JP5236473B2 - ポリアミド組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、引張特性と耐熱性、吸水性のバランスに優れたポリアミド組成物に関する。
従来から、ポリアミドの耐熱性や機械的特性を改良あるいは向上させることを目的として、ポリアミドに液晶性高分子を混合し、樹脂組成物とすることが提案されている。例えば、特許文献1には液晶性高分子と半芳香族ポリアミドからなる樹脂組成物が開示されている。また、特許文献2には液晶性ポリエステルと非液晶性ポリエステルと非液晶性ポリアミドからなる樹脂組成物が開示されている。また、特許文献3にはポリアミド、液晶性高分子、熱可塑性ポリエステル、赤燐からなる樹脂組成物が開示されている。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、特許文献1に記載の組成物では、耐熱性は優れるものの引張特性が低い。また、特許文献2に記載の組成物は、記載されている範囲の各高分子の含有量では押出し性が不良であり、実用に適さない。さらに、特許文献3に記載の組成物では液晶性高分子の配合量が少ないため、耐熱性に優れているとは言えず、また引張特性も低い。
特開平5−32870号公報 特開2000−103867号公報 特開平2000−109687号公報
本発明の目的は、良好な引張伸度、吸水性、耐熱性を示し,それらの物性バランスも優れたポリアミド組成物を得ることである。
本発明者らは、上記本発明課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ポリアミドに対して特定量の液晶性ポリエステルと非液晶性ポリエステルを溶融混練して得られる樹脂組成物によって上記課題が解決されることを見出した。
すなわち、本発明は、
(1)
ポリアミド(A)と液晶性ポリエステル(B)と非液晶性ポリエステル(C)を含んでなるポリアミド組成物であって、ポリアミド(A)と液晶性ポリエステル(B)と非液晶性ポリエステル(C)の合計を100質量部としたときに、ポリアミド(A)の質量部Maと液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbと非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcが以下の式を満たすことを特徴とするポリアミド組成物。
60≦Ma≦90
2≦Mb≦38
2≦Mc≦Ma×0.2−2
(2)
液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbと非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcの比が以下の式を満たすことを特徴とする(1)に記載のポリアミド組成物。
1≦Mb/Mc≦7
(3)
液晶性ポリエステル(B)の融点Tmbが、210℃以上350℃以下であることを特徴とする(1)または(2)に記載のポリアミド組成物。
(4)
非液晶性ポリエステル(C)が、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートのうち少なくとも1種以上から選択されることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のポリアミド組成物。
(5)
ポリアミド(A)が、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド612、ポリアミド6I、ポリヘキサメチレンシクロヘキシルアミド、もしくはこれら重合体の単量体単位を2種以上含むポリアミド共重合体、またはこれら重合体及び/もしくははポリアミド共重合体の混合物であることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載のポリアミド組成物。
(6)
ポリアミド(A)の質量部Maが以下の式を満たすことを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載のポリアミド組成物。
70≦Ma≦88
(7)
液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbが以下の式を満たすことを特徴とする(6)に記載のポリアミド組成物。
5≦Mb≦20
(8)
非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcが以下の式を満たすことを特徴とする(1)から(7)のいずれかに記載のポリアミド組成物。
2≦Mc≦10
(9)
ポリアミド組成物100質量部に対して赤燐0.01〜30質量部を含む場合を除くこ とを特徴とする(1)から(8)のいずれかに記載のポリアミド組成物。
本発明は、様々な機械工業部品、電気電子部品などの産業用材料として好適な、引張伸度や吸水性や耐熱性の物性バランスに優れたポリアミド組成物を提供するものである。
本発明の樹脂組成物における各成分の組成範囲と実施例及び比較例の組成を表す図である。
以下、本願発明について具体的に説明する。
本発明に用いられるポリアミド(A)は、主鎖中にアミド結合(−NHCO−)を有する重合体である。好適なポリアミド(A)は、例えばポリカプロラクタム(ポリアミド6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ポリアミド46)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ポリアミド66)、ポリヘキサメチレンシクロヘキシルアミド(ポリアミド6C)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ポリアミド610)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ポリアミド612)、ポリウンデカラクタム(ポリアミド11)、ポリドデカラクタム(ポリアミド12)、ポリヘキサメチレンイソフタルアミド(ポリアミド6I)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド(ポリアミド6T)、ポリノナンメチレンテレフタルアミド(ポリアミド9T)、ポリドデカメチレンテレフタルアミド(ポリアミド12T)、もしくはこれら重合体の単量体単位を2種以上含むポリアミド共重合体、またはこれら重合体及び/またはポリアミド共重合体の混合物などが挙げられる。中でも本発明の課題を達成するための好ましいポリアミド(A)は、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド612、ポリアミド6I、ポリアミド6C、もしくはこれら重合体の単量体単位を含むポリアミド共重合体またはこれら重合体及び/もしくはポリアミド共重合体の混合物などである。より好ましくは、ポリアミド66、またはポリアミド6、ポリアミド612、ポリアミド6C、ポリアミド6Iの単量体単位1種類以上とポリアミド66の単量体単位からなるポリアミド共重合体などである。
本発明に用いられるポリアミド(A)の分子量は特に限定されないが、JIS K6920に従って23℃、98%硫酸を用いて測定した相対粘度ηrが1.5以上6.0以下であることが、引張伸度の観点から好ましい。より好ましくは2.0以上4.5以下であり、更に好ましくは2.0以上4.0以下である。
本発明に用いられる液晶性ポリエステル(B)はサーモトロピック液晶ポリマーと呼ばれるポリエステルで、公知のものを使用できる。例えば、p−ヒドロキシ安息香酸と1,2−エタンジオールおよびテレフタル酸を主単量体単位とするサーモトロピック液晶ポリエステル、p−ヒドロキシ安息香酸および2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸を主単量体単位とするサーモトロピック液晶ポリエステル、p−ヒドロキシ安息香酸および4,4′−ジヒドロキシビフェニルならびにテレフタル酸を主単量体単位とするサーモトロピック液晶ポリエステル、またはそれらの混合物などが挙げられる。なかでも本発明の課題を達成するための好ましい液晶性ポリエステル(B)は、樹脂組成物の耐熱性と加工性の観点から、融点Tmbが210℃以上350℃以下の範囲にある液晶性ポリエステルまたはそれらの混合物である。耐熱性の観点から、より好ましくは融点Tmbの範囲は250℃以上300℃以下である。ここで、融点は示差走査熱量(DSC)測定で求めることができる。具体的には、示差熱量測定装置を用いて試料を室温から20℃/分の昇温条件下で測定する。吸熱ピーク温度(Tm1)を観測した後、Tm1より20〜50℃高い温度で3分間保持する。次いで20℃/分の降温条件で室温まで試料を冷却した後に、再度20℃/分の昇温条件で測定した際の吸熱ピークを観測する。そのピークトップが示す温度を融点(Tmb)とする。
更に好ましい液晶性ポリエステル(B)としては、下記構造単位(I)、(II)からなるものが挙げられる。
Figure 0005236473
Figure 0005236473
ここで、構造単位(I)、(II)はそれぞれ、p−ヒドロキシ安息香酸由来、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸由来である。
本発明の液晶性ポリエステル(B)の溶融粘度は特に限定されないが、0.5〜200Pa・sが好ましく、より好ましくは1〜100Pa・sである。溶融粘度はキャピラリーレオメーターを用いて測定することが出来る。具体的には、融点より50℃高い温度で、ずり速度1000(1/秒)の条件下でキャピラリーレオメーターを用いて測定したずり粘度が溶融粘度である。
本発明に用いられる液晶性ポリエステル(B)には、必要に応じ、本発明の特徴と効果を損なわない程度の範囲で、他の芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール、芳香族ヒドロキシカルボン酸由来の構造単位が含まれていてもよい。
本発明に用いられる非液晶性ポリエステル(C)は、熱可塑性であり、かつ芳香環を有するポリエステルで、公知のものを使用できる。好ましい非液晶性ポリエステル(C)としては、芳香族ジカルボン酸(あるいはそのエステル誘導体)とジオール(あるいはそのエステル誘導体)を主成分とする縮合反応により得られる共重合体があげられる。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2, 6−ナフタレンジカルボン酸、2, 7−ナフタレンジカルボン酸、1, 5−ナフタレンジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタン、アントラセンジカルボン酸、4,4' −ジフェニルジカルボン酸、4, 4' −ジフェニルエーテルジカルボン酸、1, 2−ビス(p−カルボキシフェノキシ)エタンなどが挙げられる。なお、ジカルボン酸全量に対し30モル%以下であればアジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカルボン酸、1, 4−シクロヘキサンジカルボン酸、1, 3−シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸を併用してもよい。
また、ジオール成分としては炭素数2〜10までの脂肪族ジオール、具体的にはエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1, 5−ペンタングリコール、デカメチレングリコール、3−メチル−1, 3−プロペンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオールなどが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
好ましいポリエステルの具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−1, 2−ビス(フェノキシ)エタン−4, 4' −ジカルボキシレート、ポリエチレン−2, 6−ナフタレート、ポリ−1, 4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレートなどのポリエステル単独重合体、ポリ(エチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート/ブチレンイソフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート/ブチレンセバケート)、ポリ(ブチレンテレフタレート/ブチレンデカンジカルボキシレート)、ポリ(1, 4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート/1, 4−シクロヘキサンジメチレンイソフタレート)などのポリエステル共重合体が挙げられる。これらの中でより好ましいポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートが挙げられる。ポリブチレンテレフタレートがもっとも好ましい。
本発明のポリアミド組成物を得る場合のポリアミド(A)、液晶性ポリエステル(B)、非液晶性ポリエステル(C)の組成は、ポリアミド(A)と液晶性ポリエステル(B)と非液晶性ポリエステル(C)の合計を100質量部としたときに、ポリアミド(A)の質量部Maと液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbと非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcが以下の3式をすべて満たす範囲である。
60≦Ma≦90
2≦Mb≦38
2≦Mc≦Ma×0.2−2
各成分の質量部がこの範囲にある場合、引張伸度、吸水性、耐熱性の物性バランスに優れたポリアミド組成物となる。ポリアミド(A)の質量部Maの好ましい範囲は、引張伸度と吸水性の観点から、70≦Ma≦88である。液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbの好ましい範囲は、引張伸度の観点から5≦Mb≦20であり、より好ましくは、10≦Mb≦20である。非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcの好ましい範囲は、2≦Mc≦10であり、より好ましくは3≦Mc≦8である。さらに吸水性の観点から、液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbと非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcの比が1≦Mb/Mc≦7であることが好ましい。
組成物から各成分の量を求める一般的な方法には、各成分を分離して質量を測定し割合を求める方法や分析機器による定量分析で求める方法がある。分析機器による分析は、例えば核磁気共鳴分析法による定量や熱分解クロマトグラフィー/質量分析法による構成モノマーの定量などが挙げられる。またはこれらを組み合わせた方法で分析してもよい。本発明では具体的には、組成物をヘキサフルオロイソプロパノールに溶解する成分(可溶分)と溶解しない成分(不溶分)に分離して分析を行うことができる。可溶分のH−NMR測定から計算したポリアミド(A)と非液晶性ポリエステル(C)の比率と、不溶分を秤量して求めた液晶性ポリエステル(B)の重量比から組成物の各成分の量を決定することができる。
本発明のポリアミド組成物は、各成分が本発明の組成範囲となるよう、配合量を調整して製造することができる。
本発明のポリアミド組成物は、溶融混練により製造することができる。溶融混練を行う装置としては、一般に実用されている混練機が適用できる。例えば、一軸又は多軸混練押出機、バンバリーミキサー、ロール等が用いられる。溶融混練の方法は、全成分を同時に混練する方法、あらかじめ予備混練したブレンド物を用いて混練する方法、更に押出し機の途中から逐次、各成分をフィードし、混練する方法のいずれでも良い。混練の温度は、ポリアミド(A)、液晶性ポリエステル(B)、非液晶性ポリエステル(C)のうちで最も高い融点あるいは軟化点より1〜100℃高い温度が好ましく、10〜60℃高い温度がより好ましく、20〜50℃高い温度が最も好ましい。すなわち、本発明では、製造時にすべての樹脂を溶融し混合することが好ましい。融点または軟化点はJIS K7121に準じた示差走査熱量(DSC)測定で求めることができる。引張伸度及び生産性の点から上記温度範囲が好ましい。
本発明のポリアミド組成物には、必要に応じて本発明の目的を損なわない範囲で慣用的に用いられる各種添加剤を加えることができる。例えば充填剤、難燃剤、顔料、着色剤、熱安定剤、滑剤、可塑剤、帯電防止剤等を加えることができる。
充填剤の具体例は、ガラス繊維や炭素繊維などの無機繊維、マイカ、タルク、粘土鉱物、アルミナ、シリカ、アパタイトなどの無機充填剤である。
難燃剤の具体例は、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸亜鉛、すず酸亜鉛、ヒドロキシすず酸亜鉛、ポリリン酸アンモニウム、シアヌル酸メラミン、サクシノグアナミン、ポリリン酸メラミン、硫酸メラミン、フタル酸メラミン、リン酸アルミニウム等である。
顔料の具体例は、チタンホワイト、カーボンブラック等である。
熱安定剤の具体例は、次亜リン酸ソーダ等の亜リン酸金属塩、ヒンダードフェノールやヒンダードアミン等である。
滑剤の具体例は、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステル等である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に制限されるものではない。なお、以下の実施例、比較例において記載した物性評価は、以下のように行った。
[評価法1]ポリアミド(A)の相対粘度
JIS K6920に従って23℃、98%硫酸を用いて測定した。
[評価法2]液晶性ポリエステル(B)の融点
パーキンエルマー社製示差熱量測定装置DSC−7を用い、昇温、降温条件は±20℃/分で測定した。試料約10mgを室温から昇温させ、吸熱ピーク温度(Tm1)を観測した後、製造例1では300℃、製造例2では350℃、製造例3では250℃で3分間保持した。次いで室温まで試料を冷却した後に、再度昇温させて吸熱ピークを観測した。そのピークトップが示した温度を融点(Tmb)とした。
[評価法3]液晶性ポリエステル(B)の溶融粘度
ロサンド社製ツインキャピラリーレオメーターRH7−2を用いた。測定温度は融点より50℃高い温度で行った。キャピラリーは測定側が直径1mm、長さ16mm、参照側が直径1mm、長さ0.25mmのものを用いた。ずり速度1000(1/秒)となるような条件で測定を行い、得られたずり粘度を溶融粘度とした。
[評価法4]引張特性
射出成型機(日精樹脂(株)製PS−40E)を用いて、シリンダー温度280℃、金型温度80℃に設定し、射出14秒、冷却16秒の射出成型条件で3mm厚みのASTM1号試験片を得た。ASTM D638に準じて引張強度及び引張伸度の測定を行った。
[評価法5]荷重たわみ温度(DTUL:Deflection Temperature Under Load)
上記評価法3と同様に成型して厚み3.2mm×長さ127mm×幅12.7mmの試験片を得た。全自動HDT(Heat Deflection Temperature)試験機(東洋精機(株)製、6A−2)にて1.82MPa荷重下での荷重たわみ温度を測定した。
[評価法6]吸水率
上記評価法3と同様に成型して得られた試験片を23℃の水中に24時間浸せきし、質量増分から吸水率を求めた。
実施例、比較例において用いた樹脂を以下に示す。
ポリアミド(A)
PA−1:ポリアミド66
旭化成ケミカルズ(株)製レオナ1400、ηr=2.75
PA−2:ポリアミド66
旭化成ケミカルズ(株)製レオナ1200、ηr=2.57
PA−3:ポリアミド6/66
旭化成ケミカルズ(株)製レオナ9200、ηr=2.55
PA−4:ポリアミド612
製造例1にて製造したポリアミド。ηr=2.50
PA−5:ポリアミド66/6I
製造例2にて製造したポリアミド。ηr=2.55
PA−6:ポリアミド6/66/6I
製造例3にて製造したポリアミド。ηr=2.53
PA−7:ポリアミド66/6C
製造例4にて製造したポリアミド。ηr=2.50
PA−8:ポリアミド66/6I/6C
製造例5にて製造したポリアミド。ηr=2.51
液晶性ポリエステル(B)
LCP−1:製造例6にて製造した液晶性ポリエステル。溶融粘度:25Pa・s
LCP−2:製造例7にて製造した液晶性ポリエステル。溶融粘度:15Pa・s
LCP−3:製造例8にて製造した液晶性ポリエステル。溶融粘度:49Pa・s
非液晶性ポリエステル(C)
ポリエチレンテレフタレート(PET):ユニチカ(株)製NEH−2050
ポリブチレンテレフタレート(PBT):ポリプラスチックス(株)製ジュラネックス2002
[製造例1]ポリアミドPA−4の製造例
ドデカン二酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩2.00kg、及び純水2.5kgを5Lのオートクレーブの中に仕込みよく攪拌した。オートクレーブ内を5回窒素置換した後、攪拌しながら温度を室温から220℃まで約1時間かけて昇温した。この時、オートクレーブはゲージ圧にして1.8MPaまで上昇した。そのまま、水蒸気を徐々に抜いて1.8MPaに保ちながら加熱を続けた。さらに2時間後内温が260℃に到達したら加熱を止め、オートクレーブの排出バルブを閉止し、約8時間かけて室温まで冷却した。冷却後オートクレーブを開け、約2kgのポリマーを取り出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーを、10Lのエバポレーターに入れ窒素気流下、200℃で10時間固相重合した。
[製造例2]ポリアミドPA−5の製造例
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩2.00kgとイソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.50kg、アジピン酸0.10kg及び純水2.5kgを5Lのオートクレーブの中に仕込みよく攪拌した。オートクレーブ内を5回窒素置換した後、攪拌しながら温度を室温から220℃まで約1時間かけて昇温した。この時、オートクレーブはゲージ圧にして1.8MPaまで上昇した。そのまま、水蒸気を徐々に抜いて1.8MPaに保ちながら加熱を続けた。さらに2時間後内温が260℃に到達したら加熱を止め、オートクレーブの排出バルブを閉止し、約8時間かけて室温まで冷却した。冷却後オートクレーブを開け、約2kgのポリマーを取り出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーを、10Lのエバポレーターに入れ窒素気流下、200℃で10時間固相重合した。固相重合によって得られたポリアミド(A)は、ヘキサメチレンイソフタラミド単位を18.8モル%含有していた。
[製造例3]ポリアミド(A)PA−6の製造例
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩1.90kgとイソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.40kg、ε−カプロラクタム0.2kg、アジピン酸0.10kg及び純水2.5kgを5Lのオートクレーブの中に仕込みよく攪拌した。オートクレーブ内を5回窒素置換した後、攪拌しながら温度を室温から220℃まで約1時間かけて昇温した。この時、オートクレーブはゲージ圧にして1.8MPaまで上昇した。そのまま、水蒸気を徐々に抜いて1.8MPaに保ちながら加熱を続けた。さらに2時間後内温が260℃に到達したら加熱を止め、オートクレーブの排出バルブを閉止し、約8時間かけて室温まで冷却した。冷却後オートクレーブを開け、約2kgのポリマーを取り出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーを、10Lのエバポレーターに入れ窒素気流下、200℃で10時間固相重合した。固相重合によって得られたポリアミド(A)は、カプラミド単位を15.0モル%、ヘキサメチレンイソフタラミド単位を14.0モル%含有していた。
[製造例4]ポリアミド(A)PA−7の製造例
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.95kgとトランス/シスのモル比が80/20である1,4−シクロヘキサンジカルボン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩1.05kg、及び純水2.5kgを5Lのオートクレーブの中に仕込みよく攪拌した。オートクレーブ内を5回窒素置換した後、攪拌しながら温度を室温から220℃まで約1時間かけてオートクレーブ内を昇温した。この時、オートクレーブはゲージ圧にして2.2MPaまで上昇した。そのまま、水蒸気を徐々に抜いて2.2MPaに保ちながら加熱を続けた。さらに1時間後内温が253℃に到達したら加熱を止め、オートクレーブの排出バルブを閉止し、約8時間かけて室温まで冷却した。冷却後オートクレーブを開け、約2kgのポリマーを取り出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーを、10Lのエバポレーターに入れ窒素気流下、200℃で10時間固相重合した。固相重合によって得られたポリアミド(A)は、ヘキサメチレンシクロヘキシルアミド単位を50.0モル%含有していた。
[製造例5]ポリアミド(A)PA−8の製造例
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩1.43kgとトランス/シスのモル比が80/20である1,4−シクロヘキサンジカルボン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.28kgとイソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩0.29kg、及び純水2.5kgを5Lのオートクレーブの中に仕込みよく攪拌した。オートクレーブ内を5回窒素置換した後、攪拌しながら温度を室温から220℃まで約1時間かけて昇温した。この時、オートクレーブはゲージ圧にして2.2MPaまで上昇した。そのまま、水蒸気を徐々に抜いて2.2MPaに保ちながら加熱を続けた。さらに1時間後内温が253℃に到達したら加熱を止め、オートクレーブの排出バルブを閉止し、約8時間かけて室温まで冷却した。冷却後オートクレーブを開け、約2kgのポリマーを取り出し粉砕した。得られた粉砕ポリマーを、10Lのエバポレーターに入れ窒素気流下、200℃で10時間固相重合した。固相重合によって得られたポリアミド(A)は、ヘキサメチレンシクロヘキシルアミド単位を13モル%、ヘキサメチレンイソフタルアミド単位を14モル%含有していた。
[製造例6]液晶性ポリエステル(B)LCP−1の製造例
理論構造式が下記式になるよう、窒素雰囲気下において、p−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、無水酢酸を仕込み、加熱溶融し重縮合した。融点が280℃である液晶ポリエステルLCP−1を得た。なお、組成の成分比はモル比を表す。
Figure 0005236473
[製造例7]液晶性ポリエステル(B)LCP−2の製造例
理論構造式が下記式になるよう、窒素雰囲気下において、p−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、ヒドロキノン、2,6−ナフタレンジカルボン酸、無水酢酸を仕込み、加熱溶融し重縮合した。融点が320℃である液晶ポリエステルLCP−2を得た。なお、組成の成分比はモル比を表す。
Figure 0005236473
[製造例8]液晶性ポリエステル(B)LCP−3の製造例
理論構造式が下記式になるよう、窒素雰囲気下において、p−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、ヒドロキノン、テレフタル酸、無水酢酸を仕込み、加熱溶融し重縮合した。融点が220℃である液晶ポリエステルLCP−3を得た。なお、組成の成分比はモル比を表す。
Figure 0005236473
[実施例1]
PA−1を75質量部、LCP−1を20質量部、PBTを5質量部の割合でブレンドし樹脂混合物を得た。2軸押出機(東芝機械(株)製TEM35、二軸同方向回転スクリュー型、L/D=47.6(D=37mmφ))を用いて溶融混錬を行った。スクリュー回転数300rpm、シリンダー温度280℃、押出レート60Kg/hr(滞留時間1分)で、減圧せずに押出しを行った。先端ノズル付近のポリマー温度は、290℃であった。先端ノズルからストランド状にポリマーを排出し、水冷、カッティングを行い、ペレットとした。上記評価例の様に行った評価結果を表1に示す。
[実施例2〜7]
PA−1、LCP−1、PBTを表1の割合でブレンドした以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表1に示す。
[比較例1]
PA−1を95質量部、及びLCP−1を5質量部の割合でブレンドした。以後の操作は実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表1に示す。
[比較例2〜9]
PA−1、LCP−1、PBTを表1の割合でブレンドした以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表1に示す。
Figure 0005236473
本発明の樹脂組成物における各成分の組成範囲と、表1に記載の実施例及び比較例の組成を図1に示す。図1と表1に示した結果から本発明の樹脂組成物における各成分の組成範囲内では耐熱性や引張伸度に優れ、またそのバランスも優れていることは明らかである。
[実施例8]
PA−1を75質量部、LCP−1を20質量部、PETを5質量部の割合でブレンドした以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[比較例10]
PA−1を55質量部、LCP−1を20質量部、PETを25質量部の割合でブレンドした以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[比較例11]
PA−1を40質量部、LCP−1を20質量部、PETを40質量部の割合でブレンドした。以後の操作を実施例1と同様にしてペレットを得ようとしたが、押出し性が不良であり、ペレットを得ることができなかった。
[実施例9]
LCP−1のかわりにLCP−2を用い、シリンダー温度を320℃とした以外は実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[実施例10]
LCP−1のかわりにLCP−3を用いた以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[実施例11]
PA−1のかわりにPA−2を用いた以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[実施例12〜14]
PA−1のかわりに表2に示す種類のポリアミド(A)を用いた以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[実施例15]
PA−1のかわりにPA−6を用い、シリンダー温度を320℃とした以外は実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
[実施例16、17]
PA−1のかわりに表2に示す種類のポリアミド(A)を用いた以外は、実施例1と同様にしてペレットを得た。評価結果を表2に示す。
Figure 0005236473
本発明のポリアミド組成物は、耐熱性や引張伸度に優れ、またそのバランスも優れている為、様々な機械工業部品、電気電子部品などの産業用材料として有用である。

Claims (9)

  1. ポリアミド(A)と液晶性ポリエステル(B)と非液晶性ポリエステル(C)を含んでなるポリアミド組成物であって、ポリアミド(A)と液晶性ポリエステル(B)と非液晶性ポリエステル(C)の合計を100質量部としたときに、ポリアミド(A)の質量部Maと液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbと非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcが以下の式を満たすことを特徴とするポリアミド組成物。
    60≦Ma≦90
    2≦Mb≦38
    2≦Mc≦Ma×0.2−2
  2. 液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbと非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcの比が以下の式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のポリアミド組成物。
    1≦Mb/Mc≦7
  3. 液晶性ポリエステル(B)の融点Tmbが、210℃以上350℃以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリアミド組成物。
  4. 非液晶性ポリエステル(C)が、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートのうち少なくとも1種以上から選択されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のポリアミド組成物。
  5. ポリアミド(A)が、ポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド612、ポリアミド6I、ポリヘキサメチレンシクロヘキシルアミド、もしくはこれら重合体の単量体単位を2種以上含むポリアミド共重合体、またはこれら重合体及び/もしくはポリアミド共重合体の混合物であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のポリアミド組成物。
  6. ポリアミド(A)の質量部Maが以下の式を満たすことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のポリアミド組成物。
    70≦Ma≦88
  7. 液晶性ポリエステル(B)の質量部Mbが以下の式を満たすことを特徴とする請求項6に記載のポリアミド組成物。
    5≦Mb≦20
  8. 非液晶性ポリエステル(C)の質量部Mcが以下の式を満たすことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のポリアミド組成物。
    2≦Mc≦10
  9. 前記ポリアミド組成物100質量部に対して赤燐0.01〜30質量部を含む場合を除 くことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のポリアミド組成物。
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