JP4482524B2 - リーク電流補償回路を備えたpll回路 - Google Patents

リーク電流補償回路を備えたpll回路 Download PDF

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本発明は、PLL回路に関し、特に、PLL回路を構成するループフィルタにおけるリーク電流を補償するリーク電流補償回路を備えたPLL回路に関する。
近年、最先端CMOSプロセス技術においては、デバイスの微細化に伴いMOSトランジスタのゲート酸化膜の薄膜化が進んでいる。しかし、ゲート酸化膜が2nm以下になると、トンネリングリークによるゲート酸化膜を介したリーク電流(以下、ゲートリーク電流)が顕著になってくる。
図7は従来の一般的なPLL回路の一例の概略図である。
PLL回路100は、図7に示すように、位相周波数比較器(PFD)101、チャージポンプ(CP)102、ループフィルタ(LPF)103、電圧制御発振回路(VCO)105および分周器(DIV)106で構成される。PLL回路100には、外部からリファレンスクロックREFCLKが入力され、このリファレンスクロックREFCLKと電圧制御発振回路105の発振出力クロックPLLCLKを分周したフィードバッククロックFDCLKとの位相差および周波数差が位相周波数比較器101で比較される。位相周波数比較器101からは、位相・周波数差に応じたアップパルス信号UPおよびダウンパルス信号DOWNがチャージポンプ102へ出力される。チャージポンプ102では、位相周波数比較器101からのアップパルス信号UPおよびダウンパルス信号DOWNに応じたパルス電流が流れ、ループフィルタ103の容量に電荷が充電もしくは放電されることによりパルス電流が電圧に変換される。ループフィルタ103からは、このようにして変換された電圧が電圧制御発振回路105の発振周波数を制御するコントロール電圧VCONTとして出力される。
図8は図7に示すPLL回路の動作を示すタイミングチャートである。
図8に示すように、PLL回路100において、リファレンスクロックREFCLKと、電圧制御発振回路105の発振出力クロックPLLCLKを分周器106により分周したフィードバッククロックFDCLKとの位相・周波数差が検出され、これに応じてアップパルス信号UPおよびダウンパルス信号DOWNが出力される。図8では、PLL回路100において、アップパルス信号UPによりコントロール電圧VCONTが徐々に上昇するとともに、電圧制御発振回路105の発振周波数が繰り返し変更されることにより、リファレンスクロックREFCLKと発振出力クロックPLLCLKから分周されたフィードバッククロックFDCLKとの間の位相および周波数の同期がとられ、ロックされる様子を示している。
図9は2つのゲート酸化膜厚の異なるMOSトランジスタをループフィルタの容量として用いた場合のコントロール電圧VCONTの時間的な変化を示す図である。
図9(a)はゲート酸化膜の厚いMOSトランジスタをループフィルタ103の容量として使用した場合の、電圧制御発振回路105のコントロール電圧VCONTの時間的な変化を示す。このゲート酸化膜はゲートリーク電流が少ないため、リファレンスクロックREFCLKと電圧制御発振回路105の発振出力クロックPLLCLKとが同期がとれた(ロックされた)後は、コントロール電圧VCONTは一定の電圧レベルに落ち着く。
図9(b)は半導体集積回路のコア部で使用するようなゲート酸化膜の薄いMOSトランジスタをループフィルタ103の容量として使用した場合の、電圧制御発振回路105のコントロール電圧VCONTの時間的な変化を示す。同図(b)のように、容量としてゲート酸化膜の薄いMOSトランジスタを使用すると、リファレンスクロックREFCLKと発振出力クロックPLLCLKとの同期がとれた後でも、ゲート酸化膜を介したゲートリーク電流により電圧制御発振回路105のコントロール電圧VCONTの低下が起こる。コントロール電圧VCONTが低下すると、電圧制御発振回路105の発振出力クロックPLLCLKはリファレンスクロックREFCLKよりもその位相が遅れるため、チャージポンプ102はアップ信号UPを出力してループフィルタ103に電荷を充電する。このように、ゲート酸化膜を介したゲートリーク電流によりコントロール電圧VCONTが低下すると、電圧制御発振回路105→位相周波数比較器101→チャージポンプ102へのフィードバックがかかり、図9(b)に示すようにコントロール電圧VCONTが周期的に変化してしまい、ジッタが増大するという問題が発生する。したがって、通常、ループフィルタ103の容量としてゲートリーク電流の少ないゲート酸化膜の厚いIOバッファ用のMOSトランジスタや配線間容量やMIM(メタル・絶縁膜・メタル)容量等を用いている。
ここで、上述したようなリーク電流を補償することによりコントロール電圧VCONTの低下を防ぐことも考えられる。例えば、特許文献1には、電圧制御発振回路を構成するバリキャップダイオードを流れるリーク電流を補償するために、リーク補償信号を生成するリーク補償回路を備えたPLL回路が開示されている。
また、特許文献2には、ローパスフィルタに、そのフィルタ内に発生するリーク電流を給電する定電流電源を備えたPLL回路が開示されている。
特表2005−528034号公報 特開昭63−240215号公報
上述したようなIOバッファ用のMOSトランジスタを用いた容量(以下、MOS容量)や配線間容量やMIM容量等の単位面積当たりの容量は、コア部のMOSトランジスタを用いたMOS容量の1/3〜1/10程度しかないため、同じ容量値のループフィルタを実現しようとした場合、コア部のトランジスタを用いた場合に比べ3〜10倍の面積が必要になる。とくに、PLL回路ではループフィルタの占める割合が非常に大きいため、PLL回路の面積に与える影響が非常に大きく問題となる。
図10はゲート酸化膜の膜厚が異なる2種類のMOS容量の電圧依存性を示す図である。同図に示すように、ゲート酸化膜の厚いIO用MOSトランジスタを用いたMOS容量は、ゲート酸化膜の薄いコア用MOSトランジスタを用いたMOS容量に比べて容量値のバイアス電圧依存が大きくなる。したがって、ループフィルタの容量としてIOバッファ用のMOSトランジスタ用いた場合、上述したような問題に加えて、電圧制御発振回路VCOの発振周波数を制御するコントロール電圧範囲が狭くなるといった問題も生じる。
また、上記特許文献1に開示されたリーク補償回路を用いて上記ゲートリーク電流を補償しようとした場合、ゲートリーク電流をモニタするためのゲート面積が略同一の容量を有するリーク発生回路が必要となり現実的ではない。
さらに、上記特許文献2に開示された定電流回路を用いる場合、この定電流回路は一定電流しか給電することはできないため、プロセスのばらつき等によりゲートリーク電流が一定でない場合には対応できない。
本発明の目的は、上記従来技術に基づく問題点を解消し、リーク電流を精度よく補償するリーク電流補償回路を備えたPLL回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のPLL回路は、位相周波数比較回路と、チャージポンプと、ループフィルタと、電圧制御発振回路とで構成され、リファレンスクロックに同期した発振出力クロックを生成するPLL回路において、
上記チャージポンプが上記ループフィルタに電荷を充電もしくは放電しているアクティブ期間と上記チャージポンプが上記ループフィルタに電荷を充電もしくは放電しない非アクティブ期間とを交互に繰り返す上記PLL回路が動作中の期間の、上記アクティブ期間に上記チャージポンプからのパルス電流が上記ループフィルタにより変換された変換電圧をサンプリングし保持電圧として保持するサンプル・ホールド回路を有し、上記非アクティブ期間に、そのサンプル・ホールド回路により保持された上記保持電圧と上記変換電圧を比較することによって得られる比較結果により上記ループフィルタの電圧が変動した電圧分を補償する補償回路を備えるものである。
ここで、上記位相周波数比較回路が出力するアップパルス信号とダウンパルス信号によって上記非アクティブ期間を検出する制御回路を備えることが好ましい。
また、上記補償回路は、そのサンプル・ホールド回路により保持された上記保持電圧と上記変換電圧を比較する演算増幅器と、上記比較結果により前記ループフィルタから漏洩したリーク電流を補償するリーク電流補償経路を備えることが好ましい。
また、本発明のPLL回路は、上記ループフィルタを構成する容量は第1のゲート酸化膜厚を有するMOSトランジスタで形成され、上記サンプル・ホールド回路を構成する容量は第2のゲート酸化膜厚を有するMOSトランジスタで形成され、上記第1のゲート酸化膜厚は上記第2にゲート酸化膜厚よりも薄いことが好ましい。
本発明のPLL回路によれば、PLL回路を構成するループフィルタにリーク電流のあるゲート酸化膜の薄いMOSトランジスタを容量として用いることが可能となるため、PLL回路の面積増加を防ぐことが出来る。また、LPFにリーク電流のあるMOSトランジスタを容量として用い、かつ、本発明を適用しないPLL回路と比較し、ジッタ特性の大幅な改善を実現することが可能になる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のPLL回路について詳細に説明する。
図1は本発明を適用したPLL回路の内部構成を示す一実施形態の概略図である。
図1に示すPLL回路10は、図7に示すPLL回路100にリーク電流補償回路(LCC)14を新たに付け加えたものである。PLL回路10は、上述したように、リファレンスクロックREFCLKと、電圧制御発振回路15の発振出力クロックPLLCLKを分周器16により分周したフィードバッククロックFDCLKの位相差がゼロとなるように動作するフィードバックループから構成されている。位相周波数比較器11が基準となるリファレンスクロックREFCLKとフィードバッククロックFDCLKの位相差を検出し、その位相差をゼロとなるようなパルス電流がチャージポンプ12で生成されループフィルタ13に送られる。チャージポンプ12からのパルス電流はループフィルタにより電圧VCONT_Aに変換される。リーク電流補償回路は電圧VCONT_Aをサンプリングし電圧制御発振回路15のコントロール電圧VCONT_Bとして保持する。このコントロール電圧VCONT_Bが上昇(あるいは下降)することにより電圧制御発振回路15の発振周波数が変化し、最終的にリファレンスクロックREFCLKとフィードバッククロックFDCLKの位相差がゼロの状態となりロック状態となる。
もし、ループフィルタ13を構成するMOS容量にリーク電流が存在しなければ、ロック状態での上記変換電圧VCONT_Aは一定となり、従来同様電圧制御発振回路のコントロール電圧として使用することができる。しかし、本発明を適用するPLL回路10では、ループフィルタ13を構成する容量としてゲート酸化膜の薄いMOSトランジスタを用いるためゲート酸化膜を介してリーク電流が発生し電圧VCONT_Aの低下を招く。
本発明を適用したPLL回路によれば、リーク電流補償回路14が備えられたことにより、このようなゲート酸化膜を介したリーク電流による電圧VCONT_Aの低下を防止することができる。
図2は図1に示すリーク電流補償回路14の内部構成を示す一実施形態の概略図である。同図に示すリーク電流補償回路14は、チャージポンプ12により生成されたパルス電流がループフィルタ13により変換された電圧VCONT_Aをサンプリングし、電圧制御発振回路15のコントロール電圧VCONT_Bとして保持するサンプリング・ホールド回路17と、この保持されたコントロール電圧VCONT_Bとループフィルタの電圧VCONT_Aとを比較する演算増幅器18と、比較結果によりループフィルタ13が漏洩したリーク電流を補償するリーク電流補償用トランジスタを備えるリーク電流補償経路19で構成される。
ここで、サンプリングしたコントロール電圧VCONT_Bを保持するMOS容量MC3は、リーク電流の少ないゲート酸化膜の厚いMOSトランジスタを用いる。このMOS容量MC3はサンプリングしたループフィルタの電圧VCONT_Aを保持電圧VCONT_Bとして保持するために用いるもので、大きい面積を必要としないため、ゲート酸化膜の薄いMOSトランジスタと比較し単位面積あたりの容量値が小さいゲート酸化膜の厚いMOSトランジスタを使用することが可能である。
次に、リーク電流補償回路14の動作について説明する。
図3は、チャージポンプ12がアクティブ時(リーク電流補償回路が非アクティブ時)、すなわち、ループフィルタ13に電荷を充電もしくは放電している期間の動作状態を示す図である。同図に示すように、チャージポンプ12がアクティブ時には、ループフィルタ13と電圧制御発振回路15とはスイッチSW2により導通状態となり、ループフィルタ13の電圧VCONT_Aはコントロール電圧VCONT_Bと同電位となる(サンプリングされる)。この時、リーク電流補償経路19を構成するMOSトランジスタMPCとループフィルタ13を接続するスイッチSW1はオフとなり電流は流れない。
図4は、リーク電流補償回路14がアクティブ時(チャージポンプ12が非アクティブ時)の動作状態を示す図である。ループフィルタ13と電圧制御発振回路15との間のスイッチSW2はオフとなり、サンプリングされたコントロール電圧VCONT_Bが保持(ホールド)される。この時、リーク電流補償用トランジスタMPCとループフィルタ13間のスイッチSW1がオンとなるとともに、ループフィルタ13の電圧VCONT_Aと保持されたコントロール電圧VCONT_Bとが演算増幅器18により比較される。ここで、ループフィルタの電圧VCONT_Aがリーク電流により低下すると、演算増幅器18は電圧VCONT_Aがコントロール電圧VCONT_Bと同電位となるようにリーク電流補償トランジスタMPCを制御しリーク電流を補償する。
図5は本発明のPLL回路のリーク電流補償回路およびこれを制御する回路の具体的な構成例を示す図である。
図6は本発明のリーク電流補償回路の動作を示すタイミングチャートである。
図5に示すように、サンプル・ホールド回路17を構成するスイッチSW2は、NMOSトランジスタMN2およびPMOSトランジスタMP2で構成される。また、リーク電流補償経路を構成するスイッチSW1は、NMOSトランジスタMN1およびPMOSトランジスタMP1で構成される。これらのスイッチSW1,SW2は位相周波数比較回路11の出力であるアップパルス信号UPおよびダウンパルス信号DOWNにより制御回路20によって制御される。図6に示すように、チャージポンプ12がアクティブのときには、アップパルス信号UPまたはダウンパルス信号DOWNはそれぞれ“L”または“H”となり、スイッチSW1はオフ、SW2はオンとなってループフィルタ13の電圧VCONT_AをMOS容量MC3に蓄積し、コントロール電圧VCONT_Bとしてサンプリングする。リーク電流補償回路がアクティブのとき、アップパルス信号UPおよびダウンパルス信号DOWNはそれぞれ“H”かつ“L”となり、スイッチSW1はオン、SW2はオフとなってサンプリングしたコントロール電圧VCONT_Bを保持するとともに、ループフィルタ13が漏洩した分のリーク電流を供給する。
ここで、図示の例では、リーク電流補償動作はチャージポンプ12が動作していない非アクティブ期間に毎回行われているが、リーク電流の大きさに適宜あわせて間欠的、すなわち、所定間隔をおいたチャージポンプ12の非アクティブ期間に行うように設定しても構わない。ゲート酸化膜のリーク電流が少ない場合、このようなリーク電流補償動作を間欠的に行うことにより補償動作によって生じる消費電流を低減することが可能となる。
また、図5に示す例では、リーク補償用のトランジスタMPCはスイッチSW1を介してループフィルタ13と接続されているが、サンプリング動作に影響のない場合はSW1を介さず接続されても構わない。
また、本実施形態では、ループフィルタを構成するMOS容量とサンプリング・ホールド回路を構成するMOS容量は2種類のゲート酸化膜厚が異なるMOSトランジスタで構成することを前提に説明したが、2種類以上のゲート酸化膜厚が異なるMOSトランジスタから適宜選択して使用できることはいうまでもない。
以上、本発明のPLL回路について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよい。
本発明を適用したPLL回路の内部構成を示す一実施形態の概略図である。 図1に示すリーク電流補償回路(LCC)の内部構成を示す一実施形態の概略図である。 チャージポンプがアクティブ時の動作状態を示す図である。 リーク電流補償回路がアクティブ時の動作状態を示す図である。 本発明のPLL回路のリーク電流補償回路およびこれを制御する回路の具体的な構成例を示す図である。 本発明のリーク電流補償回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来の一般的なPLL回路の一例の概略図である。 図7に示すPLL回路の動作を示すタイミングチャートである。 各々ゲート酸化膜厚の異なるMOSトランジスタをループフィルタに用いた場合のコントロール電圧VCONTの時間的な変化を示す図である。 ゲート酸化膜の膜厚が異なるMOS容量の電圧依存性を示す図である。
符号の説明
10、100 PLL回路
11、101 位相周波数比較器
12、102 チャージポンプ
13、103 ループフィルタ
14 リーク電流補償回路
15、105 電圧制御発振回路
16、106 分周器
17 サンプル・ホールド回路
18 演算増幅器
19 リーク電流補償経路
20 制御回路
MPC,MP1,MP2 PMOSトランジスタ
MN1,MN2 NMOSトランジスタ
SW1,SW2 スイッチ
MC1,MC2 MOS容量

Claims (4)

  1. 位相周波数比較回路と、チャージポンプと、ループフィルタと、電圧制御発振回路とで構成され、リファレンスクロックに同期した発振出力クロックを生成するPLL回路において、
    前記チャージポンプが前記ループフィルタに電荷を充電もしくは放電しているアクティブ期間と前記チャージポンプが前記ループフィルタに電荷を充電もしくは放電しない非アクティブ期間とを交互に繰り返す前記PLL回路が動作中の期間の、前記アクティブ期間に前記チャージポンプからのパルス電流が前記ループフィルタにより変換された変換電圧をサンプリングし保持電圧として保持するサンプル・ホールド回路を有し、前記非アクティブ期間に、該サンプル・ホールド回路により保持された前記保持電圧と前記変換電圧を比較することによって得られる比較結果により前記ループフィルタの電圧が変動した電圧分を補償する補償回路を備えたことを特徴とするPLL回路。
  2. 前記位相周波数比較回路が出力するアップパルス信号とダウンパルス信号によって前記非アクティブ期間を検出する制御回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のPLL回路。
  3. 前記補償回路は、前記サンプル・ホールド回路により保持された前記保持電圧と前記変換電圧を比較する演算増幅器と、前記比較結果により前記ループフィルタから漏洩したリーク電流を補償するリーク電流補償経路を備えたことを特徴とする請求項1もしくは2に記載のPLL回路。
  4. 前記ループフィルタを構成する容量は第1のゲート酸化膜厚を有するMOSトランジスタで形成され、前記サンプルホールド回路を構成する容量は第2のゲート酸化膜厚を有するMOSトランジスタで形成され、前記第1のゲート酸化膜厚は前記第2ゲート酸化膜厚よりも薄いことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のPLL回路。
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