JP2007274179A - 同調回路及びこれに用いる可変利得減衰器 - Google Patents

同調回路及びこれに用いる可変利得減衰器 Download PDF

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健 満仲
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雅之 宮本
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Abstract

【課題】通過周波数を変化させても通過帯域の周波数幅と通過域利得が変化しないよう改良された同調回路を提供することを主要な目的とする。
【解決手段】本発明の同調回路は可変利得減衰器13を備え、上記可変利得減衰器13の入出力端子をインダクタ14で帰還をかけ、上記可変利得減衰器13の利得を変えることで、見かけ上インダクタ値を変え、それによって、同調周波数を設定することを特徴とする。上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、通過周波数を広く設定しても、通過帯域の周波数幅と、通過域利得が変化しない同調回路が構成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に例えばテレビチューナのような受信端末装置の同調回路に関し、より特定的には通過帯域一定で広い周波数帯に同調する同調回路に関する。本発明はまた、上記同調回路に用いる可変利得減衰器に関する。
受信機の混変調特性を改善する方法は、受信する周波数における同調回路の周波数選択度を向上させることである。通過周波数を変化させる回路例として、従来特許文献1にある同調回路が提案されている。
図4を参照して、従来の同調回路においては、MOSトランジスタ等で構成されたインバータ回路42に、並列接続されたフィードバックインダクタ46と、一方端が接地され他方端がインバータ回路42の入力端に接続された可変容量素子48とを含んで構成されている。受信する周波数に同調させるためには、可変容量素子48の値を変えることで周波数変換を行う。
特開平9−148881号公報
ところで、テレビチューナのチャネル周波数のように、約40MHz〜800MHzと広範囲にわたる周波数選択度が必要なバンドパスフィルタを構成する場合、チャネル信号は約6〜8MHzと広い帯域を持つことから、帯域一定で通過周波数を設定できる同調回路が必要になる。インダクタ(L)、容量(C)、抵抗(R)を並列に接続した合成インピーダンスに電圧制御電流源を接続した同調回路の伝達関数T(s)は、s=jω(jは虚数単位)、ω=2πf (fは動作周波数)とすると、
Figure 2007274179
であり、
Figure 2007274179
と書ける。ここでω0=2πf0(中心周波数)、ωb=2πfbであり、fbは帯域周波数である。またgmはトランスインダクタンス値であり、この場合ω=ω0=√1/LCであるので、H=gmRとなり、この回路の利得となる。したがって、帯域一定で周波数を可変にするにはgm、C、Rは一定値が必要であり、Lが可変であればよい。
したがって、上記から鑑みて、特許文献1の回路構成はCを変化させて周波数同調を行っているため、通過周波数を設定するたびに通過帯域の周波数幅と通過域利得が変化する同調回路となるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、通過周波数を変化させても通過帯域の周波数幅と通過域利得が変化しないよう改良された同調回路を提供することを目的とする。
また、かかる同調回路に使用する可変利得減衰器に入力されるDC電圧が低い場合であっても、可変利得減衰器より出力されるDC電圧は一定となることが望ましい。
本発明の他の目的は、入力されるDC電圧にかかわらず、出力されるDC電圧は一定となるよう改良された、上記同調回路に使用される可変利得減衰器を提供することにある。
更に、上記同調回路を実現するために多くの外付け部品を要すれば、装置が大型化し、その用途が制限される。
本発明の他の目的は、基板上に作成されるよう改良された上記同調回路を提供することにある。
本発明にかかる同調回路は、可変利得減衰器を備え、上記可変利得減衰器の入出力端子をインダクタで帰還をかけ、上記可変利得減衰器の利得を変えることで、見かけ上インダクタ値を変え、それによって、同調周波数を設定することを特徴とする。上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、通過周波数を広く設定しても、通過帯域の周波数幅と、通過域利得が変化しない同調回路が構成できる。
また、本発明の同調回路は、差動回路で構成されていることが好ましい。このように構成すると、基板雑音に強くすることができるためである。
また、本発明の同調回路においては、上記可変利得減衰器の差動の入力端子間に、容量素子を接続することを特徴とすることが好ましい。上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、基準となる同調周波数を設定することが可能になる。
また、本発明の同調回路においては、上記可変利得減衰器の差動の入力端子間に、抵抗を接続することを特徴とすることが好ましい。上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、インダクタ値を大きく変化させ、同調周波数を変化させても帯域一定とすることができる。
また、本発明の同調回路においては、上記インダクタに直列に接続され、上記インダクタの直列抵抗成分を打ち消し、インダクタのQを増大させるための負性抵抗回路を備えることが好ましい。上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、同調周波数を大きく変化させても、常に一定の帯域で利得一定の特性を持ち、かつ周波数選択度の指数であるQが高い同調回路が構成できる。
また、本発明の同調回路が備える上記負性抵抗回路は、互いに差動で動く第1、第2のトランジスタと、上記第1のトランジスタのコレクタ端に、そのエミッタ端が接続された第3のトランジスタと、上記第2のトランジスタのコレクタ端に、そのエミッタ端が接続された第4のトランジスタと、上記第1、第2のトランジスタのコレクタ端に接続され、上記第1、第2のトランジスタと上記第3、第4のトランジスタに異なる電流を流すための第1の電流源とを備えることが好ましい。
この構成を用いれば、アンプの利得を変えて具体的に同調周波数を大きく変化させても、常に一定の帯域で利得一定の特性を持ち、かつ周波数選択度の指数であるQが高い同調回路が構成できる。
また本発明の同調回路は、レベルシフタを入力に持つことを特徴とする上記可変利得減衰器を備えることが好ましい。上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、上記負性抵抗回路によって決まるDC電圧値によらない同調回路が構成できる。
また、本発明の同調回路は以下の構成の可変利得減衰器を備えることが好ましい。すなわち、第5、第6の差動トランジスタを備え、上記レベルシフタからの出力端は、上記第5、第6の差動トランジスタのベースに接続され、上記第5、第6のトランジスタのエミッタ両端に第2の抵抗素子と第2の容量素子が並列に接続され、上記第5の差動トランジスタのコレクタ端に第7、8のトランジスタのエミッタ端が接続され、上記第6の差動トランジスタのコレクタ端に第9、10のトランジスタのエミッタ端が接続され、上記第7、第9のトランジスタのコレクタ端に第3の抵抗が接続され、上記第8、第10のトランジスタのコレクタ端に第4の抵抗が接続され、第7、第10のトランジスタのベースにかかる電圧と、第8、第9のトランジスタのベースにかかる電圧の差によって、当該可変利得減衰器の利得が1倍を超えないように変化することを特徴とする。
上記した構成を用いて同調回路を構成した場合、インダクタ値が変化する同調回路を構成できるため、帯域一定で同調周波数が大きく変化する同調回路を構成することができる。
また本発明の同調回路は、上記インダクタが、上記レベルシフタ、上記第1〜10のトランジスタ、上記第1、第2の抵抗素子および上記第1、第2の容量素子と同一半導体基板上に形成されることが好ましい。外付け部品の削減につながり、部品の小型化に貢献できるためである。
上記同調回路に用いられる、本発明にかかる可変利得減衰器は、レベルシフタを入力に持つことを特徴とする。かかる可変利得減衰器を用いて同調回路を構成した場合、上記負性抵抗回路によって決まるDC電圧値によらない同調回路が構成できる。
また、上記可変利得減衰器は、第5、第6の差動トランジスタを備え、上記レベルシフタからの出力端は、上記第5、第6の差動トランジスタのベースに接続され、上記第5、第6のトランジスタのエミッタ両端に第2の抵抗素子と第2の容量素子が並列に接続され、上記第5の差動トランジスタのコレクタ端に第7、8のトランジスタのエミッタ端が接続され、上記第6の差動トランジスタのコレクタ端に第9、10のトランジスタのエミッタ端が接続され、上記第7、第9のトランジスタのコレクタ端に第3の抵抗が接続され、上記第8、第10のトランジスタのコレクタ端に第4の抵抗が接続され、第7、第10のトランジスタのベースにかかる電圧と、第8、第9のトランジスタのベースにかかる電圧の差によって、当該可変利得減衰器の利得が1倍を超えないように変化することを特徴とすることが好ましい。
上記構成の可変利得減衰器を用いれば、インダクタ値が変化する同調回路を構成できるため、帯域一定で同調周波数が大きく変化する同調回路を構成することができる。
本発明によれば、例えばテレビチューナのような端末装置の同調回路に関し、同調回路に負性抵抗回路を直列に付加することによって、同調周波数が高周波数であってもQを増大させ、かつ帯域一定で同調周波数を大きく変化でき、さらにIC化することにより小型化に貢献できる。
同調周波数が高周波数であっても、帯域一定で同調周波数を大きく変化でき、かつQを増大させ、さらにIC化することで小型化することができるように改良された同調回路を得るという目的を、トランジスタ、負性抵抗素子(クロスカップル回路)、インダクタを直列に繋いで構成し、上記トランジスタと上記負性抵抗素子に異なる電流を流すことで負性抵抗を発生させ、上記インダクタの直列抵抗成分を打ち消すことによって実現した。以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
図1(a)は本発明の実施例に係る同調回路の簡易的な概念図である。図1(a)を参照して、入力信号Viを電圧―電流変換回路17に通し、可変インピーダンス回路10に電流信号を与える。可変インピーダンス回路10は、可変インダクタ回路11と、周波数を決定する容量素子(以下キャパシタとする)16と、Qを設定する抵抗素子15との並列接続で構成されている。上記可変インダクタ回路11は、直列に接続されたインダクタ14と負性抵抗回路12を備え、可変利得減衰器13にて帰還をかけられてなる。図1(b)に示すように、インダクタ14は半導体基板上で構成される場合、インダクタを構成するメタルの長さに起因するメタル抵抗成分RMが大きいため、インダクタのQが小さい。このため、インダクタ14のQを増大させるために、インダクタ14に負性抵抗回路12(=r<0)を直列に接続すると、
Figure 2007274179
となり、rが負の数であればRM+rにより、インダクタ14のメタル抵抗成分を小さく出来るため、Qを大きくすることができる。
上記のインダクタ14と負性抵抗回路12の直列回路を可変利得減衰器13にて帰還を組んだ可変インダクタ回路11のインピーダンスZaは、
Figure 2007274179
であり、可変利得減衰器13の利得値Aによって、インダクタ値が変わっても、RM+rの値を限りなく0に近い値にすると、周波数に対するメタル抵抗成分の寄与が表れにくい。
RM+r〜0のとき、上記の可変インダクタ回路11とキャパシタ16(=C)、抵抗素子15(=R)を並列につないだインピーダンスの中心周波数ωoとQは
Figure 2007274179
で表される。同調周波数は可変利得減衰器13で決めることができる。また、同調周波数に対し帯域一定で、Q値が比較的高い可変インピーダンス回路10を作ることが出来る。可変インピーダンス回路10に電圧―電流変換回路17を接続することによって、出力Voでは、高周波数であってもQを増大させ、かつ帯域一定で同調周波数を大きく変化する信号を取り出すことが出来る。
図2は、同調回路の一実現例である。この同調回路に含まれる負性抵抗回路は互いに差動で動く第1,第2のトランジスタQ2,Q2と、上記第1のトランジスタQ2のコレクタ端に、そのエミッタ端が接続された第3のトランジスタQ1と、上記第2のトランジスタのコレクタ端に、そのエミッタ端が接続された第4のトランジスタQ1と、上記第1、第2のトランジスタのコレクタ端に接続され、上記第1,第2のトランジスタQ2,Q2と上記第3,第4のトランジスタQ1,Q1に異なる電流を流すための第1の電流源21とを備える。
すなわち、トランジスタQ1のエミッタに、電流源21と、差動のトランジスタQ2のベースとコレクタを互いに接続して構成した負性抵抗素子18とを接続し、負性抵抗回路12を実現する。トランジスタQ2のエミッタを、インダクタ14を介して、可変利得減衰器13で帰還を構成すると、上記した可変インダクタ11のインピーダンスZLは、
Figure 2007274179
である。ここでトランジスタQ1のトランスコンダクタンスをgm1、トランジスタQ2
のトランスコンダクタンスをgm2とすると、
Figure 2007274179
であれば、抵抗成分が除去できるため、Qが非常に高い可変インダクタ回路11が実現できる。キャパシタ16を並列に接続すると、可変利得減衰器13の値Aにより同調周波数が調整でき、さらに抵抗素子15を並列に接続すると同調周波数におけるQが調整できる。トランジスタQ1,Q2のトランスコンダクタンス値gm1,gm2は、電流値で値が決められるため、トランジスタQ1,Q2に流す電流値を変えることでQが調整できる。これはトランジスタQ2に電流を流し込む電流源21を付加させることで実現でき、電流値を調整することでメタル抵抗成分RMの除去を行う。なお、電流源22を設置すると、Qが非常に高い可変インダクタ回路11が実現できる。
可変インピーダンス回路10の入力には、電圧―電流変換回路17を接続し、Voから信号を取り出すことで、同調回路を実現する。
図3は可変利得減衰器13の一実現例である。当該可変利得減衰器13はレベルシフタ31と第5,第6の差動トランジスタQ3,Q4を備え、上記レベルシフタからの出力端は、上記第5,第6の差動トランジスタQ3,Q4のベースに接続され、上記第5,第6のトランジスタQ3,Q4のエミッタ両端に第2の抵抗素子32と第2の容量素子33が並列に接続され、上記第5の差動トランジスタQ3のコレクタ端に第7,8のトランジスタQ5,Q6のエミッタ端が接続され、上記第6の差動トランジスタQ4のコレクタ端に第9,10のトランジスタQ7,Q8のエミッタ端が接続され、上記第7,第9のトランジスタQ5,Q7のコレクタ端に第3の抵抗34が接続され、上記第8,第10のトランジスタQ6,Q8のコレクタ端に第4の抵抗35が接続され、上記第7,第10のトランジスタQ5,Q8のベースにかかる電圧と、第8,第9のトランジスタQ6,Q7のベースにかかる電圧の差によって、当該可変利得減衰器の利得が1倍を超えないように変化することを特徴とする。
図2と図3を参照して、トランジスタQ2のエミッタ端のDC電圧(Ain)は、トランジスタQ1のベース端から見て約1.4V低い値となる。この電圧はトランジスタQ1のベース端の電圧に依存する。仮に電源電圧3V、トランジスタQ1のベース端が2.5Vとした場合、可変利得減衰器13の入力電圧が約1V程度と低い値になってしまうため、可変利得減衰器13の入力にPMOS等で構成されたレベルシフタ31を接続する。上記レベルシフタ31からの出力端は、差動トランジスタQ3,Q4のベースに接続され、トランジスタQ3,Q4のエミッタ両端には抵抗素子32とキャパシタ33を並列に接続し、差動トランジスタQ3,Q4のコレクタ端には、トランジスタQ5,6、Q7,8のエミッタ端が接続し、上記トランジスタQ5,Q7のコレクタ端と抵抗素子34が接続され、また、上記トランジスタQ6,Q8のコレクタ端と抵抗35が接続されており、トランジスタQ5,Q8のベースにかかる電圧と、トランジスタQ6,Q7のベースにかかる電圧の差によって、利得が1倍を超えないように変化する。また、抵抗素子34,35に流れる電流は可変利得減衰器13の利得の大きさによらず一定値であるため、トランジスタQ1,Q2のベースにかかるDC電圧(Aout)は一定値となる。
本構成では、インダクタ、トランジスタ等、すべて同一基板上に構成することを念頭に説明したが、IC化するにあたり、温度のばらつき、プロセスばらつき等により、同調回路のQが当初設計とおりにいかない場合がある。所望のQを得るために、例えば実施例における電流源21は、外部から電流値を設定できるようにすることで、所望のQが得られるように調整回路を構成した場合も含まれる。
さらに、上記した構成ではすべてバイポーラトランジスタで構成することを念頭に説明したが、バイポーラトランジスタに限定されるものではなく、MOSトランジスタなどでも構成した場合も含まれる。また、NPNトランジスタの場合について説明したが、PNPトランジスタなどで構成した場合も含まれる。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、例えばテレビチューナのような端末装置の同調回路に関し、同調回路に負性抵抗回路を直列に付加することによって、同調周波数が高周波数であってもQを増大させ、かつ帯域一定で同調周波数を大きく変化でき、さらにIC化することにより小型化に貢献できる同調回路に好適に実施することが出来る。
本発明の同調回路の概念図とインダクタの等価回路である。 本発明の同調回路の一実施例である。 本発明の同調回路に用いる可変利得減衰器の一実施例である。 従来の同調回路における概略図である。
符号の説明
10 可変インピーダンス回路
11 可変インダクタ回路
12 負性抵抗回路
13 可変利得減衰器
14 インダクタ
15,32,34,35 抵抗素子
16,33 容量素子(キャパシタ)
17 電流変換回路
18 負性抵抗素子
21,22,41 電流源
31 レベルシフタ
42 インバータ回路
46 フィードバックインダクタ
48 可変容量素子
Q1〜Q8 トランジスタ
RM メタル抵抗成分
Vi 入力信号
Vo 出力

Claims (11)

  1. 可変利得減衰器を備え、
    前記可変利得減衰器の入出力端子をインダクタで帰還をかけ、
    前記可変利得減衰器の利得を変えることで、見かけ上インダクタ値を変え、それによって、同調周波数を設定することを特徴とする同調回路。
  2. 当該同調回路が、差動回路で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の同調回路。
  3. 前記可変利得減衰器の差動の入力端子間に、第1の容量素子を接続することを特徴とする請求項2に記載の同調回路。
  4. 前記可変利得減衰器の差動の前記入力端子間に、第1の抵抗素子を接続することを特徴とする請求項2又は3に記載の同調回路。
  5. 前記インダクタに直列に接続され、前記インダクタの直列抵抗成分を打ち消し、インダクタのQを増大させるための負性抵抗回路を備える請求項1〜4のいずれかに記載の同調回路。
  6. 前記負性抵抗回路は、
    互いに差動で動く第1、第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端に、そのエミッタ端が接続された第3のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタのコレクタ端に、そのエミッタ端が接続された第4のトランジスタと、
    前記第1、第2のトランジスタのコレクタ端に接続され、前記第1、第2のトランジスタと前記第3、第4のトランジスタに異なる電流を流すための第1の電流源とを備える、
    請求項5に記載の同調回路。
  7. 前記可変利得減衰器は、レベルシフタを入力に持つことを特徴とする請求項1に記載の同調回路。
  8. 前記可変利得減衰器は、
    第5、第6の差動トランジスタをさらに備え、
    前記レベルシフタからの出力端は、前記第5、第6の差動トランジスタのベースに接続され、
    前記第5、第6のトランジスタのエミッタ両端に第2の抵抗素子と第2の容量素子が並列に接続され、
    前記第5の差動トランジスタのコレクタ端に第7、8のトランジスタのエミッタ端が接続され、
    前記第6の差動トランジスタのコレクタ端に第9、10のトランジスタのエミッタ端が接続され、
    前記第7、第9のトランジスタのコレクタ端に第3の抵抗が接続され、
    前記第8、第10のトランジスタのコレクタ端に第4の抵抗が接続され、
    前記第7、第10のトランジスタのベースにかかる電圧と、第8、第9のトランジスタのベースにかかる電圧の差によって、当該可変利得減衰器の利得が1倍を超えないように変化することを特徴とする請求項1に記載の同調回路。
  9. 前記インダクタが、前記レベルシフタ、前記第1〜10のトランジスタ、前記第1、第2の抵抗素子および前記第1、第2の容量素子と同一半導体基板上に形成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の同調回路。
  10. 請求項1〜5に記載の同調回路に用いる可変利得減衰器において、
    レベルシフタを入力に持つことを特徴とする可変利得減衰器。
  11. 第5、第6の差動トランジスタをさらに備え、
    前記レベルシフタからの出力端は、前記第5、第6の差動トランジスタのベースに接続され、
    前記第5、第6のトランジスタのエミッタ両端に第2の抵抗素子と第2の容量素子が並列に接続され、
    前記第5の差動トランジスタのコレクタ端に第7、8のトランジスタのエミッタ端が接続され、
    前記第6の差動トランジスタのコレクタ端に第9、10のトランジスタのエミッタ端が接続され、
    前記第7、第9のトランジスタのコレクタ端に第3の抵抗が接続され、
    前記第8、第10のトランジスタのコレクタ端に第4の抵抗が接続され、
    前記第7、第10のトランジスタのベースにかかる電圧と、第8、第9のトランジスタのベースにかかる電圧の差によって、当該可変利得減衰器の利得が1倍を超えないように変化することを特徴とする請求項10に記載の可変利得減衰器。
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CN110113014A (zh) * 2019-06-20 2019-08-09 广东工业大学 一种用于射频功率放大器的偏置电路及射频功率放大器

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