JP5248551B2 - 高さ検出装置 - Google Patents

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本発明は、半導体露光装置や検査装置等で使用される高精度な高さ検出装置に関する。
従来、対象物の表面に光を照射して、その反射光から対象物面の高さを測定するには、以下のような手法が用いられていた。光源からの光を集光して対象物にビームスポットを形成する。そして、この反射光を結像し、結像点の手前で光束を分離して一方は結像点の手前に光束を制限するための円形ピンホールを設置し、他方は結像点の後に光束を制限するための円形ピンホールを設置する。そして、それぞれの円形ピンホールを透過した光量を別個のセンサで検出し、この光量の比率から対象物の高さを検出するといった手法である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この手法には、次のような問題点があった。まず第1に、ケーラー照明系のような点光源を形成しづらい光学系では光量が足りなくなってしまうといった問題があった。
高精度の高さ検出を実現するために、異なる方向をもつ複数のスリット像を対象物面上に投影し、この反射光を結像し、結像点の手前で光束を分離して一方は結像点の手前に光束を制限するための前記スリット像と平行な検出前側スリットを設置し、他方は結像点の後に光束を制限するための前記スリット像と平行な検出後側スリットを設置し、それぞれのスリットを透過した光量を別個のセンサで検出し、この光量の比率から対象物の高さを検出する手法が既に提案されている(特許文献2参照)。この手法では複数の方向のスリットによる平均効果によって性能の改善が可能である。
しかし、平均効果では性能悪化要因を完全に取り除くことができないため、誤差が残存するという問題がある。
特開平5−297262号公報 特開2008−233342号公報
そこで、本発明は、上述した問題点を克服し、高さ検査における検出誤差を低減させることを目的とする。
本実施の検体の高さ検査装置は、光源を有し、前記光源から発せられた光を対象物面に照明する照明光学系と、前記対象物に前記照明光学系からの照明光を照明して、前記対象物からの反射光を集光する対物レンズと、前記対物レンズを通過した前記反射光を結像する結像光学系と、前記対象物と共役な、前記照明光学系内の点に設置した複数の長方形開口部が形成された照明スリットと、結像光学系内において光線を2つに分岐するビームスプリッタと、前記2つに分岐された光線の一方の結像点より前に設置された複数の長方形開口部が形成された前側検出スリットと、前記2つに分岐された光線の他方の結像点より後に設置された複数の長方形開口部が形成された後側検出スリットと、前記前側検出スリットの複数の長方形開口部を通過したそれぞれの透過光をそれぞれ独立に受光する複数の前側検出光量センサと、前記後側検出スリットの複数の長方形開口部を通過したそれぞれの透過光をそれぞれ独立に受光する複数の後側検出光量センサと、演算回路部と、を少なくとも備え、前記照明スリットの複数の長方形開口部は、互いに重ならず、いずれも異なる角度になるように形成され、前記前側検出スリット及び前記後側検出スリットの複数の長方形開口部は、互いに重ならず、前記照明スリットの複数の長方形開口部と同じ角度になるように形成され、前記前側検出スリット及び前記後側検出スリットの各長方形開口部の短辺方向の長さは、前記照明スリットの各長方形開口部の短辺方向の長さより短く、前記演算回路部は、前記複数の前側検出光量センサの各センサ出力値及び前記複数の後側検出光量センサの各センサ出力値のうち、同じ角度の長方形開口部の透過光のセンサ出力値同士の和を演算して長方形開口部の角度ごとに光量信号を算出し、前記演算回路部は、長方形開口部の角度ごとに算出された各光量信号のうち、光量信号が最大値になる角度の長方形開口部に対応する前側検出光量センサのセンサ出力値と後側検出光量センサのセンサ出力値とを用いて演算することにより前記対象物高さを検出することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、高さ検査における検出誤差を低減することができる。
実施の形態1における高さ検出装置の構成を示す概念図である。 照明用スリット(A)、前側検出スリット(B)と後側検出スリット(C)の概念図である。 照明用スリット、前側検出スリットと前側検出光量センサを重ね合わせた仮想図(A)と照明用スリット、後側検出スリットと後側検出光量センサを重ね合わせた仮想図(B)である。 十字型の開口部を有するスリットを用いて高さ検出した場合の投影図(A)、受光スリットのa位置での光量強度分布(B)、受光スリットのb位置での光量強度分布(C)である。 実施の形態1における高さ信号zと実際の対象物面の高さzとの関係を示す図である。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における高さ検出装置の構成を示す概念図である。
図1において、高さ検出装置100は、照明光学系200、偏光ビームスプリッタ214、1/4波長板(λ/4板)216、対物レンズ218、結像レンズ220、ビームスプリッタ222、照明スリット210、前側検出スリット230、後側検出スリット240、複数の前側検出光量センサ252、複数の後側検出光量センサ254、及び演算回路260を備えている。そして、実際の対象物面の高さをzとする。
照明光学系200は、光源201、ビームエキスパンダ202、分割レンズ204、回転位相板206、コリメータレンズ208、及び照明レンズ212を有している。
高さ検出装置100では、照明光学系200、偏光ビームスプリッタ214、波長(λ)/4板216、対物レンズ218、結像レンズ220、及びビームスプリッタ222を用いて光学系を構成する。この光学系は、照明スリット210を通過した照明光104を対象物101面に照明し、対象物101面からの反射光を結像する。
次に、図1の高さ検査装置の光路に関して説明する。
光源201から発せられた光102をビームエキスパンダ202で拡大し、分割レンズ204で面光源を生成する。その後、回転位相板206を通すことによって空間コヒーレンシーが低減される。その後、コリメータレンズ208によって面光源のフーリエ面を生成し、このフーリエ面の位置に照明スリット210を設置する。照明スリット210を通過した光102は、照明レンズ212及び対物レンズ218によって対象物101面上に結像される。照明光学系200は、光源201から発した光102を対物レンズ218と組み合わせて対象物101面に均一に照明する。照明スリット210と対象物101面とが共役関係になるようにレンズ系を配置する。照明スリット210を通過した照明光104は、偏光ビームスプリッタ214によって対象物101面側に導かれる。すなわち、偏光ビームスプリッタ214は、照明光104を光路内に導入する。また、偏光ビームスプリッタ214に対し対象物101面側には、λ/4板216が配置される。偏光ビームスプリッタ214とλ/4板216によって、対象物101面に入射する光を円偏光とする。このように構成することで、対象物101から反射した光104を損失無く結像系に導くことができる。ここでは、対物レンズ218直前に偏光ビームスプリッタ214とλ/4板216を配置しているが、偏光ビームスプリッタ214の配置位置はここに限らず、照明スリット210以降で配置できるところがあれば、どこであっても構わない。
対象物101に照明光104を照明した対物レンズ218は、対象物101からの反射光を集光する。そして、対象物101面で反射された光104(反射光)は対物レンズ218、λ/4板216、及び偏光ビームスプリッタ214を経た後、結像レンズ220によって結像される。このようにして、結像レンズ220は、対物レンズ218と組み合わせて対象物101の像を形成する。結像レンズ220後には、ビームスプリッタ222が配置され、反射光線を2つに分岐する。図1では、結像レンズ220とビームスプリッタ222によって結像光学系が構成される。但し、結像光学系は、これに限るものではなく、その他のレンズ、ミラー、半透過反射板等を用いて構成しても構わない。
そして、分岐された一方の光106の結像点より手前には、前側検出スリット230が配置される。そして、前側検出スリット230の後側に複数の前側検出光量センサ252が配置される。そして、複数の前側検出光量センサ252が前側検出スリット230を通過した反射光106の光量を検出する。また、分岐された他方の光108の結像点より後側には、後側検出スリット240が配置される。そして、後側検出スリット240の後側に複数の後側検出光量センサ254が配置される。そして、複数の後側検出光量センサ254が後側検出スリット240を通過した反射光108の光量を検出する。
次に、図2の各スリットの概念図と図3のセンサ上にスリットを重ねた場合の仮想図を例にとり、スリットの開口部を通過した透過光の光量検出について説明する。
まず、それぞれのスリットについて、説明する。
照明スリット210には、それぞれ異なる角度に開口した複数の長方形開口部が形成されている。例えば、図2Aの概念図に示すように、照明スリット210には、照明スリット210の縦方向に平行(0度)な第1の開口部210Aと、第1の開口部に対して90度の角度をなす第2の開口部210Bと、第1の開口部に対して45度の角度をなす第3の開口部210Cと、第1の開口部に対して135度の角度をなす第4の開口部210Dとが形成されている。
前側検出スリット230には、照明スリット210と同じ角度に開口した複数の長方形開口部が形成されている。例えば、図2Bの概念図に示すように、照明スリット230には、照明スリット230の縦方向に平行(0度)な第5の開口部230Aと、第5の開口部に対して90度の角度をなす第6の開口部230Bと、第5の開口部に対して45度の角度をなす第7の開口部230Cと、第5の開口部に対して135度の角度をなす第8の開口部230Dとが形成されている。
後側検出スリット240には、照明スリット210及び前側検出スリット230と同じ角度に開口した長方形開口部が形成されている。例えば、図2Cの概念図に示すように、照明スリット240には、照明スリット240の縦方向に平行(0度)な第9の開口部240Aと、第9の開口部に対して90度の角度をなす第10の開口部240Bと、第9の開口部に対して45度の角度をなす第11の開口部240Cと、第9の開口部に対して135度の角度をなす第12の開口部240Dとが形成されている。
前側検出スリット230と後側検出スリット240の長方形開口部の長辺は照明スリット210の長方形開口部の長辺と比較して、長くなっている。一方、前側検出スリット230と後側検出スリット240の長方形開口部の短辺は照明スリット210の長方形開口部の短辺と比較して、短くなっており、このような形状にすることで、通過光量を制限して、対象物101の高さ位置zの動きに応じた検出を行うことができる。
検出光量センサは、図2のスリットを用いる例では、上記各スリットの開口部が4つである。この場合、それぞれの開口部を通過した透過光を独立して検出するために、本実施形態では複数の前側検出光量センサ252及び複数の後側検出光量センサ254はそれぞれ4つのセンサ或いは、4分割センサ等で構成されている。照明スリット210の4つの開口部210A−Dと、前側検出スリット230の4つの開口部230A−Dと前側検出光量センサ252A−Dをそれぞれ重ね合わせた仮想図を図3(A)に、照明スリット210の4つの開口部210A−Dと、後側検出スリット240の4つの開口部240A−Dと後側検出光量センサ254A−Dをそれぞれ重ね合わせた仮想図を図3(B)に示す。図3の仮想図に示すように、本実施形態では、角度の異なる開口部は別のセンサで受光される構成になっている。そして、照明スリット210を通過した光の内、各検出スリットを通過した透過光の光量が、各センサで出力される。前側検出光量センサ252A−Dの出力値をそれぞれ、I252A、I252B、I252C、I252Dとし、後側検出光量センサ254A−Dの出力値をそれぞれ、I254A、I254B、I254C、I254Dとする。
そして、演算回路260は、検出光量センサ252,254の検出誤差が最も少ない出力データを基に対象物101面の高さを演算する。
そこで、検出誤差について説明する。
対象物上にパターンがあるとき、回折光が検出誤差を発生させる。この検出誤差はスリットがパターンと直交するときに最小化される。その理由を、図4の十字型の開口部を有するスリットを用いて高さ検出した場合の投影図(図4(A))、受光スリットのa位置での光量強度分布(図4(B))、受光スリットのb位置での光量強度分布(図4(C))を引用して説明する。本高さ検出装置の原理上、検出側のスリットは結像点からデフォーカスした位置に配置される。従って、対象物に縦方向のパターンがある場合、図4(A)から明らかなように、回折光が0次光から分離し、パターンと直行する方向の強度プロファイルが複雑化する。この方向を制限するようなスリットAは、この複雑化したプロファイルの影響を受けるため、対象物高さを精度良く算出することができない(図4(B)参照)。一方、パターンと平行な方向の強度プロファイルは単純であり、この方向を制限するようなスリットBは、対象物高さ検出に誤差を有しない或いは誤差が少ない(図4(C)参照)。従って、スリットBのようにマスクパターンと直交する方向のスリットで制限された信号のみを使用することにより、誤差を最小にすることができる。また、複雑化したプロファイルは中心強度が低いため、スリットで制限するとスリット通過光量が低くなる。そのため、相対的に光量が大きなスリットの開口部を選択するという単純なアルゴリズムにより、高さ検出精度を大きく改善することが可能になる。対象物が、例えば半導体製造用フォトマスクである場合、パターンの方向は主に0度、90度、45度、135度であるため、スリットの開口部の方向も0度、90度、45度、135度を搭載し、4つの信号から1つを選択して出力することで大幅な性能向上が期待できる。また、これらの中間の角度を持ったパターンであったとしても、最適開口部方向からのズレは最大で22.5度以下に収まるため、誤差はかなりのレベルで低減されると期待できる。
次に、検出誤差が最も少ない出力データがどれかを決定する演算について具体的に説明する。
前側検出光量センサ252と後側検出光量センサ254のセンサ出力値の内、同じ角度の長方形開口部を通過した出力値の和である光量信号IA、IB、ICとIDを次の式(1)のように演算する。
式(1)
次に、上記に説明した理由により、IA、IB、ICとIDのうち、最も値の大きな値となった検出光量センサを最も誤差の少ないデータが出力されるセンサとする。
上記式(1)の演算で、最も検出誤差が少なかったセンサ出力の出力値を基に、比例定数kを用いて、下記式(2)のうち該当するセンサ出力を用いた式の演算を行い、対象物面の高さzを検出する。
式(2)
実際の対象物面の高さz0と上記zの関係は図5のグラフのようになり、0近傍で直線性が確保できる。
そして、センサ出力値、検出された結果等は、図示しない記憶装置或いはモニタ、プリンタ等に出力されていてもよい。
実施の形態1における高さ検出装置を用いると、1回の撮影で、単純なアルゴリズムによる演算で対象物高さを検出することが可能になる。
以上の説明において、「演算回路」と記載したものは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記憶媒体に記憶される。例えば、演算回路等は、電気的回路で構成されていても良いし、制御計算機によって処理することのできるソフトウェアとして実現してもよい。また電気的回路とソフトウェアの組み合わせで実現しても良い。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、実施の形態で説明した高さ検出装置は、反射光を用いているが、透過光を用いる構成にしてもよい。また、高さ検出装置は、半導体素子や液晶ディスプレイ(LCD)を製作する際に使用するリソグラフィ用マスクの欠陥を検査するためのパターン検査装置に用いることができる。その際のパターン検査装置は、検査基準パタンデータとなる参照画像を設計データから生成するdie to database検査装置でも、フォトダイオードアレイ等のセンサにより撮像した同一パターンのデータを用いるdie to die検査装置でも構わない。また、パターン検査装置は、透過光を用いて検査する装置しても、反射光あるいは、透過光と反射光を同時に用いて検査する装置でもよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての高さ検査装置及びパターン検査装置は、本発明の範囲に包含される。
100 高さ検出装置
101 対象物
102,104,106,108 光
200 照明光学系
201 光源
202 ビームエキスパンダ
204 分割レンズ
206 回転位相板
208 コリメータレンズ
210,310,312 照明スリット
212 照明レンズ
214 偏光ビームスプリッタ
216 λ/4板
218 対物レンズ
220 結像レンズ
222 ビームスプリッタ
230,240 検出スリット
252,254 光量センサ
260 演算回路

Claims (2)

  1. 光源を有し、前記光源から発せられた光を対象物面に照明する照明光学系と、
    前記対象物に前記照明光学系からの照明光を照明して、前記対象物からの反射光を集光する対物レンズと、
    前記対物レンズを通過した前記反射光を結像する結像光学系と、
    前記対象物と共役な、前記照明光学系内の点に設置した複数の長方形開口部が形成された照明スリットと、
    結像光学系内において光線を2つに分岐するビームスプリッタと、
    前記2つに分岐された光線の一方の結像点より前に設置された複数の長方形開口部が形成された前側検出スリットと、
    前記2つに分岐された光線の他方の結像点より後に設置された複数の長方形開口部が形成された後側検出スリットと、
    前記前側検出スリットの複数の長方形開口部を通過したそれぞれの透過光をそれぞれ独立に受光する複数の前側検出光量センサと、
    前記後側検出スリットの複数の長方形開口部を通過したそれぞれの透過光をそれぞれ独立に受光する複数の後側検出光量センサと、
    演算回路部と、を少なくとも備え、
    前記照明スリットの複数の長方形開口部は、互いに重ならず、いずれも異なる角度になるように形成され、
    前記前側検出スリット及び前記後側検出スリットの複数の長方形開口部は、互いに重ならず、前記照明スリットの複数の長方形開口部と同じ角度になるように形成され、
    前記前側検出スリット及び前記後側検出スリットの各長方形開口部の短辺方向の長さは、前記照明スリットの各長方形開口部の短辺方向の長さより短く、
    前記演算回路部は、前記複数の前側検出光量センサの各センサ出力値及び前記複数の後側検出光量センサの各センサ出力値のうち、同じ角度の長方形開口部の透過光のセンサ出力値同士の和を演算して長方形開口部の角度ごとに光量信号を算出し、
    前記演算回路部は、長方形開口部の角度ごとに算出された各光量信号のうち、光量信号が最大値になる角度の長方形開口部に対応する前側検出光量センサのセンサ出力値と後側検出光量センサのセンサ出力値とを用いて演算することにより前記対象物高さを検出することを特徴とする高さ検出装置。
  2. 前記照明スリット、前記前側検出スリット及び前記後側検出スリットは、4つの長方形開口部が形成され、
    前記4つの長方形開口部のうちいずれか1つの長方形開口部を基準として
    、残りの3つの長方形開口部の角度は、前記基準となる長方形開口部に対し、それぞれ4
    5度、90度、135度ずれていること特徴とする請求項1記載の高さ検出装置。
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