JP5245887B2 - 増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は,増幅器に関する。
増幅器は,高周波信号などの入力信号の振幅を増幅する。無線通信装置などは,アンテナで受信した高周波信号を増幅する増幅器としてローノイズアンプ(LNA)を有する。アンテナで受信された信号は受信側フィルタを経由してローノイズアンプで増幅される。
LNAのような高周波信号を増幅する増幅器は,入力インピーダンスに一定の制限が規格上要求されている。たとえば,増幅器前段のインピーダンスが50Ωの場合は,増幅器の入力インピーダンスも50Ωに整合させることで,増幅器に入力する高周波信号を最大電力にすることができる。
さらに,増幅器は,ゲートバイアス電圧を入力端子に供給する給電抵抗を有し,この給電抵抗の熱雑音の影響度を示すノイズ指数(NF)をできるだけ小さくすることが求められている。
このように入力インピーダンスの整合の要求と,NFを小さくする要求とを満たすために,増幅器は,出力端子から入力端子へのフィードバック回路や,所定の抵抗値を持つバイアス電圧の給電抵抗を有している。
なお、標準的な増幅器として、送信モードと受信モードとで安定した動作を行う増幅器、カスコード接続した高周波増幅器、及び、無線装置の送信と受信の切換時において,送信側から受信側に信号の影響が与えられないように送信側の出力増幅器を多段構成にした増幅器がある。
特開平8−148953号公報 特開2007−60458号公報 特開平11−112381号公報
増幅器では,送信状態から受信状態に切り換えるときに,バイアス電圧の供給を開始する。そして,バイアス電圧の供給を開始してから増幅器内のノードのDC電圧状態が安定した段階で,受信処理を開始する。
しかしながら,出力端子と入力端子との間にフィードバック経路を有する増幅器では,バイアス電圧の供給から安定状態になるまでの時間が長くなる傾向にある。この理由は,フィードバック経路により回路内のノードの電圧状態が安定するまでの時間が長くなっていることが推測される。
そこで,本発明の目的は,バイアス電圧の供給開始から安定状態までの時間を短くした増幅器を提供することにある。
増幅器の第1の側面は,入力端子にゲートが接続されソースが接地された第1のトランジスタと,前記第1のトランジスタのドレインと電源との間に設けられた負荷抵抗素子と,前記第1のトランジスタのドレインと前記負荷素子との間のノードに接続された出力端子と,前記入力端子と出力端子との間に設けられ抵抗素子と容量素子とを有するフィードバック経路と, イネーブル信号に応答して前記第1のトランジスタのゲートにゲートバイアス電圧を印加するバイアス電圧生成回路と,前記バイアス電圧生成回路の前記ゲートバイアス電圧の出力ノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間に設けられた給電抵抗素子と,前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードから前記フィードバック経路内のノードまでの抵抗値を,前記イネーブル信号に応答して低下させるイネーブルスイッチとを有する増幅器である。
第1,第2の側面によれば,増幅器の起動時間を短縮できる。
本実施の形態の増幅器が適用される通信装置の構成図である。 本実施の形態における増幅器の一例であるLNAの回路図である。 LNAへのゲートバイアス電圧発生回路30の熱雑音の影響を説明する図である。 増幅器の立ち上がり時間が長くなることを説明する図である。 増幅器の立ち上がり時の電圧特性を示す図である。 増幅器の立ち上がり時の電流特性を示す図である。 第1の実施の形態における増幅器の回路図である。 第2の実施の形態における増幅器の回路図である。 第3の実施の形態における増幅器の回路図である。 第4の実施の形態における増幅器の回路図である。 第5の実施の形態における増幅器の回路図である。 第1の実施の形態の増幅器にセットアップ信号STの生成回路を設けた回路図である。 セットアップ信号生成回路の動作波形図である。 第2の実施の形態の増幅器にセットアップ信号STの生成回路を設けた回路図である。 第3の実施の形態の増幅器にセットアップ信号STの生成回路を設けた回路図である。 実施の形態の増幅器について行ったシミュレーション結果を示す図である。 実施の形態の増幅器について行ったシミュレーション結果を示す図である。
図1は,本実施の形態の増幅器が適用される通信装置の構成図である。アンテナ1で受信された高周波信号は,送受信切換スイッチ2を介して,受信側フィルタ3に入力され,受信側フィルタ3は受信信号帯域の信号のみを通過させる。そして,受信側フィルタ3を通過した高周波信号は,ローノイズアンプ(LNA)4で増幅され,ミキサ5で局部発振器19が生成するキャリア信号と乗算されてその周波数をダウンコンバートされ,ローパスフィルタ6によりイメージ信号が除去される。そして,ダウンコンバートされた受信信号は可変利得増幅器7で所定の利得で増幅され,復調回路8により局部発振器21が生成する信号に基づいて復調され,アナログ・デジタル変換器9によりデジタル信号に変換される。そして,ベースバンド信号処理部10は,そのデジタル信号について復号化などの必要な受信処理を行う。以上が受信側の回路構成である。
一方,送信側では,ベースバンド信号処理部10が符号化などにより生成したデジタル信号が,デジタル・アナログ変換器12でアナログ信号に変換され,変調回路13により局部発振器21が生成する信号に基づいて変調され,増幅器14で増幅された後,ミキサ15で局部発振器19が生成するキャリア信号と乗算されてその周波数をアップコンバートされ,ハイパスフィルタ16によりイメージ信号が除去され,出力増幅器17により増幅される。そして,増幅された送信信号は,送信側フィルタ22で送信帯域の信号のみを通過させ,スイッチ2を経由して,アンテナ1から送出される。
ベースバンド信号処理部10は,スイッチ制御回路18を介して送信イネーブル信号SENにより送信増幅器17をイネーブル状態にして,送信動作を行う。一方,ベースバンド信号処理部10は,送信増幅器17をディセーブル状態にし,スイッチ制御回路11を介して受信イネーブル信号RENによりLNA4をイネーブル状態にして,受信動作を行う。したがって,受信イネーブル信号RENによりLNA4をディセーブル状態からイネーブル状態にするに要する時間が短いほど,送信動作期間と受信動作期間との間の時間(ガードタイム)を短くすることができる。
図2は,本実施の形態における増幅器の一例であるLNAの回路図である。このLNAは,高周波信号を入力する入力端子Inと,入力端子にゲートが接続されソースが接地された第1のトランジスタ(ソース接地トランジスタ)N1と,第1のトランジスタのドレインにカスコード接続されゲートに所定のバイアス電圧Vbiasxが供給される第2のトランジスタ(ゲート接地トランジスタ)N2と,第1のトランジスタのドレインと電源Vddとの間に設けられた負荷抵抗素子RLと,第1のトランジスタN1のドレインと負荷素子RLとの間のノード,すなわち第2のトランジスタN2のドレインと負荷素子RLとの間のノードに接続された出力端子Outと,入力端子Inと出力端子Outとの間に設けられ抵抗素子Rfbと容量素子Cdccutとを有するフィードバック経路fbと,受信イネーブル信号RENに応答して第1のトランジスタN1のゲートバイアス電圧Vbaisを生成するバイアス電圧生成回路30と,バイアス電圧生成回路30のゲートバイアス電圧出力ノードと第1のトランジスタN1のゲートとの間に設けられた給電抵抗素子Rbiasとを有する。
このように,LNA4は,ソース接地トランジスタN1とゲート接地トランジスタN2からなるカスコード増幅器である。さらに,LNA4は,アンテナで受信した高周波信号を受信側フィルタ3を介して最初に増幅する回路であり,フィルタ3の出力インピーダンスZoutが50Ωの場合,LNA4の入力インピーダンスZinも50Ωに整合させることが要求される。その理由は,入力インピーダンスZinを50Ωに整合させることで,LNAは,高周波入力信号を最大電力で入力することができるからである。
一般に入力インピーダンスZinは,以下の式で表すことができる。
Zin=Zf/(A−1)
ただし,Zfはフィードバック経路fbのインピーダンス,AはLNAの利得である。そして,利得Aは,トランジスタN1の相互コンダクタンスgmと負荷抵抗RLの積(A=gm×RL)である。
上記の入力インピーダンスZinの式から明らかなとおり,入力インピーダンスZinを50Ω程度にするためには,フィードバック経路fbのインピーダンスZfが適切な値である必要がある。もし,フィードバック経路fbが設けられていないと,このインピーダンスZfが無限大になり,入力インピーダンスZinを50Ωに整合することはできない。よって,フィードバック経路fbは,入力インピーダンスZinを規定の値に整合するためには必要であり,フィードバック経路内の抵抗素子Rfbの抵抗値もそれに対応して適切な値にすることが必要である。
また,入力端子Inに供給される入力高周波信号は,ゲートバイアス電圧Vbiasにより入力側のDCバイアスレベルを有し,一方,出力端子Outに生成される増幅された高周波信号は,入力側のDCバイアスレベルとは異なる出力側のDCバイアスレベルを有する。したがって,フィードバック経路fbに所望の抵抗値の抵抗素子Rfbを設けた場合,入力端子InのDCバイアスレベルと出力端子OutのDCバイアスレベルとを分離する必要がある。そのために,フィードバック経路fbには,DC電位を分離するための容量素子Cdccutが設けられている。
この容量素子は,高周波成分に対してはショート状態である。したがって,フィードバック経路fbでは抵抗素子Rfbと容量素子Ddccutとが直列に接続されていればよく,出力端子Out側に抵抗素子Rfbを入力端子In側に容量素子Ddccutを設けても良い。
さらに,給電抵抗Rbiasについては次のとおりである。ゲートバイアス電圧生成回路30が,ゲートバイアス電圧Vbiasをソース接地トランジスタN1のゲートに,給電抵抗Rbiasを介して供給する。ゲートバイアス電圧生成回路30は,交流的には接地と同じであるので,給電抵抗Rbiasの抵抗値が小さいと入力インピーダンスZinを50Ωにすることはできない。したがって,給電抵抗Rbiasの抵抗値は比較的大きく,たとえば30KΩなどに設定されている。
また,LNAは,雑音指数(NF)が小さくなければならない。そして,上記の通り給電抵抗Rbiasが入力端子に接続されている。この給電抵抗は熱雑音の発生源になる。したがって,雑音指数を小さくするためには,この熱雑音がLNAに影響を与えないようにすることが求められる。
図3は,LNAへの給電抵抗Rbiasの熱雑音の影響を説明する図である。仮に,給電抵抗の熱雑音をVn,Rbiasとすると,給電抵抗の等価回路は,その抵抗値Rbiasと熱雑音をVn,Rbiasとの直列接続になる。この給電抵抗が発生する熱雑音の値は,図中に示されるとおり√(4kBT・Rbias)である。そこで,熱雑音Vn,Rbiasを,給電抵抗Rbiasと,LNAを入力端子Inから見た入力インピーダンスZin(=50Ω)とで抵抗分圧すると,熱雑音が入力端子Inに与える電圧Vn,inは,次のとおりである。
Figure 0005245887
この式に示されるとおり,入力端子Inへの熱雑音電圧Vn,inをゼロにするためには,給電抵抗Rbiasを0にするか,無限大(∞)にするかのいずれかである。しかしながら,前述のとおり,入力インピーダンスZinを50Ωにするためには,給電抵抗Rbiasをゼロにすることはできない。そこで,給電抵抗Rbiasを実質的に無限大に,たとえば約30KΩに設定している。給電抵抗Rbiasが大きな抵抗値を有することは,入力端子Inから見れば,交流的には開放状態,直流的にはゲートバイアス電圧Vbiasを供給する経路ということになる。このように,給電抵抗を実質的に無限大にすれば,その熱雑音の入力端子への影響を充分に抑制することができる。その結果,LNAの雑音指数を小さくすることができる。
以上の通り,LNA4は,Zin=50Ωとの要請から,フィードバック経路fbと,高抵抗の給電抵抗Rbiasとを設ける必要性がある。ところが,このフィードバック経路fbと給電抵抗Rbiasが存在することにより,図2の受信イネーブル信号RENに応答してゲートバイアス電圧発生回路30がゲートバイアス電圧の供給を開始してから,LNA4内の各ノードのDC電圧が動作状態のDC電圧に安定するまでの時間が長くなる。この動作状態のDC電圧になるまでの時間が長いと,無線装置において,送信状態から受信状態への切り替わり時間が長くなる。
図2には,ゲートバイアス電圧発生回路30を省略して示しているが,受信イネーブル信号RENに応答してスイッチSWenが導通してゲートバイアス電圧発生回路が動作を開始し,給電抵抗Rbiasとの接続ノード32にゲートバイアス電圧が生成される。
図4は,増幅器の立ち上がり時間が長くなることを説明する図である。また,図5は,増幅器の立ち上がり時の電圧特性を示す図であり,図6は,増幅器の立ち上がり時のドレイン電流特性を示す図である。
本発明者によれば,図2の増幅器は,受信イネーブル信号RENを受信してから回路内の各ノードのDC電圧が動作状態の電圧に安定するまでの時間が長くなっていることが判明した。
図5では,横軸が時間(μsec),縦軸が電圧を示し,時間1μsecで受信イネーブル信号RENを供給した場合の入力電圧Vinと出力電圧Voutを示している。なお,電源電圧Vddは2.7Vである。
ゲートバイアス電圧Vbiasが印加されていないと,ソース接地トランジスタN1は非動作状態であるので,負荷抵抗RLには電流は流れない。したがって,時間0μsecでは出力電圧VoutはVdd=2.7Vである。そして,時間1μsecで受信イネーブル信号RENが供給されゲートバイアス電圧Vbias(約0.5V)が立ち上がると,入力電圧Vinも立ち上がる。そして,このシミュレーションでは,時間4μsecで入力端子に高周波信号(4MHz,振幅0.1V)を供給開始している。しかし,出力電圧Voutの振幅は未だ小さく(15dB),電位も電源電圧Vddに近いレベルである。そして,約19μsecになると,出力電圧Voutは電位が安定し,振幅も大きくなっている(18dB)。つまり,時間4μsecでは十分な利得が得られていない。
図6でも,ゲートバイアス電圧Vbiasが立ち上がって入力電圧Vinが立ち上がると,負荷抵抗RLに流れるドレイン電流IRLが増加している。しかし,4μsecではその電流IRLは充分に大きくなく(3mA),その振幅も小さく,約19μsecになると電流IRLは充分大きくなり(6mA),その振幅も大きくなっている。
ドレイン電流が小さいとノイズ電流とのSN比が悪くなる。一般に,信号電流が2倍になると,ノイズ電流は√2倍になる。したがって,信号電流が3mAから6mAに増加すると,ノイズ電流は√2倍に増加する。その結果,SN比(ノイズ電流に対する信号電流の比)は√2倍改善される。
図5,6が示すとおり,受信イネーブル信号RENを受信してから3μsecでは,増幅器は,利得が15dBと小さく未だ安定した動作状態にはなっていない。この理由は,図6に示すように次のとおりであると推察される。
受信イネーブル信号RENに応答して,ゲートバイアス電圧発生回路30がゲートバイアス電圧Vbiasを給電抵抗Rbiasを経由して入力端子InとトランジスタN1のゲートのノードに供給を開始する。図中矢印34のとおりである。トランジスタN1のゲートには寄生容量Cgが存在し,その寄生容量Cgが矢印34の経路で充電される。
トランジスタN1のゲート電位が立ち上がるとドレイン電流が発生し,負荷抵抗による電圧降下により出力端子Outの電位が電源電圧Vddから低下する。しかし,フィードバック経路fbがあるため,出力端子Outの電位変化が入力端子In側にもフィードバックされ,図中矢印33のようなループにより,ループ33内のノードのDC電圧が振動し動作状態のレベルに安定するために長い時間を要するものと推察される。
図7は,第1の実施の形態における増幅器の回路図である。図2と同様に,増幅器は,ソース接地トランジスタN1と,ゲート接地トランジスタN2と,負荷抵抗RLと,抵抗素子Rfbと容量素子Cdccutとを直列に接続したフィードバック経路fbと,ゲートバイアス電圧発生回路30と,給電抵抗Rbiasとを有する。そして,ゲートバイアス電圧発生回路30のゲートバイアス電圧出力端子32と,フィードバック経路fbの入力端子In側のノードn1との間に,スイッチSW1を有する。
このスイッチSW1は,受信イネーブル信号RENが供給されて増幅器が起動するとき,セットアップ信号STにより一時的に導通状態になり,ノードn1に直接バイアス電圧Vbiasを供給する。そして,増幅器内のノードのDC電位が安定した後の通常動作状態では,スイッチSW1は非導通状態になり,ゲートバイアス電圧発生回路30のバイアス電圧は給電抵抗Rを介してノードn1に供給される。したがって,スイッチSW1を上記のように制御するセットアップ信号STが受信イネーブル信号RENから生成される。
このように,増幅器が受信イネーブル信号RENに応答して起動するとき,スイッチSW1が導通状態になり,ノードn1にゲートバイアス電圧Vbiasが直接印加される。そのため,フィードバック経路fbにより増幅器の各ノードのDC電位が安定レベルになるまでの時間を短縮することができ,安定レベルになるまでの時間に長時間を要することが解決される。フィードバック経路fbにより各ノードのDC電位が振動していた現象が,ゲートバイアス電圧Vbiasを直接ノードn1に印加することで,抑制されるものと考えられる。
図8は,第2の実施の形態における増幅器の回路図である。この増幅器も,図7と同様に,ソース接地トランジスタN1と,ゲート接地トランジスタN2と,負荷抵抗RLと,抵抗素子Rfbと容量素子Cdccutとを直列に接続したフィードバック経路fbと,ゲートバイアス電圧発生回路30と,給電抵抗Rbiasとを有する。ただし,ゲートバイアス電圧発生回路30のゲートバイアス電圧出力端子32と,フィードバック経路fbの抵抗素子Rfbと容量素子Cdccutとの接続ノードn2との間に,スイッチSW2を有する。このスイッチSW2は,図7のスイッチSW1と同様に,増幅器の起動時に一時的に導通状態になり,その後の通常動作状態では非導通状態になる。
第2の実施の形態においても,フィードバック経路fb内のノードn2に直接ゲートバイアス電圧Vbiasを与えるので,フィードバック経路fbによる増幅器内の各ノードのDC電位が安定するまでに振動などを起こすことを抑制することができるものと考えられる。
図9は,第3の実施の形態における増幅器の回路図である。この増幅器も,図7と同様に,ソース接地トランジスタN1と,ゲート接地トランジスタN2と,負荷抵抗RLと,抵抗素子Rfbと容量素子Cdccutとを直列に接続したフィードバック経路fbと,ゲートバイアス電圧発生回路30と,給電抵抗Rbiasとを有する。ただし,ゲートバイアス電圧発生回路30のゲートバイアス電圧出力端子32と,フィードバック経路fbの抵抗素子Rfb中のノードn3との間に,スイッチSW3を有する。このスイッチSW3は,図7のスイッチSW1と同様に,増幅器の起動時に一時的に導通状態になり,その後の通常動作状態では非導通状態になる。
上記のように,フィードバック経路fb内の抵抗素子Rfbを2つの抵抗素子Rfb1,Rfb2に分離し,その接続ノードn3に直接ゲートバイアス電圧Vbiasを印加しても,同様に,増幅器内の各ノードのDC電位の安定に要する時間は短くなる。
上記の第1,第2,第3の実施の形態によれば,図9中のノードn1,n2,n3のように,ソース接地トランジスタN1のゲートからフィードバック経路fb内の抵抗素子Rfbを経由して容量素子Cdccutの手前に至る経路(図中矢印34の経路)のいずれかのノードに,ゲートバイアス電圧Vbiasを直接印加するスイッチを設けることが,増幅器の起動時間の短縮に有効な手段である。
図10は,第4の実施の形態における増幅器の回路図である。この増幅器では,ゲートバイアス電圧発生回路30のゲートバイアス電圧出力端子32と,2つに分割した給電抵抗Rbias1,Rbias2の接続ノードn4との間に,スイッチSW4を有する。このスイッチSW4は,図7のスイッチSW1と同様に,増幅器の起動時に一時的に導通状態になり,その後の通常動作状態では非導通状態になる。
第4の実施の形態では,スイッチSW4が導通状態になっても,フィードバック経路fb内のノードにゲートバイアス電圧Vbiasを直接印加していない。しかし,ノードn4にゲートバイアス電圧Vbiasを直接印加することで,増幅器の立ち上がり時の各ノードのDC電位が安定するまでの時間を,図2の増幅器よりも短縮することができる。
つまり,増幅器の起動時間を短縮するためには,ソース接地トランジスタN1のゲートに直流的に接続されているフィードバック経路fb内のいずれかのノードに,ゲートバイアス電圧Vbiasを直接印加するスイッチを設けることが望ましい。ただし,増幅器の起動時に給電抵抗Rbaisの抵抗値を下げるスイッチSW4でも,起動時間を短縮する何らかの効果はある。
図11は,第5の実施の形態における増幅器の回路図である。この増幅器は,図7の第1の実施の形態の増幅器と同様にスイッチSW1を有する。ただし,フィードバック経路fb内の抵抗素子Rfbと容量素子Cdccutとが逆に接続されている。このように,抵抗素子Rfbが出力端子Out側に接続されている場合は,ゲートバイアス電圧を抵抗素子Rfbのノードに直接供給するスイッチではなく,ソーストランジスタN1のゲートに直流的に接続されているノードn1に直接供給するスイッチSW1を設けることが,増幅器の起動の短縮を可能にする。すなわち,図中矢印38の経路内のノードとゲートバイアス電圧出力ノード32との間にスイッチを設けることが有効である。
上記の第1乃至第5の実施の形態の増幅器に示されたとおり,増幅器の起動時間を短縮するためには,ゲートバイアス電圧出力ノード32からフィードバック経路fb内の容量素子が接続されるノードまでの抵抗値を,イネーブル信号の開始時に一時的に低下させるイネーブルスイッチSW1〜SW5のいずれかを設ければ良いことになる。言い換えれば,イネーブルスイッチを,ゲートバイアス電圧出力ノード32とフィードバック経路fb内のノード間に設けるか,ゲートバイアス電圧出力ノード32と給電抵抗Rbias内のノードとの間に設ければよい。
なお,図2において,給電抵抗Rbiasを小さい抵抗値にすることで,増幅器の起動時間を短縮できるが,入力インピーダンスZinを50Ωに整合させるためには,前述のとおり,給電抵抗Rbiasを高抵抗にすることが必要である。また,図2において,負荷抵抗RLを高周波に対して負荷となりDC成分(低周波)に対して短絡になるインダクタンスで構成することも,増幅器の起動時間を短縮するのに有効であるが,インダクタンス素子はLSI内で大面積を必要とするので,好ましくない。
図12は,第1の実施の形態の増幅器にセットアップ信号STの生成回路を設けた回路図である。このセットアップ信号STの生成回路40は,RC遅延回路RCとコンパレータcmpとを有する。そして,受信イネーブル信号RENがRC遅延回路RCを経由してコンパレータcmpのマイナス入力端子に入力し,プラス入力端子に基準電圧Vdd/2が供給される。さらに,スイッチSW1は,NチャネルMOSトランジスタで構成され,コンパレータcmpが出力するセットアップ信号STがゲートに供給され,その導通状態と非導通状態とが制御される。
図13は,セットアップ信号生成回路40の動作波形図である。時間t1より前の時間では,受信イネーブル信号RENがLレベルであり,RC遅延回路の出力VRCもLレベルであり,コンパレータcmpはセットアップ信号STをHレベル(電源Vddレベル)にしている。そのため,スイッチSW1は導通状態にある。
時間t1で受信イネーブル信号RENがグランド電位から電源電圧Vddに立ち上がっている。これにより,ゲートバイアス電圧発生回路30がゲートバイアス電圧Vbiasを出力する。このゲートバイアス電圧Vbaisの立ち上がり時間は比較的短い。そのため,時間t1の直後にゲートバイアス電圧Vbiasが,フィードバック経路内のノードn1に直接印加される。これにより,ノードn1のDC電位は,ゲートバイアス電圧Vbiasに固定される。
次に,この受信イネーブル信号RENの立ち上がりに応答して,RC遅延回路の出力電圧VRCがRC時定数に基づいて徐々に上昇する。そして,時間t2で出力電圧VRCが基準電圧Vdd/2を越えると,コンパレータcmpはセットアップ信号STをLレベルに引き下げる。その結果,スイッチSW1は非導通状態になる。つまり,増幅器は通常動作状態になり,トランジスタN1のゲートに接続されている入力端子Inには,給電抵抗Rbiasを介してゲートバイアス電圧Vbiasが印加される。
上記のセットアップ信号STは,受信イネーブル信号RENの立ち上がりに応答して所定時間後にHレベルからLレベルに変化すれば良い。したがって,そのようなセットアップ信号STを生成する回路であれば,図12のコンパレータcmpを利用した回路である必要はない。
図14は,第2の実施の形態の増幅器にセットアップ信号STの生成回路40を設けた回路図である。セットアップ信号生成回路40は,図13の例と同じであり動作も同じである。セットアップ信号STは,スイッチSW2を構成するNチャネルMOSトランジスタのゲートに供給されている。
図15は,第3の実施の形態の増幅器にセットアップ信号STの生成回路40を設けた回路図である。セットアップ信号生成回路40は,図13の例と同じであり動作も同じである。セットアップ信号STは,スイッチSW2を構成するNチャネルMOSトランジスタのゲートに供給されている。
図16,図17は,実施の形態の増幅器について行ったシミュレーション結果を示す図である。前述の第1,第2の実施の形態の増幅器に対して行った結果である。図16には,時間t1(1μsec)で受信イネーブル信号RENがHレベルに立ち上がり,それに応答してRC遅延回路の出力電圧VRCが徐々に立ち上がり,時間t4でセットアップ信号STがLレベルに変化している。そして,図5と比較すると明らかなとおり,ソース接地トランジスタN1のゲートに印加される入力電圧Vinは短時間で0.5Vに立ち上がり,出力電圧Voutも短時間で約2.1Vまで低下している。そして,その後は,入力電圧Vinと出力電圧Voutは安定したレベルに維持されている。さらに,入力電圧Vinと出力電圧Voutから求められる利得は,時間t1から3μsec後には既に18dBと通常動作状態のレベルに達している。つまり,増幅器が受信器のLNAに使用された場合は,送信から受信に切り換えるときに短時間で受信処理可能な状態になっている。
図17において示されるとおり,図6と比較すると,負荷抵抗RLに流れる電流IRLは,時間t1で急激に立ち上がり,時間t2では既にその振幅が6mAに達している。
このように,第1,第2の実施の形態の増幅器では,起動時に,図9の矢印36や図11の矢印38で示したフィードバック経路内のノードにゲートバイアス電圧Vbiasを直接印加することで,短時間で増幅器を通常動作状態にすることができる。図9の第3の実施の形態でも同様の結果になる。また,図10の第4の実施の形態でも同様の結果になると考えられる。
以上のとおり,本実施の形態の増幅器は,ゲートバイアス電圧生成回路からのゲートバイアス電圧の供給を開始することで起動してから,短時間で通常動作状態に移行することができる。したがって,増幅器を通信装置の受信器に使用した場合,送信モードから受信モードへの切り替え時間を短縮できる。
In:入力端子 N1:第1のトランジスタ
N2:第2のトランジスタ Out:出力端子
RL:負荷抵抗素子 fb:フィードバック経路
Rfb:フィードバック抵抗 Cdccut:容量素子
Rbias:給電抵抗 30:ゲートバイアス電圧生成回路
32:ゲートバイアス電圧出力端子 SW1:イネーブルスイッチ
REN:受信イネーブル信号

Claims (8)

  1. 入力端子にゲートが接続されソースが接地された第1のトランジスタと,
    前記第1のトランジスタのドレインと電源との間に設けられた負荷抵抗素子と,
    前記第1のトランジスタのドレインと前記負荷素子との間のノードに接続された出力端子と,
    前記入力端子と出力端子との間に設けられ抵抗素子と容量素子とを有するフィードバック経路と,
    イネーブル信号に応答して前記第1のトランジスタのゲートにゲートバイアス電圧を印加するバイアス電圧生成回路と,
    前記バイアス電圧生成回路の前記ゲートバイアス電圧の出力ノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間に設けられた給電抵抗素子と,
    前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードと前記フィードバック経路内のノードとの間に設けられ,前記イネーブル信号に応答して一時的に導通して前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードから前記フィードバック経路内のノードまでの抵抗値を低下させ,その後の通常動作状態では非導通になるイネーブルスイッチとを有する増幅器。
  2. 請求項1において,
    さらに,前記第1のトランジスタのドレインと前記負荷抵抗素子との間にカスコード接続され,ゲートに所定のバイアス電圧が供給されている第2のトランジスタを有する増幅器。
  3. 請求項1または2において,
    前記イネーブルスイッチは,ゲートバイアス電圧の前記出力ノードと前記フィードバック経路の前記抵抗素子内の所定のノードとの間に設けられる増幅器。
  4. 請求項1または2において,
    前記入力端子は帯域通過フィルタを介して高周波信号を入力し,
    前記入力端子における入力インピーダンスが,前記帯域通過フィルタの出力インピーダンスと整合していることを特徴とする増幅器。
  5. 請求項1,3,4のいずれかにおいて,
    さらに,前記イネーブル信号が供給される前は前記イネーブルスイッチを導通状態にし前記イネーブル信号が供給されてから所定時間経過後に前記イネーブルスイッチを非導通状態にするセットアップ信号を生成するセットアップ信号生成回路を有する増幅器。
  6. 入力端子にゲートが接続されソースが接地された第1のトランジスタと,
    前記第1のトランジスタのドレイン側にカスコード接続され,ゲートに所定のバイアス電圧が供給されている第2のトランジスタと,
    前記第2のトランジスタのドレインと電源との間に設けられた負荷抵抗素子と,
    前記第2のトランジスタのドレインと前記負荷素子との間のノードに接続された出力端子と,
    前記入力端子と出力端子との間に設けられ直列に接続された抵抗素子と容量素子とを有するフィードバック経路と,
    イネーブル信号に応答して前記第1のトランジスタの前記ゲートにゲートバイアス電圧を印加するバイアス電圧生成回路と,
    前記バイアス電圧生成回路の前記ゲートバイアス電圧の出力ノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間に設けられた給電抵抗素子と,
    前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードと,前記フィードバック経路内のノードとの間に,前記イネーブル信号に応答して導通状態になり,その後の通常動作状態で非導通状態になるイネーブルスイッチとを有する増幅器。
  7. 送受信端子と,
    前記送受信端子に受信された受信信号を帯域フィルタを介して供給される受信側増幅器と,
    出力信号を帯域フィルタを介して前記送受信端子に出力する送信側増幅器とを有する通信装置において,
    前記受信側増幅器は,
    前記受信信号を入力する入力端子と,
    前記入力端子にゲートが接続されソースが接地された第1のトランジスタと,
    前記第1のトランジスタのドレインと電源との間に設けられた負荷抵抗素子と,
    前記第1のトランジスタのドレインと前記負荷素子との間のノードに接続された出力端子と,
    前記入力端子と出力端子との間に設けられ抵抗素子と容量素子とを有するフィードバック経路と,
    イネーブル信号に応答して前記第1のトランジスタのゲートにゲートバイアス電圧を印加するバイアス電圧生成回路と,
    前記バイアス電圧生成回路の前記ゲートバイアス電圧の出力ノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間に設けられた給電抵抗素子と,
    前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードと前記フィードバック経路内のノードとの間に設けられ,前記イネーブル信号に応答して一時的に導通して前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードから前記フィードバック経路内のノードまでの抵抗値を低下させ,その後の通常動作状態では非導通になるイネーブルスイッチとを有する通信装置。
  8. 送受信端子と,
    前記送受信端子に受信された受信信号を帯域フィルタを介して供給される受信側増幅器と,
    出力信号を帯域フィルタを介して前記送受信端子に出力する送信側増幅器とを有する通信装置において,
    前記受信側増幅器は,
    前記受信信号を入力する入力端子と,
    前記入力端子にゲートが接続されソースが接地された第1のトランジスタと,
    前記第1のトランジスタのドレイン側にカスコード接続され,ゲートに所定のバイアス電圧が供給されている第2のトランジスタと,
    前記第2のトランジスタのドレインと電源との間に設けられた負荷抵抗素子と,
    前記第2のトランジスタのドレインと前記負荷素子との間のノードに接続された出力端子と,
    前記入力端子と出力端子との間に設けられ直列に接続された抵抗素子と容量素子とを有するフィードバック経路と,
    イネーブル信号に応答して前記第1のトランジスタのゲートにゲートバイアス電圧を印加するバイアス電圧生成回路と,
    前記バイアス電圧生成回路の前記ゲートバイアス電圧の出力ノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間に設けられた給電抵抗素子と,
    前記ゲートバイアス電圧の前記出力ノードと,前記フィードバック経路内のノードとの間に,前記イネーブル信号に応答して導通状態になり,その後の通常動作状態で非導通状態になるイネーブルスイッチとを有する通信装置
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