JP5246155B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、システムLSIに関する。
一般的なシステムLSIの論理回路部は、チップ内部の基準クロックで同期される同期回路で構成される。
図1は、一般的なシステムLSIの論理回路部の一例を示す図である。
図1に示すように、一般的なシステムLSIの論理回路部においては、位相比較器501、ローパスフィルタ(LPF)502、電圧制御発振器(VCO)503及び分周器504からなる位相同期回路(PLL)において、位相比較器501に入力される外部のシステム基準クロックに基づいて、逓倍、位相同期が行われ、内部基準クロックが生成されている。なお、電圧制御発振器(VCO)503に入力される電気信号に高周波のノイズがのると出力クロックが安定しないため、位相比較器501と電圧制御発振器(VCO)503との間にローパスフィルタ(LPF)502を挿入するのが一般的である。
図2は、一般的なシステムLSIの論理回路部の他の例を示す図である。
図2に示すものにおいては、図1に示したローパスフィルタ(LPF)502と電圧制御発振器(VCO)503との間に、A/D変換器506、デジタル制御回路507及びD/A変換器508を設け、位相比較器501の出力を一旦デジタル化し、不揮発メモリ509に記憶している。このような構成は、特許公開1996−75174号公報や特許第3592269号公報に開示されている。
このような構成とすることにより、デジタル処理において、電圧制御発振器(VCO)503に入力される電位の初期値を不揮発メモリ509に記憶し、電源立ち上げ時に電圧制御発振器(VCO)503が正しいクロック周波数を出力し、安定するまでの時間を短縮している。
図3は、図1及び図2に示した電圧制御発振器(VCO)503の回路例を示す図である。
図1及び図2に示した電圧制御発振器(VCO)503は、図3に示すように、入力される電圧に応じて、周波数が変化する発振回路が用いられる。
しかしながら、上述したように、電圧制御発振器に入力される電位をデジタル値として不揮発メモリに記憶しておく場合、PLL回路の立ち上げ時間を短縮することができるものの、位相比較したアナログ信号による位相差をデジタル変換するためのA/D変換器と、不揮発メモリから読み出したデジタル値をアナログ変換するためのD/A変換器が必要となり、回路が大型化してしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、面積オーバーヘッドが少なく、かつPLL回路を高速に立ち上げることができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
不揮発性可変抵抗素子を搭載した半導体装置であって、
前記不揮発性可変抵抗素子の抵抗値を電位または電流に変換して出力する抵抗値変換回路部と、
前記抵抗値変換回路部からの出力と前記半導体装置内の一部の節点の電位または電流とを比較する比較回路部と、
前記比較回路部における比較結果に基づいて前記不揮発性可変抵抗素子の抵抗値を変化させる抵抗値変更回路部とを有する。
このような構成とすることにより、半導体装置内の一部の節点の電位または電流の値が不揮発性可変抵抗素子の抵抗値として常に記憶されているので、これらの記憶値をアナログレベルのままで利用することができる。
また、不揮発性可変容量素子を搭載した半導体装置であって、
前記不揮発性可変容量素子の容量値を電位または電流に変換して出力する容量値変換回路部と、
前記容量値変換回路部からの出力と前記半導体装置内の一部の節点の電位または電流とを比較する比較回路部と、
前記比較回路部における比較結果に基づいて前記不揮発性可変容量素子の容量値を変化させる容量値変更回路部とを有する。
このような構成とすることにより、半導体装置内の一部の節点の電位または電流の値が不揮発性可変容量素子の容量値として常に記憶されているので、これらの記憶値をアナログレベルのままで利用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、不揮発性可変抵抗素子または不揮発性可変容量素子に、半導体装置の一部の回路の節点の電位または電流が抵抗値または容量値として記憶されているため、これを電圧制御発振器の入力とすれば、電圧制御発振器を用いたPLL回路の立ち上がりが早くなり、LSIの使用開始を早めることができる。
一般的なシステムLSIの論理回路部の一例を示す図である。 一般的なシステムLSIの論理回路部の他の例を示す図である。 図1及び図2に示した電圧制御発振器(VCO)の回路例を示す図である。 本発明の半導体装置を用いたPLL回路の一例を示す図である。 図4に示した初期値記憶部の実施の一形態を示す図である。 図5に示した可変抵抗素子の構成を示す図である。 図5に示した初期値記憶部の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図5に示した初期値記憶部の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。 図5に示した初期値記憶部の一例を示す回路図である。 図9に示した初期値記憶部の動作を説明するためのタイミングチャートである。 固体電解質素子の特性を示す図である。 図9に示した初期値記憶部において電源立ち上げ時にINIT信号を生成するための回路を示す図である。 図12に示した回路の動作波形を示す図である。 図5に示した初期値記憶部の他の例を示す回路図である。 図14に示した3端子構成の固体電解質素子の等価回路を示す図である。 図14に示した3端子構成の固体電解質素子の特性を示す図である。 図5に示した初期値記憶部の他の例を示す回路図である。 図5に示した初期値記憶部の他の例を示す回路図である。 図5に示した初期値記憶部の他の例を示す回路図である。 図4に示した初期値記憶部の他の実施の形態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図4は、本発明の半導体装置を用いたPLL回路の一例を示す図である。
本例は図4に示すように、位相比較器1、ローパスフィルタ(LPF)2、電圧制御発振器(VCO)3及び分周器4からなるPLL回路のローパスフィルタ(LPF)2と電圧制御発振器(VCO)3との間に、本発明の半導体装置となる初期値記憶部5が挿入されて構成されている。
図5は、図4に示した初期値記憶部5の実施の一形態を示す図である。
本形態は図5に示すように、不揮発性の可変抵抗素子40と、可変抵抗素子40の抵抗値を電位に変換して出力する抵抗値変換回路部10と、抵抗値変換回路部10からの出力と初期値記憶部5内の一部の節点の電位VREPとを比較する比較回路部20と、比較回路部20における比較結果に基づいて可変抵抗素子40の抵抗値を変化させる抵抗値変更回路部30とを有している。
図6は、図5に示した可変抵抗素子40の構成を示す図である。
本形態においては、図6に示すように固体電解質素子を可変抵抗素子として使う。
固体電解質は、接続時、非常に低インピーダンスであり、非接続時は非常に高インピーダンスとなる。しかも、配線層間に形成できることから、トランジスタと上下に重ねて配置でき、省チップサイズに有効なスイッチ素子として利用される。2端子素子に組み込むものは、特開1994−28841号公報や、特表2000−512058号公報や、WO2003/094227号公報に開示されている。2端子間に電圧を印加することにより、抵抗値や容量値が変化することもこれらに開示されている。3端子構成の固体電解質も提案されており、WO2005/008783号公報に開示されている。ゲート端子によってスイッチ素子のON/OFFを行うものである。
図7は、図5に示した初期値記憶部の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1において電源を立ち上げると、ステップS2において、前回の電源立ち下げ時に可変抵抗素子40に記憶された抵抗値が抵抗値変換回路部10にて電位に変換され、ステップS3において、電圧制御発振器(VCO)3への入力電位のレプリカ電位節点VREPが、電圧制御発振器(VCO)3への入力信号VCOINと接続される。
また、同時に、ステップS4においてINIT信号が活性化し、ステップS5において外部電源が徐々に安定していく。
次に、ステップS6において後述するタイムアウト判定を行い、その後、電源が十分に立ち上がれば、VREPからの入力で、電圧制御発振器(VCO)3が早期に電源立ち下げ時と同じ周波数で発振を始める。すると、ローパスフィルタ(LPF)2からの入力N1がVREPと同電位となるので、ステップS7にてそれが比較回路部20にて検知されると、ステップS8において、INIT信号が非活性化し、VCOINへの入力がN1に切り替えられる。なお、上述したタイムアウト判定において、電源立ち上げ時と立ち下げ時で入力クロック周波数が異なることがありえるので、タイムアウトした場合は、その時点でVCOINへの入力をN1に切り替える。
ステップS9において、電源オフの指示があるかどうかが判断され、電源オフの指示がない場合、すなわち半導体装置の使用中、ステップS10において、比較回路部20にてVREPのレベルとN1の電位とが比較され、VREPのレベルとN1の電位とが一致しないことが検出された場合、ステップS11において、比較回路部20から、抵抗値不足信号RUPLもしくは抵抗値過剰信号RDNLが出力される。
すると、ステップS12において、抵抗値変更回路部30の制御によって、比較回路部20から出力された信号に応じてVREPとVREPB間に電流が流れ、可変抵抗素子40の抵抗値が大きくなる方向もしくは小さくなる方向へ変化する。
電源オフの指示があった場合は、ステップS13において電源が立ち下がる。
図8は、図5に示した初期値記憶部の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。
電源オフの指示が出てから、電源を実際に立ち下げるまでに時間を少しとって良いシステムの場合は、図8に示すように、電源を実際に立ち下げるまでの期間に、VREPとN1とを一致させる処理を行い、通常動作中の消費電力を削減することも可能である。
図9は、図5に示した初期値記憶部の一例を示す回路図であり、図10は、図9に示した初期値記憶部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
抵抗値変換回路部10に入力される信号VACTは、必要に応じて繰り返し活性化される。信号VACTが活性化中は、節点N1の電位とそのレプリカ節点VREPの電位とが比較され、VREPの電位が低いとRUPが活性化され、また、VREPの電位が高いとRDNが活性化される。これらの信号はVACTが非活性化される際にリセット付ラッチ素子21a,21bにラッチされ、それぞれRUPL、RDNLに伝達される。これらの信号はVACTが活性化中はリセットされている。
信号RUPL、RDNLは、書込みトランジスタを活性化し、固体電解質の抵抗が大きくなる方向、もしくは小さくなる方向に電流を印加する。
図11は、固体電解質素子の特性を示す図である。
固体電解質素子は図11に示すように、印加時間と抵抗値の変化とが比例関係にあるので、抵抗値の変化が変化しすぎないようにあらかじめ書込み電源VWRの電位が設定されている。この電流印加により、可変抵抗素子40は、VREPにN1とほぼ同電位が出力されるような抵抗値に常に保たれている。比較回路部20には、回路限界精度があり、完全には同じ電位を出すことができないため、レベルシフト回路22a,22bを設けてマージンをとり、RUPとRDNが同時に出力されないようにしている。
図12は、図9に示した初期値記憶部において電源立ち上げ時にINIT信号を生成するための回路を示す図であり、図13は、図12に示した回路の動作波形を示す図である。
図12に示した回路においては、パワーオンリセット信号PONRBは、パワーオン時はlowとなり、INIT信号を活性化させる。外部電源が安定し、PONRBがhighになった後、VREPとN1とが同電位になったことが検知されるとINIT信号はリセットされる。INIT信号が活性化している間は、VACTは常に活性化している。
アナログ値を記憶する技術の代表的な欠点は、繰り返しの使用によるデバイス特性の劣化で、精度が落ちることにあるが、本形態においては、長年の使用によってデバイス特性が劣化したとしても、電源立ち下げ時と直後の電源立ち上げ時との間では、劣化度が実質的に変わらないことと、レプリカ節点に読み出す値を再生しながら記憶する方式をとっていることにより、破壊的な変化が起きない限り長期間の劣化による影響は記憶電位の精度には影響しない。したがって、高い精度でアナログ値を再現することができる。
このように、固体電解質素子の抵抗値をPLLにおける電源立ち上げ時の初期値で使用することは、抵抗値の絶対値が要求される使い方ではないため、論理回路内で配線切替のためのON/OFFのスイッチとして使用することとの両立の困難性は小さく、ON/OFFのスイッチとして使うための所望の特性にすれば良い。
一般的な回路で重要な回路状態は電位なので、本形態においては、電位を抵抗値として記憶させたが、特殊な用途においては電位電流変換回路を用いれば、電流値を記憶できるのは明らかである。
図14は、図5に示した初期値記憶部の他の例を示す回路図であり、3端子構成の固体電解質素子を使用した場合の例を示す。また、図15は、図14に示した3端子構成の固体電解質素子の等価回路を示す図であり、図16は、図14に示した3端子構成の固体電解質素子の特性を示す図である。
図14に示すように、3端子構成の固体電解質素子を使用することにより、N1の電位とVREPとを比較する比較器23の出力を直接、固体電解質素子140のゲート電位として利用することができる。このような構成とすることにより、比較回路部20と抵抗値変更回路部30とを1つの比較器23で兼用的に実現することができる。
図17〜図19は、図5に示した初期値記憶部の他の例を示す回路図である。
図14に示した回路において、比較器23の出力レベルは限られているので、図17に示すように、比較器23の出力を固体電解質素子140のゲート電位として入力する前にレベルシフト回路24を挿入したり、図18に示すように、3端子構成の固体電解質素子140のソース側にNMOSトランジスタ25で構成されたダイオードを接続したりすることによって、必要な抵抗値変化の範囲を狭めることが望ましい。
また、図19に示すように、抵抗値変換回路部10からの出力を外部に出力し、抵抗値変換回路部10、比較回路部20及び抵抗値変更回路部30が正常に動作しているかどうかをチェックするためのテスト用回路部50を設け、このテスト用回路部50にてテストモードを実行し、TEST信号を活性化してMONITOR信号を介して、VREPの電位を調べられるようになっていることが、LSIの信頼性の面から望ましい。故障した場合にチェックすることが可能である。
図20は、図4に示した初期値記憶部5の他の実施の形態を示す図である。
本形態は図20に示すように、図5に示したものに対して、固体電解質素子を可変容量240として用い、抵抗値変換回路部10の代わりに容量値変換回路部110を用い、電源立ち下げ時の電位を抵抗値ではなく容量値として記憶し、それを読み出してVREPを出力するものである。また、容量値を変更する回路として、抵抗値変更回路部30の代わりに容量値変化回路部130を用いている。
このように構成された初期値記憶部5においては、容量値の読出しは定常電流を流す必要がないため、低消費電力化が可能になる。また、スイッチ素子が要求する抵抗値と電位値または電流値を記憶する回路との抵抗値への要求特性が大きくかけ離れて、素子設計が困難になる恐れがある場合、可変容量素子として使用することにより、トレードオフになることを完全に回避できる。
上述したように、不揮発性可変抵抗素子または不揮発性可変容量素子として、固体電解質を用いれば、配線層間に形成して、チップ面積オーバーヘッドを少なくすることができる。
また、固体電解質が、論理回路部では不揮発スイッチング素子として利用され、アナログ回路部では不揮発性可変抵抗素子として利用されることにより、プロセスオーバーヘッドを少なくすることができる。
また、抵抗値変換回路部または容量値変換回路部からの出力を外部に出力する動作モードを有するものにおいては、チップ内部の電位または電流が正しく出力されているかを電源切断後でもチェックすることができる。
また、固体電解質が、3端子構成であり、ゲート端子の入力によって抵抗値または容量値が変化するものであれば、回路規模を小さなものにできる。
また、不揮発性可変抵抗素子の抵抗値または不揮発性可変容量素子の容量値として記憶された節点の電位または電流を半導体装置の一部の回路の節点の電位または電流の初期値とすることにより、電源立上げ時など、回路状態を復帰させることを小規模の回路で行うことができ、その結果として、復帰の高速化かつ低消費電力化を図ることができる。
本発明は、上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らかである。
この出願は、2007年2月23日に出願された日本出願特願2007−043560を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (4)

  1. 不揮発性可変抵抗素子を搭載した半導体装置であって、
    前記不揮発性可変抵抗素子の抵抗値を電位または電流に変換して出力する抵抗値変換回路部と、
    前記抵抗値変換回路部からの出力と前記半導体装置内の一部の節点の電位または電流とを比較する比較回路部と、
    前記比較回路部における比較結果に基づいて前記不揮発性可変抵抗素子の抵抗値を変化させる抵抗値変更回路部とを有し、
    前記抵抗値は、論理回路部では不揮発性スイッチング素子として利用され、アナログ回路部では不揮発性可変抵抗素子として利用される固体電解質に記憶される半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記抵抗値変換回路部からの出力を外部に出力する動作モードを有する半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記固体電解質は、3端子構成であり、ゲート端子の入力によって抵抗値が変化する半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記不揮発性可変抵抗素子の抵抗値として記憶された節点の電位または電流を前記半導体装置の一部の回路の節点の電位または電流の初期値とする半導体装置。
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