と噛み合う2方向の谷部列及び前記接地面側尾根部と噛み合う接地面側谷部が形成されたサイプが少なくとも1つ形成され、
    前記2方向の尾根部列は、サイプ長手方向内側で互いに合流する合流部を形成するとともに、すべての前記2方向の尾根部列がタイヤ径方向内側にかけて徐々に互いに離れるようにサイプ長手方向両端側に向けて直線状に延び出し、前記合流部では、前記2方向の尾根部列及び前記接地面側尾根部のみが合流している、空気入りタイヤ。
  2. 前記2方向の尾根部列のタイヤ径方向に対する傾斜角度が、何れも20〜70°の範囲内である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記2方向の尾根部列は、何れも途中で直線状に折れ曲がっている、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記2方向の尾根部列は、何れも、タイヤ径方向内側に行くほどタイヤ径方向に対する傾斜角度が増大するように折れ曲がっている、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記一方のサイプ壁面及び前記他方のサイプ壁面の形状がブロック幅方向に対称である、請求項1〜4のうち何れか1項に記載の空気入りタイヤ、
  6. 前記サイプのサイプ底に、引裂力によって発生する応力を緩和する空隙部が形成されている、請求項1〜5のうち何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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