JP2001302872A - レーザーマーキング用樹脂組成物およびそれからなる成形品 - Google Patents

レーザーマーキング用樹脂組成物およびそれからなる成形品

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JP2001302872A
JP2001302872A JP2000116701A JP2000116701A JP2001302872A JP 2001302872 A JP2001302872 A JP 2001302872A JP 2000116701 A JP2000116701 A JP 2000116701A JP 2000116701 A JP2000116701 A JP 2000116701A JP 2001302872 A JP2001302872 A JP 2001302872A
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monomer
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copolymer
resin composition
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Satoshi Mitsui
聡 三井
Shusuke Tanaka
秀典 田中
Kozo Kitano
幸三 北野
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性を損なうことなく、淡色の色調ベー
スの成形品に鮮明な黒色マーキングを呈することができ
る熱可塑性樹脂組成物およびそれからなる成形品を提供
する。 【解決手段】 ゴム含有グラフト共重合体(I)10〜
50重量部、マレイミド系共重合体(II)0〜50重量
部、並びに、シアン化ビニル系共重合重合体(III)5
〜90重量部、からなる熱可塑性樹脂100重量部に対
し、平均粒子径が50〜200nmのカーボンブラック
(IV)を0.1〜10ppm、ルチル型二酸化チタン
(V)0.01〜0.5重量部、並びに、アンスラキノ
ン系着色剤、モノアゾ系着色剤、ジアゾ系着色剤及びフ
タロシアニン系着色剤から選ばれる少なくとも1種のそ
の他着色剤(VI)0〜5重量部を含有させてなるレーザ
ーマーキング用樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光照射に
よって鮮明な黒色マーキングを呈することができる、樹
脂組成物およびそれからなる成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体(ABS樹脂)は、成形性、耐衝撃性のバラ
ンスに優れ、OA機器や家電製品向けの用途に幅広く利
用されている。このような成形品は文字等による表示が
されることが多く、従来はシルク印刷やタンポ印刷等の
インキなどを用いた印刷またはシールによる表示が行わ
れてきた。
【0003】ところが、近年になって、レーザー光線に
よるマーキング手法が簡便かつ効率的に行えるため、注
目を集めている。これはレーザー光線の照射時に樹脂が
発泡・分解または樹脂表面が炭化することにより、マー
キングが可能となる技術である。
【0004】これらの技術的方法として、カーボンブラ
ックまたはグラファイトを材料にブレンドする方法(特
開昭57−116620号公報)、(メタ)アクリル酸
エステル系単量体とビニル系単量体からなる共重合体を
ゴム含有スチレン系樹脂にブレンドする方法(特開平8
−112968号公報)およびゴム含有スチレン系樹脂
に他の熱可塑性樹脂をブレンドする方法(特開平9−1
00390号公報)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベース
色を淡色な色調にすると黒色発色性が劣る問題があり、
カーボンブラックの添加量を減らすと発色部分にむらが
出るなどの問題があり、また、発色部分が隆起してしま
う等の問題があった。
【0006】本発明は、かかる状況を解決するために、
淡色の樹脂成形品であってもレーザー光照射により鮮明
かつ平滑で黒色度の高いマーキングを呈することができ
る樹脂組成物およびそれからなる成形品を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するために鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂に対
し特定粒子径のカーボンブラック及びルチル型二酸化チ
タンをそれぞれ特定量で配合することによって、耐熱性
や難燃性を付与した樹脂組成物とする場合においても淡
色の色調とすることが可能であり、かつ、鮮明で平滑な
黒色マーキングを呈することができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明のレーザーマーキング用樹脂
組成物は、ム質重合体(a)の存在下に、シアン化ビニ
ル系単量体(b)、芳香族ビニル系単量体(c)及びこ
れらと共重合可能な他のビニル系単量体(d)から選ば
れる少なくとも1種以上の単量体をグラフト重合してな
るゴム含有グラフト共重合体(I)10〜50重量部、
シアン化ビニル系単量体(b)5〜45重量%、芳香族
ビニル系単量体(c)40〜90重量%及びマレイミド
系単量体(e)5〜55重量%からなる単量体混合物を
重合してなるマレイミド系共重合体(II)0〜50重量
部、並びに、シアン化ビニル系単量体3〜45重量%、
芳香族ビニル系単量体90〜20重量%及びこれらと共
重合可能な他のビニル系共重合体0〜80重量%からな
る単量体混合物を重合してなるシアン化ビニル系共重合
重合体(III)5〜90重量部、からなる熱可塑性樹脂
100重量部に対し、平均粒子径が50〜200nmの
カーボンブラック(IV)を0.1〜10ppm、ルチル
型二酸化チタン(V)0.01〜0.5重量部、並び
に、アンスラキノン系着色剤、モノアゾ系着色剤、ジア
ゾ系着色剤及びフタロシアニン系着色剤から選ばれる少
なくとも1種のその他着色剤(VI)0〜5重量部を含有
させてなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。
【0010】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)に用いるゴム質重合体(a)としては,ジエン系
ゴム、アクリル系ゴム、エチレン系ゴムなどであり、具
体例としては、ポリブタジエン、ポリ(ブタジエン−ス
チレン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)、ポ
リイソプレン、ポリ(ブタジエン−アクリル酸ブチ
ル)、ポリ(ブタジエン−アクリル酸メチル)、ポリ
(ブタジエン−メタクリル酸メチル)、ポリ(アクリル
酸ブチル−メタクリル酸メチル)、ポリ(ブタジエン−
アクリル酸エチル)、エチレン−プロピレンラバー、エ
チレン−プロピレン−ジエンラバー、ポリ(エチレン−
イソブチレン)、ポリ(エチレン−アクリル酸メチル)
などが挙げられる。これらのゴム質重合体は、1種また
は2種以上の混合物で使用される。これらのゴム質重合
体のうち、ポリブタジエン、ポリ(ブタジエン−スチレ
ン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)、エチレ
ン−プロピレンラバーが耐衝撃性の点で特に好ましく用
いられる。
【0011】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)、マレイミド系共重合体(II)およびシアン化ビ
ニル系共重合体(III)に用いるシアン化ビニル系単量
体(b)の具体例としてはアクリロニトリルおよびメタ
クリロニトリルなどが挙げられ、1種または2種以上用
いることができる。中でもアクリロニトリルが耐薬品性
の面で特に好ましい。
【0012】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)、マレイミド系共重合体(II)およびシアン化ビ
ニル系共重合体(III)に用いる芳香族ビニル系単量体
(c)の具体例としては、スチレン,α−メチルスチレ
ン,オルソメチルスチレン,パラメチルスチレン,パラ
−t−ブチルスチレンおよびハロゲン化スチレンなどが
挙げられ、1種または2種以上用いることができる。な
かでもスチレン,α−メチルスチレンが成形加工性の面
で特に好ましく、さらにスチレンが好ましい。
【0013】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)及びシアン化ビニル系共重合体(III)に用いる
共重合可能な他のビニル系単量体(d)の具体例として
は、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カルボン
酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル
酸ブチルなどの(メタ)アクリル酸エステル類、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミ
ドなどの(メタ)アクリルアミド類、マレイミド、N−
メチルマレイミドなどのマレイミド類、および無水マレ
イン酸、無水シトラコン酸、無水アコニット酸などの不
飽和カルボン酸無水物などを挙げることができ、なかで
もメタクリル酸メチル、N−フェニルマレイミドが成形
加工性の面で好ましい。
【0014】本発明におけるマレイミド系共重合体(I
I)に用いるマレイミド系単量体(e)の具体例として
は、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレ
イミド、N−メチルマレイミド、マレイミドなどがあ
り、中でもN−フェニルマレイミドが成形加工性の面で
特に好ましく用いられる。
【0015】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)におけるゴム質重合体(a)の含有率は、耐衝撃
性の点で10〜80重量%が好ましく、40〜70重量
%がさらに好ましい。また、ゴム含有グラフト共重合体
(I)におけるシアン化ビニル系単量体(b)の含有率
は、3〜70重量%が色調安定性の点で好ましく、さら
には10〜40重量%が好ましい。さらに、ゴム含有グ
ラフト共重合体(V)における芳香族ビニル系単量体
(c)の含有率は、10〜80重量%が色調安定性の点
で好ましく、さらには20〜50重量%が好ましい。ま
たグラフト率は10〜80%が、グラフト成分の共重合
体の還元粘度は、0.2〜0.8dl/gが耐衝撃性の
点で好ましい。
【0016】本発明におけるマレイミド系共重合体(I
I)の単量体成分の構成単位は、シアン化ビニル系単量
体(b)5〜45重量%,芳香族ビニル系単量体(c)
40〜90重量%およびマレイミド系単量体(e)5〜
55重量%である。その中で、シアン化ビニル系単量体
(b)5〜40重量%、芳香族ビニル系単量体(c)3
0〜55重量%およびマレイミド系単量体(e)30〜
55重量%の範囲のものが耐衝撃性、耐熱性のバランス
の点で好ましい。
【0017】シアン化ビニル系単量体が5重量%未満で
は耐薬品性が劣り、また、45重量%を越えると色調安
定性が低下する。また、芳香族ビニル系単量体(c)が
40%未満であると、シート成形用熱可塑性樹脂組成物
の溶融時の色調安定性が著しく低下し、90重量%を越
えると耐薬品性が劣る。またマレイミド系単量体(e)
が5重量%未満であると耐熱性が十分でなく、55重量
%を越えると耐衝撃性が劣る。
【0018】また本発明におけるマレイミド系共重合体
(II)のガラス転移温度は、耐熱性の観点から、120
℃以上が好ましく、耐衝撃性の観点から210℃以下が
好ましい。より好ましくは135〜200℃である。
【0019】また、本発明におけるシアン化ビニル系共
重合体(III)の単量体成分の構成単位は、シアン化ビ
ニル系単量体(b)10〜45重量%、芳香族ビニル系
単量体(c)90〜55重量%である。好ましくは、シ
アン化ビニル系単量体(b)20〜40重量%、芳香族
ビニル系単量体(c)80〜60重量%である。
【0020】シアン化ビニル系単量体(b)が10重量
%未満であり、芳香族ビニル系単量体(c)が90重量
%を越えると耐薬品性が十分でない。また、シアン化ビ
ニル系単量体(b)が45重量%を越え、芳香族ビニル
系単量体(c)が55重量%未満であると色調安定性が
低下する。
【0021】また、シアン化ビニル系共重合体(III)
の分子量としては特に制限がないが、還元粘度が0.3
0〜0.90dl/g、特に0.35〜0.85dl/
gの範囲のものが、耐衝撃性、流動性の点から好ましく
用いられる。
【0022】本発明の樹脂組成物において、ゴム含有グ
ラフト共重合体(I)、マレイミド系共重合体(II)お
よびシアン化ビニル系共重合体(III)の配合割合は、
ゴム含有グラフト共重合体(I)10〜50重量部、マ
レイミド系共重合体(II)0〜50重量部、シアン化ビ
ニル系共重合体(III)5〜90重量部であることが必
要である。ゴム含有グラフト共重合体(I)が10重量
部未満だと衝撃強度が十分ではなく、50重量部を越え
るとレーザーマーキング性が劣る。マレイミド系共重合
体(II)が50重量部を越えると耐衝撃性が劣る。シア
ン化ビニル系共重合体(III)が5重量部未満だと耐薬
品性が十分ではなく、90重量部を越えると色調安定性
が劣る。また、マレイミド系共重合体(II)配合による
耐熱性向上効果を発揮するためには5重量部以上の配合
が好ましい。
【0023】本発明におけるカーボンブラック(IV)の
平均粒子径は50〜200nmであり、好ましくは50
〜150nmである。50nm未満では発色性が劣り、
200nmを越えると発色部にむらができる。
【0024】また、カーボンブラック(IV)の添加量
は、熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.1〜10
ppmであり、好ましくは0.1〜6ppmである。
0.1ppm未満では発色性が劣り、10ppmを越え
るとベース樹脂の淡色への調色が困難である。
【0025】本発明で用いるルチル型二酸化チタン
(V)は、その平均粒子径、製法に特に制限はない。そ
の二酸化チタン(V)の配合量は、熱可塑性樹脂100
重量部に対し、0.01〜0.5重量部であり、好まし
くは0.01〜0.4重量部である。0.01重量部未
満では淡色に調色が難しく、0.5重量部を越えると発
泡が促進され、平滑な発色部分の黒色度が低くなる。
【0026】また、二酸化チタン(V)の結晶系はルチ
ル型である。アナターゼ型では白色隠蔽性が低く、調色
のために、より多量の二酸化チタンの配合が必要となる
ので、耐衝撃性が低下する。
【0027】本発明においては、その他着色剤(VI)と
して、アンスラキノン系着色剤、モノアゾ系着色剤、ジ
アゾ系着色剤及びフタロシアニン系着色剤から選ばれる
1種以上の着色剤を0〜5重量部で用いる。好ましくは
0.001〜3重量部を配合する。その他着色剤(VI)
として無機顔料を使用するとレーザー光の波長によって
はエネルギー吸収体となり、発泡が促進され、平滑な発
色部分の黒色度が低くなる。
【0028】本発明においては、さらに必要に応じて
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、4、
4´−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチル
フェノール)などのフェノール系酸化防止剤、トリス
(ミックスド、モノおよびジノニルフェニル)ホスファ
イト、ジフェニル・イソデシルホスファイトなどのリン
系酸化防止剤、ジラウリルチオジプロピネート、ジミリ
スチルチオジプロピネートジアステリアルチオジプロピ
ネートなどのイオウ系酸化防止剤、2−ヒドロキシ−4
−オクトキシベンゾフェノン、2−(2−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールなどの紫外線
吸収剤、ビス(2、2、6、6、−テトラメチル−4−
ピペリジニル)などの光安定剤、ヒドロキシルアルキル
アミン、スルホン酸塩などの帯電防止剤、エチレンビス
ステアリルアミド、金属石鹸などの滑剤、ポリブロモジ
フェニルエーテル、テトラブロモビスフェノール−A、
臭素化エポキシオリゴマー、臭素化ポリカーボネートオ
リゴマー等の含ハロゲン系化合物、りん系化合物、三酸
化アンチモン等の難燃剤・難燃助剤、ガラス繊維、カー
ボン繊維などの無機充填材なども添加することも可能で
ある。
【0029】以下、本発明のレーザーマーキング用樹脂
組成物の製造方法の例について述べる。
【0030】本発明におけるゴム含有グラフト共重合体
(I)、マレイミド系共重合体(II)、シアン化ビニル
系共重合体(III)の製造方法については特に制限はな
く、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法
ならびにそれらの組み合わせによる重合法により製造す
ることができる。ゴム質重合体による変性手段として
は、主としてゴム質の存在下で樹脂相を形成する単量体
を乳化重合法、乳化−懸濁重合法、塊状重合法などでグ
ラフト重合する方法が採用される。この際、機械的特性
の観点からグラフト率は15〜100%であることが好
ましく、より好ましくは20〜70%である。
【0031】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成物
の製造方法に関しては、バンバリーミキサー、ロールお
よび単軸または多軸押出機で溶融混練するなど種々の方
法を採用することができる。
【0032】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成物
は、射出成形、押出成形、ブロー成形、真空成形、圧縮
成形、ガスアシスト成形等の現在熱可塑性樹脂の成形に
用いられる公知の方法によって成形することができ、特
に制限されるものではない。
【0033】これらの成形品の用途については、電気、
電子、自動車、機械、雑貨など特に制限はないが、本発
明の成形品の特徴から、文字や記号等が印字・表示され
る用途に有効である。なかでもOA機器・電気・電子製
品のハウジングおよび冷蔵庫の構造体部品、パチンコの
受け皿等の雑貨用途、トイレ・台所等のサニタリー用
途、自動車用内外装材の文字や記号等を印字・表示され
る部位に適用することができる。
【0034】[物性の測定法]本発明のレーザーマーキ
ング用樹脂組成物に関する特性の測定方法を下記する。
レーザーマーキング性、耐衝撃性等の一般的な特性につ
いては、射出成形によりテストピースを成形し、下記試
験法に準拠し測定した。
【0035】(1)グラフト率 グラフト共重合体所定量(m)にアセトンを加え、3時
間還流し、この溶液を8800r.p.m.(1000
0G)で40分間遠心分離後、不溶分を濾過し、この不
溶分を60℃で5時間減圧乾燥し、重量(n)を測定し
た。グラフト率は、下記式より算出した。ここで、Lは
グラフト共重合体のゴム含有量である。 グラフト率(%)={[(n)−(m)×L]/
[(m)×L]}×100 (2)還元粘度 ウベローデ粘度計を使用し、測定温度30℃、試料濃度
0.4g/dlのメチルエチルケトン溶液より測定し
た。
【0036】(3)ガラス転移温度 東洋ボールドウィン社製の自動動的粘弾性測定器(バイ
ブロン:DDV−II−EA)を用いて測定した。
【0037】(4)レーザーマーキング性 測定サンプルをNd:YAGレーザーにより、波長10
64nmでマーキングを行い測定した。下記鮮明性およ
び黒色度の測定は、下記式で示す平滑性が1±0.5と
なる部分を使用して行った。 平滑性=(マーキング部分の静摩擦係数)/(未マーキ
ング部分の静摩擦係数) 静摩擦係数:協和界面科学社製自動摩擦・摩耗解析装置
DFPM−SS型を用いて測定した。射出成形にて縦6
0mm×横50mm×厚さ3mmの試験片を作成し、コ
ピー用紙(株式会社NBSリコー、マイリサイクルペー
パーニュー)との静摩擦係数を測定した。なお、測定は
加重100g(負荷応力0.0098MPa)、ストロ
ーク50mm、速度0.1mm/secの条件にて、温
度23±1℃、湿度50±5%の環境下で測定した。
【0038】黒色度:レーザーマーク部分の白色度は大
日精化工業社製カラーコンピューター(カラコムシステ
ム)を用いて、白色度指数WIを測定し、WI値60を
超えるものを(×)、40〜60を(△)、40未満を
(○)とした。
【0039】鮮明度:レーザーによりマーキングした部
分を目視により判定し、細い線がはっきりとマーキング
され、ベース色とマーキング文字色のコントラストが良
好なものを(○)、やや良好なものを(△)、不良なも
のを(×)とした。
【0040】(5)ベース樹脂の着色性 実施例の樹脂組成物と、カーボンブラック(II)を削除
した以外の樹脂組成が全く 同一な比較用組成物とを射
出成形して評価用角板を作成した。大日精化工業社製カ
ラーコンピューター(カラコムシステム)を用いて当該
角板の色差△E値を測定した。△E値10未満を
(○)、10〜30を(△)、30を超えるものを
(×)とした。
【0041】(6)耐衝撃性(Izod衝撃) ASTM D256(12.7mmノッチ付き、23
℃)。
【0042】(7)耐熱性(6.4mmDTL) 6.4mm荷重撓み温度(DTL)は、熱可塑性樹脂組
成物の射出成形品について、ASTM D648(1.
82MPa/cm2)に準じて測定した。
【0043】(8)カーボンブラックの平均粒子径 透過型電子顕微鏡(TEM)によるカーボンブラックの
写真から直接個々の1次粒子径(長径)を測定した。写
真倍率は10万倍であり、1000個以上の1次粒子径
を計測し、算術平均により求めた。
【0044】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示す。
【0045】[参考例1]ゴム含有グラフト共重合体
(I)の製造 窒素置換した反応器に純水120部、ブドウ糖0.5
部、ピロリン酸ナトリウム0.5部、硫酸第一鉄0.0
05部およびポリブタジエンラテックス(ゴム粒子径
0.3μm,ゲル含有率85%)50部(固形分換算)
を仕込み、撹拌しながら反応器内の温度を65℃に昇温
した。内温が65℃に達した時点を重合開始としてモノ
マ(スチレン35部,アクリロニトリル15部)および
t−ドデシルメルカプタン0.3部からなる混合物を5
時間かけて連続滴下した。同時に並行してクメンハイド
ロパーオキサイド0.25部,オレイン酸カリウム2.
5部および純水25部からなる水溶液を7時間かけて連
続滴下し、反応を完結させた。得られたグラフト共重合
体ラテックスを硫酸で凝固し、苛性ソ−ダで中和後、洗
浄、濾過、乾燥してゴム含有グラフト共重合体(I)を
得た。このグラフト共重合体(I)のグラフト率は45
%、樹脂成分のηsp/cは0.68dl/gであっ
た。
【0046】[参考例2]マレイミド系共重合体(II)
の製造 容量が20Lで、バッフルおよびファウドラ型攪拌翼を
備えたステンレス製オートクレーブに、メタクリル酸メ
チル/アクリルアミド共重合体(特公昭45−2415
1号公報記載)0.05部をイオン交換水165部に溶
解した溶液を400rpmで攪拌し、系内を窒素ガスで
置換した。次にアクリロニトリル10部スチレン50
部、N−フェニルマレイミド40部、t−ドデシルメル
カプタン0.46部、および2,2’−アゾビスイソブ
チルニトリル0.15部の混合溶液を反応系を攪拌しな
がら添加し、60℃に昇温し110分重合を行った。こ
の後、100℃まで50分かけて昇温し重合を完結させ
た。その後、反応系の冷却、ポリマーの分離、洗浄、乾
燥を行ない、アクリロニトリル10重量%、スチレン5
0重量%、N−フェニルマレイミド40重量%のマレイ
ミド系共重合体(II)を得た。このマレイミド系共重合
体(II)のガラス転移温度は167℃、重量平均分子量
/数平均分子量の比は2.4であった。
【0047】[参考例3]シアン化ビニル系共重合体
(III)の製造 容量が20Lで、バッフルおよびファウドラ型攪拌翼を
備えたステンレス製オートクレーブに、メタクリル酸メ
チル/アクリルアミド共重合体(特公昭45−2415
1号公報記載)0.05部をイオン交換水165部に溶
解した溶液を400rpmで攪拌し、系内を窒素ガスで
置換した。次にアクリロニトリル32部、スチレン4.
0部、t−ドデシルメルカプタン0.46部、2,2’
−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.3
9部,2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.05
部の混合溶液を反応系を攪拌しながら添加し、58℃に
昇温し重合を開始した。重合開始から15分が経過した
後オートクレーブ上部に備え付けた供給ポンプからのス
チレン64部を110分かけて添加した。この間、反応
温度を65℃まで昇温した。スチレンの反応系への添加
終了後、50分かけて100℃まで昇温した。以降は、
通常の方法に従って、反応系の冷却、ポリマーの分離、
洗浄、乾燥を行ない、アクリロニトリル10重量%、ス
チレン50重量%のシアン化ビニル系共重合体(III)
を得た。このシアン化ビニル系共重合体(III)のηs
p/cは0.55dl/gであった。
【0048】[参考例4]カーボンブラック(IV) A:三菱化学社製 C.B.#30 (平均粒子径84nm) B:三菱化学社製 C.B.#850 (平均粒子径18nm) [参考例5]二酸化チタン(V) A:二酸化チタン(製法;硫酸法、結晶系;ルチル) B:二酸化チタン(製法;塩素法、結晶系;ルチル) C:二酸化チタン(製法;硫酸法、結晶系;アナター
ゼ) [参考例6]その他着色剤(VI) A:有本化学工業社製“Plast Yellow”8
000(アンスラキノン有機染料) B:有本化学工業社製“Plast Red”8370
(アンスラキノン有機染料) C:有本化学工業社製“Plast Blue”852
0(アンスラキノン有機染料) D:Pigment Yellow 183 (モノア
ゾ有機顔料) E:Pigment Red 170 (モノアゾ
有機顔料) F:Pigment Blue 15;3 (フタロシ
アニン有機顔料) G:川村化学社製 YW505 (黄色無機顔料) H:川村化学社製 MD100 (緑色無機顔料) [実施例1〜29、比較例1〜14]参考例1〜6記載
のゴム含有グラフト共重合体(I)、マレイミド系共重
合体(II)、シアン化ビニル系共重合体(III)、カー
ボンブラック(IV)、二酸化チタン(V)及びその他着
色剤(VI)を、表1〜4に記載の種類、量で配合し、さ
らに必要に応じて表3記載の難燃剤を配合して、ヘンシ
ェルミキサーで均一に混合した後、小型押出機を用いて
ペレット化して樹脂組成物を得た。その評価結果は表1
〜4に示すとおりである。
【0049】表1〜4から、本発明のレーザーマーキン
グ用樹脂組成物は、比較例の樹脂組成物と比較して、レ
ーザーマーキング性、成形品外観性および耐衝撃性がバ
ランス良く優れていることがわかる。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】
【発明の効果】本発明のレーザーマーキング用樹脂組成
物または成形品は、耐衝撃性を損なうことなく鮮明かつ
平滑な黒色マーキングを呈することができるため、文字
・記号等を表示する部品に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/08 C08K 5/23 5/23 5/27 5/27 5/3417 5/3417 C08L 25/12 C08L 25/12 33/18 33/18 35/06 35/06 B41M 5/26 S Fターム(参考) 2H111 HA14 HA23 HA32 4F071 AA10 AA22X AA34X AA36X AA77 AB03 AB18 AC07 AC12 AE09 AH19 BB03 BB05 BB06 4J002 BC06X BC06Y BC08X BC08Y BC09X BC09Y BG01Y BG04Y BG05Y BG09X BG09Y BG10X BG10Y BG12Y BG13Y BH01X BH01Y BN15W DA036 DE137 EE058 EQ018 EU028 FD010 FD040 FD070 FD096 FD097 FD098 FD100 FD130 FD170 GP00 GS00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム質重合体(a)の存在下に、シアン
    化ビニル系単量体(b)、芳香族ビニル系単量体(c)
    及びこれらと共重合可能な他のビニル系単量体(d)か
    ら選ばれる少なくとも1種以上の単量体をグラフト重合
    してなるゴム含有グラフト共重合体(I)10〜50重
    量部、シアン化ビニル系単量体(b)5〜45重量%、
    芳香族ビニル系単量体(c)40〜90重量%及びマレ
    イミド系単量体(e)5〜55重量%からなる単量体混
    合物を重合してなるマレイミド系共重合体(II)0〜5
    0重量部、並びに、シアン化ビニル系単量体3〜45重
    量%、芳香族ビニル系単量体90〜20重量%及びこれ
    らと共重合可能な他のビニル系共重合体0〜80重量%
    からなる単量体混合物を重合してなるシアン化ビニル系
    共重合重合体(III)5〜90重量部、からなる熱可塑
    性樹脂100重量部に対し、平均粒子径が50〜200
    nmのカーボンブラック(IV)を0.1〜10ppm、
    ルチル型二酸化チタン(V)0.01〜0.5重量部、
    並びに、アンスラキノン系着色剤、モノアゾ系着色剤、
    ジアゾ系着色剤及びフタロシアニン系着色剤から選ばれ
    る少なくとも1種のその他着色剤(VI)0〜5重量部を
    含有させてなるレーザーマーキング用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ルチル型酸化チタン(V)の平均粒子径
    が0.001〜0.5μmである請求項1記載のレーザ
    ーマーキング用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 マレイミド系単量体(e)がN−フェニ
    ルマレイミドであるマレイミド系共重合体(II)を5〜
    50重量部配合してなる請求項1又は2記載のレーザー
    マーキング用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ
    ーマーキング用樹脂組成物を成形してなる成形品。
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