JP5230098B2 - 熱可塑性樹脂組成物及びそれを用いた成形体 - Google Patents

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Description

本発明は、熱可塑性樹脂組成物及びそれを用いた成形体に関し、さらに詳しくは、反射率を確保しつつ、高い遮光性を有する熱可塑性樹脂組成物、及びこの熱可塑性樹脂組成物を成形してなる成形体に関するものである。
ポリカーボネート樹脂は、機械的強度(特に、耐衝撃特性),電気的特性,透明性などに優れていることから、エンジニアリングプラスチックとして、OA機器や電気・電子機器分野,自動車分野などの様々な分野において幅広く利用されている。 近年、液晶ディスプレイ(LCD)の用途はノートパソコン、モニター、テレビへと拡大してきた。それと共に高画質化が進み、LCDの照明装置であるバックライトに、より高い明るさが求められている。
一方、ノートパソコンの小型化に代表されるように、バックライトの薄肉化も同時に進んでおり、これら製品のハウジング、フレーム、反射板には、高い反射率と、薄肉でも十分な遮光性を確保することが要求されている。
しかし、遮光性は成形品の薄肉化に伴い著しく低下して、光が透けやすくなる。例えば、最近のノートパソコン用フレームには最低で0.5mmまで薄肉化が進んでおり、光の透けを防ぐために黒色の遮光用テープを必要箇所に貼付したり、別の事例では、白色成形品と黒色成形品とを組み合わせて使用するなどの特別な対策が別途必要となり、これに伴う工程の複雑化とコストアップ、及び自由な設計への阻害因子などにつながっている。
例えば、照明装置内に配置された光源から出射される光を反射するための反射器を兼ねた照明装置用ハウジング組成物に、酸化チタンを含有させることにより遮光性を向上させ、1mm程度の厚さまでは十分な遮光性を確保することが提案されている(特許文献1)。しかし、この場合、さらに薄肉化が進むと、より高い遮光性を得るためにさらに多量の酸化チタン含有が必要となるが、安定化剤等を加えても、酸化チタン表面の反応基が原因で成形加工時にポリカーボネートの着色やシルバー(銀条)の発生が増加することは避けられない。
また、遮光性を有する層を共押出し積層フィルムを製造する技術や(特許文献2)、白色反射フィルムの裏面に黒色フィルムを積層する技術(特許文献3)なども提案されているが、この場合、加工の煩雑さや、部品点数の増加につながるという欠点がある。
さらに、光吸収を目的として酸化マンガン系黒色顔料を含有した電気光学パネル用スペーサが提案されているが(特許文献4)、この場合、黒色顔料を用いても、光の吸収は一方では反射光の減少を伴い、これを用いた成形品からなる照明装置は輝度低下につながるという欠点がある。
特開平9−330048号公報 特開2003−305811号公報 特開2004−053759号公報 特開2004−046205号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、良好な反射率を確保しつつ、高い遮光性(すなわち、低い全光線透過率)を有する熱可塑性樹脂組成物、及びそれを用いた成形体を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、この目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性樹脂と酸化チタンなどの白色顔料を含有した樹脂組成物において、さらに黒色色材と青色色材とを組み合わせて含有させることが有効なことを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、下記の構成からなる。
1.(A)熱可塑性樹脂と(B)白色顔料とを質量比50:50〜90:10の割合で含有する組成物であって、かつ(C)黒色色材と青色色材とを含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
2.(A)成分の熱可塑性樹脂が、ポリカーボネート樹脂である前記1記載の熱可塑性樹脂組成物。
3.(B)成分の白色顔料が、酸化チタン粉末である前記1又は2記載の熱可塑性樹脂組成物。
4.(C)成分における黒色色材がカーボンブラックであり、かつ青色色材がフタロシアニンブルーである前記1〜3のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
5.(C)成分の含有量が、(A)成分と(B)成分との合計質量に基づき0.1〜50質量ppmである前記1〜4のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
6.(C)成分の含有量が、(A)成分と(B)成分との合計質量に基づき1〜50質量ppmである前記1〜4のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
7.黒色色材と青色色材との質量比が、30:70から70:30の範囲である前記1〜6のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
8.熱可塑性樹脂組成物の光学特性が、肉厚0.5mmの成形体に成形したときに得られる成形体において、全光線透過率が0.2以下で、かつ反射率(Y値)が79以上である前記1〜7のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
9.前記1〜8のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物を、肉厚0.5mmの成形体に成形したときに得られる該成形体の全光線透過率が0.2以下で、かつ反射率(Y値)が79以上であることを特徴とする成形体。
10.前記1〜8のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物を、肉厚1.0mmの成形体に成形したときに得られる該成形体の全光線透過率が0.2以下で、かつ反射率(Y値)が90以上であることを特徴とする成形体。
11.前記9又は10記載の成形体からなることを特徴とする液晶ディスプレー搭載部品。
本発明の熱可塑性樹脂において、(A)成分として用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリカーボネート樹脂,ポリカーボネート−ポリオルガノシロキサン共重合体(以下PC−PDMS共重合体と略記する場合もある),アクリル樹脂,ポリスチレン樹脂(透明タイプ),ポリメチルペンテン−1等が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂はそれぞれ単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。特に、酸化チタンなどの白色顔料を配合した場合の平均輝度の向上という観点から透明性の高いものが好ましく、ポリカーボネート樹脂,ポリカーボネート樹脂とPC−PDMS共重合体との混合物、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂,ポリカーボネート樹脂とポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂との混合物が好ましい。
これらの樹脂の中で、機械的強度を保持する上からは、ポリカーボネート樹脂を単独で用いるか、あるいは熱可塑性樹脂中の50質量%以上をポリカーボネート樹脂とすることが好ましい。
ポリカーボネート樹脂としては、二価フェノールとホスゲンまたは炭酸エステル化合物とを酸受容体や末端停止剤の存在下に反応させることにより容易に製造できるものであり、その種類に特に制限はない。
上記の二価フェノールとしては、ハイドロキノン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)オキシド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン等や、これらのハロゲン誘導体が挙げられ、中でもビスフェノールA、すなわち2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンが適している。
また、上記の炭酸エステル化合物としては、ジフェニルカーボネート等のジアリールカーボネートや、ジエチルカーボネート,ジメチルカーボネート等のジアルキルカーボネートが挙げられる。
そして、上記の末端停止剤としては、一価フェノールであればいかなる構造のものでも使用することができ、特に制限はない。末端停止剤の具体例としては、p−tert−ブチルフェノール、p−tert−オクチルフェノール、p−クミルフェノール、フェノール、p−tert−アミルフェノール、p−ノニルフェノール、p−クレゾール、トリブロモフェノール、p−ブロモフェノール、4−ヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられる。末端停止剤は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
ポリカーボネート樹脂としては分岐構造を有するものを使用してもよく、当該分岐構造を有するポリカーボネート樹脂を得るために使用する分岐剤としては、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、α,α',α''−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン、1−(α−メチル−α−(4''−ヒドロキシフェニル)エチル)−4−(α',α'−ビス(4''−ヒドロキシフェニル)エチル)ベンゼンフロログルシン、トリメリト酸、イサチンビス(o−クレゾール)等、官能基を3つ以上有する化合物が適している。
熱可塑性樹脂としてポリカーボネート樹脂を用いる場合、当該ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は10,000〜40,000であることが好ましい。粘度平均分子量を10,000以上とすることにより、得られる成形体の耐衝撃性低下は抑制され、一方、粘度平均分子量を40,000以下とすることにより、樹脂成形を困難性を伴うことなく行うことができる。この点から、ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、12,000〜35,000であることがより好ましく、15,000〜30,000であることが更に好ましい。
前記PC−PDMS共重合体は、ポリオルガノシロキサン部とからなるブロック共重合体であって、粘度平均分子量が、好ましくは10,000〜40,000、より好ましくは12,000〜35,000のものである。このようなPC−PDMS共重合体は、例えば、予め製造されたポリカーボネート部を構成するポリカーボネートオリゴマー(以下PCオリゴマーと略称する。)と、ポリオルガノシロキサン部を構成する末端に反応性基を有するポリオルガノシロキサン(例えば、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリジエチルシロキサン等のポリジアルキルシロキサンあるいはポリメチルフェニルシロキサン等)とを、界面重縮合反応することにより製造することができる。
また、前記アクリル樹脂とは、アクリル酸およびその誘導体を重合したものを総称し、アクリル酸およびそのエステル,アクリルアミド,アクリロニトリル,メタクリル酸およびそのエステル等の重合体および共重合体を包含する。当該アクリル樹脂の粘度平均分子量は100,000〜600,000であることが好ましく、150,000〜500,000であることがより好ましい。
次に、(B)成分の白色顔料の具体例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルクなどの無機フィラー粉末が好ましく、製品の要求に合わせて選択することができる。これらの熱可塑性樹脂はそれぞれ単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中で、反射機能性を付与する点からは酸化チタン粉末が好ましい。
上記の酸化チタン粉末は、ルチル型およびアナターゼ型のいずれであってもよいが、熱安定性および耐候性に優れているという点からルチル型が好ましい。当該酸化チタン粉末は、ポリカーボネート樹脂の熱分解を抑制するうえから、各種の表面処理剤で処理してその表面を被覆したものであることが好ましい。表面処理剤としては、含水アルミニウム,シリカ,亜鉛等が通常用いられている。
酸化チタン粉末の形状は特に限定されるものではなく、鱗片状,球状,不定形等、適宜選択可能である。また、その大きさ(粒径)は0.2〜5μm程度とすることが好ましい。酸化チタン粉末の樹脂中での分散性を向上させるために、シリコーンオイルやポリオール等を用いることもできる。
本発明の組成物において、前記(A)成分の熱可塑性樹脂と(B)成分の白色顔料との含有割合は、質量比50:50〜90:10の割合で選ばれる。白色顔料の量が上記範囲より少ないと、肉厚0.5mmでの全光線透過率は高くて0.2%以下の遮光性ある成形体を得ることが困難となる。また、白色顔料の量が上記範囲より多いと、極めて高い反射率と遮光性の双方の確保が期待できるが、特に酸化チタン粉末を添加する場合には樹脂の劣化が大きく、当該樹脂組成物を所望形状に成形加工する際にシルバー(銀条)の発生が顕著になる。
成形体を得る際の生産性、成形性などを考慮した取扱いの容易から判断すると(A)成分の熱可塑性樹脂と(B)成分の白色顔料との含有割合は、質量比65:35〜90:10の範囲が好ましく、さらに、反射率、遮光性、成形性のバランスを考慮すれば特に80:20〜90:10の範囲が好ましい。
また、本発明においては、前記熱可塑性樹脂(A)と白色顔料(B)とからなる組成物に、さらに、(C)成分として黒色色材と青色色材とを組み合わせて含有させることが必要である。黒色色材と青色色材との両色材を添加することにより、単に黒色色材を添加した場合と比較して、反射率(Y値)の低下が抑制され、かつ、より高い遮光性(より低い全光線透過率)が得られる。ここで、色材の色は、JIS Z8721に準拠してC光原を用いた場合のマンセル表色系により定義され、黒色は、N1.5を基準にH=±50、V/CとしてはV≦2,かつC≦0.5であり、N=ニュートラルで規定される範囲であり、青色は、10B5/6を基準にH=±10、V/CとしてはV=±0.5,かつC=±2で規定される範囲である。
具体的には、黒色色材としては、カーボンブラック、ランプブラック、ホーンブラック、黒鉛、鉄黒、アニリンブラック、シアニンブラック、その他前記規定の黒色範囲である染料又は顔料の混色系色材などから選択して用いることができ、特にカーボンブラックがこのましい。青色色材としては、フタロシアニンブルーなどのフタロシアニン系染料又は顔料、アンスラキノン系染料又は顔料、複合酸化物系顔料、群青、紺青、コバルトブルー、ジオキサジン顔料、スレン系顔料などから選択して用いることができるが、フタロシアニンブルーが好ましい。
前記(C)成分としての黒色色材と青色色材は、(A)成分と(B)成分との合計質量に対して、0.1〜50質量ppm含まれていることが好ましい。0.1質量ppm以上とすることにより、充分な遮光性向上効果が得られ、50質量ppm以下とすることにより、目視による白色は明らかに保たれ、反射率の低下も抑制される。同じ観点から1〜50質量ppm含まれていることがさらに好ましい。反射率を大きく損ねることなく、実用上充分な遮光性を確保するには、(C)成分は、3〜30質量ppm含まれていることが特に好ましい。この範囲において、反射率と遮光性の要求に合わせて自由に設定することができる。
また、黒色色材と青色色材との含有割合は、質量比で30:70〜70:30であることが好ましい。両色材の合計量に対する黒色色材の比率を70質量%以下とすることにより、遮光性向上に伴なう反射率の大きな低下が抑制され、逆に青色色材の比率を70質量%以下とすることにより、期待される遮光性向上効果が得られるので、黒色色材と青色色材との含有割合は前記範囲で組み合わせることが好ましい。
本発明における熱可塑性樹脂組成物の光学特性は、肉厚0.5mmの成形体において、全光線透過率が0.2以下で、かつ反射率(Y値)が79以上であることが好ましい。全光線透過率が0.2を越えると、成形品裏側に置かれた冷陰極管等の光が、周囲を比較的暗く保った雰囲気において目視で確認できる程度に透ける。また、Y値が79未満であると、その成形品は、目視において明らかに白色とは見えず、灰色又は黒っぽい色と認識される。同じ観点から、肉厚1.0mmの成形体において、全光線透過率が0.2以下で、かつ反射率(Y値)が90以上であることがさらに好ましい。
ここで、「全光線透過率」とは、JIS K 7105に記載の方法に基づいて測定したものを意味する。また、「Y値」とは、JIS K 7105に記載の方法に準じて試料(成形体)の色についての三刺激値X,Y,Zを分光測色法によって求めたときの刺激値Yを意味し、このY値は輝度率または視感反射率に相当する。Y値は、例えばマクベス(Mccbeth)社製のMS2020プラスを用いて測定することができる。
なお、ポリカーボネート樹脂に酸化チタンを配合した場合に生じるポリカーボネート樹脂の分子量の低下を抑制するために、前記熱可塑性組成物には、所望により安定化剤を添加してもよい。当該安定化剤の種類は特に限定されるものではなく、リン系化合物,アルコキシ基(メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ基等)を含有するオルガノシロキサン,オルガノ水素シロキサン,アルコキシシラン化合物,エポキシ化合物等を用いることができる。
上記のリン系化合物の具体例としては、(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ビフェニレンジホスホナイト、リン酸トリメチル、ベンジルホスホン酸エステル、有機ホスホン酸塩、有機ホスホン酸エステル、アルキルホスホン酸ジアルキルエステル等が挙げられる。また、上記のアルコキシ基を含有するオルガノシロキサンの具体例としては、二価炭化水素基を介してケイ素原子に結合したオルガノキシシリル基を含有するオルガノポリシロキサン等が挙げられる。
また、前記オルガノ水素シロキサンの具体例としては、ポリオルガノ水素シロキサン、末端封止ポリオルガノ水素シロキサン等が挙げられる。上記のアルコキシシラン化合物の具体例としては、メチルトリメトキシシラン、アルキルアミノシラン等が挙げられる。そして、上記のエポキシ化合物の具体例としては、エポキシ樹脂、エポキシ化大豆油、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート等が挙げられる。
これらの安定化剤の中でも、ポリカーボネート樹脂組成物中の酸化チタンの濃度を高くしても成形加工時にシルバーの発生を比較的低く抑えることができるという観点から、アルコキシ基を含有するオルガノシロキサンが特に好ましい。安定化剤は1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。このポリカーボネート樹脂安定化剤の添加量は、(A)成分と(B)成分との合計量100質量部に対して、0.001〜5質量部が好ましい。
また、ポリカーボネート樹脂組成物からなる成形体のY値を殆ど低下させることなく全光線透過率を低下させるために、所望により光拡散剤を添加してもよい。光拡散剤の具体例としては、アクリルビーズ,シリカビーズ,シリコーン樹脂ビーズおよびガラスビーズ、ならびにこれらと同材質の中空ビーズおよび不定形粉末,板状粉末等が挙げられる。この光拡散剤の添加量は、(A)成分と(B)成分との合計量100質量部に対して、0.01〜3質量部が好ましい。
また、本発明の熱可塑性樹脂組成物には、さらに高い難燃性付与のために、所望によりフッ素樹脂を添加してもよい。フッ素樹脂としては、フィブリル形成能を有する平均分子量500,000以上のポリテトラフルオロエチレンが好ましい。フィブリル形成能を有するポリテトラフルオロエチレンはドロッピング防止剤(着火樹脂の滴下防止剤)として機能する。
ここにフィブリル形成能とは、混練や射出成形において可塑化の剪断応力を受けた際にフィブリル化(繊維化)する性能を言い、高い難燃性を得る上で効果的である。 上記のようなフィブリル形成能を有するポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、例えばテトラフルオロエチレンを水性溶媒中でナトリウム、カリウムまたはアンモニウム−オキシジスルフィドの存在下に、1〜100psi程度の圧力下、温度0〜200℃程度、好ましくは20〜100℃で重合させることにより得られる。
以上、本発明における熱可塑性樹脂組成物の組成について説明したが、当該熱可塑性樹脂組成物には上述した成分以外にも各種の充填剤,添加剤,他の合成樹脂,エラストマー等を必要に応じて含有させることができる。上記の充填剤の具体例としてはガラス繊維,カーボン繊維,チタン酸カリウムウィスカー,鉱物繊維,ウォラストナイト等の繊維状充填剤や、タルク,マイカ,ガラスフレーク,クレー等の板状充填剤等が挙げられる。
上記添加剤の具体例としてはヒンダードフェノール系,亜リン酸エステル系,リン酸エステル系等の酸化防止剤や、ベンゾトリアゾール系,ベンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系等の光安定剤、脂肪族カルボン酸エステル系,パラフィン系,シリコーンオイル,ポリエチレンワックス等の内部滑剤、あるいは常用の難燃剤、難燃助剤、離型剤、帯電防止剤、着色剤等が挙げられる。
他の合成樹脂の具体例としてはポリエステル(ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート等),ポリアミド,ポリアリレート,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリメチルメタクリレート,ポリスチレン,ABS樹脂,AS樹脂等が挙げられる。そして、上記のエラストマーの具体例としてはイソブチレン−イソプレンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,エチレン−プロピレンゴム,アクリル系エラストマー,コアシェル型のエラストマーであるMBSやMAS等が挙げられる。
前記熱可塑性樹脂組成物を用いた本発明の成形体は、リボンブレンダー,ヘンシェルミキサー,ドラムタンブラー,単軸スクリュー押出機,2軸スクリュー押出機,コニーダ,多軸スクリュー押出機等を用いた方法によって所望の組成物を得た後、これを射出成形,押出成形,回転成形等の方法によって所望形状に成形することにより得ることができる。成形温度は、概ね260〜300℃の範囲で適宜選択可能である。また、金型温度は概ね80〜120℃の範囲で適宜選択可能である。
成形体の形状は目的とする用途等に応じて適宜選択可能である。また、これら部品の形状についても、一体成形が可能な形状であれば特に限定されるものではなく、その用途等に応じて適宜選択可能である。
以下、本発明の実施例について比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、実施例および比較例で用いた熱可塑性樹脂組成物を得るための原料は下記のとおりである。
(A)成分
1. タフロンFN1500〔商品名、出光石油化学(株)製、ビスフェノールA型のポリカーボネート(PC)、Mv=14,500〕
2.タフロンFN1700A〔商品名、出光石油化学(株)製、ビスフェノールA型のポリカーボネート、Mv=18,000〕
3.タフロンFC1700[商品名、出光石油化学(株)製、PC-PMDS,Mv=18,000、PDMS分=3.5質量%]、
(B)成分
4.PF726〔商品名,石原産業(株)製,酸化チタン粉末、ルチル型、表面酸量17マイクロモル/g、表面塩基量26マイクロモル/g〕
(C)成分
5.スミトーンシアニンブルーGH〔商品名,住友ファインケム(株)製,青色色材〕
6.三菱カーボンMA−100〔商品名,三菱化学(株)製,黒色色材〕
(D)その他の成分
7.アデカスタブPFR〔商品名,旭電化工業(株)製、難燃剤,フェニル・レゾルシンポリホスフェート〕
8.CD076〔商品名,旭硝子フロロポリマー(株)製、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)]
9.JC263〔城北化学製、リン酸系酸化防止剤、トリフェニルホスフィン〕
10.BY16−161 [商品名、東レ・ダウコーニング(株)製、安定化剤、エトキシ基が炭化水素基を介してケイ素原子に結合したエトキシシリコーン]
実施例1〜18
熱可塑性樹脂として、ポリカーボネート樹脂(PC)、又はPCとポリカーボネート−ポリジメチル共重合体との混合物を用い、これに、酸化チタン粉末、青色色材と黒色色材の両色材、安定剤、必要に応じてPTFE及び/又は酸化防止剤を第1表及び第2表に示す割合で配合し、ドライブレンドした後、ベント付二軸押出機(東芝機械株式会社製のTEM−35)を用いてシリンダー温度280℃で混練して、各ポリカーボネート樹脂組成物からなるペレットを得た。
また、上記で得たペレットを120℃で5時間乾燥後、成形温度280℃、金型温度80℃の条件の射出成形により80mm×80mm×0.5mm及び80mm×80mm×1.0mmの平板からなる試験片を各実施例ごとに得た。なお、試験片を得る際に用いた金型としては、水ペーパー(#1000)によって成形面を鏡面研磨加工したものを用いた。
得られた各試験片について、下記の方法により、その全光線透過率、Y値および光の透けを測定した。結果を第1表及び第2表に示す。
<全光線透過率>
全光線透過率は、日本電色工業株式会社製のSZシグマ90を用いて測定した。
<Y値>
Y値は、マクベス(Mccbeth)社製のMS2020プラスを用いて測定した。<光の透け>
光の透けは、直径4mmの冷陰極管(ハリソン電機株式会社製のHMB;輝度20000cd/m2 )を、前記成形品(平板)の裏側に密着させて、光の透けを、○(透けない)、△(やや透ける)、×(かなり透ける)の基準で目視判定した。
比較例1〜11
熱可塑性樹脂として、ポリカーボネート樹脂を用い、これに、酸化チタン粉末、安定剤、そして、青色色材及び黒色色材についてはそのいずれも用いないか、あるいはその一方のみを用いて、第1表に示す割合で配合し、実施例1〜18と同様にしてペレットを作製し、同様の評価を行った。結果を第1表及び第2表に示す。
Figure 0005230098
Figure 0005230098
Figure 0005230098
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本発明の組成物は、酸化チタン添加量を増加させることなく、Y値(反射率)を維持してより高い遮光性をもつ成形品を得ることができる。このため、シルバー、発泡などの成形不良を低減させることができる。また、光の反射と遮光を同時に要求される成形品薄肉部からの光の透けを防ぐために、成形品に黒色テープを貼ったり、白色と黒色の成形品を組み合わせたりする等の複雑な工程を省略することができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、液晶ディスプレイバックライト等の部品(反射板,フレーム,ランプ支持体等)、一般照明装置用部品(ハウジング,反射板,フレーム等)、LED反射ケース、自動車等の操作バネルなど光源から発する光の反射、遮光を同時に要求される製品などに有効に適用することができる。

Claims (7)

  1. (A)ポリカーボネート樹脂と(B)白色顔料とを質量比50:50〜90:10の割合で含有する組成物であって、かつ(C)黒色色材と青色色材とを含有し、(C)成分の含有量が、(A)成分と(B)成分との合計質量に基づき0.1〜50質量ppmであり、黒色色材と青色色材との質量比が、30:70から70:30の範囲であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. (B)成分の白色顔料が、酸化チタン粉末である請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. (C)成分における黒色色材がカーボンブラックであり、かつ青色色材がフタロシアニンブルーである請求項1又は2に記載の熱可塑性樹脂組成物。
  4. (C)成分の含有量が、(A)成分と(B)成分との合計質量に基づき1〜50質量ppmである請求項1〜のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
  5. 熱可塑性樹脂組成物の光学特性が、肉厚0.5mmの成形体に成形したときに得られる成形体において、全光線透過率が0.2以下で、かつ反射率(Y値)が79以上である請求項1〜のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物を成形してなる成形体。
  7. 請求項に記載の成形体からなることを特徴とする液晶ディスプレー搭載部品。
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